みんなの議会

紋別市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日

(1)市長の決意への期待について/(2)市内経済の状況と来年度の税収見通し、新年度予算編成の考え方などについて/(3)市長三期目集大成の年度の主要施策、事業の進捗状況について/(4)18歳選挙権と参議院選挙投票率、これからの取り組みについて/(5)教育に関する幾つかの課題について

2016年12月12日、紋別市議会の一般質問で、青木邦雄議員が「市長の決意への期待について」「市内経済の状況と来年度の税収見通し、新年度予算編成の考え方などについて」「市長三期目集大成の年度の主要施策、事業の進捗状況について」「18歳選挙権と参議院選挙投票率、これからの取り組みについて」「教育に関する幾つかの課題について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、選挙管理委員長 藤本道樹、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、副市長 棚橋一直、財政課長 長谷川哲也、介護保険課参事 仲条憲明、商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史、博物館長兼図書館長 志子田悟、選挙管理委員会事務局長 片山俊英が答弁しました。

質問者
青木邦雄 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、選挙管理委員長 藤本道樹、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、副市長 棚橋一直、財政課長 長谷川哲也、介護保険課参事 仲条憲明、商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史、博物館長兼図書館長 志子田悟、選挙管理委員会事務局長 片山俊英

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 青木邦雄

私は、未来の会の一員として、さきに通告しております事項につきまして質問をさせていただきます。最初に、宮川市長の4期目への挑戦を心から期待する一人として、決断への心境と3期目に市民に約束した公約の実績や成果などについてお伺いいたします。宮川市長は、平成25年の選挙において、市政継続への市民の大きな期待を受けて、対立候補を大差で退け、3回目の当選を果たされました。その選挙戦において、市長は、2期8年間の実績をもとに、地域医療の再生、中心市街地の再生、そして観光の再生を公約の柱として訴えてきました。選挙後初めての議会においても、常に市民の目線で公正公平な市政運営を基本とする市民本位の市政の一層の徹底と、刻々と変化する時代の潮流に的確に向き合い、困難や課題に攻めの姿勢で臆することなく果断に立ち向かうと、その所信を明らかにされております。それから3年余りが経過しましたが、市長の強いリーダーシップのもと、広域紋別病院の移転改築、まちなか市営住宅の着工、観光戦略のかなめとなる東京直行便の通年化実現など、3つの再生についても着実な成果を上げてきたものと評価しておりますが、まだまだ時間も工夫も必要とする道半ばの施策も少なからずあることと思います。また、少子高齢化、過疎化による人口減少、都市消滅の危機に挑む地方創生についても、今年3月の定例会で本年を元年と位置づけ、総合戦略の取り組みを一層強力に展開すると力強く表明しております。12年前の初当選の後、市長は、市長という立場で市民の先頭に立ち、先人たちが築き上げた紋別の礎を守り育て、さらに発展させて、次世代にしっかり引き継ぐ決意と言われました。市長が心中に期する希望と感動のまちづくりの実現をより確固なものにしていくためにも、市長の一貫した揺るぎない信念に立った4期目の決意を今示す時期と思いますが、市長の決意を、1点目にお聞かせください。2点目に、所信表明などでも明らかにしてきた幾多の公約に関して、その進捗状況を、単に着手した、できたという評価にとどまらず、課した目標に対して、質にもこだわった、具体的で率直な評価、見解をお聞きします。折しも、およそ2年先には、市長2期目のスタートに符節を合わせた第5次総合計画も10年の期間が終了いたします。その計画で描いた都市像をさらに深化させ、市民一人ひとりが安心や希望を実感できるまちづくりに、引き続き指導者として大きな覚悟を負う決意を期待して、次の質問に移ります。次に、市内経済の状況と来年度の税収見通し、新年度の予算編成の考え方などについてお伺いいたします。1点目に、市内経済の状況と来年度の市税収入の見通しなどについてでありますが、1つ目として、本年度の公共事業の発注と契約額について、前年同時期と比較しながらお聞きします。あわせて、低金利という追い風の中、住宅建設など個人消費の動向はどうなのか、お聞きします。バイオマス発電所など、市内での大型の民間投資が一段落の感がありますし、8月後半に北海道を直撃した台風による基幹産業への影響も気がかりで、好調に思える観光でも風頼みの他力本願の要素もあり、いつまでも順風満帆という保証はありません。水産加工業では、サケやイカで挽回のもくろみも期待外れに終わりそうで、ホタテ漁は計画数量が達成できず、10月早々に操業を切り上げており、原料の確保難から冬期間の操業と雇用継続について懸念しております。先日、短い時間ですが、業界幹部からお話を聞かせていただきましたが、先行きに対する不安を私なりに強く受けとめました。先月24日付の地元紙に、景気に対する商工会議所の調査として、今年第2四半期の業況判断と第3四半期の見通しなどについて掲載されました。地元経済の厳しい状況が十分にうかがえますが、一方で遠軽信金の同様のレポートでは、業況が全業種で改善とあり、近隣でありながらも、経営者の見方やマインドの違いに驚きます。ともあれ、市長は、市内経済の実態についてどのように受けとめておられるのか、主要な業種について、2つ目としてお聞きします。3つ目に、安倍政権の第2次補正に続いて、第3次補正もあるようですが、成長戦略の光と影が明白な中、国からの誘い水に対して市はどうされていくのか、見通しについてお聞きします。経済の停滞は、直接、間接問わず、税収減に結びつくものでありますが、運転資金などの金融面や原材料の確保と労働者の雇用継続などについて、公式、非公式を問わず、何らかの支援の要請があって、それに対する具体的な支援を検討、準備されているのかと、つまるところ、来年度の市税への影響と見通しについてを4つ目としてお聞きします。2点目として、本年度の普通交付税の配分決定額が7月に公表されました。算定上の測定単位である人口が、2015年国勢調査の数値に置きかえられ、本市は2万3,109人で、前回調査に比べマイナス1,641人、率ではマイナス6.6%で、全道平均の減少率マイナス2.3%に対して3倍弱となりました。これに対して、決定額は、前年比で金額でおよそマイナス8,540万円、率ではマイナス1.4%の約59億6,700万円となっています。全道の平均減少率マイナス1.8%、あるいは管内平均のマイナス2.2%に比較しても安堵できる結果か否かはわかりませんが、予算対比では、約1億円上回るものです。そこで、減少率がマイナス1.4%にとどまったことについて、前年度と比較して、計算上、人口減少による本来の影響、減少額についてと激変緩和の有無、あるいは公債費償還や基準財政需要と地方税などの基準財政収入での特殊な増減の要因など、どう算定されたものとしているのか、可能な範囲で結構です、1つ目にお聞きします。次に、交付税の不足額を補う目的の臨時財政対策債の発行可能額が約4億2,000万円となり、前年に比べてマイナス21.9%の減少、管内の平均がマイナス20.8%なので、本市の減少率が特別高いわけではありませんが、それでも前年のマイナス5.7%に比べると、減少率が4倍弱となります。この縮小が続く傾向について、国の意図や背景と、この先どういう方向に行き着くと考えるのか、見解を2つ目にお聞きします。以上から、今年の普通地方交付税の総額は、最大でも前年比でマイナス2.9%の約63億8,700万円ということと思いますが、この先も年ごとに変動の要因があるにせよ、これが今の身の丈と覚悟しなければならないのでしょう。消費税の再増税が2019年10月に再延期することで、増税分を充てるはずの社会保障関連の財源の捻出や地方創生についても、国に甘えることなく一歩も二歩も前行く、自覚と積極的な姿勢が期待されますが、本年度の決算見通しと来年度の財政運営に対する基本的な考えを3つ目にお聞きします。3点目に、来年度の予算編成について、市長選挙の年は、義務的経費などの骨格予算を常とし、選挙後に補正予算を組むことが一般的と理解しています。しかし、アベノミクス効果の恩恵も実体も乏しい地方では、公共事業への期待も依存度も高く、地方総合戦略をはじめとして、空白という停滞と悪影響を避けるためにも、当初から本格予算にすべきと思います。3カ年ローリングを踏まえ、年明けから予算査定が本格化するのは例年どおりと思いますが、来年度の公共事業の内容や規模についてとともに、予算編成の市長の見解をお聞きします。