みんなの議会

紋別市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日

(1)介護保険法の見直しについて/(2)秋平墓地の維持管理等について/(3)国の農業政策と地域農業の振興について/(4)木質バイオマス発電計画について/(5)紋別防雪道路の建設計画について

2013年12月9日、紋別市議会の一般質問で、石田哲夫議員が「介護保険法の見直しについて」「秋平墓地の維持管理等について」「国の農業政策と地域農業の振興について」「木質バイオマス発電計画について」「紋別防雪道路の建設計画について」について質問し、市長 宮川良一、介護保険課長 佐藤宗、農政林務課長兼参事 野呂田厚司、木質バイオマス火力発電所誘致推進室参事 徳正修一が答弁しました。

質問者
石田哲夫 議員
答弁者
市長 宮川良一、介護保険課長 佐藤宗、農政林務課長兼参事 野呂田厚司、木質バイオマス火力発電所誘致推進室参事 徳正修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 石田哲夫

私は未来の会の一員として、さきに通告した内容に沿って質問をさせていただきます。宮川市長におかれましては、3期目における市政のかじ取りをスタートさせて半年が経過しようとしていますが、継続する課題への取り組みや広域紋別病院の建設、木質バイオマス発電所建設計画の推進、新年度予算の樹立作業等々、寸暇を惜しまない公務が続くものと拝察いたしますことから、どうか健康に留意され、紋別市の課題、問題の解決にご尽力くださるようお願い申し上げます。初めに、現在厚生労働省社会保障審議会介護保険部会において、介護保険法の見直しにかかわる検討が進められ、次回の通常国会で改正案を提出する運びとなっていることから、仮に検討内容どおりの改定となった場合、本市への影響と対応策について、さらに重度の要介護者で特別養護老人ホーム入所を希望しながら施設の収容能力の事情で入所できないケースが続いてると聞きますが、その実態と対策についてお尋ねいたします。まず、介護保険法の見直しについてですが、本制度は高齢化の進展により高齢者の尊厳を保持し、自立支援を進める目的により創設されましたが、10年余りが経過した今日、急速な高齢化に伴い、単身及び高齢者のみの世帯が急増してることや地域社会、家族関係の変容等で現行の介護制度における課題が明らかになってきたと厚生労働省は明言しております。このような観点から、制度見直しの骨子として、要介護高齢者を地域全体で支えるため、地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みの構築、介護サービスの質の確保と向上、介護人材の確保と資質の向上、介護の給付と負担のバランス、地域包括ケアシステム構築に向けた保険者が果たす役割、低所得者への配慮等々、6項目にわたって検討を進めています。この中から本市の実態に照らし合わせて、数項目について質問させていただきます。1つは、要支援者及び軽度の介護者について、予防給付と生活支援サービスを一体化し、利用者の視点に立って市町村がサービスをコーディネートすることが効果的であるとして、訪問介護や通所介護サービスを市町村事業に移管するとしていますが、移管されるサービスの利用者は道内で4万人とされています。このことで、本市において、これら要支援者及び要介護1、2に判定される人数と実際に訪問介護並びに通所介護サービスを利用している実人数をそれぞれお知らせください。また、訪問介護、通所介護などのサービスを市町村事業に移管されると申しましたが、移管は平成27年度から3年間かけて段階的に行われるとされています。この見直し案に対する本市の対処方針について、現時点で想定される範囲でお聞かせください。さらに、移管後の事業費の総額に限度額を設定する方針にあるとの報道がありました。介護保険財政の困窮化や急速な高齢化の進展による将来展望からこのような判断になったものと思われますが、このことで利用者負担の増加やサービスの資質が確立できるのか、自治体にあっては事務負担の増加も悩ましい問題として考えられますので、これら憂慮される問題についてご見解をお聞かせください。次に、この見直し案では本制度創設以来初めてとなる自己負担割合の引き上げが盛り込まれていますが、高齢者にも経済力に応じた負担を求めようとするもので、これが現実のものとなった場合、本市において負担割合の引き上げ対象者は何割程度になるのか、概略でお知らせください。質問の5点目ですが、見直し案では特別養護老人ホームへの新規入所を原則要介護3以上の中、重度者に限定するとしています。これにつきましては、過去の議会でも議論されているように、本市では入所を希望するも需要に応えられず待機状態にあるとのことですから、むしろ介護度合いよりも待機者対策を急いで措置すべきものと考えますので、まず待機せざるを得ない状態にある要介護者は現時点で何名おられるのかお知らせください。また、超高齢化社会が急速な勢いで進行する中、今後も入所希望者が増加の一途をたどることは周知のとおりと思いますので、施設の新増築などを含めての対応策について考え方をお示しください。質問の6点目に介護に携わる人材の確保と処遇改善についてですが、国は10年後に必要とされる介護職員数について、現在の2倍を超える人材を確保しなければならないとのことです。本市でも介護事業体では離職者の補充など職員の確保に苦慮し、人材不足が慢性的に進行してるようですが、その実態についてお知らせください。また、介護職員にはニーズの多様化など質の高い介護が求められる一方で、給与や職場環境などの処遇改善が大きな課題となっています。国の見直し案では介護報酬の改定により対応する方向にあるとしていますが、社会保障の大きな柱でもある本制度の永続的な継続を図ることを踏まえ、国への要望を粘り強く行うべきと考えますが、ご見解をお聞きし、この項の質問を終わらせていただきます。次に、紋別市墓地条例により指定がなされている秋平墓地の維持管理について質問させていただきます。この墓地は、大正5年ごろから昭和10年代まで、この地への入植者や地域の開発に携わってきた人々など、歴史を刻んできた先駆者たちの墓地として使われていたとされています。しかしながら、その後は墓参に訪れる人も少なく、特に戦後以降荒れ果てた状態が50年以上も続いていたようです。このような中で、平成5年、放置状態にあった埋葬者の供養を行おうとの機運が高まり、地域の有志で墓地までの連絡道路の整備や生い茂っていたクマザサ、立木の撤去、さらに供養慰霊碑を建立し、平成11年5月13日に慰霊祭を開催して埋葬者の慰霊供養と地域の安全を祈願したそうです。これによって、秋平墓地は有縁無縁者の供養の場として今日まで地域住民有志の手により維持管理され、毎年供養の機会を設けながら後世に引き継ぐべく活動を行っているところです。この約20年以上に及ぶ秋平墓地の維持管理は、さきに述べたとおり、地域住民有志の支えで続けられてまいりましたが、最初から墓地の整備や維持管理に携わった方々の高齢化や地域から転居されるケースもあって、今後の維持管理が円滑に行われること自体が客観的に困難であると思慮され、住民有志からも同様の悩みを訴える声が上がっています。このことが現実になると、墓地の荒廃化を再び招くばかりか、歴史ある地域の墓地が忘失されてしまうことになりかねません。そこで、この墓地の維持管理にかかわる対応について、市にお願いができないかとの住民有志からの切実な要望があります。そのことから、市の見解をお聞かせください。次に、国の農業政策と地域農業の振興について質問させていただきますが、これから申し述べる内容には過去の議会でも取り上げた項目と重複する部分がありますので、あらかじめご理解くださるようお願いを申し上げます。それでは、先に国の農業政策について触れさせていただきますが、政府は環太平洋パートナーシップ協定の交渉をにらみ、我が国農政転換の絶好の機会として、規制改革会議や産業競争力会議において矢継ぎ早に打ち出される改革ありきの農政転換論は報道などを通じて周知の事実であります。その代表的な改革論を述べますと、農地中間管理機構を核とした農地の活用保全に絡んでの農業委員会不要論、企業による農業への新規参入にかかわるハードル解放、さらにJA事業の抜本的な見直し論など、広範な議論が展開されており、中には現場不在とも見てとれる内容があることも否めません。これら中央段階で議論されている内容は、地域農業の存続を危うくし、地域コミュニティの崩壊を招きかねないことを危惧する観点から質問をさせていただきます。この項では、農地及び農業委員会に関連する問題については同委員会の議論に委ねることにして、先ごろ農林水産委員会で可決された農地中間管理機構関連法案で、人・農地プランを法律として位置づけられたことについて率直な感想をまずお聞かせいただきたいと思います。次に、JA事業の抜本的な見直しについての議論に移りますが、規制改革会議農業ワーキング・グループでは、中小企業信用保険制度の対象業種に農業分野を追加し、一般向け需要者にも利用されている信用、共済事業の分割の検討に着手するとしています。しかし、単に信用、共済部門に限らず、規制改革会議では農協解体論まで飛び出しており、これがなし崩し的に実施されるようなことになりますと、地域経済にも甚大な影響を及ぼすことが明らかであると懸念されますが、このことについても市長のご見解をお伺いいたします。国における農業政策について3点目の質問となりますが、新たな水田政策が与党にて了承され、日本型直接支払制度の創設が明らかとなりました。この制度では、水田政策に主眼を置いたものですが、畑や草地についても農地維持管理への貢献を示すために支払い対象としています。一方で、現行実施されている中山間地域等直接支払制度との整合性について、制度目的や交付内容に類似しているものの、現行制度の環境保全型農業直接支払制度を含み継続するとしています。これには地方自治体の財政負担が伴いますことから、1つは27年度からスタートする予定の本制度の内容についてどのような感想をお持ちか、そして新たな財政負担の発生にも触れて、お知らせください。続いて、地域農業の振興に移して質問させていただきますが、宮川市長はこれまでも本市の農業振興施策を重点的に打ち出し、農業生産法人の育成にかかわる経営安定対策や雌雄判別精液導入、家畜の伝染性疾病予防ワクチン接種等、基幹的な作目であります酪農畜産への数々の事業展開を図られました。これらのいずれも一定の事業効果が認められており、この場から改めて感謝を申し上げる次第です。ご案内のように、今日における本市農業の課題は我が国の農業が抱える問題と共通していますが、地域的に見ると農業者の大多数が専業経営であるだけに、今後の経営戦略を練る上で生産の拡大を図ろうとすれば多額の投資が伴ってまいります。この問題につきましては過去の一般質問でも取り上げていますが、これら生産意欲の顕著な個別経営体への支援措置について、農業生産施設などの支援は国などの補助事業における補助残に対しての支援を原則として実施しているが、今後へ向けてその可能性を含めて検討したいとのご答弁をいただいております。これについて、これまでの個別経営体への支援対策に対する検討経過と現時点で考えられる支援措置をお知らせください。次に、木質バイオマス発電計画について質問をさせていただきますが、発電所建設が本市に決まって間もないことと担当部署の立ち上げにより計画の策定に鋭意努力されている段階ですので、ここでは建設に向けて急がれると思われる項目に絞ってお尋ねいたします。計画では発電に供する主要燃料の50%を木質チップで対応するとしていることから、発電所操業時以前の早い時期からチップの材料となる原木の確保が課題になろうかと思わますので、質問の1点目に原木を供給する山林の所有形態とおよその面積についてお知らせください。また、新たな雇用の創出として期待される除間伐に携わる山林労働者の確保についての考え方と原木の搬出を担う事業体として既存の地元企業並びに団体を想定しているのか、また広域的な事業体の参加も視野に入れているのか、お知らせください。さらに申し上げますと、チップの材料となる原木を貯留するストックヤードの確保についてですが、小向地区に紋別市が取得してある旧農業試験場敷地を貯木施設として活用するとお聞きしていますが、使用開始時期をいつごろに設定しているのか、さらに予定地が農作物の試験作づけに使用されていた経過から地盤が軟弱状態にあると思いますが、そのために必要な基盤整備の計画についてもお聞かせください。次に、原木を最終の燃料となるチップ状に加工する段階に質問を進めますが、発電所に供給される年間あたりのチップ量とチップ加工施設箇所数についてもお知らせください。木質バイオマス発電所の設置計画は、本市にとって久々の明るい話題として、新たな雇用の創出など多様に存在するものと期待も膨らみますので、その点を念頭に事業の展開が図られるようお願いいたします。次に、現在沼の上地区から工事が進められている紋別防雪道路の建設計画について質問させていただきます。紋別防雪道路の建設計画は湧別町川西地区から紋別空港に至る国道238号線の幅員拡張と植栽による冬期間の風雪などの防止対策を柱とする大がかりな改良工事であると理解しているところですが、これが完成しますと遠紋地方の広域的な産業振興や医療分野のリスクの解消に寄与されることで大きな期待が寄せられています。また、この事業を推進する上で大切となるのは地域住民の理解と協力ですが、計画の樹立当初から担当部署を経由して北海道開発局による数度に及ぶ地元説明会が開催され、地域関係者の事業推進にかかわる理解も深まりつつあると考えられます。そこで、何点か質問をさせていただきます。1点目に、過去における議会でも議論されており重複して恐縮ですが、紋別防雪道路の全体計画と現在までの進捗状況をお知らせください。さらに、防雪道路の建設計画に付随してですが、ご承知のとおり、計画地区は農業をなりわいとしてる地域でもありますことから、当然防雪道路建設によってみずからの営農形態にどのような変化が生じるのか、不安も含めて成り行きを注視している状況にあると思われます。具体的に申し上げますと、小向地域と弘道地域とを結ぶ道路は国道以外に旧国鉄の線路敷地を簡易的な整備によって使用されている1本しか存在しない中で、計画によると防雪道路を線路敷地に沿って建設することで当該の簡易道路が消滅してしまいます。このことは、防雪道路が完成の場合、現行の国道が今よりも交通量の面で減少するとの見方もありますが、近年農業機械の大型化が進み、農作業に携わる農業者はもとより、国道利用者の安全や農作業の効率化、そして農地の有効活用、流動化の観点からも、この区間をアクセスする道路の設置が必要であると関係する農業者から声が上がっていますが、ご見解と対応策についてお示しください。以上で私の質問は終わらせていただきますが、再質問は留保させていただきます。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、石田哲夫議員のご質問にお答えいたします。初めに、介護保険制度の見直しについてであります。1点目の要支援者、軽度介護者人数と訪問介護、通所介護サービスを利用している人数につきましては、10月末日現在、介護認定者のうち、要支援者は323人、軽度介護者は588人となっております。また、本年9月のサービス利用実績者数は、訪問介護において、要支援者は99人、軽度介護者は271人、通所介護において、要支援者は46人、軽度介護者は138人となっております。2点目の見直し案に対する本市の対処方針につきましては、国におきまして地域支援事業の枠組みの中で、介護予防・日常生活支援総合事業を発展的に見直し、新しい総合事業として市町村において平成29年4月までに実施するとともに、予防給付における訪問介護、通所介護につきましては、NPOなど多様な主体による柔軟な取り組みにより、効果的かつ効率的にサービスの提供ができるよう、平成29年度末までに新しい総合事業に移行することになっております。本市といたしましては、新しい総合事業への再編について市町村による事業の円滑な実施が求められており、国においてガイドラインが示されることになっておりますので、これを参考に地域の実情等を勘案し、どのようなサービスが必要かなど、サービス体制の整備を進めてまいりたいと考えております。3点目の自治体における事務負担等の増加につきましては、利用者の負担はそのサービスの内容に応じた利用料を決定するため、給付から移行するサービスを勘案し、上限の料金設定の基準を国において検討しており、これを踏まえて対応することとなります。また、サービスの質の確保と自治体の事務負担につきましては、今後国で示されるガイドラインを参考に検討してまいりますが、ボランティアの養成、組織化、生活支援、介護予防の立ち上げ支援、多様なサービス体制の確保等が課題と考えております。4点目の自己負担の引き上げ対象者につきましては、一定額以上の所得者を現行の1割から2割に引き上げる内容の見直しが行われており、現時点におきましては合計所得金額が160万円以上と170万円以上の2案が示されております。その対象者につきましては、10月末日現在で、介護認定者において、160万円以上は83人、170万円以上は79人となっております。5点目の特別養護老人ホームにおける待機者につきましては、10月1日現在、要介護1が11人、要介護2が23人、要介護3が15人、要介護4が13人、要介護5が23人で、合計85人となっております。また、今後の対策につきましては、国におきまして特別養護老人ホームにおける入所基準の見直しが行われており、この方針を踏まえ、施設整備を念頭に置きながら、要介護1、要介護2に対する居住系サービス、状態に応じた在宅サービス、サービス付き高齢者住宅等を含めた対策を在宅と施設サービスのバランスを考慮しながら、計画的に整備をする必要があるものと考えております。6点目の介護職員の人材不足の実態につきましては、市内における介護事業者の職員実態調査は実施しておりませんが、現状では事業を運営するための介護保険法における人員基準を満たしており、国においては平成24年度から介護職員処遇改善加算を新設し、職員の待遇面を改善するなどの方策を行っております。しかし、介護ニーズは多様化、高度化している状況にあり、介護人材は質、量の両面において一層の充実が求められ、国におきましては介護サービス従業者の確保と養成の推進が進められており、本市といたしましても今後さらなる取り組みの推進を期待するところであります。7点目の本制度の趣旨を踏まえた国への要望につきましては、急速な高齢化に伴い介護給付費の増大が予想される中で、現在平成27年度改正に向けて見直し作業が行われているところであります。介護保険制度につきましては社会保障の重要な柱の一つであると認識しているところであり、今後とも介護保険の継続的な運営につきまして全道市長会などを通じて国に要望してまいりたいと考えております。次に、秋平墓地の維持管理についてであります。初めに、これまで墓地の維持管理に当たってこられました地域の方々のご苦労に対し、感謝を申し上げたいと思います。現在市内には20カ所の墓地が条例規定されておりますが、紋別墓園、上渚滑墓地、渚滑墓地及び紋別墓地の4カ所の維持管理につきましては、規模の大きさなどから、市が直接お盆前等に草刈りなどを実施しております。秋平墓地を含め他の16カ所につきましては、地域による維持管理をお願いしており、町内会や連合町内会などへ報償金を支出しているところであります。議員ご質問の地域の方々の高齢化などで維持管理が難しくなってきた墓地の今後につきましては、市の直接管理も含め、地域の方々と協議をさせていただきながら、要望に沿うような維持管理ができるよう検討してまいりたいと思います。次に、国の農業政策と地域農業の振興についてであります。1点目の農地中間管理機構関連法案と人・農地プランの法制化につきましては、国は農地中間管理機構の設置に向けて、集落、地域単位で農家が話し合って担い手に農地を集める人・農地プランの法制化を検討していたところ、企業等の新規参入を阻害するものとして法制化が外された経緯があります。しかし、集積された農地は公募により貸し付けされるため、人・農地プランが決めた担い手がいても農地が担い手に集約されない場合が想定されるなど、地域農業を混乱させるとの懸念もあることから、プランを再び法律に位置づけるため、今国会で附帯決議がなされたところであります。このことにより、機構の仕組みを有効に活用した担い手への農地の集積など、地域の実情とニーズに応えた事業の実施により地域農業の振興が図られるものと期待しているところであります。2点目のJA事業の見直しが地域経済に及ぼす影響につきましては、現在の農業協同組合は、主に金融サービスを利用するだけの准組合員の割合が増えたことで、本来の農業生産力強化や販路拡大に向けて事業組織の見直しが必要であると指摘されておりますが、政府は今月3日、農林水産業・地域の活力創造本部において、農業協同組合の見直しについて、来年6月に結論を先送りすることを決めたとのことであります。議員ご指摘のとおり、全国画一的な農協制度の見直しは、北海道においては広大な農地でつながる地域社会の脆弱化を招くことが危惧されるなど、十分な配慮が必要と考えます。これからの農業協同組合の姿としては、営農指導や組合間の相互扶助のみならず、地域社会との共生を目指す組織として、その社会的役割を担っていただくことを期待しているところであります。3点目の日本型直接支払制度と自治体の財政負担につきましては、本制度は農業、農村が有する多面的機能を維持、発揮するため、地域内の農業者が共同で取り組む地域活動に直接支援するもので、その内容は農地のり面の草刈りなどの共同活動を行う集落等を支援する農地維持支払として、北海道の畑に反当たり1,000円、草地に130円の交付を行うものと、農道等の補修及び植栽による景観形成等を支援する資源向上支払として、北海道の畑に反当たり480円、草地に120円の交付を行うものであります。本制度の実施により、農地の有する水源養成や景観形成など多面的な役割を果たすことで、地域全体で農地を維持管理することによる農家負担の軽減が期待される一方、交付金が市町村と協定を結ぶ集落などに支払われるため農業者の出役など負担が増えることも考えられ、労働時間の縮減が課題の酪農家にとっては事業参加の判断が難しいと考えております。この制度を本市の農地全体で実施した場合、デントコーンを含む畑が1,350ヘクタール、草地が7,200ヘクタールと仮定した場合、農地維持支払として約2,300万円が交付され、資源向上支払として約1,500万円が交付されることとなり、総額で3,800万円となります。これに伴う地方自治体の財政負担につきましては、財務省は地方自治体に支給額の半分の負担を求めておりましたが、交付税措置により実際の地元負担は1割前後になる見通しであります。4点目の個別経営体の支援対策につきましては、さきに阿部秀明議員のご質問にお答えしておりますが、平成24年第4回定例会で議員のご質問にお答えして以降、市と農協の担当者会議をはじめ、農協役員との懇談など、機会あるごとに協議しておりますことでご理解を願います。次に、木質バイオマス発電計画についてであります。1点目の原木を供給する山林につきましては、所有形態を問わず全山林を対象としており、さきに阿部秀明議員のご質問にお答えしたとおり、建設計画が正式に決定した後、国有林や道有林、遠紋地域の自治体のほか、道森連をはじめとする林業団体に出材の要請を行ったところであります。また、面積は集材を予定している発電所から半径75キロメートル以内の山林75万ヘクタールになりますが、安定的な集材を図るべくサテライトのチップ工場を建設し、さらに広い範囲から集材についても計画されております。2点目の山林労働者の確保と事業体につきましては、住友林業及び林業事業体と連携のもと、林地残材の効率的な収集、運搬システムの構築に努めながら、市内外の林業関係者や企業にも情報提供を行い、人員確保を含め十分な体制が確立されるよう要請してまいりたいと考えております。3点目の原木ストックヤードにつきましては、住友林業は早ければ年内にも集材を始めたいとのことで、原木ヤードとして小向の旧農業試験場跡地を借り受けたいとの要請を受けております。なお、使用に当たりましては既存の通路を拡幅して搬入することから、基盤整備について市への要請はありません。4点目の供給されるチップ数量と加工施設につきましては、事業計画上年間必要とされる木質バイオマスは21万8,000トンで、これをチップにした場合、体積では78万立方メートルとなります。また、チップ加工施設数につきましては、前段申し上げたサテライト工場を含め住友林業では3カ所の建設を計画しており、その製造能力は、本体工場で11万トン、サテライト工場が2カ所で6万トンの計17万トンとのことであります。残る4万8,000トンにつきましては、市内外の既存のチップ工場から調達を予定してると聞いております。発電所の運転には安定的な燃料の確保がポイントとなりますことから、市といたしましても林地残材の収集、運搬システムの構築に向け積極的に協力してまいりたいと考えております。次に、紋別防雪道路の建設計画についてであります。1点目の紋別防雪道路の全体計画と進捗状況につきましては、一般国道238号の湧別町川西地区から紋別空港までの間において、冬期の吹雪による交通障害の解消や正面衝突や追突などの重大な交通事故の防止、救急搬送の定時性の確保など、当面する課題の解消、改善に向けて、平成20年度に計画された国直轄の事業であります。本事業の具体的な整備内容といたしましては、吹雪による交通障害を減らすため防雪林帯を設置するとともに、重大な交通事故防止と安全性、定時性の向上のため、道路拡幅や中央分離帯、譲り車線を設置するなど、現道や別線区間で実施するものであります。現在までの進捗状況につきましては、市内では沼の上地区から事業をスタートさせ、平成21年度から防雪林造成のための植林を開始し、平成23年度からは道路本線の暫定盛り土工事が始まり、本年度には沼の上市街地付近600メートルの改良舗装工事や信部内橋の下部工事に着手したほか、秋平橋付近から弘道のオンネコムケナイ川までの別線区間においても用地調査等を進めているところであり、本年度末において事業費ベースで約20%の進捗率となります。2点目の農道間を結ぶ連絡路につきましては、小向地区と弘道地区の農地間を移動する車幅が広く、走行速度が遅い農業機械が国道を走行する一般車両の障害となっていたこと、農業機械も生活改善センター付近まで相当の遠回りをしていたことから、鉄路が廃止となったのを契機にこれを通路として今も利用しているものでありますが、当該区間においてそのほとんどが別線区間として計画されており、市といたしましても連絡路の必要性や重要性を認識していることから、現在の道路と同等の機能を確保する手法について、事業者である北海道開発局に対し、その点検討をお願いしているところであります。以上で答弁を終わらせていただきます。

再質問 9番 石田哲夫

大変どうもありがとうございます。それでは、何点か再質問させていただきたいと思います。初めに、介護保険制度の見直しについて質問させていただきましたが、そこの中で、地域としては、見直し案についてはこれからのことでありますから、それぞれ議論するにはまだ若干早いような感じもしますんで、ここで私のほうから再質問させていただくのは、特養いわゆる特別養護老人ホームにおける待機者の問題であります。ご答弁によりますと、現在85人の方々が待機をなさってるというご答弁でございました。私も勉強不足だったのかもしれませんが、この中で比較的軽度と思われる要介護1、2の方々が、それぞれ11名、23名ということでありますから、34名ほどいらっしゃるということであります。この要介護1、2の皆さん、どちらかというと軽度ということでありますから、本来特養というのはどちらかというと重度の方々が利用されるという私の認識があったんですが、そこら辺から見ると、要介護1、2の方々が34名いらっしゃるということなんですが、このあたりの実態をもう一度ちょっとお聞かせいただきたいと思います。

答弁 介護保険課長 佐藤宗(介護保険課長は2014年3月まで)

それでは、お答えします。一応件数としては答弁したようにそれぞれの件数なんですけども、中身的に実際に内訳として、例えば在宅にいるとか、あとは入院してるとか、あるいは他の施設にいて申請を出してるとか、あるいはそれぞれの今置かれてるその方の生活環境とか、そういう細かいところまではまだ把握はしてございません。申しわけありません。

再質問 9番 石田哲夫

それと、今後この見直し案が国のほうで国会を通過した後には、平成27年度からこの見直しの事業がスタートするというふうにお聞きしてますけれども、例えばこの待機者の中で、今度の見直しでは要介護1、2については除外されるような内容になっておりまして、特養に入れるのは比較的重度の要介護3以上5までというふうなことで見直しが進められてると思いますが、そうした場合このいわゆる中、重度の3以降5までの方々の対応については、いずれにしても待機してる状態ですから、この見直しと関連を考えた場合、本当にこの人たちが特養の施設で救われていくのかどうかというのは極めて心配されるところなんですが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 介護保険課長 佐藤宗(介護保険課長は2014年3月まで)

お答えします。今国のほうで、見直し案の部分では当初要介護3以上ということでありましたけれども、その後専門部会のほうで議論を重ねられまして、国のほうではあくまで原則要介護3以上という方針は変わってはございませんけれども、例えば要介護1、2の中の人でも、認知症で自宅で生活が困難だとか、あるいはいろいろな条件を満たした場合は、特例として要介護1、2の人でも一応入所できるという部分でございます。それと、とはいっても要介護3以上の方も待機者の中では当然いるわけでございますんで、その部分については今後第6期計画あるいはそれ以降の計画の中で、圏域とかいろいろな部分がございますけれども、その中で、新築かどうかは別にして今の定員を増やしていくとか、いろいろな手だてを考えていきたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 9番 石田哲夫

はい、わかりました。いずれにいたしましても、この介護施設、特に要介護3から5ということで中度あるいは重度の皆さんがいらっしゃるということで、今後この地域においても超高齢化社会がどんどんどんどん進展しようというような形になっていることは事実であります。だから、したがってこういった待機者といいますか、介護を受けたくてもなかなか施設の関係等々で待機せざるを得ない状況に置かれてる人たちが、言うなれば介護難民にならないように、今後ひとつ、本市においても具体的な対応を進められると思いますんで、その点についてよろしくお願いしたいと思います。次に、秋平墓地の維持管理等についてでありますが、ご答弁をいただきました。できれば、歴史ある地域の墓地でありますから地元の人たちで何とかしていきたいんだということで、実際20年前にこの地域の有志が集まってこの墓地を整備して、しかも道路の通路を整備しただとか、もろもろの対応を地元で図ってまいりました。実際歴史的にいろいろなかかわりのある墓地でありますから、それだけ地域住民の意識も高くて、前向きにやってきたんでありますが、残念ながら寄せる歳には勝てないと申しますか、地域でも高齢化が進んでおりまして、中心的な役割を果たしてきた皆さんも高齢化になって、なかなか年1回の草刈りだとかそういった作業も大変になってきたということでの今回は切実な地域の声でありますんで、先ほどご答弁では、地域の皆さんとまた協議をしながら対応を図っていきたいという市長のご答弁でありましたんで、どうかひとつ協議を進めていただいて、何とか地域のご意思に反映できるようにお願いをしたいと思います。次に、農業政策の問題で若干お話をしたいと思いますが、この農業問題、国の農業政策も今現在期日を迎えようとしているTPP問題、この参加交渉が大詰めを迎えておりますから、その中で今国がそれぞれ農政の転換を図って協議を進めてるようであります。この中で私が一番本来は憤りを感じているのは、農業政策が農業者とちょっとかけ離れた、例えば産業競争力会議であるとか規制緩和の会議であるとか、そういったところで盛んにこの農業に対する問題、課題が出てまいりました。本来はこれは地域の農業者あたりが真剣に考えるべきところなんですが、そういった全く農業経営とはちょっとかけ離れた組織がどんどん出してきてるということについては、現場の状況を無視してるんでないかというようなことで、一つは不満を持っているものであります。ですが、農業といえどもこれは聖域ではありませんから、ただ国の食糧、これを供給するという大きな大義名分というものがありますけれども、これだけに農業者としての責任も強いかというふうに思われます。その中で、何点か再質問させていただきたいと思います。いわゆる日本型の直接支払ということが出てまいりました。この日本型の直接支払制度というのは、新聞紙上等にぎわせておりますように、これは水田政策に絡んで出てきた制度であります。現在本市においても、これと似たような中山間直接支払という事業に取り組んでらっしゃるというふうに考えております。これと極めて類似する日本型の直接支払、こういったことで、先ほど答弁にもございましたように、いわゆる地域の集落者と協定を結んで事業の展開を図っていくんだということでご答弁をいただきました。まさしく現在行われている中山間事業と本当に同じような性格の事業であります。このことによって心配されるのは、農業者である人たちがこのための仕事に自分の経営を、極端な話をいたしますと、投げ打ってでもそういった地域集落活動に参加をしなきゃならんという場面が出てこようかと思います。これについては農業者当事者にとってみればこれは大変なことでもありますから、そういったことで、先ほどご答弁でいただきましたんですが、もう一度その関係、本当に実際そういうふうになるのかどうかということで心配されるんですけども、そこら辺確認の意味でひとつお願いしたいと思います。

答弁 農政林務課長兼参事 野呂田厚司(農政林務課長兼参事は2014年3月まで)

それでは、お答えいたします。答弁でも申し述べたように、集落と市との協定という形になろうかと思うんですが、中山間とちょっと違うのは、農業者以外でもその構成員になれるという部分が、多分今後の要綱、要領等の中で示されてくるのかなというふうには考えております。その部分で、地域の中でのそういう集落で取り組むというものが農業者以外も入って、出てくるということであれば、ちょっと有益な部分もあろうかなとは思いますが、今後、まだ要綱、要領も出てない段階なもんですから、そこら辺がはっきりしましたら、またいろいろと検討していきたいなというふうに思っております。

再質問 9番 石田哲夫

ありがとうございました。いずれにいたしましても、国の今の農政の転換については、まだコンクリートになってるわけではありませんので、改めてこの部分については議論をさせていただきたいと思いまして、個別経営体に対する支援制度について質問させていただきたいと思います。ご答弁では、先ほどの私の前の阿部秀明議員の質問と重複しておりますから、阿部議員に対するご答弁も聞かせていただきました。その中で、個別経営体に対する支援制度については、農協あるいは農協役員との協議をその後進めているよということでお聞きいたしました。それともう一つ、いわゆる国だとかあるいは道の補助事業における補助残、こういったものが一つは支援対象になるんだということも、これは昨年度の議会でも今回も同じようにお聞きいたしました。例えばの話になりますけれども、個人経営体いわゆる個別経営体に対して、畜産基地建設事業、正確な事業ではないかもしれませんけども、そういった事業がありまして、それには草地整備だとかいろいろ附帯する事業も重なっておりますけれども、これも補助事業であります。そうした場合、農業者がこの畜産基地建設事業というような事業をもってして畜舎の整備、そういったものを行った場合については、一手の補助事業として行われておりますが、こういったケースの場合はそれからいうと個別経営体であっても対象になるのかなというふうに私自身は理解したところなんですが、これについてはいかがでしょうか。

答弁 農政林務課長兼参事 野呂田厚司(農政林務課長兼参事は2014年3月まで)

お答えいたします。国の補助事業等の補助残の助成という分でいきますと、大規模の法人化支援ですとか、またこれから考えられるであろうコントラですとかTMRに代表されるように、経営の合理化的な部分が必要になってくるんだろうなというふうに考えております。農協なんかともちょっと相談させてもらってる部分では、なかなか個人のそういう畜舎等の整備に対しては国の助成制度も今までございません。唯一、今現在紋別でもやってるんですが、畜産再編整備事業、これにのっとって畜舎等の整備をする場合には国の助成がありますけれども、これ以外はないというふうな感覚でいるもんですから、農協からはそういう事業によらない、その事業を待っていてもなかなか順番が来ないだとか事業が発現されないだとかという部分で、L資金ですとか、そういう補助事業ではないような資金についての畜舎整備ということでのご要望は承っております。以上です。

再質問 9番 石田哲夫

ありがとうございます。農業、特に地域農業の振興に関しては、ここ数年来大変ご注目をいただいて、市のほうから何点かの支援策を講じていただきました。先ほど質問の中でも申し上げたとおり、これらの事業、それぞれ一定の効果を示すものということで、地域の農業者からも大変ご好評をいただいている過程にあります。個別経営の問題についても、私は農業経営に限っては個別というよりも、地域の中で共同して同様の仕事を行うという意味では、1人だけでも欠けてはこれからの農業経営というのは非常に困難だということで、そういった部分では本当に地域性の高い、いわゆる地域社会との融合が本当に大切な業種であるというふうに認識してる観点から、今後もそのような方向でひとつ市のほうにもご検討いただきたいというふうに考えておりますんで、どうかよろしくお願いをしたいと思います。それでは、次に木質バイオマス発電について再質問させていただきます。計画自体が本年度滑り出した段階でありますから、今回私の質問は、急がれているというふうにお聞きしましたけれども、いわゆる木質チップの材料になる原木の供給といいますか確保といいますか、そういった面を中心に質問をさせていただきました。この中で、ご答弁の中では、半径75キロを一応想定して原木の収集等に当たりたいんだというようなことでのご答弁だったかと思われます。例えば、1つは、じゃあ75キロを超える範囲での材木の供給っていいますか原木の収集についてはどうなのかということと、もう一つは上川の下川町が木質バイオマスということで、木質ペレットになるのかな、あそこはそういった事業を盛んに展開してるところでありますけれども、その地域とのバッティングはないのかどうかというのが2つ目の質問であります。それからもう一点は、農業試験場の用地がたしか14ヘクタールぐらいあるんではないかというふうにお聞きしておりましたけれども、いわゆるストックヤードとして原木を貯留するんだということでお聞きいたしました。この14ヘクタール全面を利用するのかどうかということと、先ほどは住友林業さんのほうからは基盤整備等については道路の、取りつけ道路のことだと思いますが、拡幅以外は今のところないんだということでありますけれども、ストックヤードとしての利用をこれはずっと続けていくのかどうか。そうするんであれば、今のそのままの状態ではちょっと、春先ぬかるんだり、あそこは、先ほども言いましたけども、下は畑でありますから、当然水が入ったときには大型重機なんかが入ることによってぬかりができたり、そういった状況に、これは絶対をつけても間違いないと思いますが、そういったトラブルが相当数起きるんでないかという心配でありますから、果たしてこのままの状態で本当にいいのかどうか、そこら辺だけ確認をさせてください。

答弁 木質バイオマス火力発電所誘致推進室参事 徳正修一

お答えいたします。まず、集荷範囲の75キロという点についてなんですけども、この75キロというふうにまず想定したのは、運搬をしてくる時間を想定をいたしまして、75キロ圏の中にどれだけの林地残材等があるのかというものを算定をするがために75キロというものを想定したものでありまして、75キロを超えたところからでも集材につきましては歓迎をするところでありますし、答弁の中でも述べましたように、2カ所ほどサテライトのチップ工場をつくるということになっております。この場所はまだ確定してはおりませんけれども、半径75キロの外側のほうに、だからまたさらに75キロを超えたところからも集荷できるような考えでおります。それから、2点目の下川町との関係なんですけども、単純に75キロという範囲で見ると、それはエリアは重複しますけれども、あくまでも下川町さんで使われるものは今までのとおり既存の用途は変えないと。その中で、もし余るものがあればぜひ提供していただきたいと、そういうふうに考えております。3点目の原木置き場としての小向の14ヘクタールの土地についてなんですけれども、答弁にもありましたように、早ければ12月末から、住友さんからは自社有林の施業が始まるということから林地残材等の貯木を始めたいというふうに伺っております。ただ、まず発電所稼働までにまだ3年ございますので、その間できるだけそこにためて、オープンのときに運転開始後足りないということがないようにしたいというのが趣旨なんですけれども、3年の中で必要な分、増えた分だけ追加をして土地を借りたいと。一杯になれば全面を使わせてもらいたいんですけれども、もしかしたら3年の中で全面まで要らないという判断になれば、14が12とか、そういう形になるかと思います。現時点ではほかに使わせてほしいという要望もないことから、全面でも使う分については構いませんというふうにお答えをしております。それから、整備についてです。もともと小向の農業試験場で使われてたということで、通路的なものはあります。そこを使用するとなると、大きな木材運搬車が来るもんですから既存の通路では少し狭いもんで、それで自前で砂利を足して拡幅をして、通路として使いたいということを聞いております。また、実際に原木等を置く場所につきましては、整地も含めて転圧を行ってから木材等を置きたいというふうに聞いております。また、天候等にも左右されるということもありまして、通路以外の部分、粘土の部分、土の部分なんですけども、そちらについては、運材車が入る部分、そこには覆工板を敷いて対応したいということも聞いております。以上です。

再質問 9番 石田哲夫

どうもありがとうございました。それでは、紋別防雪道路の関係で再質問させていただきます。ご答弁では、現在約20%の進捗状況にあるということでお伺いをいたしました。ここでは、言うなれば別線を走る小向の関係で質問させていただきました。特に農業者が一番心配してるのは、先ほど質問をさせていただいたとおり、今現在弘道地区と沼の上地区、それぞれ行き交う農作業の車が、あるいは機械が交差してあそこを使ってるという状況にあります。弘道から来る人もいますし、小向のほうから弘道に走る人もいるし、沼の上地域のほうから小向に向かってくる人たちもそこの道路を使っている状況があります。ちょうど現在計画されている防雪道路というのは、まさしくその鉄路の跡地が防雪道路建設計画に入っておりますから、この計画が持ち上がった自体から地域農業者は、それでは弘道地区とのアクセスがなくなってしまうんで、せめて管理用道路的にその弘道と小向をアクセスする連絡通路っていいますかそういったものの建設を当初から要望として出しておりましたけれども、何回か国のほうで開発局が地元説明会を開いていただきましたけれども、なかなかそのことがどうも明確に進んでない、そういった状況がありましたんで、地域の農業者の皆さん大変心配をしているところであります。ご承知のとおり、最近の農業機械というのは非常に規模が大きくなりまして、本当に農業機械が走ってると一般車両も交差するのにちょっと神経を使う、そういった場面がありますから、ぜひともそういった形を解消するためにも、この連絡通路というのは必然的に必要だという認識が農業者にはございます。そういったことで、先ほどのご答弁は私自身は前向きにそれぞれお考えをいただいてるなというふうに考えておりますけども、ぜひともこの計画で道路が完成するまでに、そういったこともひとつ実現をさせていただきたいというふうに考えておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。これで私の再質問は終わらせていただきます。

出典:紋別市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる