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紋別市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日

(1)総合経済対策について/(2)食品ロス削減へ市民運動のさらなる推進について

2023年12月5日、紋別市議会の一般質問で、梶川友子議員が「総合経済対策について」「食品ロス削減へ市民運動のさらなる推進について」について質問し、市長 宮川良一が答弁しました。

質問者
梶川友子 議員
答弁者
市長 宮川良一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 梶川友子

それでは、通告に従い、質問させていただきます。初めに、総合経済対策についてです。公明党が掲げる子育て応援トータルプランなどを反映したこども未来戦略方針の具体化が加速することになりました。一例として、親の働き方を問わず、時間単位で保育所などを利用できる、仮称ですが、こども誰でも通園制度に関し、2025年以降の本格実施に向けた試行的事業について、2023年度中の開始も可能となるよう支援を行うと明示しました。こども家庭庁は生後6か月から2歳の未就園児を対象に全国の150市町村で実施する方針ですが、1点目に、150市町村はどのように選択、決定されるのか、お伺いいたします。2点目に、保護者にとっての制度の意義、受入れを担う支援拠点及び携わる関係者等、市としての考え方をお伺いいたします。3点目ですが、公費で負担する乳幼児健診を1か月児と5歳児を対象に加える方針が明記されました。出産後から就学前までの切れ目ない健診体制を整備することで、体の異常や発達障害などへの早期対応へつなげるとしています。紋別市の現状とお考えをお伺いいたします。4点目ですが、児童手当の拡充について、来年―2024年の10月から大幅拡充になりますが、速やかに家庭に届ける観点から、支給月を現行の年3回から年6回に変更、拡充分の支給が2024年12月に早められます。児童手当の増額は、所得制限の撤廃と金額の増額です。金額の増額では、第3子以降は現行の1万5,000円から3万円に、対象年齢の拡大は、現在、中学生までとなっていますが、増額後は高校生までに拡大されます。これによる紋別市への影響はどのようになるのか、お伺いいたします。さらに、公明党は、政府の総合経済対策の策定に向けた三つの還元策の実施を訴えました。具体的には、一つ目に、所得税の定額減税、二つ目に、低所得世帯への給付金、三つ目に、電気・ガス料金、ガソリン代などの補助の来春までの延長です。物価高対策として、自治体向けの重点支援給付金の増額がされることになりました。物価高で特に影響の大きい低所得者へ重点的に支援するための7万円の給付は年内の予算化に向けた迅速な対応を求めています。そこで、5点目に、本年夏、電力や食料品等の価格高騰による負担増により、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯に対して、1世帯当たり3万円を給付するため、申請期限が9月29日で7月上旬より対象世帯に確認書等が送付されましたが、対象世帯と実際に給付された世帯数をお伺いいたします。6点目ですが、紋別市では、物価高騰対策事業として、市民の皆様へ1人1万円分の消費拡大クーポン券が配付されました。9月1日から来年1月31日まで使用できますが、3か月が過ぎた現在の利用状況をお伺いいたします。7点目ですが、低所得世帯への7万円給付を含めた重点支援地方交付金が増額になりました。迅速な給付を促すため、年内の予算化に向けた検討を速やかに進めていかなければならないと考えますが、紋別市ではどのような対応になるのか、お伺いいたします。次に、食品ロス削減への市民運動のさらなる推進についてです。日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスは約523万トンと言われています。実際に食品ロスを出す割合を見ると、食品関連事業者が全体の53%で、残りの47%は家庭からのものであり、大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、地域における食品ロスを減らす取組は大変に重要であると考えます。この食品ロスの削減は、気候変動対策としても大変に重要であり、廃棄における直接的に生じる環境影響だけでなく、その生産過程で投入される天然資源やエネルギーの浪費、製造、加工、流通、卸、小売の各段階でのエネルギー消費など、環境に及ぼす影響は決して少なくありません。食品ロス削減への市民運動のさらなる推進は非常に重要であると考えられます。また、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロスの削減を目指す食品ロス削減推進法が2019年5月に成立し、10月に施行されました。食品ロス削減の定義はまだ食べることができる食品が廃棄されないようにするための社会的な取組と定め、国、自治体、事業者の責務や消費者の役割が明記されています。そこで、1点目に、紋別市は、2019年に地域のより一層の活性化及び市民サービスの向上を図るため、「協働のまちづくり」に関する包括連携協定をイオン紋別店と締結しております。本年3月より毎月5日から11日を定例として実施されているイオン紋別店でスタートしたフードドライブの取組により、ご家庭で消費されずに残っている未開封かつ賞味期限内の加工食品の利活用でもったいないとお裾分けの好循環をつくり、食品ロス削減と共生社会の構築への取組を積極的に進めているところですが、とても重要と考えます。イオン紋別店で回収した食品を、紋別市を通じて、社会福祉協議会をはじめ、紋別市内の必要としている団体へ寄贈されているとのことです。そこで、これまでの成果等について見解をお伺いいたします。2点目ですが、食品ロス削減推進法では私たち消費者の役割も定められています。家庭での食品ロス削減の促進、外食時の食べ切りの啓発促進、災害時用備蓄食品の有効活用の促進、学校などにおける食育の促進など、自主的な私たちの取組も大切です。改めて、紋別市の取組の現状とお考えをお伺いいたします。以上で質問を終わります。再質問は留保いたします。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。初めに、総合経済対策についてであります。1点目の(仮称)こども誰でも通園制度に関し、同制度の本格実施に向けた試行事業に関して、150市町村はどのように選択、決定されるかについてでありますが、国において実施体制等を考慮し、公募により選定されるものと伺っております。2点目の保護者にとっての制度の意義、受入れ支援拠点関係者等についてでありますが、保護者は、子どもに対する関わりや遊びについて専門的な理解を持つ人との関わりにより、安心でき、孤立感や不安感の解消につながるとともに、月に一定の時間でも子どもを預かってもらえることで育児の負担軽減につながるものと考えております。一方で、子どもにとっても、家庭とは異なる環境で同じ年頃の子どもたちが触れ合いながら、家庭だけでは得られない経験を通じて成長できるものと考えております。受入れを担う支援拠点といたしましては市内認定こども園や保育所等が考えられますが、この制度を利用する子どもを現在の人員で受け入れることは、人員配置基準を上回るおそれがあることや職員への負担が生じることが想定されるとともに、保育士不足の中、さらなる人材の確保は難しいことなど、課題があり、現時点において、この制度を始めることは難しいものと考えております。しかし、市内認定こども園において、自主事業として、未就園児と保護者が一緒に参加して遊戯室で遊んだり、お話ししたりするなどの体験ができる未就園児教室を開催していることや、子育てを支援する市内NPO法人において、保育要件を必要としない一時預かり事業を現に実施しておりますことから、この制度が目指す役割の一部を担っているものと認識しているところであります。3点目の公費負担の乳幼児健診に1か月児と5歳児を対象に加えることについてでありますが、本市では、平成25年度から、5歳児を持つ養育者に対し、お子さんの成長、発達及び育児相談が行えるよう、健診ではなく、5歳児相談として事業を開始しております。また、1か月健診についても、妊娠期から、出産、子育て期の切れ目ない支援策が充実するよう、令和3年度から子育て応援基金を創設し、医療機関で行う健診の費用助成を開始しております。4点目の児童手当の拡充についてでありますが、現時点において、所得制限の撤廃、支給期間の高校生世代までの延長、第3子以降に対する支給額の引上げ、支給月が年3回から年6回への変更が国から示されているところであります。本市においては、本年10月末時点の概算で、所得制限の撤廃は244名で366万円、高校生世代までの延長は443名で5,316万円、第3子以降に対する支給額の引上げは736名で3,312万円の増額を見込んでいるところでありますが、国においてはさらなる拡充も議論されておりますことから、国の決定をもって対応してまいります。5点目の本年夏の物価高騰による住民税非課税世帯への給付の成果についてでありますが、対象世帯3,865世帯へ確認書または申請書を送付し、そのうち、給付金を支給した世帯は3,659世帯となっております。6点目の消費拡大クーポン券の利用状況に関し、本年9月から11月末までの3か月間の状況についてでありますが、クーポン券の発行実績が2万758人分、金額にして2億758万円分で、そのうち、取扱い店舗による使用済みクーポン券の換金実績が1億5,318万5,000円、使用割合では約74%となっているところであり、今後も、クーポン券の使い忘れがないよう、来年1月末までの使用期限に向け、広報等による周知を図ってまいります。7点目の増額になった低所得世帯への年内給付についてでありますが、給付金システムの導入にも時間を要することから、年内の給付は困難でありますものの、年内の予算化のため、本定例会の最終日に補正予算を追加提案させていただくこととしており、実際の事務につきましては来年1月上旬からの確認書の発送を予定しているところであります。次に、食品ロス削減へ市民運動のさらなる推進についてであります。1点目の市内団体等へのこれまでの寄贈成果についてでありますが、イオン紋別店と連携し、フードドライブを開始する際、市内の寄贈先となる団体と意見交換を行ったところ、フードドライブの対象となるレトルト食品や缶詰などの食品を必要としていた紋別市社会福祉協議会に全てを寄贈しているところであります。実績といたしましては、取組を開始した本年3月から11月末時点で寄贈された食品は1,056個となっております。2点目の食品ロス削減に向けた市の取組に関し、家庭での食品ロス削減の促進や外食時の食べ切りの啓発促進などによる食品ロス削減についてでありますが、家庭での買い過ぎを控えることや物を無駄にしないことなどを意識づけることが大切であると考えております。これまでも、地産地消や食育を進める中で食品ロス削減についての啓発を行っており、消費生活展の活用や広報もんべつによる啓発を行うほか、関連施設へのポスター掲示などを実施しております。災害時用備蓄食品につきましては、消費期限が近いものを生活困窮者へ配付、または、学校や町内会の防災に関する講座等を開催した際にサンプルとして使用するなど、有効活用を図り、食品ロスのないよう努めております。学校などにおける食育の促進につきましては、紋別市食育推進行動計画に基づき、食品ロスを削減し、環境づくりを実践するよう、食べ物を無駄にせず、ごみを減らすように、もったいないの気持ちを根づかせる取組を推進しております。いずれにいたしましても、食品ロスの削減は持続的発展可能な社会の構築に不可欠でありますことから、市民への意識啓発などに引き続き取り組んでまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)

質問 5番 梶川友子

7万円の給付に関しては、国としては年内に国民の皆さんに届くようにという話をされていましたが、11月29日に可決されたということで、なかなか厳しいのかなという思いもあります。1月上旬には皆さんに文書が届くとお伺いしましたので、大変かと思いますけれども、よろしくお願いいたします。また、食品ロスに関しましても、徹底されているということで、市民がそれに従ってしっかりとやっていけるよう、学校や家庭など、いろいろなところに啓発をされているということもよく分かりました。再質問はございません。これで質問を終わります。ありがとうございました。

出典:紋別市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる