紋別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
(1)中心市街地の再整備及び賑わいの創出について/(2)雇用について/(3)道立紋別高等看護学院の移転建替えについて/(4)オホーツク紋別空港の利活用について/(5)ガリヤゾーンの活性化について/(6)紋別市交通災害共済事業について
2020年3月16日、紋別市議会の一般質問で、阿部秀明議員が「中心市街地の再整備及び賑わいの創出について」「雇用について」「道立紋別高等看護学院の移転建替えについて」「オホーツク紋別空港の利活用について」「ガリヤゾーンの活性化について」「紋別市交通災害共済事業について」について質問し、市長 宮川良一、総務部長 牧野昌教、市民協働課長 益田好仁、市民生活部次長 大月茂が答弁しました。
- 質問者
- 阿部秀明 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、総務部長 牧野昌教、市民協働課長 益田好仁、市民生活部次長 大月茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 阿部秀明
私は、市政会を代表して、さきの質問通告に従い、以下、質問いたします。あの忌まわしい東日本大震災から9年が経過し、いまだ哀惜の念にたえないところでありますが、世界は、今、未知の新型コロナウイルスの猛威により、震災の追悼式や外出の自粛、学校の休校、相次ぐイベントの中止など、経済や社会に絶大な損害を生じさせるとともに、国民の不安感が日々増しております。この未知のウイルスの猛威が早期に終息することを願いつつ、市長におかれましては、健康にご留意され、これまで以上に紋別市民が安全で安心な生活を送れるよう、より一層の強いリーダーシップを執行、発揮していただきたいと思います。それでは、質問に入らせていただきます。初めに、中心市街地の再整備とにぎわい創出についてお尋ねをいたします。市長は、市政執行方針で、中心市街地の再整備とにぎわい創出については、土地の取得及び利活用が大きな課題であり、思うように進展しない、そのため、今後は市とNC開発公社が、相互連携のもと、課題解決を図り、中心市街地の再生とにぎわい創出に取り組んでいくと述べられました。中心市街地においては、店舗経営者の高齢化や後継者不足、収益性の低下による閉店が相次ぎ、空き店舗や空き地が年々増加しているところであります。その対策として、市では、これまでも、中心市街地活性化のための専門的な部署を設置し、人が集まり、にぎわいを創出する各種施策を実施してきたほか、市営住宅の建設や借上公営住宅などのまちなかの居住施策を強く推し進めてきたところであります。行政による施策展開により、中心市街地におけるにぎわい創出や定住人口の増加など、一定の効果は図られたものと思いますが、昨年も長く営業を続けてきた店舗が閉店するなど、空き店舗がふえ続け、中心市街地の活力低下が一層進行しており、危機感を持たざるを得ない状況であります。また、都市機能の拡散や中心市街地の活力低下は、商業的な問題だけではなく、人口減少や少子高齢化などの社会経済情勢の変化を踏まえ、都市構造の問題として考える必要があり、私も、さらなる中心市街地の再整備やにぎわい創出に向けて、市はもとより、NC開発公社を含めた地域全体で取り組んでいくことは非常に重要な視点であり、まさに官民の枠を超えた施策展開が必要ではないかと考えております。平成25年策定の紋別市まちづくりビジョンでは、まちなか再生の整備について、市民からは、方向性については慎重に進めるべきとの意見もあることは理解をしておりますが、中心市街地のにぎわい創出は宮川市長の公約でもあり、不断の決意で臨んでいただきたいと思っております。今後は、市とNC開発公社の連携のもと、スピード感を持ち、効率的かつ効果的な施策展開による中心市街地の再整備と持続的なにぎわいの創出に大いに期待するところであります。そこで、何点かご質問させていただきます。1点目に、中心市街地における空き地、空き家等の利活用についての方向性が既に定まったものがあるのか、ある場合はその利活用の内容についてお聞きします。2点目に、NC開発公社の体制の充実についてでありますが、どのように組織強化を進めるのか、お聞きします。3点目に、今後の中心市街地の再整備とにぎわい創出において、NC開発公社に期待する具体的な役割についてお聞きします。次に、雇用についてお尋ねをいたします。少子高齢化に伴う人口減少問題は、今後、地方自治体が生き残りをかけ、解決しなければならない問題であります。そこで、市長は担い手不足に対する問題をこれまでも積極的に進めておられます。近年では、本市においても、外国人技能実習生を中心として、本市産業の技能を習得する技能実習生が増加しており、その国籍も多種多様となっております。また、実習制度とは異なる新たに創設された在留資格の特定技能が創設され、本市においても、特定技能資格者が水産と農業に数名就労されているとお聞きしております。水産や農業のみならず、もはや外国人の受け入れなくしては産業活動が成り立たない事態であり、市長は受入れ拡大に積極的に取り組んでいると承知しております。そこで、以下2点についてお尋ねをいたします。1点目として、どのように施策を進めていくのか、2点目として、市内企業の意向を把握するためのそれぞれの役割についてお尋ねいたします。次に、高等看護学院の移転建替えについてお尋ねいたします。令和元年第4回定例市議会でも、円角議員、石田議員が当学院の移転、建替えについて質問をしておりますが、その後の状況について質問をいたします。市政執行方針にも、センター病院である広域紋別病院の診療機能の充実や経営の安定化には、常勤医師や看護師など、医療スタッフの充実が不可欠であり、市長の最重要の政治課題である地域医療の再生に向け、最大限の努力を傾注していくとあります。市長や広域紋別病院企業団をはじめ、関係者の尽力により、医師は増員傾向にありますが、夜勤を含め、看護師は不足しており、紋別高等看護学院の卒業生がここ数年は複数名が広域紋別病院に就職しているものの、看護師不足の解消には至っておりません。道内では、看護職の人手不足と地域偏在が課題とされ、看護職員需給推計では、2025年には、2018年に比べて7,551人の増員が必要であり、看護師養成施設が都市部に集中すれば地域偏在が進む懸念があるとされております。そのような中、2月26日の北海道新聞に、准看護師養成施設の減少で入学者確保が困難との理由から、網走高等看護学院では学生募集を停止するが、紋別を含む他の高等看護学院3施設は募集を継続するとの内容の記事がありました。また、2月27日の建設新聞には、26日の道議会保健福祉委員会では、道立高等看護学院の方向性に関する方針案として、老朽化が進み、建替要望がなされている紋別高等看護学院は改修による施設整備を進めていく考えを提示し、改築には消極姿勢を示したとの内容もありました。そこで、何点かお尋ねをいたします。1点目は、紋別高等看護学院について、移転建替えではなく、改修による施設整備との方針が示されたことは、事前に北海道より打診があったのでしょうか、仮にあったとすればどのような内容だったのか、また、市はどのような意見を訴えたのか、お聞きします。2点目は、要請活動を含め、今後どのように行動していくのか、市の方針をお聞きします。次に、オホーツク紋別空港の利活用についてお尋ねをいたします。宮川市長におかれては、日ごろより、空港の活性化、紋別-羽田便の路線維持に腐心されたこともあり、昨年度、紋別-羽田便は史上最高の搭乗者数、搭乗率となったところでありますし、今年度においては昨年度を上回る勢いで紋別-羽田便の搭乗者数を伸ばしております。紋別-羽田便は、首都圏との交流拡大や医師の確保、経済交流においても、本市の未来を描いていく上で欠かすことのできない重要な路線であり、引き続き、路線と空港の維持存続に向けたさまざまな各種施策の展開に協力支援を惜しまないところであります。そこで、オホーツク紋別空港の利活用について何点かお尋ねをいたします。初めに、今年度、紋別-羽田便の搭乗者数が堅調に推移してきたところですが、ことしに入り、新型コロナウイルス感染拡大により、首都圏のみならず、地方においても発症が見られており、先日、鈴木北海道知事は緊急事態宣言をするなど、感染拡散防止に予断を許さない状況であります。本市においても多くの人が集まるイベントや住民活動の自粛などが広がっており、経済活動への影響が懸念されるところであります。