紋別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日
オホーツク紋別空港路線維持の取り組みについて
2018年12月10日、紋別市議会の一般質問で、加藤裕貴議員が「オホーツク紋別空港路線維持の取り組みについて」質問し、市長 宮川良一、企画監 中島和彦、観光交流推進室参事 田島慎二が答弁しました。
- 質問者
- 加藤裕貴 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、企画監 中島和彦、観光交流推進室参事 田島慎二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 加藤裕貴
私は、未来の会の一員として、さきに通告した内容に従い質問をさせていただきます。さて、宮川市長におかれては、山積する政策課題の解決に向けて精力的な対応を図られており、これら日ごろのご労苦に心から敬意をあらわすものであります。あわせて、ご自身の健康に留意の上、山積している市政運営の重要なかじ取りについて引き続きご尽力賜りますようお願い申し上げます。それでは、今回はオホーツク紋別空港の東京-紋別直行便の路線維持に関係して数点伺ってまいります。本年9月に行われました紋別市議会第3回定例会において私が行いました一般質問の中で、空港を活用した交流人口増加の取り組みについて、紋別観光振興公社副社長でもある中島企画監より答弁の中で、異例なことではありましたが、路線の維持確保において重要な時期でもあり、官民一体で全日本空輸株式会社へ東京-紋別直行便の路線維持に対し陳情へ、市民の代表という立場で同行していただきたい旨の要請を受け、少しでも路線維持に向けてプラスになるのであればということで10月5日に所属する会派である未来の会鈴木副議長、青木議員、私の3名、そして諸派からは橘議員と合計4名で中島企画監とともに全日本空輸株式会社の販売センターに当たるANAセールス本社及び全日本空輸本社に同行をさせていただきました。その場で参加した私を含む4名から、東京-紋別直行便は、もはや観光やビジネスのみならず、今では医療体制の確保にも重要な役割を果たす生命線であること、そして家族のきずなを結ぶ希望の路線であることなど、率直に市民の代弁者としてその声を伝えることができました。その際に合わせて新たな人脈を構築させていただき、その後もさまざまなお話をお聞かせいただいておりますが、各旅行会社ではそろそろ新年度である2019年度、来年4月以降の取り組みがスタートするタイミングであると聞いております。そこで最初に、1点目として本年4月から11月、東京-紋別直行便の搭乗実績をお教えください。2018年度の最終着地を予測する際の参考値として2点目に、過去3カ年の12月から3月までの搭乗実績をお教えください。また、その3カ年の実績を考慮すると最終着地はどのぐらいだとお考えでしょうか。3点目として、来年4月以降の東京-紋別直行便における搭乗者確保に向けた取り組みとして、既にスタートしていることがあればお教えください。また、今年度どのような取り組みをされていたのでしょうか。そして、2019年度はどのように取り組まれるのかをお教えください。全日本空輸本社を訪れた際に取締役の方より、現在の東京-紋別直行便の外国人搭乗者数は、全搭乗者数の約1%、今後さらに人口減少も進むかと思われる中で、この外国人搭乗者数をさらに伸ばして少しでも日本人搭乗者数の減少分を補うように先を見た行動をお願いしたいと明言をされておりました。そこで4点目に、外国人搭乗者数増加に向けた具体的な施策もお示しください。次の質問に移ります。外務省が発表しております平成28年度旅券統計と北海道住民基本台帳により算出した道民のパスポート取得率は14.4%と国内平均の23.1%と比較して8.7ポイント程度低い現状にあります。ちなみに、同じ島国でありますイギリスでは約76%、近隣国がアメリカしかないカナダでも約66%の取得率となっており、ほかの先進国の中でもこの数字は圧倒的に低い現状にあります。そこで最初に、紋別市民のパスポートの取得の状況についてわかれば教えてください。