紋別市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月14日
(1)市役所の「働き方改革」について/(2)オホーツク紋別空港の利活用について/(3)今後の避暑地化構想の進め方について/(4)氷海展望塔オホーツクタワーについて/(5)小中学校の統合・再編について
2022年3月14日、紋別市議会の一般質問で、阿部秀明議員が「市役所の「働き方改革」について」「オホーツク紋別空港の利活用について」「今後の避暑地化構想の進め方について」「氷海展望塔オホーツクタワーについて」「小中学校の統合・再編について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、庶務課長 小林昌史、観光連携室長 岩井智広、観光連携室参事 高橋博明、農政林務課長 石田明久が答弁しました。
- 質問者
- 阿部秀明 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、庶務課長 小林昌史、観光連携室長 岩井智広、観光連携室参事 高橋博明、農政林務課長 石田明久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 阿部秀明
私は、市政会を代表いたしまして、さきの質問通告に従い、以下質問をいたします。初めに、市役所の働き方改革についてお尋ねをいたします。働き方改革は2019年4月より施行された国主導の政策であり、ここ数年で、働き方改革という言葉が浸透し、全国的にいろいろな取組が施行されることになりました。その中でも、長時間労働を是正するため、時間外労働の上限規制の導入や健康で働きやすい職場環境の整備などに取り組んでいくとされております。また、結婚、出産、育児や介護などの様々な理由で時間的制約のある労働者が増えており、誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭においても、多様な生き方が選択、実現できる環境づくりを行うなど、ワーク・ライフ・バランスの推進が必要となっております。地方自治体も例外ではありません。市役所の働き方改革についても、以前から複数の議員が質問をし、議会でも議論をされておりますが、現状における時間外労働の実態はどうなっているのでしょうか。人事担当部署においては、職員採用試験を実施しても思うような人員の確保が図られず、人員配置について大変苦慮されていることとは承知しておりますが、私は、業務量に応じた適正な人員配置ができずに兼務発令が多く、その結果、職員1人の仕事量増加につながり、むしろ時間外労働が増えているのではないかと感じております。現在、市では、職員の負担軽減と市民サービスの向上を目指した取組として、RPAの導入も進められておりますが、限定的な対応であることは想像に難くないところであります。効果的な施策の立案や実施、フォローアップ、複雑化した事務を担うのは、やはり、人であり、人材であると思っており、必要とする部署には適正な人員配置がなされるべきと考えております。加えて、今後、市役所が働き方改革を進めていく上で、職員定数が現状のままで問題ないのか、適正な人員配置とともに、職員定数を増やすことも検討すべきではないかと思っております。マンパワーの不足が明白な職場においては、今後、職員が充足されなければ、働き方改革どころか、時間外労働の増加による職員の心身の摩耗や仕事に対するモチベーションの低下などを招き、その結果として、休職や退職などに追い込まれ、さらに人員不足が加速する悪循環に陥るのではないかと危惧しております。そこで、以下2点についてお尋ねをいたします。1点目に、市役所の働き方改革の進捗状況はどうなっているのか、2点目に、職員定数と適正な人員配置についてどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。次に、オホーツク紋別空港の利活用についてお尋ねをいたします。初めに、オホーツク紋別空港のターミナルビル拡張整備についてお尋ねをいたします。オホーツク紋別空港は、交流人口の拡大や地域活性化の拠点であり、地方創生の原点となる施設であるとの考えから、令和2年及び令和3年のそれぞれ第1回定例会にて質問をしております。私以外に、石田議員、喜多議員も質問をされており、市議会で議論されておりますが、改めて、本施設への関心度の高さ、さらには、本施設の重要性を示しているものであると思っております。まずは、今般のコロナ禍により各航空路線及び空港利用者数が大きな減少となっているにもかかわらず、紋別タッチでお越しいただいている方々により、空港はにぎわいを見せているといった報道が地元紙で報じられております。これは新たなムーブメントであり、紋別を応援していただいている皆様及び関係者の方々に改めて深く感謝を申し上げたいと存じます。さて、空港ターミナルビル拡張整備については、令和4年度予算説明書では、整備に係る予算が計上されておりません。その要因として、やはり、国からの支援となる補助金や交付金協議が難航しているものと推察するところであります。市政執行方針では、観光施策の重要課題として、空港ターミナルビルの拡張整備と給油タンクの新設に向け、空港を専門とするコンサルタントや民間シンクタンクによる分析結果を基に、財源対策も含めて実施に取り組むとありました。私は、慎重に進めるその姿勢に理解を示しつつも、空港ターミナルビル拡張整備は、市議会でも以前から議論されている狭隘化の解消という観点から、給油タンクの新設とは個別のものとして、時期を異にしてでも整備を急ぐべきものであり、国や北海道の支援が厳しいものであるならば、以前から申し上げているとおり、市単独費を投入してでも進めるべき事業であると考えております。また、冒頭で申し上げたように、私は、オホーツク紋別空港は地方創生の原点であり、空港機能の向上と利活用の促進により、さらなる地域の活性化が図られることに非常に大きな期待を寄せている一人であります。ぜひ、早期の空港ターミナルビル完成を目指し、取り組んでいただきたいと思います。そこで、以下2点についてお尋ねをいたします。1点目に、今後の拡張整備に係る財源対策についてどのように考えておられるのか、2点目に、拡張整備のスケジュールについてお尋ねをいたします。続いて、札幌便再開についてお尋ねをいたします。市政執行方針では、札幌便の再開に向けて取り組んでいくと述べられており、その取組とも言える動きとして、本年2月末に株式会社北海道エアシステムによる札幌-紋別便を利用した宿泊プランが実施されております。これは本市のふるさと納税の返礼品として取り扱われた流氷遊覧に併せて行われたものであり、結果は流氷遊覧、宿泊プランともに好評であったと伺っております。また、令和2年2月に北海道が実施した丘珠-紋別間のトライアル事業においても一定の成果が見られたという経過も踏まえますと、札幌便再開に向けた動きが活発化しているものと感じており、再開に大いに期待を寄せるところであります。さらに、先日の北海道新聞の記事では、株式会社北海道エアシステムが運航しております女満別-丘珠線が3月27日から増便し、土曜と一部期間を除いて毎日2往復するとの報道で、女満別空港周辺の地元関係者からは利便性の向上が期待できるとの歓迎の声が相次いでいるとのことであり、本市においても、札幌便の再開は、ビジネス、観光利用にとどまらず、医師の派遣による地域医療への支援など、その効果は多岐にわたるものであると認識しております。札幌便再開を強く待ち望んでいるのは私だけではなく、地域住民も同じ思いであると考えております。そこで、札幌便再開に向けた現段階での見通しについてお尋ねをいたします。次に、避暑地化構想の進め方についてお尋ねをいたします。市長は、昨年の第2回定例会で、同じ会派の石田議員の質問に対し、避暑地化推進基本計画は、避暑地化構想の具現化を図るため、来訪者にとって魅力のあるメニュー開発や本市観光の核となるコンテンツの創出等を盛り込んだ具体的かつ確かな実効性を有した計画として策定するものであること、その委託先については、誘客、宣伝、運営に関する高度なノウハウと全国的な地方創生に関する幅広い見識と首都圏住民の動向に精通するとともに、市が描く避暑地化構想と思いの共有を図り、共に手を携えることのできる観光関連企業を公募により選定すると答弁をされました。また、推進基本計画については、令和3年度中に策定することなども答弁され、避暑地化構想の実現に向け、大きく踏み出したものであり、市長と思いを共にする私も大きな期待を寄せておりました。しかし、昨年12月に観光庁のGoToトラベルキャンペーン事業をめぐる補助金の不正受給疑惑問題に関連し、市が公募により選定した業務受託者と関係が深い企業が調査対象になったことが観光庁より公表されました。このことが今後の避暑地化構想の実現に、私も大変心配しておりますが、今年度中に策定することとしていた推進基本計画は今後どうしていくのか、また、避暑地化構想の進め方に影響はないのか、お尋ねをいたします。次に、氷海展望塔オホーツクタワーについてお尋ねをいたします。ガリヤ地区の各施設につきましては平成の初めから11年頃にかけて現在の施設の多くが建設されており、ここ数年はコロナ禍で苦戦を強いられてはいるものの、紋別市の観光振興の中心エリアとして一定の成果を出していると評価しております。その中でも、特にガリンコ号につきましては、平成9年の就航以来、流氷観光の目玉として市の観光集客に大きく貢献しているものと認識をしております。また、昨年、ガリンコ号ⅢIMERUが就航したことで将来的に一定の方向性は見いだされており、現在は、アルキメディアンスクリューの初期不良のため、今シーズンは残念ながら運休しているものの、来季以降、冬季観光の牽引役として活躍することを期待しております。一方で、オホーツクタワーにつきましては、平成8年のオープン当初こそ、年間10万人を超える入場者がありましたが、ここ数年は年間3万5,000人程度に伸び悩んでいると伺っております。加えて、2年連続で新型コロナウイルス感染症の猛威に直面した結果、さらに入場者が減少し、指定管理者であるオホーツク・ガリンコタワー株式会社の経営を圧迫していることは容易に推測ができ、今議会の補正予算に新型コロナウイルスに係る支援が提案されたことも理解をしております。また、タワーは市と会社の共同所有であり、建設から今年で26年の歳月が経過し、老朽化の進度による安全性確保のための修繕については、市はもとより、会社も相応の費用負担をしている中、今後、さらに多額の費用が必要になると伺っており、会社経営への影響を危惧しているところでございます。仮に会社が不測の事態に陥った場合、市の交流人口拡大施策が停滞し、市内経済にも大変大きな影響が出ることは明白であることからも、私は、いっそのこと、タワーを観光、学術研究、教育に資するために市所有の公共施設とし、会社が引き続きタワー全体の指定管理者となることが有効な手法ではないかと考えております。まさに、老朽化対策と第三セクターの存続という大変難しい局面ではありますが、今後、タワーと会社の維持存続のため、市と会社の双方で議論を深めていく必要があると考えております。その見解をお尋ねいたします。最後に、小・中学校の統合再編についてお尋ねをいたします。全国的な少子化の波はいまだとどまることなく、大きな社会問題となっております。本市においても、昨年度の出生数は95人と、5年前の140人と比較して45人の減となっており、減少が続いている状況であります。市内の小・中学校では既に児童数が1桁の学校や1学年1桁数の学校も複数存在しておりますが、児童生徒数の減少は今後も続くことが想定され、国においても、学校規模適正化の基本的な考え方として、学校教育については一定の集団規模が確保されていることが望まれるとされている中、今後、本市においても、小・中学校の統合再編は避けて通れない重要な課題であると思っております。令和2年度に公表された紋別市教育施設長寿命化計画では、学校施設の長寿命化の実施計画として、劣化状況等を勘案しながら、大規模改修や維持管理のための修繕などの方針が施設ごとに示されておりますが、この計画の基本方針の中には「市の人口減少に伴い児童生徒数の減少が想定されることから、教育施設の保有量の適切な縮減を検討します。」という一文もあります。このことからも、今後、学校施設の改修等を進めるに当たっては、長寿命化計画との整合性を図りながらも、小・中学校の統合や再編という問題は併せて考えるべきものと思っております。小規模校にも大規模校にもそれぞれメリット、デメリットはあるかと思いますし、地域にとっては学校の存在というのは大変大きな意味をなすものであり、地域活動に大きな影響が見込まれますことから、慎重に検討しなければならない問題だとは思います。しかしながら、少子化が進む中、子どもたちのよりよい教育環境を整えるため、速やかに検討を進める必要があるのではないかと考えております。そこで、以下2点についてお尋ねをいたします。1点目に、今後の小・中学校の統合再編について、現在どのような協議検討がなされているのか、2点目に、将来に向け、特色ある学校の形態の一つとして、小中一貫校も考えられるかと思いますが、紋別市における小中一貫校についてはどのようなお考えがあるのか、お尋ねをいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。(降壇)
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。初めに、市役所の働き方改革についてであります。1点目の働き方改革の進捗状況についてでありますが、職員の業務量削減に向けて、入力業務を自動で行うRPAや各種会議等の議事録作成支援システムを導入し、業務の効率化と事務負担の軽減を図っておりますが、対象が全庁的ではなく、限定的なものとなっております。このため、職員の時間外勤務を削減するためには、仕事を効率的に行い、時間内に仕事を終わらせる工夫が必要であります。現在取り組んでおりますファイリングシステム導入は、文書量を削減し、執務環境の改善や書類検索時間の縮減を図ります。また、新年度に予定しております全職員へのタブレット端末の貸与については、ペーパーレス化による資料印刷等に要する時間削減につながります。このように、デジタル化による業務改善等、仕事のやり方を見直し、働き方を変えることにより、結果的に時間外勤務が減っていく取組を進めてまいります。また、職員のワーク・ライフ・バランスに配慮し、妊娠、出産、育児に係る休暇といたしまして、出産サポート休暇及び育児参加休暇を新設したほか、育児休業の取得など、子育てがしやすい職場の環境づくりを行っております。2点目の職員定数と適正な人員配置についてでありますが、職員定数条例において、298人が定数として定められております。しかしながら、中途退職などにより適正な人員配置ができていない職場があるのも事実であります。年度内での人員確保はできませんでしたが、新年度早々に採用試験を行い、職員定数の充足を図ってまいります。その後、業務量の精査及び組織機構の見直し、育児休業や長期病気休暇の職員が発生した際の速やかな人員補充ができる体制の構築などによって、適正な人員配置に不足が生じる場合は、人員増に向け、職員定数条例の改正を検討してまいります。次に、オホーツク紋別空港の利活用についてであります。1点目の空港ターミナルビル拡張整備に係る財源対策についてでありますが、工事実施に向けた財源対策として、地方創生拠点整備交付金の採択に向けて国と協議を進めてまいりましたが、国が求める採択に必要な施設の機能を現段階では満たしていないため、採択に至りませんでした。今後引き続き、地方創生拠点整備交付金の採択に向けて取り組むとともに、他の補助金または交付金の活用も視野に入れ、国及び北海道と協議を継続してまいります。また、補助金や交付金が採択されなかった場合には、単独費の財源対策も検討してまいります。2点目の拡張整備のスケジュールについてでありますが、令和4年は引き続き交付金や補助金の財源対策を進め、令和5年度の工事着手に向けて取り組んでまいります。3点目の札幌便再開に向けた見通しについてでありますが、議員がおっしゃるとおり、今回のチャーター便は、将来の季節便や定期便の就航を見据えたものであり、これまで市と航空会社の積み重ねた信頼関係がより一層深まったと考えております。この実績を基に、運航に向けて航空会社と協議を進めてまいります。次に、避暑地化構想の進め方についてであります。今年度中に策定することとしていた推進基本計画の今後については、さきに山﨑議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。今後の避暑地化構想の進め方への影響につきましては、契約の解除によって避暑地化構想推進の全てが中断したわけではありません。市といたしましては、令和4年度、コムケ湖エリアでの野鳥観察の環境整備と旧沼ノ上小学校を活用したワーケーションの実施をはじめ、大山・森林公園エリアでの森林空間を活用したソフトメニューの開発、ガリヤ地区でのゲルテントを活用したにぎわい創出の実証、また、まちなかでは空き店舗を活用したゲストハウスが検討されるなど、これまでの様々な関係者との協議を通じ、積み重ねてきたノウハウを最大限生かし、避暑地化構想の実現に向け、市全域を対象に、できることから取り組んでまいりたいと考えております。私は、避暑地化の実現に向け、本市を訪れる方々にとって魅力あるまちとなるためには、施設の整備やコンテンツの開発は重要な要素であることはもちろんでありますが、東京-紋別線日帰り搭乗キャンペーン、いわゆる紋別タッチや宿泊を伴う紋別ステイの大変な盛り上がりを目の当たりにして改めて気がついたことは、来訪者を迎える市民の皆様も大切な観光資源なのだということであります。紋別タッチに参加する皆様の当初の目的は、手軽にマイルやポイントをためることだったものが、地元の熱烈な歓迎や温かいおもてなしの心に触れることで、本市に来て、地元の人と触れ合い、交流を心から楽しみたいという目的に変わっていき、それが宿泊を伴う紋別ステイの誕生へと発展したものとお聞きしております。このような市民の皆様が主役となった取組の積み重ねが一過性の観光にとどまらないリピーターや長期滞在者を生み出すなど、交流人口や関係人口の拡大、ひいては、二地域居住や定住人口の拡大へとつながり、私が思い描く避暑地化構想の実現に大きな力を与えていただいたものと考えております。このため、今後、避暑地化構想を進めていくに当たっては市民の皆様の機運を醸成するような仕組みづくりの観点も加えていきたいと考えております。次に、氷海展望塔オホーツクタワーについてであります。現状の氷海展望塔オホーツクタワーは、市が所有する海底階とオホーツク・ガリンコタワー株式会社が所有する海上階のほか、約4分の1の共有部分が存在し、この共有部分の改修費について、会社にも負担していただいているところであります。今後、エレベーターや電気及び給排気設備など、共有部分の改修のほか、会社が所有する海上階の外壁や内装改修も予定されており、ご心配をいただいた会社への影響も懸念されるところであります。仮に施設を市が所有した場合、改修費用に起債や補助金などを活用できる可能性が広がり、施設改修を有利な財源で進めることができると考えております。一方で、共有部分を含め、会社が所有する海上階の譲渡等につきましては、株主への説明責任や内部会計処理など、整理すべき課題もまだ多いと伺っており、まずは、安全確保を第一に、タワーの今後について、あらゆる角度から会社と協議検討してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)
答弁 教育長 堀籠康行(教育長は2022年12月まで)
それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。小・中学校の統合再編についてであります。1点目の統合再編に向けた協議状況についてですが、紋別市教育施設長寿命化計画の策定以降、内部での現状調査や協議は始めておりますものの、現時点で具体的な検討は進んでいない状況にあります。しかしながら、ご質問にもありましたように、少子化が急速に進む中、児童数が極端に少ない学校や老朽化が進んでいる校舎が複数存在している現状において、児童生徒にとって最良の教育環境を整え、学びの保障をしていくため、小・中学校の統合再編に関する検討は早期に進める必要があると感じているところであります。さきの青木議員のご質問にお答えいたしましたが、統合再編は、児童生徒や保護者のみならず、地域全体にも大きな影響があるものですので、国が示す学校規模適正化の基本的な考え方を踏まえるとともに、地域や関係者等のご意見を十分お聞きしながら慎重かつ速やかに検討してまいります。2点目の小中一貫校につきましては、学校の統合再編の検討の中で、小中一貫校という選択肢も含めて議論し、これが望ましいということであれば、導入を考えるべきものと考えております。以上、答弁といたします。(降壇)
再質問 15番 阿部秀明
それでは、何点か再質問をさせていただきます。まず初めに、働き方改革についてであります。答弁の中で、デジタル化による業務の改善、そして、仕事のやり方、働き方を変えることにより時間外労働が減少するという考えのようでありますが、それについてどのような取組をしていこうとしているのか、その考えをお示ししていただきたいと思います。
答弁 庶務課長 小林昌史(庶務課長は2022年3月まで)
お答えいたします。時間外の縮減や働き方についてです。市職員に時間外労働がまだまだあるというようなこと、また、休暇の関係など、いろいろなことで働き方改革を進めていかなければいけないと考えております。ただ、市職員個々の考え方もありますので、まずは意識改革を進めていかなければならないと考えております。その中でも、私を含める管理職は昔の考えを払拭していかなければいけないと考えておりますので、業務の洗い出しや時間外削減に向けての意識の改革などについて、外部の講師を招き、新年度には研修会等を開催し、意識改革を進めていきたいと考えております。
再質問 15番 阿部秀明
分かりました。以前、社会的にはノー残業デーというような取組をしていたとは思いますけれども、市においてはそのような取組はなされているのでしょうか。
答弁 庶務課長 小林昌史(庶務課長は2022年3月まで)
お答えいたします。ノー残業デーにつきましては以前から進めております。やる日を各課で定めて実施してくださいという通知はしていたのですけれども、さきの議会でも答弁させていただきましたように、形骸化しているところがあります。理想は、1週間に一遍としております。もともとは水曜日に設定していましたけれども、臨機応変に曜日を定めてもらうほか、できる範囲でといいますか、2週間に一遍など、できるところからやろうという通知を発出し、行っております。
再質問 15番 阿部秀明
定時になったら職員全員が帰宅できるような体制となるよう、進めていただきたいと思います。次に、オホーツク紋別空港の利活用に関し、まず、ターミナルビル拡張整備の財源対策についてです。国が求める採択に必要な施設の機能を満たしていないという答弁がありましたけれども、明確な基準があるのかどうかをお伺いいたします。
答弁 観光連携室長 岩井智広
お答えいたします。地方創生拠点整備交付金に関しましては、今年度、担当部署において採択に向けていろいろと協議を進めていたのですが、途中から、従前の採択要件に加えて、まさに今の国の施策を反映したデジタル社会の形成への寄与ということで、いわゆるDXに特化したような施設整備ではないとなかなかといいますか、そういった施設を機能として持っていないと駄目だというお話を頂戴した経過がございます。具体的には、ドローン実証実験等のための実証施設整備など、DXに特化した施設ではないと厳しいというような方針が打ち出されているのですが、今、我々が目指している施設の中でDXに特化したものというのはなかなか厳しいなと考えております。
再質問 15番 阿部秀明
次に、札幌便の関係であります。答弁では、市と航空会社の信頼関係が一層深まったので、実績を基に協議を進めるということでした。これは、直ちに協議に入れるのか、あるいは、先ほどもお話ししましたが、チャーター便など、いろいろな取組をし、さらに実績を増やした状態で交渉に入っていくのか、その辺の見解についてお尋ねをいたします。
答弁 観光連携室参事 高橋博明
市と航空会社の信頼関係を積み重ねた結果、協議にすぐ入れるか、または、チャーター便の実績を増やし続け、その後に協議するのかということについてです。航空会社のほうに様々な条件等がございますので、それをクリアしなければなりません。例えば、チャーター便の運航を積み重ね、その実績を基に定期便や季節便の運航を図っていくなどですが、今後は、そのようにして、札幌便再開に向け、航空会社と話合いや協議を進めてまいりたいと思っております。
再質問 15番 阿部秀明
ぜひスピード感を持って協議を進めていただきたいと思います。次に、避暑地化についてであります。構想を進めていくために市民の皆様の機運を醸成するような仕組みづくりの観点も加えていくという答弁でありましたけれども、その内容はどのようなものなのか、お答えをいただきたいと思います。
答弁 農政林務課長 石田明久(農政林務課長は2023年3月まで)
お答えをいたします。先ほど宮川市長からの答弁でもございましたけれども、担当課である我々農政林務課といたしましても、このたびの紋別タッチや紋別ステイなど、市民の皆様が主体となった取組の大変な盛り上がりを見まして、私たちが今進めている避暑地化構想を進めていくに当たっての大変大きなヒントをいただいたのかなと思ってございます。我々といたしましては今後とも避暑地化を進めていくのですけれども、来訪者と市民の皆様との交流や触れ合いを実際に行っていらっしゃる方々からいろいろと教えていただくような機会をつくりたいと思ってございます。そこでお話を聞かせていただき、避暑地化構想を何とか実現していくためのヒントをいただき、最終的には、市役所はもちろん、市民の皆様も入って一緒になって避暑地化構想を進めていけるような雰囲気を市民検討会議みたいなものを通じてつくらせていただきたいと考えてございます。