航空路線においても諸外国からの運航が休止となるなどしており、その影響ははかり知れないところでありますが、紋別-羽田便の搭乗者数においてはどのような影響があるのか、お知らせ願います。次に、オホーツク紋別空港ビルの施設整備についてお尋ねをいたします。市政執行方針においても、利用客の増加に伴う施設の狭隘化の解消に向けて、オホーツク紋別空港ビル株式会社と協議を進めていくとありました。昨年9月の第3回定例会において、未来の会の加藤議員の質問に対し、宮川市長は、空港ビルの改修について、引き続き、オホーツク紋別空港ビルへ要望すると答弁しておりますが、その後、空港ビルの改修について、空港ビル会社と協議は進んでいるのでしょうか。空港ビルが建設された当時は、126名乗り、B737-500、搭乗率60%で、施設利用者は1便当たり80名程度を想定しておりましたが、現在就航しているB737-800は、166名乗りで、搭乗率を約65%として考えると、1便当たり110名ほどが施設を利用していることとなり、1便当たりにすると30名以上ふえていることから、搭乗待合室等が手狭な状況となっております。空港利用者の利便性の確保、満足度の向上は喫緊の課題と思っており、早急な対応が求められると考えますが、空港ビルとの協議の進捗状況、整備スケジュールなどについてお尋ねをいたします。次に、札幌-紋別トライアル便の運航についてお尋ねをいたします。市民が札幌などの道央圏に行く場合、移動方法は、公共交通機関はバス直行便やバスとJRの組み合わせによる利用となることから、市民は長時間の移動を強いられております。高速交通である航空路線の再開は、札幌などへ通院される市民の方々や札幌などからの広域紋別病院への派遣医師などからも要望が多いと伺っておりますし、また、国内外から札幌を訪れる観光客なども、札幌-紋別便の定期就航が再開されれば、紋別へ訪れることも多くなると期待でき、交流人口の拡大につながると考えます。宮川市長におかれましても、日ごろより機会あるごとに札幌-紋別便の必要性を強くお話ししており、定期便の再開に向けては強い決意を持たれていることと拝察いたします。そこで、何点かお尋ねをいたします。これは北海道事業であり、道において情報開示などの制約などもあろうかと思いますが、今回のトライアル事業の運航結果について、運航の状況、搭乗者の状況、搭乗率をわかる範囲でお答え願います。また、搭乗ターゲットは札幌圏内の訪日外国人観光客を対象としたものと伺っておりますが、外国人の搭乗者数、搭乗割合をお聞きいたします。最後に、今回の北海道のトライアル事業の結果を受けて、市は、今後、北海道に対する要望活動をどのように進めていくのか、市長の見解をお聞きします。次に、観光チャーター便の誘致についてお尋ねをいたします。チャーター便は、地方から直行便で紋別に訪れることが可能であり、観光客にとっては利便性、満足度が高く、稚内空港や中標津空港などはチャーター便が多く運航しておりまして、観光客の増加により経済的な波及効果も大きいと感じており、紋別空港を利用したチャーター便事業に大変期待するものであります。そこで、チャーター便誘致の概略についてお聞きします。運航会社、運航機材、運航時期、運航便数、周遊場所、また、どのような旅行形態を予定しているのか、現在わかっている範囲でお聞きします。また、市長は、このチャーター便の誘致について今後どのように展開していくお考えなのか、お尋ねをいたします。次に、市政執行方針第4の「交流人口の拡大により、地域の活性化を促進する」という視点のガリヤゾーンについてお尋ねをいたします。本市のガリヤゾーンは、一大海洋観光ゾーンであり、観光入込客数では、年間約17万人もの観光客が訪れるなど、本市の観光振興を牽引する施設が集約されたところであります。ゾーンを構成する施設は学術研究施設であり、また、流氷を真下から見ることができ、観光施設としての側面もあわせ持つオホーツクタワー、アルキメディアンスクリューを搭載した流氷砕氷船のガリンコ号やガリンコ号の旅客ターミナル施設と海からにぎわいを創出するみなとオアシスの拠点施設である海洋交流館など、実に魅力あふれる施設などで構成されております。市では、さらなる誘客を目指し、昨年から新ガリンコ号の建造に着手しておりますが、海洋交流館においても、観光客の増加に対応した待合スペースの拡張をはじめ、観光客への利便性向上や市民及び市内業者からも喜ばれる施設とするため、飲食機能の充実を図る改修を行うとありました。地元産の食材を生かした食品販売や飲食スペースを新たに設ける計画であることと思いますが、本市には、競争力が高く、多くのすばらしい食材があり、これらの食材を国内外の多くの方々に知っていただくことで本市の知名度向上につながるほか、多くの観光客や市民の皆様の利用により、ガリヤゾーンから地域の活性化と発展につながっていくものと期待を寄せるところであります。私は、これらの紋別市を代表するガリヤゾーンの魅力向上に向けた取り組みである新ガリンコ号の就航や海洋交流館のリニューアルを、市民の方々はもとより、より多くの方々に知っていただくことが誘客を推進する上で大変重要であり、そのためには戦略的なプロモーション活動が必要であると考えます。そこで、何点かお尋ねをいたします。1点目に、新ガリンコ号建造における今後の具体的なスケジュールについてお聞きします。2点目に、海洋交流館について、お示しできる範囲で結構ですので、改修内容をお知らせください。3点目に、新ガリンコ号及び紋別市海洋交流館の誘客のためのプロモーション活動についてはどのように進めていくのか、お聞きします。次に、紋別市交通災害共済事業についてお尋ねいたします。紋別市交通災害共済条例は、交通事故により災害を受けた者を救済することを目的として昭和44年から施行されてきたものであり、今まで幾度かの改正を経て、このたび、共済見舞金の基準額等が、平成20年度以来、12年ぶりの改正がなされるとのことであります。昨年の市内における交通事故につきましては、13件発生しており、このうち、死者が1名、負傷者が14名と聞いております。この方々に対する交通災害共済見舞金等の支給状況についてはわかりませんが、今後、不幸にも交通事故に遭われた場合、一人でも多くの市民が交通災害共済に加入したことによって深くその恩恵を実感してもらえるためにも交通災害共済加入の活動と救済内容の周知を徹底していただきたいと思っております。また、この条例の改正につきましては、今回の議会における常任委員会に付託され、審議がなされると思いますので、私からはこの条例における加入率の関係についてお聞きしたいと思います。さて、昨年の第4回定例会において、石田議員が交通災害共済加入者の加入状況などについて質問をされたところであります。その際、昨年11月末現在での加入率については、23.44%となっているとの答弁があり、担当課長としてもこの数字は低いとの認識があるとの答弁があったとともに、担当部長からは、外国人実習生への加入促進のための関係事業所への訪問について、今年度はまだ4カ月あるので、できるところからやっていくとの答弁もあったものと記憶しております。また、この条例に関係する加入促進奨励金につきましても、昨年の市長答弁の中で、今後、加入促進の奨励金などの見直しを行い、制度の充実に努めてまいりますとありました。加入促進奨励金につきましては、紋別市交通災害共済加入促進奨励金交付規則を根拠として奨励金が交付されるものであり、議会において、交付対象となる団体の位置づけや当該団体が行うべき実務内容が適正に実施され、それに基づいて、奨励金が各団体に交付されているものなのかなどの議論がありました。私もその点について疑問を感じるところはあります。そこで、何点かお尋ねをいたします。1点目は、今回の条例改正に当たり、令和2年度の加入率について、どのくらいの数字を目標として設定したのか、お聞きします。また、昨年の定例会の再質問の中で、例えば、小・中・高生は自転車を交通手段としている現状があり、ここを切り口として交通災害共済への加入促進ができないのかとの提案が石田議員からあったことと記憶しております。そこで、今回の条例改正に当たり、その点も考慮された改正内容となっているのか、さらに、昨年の第4回定例会以降に行った交通災害共済への加入促進の取り組みと今後の目標を達成するための具体的な活動はどのようにしていく考えなのか、お聞かせください。2点目に、加入促進奨励金交付規則において、奨励金を交付する団体について、町内会以外の団体とはどのような定義となるのか、お聞かせください。また、この奨励金が交付されるために団体が行う実務内容が適正に実施された上で奨励金が交付されているのか、さらに、その確認はどのようにしているのか、お尋ねをいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。初めに、中心市街地の再整備及びにぎわいの創出についてであります。1点目の既存空き家等の利活用につきましては、民間事業ではありますが、現在、本町3丁目の空き地に北海道漁業協同組合連合会のビルが建設されているところであり、まちなかのにぎわいが図られると感じております。また、空き家につきましては、現在調整及び事務手続中ではありますが、旧日専連ビルを市が取得し、再生、活用することで、まちなかに他業種による連続性が図られればと考えております。2点目のNC公社の体制強化について及び3点目のNC公社へ期待する役割につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、雇用についてであります。1点目の外国人受入れの施策をどのように進めるかにつきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の市内企業の意向確認をどのように行うかにつきましては、昨年末、市と紋別商工会議所が市内の一部の企業へ外国人の就労に関する聞取調査を行ったところ、一定のニーズがあったことから、今後は、詳細な意向を把握するため、市内企業へアンケート調査を実施してまいりたいと考えております。アンケート調査につきましては、商工会議所の会員を中心に調査を実施するとともに、調査の結果を踏まえ、外国人材受入支援協議会を中心に、国内の制度や国際情勢など、市内各企業と情報共有を図ってまいりたいと考えております。次に、道立紋別高等看護学院の移転建替えについてであります。1点目の、移転建替えではなく、改修に至った経緯につきましては、道立高等看護学院のあり方検討会議で一定の方向性が示されたことから、本年1月29日に北海道保健福祉部次長や学院長である紋別保健所所長を含め、4名が来庁し、遠紋地区で唯一の養成施設である本学院は引き続き存続していくが、移転建替えは難しく、現在地で改修する方向との報告がありました。これに対して、今の老朽化した学院では、学生の確保がますます厳しくなり、看護師不足がさらに進み、地域医療の崩壊につながることを懸念して、学院の移転建替えを要望してきましたが、北海道が決定した以上、学生の確保が確実に図られることを条件に北海道の意向を尊重したところであります。2点目の要請活動を含めた今後の市の動きと方針につきましては、西紋別地区総合開発期成会等での移転建替要望は行わず、次年度は、学院の改修内容を含む北海道の動向を注視し、地元選出の北海道議会議員には、地域医療の疲弊を招くことなく、確実に学生の確保につながる対策が講じられるよう、北海道議会の場で北海道の姿勢をただしていただきたいと考えております。次に、オホーツク紋別空港の利活用についてであります。1点目の新型コロナウイルスによる東京-紋別便搭乗者数への影響について及び3点目の紋別-丘珠線トライアル運航につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の空港施設の拡張につきましては、3月13日にオホーツク紋別空港ビル株式会社において臨時取締役会が行われ、オホーツク紋別空港ターミナルビル増改築基本構想の策定を進めていくことを決定したと伺っております。本市といたしましては、一日も早い着工に向けて、さらにオホーツク紋別空港ビル株式会社に対し、要請してまいります。4点目のチャーター便誘致につきましては、今般の新型コロナウイルスによる影響から、現在、主催する株式会社阪急交通社では、事態が収束するまで、当面、北海道ツアーの催行及び販売を自粛しておりますことから、本チャーター事業の中止または延期が検討され、3月9日現在、阪急交通社から、本年秋以降の実施を目指し、株式会社フジドリームエアラインズと再調整に入った旨、連絡をいただいたところであります。当初の予定では、チャーター便は、本年6月4日から17日にかけて、阪急交通社主催によるオホーツク紋別空港往復利用のチャーター企画の予定でありました。運航会社はフジドリームエアラインズであり、84名乗りのエンブラエルERJ175の機材を利用し、14往復、28本の予定で、松本、青森、新潟、高知、静岡、松山、鳥取、富山、米子、小松、大館能代、長崎、大分の各空港を発着するもので、約1,000名が2泊3日で紋別の周辺地域を回る団体ツアーとしておりました。今後は、フジドリームエアラインズと阪急交通社における進捗を注視してまいります。次に、ガリヤゾーンの活性化についてであります。1点目の新ガリンコ号建造のスケジュールについてですが、現在行っている実施設計業務は、今月中に完了予定であり、本年4月上旬に工事の着手を意味する起工式を行った後、船体を構成する鋼材の切断、溶接及び組み合わせなどを行い、構造主体工事完了後、7月下旬に進水式を行う予定となっております。その後も船内の内装及び電気・機械設備などの工事を進め、本年10月下旬に完成し、11月下旬に紋別港に入港予定となっております。2点目の海洋交流館の改修内容につきましては、流氷観光シーズンにおける乗船客の混雑緩和や利用客の利便性の向上を図るため、1階部分の既存待合ロビーの海側に約300平方メートルを増築し、乗船客待合スペースを拡大することを初め、新たに飲食、物販の5店舗と飲食スペースを配置するほか、既存のチケットカウンターを改修し、混雑が多い女子トイレのブースを増設するとともに、施設の老朽化に対応するための屋根防水工事等を行う予定であります。3点目の新ガリンコ号の就航と海洋交流館の改修に合わせた戦略的なプロモーションにつきましては、新ガリンコ号の就航と海洋交流館のリニューアルが相乗効果を発揮し、これまで以上の誘客と市内経済の活性化が図られることが重要であると考えておりますことから、市、株式会社紋別観光振興公社、オホーツク・ガリンコタワー株式会社、市内観光事業者などが一体となって観光プロモーションを進めていくため、観光客誘客事業の中で新ガリンコ号の就航と海洋交流館のリニューアルを海外や国内でのプロモーションにより周知を一層図ってまいります。また、このたび、航空会社に30年間勤務され、首都圏、中部圏、関西圏にて、対旅行会社の航空会社営業として活躍し、旅行会社に豊富な人脈を有している方を、オホーツク・ガリンコタワー株式会社を含め、招聘する予定であることから、その方のネットワークと営業力も駆使して、新ガリンコ号を日本全国の旅行会社に対して営業していく予定であります。本市においては、既に、首都圏の旅行会社及び一部の東南アジア諸国に対し、新ガリンコ号の建造や就航に関するPR活動を展開しており、引き続き、オホーツク・ガリンコタワー株式会社の営業戦略、営業展開の軸に沿った形で首都圏旅行マーケット及び東南アジアマーケットでの展開に対して市としてサポートを実施するところであります。さらに、道内客の取り込みも重要であると考えていることから、道内においてオホーツク管内の観光などを特集したテレビ放送が本年7月に予定されており、PRのための番組作成を委託したいと考えております。また、市民へのPRとして、市内でのイベント等の機会にブースなどを設けることにより新ガリンコ号の周知を図ってまいります。次に、紋別市交通災害共済事業についてであります。1点目の紋別市交通災害共済の加入促進のための活動に関し、令和2年度の加入率の目標設定については、加入率の向上を目指し、30%と設定しております。紋別市交通災害共済条例の改正に関し、小・中・高生の加入促進が図られる内容になっているかについてですが、本定例会に提案している改正案は、見舞金基準額の引き上げや等級区分の拡充などを図るためのものとなっており、この条例改正における等級区分の拡充において、小・中・高生を含む18歳以下が運転する自転車の人身事故の場合は共済見舞金の請求に必要な交通事故証明書の添付を省略することができるよう規則改正を行うことでより加入促進が図られるものと考えております。加入促進の取り組みと目標を達成するための具体的な活動内容につきましては、令和元年第4回定例会以降、44カ所の外国人技能実習生の受入れ事業所を訪問し、交通災害共済事業の説明を行うとともに、高齢者ふれあいセンター等、市内公共施設のほか、広域紋別病院を初めとする医療機関にもリーフレットを掲示するなど、加入率向上のための取り組みを実施しております。また、条例改正の議決をいただいた後、改正点を広報もんべつや市ホームページなどで広く周知するとともに、市内企業はもとより、新たに、教育委員会と連携を図りながら、市内の小・中学校及び高等学校を訪問し、本共済事業への理解を深めていただくよう努めてまいります。2点目の紋別市交通災害共済加入促進奨励金交付規則の事務処理についてですが、町内会以外の団体の定義については、当該規則において、町内会以外の団体についての定義はありません。奨励金の交付を受ける団体が行う実務内容は適正に実施されているのか、また、その確認はどのようにしているのかにつきましては、団体が配付した交通災害共済申込書に当該団体名が記載され、会費とともに市へ提出された書類の内容に不備がないことを確認することで当該団体の加入勧誘や会費徴収等を含めた実務が適正に実施されていると判断し、奨励金を交付していたところであります。しかし、現行の規則では、交付の対象となる団体の定義や協力事項の内容が不明瞭でありますことから、当該交付規則についてもあわせて改正を行い、適正化を図ってまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 15番 阿部秀明
それでは、2点ほど再質問をさせていただきます。まず、1点目は空き家等の利活用についてでございます。答弁では旧日専連ビルを取得するということでありましたが、そのビルを取得した後、その建物をどのように活用しようと考えているのか、お尋ねいたします。
答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)
相手方は破産しており、ただいま顧問弁護士とともに所有権の関係の移転手続を実施しておりますが、もうすぐ移転登記が可能になるのかなという段階に来ております。また、市が取得した後についてですが、今のところ、国際交流サロンのほうが非常に手狭で、まちなか芸術館の一部分を使っているところであり、外国人の方が集まっても楽しめるスペースが少ないということがありますので、そちらのビルに移転し、国際交流サロンで活用したいと考えてございます。以上でございます。
再質問 15番 阿部秀明
わかりました。取得した後、いろいろなことをやっていくのだろうとは思いますけれども、これについては宮川市長の重要政策課題でありますので、しっかりやっていただきたいと思います。次に、交通災害共済事業についてであります。条例及び規則の改正が今定例会に提出されていますが、これは何年にもわたり見直しがされずにいたものであります。しかし、昨年の12月定例会の石田議員の質問に端を発し、改正の動きが早まったのかなというふうに思っております。その後、12月から3カ月足らずで案が出てきたわけで、担当部署の皆様にとっては大変なご苦労があったのかなと思いますし、短期間で提案されたことについては大変ご苦労さまでございました。今後、適切でしかるべき時期に現状に即した内容で市民の皆様に喜ばれる内容の条例や規則の制定並びに改正をしていただきたいと私は思っているわけですが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 市民協働課長 益田好仁(市民協働課長は2020年3月まで)
お答えいたします。この見直しについては、ご指摘のとおり、長期間にわたり行われていなかったということもありますので、今後は、5年をめどに定期的に見直しをかけたいと思っております。なお、その間に社会情勢等が変わりましても、その都度見直しをかけるということで、内部で調整していくことになっております。以上でございます。
答弁 市民生活部次長 大月茂(市民生活部次長は2021年3月まで)
補足いたします。今、市民協働課長が言ったとおり、条例に関し、今回、共済見舞金につきましては、約10年ぶりに見直しをいたしました。また、規則改正につきましても、市民が使いやすいように見直しをするのですけれども、市民のニーズや要望はかなり複雑多様化しているものですから、今後、4月以降につきましては、町内会や市民にアプローチし、市民が求めているものを吸い上げ、市民に喜ばれる条例の制定や改正となるよう、検証しながら進めてまいりたいと思います。以上です。