北海道内では、期間限定ではありましたが、大手旅行会社などが参加をする北海道海外旅行促進事業実行委員会の中で、パスポート代金のサポートと題しパスポート取得にかかわる費用の一部を助成する制度を行っておりました。また、ほかの自治体でも独自施策として同様の補助制度を官民で実施している事例も多数あります。その背景には、インバウンドとして訪日観光客は増えているのに対して、アウトバウンドが全国的に伸び悩んでいる現状があり、せっかく国際線が就航していても肝心の地域住民の利用率が伸び悩めば、将来の路線維持にも影響が出かねないことから、例えば調査を行った福岡市では、若者の海外旅行離れと結論づけた上で、若いころに海外に行った経験のある人はその後も渡航意欲が高まることや、国際的な視野を持つ人材の育成にもつなげるとし、海外渡航を後押しすることで利用者数の底上げに期待できると判断し、制度の検討をしている事例も数多くあります。オホーツク紋別空港は、直接的には国際線を有しておりませんが、羽田空港からつながる国際線の利用が増えることはすなわち、東京-紋別直行便の搭乗にもつながると思いますし、国内外の皆様に対して誘客を促進するためのプロモーション活動を行っていくのはもちろんですが、外国人搭乗者を増やす一方通行の取り組みだけではなく、紋別観光振興公社が海外旅行の取り扱いを開始したこのタイミングに紋別市民に対し東京-紋別直行便の具体的な利用シーンを提案する施策の一つとしても既に定着している市民旅行補助制度などに加え、アウトバウンド対策として例えば新たにパスポートを取得してオホーツク紋別空港を利用した上で、その後国際線を使い海外渡航したことが証明された段階でパスポート取得にかかわる費用の一部を補助する市民のアウトバウンドを促進する新制度の創設を提案をいたしますが、当市の見解を伺います。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、加藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、オホーツク紋別空港路線維持の取り組みについてであります。1点目の東京-紋別直行便の現在状況と新年度に向けてにつきましては、本年4月から11月までの搭乗実績は4万6,563人、搭乗率は58.2%となっております。過去3カ年の12月から3月までの搭乗実績と本年度の見込みにつきましては、搭乗実績は平成29年度2万3,075人、平成28年度2万4,954人、平成27年度2万3,680人となっており、本年度につきましては現在の予約状況と過去3カ年の実績を加味いたしまして約2万4,500人、合計で7万1,000人ほどと見込んでおります。搭乗者の確保に向けた取り組みにつきましては、首都圏等の対策ではANAのホームページの地域情報掲載や旅行会社に対する利用促進策の実施、市内の事業所や団体に関連がある企業などに対する報奨制度のほか、本年度から関東のパークゴルフ場と連携し、利用者に対する助成を始めたところであります。また、地元対策につきましては、遠紋8市町村で実施しております住民旅行補助や、市内中学校の紋別空港を活用した修学旅行に対する助成や紋別観光振興公社に対するツアー造成への支援等、イン、アウト双方向における利用促進策を実施しているところであります。来年度に向けた取り組みといたしましては、ANAの紋別地区総代理店である紋別観光振興公社が、今まで以上にANAグループとの連携を深め、ANAと一体となってさらなる搭乗者確保に取り組むこととしております。外国人搭乗者数の増加に向けた取り組みにつきましては、従来から続けている東南アジア各国の旅行会社と連携し、流氷や花、豊かな食など紋別エリアの特徴を生かしたPRをトラベルフェアなどで行い、認知度を高め、外国人搭乗者の増加を図ってまいります。また、紋別観光振興公社では、フィリピンの旅行会社との関係が新たに構築されたほか、このたびベトナム、ホーチミン市で紋別にかかわる旅行商品を企画、販売する旅行会社が設立されたとお聞きしております。今後、団体に限らず近年増加する小グループや個人のお客様が多数東京直行便を利用されることを期待するとともに、紋別観光振興公社では紋別から海外へ送客する双方向ビジネスの展開を営業戦略に掲げておりますので、本市といたしましてもこうした東京直行便の利用者拡大につながる取り組みを支援してまいりたいと考えております。2点目のオホーツク紋別空港利用機会の創出に向けた新たな施策の提案につきましては、平成28年12月末時点の紋別市民に係るパスポートの取得につきましては、本市の窓口において市民に対して発行した有効期限内のパスポート数を人口で除した取得率でありますが、8.3%となっております。平成29年12月末時点の取得率は、全国では23.7%、全道では14.4%、本市は8.2%となっております。なお、平成29年中に211人の市民がパスポートを取得しておりますが、このうち約4割が新規の方となっております。パスポートの取得費用の一部助成につきましては、平成19年4月から市民課窓口において開庁時に申請、受け取りができるようになり、また本年9月に紋別観光振興公社が海外旅行の企画、主催ができる第一種旅行業を取得するなど、本市におきましても海外旅行を気軽に楽しめる環境が整備されてきているものと認識しております。本市といたしましても、北海道をはじめ他の地域における取り組みの内容や課題を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございました。それでは、幾つか再質問をさせていただきます。10月にANAさん、そしてANAセールスに同行させていただきました。その中で、新年度に向けた取り組みなどの折衝、その後についても非常に気になるところでございますので、ぜひ中島企画監に伺いたいと思います。新年度に向けて行っている取り組みについてこれ答弁いただいたんですが、公社で取り組む内容を少し詳しく教えていただきたいというのがまず一つ。やはり、多額の費用ですとか税金を使うに当たって結果だけではなくて施策全体を事前に明確に教えていただきたいと思います。具体的に新年度どのような進め方で東京-紋別直行便の施策を展開していくのか、いま一度お願いいたします。
答弁 企画監 中島和彦
まずは、ご指名ありがとうございます。議会において指名されるというのは非常に光栄なことだと誇りを持って答弁させていただければと思います。まずは、加藤議員含め4名の議員の皆様、ご同行いただきましてまことにありがとうございます。ありがとうございました。私1名で一行政が行くよりもはるかに効果があったと感じております。心から御礼申し上げます。さて、私も市の部長になり2年経過いたしました。行政側の民間に仕事を発注する場合、やはり細かい計画書を出せと言われるのが通常かと思いますので、行政もやはり事業をやる前に事前の可視化、これは必要ではないかと私も感じております。それに基づいて施策について加藤議員よりご質問ございましたので、簡単に共有させていただければと思います。まず、機動力を持つことを含めまして、全日本空輸、ANAセールスとの関係を密にする実行部隊として紋別市より紋別観光振興公社に紋別東京搭乗者対策業務委託、こういった形で仕事をきっちりした形で仕事として落としていただくような形をとっていきたいかと思います。紋別観光振興公社は全日本空輸の総代理店、いわば孫的会社に当たります。全日本空輸株式会社とANAセールスは同じANAグループの立場に当たると同時に、全日本空輸の歴史においてはこの全国路線拡大する際に総代理店が非常な力を占めたということで現在でも総代理店というのは全日本空輸株式会社の中で非常に重要な位置、大事にされているというところがあります。同時に、絶大な信頼がありますので、総代理店は唯一ANAの社名のロゴを使った名刺を持つことが許されております。当然、振興公社もANAのロゴが入った名刺を持っている次第でございます。そして、振興公社に業務委託していただいた後は、今度は振興公社と全日本空輸、全日本空輸の営業開発センター、ここに当たりますANAセールス株式会社、ここの間に東京-紋別直行便搭乗者確保契約、仮名ですけども、こういった契約を結ばさせていただきます。現在紋別市では、首都圏旅行会社に対して375便の搭乗時は3,000円、376便は2,000円、往復ですと5,000円の施策金を提供して旅行会社に商品造成をしていただいております。ただ、これ私の経験上、正直大した施策金ではございません。通常ですと、大体片道8,000円というのが日本全国レベルでございましたので、5,000円というのはそんなに魅力はないというのが旅行会社の実態です。とはいえ、今の紋別市の財政から考えて、これを増額するのは得策とは考えません。ですから、今回は全日本空輸のグループ内の振興公社が全日本空輸とANAセールスをうまく使い、5,000円の価値をまず上げようという施策で取り組まさせていただきたいと考えております。
再質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございます。総代理店が非常に大事にされているということはわかったんですけど、これ通常だと8,000円というのが相場ですよと。紋別は5,000円ということで、さほど金額はほかと比べると十分高い金額ではないということはわかったんですが、これなぜ、例えばこのこういう新たな取り組みをすることによって同じ施策金の往復5,000円でもANAセールスが協力することで価値が大きく見えるのか、そのほかのメリット何かというのもあるんでしょうか。
答弁 企画監 中島和彦
航空業界と旅行業界は同じ産業グループと私は捉えております。その産業グループの中の生態系の一番上というのがやはり航空会社、この航空会社は、今消費者への直接販売にかじを切っておりますが、それだけでは実際飛行機は埋まらないというのがまだまだ実態、旅行会社に頼るところが大きいかと思います。通常、航空会社は旅行会社に対してツアー、航空券の販売総額に対して年度末に大きなお金でキックバックというのをお渡しするような形になっております。そのキックバックを使って旅行会社はリスクを持ちながら販売路線を販売していくわけですが、同時にANAグループが重要に置く路線、販売強化路線というのがつくられます。この販売強化路線に入りますと、全日空のほうからキックバック路線費用というのが旅行会社にさらに出るような形態になっているのが今の旅行業界、航空業界の仕組みになっております。ですから、このANAセールス、言ってみれば全日本空輸の販売センターを巻き込むことでこういった強化路線に入れていただこうというところで、強化路線に入りますと当然彼らも売らなきゃいけなくなってきますので、うちが出している5,000円プラス彼らのお金が加わってさらに大きな施策金が旅行会社に払われ、そのお金の力に負けて旅行会社がツアーをつくるというような実態がございます。ですから、そういった形でグループ内をうまく使ってといった戦術を用いてやったほうがいいのかと考えております。とはいえ一方に旅行会社もツアーを販売するには多額の広告宣伝費というのがかかってまいります。つくる側からすれば簡単に売れる札幌ですとか、それから沖縄、それから九州方面、こういったところをツアーをつくって比較的安い広告宣伝費でお客様を集めることによって当然利幅が増えるといったようなのが実情でございます。ですから、ANAグループの営業を利用することになると、こういったところでじゃあ沖縄、九州、それから札幌、この辺をきっちりやらせてあげるので、じゃあ紋別線もやれよと、ビジネスの言ってみればパワーバランス、こういったところで紋別線を強化路線として入れていただけるというような仕組みをつくってしまいたいと考えています。当然、そういった仕組みができますと販売センターのほうから各営業のほうにノルマではございませんが販売目標というのが持たれます。この販売目標をクリアすることが社内での評価に彼らはつながりますので、その評価を得るために必ず附帯している紋別線は販売するものと32年間の経験で感じておりますので、そういった形の仕組みをつくってしまいたいと考えているのが私の考えでございます。
再質問 12番 加藤裕貴
なかなか結構裏の話まで聞けたのかなというふうに、航空業界の話、私、素人考えですと、例えばANAセールスも同列の、ほかの旅行会社と同じような扱いなのかなというふうに思っていたんですけれども、この間一緒に本社に行かせていただきまして、実際にそこまで差があるものなのかというのは、やっぱり旅行業界に精通している企画監ではないとなかなかできないスキームというか、仕掛けといいますか、だと思いますし、もしそれを知っていても人間関係とかがなかなか構築をできていないと実行に移せない施策なんではないかなというふうに思います。その施策の広告展開とかそういった部分はわかったんですけれども、この施策だと例えばANAセールスが従来の旅行会社に対して積極的に関与するようになる仕組みというのはわかったんですが、そのほかにも何か今回全日空とANAセールスと公社という中でメリットというのはほかにもあるんでしょうか。
答弁 企画監 中島和彦
旅行会社への積極的なアプローチということで今ANAセールスをお話しさせていただきましたが、現在の羽田-紋別線の航空券の種類なんですけども、これ株主優待を含む個人運賃、それから旅行会社がツアーで使う旅行運賃、そして旅割ですとかバリュー運賃を設定しているプロモーション運賃、大きく分けてこの3つの運賃形態によって375便、376便が運航されております。その中で現在一番伸びておりますのがプロモーション運賃、言ってみれば旅行会社を介さずに直接消費者の方に安いチケットを売って個人型の旅行を促進する、こういったプロモーション運賃が一番伸びております。このプロモーション運賃というのは、残念ながらウエブでしか販売しておりませんので、ここに旅行会社が関与する資格はございません。また、関与できません。ただ、今回ANAグループの中の契約をうまく使いますので、当然ANAグループの中でこういったウエブを扱っているセクション、ANAの汐留の本社にございますが、こういったところとも連携してできるような形を現在進めております。どういったことになるかといいますと、例えばお客様が道東を旅行することにします、その際、女満別空港、旭川空港、紋別空港、中標津空港、釧路空港といった形で同じような料金設定が恐らくされるかと思います。その際に、紋別路線を使ってくれた場合は例えば375便は3,000円、376便は2,000円、これを料金に反映することはできません。これ全日空の当然戦略になりますので、ここまではできませんが、その運賃を使って購入してくれた人に対してANAのフェスタ券をつけるといったようなことはできるかと思います。ANAのフェスタ券というのは、皆様ご存じのとおり全国各地、北海道も含めて使えるANAのお店で使える金券になります。こういったのをそのまま5,000円、3,000円ないし2,000円、往復で5,000円、これをつけることによって当然お客様にすると東京から夫婦2人で道東を周遊する場合1万円の、紋別出入りしますと1万円のギフト券がつく、お土産代が出るといった首都圏のお客様の心理を用いて行うというような政策もこれ全国初になりますが、ANAグループの中での政策として扱われるので、非常に効果的に使えるのではないかと思っておりますし、現在そちらを進めている最中でございます。
再質問 12番 加藤裕貴
非常によくわかりました。私もその今結構皆さんツアーでとられる方ももちろんいると思うんですけれども、個人的に出かけるときにはやはり早くにとったら安くなるとかというとり方で私もインターネットからついついもうとっているというのが一般的になっているので、従来のBtoBtoC部分にしかほぼ働きかけのできなかった従来の施策金がこのANA本体も関係することによって旅行者が直接チケットをこのウエブサイトから、私もそうなんですけど、とるようなときに、特典がその個人の方にも反映させるようなことができるという、BtoCと言われるこの施策金が力を発するという、この非常に魅力的なことだと思います。また、話せること、話せないこと、そして話したくないことの中で最大限に説明をいただきまして、すごい戦略であることは理解できました。今伺ったことに加えまして、搭乗者数の確保という点について、市長の答弁にもありましたけども、市内の中学校では既に東京-紋別直行便を修学旅行に利用するケースもありますけれども、紋別高校の修学旅行にこのオホーツク紋別空港の利用促進、検討をこれはできないものなのかという点があります。道管理の紋別空港と道立の紋別高校、路線を守るという視点ではもちろん生徒が別の遠隔地に空港まで移動することなく地元に空港があるという恩恵を利便性を享受することができると思います。人数的な問題ですとか、料金的な問題を仮に指摘された場合、そのクリアというのは可能なんでしょうか。
答弁 観光交流推進室参事 田島慎二
お答えいたします。紋別高校の修学旅行での紋別空港利用の件でございますが、今現在5間口200名定員ということで、現在こちらのほうに飛んでいる飛行機が定員が166名ということで、まず人数的なところといったところはちょっと厳しいのかなと思います。また、空港の規模も2,000メートルということで、規定上ではこれ以上大きな飛行機が今のところではおりられる状況ではないということもありまして、今のところはちょっと難しいのかなと思っております。また、料金的なところにつきましては、北海道の場合どちらにしても道外のほうに出る形、高校生の場合は出る形になると思いますし、今現在雄武高校も片道ですが利用をしておりますし、高等養護学校につきましても往復で紋別空港のほう使っていただいておりますので、一番は人数と機材の関係が大きいのかなと認識しております。以上です。
再質問 12番 加藤裕貴
これホームページ見ますと、今現状ですとやっぱり160人弱ぐらいの生徒さんがいるのかなというふうに思います。どうなんですかね、機材の部分というのは、今言われたのがちょっとわかったんですけれども、そこがクリアできればやっぱり乗ってもらうような対応というのは、働きかけというのは、公社としても営業をかけることというのは可能になることなんでしょうか。ちょっとその辺だけ、まだできるかできないかは別ですけれども、その部分もせっかく地元にあるんで少し突っ込んで聞いてみたいんですけど。
答弁 企画監 中島和彦
修学旅行、ちょっと私もそこまでは勉強まだ不十分でございますが、聞いたところによると、本年度の紋別高校ですか、行きが札幌から全日空とJALで分便で広島まで羽田経由で持っていっております。リターンに関しては東京に帰り1泊しておりますので、旭川、こちらのほうに持ってきているようでございますので、行程次第では紋別便ですか、ちょっと厳しいかなというところはあるかと思いますが、人数的に158名とたしか団体でお聞きしております。158名か156名とか本年度おっしゃってたような覚えがあると思うんですが、それですと現在166人乗りの737-800ですか、これが来ておりますので、事前に修学旅行というのは1年前にわかる話ですので、事前に全日空にここを全部使うよという協議をきちんとしとけば何とかできるのかなと。できるかできないかと、やってみないでできないというのも言いたくないんで、できるかなと前向きに考えればいいのかなと考えております。ただ、とは言いましても、最終的に修学旅行というのは金額も決まっておりますし、最終的にはユーザーが判断するところだと思います。ですから、これから振興公社のほうにはきっちり営業に行くように、私も含めて自主努力を行いたいかと考えております。ただ、もしこれが可能になりますと、紋別中学と同じようにたしか1人3万円ぐらい補助が出るかと思いますので、そうすると父兄の方の負担は下がるのではないかと感じております。
再質問 12番 加藤裕貴
今の現状の厳しいところというのは非常にわかりました。公社というのは、そのANAの総代理店ということもありますから、まずはそのいきなり紋別空港と言わなくても、既存の例えば旭川とか女満別を使うにしても、その全日空を使ってもらうに当たっては公社で修学旅行、地元にある会社を使ってもらえるような営業をぜひ進めていただければなというふうに考えております。きょう市長の答弁からあった、中島さんからも詳しくお聞かせいただいたANAと、そしてANAセールス、公社との取り組みというのが非常にすっきりした形になっているのかなと思うんですけれども、あわせて今後取り組む内容、市民の皆様がきょう言っていただいた内容、わかるように情報をこれ共有していただければなというふうに思います。今回、あとちょっと答弁の中で驚いたのが、外国人の搭乗者数増加に向けた具体的な取り組みとして、ベトナム、ホーチミン市で紋別にかかわる旅行商品を企画、販売する会社が設立されたという答弁がございましたけれども、これもう少し詳しくお聞かせいただきたいのと、私も実際に外国人搭乗者数の増加をANAさんに伺ったときに明言されてる場面に立ち会ってましたんで、ベトナムに拠点を持つということは少し驚いたんですけれども、これどこかに頼るだけではなく、みずから仕掛けるというスタンスは非常に今後の広がりにも期待をしたいと思います。3カ月前の議会の中で企画監が答弁されたということが具体的な取り組みとして今議会で答弁をいただくと、非常にスピード感がすごいなというのが率直な感想でございます。最後に、紋別モデルとも言えますこの全国初のANAの総代理店を利用した全日本空輸株式会社とANAセールスの共同の取り組みに対する覚悟と先についてお聞かせいただきたいのとあわせて、来年度は飛行機がちゃんと飛ぶかというのをあわせてお聞かせください。
答弁 企画監 中島和彦
外国人のお話、ちょっと私答弁漏れておりましたので、外国人に関しては役員のほうに1%しか乗ってないよ、750人だよと。これを増やせって単純に簡単に向こうの役員もおっしゃってましたが、3年かかってやっと750人まで持ってきてますんで、これじゃあどのくらい増やせばいいんだろうということで、自分自身は3%、2,000人ぐらいが目標かなということでいろいろ動いております。人口減少イコール外国人で増やせというのはちょっと全日空の横暴かなと私は考えておりますので、そこに関してはさておき、とは言いましても、外国人を増やせというふうに言われておりますので、ここに関しては今紋別市内に約300名ほど技能実習生の方もおられると聞いております。この方たち、じゃあ今一体どんな施策がされてるのか、紋別便に乗ってくれるように市のほうからお願いしているのか、こういったところは恐らくまだできてないんじゃないかと思いますので、そういったところを用いていけば、300人が1回乗ってくれれば往復で600席、600人の外国人の搭乗になり、これで2%になるかと思います。そういったこと、やらなきゃいけないこと、やれることはいっぱいあると思いますが、同時に各国のアジアのトラベルフェアでいろんな施策は打っております。来年度も打たせていただきたいと考えておりますが、何分日本国自体がインバウンド、インバウンド、2020年と申し上げておりますので、各旅行会社もあっちから頼まれこっちから頼まれ、こっちから頼まれあっちから頼まれということでなかなか集中して販売できてないのがこれ実情かと思います。そういったことも加味して、だからといってお願いばかりで、じゃあ実際数字上がらなかった、ごめんなさいというわけにはいきませんので、これもうオープンになるかと思いますので私のほうでちょっとご案内させていただきたいと思いますが、まずベトナムのホーチミン市に紋別専門の旅行会社を立ち上げてもらいました。これは、紋別市も、それから振興公社も資本は出しておりません。ある投資家のほうにお願いして、旅行会社設立していただきました。その会社のほうでは、代表を誰が務めるか、これまた紋別のことをよく知りませんと販売できないと思います。ということもあり、先般紋別の観光大使に就任しておりましたレティー・マイ・フンさん、レティー・マイ・フンさんが向こうの会社の代表としてついていただき、実践を含めて彼女が紋別に責任を持ってお客様を送客してくれるというような形に現在できております。会社の名前はモンマイトラベルです。モンマイのモンというのは紋別のモン、そしてマイというのは彼女の名前のレティー・マイ・フンのマイということで、彼女自身がモンマイトラベルで設立しますという一言をいただいておりますので、彼女のほうが私の投資家含めて立ち上げた次第です。資本金は100億ドン、日本円にして5,000万円ということでやっておりますので、政府の資格のほうは、保証のほうは全部取れております。ベトナムから日本へ送る資格、それから日本からベトナムを受ける資格、これ現地の旅行会社の資格は全部取れましたので、資本金5,000万円ということで12月15日から会社のほうはスタートする予定になっております。今後、こういった形で紋別市、それから振興公社にリスクない形で現地で旅行会社をどんどん幅広く、紋別専門の旅行会社をつくらせたいなと考えております。つくらせるには、送るほうの責任、受けるほうの責任もありますので、振興公社としては資本関係がありませんが、現地法人扱いとしてきっちりサポートしていきたいなと考えております。最後に、意気込みということで加藤議員のほうからいただきましたが、私も部長職あと2年しかございませんので、いろんなリスクは承知でございます。ただ、旧態依然のことを、同じことをやってましても進化、発展ついていけないと思いますので、あくまで私は皆様とともに進化、発展のほうを求めて進んでまいりたいと思います。最後に一言で言えば、大丈夫ですとしか言いようございませんし、それから「私、失敗しませんので」、それしか言いようございません。以上です。
再質問 12番 加藤裕貴
非常にどこかで聞いたことあるようなフレーズで力強い意気込みをいただきました。非常に厳しいと言われていた中で着地を、今市長答弁いただいた中で、7万人は超えてくるんだという水準までこの着地しそうだということです。今回の仕組みによって、今までは紋別市だけの責任になりがちだった搭乗者の確保という部分が、ANAとANAセールス、そして公社という3社の枠組みの中で偏った責任ではなくて、それぞれ全日空にも一定の関与をする、一定の積極的に関与しなくてはいけない状況をつくるという部分で、今までとは同じ施策金使っていても、今までとはかなり変わってくるんだろうなというところがわかりました。また、せっかく民間から企画監、中島さんに来ていただいております。やはり東京-紋別直行便を死守するというのが、そこが一番大きい役割の一つかなという感じで思って中島さんの活動を見ているんですけれども、引き続きこの部分は思いっきり取り組んでいただきたいなというふうに思います。それでは、次の質問に移らせていただきます。パスポートの取得の助成についてでありますけれども、札幌圏では道と一緒に旅行会社、関係している旅行会社でツアーを予約したときにパスポート代金の補助というのがありましたけれども、これ例えば紋別でも今後そういった公社でも、紋別、今後この海外旅行がつくれるようになりましたんで、その旅行パッケージ商品を申し込んでパスポートを取得したときの補助制度、その枠組みに入るとかということの検討というのも今後それが実施される場合にはあり得るんでしょうか。
答弁 観光交流推進室参事 田島慎二
お答えいたします。今、北海道が事務局を務めております北海道海外旅行促進事業実行委員会のほうでそのようなパスポート取得のサポートをしているということでございます。詳細について、北海道庁のほうにも一度確認をしたところなんですけれども、まずは公社のほうでこの実行委員会の、要はその旅行会社のメンバーとしてまず加入することがまず第一前提なのかなと思っております。こちらについてはまだそういう細かいところはまだ作業を進めておりませんので、その意思があるのか、公社のほうにあるのかという確認をしなければなりませんし、あと、その取り組み、助成の内容が公社としてできるものなのか、今現在が直接北海道から海外に出る場合という、北海道から海外に出る場合ということで規定されてますので、うちのような空港の場合だとどうなのかというところもありますので、また詳細についてはまた道とも協議していきたいなと考えております。以上です。
再質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございます。わかりました。結構飛行機乗ろうっていって、結構この市内の人は用事がないという人が結構いるんですけど、いろいろツアーとか商品つくられて、行かれている方は積極的に行かれているんですけど、この海外に行くというのもその利用シーンの提案なのかなというふうに思いますんで、ここんところもせっかく一種の取り扱いが始まったということであれば非常に前向きにこの部分もちょっと取り組んでいただきたいなと思います。最後に一つ聞き忘れたというか、聞いたんですけどもちょっとあれだったんですけど、来年度の感覚でいいますと、今の感覚で言うと来年度は直行便は継続できるかどうかという感覚、これ明言はできないかもしれないんですけども、多分飛ぶだろうというのが今の段階でわかれば、結構市民の皆様安心できるんだと思うんですけど、どなたか。
答弁 企画監 中島和彦
非常に重たい発言になるかと思いますが、一般的に考えて、向こうが4月以降の施策を一緒にやろうということで12月4日からスタート切っておりますので、基本的にはそのようになるかと考えております。