最後、4点目ですが、人口減少の現実と交付税の長期的な動向を踏まえての公共施設などの維持、統廃合の考えについてお聞きします。人口の将来見通しを踏まえた公共施設の管理計画策定を総務省が自治体に求め、本市では昨年6月に公共施設等総合管理計画を策定、公表しています。総合計画でも、コンパクトなまちづくりの理念をもとにしたまちづくりを目指していますが、市民感情を考慮すれば、まさに、言うはやすく行うはかたしの典型であり、容易なことでないことは十分理解できます。管理計画では、初めにとして、施設等の全体状況を把握し、長期的な視点を持って、更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことで最適な配置を実現することが必要と位置づけています。その上で、今後公共施設等の適切な規模とあり方について全庁的に検討し、情報の共有を図る必要があるとしています。施設の老朽化は日々進むものであり、突発的な大規模な補修の必要性などに対しても、市民合意を前提に、統合や廃止を選択肢として対処する必要性もあると思います。計画に定める施設の効率的な運営を図る上においても、検討を先送りする特段の事情はないと思いますが、具体的な進捗状況について、また市民への情報開示や共有についての考えなどをお聞きします。次に、市長3期目集大成の年度の主要施策、事業の進捗状況についてお伺いいたします。初めに、広報もんべつ11月号によると、9月末の住民基本台帳人口が2万3,000人をわずかですが割り込みました。2万3,000人が一つの目安であることに大きな異論はないと思いますが、これを割り込むのは、今年3月以来であり、このときは、季節的な要因が大きく、事実翌月には回復し、以降およそ半年間維持してきました。人口ビジョンでは、2060年においても2万3,000人を維持するとしていますが、総合戦略での施策の効果をはかるには、まだ緒についたばかりで早計としても、今回はどのような背景や要因があり、今後とも減少傾向はとめられないのか、あるいは回復の見通しなどについてお聞きします。次、2点目の質問は、実情、現状を正しく理解できましたので、取り下げさせていただきます。3点目に、介護保険法の改正による要支援1、2の人向けの事業の市町村への移行の現状についてであります。市政執行方針では、4月から新しい総合事業を実施、介護支援ボランティア制度を新たに創設、地域包括ケアシステムの実現に向け計画的に取り組むとあります。議会でも、新制度は国の責任放棄と切り捨てにつながるといった見解やNPOやボランティアなどの担い手確保について、困難視や疑問視する意見が提起され、活発に議論されました。そこで、現在までの進捗状況と課題をクリアし、先進事例として他の地域にアピールする心意気を期待しながら、今後に向けての見解をお聞きいたします。4点目として、防災について、さきの定例会での市長の行政報告や加藤議員からの質問で、自主防災組織についての状況も理解しました。豪雨や地震など、異常気象や天災が今年も全国で発生していますが、復旧から復興への取り組みのたくましさに心が打たれます。被災箇所への支援の優先度が高いのは当然ですが、通常の経済活動や日常の営みに不可欠なインフラを早期に回復させつつ、全体として復旧、復興の原動力、牽引力とすることは当然のことです。その観点から、国は、東北大震災を教訓に、自治体や企業に、日常生活に必要な業務の継続計画を示した業務継続計画、頭文字をとってBCPの策定を求めています。電気や水道など、生活や経済活動に重要なインフラをいち早く復旧することは不可欠であり、避難所開設など、直接の支援に加えて、生活再建のいち早い取り組みに向けて、罹災証明の早急な対応などについて定めることを内容としています。上下水道や住宅確保など、公が担う責任と、医療をはじめ、電気、ガス、食料など、民間と連携した取り組み、計画は不可欠ですが、市の策定状況、あるいは現状をお聞きします。5点目に、公共交通のかなめであるバスについて、市政執行方針には、アンケートなどを通じて市民ニーズの把握に努めるとあり、それをバス利用の促進につなげる考えと理解していますが、実施の時期や内容、対象者、調査方法、成果を生かした新たな施策の進捗状況、あるいは検討状況などを1つ目にお聞きします。JR北海道が、廃線を含む路線の抜本的な見直しを表明しましたが、いち早くバス転換を余儀なくされた本市でも、人口減少と利用者減という構造的な赤字体質の中で、国などからの赤字補填や、補助対象外の路線についても、事業者や市などの創意工夫で辛うじて維持しているのが現状と思います。こうした体質が根本的に転換できる見通しは乏しく、複数の自治体にまたがる路線の維持に国や道の補助金は不可欠ですが、国は今年度道内の25社、167路線を対象に、補助金の減額を通知しました。曲折があり、全額支給で決着していますが、その際北紋バスは対象が4路線で、約4,600万円の実績とありました。市内の路線についても、副市長をトップにした地域公共交通活性化協議会で市内のバス路線を循環バスに再編、移行しましたが、実績として利用者減少は続いています。2つ目として、地方での生活の生命線である名寄線や滝上線を安定的に維持確保するためにも、1つに、国及び道の来年度の予算確保の見通しやバス事業者と連携した要請などの有無について、2つに、補助に必要な乗車実績や運行便数と減便という合理化の余地の有無、可能な範囲でバス会社の路線バスと、それ以外の部門別の収支及び本年度市から補助金や委託料などの支援の内訳についてお聞きします。3つ目に、紋別高校バス通学費補助や生活路線バス運行維持に名寄線及び渚滑線代替輸送確保基金が充てられていますが、基金もいずれ枯渇するわけで、その時期の見通しとその後の対応について、現時点での見解をお聞きします。次に、18歳選挙権と参議院選挙の投票率、主権者教育をはじめ、これからの取り組みについてお伺いいたします。選挙権年齢が18歳に引き下げられ初めての国政選挙となった7月の参議院選挙で、18歳、19歳の投票率が、北海道選挙区では43.38%でした。全世代の投票率56.78%に比べて、13ポイント余り下回るものであり、同時に自治体別でも地域間の差が顕著で、オホーツク管内は殊さらに低く、18歳、19歳では32.65%にとどまり、中でも本市は道内35市中でも最下位の28.04%、興部町は全市町村を通じて最下位です。選挙管理委員会は、投票率向上に向けて、啓発をはじめ、試行錯誤しながらさまざまな手だてを講じてきましたが、この結果を率直にどう受けとめられたのか、1点目にお聞きします。今年春の新有権者に対する全国的な世論調査で、56%が投票に行くと回答しており、これが実際の行動に反映したなら、投票率向上に大きく寄与すると期待しましたが、残念な結果です。低い投票率に終わったのは、今回の選挙では候補者の地元遊説も少なく、新有権者に身近なものとして関心を得られなかったなどの分析もありますが、それは事前に予測されていたことです。1,000兆円を超える国の借金や地域の未来、課題をみずから考え、行動につなげるため、18歳、19歳の有権者が権利を放棄することのないよう、何よりも主権者教育の重要性について異論はありませんし、あわせて丁寧な周知、より利便性の高い投票機会の確保などの環境整備が期待されます。来年は市長選挙が、翌年は市議会議員選挙があり、年明けには総選挙の可能性もあります。公職選挙法の改正で、投票日当日に1カ所の指定投票所のほか、自治体の判断で、人の出入りの多いショッピングセンターなどでの共通投票所の設置が認められています。二重投票の防止やセキュリティ対策、オンラインの構築など多大な費用が必要とされますが、若者特有の心理を生かすとともに、投票率が低迷する80代以上にも、外出ついでに投票行動を促すことも可能と思います。効果を認め、近い将来に導入の可能性を検討されているのか、現時点で費用をはじめ、どのような課題があると認識されているのか、主権者教育とあわせて、2点目としてお聞きします。最後に、教育に関する幾つかの話題、課題などから、何点かお伺いします。齋藤教育長にありましては、新しい教育委員会制度のもとでの初代教育長として、少子化の進む中、地域の未来を担う子供たちのため、教育環境の充実に持てる力を存分に発揮してくださることを期待してやみません。それでは、1点目として、今年が10回目となる全国学力調査の結果が9月に公表されましたが、学校別の公表の是非など、さまざまな意見があり、市議会でも幾度となく議論されました。これを蒸し返すつもりはありませんし、学力調査の目的は、教育施策を検証し、指導の充実や学習の改善に生かすことに尽きると思います。ですが、誰にも関心の高いことですから、道教委の市町村別の平均正答率の公表に同意した道内167市町村についてホームページで公開予定ですが、本市がその一つの市町村か否かと、今回の結果から見える市内のレベルは、全国や全道、管内に比べて、端的にどのような位置にあるかを1つ目としてお聞きします。また、広報11月号に、調査結果から見えることとして、傾向グラフと課題、改善の方向性を載せ、委員会ではこれを家庭、地域での教育や子育てに活用をとしていますが、どのようにという具体性がいま一つ不明瞭と思いますし、公表の意図や目的と市民、保護者などの反応とその内容についてを支障のない範囲で2つ目としてお聞きします。3つ目に、10年間の蓄積を糧として、学力の向上に常に腐心されているとは思いますが、10年前に比べて劣る分野での改善は実現しているのか、それは着実になのか、あるいは、年ごとの変動を伴いながらか、さらに領域によってはその拡大した分野があるのか、その上で、これからの学習改善の課題と取り組みなどについてお聞きします。2点目に、中央教育審議会で検討中の次期の学習指導要領、特に外国語教育と道徳の教科化についてお聞きします。小学校での外国語教育の充実が盛り込まれ、具体的には、5、6年生での外国語活動が教科化し、外国語活動も3、4年生からに前倒しして、2020年以降実施予定とのことです。これに対応する学校現場での体制づくりが大きな課題と思いますが、あわせて全教科にアクティブ・ラーニングが導入されるとのことで、先生の指導力によっては、学力格差が広がることも懸念されます。1つ目に、アクティブ・ラーニングの定義と、これによって教育現場で何が変わり、どういう効果があり、弊害はないのか、お聞きします。次に、英語教員に関して、国は、英検準1級以上などの力を持つ教員の割合目標を中学校では50%以上としていますが、市内及び道内での現状はどうなのか、2つ目としてお聞きします。また、小学校での教科化や低学年からの活動に関して、指導力を有する教員の確保や養成方法と円滑な対応についての課題や見通しについて、3つ目にお聞きします。次に、道徳が教科化され、小学校では2018年度から、中学校は1年おくれで始まりますが、評価は、数値ではなく、記述式とされています。もとより、道徳に数値化はなじまないと思いますが、子供たち一人ひとりの多様な内面を記述するにしても、評価する側にも十分な観察眼や適切で豊かな表現力が必要と思いますし、評価を都合よく恣意的に調えていくことがないのか危惧します。入試などの参考にしないとのことですが、子供本来の自由な発想を結局は一定の価値観の枠組みに収れんすることにならないのか懸念するもので、これについて教育長の考えを4つ目にお聞きします。3点目に、英語教育がグローバル化した社会に必要な知識、素養であることは否定しませんが、文化庁の国語に関する世論調査で、ら抜き言葉を使う割合が多数を占めたとありました。言葉は、時代とともに変化するもので、合理的な範囲と評価する向きもあり、私も断じて使わないという自信はありませんが、心配なのは、無意識のままに常識と信じ成長することです。真の国際人とは、自分の国の歴史を正しい理解に立って正しい日本語で伝えられる人と私は思いますが、その点で高校での歴史教育の充実には大いに期待します。それはさておき、スマホなどの普及が一因とされますが、何よりも読む、書く、なぜかを考える基本的な学習が軽視されてきたことに根があると思いますし、戻すには隗より始めよであって、図書に幼児期から身近に親しむ環境が重要と思います。そこで、学校図書館や司書の充実が必要と思いますが、1つ目に、図書館に備えるべき本の目標数の基準と、これに対する達成率、すなわち蔵書率を児童数または生徒数が100名以上の学校別にお聞きします。また、ブックスタート事業で、せっかく幼児期から本に親しむ機会を用意しながら、成長とともに環境が貧しくなるのは本末転倒であります。2つ目に、学校図書館法で努力義務とされる学校司書の配置についての現状と、市の巡回司書2名の身分や経験、採用に際して必要とした資格と業務内容及び法の規定する努力義務を早期に達成するための積極的な方策や見解をお聞きします。4点目に、中学校の制服についてお聞きします。最近の市長の教育、具体的には紋別高校の充実や深刻な子供の貧困に対する積極的な発言に好感と期待をしています。それらについては、別の機会、視点でお聞きしたいと思いますが、教育費の保護者負担の現状の観点で、中学校各校で指定する制服の選考から決定までのプロセスと、そもそも制服を必要とする理由や意義、購入できる店舗が、市内外を問わず、さらにはネット通販を含めて自由に選択できるのか、あるいは学校別に購入店が指定や限定されているのか、その場合は理由についてもお聞きします。さらに、家庭負担となる平均的な購入費用について、全道の平均と市内でも学校別の平均、さらにそれが割高なのか平均的な範囲か、割高とすれば、その理由についてお聞きします。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、来年の市長選挙に向けた私の姿勢についてであります。青木議員からの4期目の立起表明につきましては、大変光栄なことであり、真摯に受けとめさせていただきます。今後、後援会並びに関係支援者と協議を重ね、しかるべき時期に判断してまいりたいと考えております。2点目の3期目の公約の達成状況についてでありますが、公約の1つ目の柱である安心して暮らせるまちづくりにつきましては、私は安心な暮らしの原点は医療の充実であるとの認識に立ち、私の最大の政治課題と位置づけ、広域紋別病院の移転開院をはじめ、循環器科や整形外科の常勤医師を配置するなど、医療体制の充実に向けて最大限の努力を傾注してまいりました。さらに安定した医療体制を確保するためには、産婦人科、整形外科及び循環器科などにおける複数医師の配置をはじめ、看護師など医療スタッフの増員が不可欠であり、今後におきましても、医師や看護師の確保に向け、一層の取組強化が必要と考えております。2つ目の柱である力強い産業のあるまちづくりにつきましては、農業においては、家畜飼養管理施設の整備や協業法人の設立への支援などにより、収益基盤の強化が図られたものと考えております。林業、林産業におきましては、木質バイオマス発電所の誘致にあわせて、林地未利用材の収集、運搬体制の確立に向けた支援策を強化したことで、未利用材の有効利用による新たな収益源の創出と山林整備の促進につながったものと考えております。漁業、水産加工業におきましては、紋別漁業協同組合による新たな製氷工場の建設に支援することで、漁獲から加工、流通の過程において不可欠な氷の安定供給が確保されたと考えておりますとともに、ホタテ協業船の更新に対する支援や、今年度中に完成予定の中央船溜南波除堤の整備により、漁獲、水揚げの衛生管理体制が強化され、水産業の活性化が図られたものと考えております。3つ目の柱でありますにぎわいあふれるまちづくりにつきましては、まちなか市営住宅の建設に着手したほか、まちなかラベンダーガーデンの開園、起業される方々に対する創業支援制度の創設などにより、中心市街地に新たなにぎわいと新規出店者が増えつつあると感じております。また、国内外からの観光客の誘客活動の積極的な展開やオホーツクタワーをはじめとするガリヤゾーンのリニューアルなど、観光客の受入体制の整備により、東京直行便の通年運航の再開や外国人観光客を含む交流人口の拡大につながったものと考えております。4つ目の柱である学び合い、夢を育むまちづくりにつきましては、かねてから私は人づくりこそがまちづくりの基本という思いから、次代を担う子供たちが夢に向かってみずから学び、努力を積み重ね、心身ともに健やかに成長していけるよう、基礎学力向上支援、課外活動や部活動への支援、青少年の体験活動の場の整備など、教育の充実に積極的に取り組んでまいりました。また、魅力ある高校づくりを進めるため、本年度は紋別高校野球部の外部指導者として、元プロ野球選手を市職員として採用いたしました。さらに、来年度には、紋別高校へ進学する子供たちへの支援を一層充実させるため、新たに学力、部活動、通学、生活の各分野における総合的な支援に取り組むとともに、野球部に続き、プロサッカーチームの職員をサッカー部の外部指導者として招聘する方針であります。これらの取り組みは、将来の本市にとってかけがえのない財産の創出につながるものと確信しております。5つ目の柱である市民との協働を進めるまちづくりにつきましては、さまざまな市民団体による自主的なまちづくり活動や公共的活動に対する支援制度を新たに創設するとともに、きめの細かい行政情報を発信するため、防災や福祉、観光などの情報をメール配信する事業に取り組んでまいりました。これにより、まちづくりに対する市民と行政との一体感が醸成されたと考えております。次に、市内経済の状況と来年度の税収見通し、新年度予算編成の考え方についてであります。1点目の市内経済状況と来年度の税収見通しにつきましては、本年度発注の公共工事は、11月末現在で約34億4,000万円の契約を終えており、給食センター等の大型工事の発注がありましたことから、前年同時期に比べ、8億4,300万円、31.3%の増加となっております。住宅建設の動向につきましては、紋別市の一戸建て住宅の新築、増築における建築確認申請受付件数は、本年11月末現在で、新築22件、増築2件、前年同時期は、新築20件、増築3件であり、新築受付件数が1割増となっております。農業につきましては、生乳生産量が前年をわずかに上回る量で推移し、平均乳価の引き上げや個体販売価格の高騰、さらには配合飼料価格の値下げなど、生産者にとって好材料がそろっているところでありますが、本年8月の台風をはじめとする天候不順により、飼料用作物の収穫が、質、量とも平年を下回る結果となり、来年以降の生乳生産への影響が心配をされております。林業、林産業につきましては、8月の台風により林道や作業道が被害を受け、一部で原木を搬出できない箇所が発生しているほか、円高の影響を受け、国産材の需要が減少傾向となっております。漁業につきましては、沿岸漁業の主力魚種でありますホタテ桁網漁が、当初の計画漁獲量を下回る実績となったほか、サケ定置網漁や底びき網漁の不漁による減産など、総体的に漁獲量及び漁獲高が減少するものと見込まれております。水産加工業につきましては、魚価高騰、原魚不足により、大変厳しい状況にあります。国の3次補正についてでありますが、現時点では経済対策等ではなく、国の法人税収の減収に伴う補正とのことでありますことから、引き続き情報収集に努めているところであります。経済対策につきましては、業界団体からの具体的な支援の要請はありませんが、市の対策といたしましては、商工会議所と市内金融機関への年末資金の支援要請を行う予定であり、水産加工業においては、原料確保対策を進めているところであります。来年度の税収の見通しにつきましては、前段申し上げましたとおり、一部の業種を除き、依然として厳しい経済状況にあることから、税収減は避けられないものと考えております。2点目の交付税と本年度決算見通し、財政運営の基本的な考え方につきましては、平成28年度の普通交付税の算定結果におきましては、国勢調査の人口減少やトップランナー方式による影響も懸念されましたが、人口減少による影響額につきましては、急減補正が加わったことにより大きな影響はなく、トップランナーについても約1,000万円の減額と、当初の予想ほどではありませんでした。しかし、臨時財政対策債振替前の基準財政需要額においては、1億3,700万円ほど減少しており、リーマン・ショック後に設けられた歳出特別枠などの減少が主な理由となっております。さらに、基準財政収入額においては、地方消費税交付金など約6,400万円増加しており、普通交付税額を減少させる要因となっております。また、臨時財政対策債については、交付税財源が不足するときの時限的な措置として、平成13年度にできた国と地方の折半ルールで、当初3年間の措置から今日まで継続されております。今年度においては、交付税原資である国税5税が増加したため、財源不足の縮小に伴い、臨時財政対策債も減少したことが主な要因であります。臨時財政対策債の元利償還金につきましては、全額基準財政需要額に算定されますため、地方負担がなく、交付税の代替措置と見ることもできますが、今後の地方財政計画において、地方の一般歳出総額が同額で維持されても、臨時財政対策債の需要割合が増加している今日では、実質交付税は縮小傾向と読み取ることもできるため、今後の一般財源確保は厳しい状況にあると考えております。また、平成28年度決算見込みでありますが、市税において8,000万円、普通交付税等において6,000万円、繰越金においては1億4,000万円、予算を上回っております。歳出においては、建設工事の落札率の高どまりから、大きな不用額は見込めないことや、医療費等の社会保障費も増加していることから、平成27年度のように財政調整基金を取り崩さずに決算することは厳しい状況になっております。3点目の来年度の予算編成につきましては、実施設計を終えた事業や社会資本整備交付金採択事業など、留保することで市内経済に影響を与えるものについては当初予算から編成し、補正でも対応可能な事業については留保していく予定であります。また、大型事業といたしましては、本年度実施設計を行っている総合研修センターや継続費で実施しているまちなか公営住宅A棟などを予定しておりますが、規模や内容につきましては、予算編成中でありますので、差し控えさせていただきます。4点目の人口減少と公共施設の管理計画につきましては、公共施設等総合管理計画の基本方針として、個別の施設においては耐震化や長寿命化に基づき施設を維持していくことや、大規模な面積を占める教育施設などは、児童生徒数の減少に対応して、今後再配置を検討するとしております。また、進捗状況についてでありますが、耐用年数超過施設のうち、劣化度の判定が高かった青年の家について、本年度閉校の元紋別小学校を総合研修センターに改築するなど、公共施設の有効活用を進めているところであります。今後、厳しい財政状況の中、大規模改修や更新が必要な施設につきましても、今後の利用規模や維持補修費を含めた費用対効果を検証しながらの作業となることや、個別の施設長寿命化計画が進捗していることから、公共施設等総合管理計画においても適宜フォローアップを行い、市民周知を図るとともに、人口規模や利用状況に即した適切な施設の配置に努めてまいります。次に、3期目の主要施策と事業の進捗状況についてであります。1点目の本市の人口につきましては、引き続き減少傾向にあり、過去10年間における人口推移を見ると、年平均で350人程度が減少しております。内訳としては、自然減が平均150人程度、社会減が平均200人程度となっております。この要因は、進展する少子高齢化や大都市圏への人口の過度の集中など、我が国の構造的な課題によるものであり、一自治体の取り組みにより人口減少に歯どめをかけることは限界があり、国による早急な対策が必要であると考えております。加えて本市では、昨年及び本年において年間出生数がさらに低下傾向にあることや、高校または大学等を卒業する年代の転出者数の比率が高くなっていることから、安心して出産できる医療環境の確保や若者が希望する雇用環境の創出などが課題であると考えております。本市といたしましては、広域紋別病院の医療体制の充実、確保はもとより、出産支援や子育てしやすい環境づくりなどの出生率向上対策を一層推進するとともに、西紋別地域の中心としての都市機能の確保、大都市圏からのUターンの促進、企業誘致活動の推進、障害者就労支援対策の強化、外国人技能実習生の受入環境の充実など、定住人口の減少抑制に取り組んでまいります。さらに、都市圏と直結するオホーツク紋別空港、過ごしやすい気候、豊富な食資源など、地域特性を最大限に生かし、観光客をはじめ、二地域居住者や中長期滞在者の誘致など、交流人口の拡大に積極的に取り組んでまいります。3点目の介護保険市町村事業につきましては、現在までの進捗状況は認知症施策の推進として、地域包括支援センターに新たに配置した認知症支援推進員を中心に、認知症カフェを高齢者ふれあいセンター等において年間18回の予定で実施しており、各施設において多くの参加をいただいております。また、高齢者のみずからの介護予防を図りながら、地域の支え合いに参画し、健康増進と社会貢献による生きがいづくりに寄与することを目的とした介護支援ボランティア事業の実施に向け、現在委託先である紋別市社会福祉協議会と事業の年度内開始に向け協議を進めており、課題である地域の支え合いの体制づくりの一環として取り組みを進めているところであります。今後に向けましては、地域で暮らす認知症の人やその家族を応援する認知症サポーター養成講座に加え、その講師となる認知症キャラバンメイト養成研修を実施し、次年度以降、さらに認知症サポーターの人員を拡充してまいります。また、平成30年度までに実施する認知症の早期発見、早期対応により、介護サービスにつなげる認知症初期集中支援チームの設置のため、認知症サポート医の確保に向け、紋別医師会と協議を重ねているところであります。今後とも、高齢者ができる限り住みなれた地域で暮らし続けられるよう、地域の実情に合わせた柔軟なサービスの構築や地域資源の活用について、関係機関と協議、連携のもと、1つずつ有益なサービスの実施に努めてまいります。4点目の防災についてでありますが、自治体における業務継続計画、いわゆるBCPは、災害時に行政みずからも被災し、人、物、情報及びライフライン等の利用できる資源が制約される状況下において、優先的に実施するべき業務を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、必要な資源の確保や指揮命令系統の明確化等について適切な措置を講じ、業務執行のためにあらかじめ定める計画で、北海道から平成31年度までの策定を求められております。本市におきましては、内閣府発出の市町村のための業務継続計画作成ガイドを参考に、第1章、基本的な考え方、第2章、想定する被害及び被災状況の想定、第3章、非常時優先業務、第4章、業務継続に係る職員体制、第5章、業務継続計画の特に重要な要素の5章立てにて作成を進めているところであります。今後、本市地域防災計画等との整合性を図るとともに、庁内各部署による優先業務の洗い出しのほか、災害時相互応援協定締結先の関係団体との調整を進め、平成29年度末までに策定したいと考えております。5点目の公共交通についてでありますが、1つ目のアンケートにつきましては、住民ニーズを把握し、利便性を向上させるため、適宜アンケート調査を実施し、昨年の広域紋別病院までの一部路線延長を行うなど、施策に反映させているところであります。本年度につきましては、停留所設置要望のあった南が丘町7丁目及び元紋別の一部地域においてバス利用の実態を把握するため、市とバス会社の職員が直接戸別訪問を5月に実施しており、この結果、必要性と費用対効果を鑑み、10月1日より上藻別デマンド線に新規バス停留所を2カ所設置しているところであります。現在のところ、計画した乗車人数を確保していることから、アンケート調査の成果が反映されているものと認識しております。2つ目の名寄線及び滝上線の国及び北海道の予算確保の見通しにつきましては、事業補助が9月末決算の仕組みとなっておりますことから、来年9月までの予算は内定しているところでありますが、それ以降の補助制度の変更や予算減額などについて現時点では国及び北海道からの通知はなく、これまでバス事業者との要請活動は行っておりません。補助に必要な乗車実績等につきましては、運行回数が平日3回以上で、かつ1日の輸送量が15人から150人の範囲の路線が補助対象となっております。また、名寄線及び滝上線は、地域間の足として必要不可欠なものであり、各都市との接続バスでありますことから、現在のところ減便は考えておりません。バス路線の収支は、名寄線及び滝上線を運行している3社合計で約1億2,000万円の収支差額となっており、住民の足を確保するため、2分の1を国と北海道が補助し、残りを沿線自治体が負担しております。路線バス以外の収支につきましては、民間企業の収支にて、わかりかねる部分もありますことから、答弁は控えさせていただきます。本年度の市からの補助金や委託料につきましては、補助金は、名寄線、市内循環線など、計11路線の収支差額を各バス会社に支出しており、委託料につきましては、北紋バスへ高齢者等交通費助成事業にて委託しているほか、入札にて委託している福祉団体バスやスクールバスの運行があります。3つ目の公共交通確保基金につきましては、現在の支出状況で試算すると、平成32年度に残高が2,000万円を切り、平成33年度には基金を財源とすることができなくなる見込みであります。今後の対応につきましては、国の補助制度や他の自治体の状況などを調査分析し、財源確保に努めてまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より、選挙管理委員会に関するご質問につきましては、選挙管理委員会委員長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、青木議員の教育問題についてお答えいたします。初めに、全国学力・学習状況調査の結果と今後の取り組みについてであります。1点目の道教委ホームページへの公表の有無及び市内小中学校のレベルについてでありますが、市教育委員会では、本年8月に教育委員の意見、意向を確認し、道教委ホームページの北海道版結果報告書に本市の結果を掲載することを決定しております。また、一部の学校では全国平均を上回っておりますが、小中学校全体としては、全国、全道、管内平均を下回っている状況にあります。2点目の調査結果概要の広報誌掲載についてでありますが、市内児童生徒の学力傾向等の状況を広く市民の方へ周知するとともに、分析から見える課題や改善の方向性を保護者にお知らせすることを目的としております。また、生活習慣や学習環境に関する調査から、テレビ、ゲーム、インターネット等を長時間利用する児童生徒の割合が高く、家庭や地域、社会とのかかわりが薄くなる傾向があり、地域のさまざまな機会に子供たちを巻き込んでいく工夫が必要であるとしております。保護者からは、子供のテスト結果などから、当てはまる傾向や生活習慣の改善に向け、ゲームの時間設定を短くした、家庭学習の時間を増やしたなどの声を学校を通じて聞いております。3点目の10年前との比較及び今後の学習改善の取り組みにつきましては、全国学力・学習状況調査の対象学年は小学6年生と中学3年生で、毎年対象者がかわり、一概には比較できませんが、小学校国語、算数の領域別知識、活用では、年ごとの変動があり、国語、算数の知識では差が開いている傾向にあります。中学校国語、数学の領域別知識、活用では、全てにおいて着実に差が縮まっております。このことからも、学習改善には、小学校段階での基礎的、基本的事項に重点を置き、授業での定着を徹底させるとともに、家庭学習の推進を図るほか、夏休みパワーアップタイムをはじめ、学習サポーターや高校生ボランティアなどを活用した補充学習の拡充を行い、学力向上につなげてまいります。次に、次期学習指導要領についてであります。1点目のアクティブ・ラーニングの定義と教育現場への影響等についてでありますが、定義につきましては、課題の発見と解決に向けて主体的に、協働的に学ぶ学習とされ、こうした学習指導方法は、知識、技能を定着させる上でも、また子供たちの学習意欲を高める上でも効果的であると指摘されております。今後、全ての領域でアクティブ・ラーニングを効果的に実施するためには、さらなる授業力の向上が求められ、各学校では指導方法のより一層の工夫改善に努めなければなりません。2点目の中学校英語教員資格者の現状でありますが、市内中学校の英語教員は、4校6名おり、2名が英検準1級等の資格を保有しておりますので、割合は33%となっております。道内の割合は、現在道教委が調査を行っており、その結果につきましては、後日公表予定とのことであります。3点目の小学校の英語指導における教員確保や養成方法等についてでありますが、国では、英語指導の専科教員の増員や英語力や指導方法を身につけた教員の採用、中学年の学級担任も英語指導に当たることから、研修をはじめ、指導体制の大幅な強化等の整備を進めております。市教育委員会といたしましては、適正な教員配置や英語研修が受けられるよう道教委に要請を行ってまいります。4点目の道徳の教科化についてでありますが、道徳の評価につきましては、児童生徒の学習状況や道徳性にかかわる成長の様子を継続的に観察し、指導に生かすことが重要であると考えております。市教育委員会といたしましても、文部科学省の通知の趣旨が十分理解されるよう、校長会を通じて指導してまいります。次に、国語に関する世論調査についてであります。初めに、学校図書館に備えるべき基準冊数等についてでありますが、100名以上の学校別に基準冊数、蔵書冊数、蔵書達成率をそれぞれ申し上げます。紋別小学校、9,160冊に対し9,000冊、98.3%、潮見小学校、9,560冊に対し3,939冊、41.2%、南丘小学校、6,040冊に対し6,383冊、105.7%、紋別中学校、1万1,200冊に対し5,056冊、45.1%、潮見中学校、8,480冊に対し5,653冊、66.7%となっております。次に、学校司書の配置の現状などについてであります。改正学校図書館法により努力義務とされた学校司書につきましては現在配置しておりませんが、平成25年度から導入した学校図書館巡回司書により、学校図書の整備を行っているところであります。次に、巡回司書の身分等についてでありますが、巡回司書は、教育委員会の嘱託職員として採用しております。1名は、市立図書館において司書としての実績があり、巡回司書として4年目を迎えております。もう一名は、今年度採用しており、これまで図書館司書の実務経験はありません。また、採用に際しての要件として、図書館司書または司書教諭の資格を有している者としております。主な業務内容は、学校図書館の図書の整理として、図書の受け入れ、装備、図書台帳の管理、貸し出し・返却のサポート、購入図書の相談、図書室の整理整頓を、また読書の推進業務として、図書展示、掲示板の作成、読み聞かせ、図書だよりの作成のほか、子供たちへの読書相談、調べ学習支援、市立図書館と連携した授業への資料相談などを行っております。次に、今後の方策や見解についてでありますが、現在巡回司書が学校司書の役割である図書館の運営の改善や向上、児童生徒や教員による利用促進の支援業務を担っており、引き続き巡回司書2名体制を継続するとともに、蔵書資料の活用などで市立図書館との連携を図り、児童生徒の読書活動を推進してまいります。次に、教育費負担と中学校の制服についてであります。制服の選考から決定までは、学校によって違いがありますが、教職員や保護者との協議を経て、校長が最終決定することとなっております。紋別中学校、潮見中学校のセーラー服については、30年以上デザインの変更はありませんが、渚滑中学校は、平成18年度に協議を行い、現在のブレザーになっております。制服を必要とする理由には、学生らしさや統一性などのほか、生徒指導や家庭間の経済的格差への配慮が挙げられます。各学校では、新入学生に制服の購入店を指定しており、紋別中学校2店舗、潮見中学校3店舗、渚滑中学校1店舗となっておりますが、いずれも各校指定学生服の取扱店舗となっております。なお、全校とも、男子学生服は標準モデルとなっておりますので、市外及びネット通販での購入が可能となっております。平均的な購入金額は、市内全校の差はほとんどなく、男子で約3万8,000円、女子で約3万4,000円となっております。道内の平均額を示すデータはありませんが、全国の公立中学校111校の購入価格調査では、3万円台から7万円台となっており、市内中学校の制服購入額は平均的なものと認識しております。以上、答弁といたします。

答弁 選挙管理委員長 藤本道樹

それでは、青木議員の質問にお答えいたします。1点目の参議院選挙投票率に対する評価についてでありますが、今年の参議院議員通常選挙から、新たに有権者となった18歳の投票率が33.01%、19歳で21.89%となっており、全道平均との比較でも高い投票率とは言えない状況にあると考えております。全国的にも、19歳が18歳より投票率が低い傾向となっており、これは19歳世代の中に主権者教育を受けていない人がいることが影響しているものと考えられます。なお、当市全体では53.52%の投票率であったことから、引き続き10代への主権者教育を含め、投票率の向上対策が必要だと考えております。2点目のより利便性の高い投票環境の整備等についてでありますが、初めに共通投票所の設置に関しましては、二重投票の防止対策として、各投票所をオンラインで結び、投票状況の共有が必要になるものと考えております。また、経費につきましては、投票所で使用するパソコン投票データ管理用サーバーのレンタル料、投票管理用ソフトウエアの購入等、初期投資を含め、約2,400万円の経費が見込まれています。なお、2回目以降の選挙につきましては、1回の選挙当たり約1,000万円の費用が必要と考えており、その他の経費としては、通信回線料、投票所の賃借料が必要となります。さらに共通投票所の運営に関しましては、停電時の対応、機器、通信回線のトラブルのときの対応など、困難な課題も多く、費用も高額なことから、現時点での整備は難しい状況にあると考えております。次に、主権者教育につきまして、本年1月と2月に高校3年生及び2年生に対し選挙に関する出前講座を実施しており、内容については、選挙制度、投票制度、選挙違反、選挙の意義について教えるものであります。本年度も引き続き、高校2年生に対し出前講座を実施したいと考えております。当日の投票の仕方、期日前投票制度、不在者投票制度について説明し、さらに選挙制度、政治参加に対する理解を深めていただきたいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 8番 青木邦雄

先ほどは、丁寧なご答弁ありがとうございました。それでは、何点か再質問をさせていただきます。最初に、市長の4選立起の決意についてでありますけども、残念ながら今議会での明言はいただけませんでしたが、市長さんの言うとおり、決断に向けて環境を整え、少しでも早い時期に去就を明らかにしていただきたいと思うのは、私だけではないと思います。選挙の日まで半年余りでございますので、しつこいようですけども、早い時期に去就を明らかにしていただけることを期待申し上げます。それと、公約の進捗度の中で、医療問題、それからにぎわい創出の関係、施設等々が当然既にスタートしましたけども、施設つくるのは、文字どおり初めの初めのことですから、これからも市長が先頭に立って道筋をつけて、先を我々が安心して見えるような施策をぜひ陣頭指揮の立場に立っていただきたいと思います。1点、学び合いの中で、興味深いご答弁をいただいたんですけども、魅力ある高校づくりの中で、サッカーの指導者を新たに招聘するというお話があったかと思います。今年の野球の浅沼君の活躍も、もちろん記憶に新しいんですけども、今は、小学校から高校に至るまで、サッカー部の活動というのが非常に盛んになっていると思います。その中で、体系的に指導者が得られるんであれば、これもまた文字どおり魅力ある高校づくりになるのかなと。ただ、これは教育問題かどうかという話になると、そういう指摘があれば変えますけども、とりあえず市長の公約の一環という意味合いで、お話をちょっと内容をお伺いしたいと思います。

答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志

お答えいたします。先ほどの市長の答弁にもございましたとおり、市長の大変力の入る政策分野でございます。本年度は、野球のほうも、指導体制を強化することによって、子供たちの部活動に対する意気込みというか、目標を持ってしっかりと取り組まれて、そして目に見える形での実績を子供たちも頑張って積み重ねてきていると思っております。引き続き、サッカーにおきましても、そのような形で、子供たちの自主的な活動を積極的に後押ししていくという市長の考え方に基づくものだというふうに考えております。以上でございます。

質問 8番 青木邦雄

具体性がちょっと見えませんけども、これからということもあるのかなと。私自身も、例えば魅力ある高校づくりという意味で、これ教育分野ということになれば、また機会を得て、そこら辺のことを別な視点から、別な考えもありますので、改めて機会をつくりたいと思います。次、市内経済の……。

質問 8番 青木邦雄

はい。

答弁 副市長 棚橋一直(副市長は2019年6月まで)

企画調整課長、ちょっと歯切れ悪い答弁だったので補足をさせていただきますけども、具体的に申し上げまして、コンサドーレといろんな部分での話し合いをさせていただいていまして、近々には一定程度、日ハムと同様な関係になろうかなというふうなところでございまして、詳細は協議をしてございまして、市長答弁にも招聘というふうに触れた部分は、属人的に派遣をいただくというふうな形とは別に、コンサドーレの団体と委託契約か何かというふうな部分の中で今協議をしてございまして、若干だけ市のほうの内容は変わりますけども、コンサドーレの指導を主にされている方を招聘をしてやっていきたいというようなことで詰めてございまして、これは高校、さらには中学、小学生というふうな部分で、しっかり指導だけを、より知識を持った方をというふうな部分で内容を詰めてございますんで、できましたらご期待をいただければなというふうに思っているところでございます。以上です。

質問 8番 青木邦雄

ありがとうございました。本当に期待をして、見守りたいと思います。次に、市内経済の関係で何点かお伺いいたします。住宅の関係につきましては、タイミングよく、昨日の新聞を拝見しまして、かなり詳細がわかりました。交付税についてですけども、今議会初日に昨年度の決算が認定されております。財政運営に知恵を絞りまして、剰余金を財政調整基金などへの積み立てもできております。それで、財務省の諮問機関の財政制度等審議会が、先月新年度予算編成に当たっての意見書という形で財務大臣に提出したものがありますけども、その中に地方で減債基金等の積み立てが増えているのは、裏返せば、地方交付税が過大に交付になっているんだと、これを抑制すべきという意見書が出されております。これは、税収等、基準財政収入を確保するために、トップランナー方式も含めて、皆さん知恵を絞って努力をしてるものについて、これを全て税収が上振れした場合については、交付税の削減につなげると。つまり、努力のかいを失う。トップランナーからおくれたところは、当然インセンティブに関するペナルティーというか、減額措置もあるんでしょうけども、じゃあいずれトップランナーもごく普通のものになってしまうんじゃないかと。つまり、全体として国は交付税というものに対して次に出口を閉めていくということにとれるんですけども、そこら辺の見解について、今現在捉えているものがありましたら、お聞きしたいと思います。

答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)

お答えします。報道にもありましたとおり、1兆円ぐらい地方で今余剰ではないかというような財務省の諮問機関のほうでお話があるそうなんですけども、総務省ではやはりちょっとそれと反対の見解というか、真っ向対立しているような状況でございまして、今平成29年度の国の予算編成の中で地財折衝をしておりますけども、その中で徐々に明らかになっていくんではないかなと思いますし、財務省の言っていることはかなり厳しい内容ということで私たちも受けとめていますんで、なかなか推移も見守りながら、来年度の予算編成ということで考えていきたいと思っております。以上です。

質問 8番 青木邦雄

当然、総務省と財務省という関係で言えば、要求する側と要求を出し惜しみというより、絞って出す側のせめぎ合いですから、総務省は当然地方の味方というか、地方財政計画も含めて満度を確保したいという思いはあると思いますけども。それで、答弁の中で歳出特別枠について若干触れていたんですけども、今年度本市の場合の算定額の中に歳出特別枠分として計上されている交付税というのは幾らぐらいになってらっしゃるんでしょうか。

答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)

すいません。答弁いたします。地域特別枠で算定されてる分で紋別市の算定分ということなんですけども、地域経済雇用対策費というところがありまして、そこのところで本年度の算定額が9,694万1,000円、前年度に比べまして、これは6,191万2,000円の減額で、率にしますと、前年度で39%の減ということになってございます。

質問 8番 青木邦雄

この歳出特別枠についても、財務省は、リーマン・ショック後の経済環境も落ちついて廃止するというようなせめぎ合いをしてるようなんで、ただこれを守れと言っても、これは総務省のことですから、総務省とのやり合いですから、ただなくなれば、1億円がすぽんと落ちるとなると、これはかなり厳しい状況かなというふうに思います。それで、税収についても、一律とは言いませんけども、来年はまだ厳しくなってくると。今年の決算次第では、財調の取り崩しも必要かというような説明がありましたけども、そうなれば、当然入ってくるものに見合った歳出の組み方という、もちろん歳出自体に工夫をしなければならないと思うんですが。前回第3回定例会で阿部議員が電力小売自由化の対応について質問があって、費用対効果とか、安定供給など、もう少し検討したいというような答弁があったかと思います。事実、現実問題としまして、例えば3月のロジテックですか、倒産問題で、安定供給という部分について随分懸念があったように思いますけども、これについては、私は本来心配する必要がないのかなという思いもありますし、何より12月から紋別バイオマス発電所が本格営業運転に移行しました。電力の地産地消という意味合いとは違うかもしれませんけども、当然ここの電気も北電に売るのか、あるいは、春先でしたか、北海道ガスが、紋別バイオマス発電所の電力を調達したいというような報道もあったかと思いますけども、地元での支援として、こういうバイオマス発電所の電力を購入する、新電力から電力を購入し、総体の費用も下げるというような考え方、進め方というのは、現状どんなようなふうにお考えでしょうか。

答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)

お答えします。まず、新電力なんですけども、前回のご質問でも答弁しましたけども、今現在新電力会社のほうに、主要な紋別市の施設、高圧電力を使っている施設なんですけども、そういったものの施設を一度調査をしているところでございます。調査結果が出たら、どれぐらいの効果があるのかというところを試算して、今後検討していきたいというところと、あと今お話にありました、紋別のバイオマス発電所でつくられた電気ということなんですけども、そちらにしましても、今新電力のどこが買い取るかということは明確にちょっとまだアナウンスされてませんので、そういうものを見ながら、今後判断していきたいと思っております。以上です。

質問 8番 青木邦雄

新電力、特にバイオマス発電所の関係については、ぜひ地域ぐるみの支援ということでは、向こうの規模からすれば痛痒なのかもしれませんけども、ぜひタイミングを逃さず進めていっていただきたいなと思います。続きまして、平成28年度の主要施策の中から何点かお聞きしますけども、住民基本台帳人口の減少、これは2万3,000人を例えば大台として、回復するのはなかなか厳しいという見解をいただきました。人口ビジョンそのものは、国が旗を振って、各市町村がされたものでございますけども、今の地方総合戦略、平成31年まであと3年間の時間を残すんですけども、平成29年度、もしくは平成29年度以降、具体的に目指している事業、あるいはその事業費と国総体の例えば来年度の概算要求額等々が今何か情報としてあれば、お示しください。

答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志

お答えいたします。人口減少対策につきましては、当然に定住人口の維持という部分で、そこは見失わないように、しっかりと取り組んでいく必要があると思っておりますし、少子化対策、あるいはUターン、一度出ていった方々が紋別にまた戻って、こちらのほうに定住していくような施策というのは、しっかりと取り組んでいく必要があるというふうに考えておりますが、総合戦略のほうで展開していく施策につきましては、交流人口の拡大、あるいは障害者就労支援対策、高等養護学校などのお子さん方がこちらのほうで定着し、引き続きこちらで働いて、お住まいになる、そういった部分にスポットを当てているわけでございますが、今議員さんおっしゃられた総合戦略の中の事業、国の交付金なども活用していくような事業の部分について申し上げますと、空港を核としました交流人口の拡大、あるいは中長期滞在者、避暑地としてこちらのほうにお越しいただけるような方々を受け入れていくような基盤づくり、そういったものに対しまして事業を検討している段階でございます。そうしまして、事業費の規模といたしましては、今の段階で明確な事業費規模というのはなかなか申し上げられない部分もありますが、大体国の補助の上限としております5,000万円に対して2分の1の2,500万円というふうに制度設計がされておりますので、そのような事業規模を念頭に置きながら、今後詰めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 8番 青木邦雄

そういう交付金も含めて、金額が十分か不十分かという議論をしてもちょっと始まりませんから、ただやっぱり成果を見守るしか、今のところそういうふうな言い方でとどめておきたいと思います。それと、ちょっと介護保険で1点だけお聞きしたいんですけども、新しい総合事業、来年度末までに全市町村がスタートすることがたしか義務づけられていると思いますけども、そういう意味では紋別、当初本当は最終年度にスタートさせるのかなと思いましたけども、市長の英断で、今年の4月からということで。全道的な状況だけ教えてください。全市町村のうちの、要するに、今現在スタートさせている市町村の数。紋別は、そのあたりでどの程度のポジションにあるのかなということをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 介護保険課参事 仲条憲明

お答えいたします。道内市町村の総合事業への移行状況についてでございますけども、全道の156保険者のうち、平成28年度中までに新しい総合事業に移行が進んでいる保険者数は、本市を含めまして52保険者で、全体の3分の1程度の割合となっているような状況となってます。以上です。

質問 8番 青木邦雄

わかりました。先ほどの答弁の中で、やはりサポーターの養成講座ですとか、要するに人的な資源をつくる取り組みがこれからも必要ですし、喫緊の課題だと思いますので、先進モデルになるくらいの意気込みで事業を進めていただきたいと思います。バスの関係で、参考までにお聞きしたいんですけど、交流人口、これは富樫課長のほうの答弁の中にありますけども、我々の生活バスですけども、やっぱりバスを使った交通体系という必要性も当然認識されてるとは思うんですけども、いわゆるICカードみたいなものをバスに投入しようとすれば、初期投資、あるいはイニシャルコストというのはどの程度かかるというふうに見られるんでしょうか。もし試算があれば、教えていただきたいと思います。

答弁 商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明

お答えいたします。バスのICの関係でございますが、今現在、ICにも種類がありまして、俗に言われるSuicaと言われている部分と、それから自社で単独で導入されてるICカードがございます。まず、自社のほうですが、こちらのほうは、北見バスとか、旭川軌道さんとか、そういうところで導入されています。それは、Suicaとは違って、そのバス会社のみの利用で、そちらのほうの大体導入金額が約1億円、それから運営費用に数千万円、それは年によって変わるそうなんですが、というふうに聞いております。単独で導入しても、なかなか維持が難しいことから、旭川軌道バスさんあたりは、道北バスさんとICカードを統一したり、運営の改善を図っているように聞いております。次に、Suica系なんですが、こちらのほうは、平成25年に中央バス、それからJRバス、じょうてつバス、それから札幌市交通局、地下鉄と路面電車の部分なんですが、4社共同で平成25年6月から導入されています。それに関しては、導入するのに約2億円、それから運営するのに約1億円ということになってまして、議員おっしゃるとおり、ICカード利便性が高いというふうに考えますが、地方都市によっては、導入経費と、それから運営経費を含めますと、なかなか導入に至らないのかなというところが現状ではないかと分析しております。以上です。

質問 8番 青木邦雄

私も、3枚、4枚持っていますので、使えれば、すごく利便性が高まるとは思うんですけども、おっしゃるとおりの費用がかかるんでしたら、恐らくバスの運行収支、先ほど聞いたとおり、黒字とは聞いてませんので、黒字になっているわけではないので、なかなか新たな投資というのは難しいのかなと。ただやっぱり、そういうことの状況を知らずに利用したいという人も中にはあるわけですから、言い方は難しいんですけども、やはり時代の流れ、あとは例えばそういう導入に向かって、それがバス経営の安定につながるんであれば、もっと大きな意味で費用対効果もあるわけですから、何らかの形で方法を模索し続けていただきたいなと思います。次、順番で、教育問題なんですけども、英語教育の関係で、先ほど4校で6名、うち英検準1級以上が2名ということで、33%。国の教育振興基本計画ですか、50%以上の目標という意味合いでは、手っ取り早いのは、もう一人、4人のうちの1人を当該資格者にすればいいわけですけども、なかなか人事異動とかもろもろあるでしょうから、そう簡単に人間の取っ替えはできないんだろうなと。あと、小学校の場合、普通に小学校といえば、学級担任が、音楽とか特殊な科目を除いて、ひとりで教えるイメージだったんですけども、場合によっては、これが専任教員というか、専科教員という形になるんでしょうか。そういう場合、児童数によって、1日1こまとか2こまというわけにはなかなかいかないんでしょうから、例えばそうなったときに、どの程度の教員数が必要というふうに見込まれるんでしょうか。もしその辺の考え方が見えてれば、お伺いしたいと思います。

答弁 学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史

お答えいたします。小学校の英語科導入、英語に関する活動につきましては、5、6年生からは教科化、3、4年生からは活動に移ります。そこで、今の5、6年生の担任が英語授業に携わって、そこで当市のALTも補助として携わっております。今度、3、4年生になりますと、3、4年生の担任が、今の5、6年生の担任と同様な指導に入ります。今議員おっしゃられるように、英語専科の教師の配置は、国も整備を進めているところなんですけど、英語専科の先生を配置できれば一番いいんですけれども、その方を配置して、今の担任の英語教科指導の先生的な役割を担うのか、その先生が担任につくのか、そういうのはこれからもちろん人事異動や国の制度方針にのっとるところなんですけれども、あと教科の頻度については、まだ示されておりませんので、今後情報があればお知らせしていきたいと考えております。以上です。

質問 8番 青木邦雄

先ほど教育長の答弁の中で、研修等で資質を磨くというか、上げるというか、当然どれだけのレベルにあるかというのは、こういう検定試験を受けてみなければ一般的にわからないわけですから、自己研さんを含めて、自己研さんの先に検定試験を受けると。やっぱり先生が忙しい中で、なかなか思惑どおりにいくのかどうかという部分はありますし。結局、アクティブ・ラーニングも含めて、先生への負担というのは、高まりこそすれ、楽になることはあり得ないと思うんで、大変質の高い教員ばかりがいれば、もちろんそれでいいことなんですけども、その確保という部分について、文字どおり教育委員会も知恵を絞っていただければ幸いです。おくれのないようにお願いしたいと思います。それと、学校図書館の蔵書率、聞きますと100%を超えてるところもあれば、4割台の学校もあると。これは、それぞれ司書なり、既存の蔵書数の質の問題というか、古さ新しさで、毎年決算委員会で補充等の数字は聞かされるんですけども、蔵書率という考え方で聞くのは私も初めてなんで、これはやっぱりそうありたいというか、高いことにこしたことはないんで、蔵書率の向上に努めていただきたいのと、学校司書についても、現在2名の巡回ということで、当然常置されているわけではないんですから、いわゆる司書としての図書のいろんな整理、購入、受け入れもそうですし、貸し出しのサポートというか、そういう部分についても、やっぱり時間的に不足するものが当然見えると思うんですけども、ちなみに本来学校司書を指導できる司書教諭というのは、大手というか、先ほど言った5つの学校、それぞれに配置はされているんでしょうか、お伺いします。

答弁 博物館長兼図書館長 志子田悟

お答えいたします。司書教諭の配置状況でございますけども、学校図書館法では、司書教諭の配置は12学級以上の学校に置かなければならないとされておりまして、市内で対象になる学校は、小学校で紋別小学校、潮見小学校で、それぞれ1名の司書教諭を配置しております。以上でございます。

質問 8番 青木邦雄

わかりました。あと最後になる、最後じゃないですけど、制服の関係、私、もっとも狙いは、教育費の家庭負担の中でいかにして、例えば30年間モデル変わってない制服だったら、いわゆるお古というか、お下がりも可能なんですけども、ブレザーみたいな特殊なものになると、なかなか代替がききませんから、当然ほとんどの場合は新たに購入せざるを得ないんだろうなと。なおかつ、渚滑中学校ということは、新1年生が数人という場合も、年によって当然ございますから、これを例えば形だけ決めて、当然販売といったって、恐らくコストとしては合わないんで、指定店にさえなりたがらないんじゃないかというような思いもあります。これも含めて、市長さんが以前の新聞の中で、部活等々、いわゆる就学援助につながる部分ですか、そういう部分でなお強力な拡大を考えているというような新聞記事も見ましたので、そこら辺については今後の成り行きを見ていきたいな、期待したいなと思います。最後に、選挙権の問題で、共通投票所にも思った以上の費用がかかるなということを改めて思いまして、これも費用対効果という割り切り方はできませんけども、難しいんだろうなと。これが、市の単独の費用ということであれば、現実的な問題じゃないのかなと。それで、答弁の中で、主権者教育に絡んで、選挙フェスとか、そういう形であったんですけども、私、そういう形ももちろん大事なんですけども、やっぱり地域や家庭で、小さいときから、自分たちの運命は自分たちがいずれ担って決めなきゃならないんだというような根っこからの教育について、もっと力を入れるというか、目を向けていただければ、最終的にその子供たちが18、19歳になったときに、これは自分の問題だと、大人が決めた問題を尻拭いするんじゃないんだというような物の考え方に行き着くような、それは総体的に教育委員会だけの問題ではありませんけども、そういう取り組みを期待したいなと思いますけども、委員長、もし何か補足等があれば、お伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 片山俊英(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)

お答えいたします。子供のほうの教育に関しましては、昨年、実は小学校のほうに模擬投票のお話を持っていって相談をしたんですけども、1校も希望がなかったということで、あと子供さんたちへの教育に関しましては、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。

出典:紋別市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる