紋別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日
(1)紋別市廃棄物埋立処分場からの汚水流出事故について/(2)新ガリンコ号の建造について/(3)温浴施設「紋太の湯」の今後の見通しについて/(4)避暑地化構想推進事業について/(5)市職員等の定期健診の実施方法について/(6)使用料等に係る収納管理体制について/(7)「平成30年度全国学力・学習状況調査」について
2018年12月10日、紋別市議会の一般質問で、石田久就議員が「紋別市廃棄物埋立処分場からの汚水流出事故について」「新ガリンコ号の建造について」「温浴施設「紋太の湯」の今後の見通しについて」「避暑地化構想推進事業について」「市職員等の定期健診の実施方法について」「使用料等に係る収納管理体制について」「「平成30年度全国学力・学習状況調査」について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、建設部次長兼市民生活部次長 大月茂、市長政策室参事 菅原雅志、庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直、財政課長 長谷川哲也、学務課参事 小林昌史が答弁しました。
- 質問者
- 石田久就 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、建設部次長兼市民生活部次長 大月茂、市長政策室参事 菅原雅志、庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直、財政課長 長谷川哲也、学務課参事 小林昌史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 石田久就
私は、市政会の一員として、さきの通告の順に従い質問させていただきます。初めに、紋別市廃棄物埋立処分場からの汚水流出事故についてお尋ねいたします。さきの新聞報道で、本年9月27日の早朝にこの廃棄物埋立処分場の汚水処理施設から施設の一部ふぐあいが原因で推定約60立方メートルの汚水が元丘川に流出したとの報道がされておりました。また、事故後はその河川における水質検査も実施され、結果異常な値が見られなかったことから10月10日をもって事故対策体制を解除したとのことでありました。この埋立処分場については、昭和52年から供用開始となり、当時は一般廃棄物や産業廃棄物もこの処分場で埋め立てされていたものが、平成19年には処分場の延命を図るための受入残容量の問題から産業廃棄物の受け入れが停止となり、その後平成25年には西紋別地区広域ごみ処理センターの供用開始とともに市民からの一般廃棄物の受け入れも停止したと認識しています。しかしながら、30年以上にわたり埋立処分された一般廃棄物及び産業廃棄物の量は膨大であり、そこから流れ出る有害な物質を含む汚水は河川や海へ流出することによって、紋別市の基幹産業や人体への影響も懸念されることから、このような事故が起こることは決して許されないものであると考えます。今後は、この埋立処分場の廃止に向けて日々施設の維持管理や汚水処理施設の監視をしながら運転管理をすると伺っております。そこで、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、この処理施設から河川に汚水を流出してしまった事故は過去にも一度同様な事故を起こしていたと記憶していますが、また今回も同様な事故が起きたことでこのような事故が今後も再び起こるのではないかと危惧されます。当面は、この施設等の廃止に向けて運転管理を行っていくことと思いますが、市として再度事故を起こさないための今後の対応についてどのような見解を持っているのか。2点目に、この処分場では産業廃棄物も埋め立てされていましたが、当然月日がたつとともにその中の有機性の物質が分解し、降雨により浸透水や土の中を流れる地下水とともにこの処分場の外に流れ出し、河川やその施設の区域外の地下水が汚染されるのではないかと懸念するところであります。そこで、この施設の影響による汚水などがその区域外の地下水や河川などを汚染するような影響が生じていないのか、また今後も生じるおそれはないのか。3点目に、施設の廃止に向けての運転管理にも関連しますが、私は現在この施設における市の運転管理体制にも問題があると考えています。そこで、この施設における現在の市の運転管理はどのような体制で実施されているのか、また今後見直しをする考えはないのかお尋ねいたします。次に、新ガリンコ号の建造についてお尋ねいたします。本年第2回定例会において新ガリンコ号の建造について質問させていただきました。その中で、当市の観光産業化の牽引役としてなくてはならない存在であり、長期的な展望に立ち、新造を目指すべきとの意見を述べさせていただき、ガリンコタワー株式会社のガリンコ号Ⅱ検討委員会における検討内容及び市としての今後の方針について答弁をいただきました。その答弁では、建造に係る多額の費用に対してガリンコタワー株式会社独自の建造は困難であり、市の支援が必要との認識及び具体的な建造方法、運営方針等について協議を進めていくとのことでしたが、その後の進捗状況等について何点かお尋ねいたします。1点目に、ガリンコタワー株式会社において基本計画を委託していると伺っておりますが、新ガリンコ号の規模の概要など仕様がある程度固まってきているころであると思いますので、公表できる範囲でお示しください。2点目に、市の財政的な支援が必要との判断が示されていましたが、具体的な支援策、建造方法、運営方針等の現在までの検討状況について。3点目に、就航の時期については平成32年度中をめどとして検討しているとなっておりましたが、この時期について変更はないのかお尋ねいたします。次に、温浴施設紋太の湯の今後の見通しについてお尋ねいたします。この施設については、平成25年から市内のホテル業者によって運営されていた紋太の湯が利用者の減少や光熱費の高騰などを理由に運営継続を断念し、本年10月末をもって営業を終了されました。その後、存続を希望する市民有志が署名活動を展開し、紋別市民の1割を超える2,350名分の署名を集めたこともあり、紋別ニューシティ開発公社の社長でもある宮川市長は、市民の熱意、思いを受けとめたいとして来年3月末までの期限つきでの同公社による運営継続を決定し、11月3日から公社直営により紋太の湯の運営を再開しております。しかしながら、当該温浴施設の経営環境が改善し、安定経営が確保されたわけではなく、依然として予断を許さない厳しい経営状況であると認識しています。同公社としては、来年3月までの間に後継の運営事業者を募る方針であるとされてはいますが、今後この施設を維持していけるのか、私としても危機感を強めているところであります。そこでお尋ねいたしますが、公社あるいは紋別市では、後継の運営事業者の確保に向けた対応と、4月以降の運営継続の見通しについて、また仮に後継の運営事業者を確保できなかった場合、4月以降の施設運営をどのように考えているのか、さらには同施設は光熱費が経営の圧迫要因になっていると伺っておりますが、経営環境の改善や安定化に向けて施設や設備の改修等に取り組む考えはあるのかお尋ねいたします。次に、避暑地化構想推進事業についてお尋ねいたします。市長はこれまで、紋別市の特徴である夏季の冷涼な気候と自然災害の少なさに加え、東京直行便を有する交通の利便性を生かした移住、2地域居住など、定住人口、交流人口の拡大に向け避暑地化構想推進事業などの取り組みを進めることを過去の定例会での一般質問において答弁されています。また、本年、第1回定例会においては、民間投資を活用した別荘誘致を行い、2地域居住の実現に向けて取り組むことを示し、また第3回定例会では、森林公園の再整備に当たっても民間活力の導入を視野に入れ、避暑地化構想の対象地に位置づけ、公園の魅力を最大限生かした整備計画策定について検討していくと答弁されています。確かに、森林公園の利用者は年々減少傾向にあり、昨年度の利用者は約6,300人となっており、平成7年までは10万人前後に利用されていたことを考えると、その時期と比較しても10%に満たないほど減少していることが明白であります。先ほども触れましたが、第3回定例会では木製遊具や遊歩道、トイレなどの施設も老朽化しており、避暑地化構想の対象地に位置づけ、民間活力の導入も視野に入れて整備計画を検討していくこととしておりますが、その考え方は当然のことであると思います。また、統計資料を見る限り、大山山頂園も利用者が減少しておりますが、私は新しい施設ばかりではなく既存の施設の磨き上げや有効活用が重要であると考えております。森林公園、大山スキー場、大山山頂園等、国道や市街地に近いこのエリアを一体として活用することで住民や観光客に魅力ある地域となり、交流人口の拡大や経済の活性化に結びつくのではないかと考えております。そこで、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、民間投資を活用した別荘誘致を行い、2地域居住の実現に向けて取り組むこととしておりますが、現在の進捗状況について、また避暑地化構想推進事業のためには民間活力の導入が重要であり、その考え方と取組状況について。2点目に、避暑地化構想の対象地として検討している森林公園の整備や利活用にあわせて国道を挟んだスキー場や大山山頂園までを一体として進めることも検討すべきではないかと思いますが、その考え方についてお尋ねいたします。次に、市職員の定期健診の実施方法についてお尋ねいたします。現在市では、市職員や臨時、嘱託職員等を対象とした定期健診を公益財団法人北海道労働保健管理協会に委託されております。北海道労働保健管理協会の信頼性などについては私としても全く異論はなく、安心して職員健診を委託でき、信頼できる委託先であると考えております。しかしながら、私としては、当市には西紋地域のセンター病院である広域紋別病院があり、これを有効活用できないかという素朴な思いがあるのも事実であります。現在、広域紋別病院の経営は、医師などの医療従事者不足が大きな要因ではありますが、大変厳しい環境にあり、市はもとより市民を挙げて広域紋別病院の経営を守り立てていくことが不可欠であり、市としてもできる限りの支援や協力を行うべきであると考えます。健診スタッフ体制の確立や検査機器の確保など、病院側の事情もあるとは思いますが、広域紋別病院が健診業務を行うことで医業収益の改善など病院経営にプラスの効果があるのであれば、市としても職員の定期健診の広域紋別病院への委託を前向きに検討すべきと考えます。そこで、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、市職員等の健康診断業務について、広域紋別病院ではなく、北海道労働保健管理協会へ委託している理由について。2点目に、今後市職員、さらには紋別ニューシティ開発公社や紋別観光振興公社などの第三セクターの職員などの定期健診について、広域紋別病院への委託を検討することはできないものかお尋ねいたします。次に、使用料等に係る収納管理体制についてお尋ねいたします。市では、市営住宅や上下水道などの使用料収入をはじめ、市有地や市有建物の貸し付け等に係る財産収入、保育所、保護者負担金などの負担金収入など市税以外にもさまざまな収入源を有しております。これらの使用料収入等は、市政運営に欠くことのできない貴重な財源であり、それらの収納管理を適正かつ厳格に行うことは受益者負担の公平性を維持する観点からも必要不可欠であります。市においては、これまでも市税や市営住宅使用料などの徴収や管理体制の強化に取り組まれていますが、生活困窮などのやむを得ない理由により返済が滞ることについては一定の理解をするものの、調査不足や不十分な対応の結果、滞納が生じているのであればまことに遺憾なことであり、さらなる徴収管理体制の強化や悪質な滞納者に対する毅然とした対応が必要と考えられます。そこで、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、市では使用料や貸付料などの種類に応じてその所管する部署がそれぞれ徴収管理を担当されていると思いますが、滞納者に対する督促等の対応や正当な理由がないにもかかわらず納付義務を果たさない悪質滞納者に対する対応方法は全庁的に統一された考え方及び手法によってとり行われているのか、また公債権や私債権の区分により対応方法に違いが生じることはやむを得ないことであると思いますが、担当部署によってその対応方法が異なることは公平性を欠くことになると考えます。そのため、各種使用料に係る徴収管理体制の現状についてはどのようになっているのか。2点目に、総合徴収体制を導入している自治体もあるようですが、紋別市としては効率的な徴収体制の構築に向けてどのような考えを持っているのか。3点目に、主債務者が納付義務を果たさない場合に備えて条例や規則等で保証人の連署を求めていますが、保証人の資格要件はどのような内容となっているのか、また、主債務者にかわって弁済する資力を有することを資格要件にすべきと考えますが、市の考え方をお尋ねいたします。次に、平成30年度全国学力・学習状況調査についてお尋ねいたします。本年4月に小学校6年生及び中学校3年生に実施された全国学力・学習状況調査結果が広報もんべつ11月号に掲載され、今回その平均正答率が初めて公表され、全国・全道との差が数字として明らかになりました。その数字を見て驚きましたが、小中学校全教科で平均正答率が全国・全道平均を下回っており、特に算数、数学の数値が低く、紋別の将来を担う子供たちの学力状況を目の当たりにして危機感を覚えたのは私だけではないと思います。今までも教育委員会では学力向上に向けた取り組みを行ってきていますが、今後は取り組みの継続はもとより、保護者、家庭での協力も不可欠ではないかと考えます。そこで、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、今までも毎年広報誌に全国学力・学習状況調査の調査結果の概要掲載はありましたが、平均正答率の公表はありませんでした。今回の調査結果から公表するに至った理由について。2点目に、平均正答率の公表結果から、小中学校全教科で全国・全道平均を下回っています。学習面、生活面等さまざまな要因があると思いますが、教育委員会で分析している学力低下の要因について。3点目に、教育委員会では学力向上対策として学習サポーターの配置をはじめとするいろいろな取り組みを行ってきていますが、その成果と今後の取り組みについての方針や考え方についてお尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。初めに、紋別市廃棄物埋立処分場からの汚水流出事故についてであります。1点目の今後の対応につきましては、本市における廃棄物埋立処分場の汚水処理施設は、昭和52年から稼働し、1日最大150立方メートルの処理能力を有しておりましたが、その後約30年近く経過し施設の老朽化や処分場拡張による浸出水の増加と水質の変化などの対応が困難になってきたため、平成19年に1日常時300立方メートル、1日最大1,000立方メートルの処理能力を有した施設への改修工事を行い、汚水処理施設の運転管理を行ってきました。平成19年に起きた事故は、施設の改修工事実施前に流入する浸出水と処理できる水量の調整バランスが崩れ、汚水が河川に流出したものであります。今回の事故は通常では発生しない赤水が処理施設内で確認され、その原因を究明するため汚泥が堆積している水槽内の水位を数日かけて下げていきましたが、想定以上に水位が低下し、堆積していた汚泥が処理水槽内に流入したために通常の処理能力が追いつかず汚水が河川に流出したものであります。事故が生じた背景の違いはありますが、事故を起こしてしまったことに対しましては深くおわびを申し上げます。本市といたしましても、再度このような事故を起こさないための対策として今回の事故の原因となった水槽内の汚泥を早急に処理し、汚水処理施設内の異常監視装置等を含む設備や処理系統などの再検証と改善、さらに職員による監視時間を増やすことで徹底した事故の再発防止に努めてまいります。2点目の区域外の地下水や河川などの汚染の可能性と影響につきましては、本施設は市民生活に伴う一般廃棄物や産業活動から発生した産業廃棄物の受け入れも実施してきたところであります。搬入された廃棄物の中には産業活動に伴う動植物性残渣等の生ごみも投棄されていたことから、議員ご指摘のとおり、時間の経過とともに地中で分解され降雨による浸透水及び地下水が浸出水として下流側に流れていきますが、その浸出水は汚水処理施設に流入し放流基準値まで処理がされた後、河川に放流をしております。また、処分場の区域外における地下水の管理につきましては、当該施設の下流側に観測井戸を設置して水質管理をしておりますが、観測井戸における水質は環境基準を満足し続けていることから、処分場の区域外への地下水や河川に対しての影響は生じていないものと判断しております。今後は、本施設区域外に影響が出ることのないように引き続き適正に水質管理を継続してまいります。3点目の現在の運転管理体制と今後の見直しの必要性につきましては、現在の運転管理体制は汚水処理施設の各処理水槽の薬品注入、電気設備等の保守点検や運転状況などの確認、地下水や浸出水等の水質管理、埋め立てをした箇所における発生ガス、地温、沈下量の測定など埋立処分場の維持管理とその廃止に向け一部業務を委託しております。市の体制については、最終処分場技術管理士の資格を持った職員が定期的に現地へ行き、施設の運転状況の確認や業者への指示などを実施しております。今後の運転管理体制は、施設の業務委託の内容を見直すとともに、水処理専門業者による日々の運転に対する専門的な見地からのアドバイスを受けられるような管理体制の構築を検討しながら本施設の廃止に向けて安全な運転管理を実施してまいります。次に、新ガリンコ号の建造についてであります。1点目の新ガリンコ号の規模の概要につきましては、オホーツク・ガリンコタワー株式会社におきまして本年7月に仮称ガリンコ号Ⅲの建造に係る基本設計策定業務を一般財団法人日本造船技術センターへ委託しており、建造仕様書、一般配置図、中央横断図のほか、必要な計算書の作成など基本設計に係る作業を進めている状況にあります。船体の規模は検討中であり確定されたものではありませんが、乗客席数は240席ほどを想定し、船体の全長は6メートル程度長くなるとのことから総トン数も現在より130トン増加し、280トン程度となる見込みであり、イメージとしてはガリンコ号Ⅱより一回り大きくなるものと伺っております。速力につきましては17ノットを目標に検討を進めているところであります。2点目の具体的な支援策、建造方法、運営方針等の現在までの検討状況につきましては、現ガリンコ号Ⅱの建造はオホーツク・ガリンコタワー株式会社が独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共有建造方式という貸付制度を活用し建造したものの、会社単独での返済が厳しい状況であったことを受け新流氷観光砕氷船建造事業補助金として紋別市が財政支援を行ってきたところであります。ガリンコ号につきましては、議員ご指摘のとおり本市の観光の顔として観光産業の牽引役を担ってきたところであり、今後の観光施策におきましても重要な役割を担うものであること、オホーツク・ガリンコタワー株式会社単独での建造はその経営状況等に鑑みても困難であることなどを考え合わせ、市が建造の事業主体となりその運用はオホーツク・ガリンコタワー株式会社の経営改善を含め協議、検討を進めているところであります。3点目の、新ガリンコ号の就航時期につきましては、2020年の年末までに試運転調整を終え、2021年1月からのオンシーズンに本格運用ができるよう進めたいと考えており、運用開始のめどについての変更は今のところありません。次に、温浴施設紋太の湯の今後の見通しについてであります。オホーツク氷紋の駅は、平成15年に旧紋別駅跡地に中心市街地を活性化することを目的として海鮮、生鮮、地場産品や生活に欠かせない近隣型ショッピングセンター、さらには憩いの場としての温浴施設やアミューズメント機能を取り込んだ複合型商業店舗として事業を展開している施設であります。この中の温浴施設である紋太の湯につきましては、利用者数の減少と光熱費等の高騰から本年10月30日をもって閉鎖することとなりました。その後、市民の温浴施設に対する強い要望があったことから、11月3日より紋別ニューシティ開発公社が事業を継承し、現在運営をしているところであります。公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律では、公衆浴場は日常生活に欠くことのできない住民の健康増進に重要な役割を担っているにもかかわらず、著しく減少しつつある状況に行政が特別措置を講ずるよう努力義務を課しており、住民の公衆浴場利用の機会を確保し公衆衛生の向上及び増進、福祉の向上への寄与がその目的とされ、公衆浴場の確保を図るため必要と認める場合は所要の助成その他必要な措置を講ずるよう、国、地方公共団体へ求めているものであります。市内においても、高齢者ふれあいセンター4施設以外の一般公衆浴場は既に廃業しており、紋太の湯は温浴施設ではありますが、家庭にお風呂を持たない市民の利用もあり、一般公衆浴場としての側面もあると考えられることから、行政もかかわるべき課題であると認識しております。来年4月以降は引き続きこの施設を継続して運営するため、現在運営事業者の模索や設備機器類等の事業者などとの経費節減の可能性について協議を重ねながら、公設民営や民設民営など運営形態や補助金等の活用について調査、検討を行っているところであります。また、来年1月には紋別ニューシティ開発公社が経済産業省の補助を活用して光熱費等の削減を目的に氷紋の駅全体の省エネ診断を実施すると伺っております。この診断結果を効果的に分析、活用することによって当該施設の管理経費に対する課題等を的確に捉え、温浴施設を含む施設全体での経費節減に努めることで安定的かつ継続的な運営管理が行えるようにするとともに、今後の施設や設備の改修の必要性や手法等についても検討してまいりたいと考えております。次に、避暑地化構想推進事業についてであります。1点目の別荘誘致等の2地域居住の実現と進捗状況につきましては、避暑地化構想推進事業を進めるため平成29年度から別荘用地としての適地の選定や企業による現地視察などを実施しており、本年度も引き続きこの候補地として森林公園や大山山頂園、コムケ国際キャンプ場隣接地のほか、市有地である市街地の空き地などについて企業のニーズ調査や現地視察を行っているところでありますが、具体的な誘致には至っておりません。また、事業推進のための民間活力導入について、その考え方と取り組みにつきましては、私は定住人口の減少による域内消費活動の縮小が懸念される中、国内外からの投資を促し2地域居住などを進め交流人口の拡大を図ることは、地域に潤いをもたらし市内経済を活性化させる重要な取り組みであると考えており、引き続き専門家などと連携を図り、当市の特徴である夏季の冷涼な気候を生かした2地域居住等の取り組みを進めてまいります。2点目の避暑地化構想の対象地の考え方につきましては、森林公園を中心としたスキー場や大山山頂園は、市街地やオホーツク紋別空港にも近く、また国道に面し、施設の位置がわかりやすいなど立地条件がよいことから、住民だけではなく国内外の観光客などにも利用しやすいエリア、魅力あるエリアとなる可能性が高いと考えております。現在、森林公園の利活用について取り組んでおりますが、議員ご提案のとおりスキー場から大山山頂園までのエリアとしての活用につきましても、民間活力を導入し避暑地化構想推進事業として取り組んでまいります。次に、市職員等の定期健診の実施方法についてであります。1点目の北海道労働保健管理協会へ委託している理由につきましては、市職員の健診は北海道市町村職員共済組合の総合健診事業において実施されており、当協会は1人当たりの健診費用が安価であること、長期に委託されてきたことによる健診データの蓄積などが挙げられます。また、市の産業医についても同協会に委託しており、特定健診、ストレスチェック制度など各種健診の結果が産業医にスムーズに伝わり、職員の健康管理が適切に行えることなどを理由に委託をしているところであります。2点目の市職員等の定期健診の広域紋別病院への委託につきましては、現在広域紋別病院では市内の一部の事業所が定期健診を実施しているとお聞きしており、第三セクターでは紋別観光振興公社やオホーツク生活文化振興財団の実績もあります。広域紋別病院の受入体制もありますが、市職員の定期健診を広域紋別病院へ委託した場合、健診後の健康管理において地元の医療機関でできることにもつながり、広域紋別病院にとっても大変メリットのあるものと考えておりますことから、今後定期健診の委託について病院側と協議を行い検討してまいりたいと考えております。次に、使用料等に係る収納管理体制についてであります。1点目の各種使用料等に係る徴収管理体制の現状につきましては、市が保有する金銭債権につきましては公債権と私債権に分類されており、公債権のうち市税などの徴収に法令根拠のある強制徴収債権、法令根拠のない非強制徴収債権とに分かれております。強制徴収債権については法による画一的な取り扱いが可能なのに対し、私債権については取り扱いの統一基準がなかったことから平成22年度に私債権の管理に関する条例の制定やマニュアルの整備により統一された考え方や手法によって業務を行えるようにしてきたところであります。しかしながら、債務名義の取得に向けた支払督促の活用については不服申立てによる訴訟への対応や債務名義取得後に回収可能な債権額を事前に調査する権限を持っていないことから踏み込んだ対応ができておらず、滞納整理が進んでいない状況にあるのも事実であります。2点目の効率的な徴収体制の構築につきましては、今年度より公債権の滞納額圧縮及び徴収事務の効率化に向けた勉強会を庁内で開催しており、各課におけるさまざまな課題や問題点を整理しているところでありますが、私債権や非強制徴収債権の回収については法的手続や関連法令の法的根拠の正当性などを確認しながらの作業となりますことから、外部委託等も含めた公債権全般の効率的な債権回収に向けた体制づくりについて検討してまいります。3点目の使用料等に係る保証人の資格要件につきましては、議員ご指摘の資力のある保証人を資格要件とすることは当然でありますが、契約者が保証人を探すことが困難な場合が多く、親族が保証人となる場合がほとんどであります。また、民法のうち最も基本的なルールが定められている債権法と呼ばれる契約等に関する法律の改正が行われ、2020年4月より施行されますことから、それらにあわせ資格要件や他の保証手段の確保についても対応を検討してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。全国学力・学習状況調査についてであります。1点目の平均正答率の公表に至った理由でありますが、調査により測定できるのは学力の特定の一部であり、平均正答率の公表により過度な競争をあおることが懸念されたため、これまで公表を行っておりませんでしたが、この数年、他自治体の公表状況からもその傾向が見られなかったこと、また一歩踏み込んだ具体的な数字である平均正答率を公表することで学校、家庭、地域との連携による学力向上の取り組みが期待されることから公表を行いました。2点目の児童生徒の学力が低い要因についてでありますが、調査では限られた時間内に問題を読み取り、回答を導かなければなりません。しかし、紋別の子供たちの教科に関する調査では、読解力に課題があること、生活習慣調査ではテレビ、ゲーム、インターネットの利用時間が長く、就寝、起床時間が不規則で家庭学習や読書をする時間が十分確保されていないことなどから結果として学力点に結びつかないのではないかと教育委員会では分析しております。3点目の学力向上対策の成果と今後の取り組みについてでありますが、現在の中学校3年生が小学校6年生のときであります平成27年度と今年度の平均正答率を分析すると、全国平均との差が国語で大幅に改善されており、学習サポーターや学校図書館活性化によるこれまでの取組成果が徐々にあらわれているものと認識しております。今後も学習サポーターの配置、公設塾であります学紋塾や読書活動の推進等を継続するとともに、学力状況を正しく保護者等にお知らせし、家庭や地域との連携、協力のもと学力向上の取り組みを一層進めてまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。
再質問 14番 石田久就
それでは、何点か再質問させていただきます。まず、廃棄物埋立処分場からの汚水流出事故についてですけれども、今回の事故に関しては残念なことに11年前にも未処理の汚水が河川に流れてしまったという同じような事故が起きています。当時もその反省を踏まえて再発防止のための対策を講じてきたことと思いますけれども、その教訓が結果的に生かされていなかったということになります。今回の事故について根本的な原因は何だったのか、もう一度お聞きいたしたいと思います。
答弁 建設部次長兼市民生活部次長 大月茂
お答えいたします。まず、事故の原因なんですけども、事故の根本的な原因は未処理の汚泥が流れてしまった。それで河川に流れていったということなんですけども、根本的な原因につきましては先ほど議員指摘のとおり11年前の平成19年にさかのぼりますが、いろいろ調査した結果、その汚水処理施設の設備の一部が欠落してそれがそのままになっていたと。それが月日がたって汚泥がたまり、我々の職員の異動に伴ってそれについての十分な引き継ぎがされてなかったのと、その職員同士のコミュニケーションが十分でなかった、それが根本的な原因ではないかと考えております。その反省点も踏まえまして、今後についてはその現場はもとより職場のコミュニケーション、何かあったときの報告であったり、協議であったり、対応を決定することによってその再発防止に再度努めていきたいと考えております。以上です。
再質問 14番 石田久就
今、設備の一部が欠落したままになっていて、それに対応する対応ができなかったということでしたけれども、これ明らかに人為的なミスでないのかなと思うんです。だからといって、もう11年も前のことですんでどうこう言うつもりはないですけれども、今後はこのような事故がないようにしていただきたいと思います。そこで、この処分場なんですけれども、30年以上にわたって廃棄物が埋め立てされてきたことと思いますけれども、どのようなものがどのくらい埋め立てされているのか、一般廃棄物と産業廃棄物とに分けてその内容をわかる範囲でお示しください。
答弁 建設部次長兼市民生活部次長 大月茂
お答えします。処分場に関しましては、昭和52年から平成25年まで埋め立てをしておりますが、そこでは当然覆土といって土はかぶしてますので、これについては廃棄物でないということで、まず一般廃棄物、本当の廃棄物の内容についてお答えしたいと思います。一般廃棄物の中身につきましては、まず一般家庭から出る廃棄物、あと官公署から出る清掃ごみ、あと当時たんすであったり、家電であったり、粗大ごみ等々が一般廃棄物となっております。量につきましては、重さで管理してますので、一般廃棄物は平成25年末で43万1,588トンの受け入れとなっております。また、産業廃棄物の内容につきましては、下水道汚泥の脱水ケーキ、これは絞ったかすなんですけども、その脱水ケーキであったり、コンクリート殻、アスファルト殻、あと燃え殻、あるいはそれ以外のホタテのうろ等々が産業廃棄物として量は18万6,637トンあります。廃棄物の割合としましては、一般廃棄物が7割、産業廃棄物が3割となっております。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。先ほどの地下水の検査ですが、どのような項目で、測定の頻度はどのくらいなのか、また、この施設については廃止に向けて維持管理等を行っていると思いますけれども、その廃止基準の内容と現在の状況、並びにめどについて教えてください。
答弁 建設部次長兼市民生活部次長 大月茂
お答えします。まず、地下水の検査項目につきましては、一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令で示されております。項目につきましては、有害物質項目等々もありまして、水銀であったり、カドミウムであったり、鉛であったり25項目、あと硝酸性窒素やダイオキシンなど等々があります。廃止基準につきましては、いろいろちょっと項目はあるんですけども、主立った項目としては地下水等の水質検査が基準にまず適合していること、あと保有水、これは浸出水なんですけども、これが2年以上にわたり行った水質検査の結果、排水基準に適合していると認められること、この項目については先ほどの有害項目が大体39項目、あと環境項目、水素イオンとかBODとかあるんですけど、4項目あるんですが、この有害項目に関しては年2回以上の測定をしなさいと。水素イオンとかBOD、いわゆる環境項目については年4回以上しなさいと、なおかつそれが2年以上基準値以下でなければならないと。ほかにはガスの発生が認められないか、あるいは2年以上認められないこと、あと地中、埋立地の内部の周辺の地中温度に対して異常な高温になってないかとか、表面が沈下とかがないかと、そのような状況となっております。そして、この項目については紋別市としても維持管理基準、あるいは廃止基準に向けて全項目ではありませんがやっている状況であります。そして、廃止のめど等、状況なんですけども、今その大体の項目で言いますと、地温につきましてはほぼ基準を満たしているのかなと。水質に関してはかなり相当程度改善はされていると思います。ただ、ガスであったり、沈下量であったり、それはまだその基準に満たないということで廃止のめどは何年ごろとは今段階では明確な数字は言えないという状態です。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。いろいろな基準があって、あと2年間は何でもないとかという基準があるようですけども、こういう今回の事故の内容を聞いて、やはり最後は人間が操作するのは当然のことだとは思いますけれども、それも限界があるんではないかなと思います。今後このような事故を起こさないためにも可能な限り処理施設の機械設備を充実させることが今後重要になってくると思いますけども、いかがでしょうか。
答弁 建設部次長兼市民生活部次長 大月茂
お答えします。議員ご指摘のとおり、人による監視というのは、この施設は24時間365日稼働しますので、日曜日だったり、年末年始だったり、やっぱり限界はあるのかなと思っております。しかしながら、機械のコストの関係もあるもんですから、かといって事故を起こしてはいけない、それは当然我々も認識しているところであります。それを踏まえまして、今後その人でやるべきものの割合、あるいは機械を増強すべきものを踏まえて最適な、再発事故を起こさない形での、この施設における廃止に向けての最適な手法を今後検討してまいりたいと思います。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。次に、新ガリンコ号の建造についてですが、このガリンコ号は、紋別市にとって観光の中心となるべきものであると思います。平成32年の就航について、予定ということですけれども、この平成32年、おくれてしまったということのないようにしていただきたいと思います。次に、紋太の湯の今後の見通しについてですけれども、運営形態や補助金等の活用について検討しているという答弁でなかったかなと思いますけれども、4月以降の運営継続されるか、これが市民にとって一番気になるところだと思います。当然検討中であるのは十分わかりますけれども、もう一度4月以降の運営継続についての考えがあればもう一度お聞かせください。
答弁 建設部次長兼市民生活部次長 大月茂
お答えします。先ほどの市長答弁の繰り返しにもなろうかと思うんですが、今段階はニューシティ開発公社のほうで3月まで運営しております。しかしながら、答弁にありましたとおり行政としても関与していかなければならないとも認識してますし、その市民も必要とされている施設という認識はあるもんですから、そのニューシティ開発公社とともにその運営事業者が、維持管理もこれからかかっていくもんですから、できるだけかからないような、そういう設備等々も含めながら継続的な運営をできるような手法も含めて4月以降も持続できるようなことを検討していきたいと考えております。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。次に、避暑地化構想推進事業についてですけれども、民間活力を導入した上で市街地に近い森林公園などを対象地として取り組む方向性は理解しました。しかし、幾ら民間活力を導入したとしても、市としてもさまざまな経費が想定されることと思います。これらの取り組みを進める場合の経費について補助金などの財源は何か検討しているのか、また森林公園や大山山頂園などの施設は森林組合などの関係団体がありますが、これらの団体等との調整などの考え方について教えてください。
答弁 市長政策室参事 菅原雅志
お答えいたします。関連する事業の財源についてなんですが、現在のところ国の地方創生の交付金の活用について検討しているところであります。また、関係団体等との調整というご質問でしたけども、この避暑地化事業の関連、企業提案ということを踏まえているんですが、その取り組みの内容、これについて整理しまして、事前に関係する団体等との調整協議については進めてまいりたいと思っております。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。次に、市の職員等の定期健診の実施方法についてですけども、地域のセンター病院でもある広域紋別病院は、西紋地域のとっても大切な病院でありますので、この健診が可能であれば同病院の収益アップにもつながるのではないかという思いで質問させていただきました。病院としても医師やスタッフ、機械、機器、スペースなどの受入体制のこともありますので、その体制が整ったときにはぜひ考えていただきたいと思います。そこで、この健診、定期健診以外にも紋別市として同病院に対して協力できることで何か考えていることがあれば教えてください。
答弁 庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直
私たちも広域紋別病院の経営を守り立てていくということで考えていきたいと思っております。それで、早急に何かできることがないかということでございますけれども、例えば広域紋別病院で行っておりますクイック健診ですか、そういうような健診等、職員に周知していくだとか、そういうようなことからやっていきたいと考えております。以上でございます。
再質問 14番 石田久就
次に、使用料等の徴収管理体制についてお聞きしますけれども、答弁にもありました私債権の管理に関する条例についてですけれども、皆さんも当然ご承知のこととは思いますけれども、ちょっと読み上げてみますが、簡単に読み上げます。この条例では、まず第6条に市の私債権について履行期限までに履行しない者があるときは納期限経過後20日以内に督促しなければならない。また、第7条では、督促をした後、相当の期間を経過してもなお履行されないときには、まず1つ目として担保の付されている私債権については担保の処分もしくは担保権の実行手続、または保証人に対する履行請求。2点目として債務名義のある私債権の強制執行。3点目に訴訟手続。これらの強制執行等の処置をとらなければならないとなっております。先ほどの答弁では、この条例が平成22年に制定され、マニュアルも整備されたと。また、踏み込んだ対応ができず滞納整理が進んでいない状況であるということでしたけれども、これは私債権を持っている各担当課は、この手順によって適切に処理をされていなかったということであると思います。先月の平成29年度の決算審査特別委員会がありましたけれども、この条例による処理が適正にされていれば決算審査特別委員会の資料にあるような滞納になるとは思えないんですけれども、幾ら条例やマニュアルをつくってもこの手順によって適切に処理されなければ意味がないと思うんですけれども、これはいかがでしょうか。
答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)
お答えいたします。ご指摘のとおり、条例をつくって統一的な手法で滞納が整理するような条件というのは整えてきたつもりなんですけども、なかなかその実際に資力がなくて、なかなかとれないというケースがかなりあったりですとか、あとおっしゃるように実際にその債務名義を取得して強制執行するというところまで答弁にあったとおり踏み込めてないというところが事実でしたんで、ここについては今年各債権の担当部署が今集まりまして、どのような形で進めていくのが効率的なのかですとか、それから先にどのようなことをしていけばいいのかということを市長の答弁のとおり弁護士さんとかの委託とかも含めて対応していかなきゃならないということは認識してございますので、そのように進めたいと思ってございます。
再質問 14番 石田久就
わかりました。次に、保証人の関係ですけれども、保証人の要件については、まず1つに行為能力者であること、また2つ目に弁済する資力を有することとあります。この2つ目の弁済する資力を有すること、つまり保証人の保証能力については、ある程度の期間を定めて、当然各担当課において確認が必要とされるべきだと思いますけれども、これについてはいかがでしょうか。
答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)
お答えします。保証人の能力でございますけども、なかなかこのご時世、保証人になっていただけるという方が少ないというのも状況でございまして、答弁のとおり親族が保証人になるというケースがほとんどでございます。実際、これが資力がない方も保証人になられるというケースも想定され得ると思いますんで、じゃあその資力のない方が保証人になったとして、その債権の回収ができるのかというところが当然担保されない部分になりますんで、ここについては最終的には人的保証以外にも今いろいろできてきてございますんで、そういったものも含めて、これも今後の勉強会を通じてまた弁護士さんとの相談とかも含めましてどのような形がいいのかというところについては真摯に研究していきたいと思ってございます。以上です。
再質問 14番 石田久就
まず、保証能力がない人が保証人になること自体がまずちょっとおかしなことであって、これはもう保証人としてはまずある意味欠格要件でないかなと思うんです。そういうこともあるので、今後検討していただきたいと思いますけれども、2020年の法改正があるということで、それらに合わせて資格要件の対応を検討するということでしたけれども、今年は2018年ですのでまだ1年少しありますけれども、この間どのように対応されていくのか、もう一度スケジュールみたいなものあれば教えてください。
答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)
債権担当部署全般の中で整理していかなきゃならないので、個々の債権のことで申し上げることはできないんですけども、少なくとも先ほど言ったように資力のない方が保証についてその責任を負うということはある意味問題ではありますんで、そういった部分については早急に担当部署と協議していきたいと思っております。
再質問 14番 石田久就
わかりました。次に、全国学力・学習状況調査についてお聞きしますけれども、平均正答率公表の結果は児童生徒や保護者にはどのようにして伝えているのか。また、学力が低い要因に読解力が課題であるとのことでしたけれども、具体的にはどういうことなのか教えてください。
答弁 学務課参事 小林昌史(学務課参事は2019年3月まで)
お答えいたします。学力状況調査の結果、個々人の結果につきましては学校に個人ごとの結果が届きますので、学校では児童生徒の保護者に対して個人表を配付しております。次に、学力が低い要因に読解力が課題ということでありますけれども、調査結果からは、国語でいいますと文章の内容を的確に読み取ること、算数、数学で申し上げますと問題を理解して式にあらわすこと、あとグラフ情報等の読み取りが弱いというような結果になっております。以上です。
再質問 14番 石田久就
私は、この学力が低い要因について、家庭での予習や復習ということもあると思うんですけども、そもそも教員の指導力不足という面もあると思うんですが、これについてはいかがですか。
答弁 学務課参事 小林昌史(学務課参事は2019年3月まで)
お答えいたします。教師の指導力不足というお話でありますけれども、学校では教員につきましては人事異動で転勤があるというようなことがもちろんございます。学校といたしましても、自校の先生の授業を他の学校の教員に見てもらう公開研究会を開いたりして授業力の向上に努めております。教育委員会でも教師力アップセミナー、あと小中連携ネットワーク会議を開いてそういう指導力等の向上に努めておりまして、今後もそういうことを継続していきたいと考えております。以上です。
再質問 14番 石田久就
わかりました。先ほどの答弁で、学力向上対策としていろいろな取り組みによって成果が徐々にあらわれているという答弁でしたけれども、このような取り組みがなかったら結果はもうちょっと下回っていたのか、そういうことになるのか、また学力向上の取り組みで学紋塾がありますけれども、現在の参加状況と今後の事業拡大の考え方について教えてください。
答弁 学務課参事 小林昌史(学務課参事は2019年3月まで)
お答えいたします。学力調査の結果につきましては、今まで行ってきた事業展開がなければ今の数値の維持はできなかったと考えておりますので、そこら辺は強く認識しております。学紋塾につきましては、本年度から開始した事業であります。学紋塾は、中学生を対象に毎週土曜日に開催しておりまして、現在中学校1年生から3年生まで30名の登録がございます。今年度からの事業展開ですので拡大ということはなかなか難しいんですけれども、今後も継続していきたいと考えておりますし、学校、地域と連携しながら登録数を増やすような周知に取り組みまして、学力向上に努めてまいりたいと考えております。以上です。