幕別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日
成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の対象者の拡大について
2018年6月18日、幕別町議会の一般質問で、東口隆弘議員が「成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の対象者の拡大について」質問し、町長 飯田晴義、保健課長 白坂博司、農林課長 香田裕一、経済部長 萬谷司が答弁しました。
- 質問者
- 東口隆弘 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、保健課長 白坂博司、農林課長 香田裕一、経済部長 萬谷司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 東口隆弘
通告に従いまして、質問をさせていただきます。質問事項1、成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の対象者の拡大について。厚労省の人口動態統計月報年計(概数)によると、日本人の死亡原因は、これまで3番目であった脳血管疾患が肺炎と置きかわり、平成 23 年からがん・心臓病・肺炎の順となっている。国では、肺炎による死亡者数の増加傾向を無視できず、平成 26 年 10 月から成人の肺炎球菌ワクチンを定期予防接種に追加する措置をとった。厚生労働省は、平成 26 年から5年間をかけて高齢者全員への接種を目指しており、現在は経過措置の段階として、当該年度に 65 歳、70 歳、75 歳、80 歳、85 歳、90 歳、95 歳、100 歳となる者を対象として実施し、本年度が経過措置の最終年度となっている。平成 31 年度以降は、当該年度に 65 歳となる者と 60 歳以上 65 歳未満の者であって、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する者を接種対象者としている。町では、この成人用肺炎球菌ワクチンの接種について、平成 26 年から助成制度を設け、対象となる方に接種の勧奨をしてきたが、平成 29 年度の接種率は、おおよそ 35%にとどまっていると聞いている。対象になる年度に定期予防接種を受けることができなかった方は、長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていたことなど特定の事情がない限り接種費用の助成を受けることができず、接種を希望する場合には、費用全額を自己負担する任意接種しか方法がないのが現状である。ワクチン接種が高齢者の健康を守る効果が高いことと、接種率が高いとは言えない状況を考え、経過措置の期間が終了する来年度以降の接種対象者の拡大に関して、以下の点について伺う。①平成 26 年から昨年度までの定期接種対象者の人数と接種した人数、接種率は。また、この間、任意接種した人数は。②成人肺炎球菌ワクチンの接種費用と国の地方財政措置の状況は。③平成 31 年度以降、定期接種対象の方に加え、66 歳以上で過去に接種を受けたことがない方に対し接種費用の助成を拡大する考えは。④予防接種は、国の責任において全国一律に実施されるべきものであり、国に必要な財源の確保を求めるべきと考えているがどうか。2、バイオガスプラントの建設に向けて。札幌管区気象台が平成 29 年3月に刊行した「北海道の気候変化(第2版)」によると、日本国内の平均気温は、1898 年から 2015 年にわたって 100 年当たり、おおよそ 1.61 度上昇し、道内の札幌、旭川、網走、帯広など7地点の平均ではおおよそ 1.59 度上昇したと書かれている。近年の気候変動は、地球規模での温暖化の進行が大きく影響しているのではないかと多くの住民が感じているところである。酪農地帯で生堆肥の散布も少なからず影響していると指摘されている中、バイオガスプラントから生成される消化液の散布は、こうした環境汚染の防止に大きく貢献するものと考える。バイオガスプラントの建設に向けての調査が、平成 28 年度に実施され、課題や問題点が明らかになったところであり、中でもプラント建設と送電設備整備等の費用が高額であることが大きなハードルと認識をしています。近年、管内の自治体でも行政主導型のプラント建設計画が報道されている。管内でさまざまな建設が計画される現状において、幕別町としてバイオガスプラント建設に向けての考えを伺う。①バイオマス導入調査(537 万 8,000 円)を経て、どのような取組を展開されてきたのか。②酪農地帯を抱える幕別町の環境改善に向けて、町としてどのように取り組む考えか。以上であります。
答弁 町長 飯田晴義
東口議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の対象者の拡大について」であります。高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種については、平成 24 年5月に厚生労働省の審議機関である厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が「医学的・科学的観点から、接種を広く促進していくことが望ましい」と結論づけ、同審議会予防接種・ワクチン分科会等において、広く接種機会を提供する仕組みや接種対象者、接種方法等を審議し、26 年7月に予防接種法の政省令が改正され、同年 10 月1日から定期接種が導入されたところであります。本町では、「幕別町成人用肺炎球菌予防接種実施要綱」に基づき、法施行令で定める「65 歳の者」及び「60 歳以上 65 歳未満の者」のほか、66 歳以上の方に対しても接種の機会を提供するため、平成30 年度末までの間は、各年度において 70 歳から 100 歳までの5歳ごとの年齢となる方、さらには平成 27 年度末までの間においては 101 歳以上の方も接種対象としております。ご質問の1点目、「平成 26 年度から昨年度までの定期接種対象者の人数と接種した人数、接種率、また、この間、任意接種した人数は」についてであります。はじめに、各年度の接種状況についてでありますが、平成 26 年度の対象者数は 1,827 人、うち接種者数は 779 人、接種率は 42.6%、27 年度の対象者数は 1,808 人、うち接種者数は 652 人、接種率は36.1%、28 年度の対象者数は 1,890 人、うち接種者数は 692 人、接種率は 36.6%、29 年度の対象者数は 1,874 人、接種者数は 649 人、接種率は 34.6%であります。次に、任意接種した人数については、定期接種対象者以外の方が各医療機関や介護老人福祉施設等の入所施設において任意に接種した場合は、市町村への報告の義務がないため、その人数を把握することができないものであります。ご質問の2点目、「成人用肺炎球菌ワクチンの接種費用と国の地方財政措置の状況は」についてであります。はじめに、成人用肺炎球菌ワクチンの接種費用については、1接種 7,560 円で、このうち 4,560 円を町が助成しております。次に、国の地方財政措置の状況については、厚生労働省の公表では、市町村が負担する定期接種に係る費用のおおむね3割程度が低所得者分として普通交付税で措置されるとしており、肺炎球菌ワクチン接種に係る単位費用の積算内訳及び基準財政需要額として算定される額については、市町村で把握することができないものであります。ご質問の3点目、「平成 31 年度以降、定期接種対象の方に加え、66 歳以上で過去に接種を受けたことがない方に対し、接種費用の助成を拡大する考えは」についてであります。予防接種法では、高齢者に係る肺炎球菌感染症の定期接種については、主に個人予防に重点を置いたものであり、法律上の接種義務はなく、かつ、みずからの意思で希望する方にのみ接種を行うものとされております。また、接種対象者は原則 65 歳の方とされておりますが、平成 26 年 10 月1日時点で 66 歳以上の方に対しても、必ず1回の接種機会を提供するため、26 年度から 30 年度の間は、当該各年度の 70 歳から 100 歳までの5歳ごとの年齢の方及び 27 年度までは 101 歳以上の方を対象とする特例措置が設けられており、さらに、町では毎年度、対象者全員に個別に勧奨を行い、制度の周知を図ってきたところであります。このようなことから、現時点においては、平成 31 年度以降、66 歳以上で過去に接種を受けたことがない方に対して、町単独で接種費用の助成を拡大する考えはありませんが、国では経過措置対象者のこれまでの接種状況や接種記録の保管状況等を踏まえ、改めて接種方法を検討するとしていることから、今後は、その動向を注視してまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「国に必要な財源の確保を求める考えは」についてであります。肺炎球菌ワクチンの予防接種費用については、前段で申し上げましたとおり、定期接種に係る経費のうち、低所得者分については普通交付税で措置されておりますが、定期接種については、国民全てが等しく接種をすることにより、疾病の蔓延の予防にも資することから、国として経費全体に対して財源措置を講ずるよう、北海道町村会を通じて要望しているところであります。次に、「バイオガスプラントの建設に向けて」についてであります。動植物由来の有機物資源でありますバイオマスを化石資源由来のエネルギー及び製品の代替として活用することは、地球温暖化の防止、循環型社会の形成、農山漁村の活性化といった我が国の抱える課題解決に寄与するものであり、その活用及び推進につきましては、今後さらなる加速化が強く求められているところであります。このため、国では、平成 21 年9月に施行されたバイオマス活用推進基本法に基づき、22 年 12 月にバイオマス活用推進基本計画を閣議決定し、さらには、23 年3月の東日本大震災を契機に再生可能エネルギーの導入拡大を目的とした固定価格買取制度、いわゆる FIT を 24 年7月に施行したところであります。また、平成 25 年6月には、十勝 19 市町村がバイオマス産業都市として選定され、これらを契機に十勝管内でのバイオガスプラントの建設がなされ、現在では 11 市町で 30 か所が稼働中であり、現在計画中の2町村を加えると、管内 13 市町村でバイオガスプラントの取組がなされているところであります。ご質問の1点目、「バイオマス導入調査を経て、どのような取組を展開してきたのか」についてであります。「家畜ふん尿バイオマス利用可能性調査」につきましては、勉強会の開催、畜産農家 164 戸を対象としたアンケート調査を実施し、その結果、導入を希望すると回答した 18 戸へのヒアリング調査等を経て、バイオガス利用モデルの策定及び施設導入のための検討等を道の補助事業により、平成 28 年度に実施したものであります。調査後の取組といたしましては、平成 28 年度の調査結果を説明する機会として、29 年度に北海道バイオマスアドバイザー派遣事業を活用したセミナー及び個別相談会を8月に3回開催したところ、導入を希望すると回答した農家4戸を含む8名の参加がありました。なお、導入を希望すると回答し、セミナー等に参加されなかった残りの 14 戸に対しましては、利用可能性調査の報告概要を個別に送付しているところであります。また、11 月には同事業を活用した JA 忠類主催のバイオマス研修会が開催され、生産者 10 名の参加がありました。このほか、本町の取組といたしましては、北海道電力株式会社及び金融機関との情報交換、先進地視察、幕別町農業試験圃場での消化液を使用した施肥試験等を行っているところであります。ご質問の2点目、「酪農地帯を抱える幕別町の環境改善に向けて、どのように取り組む考えか」についてであります。家畜排せつ物は、不適切な管理によって、悪臭の要因や水質汚染を招くなど環境問題の発生源となる一方で、堆肥化など適切な処理を施すことによって、土壌改良材や肥料として有効活用が期待されるなど、農村地域における貴重な資源としての側面も有しております。このため、健全な畜産業の発展に資することを目的に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が平成 11 年に施行され、同法で定める管理基準に従い、畜産農家がみずからの責任において管理し、適正な処理によって農地還元等を行っているところであります。本町の家畜排せつ物につきましては、乳用牛の飼養が 111 戸で約1万 7,000 頭、肉用牛の飼養が 66戸で約 6,000 頭であり、豚、馬等を含めると家畜全体の飼養頭数は、約2万 5,000 頭となり、町全体の発生量は、年間約 33 万トンと推計しております。これら家畜排せつ物につきましては、補助事業を活用した堆肥舎等の整備、幕別町家畜排せつ物利用促進計画に基づく指導等により、家畜排せつ物発生量の 76.9%を堆肥化処理し、さらに 17.4%をスラリー処理化するなど、管理基準の適用外となる小規模畜産農家を除いた全ての家畜排せつ物が、適正に管理及び処理されているものと認識しております。また、堆肥化に必要な切り返し作業につきましては、良質な堆肥の生産及び確保を目的として、町単独事業の「ふるさと土づくり支援事業補助金」により支援し、堆肥の有効活用に努めているところであります。しかしながら、さらなる経営の大規模化や高齢化により、処理施設の容量不足、労働力不足、臭気対策、堆肥供給畑の不足等のさまざまな問題が生じることが予測されますことから、今後も農業者の意向を把握し、農業関係団体等との協議を深めながら、バイオガスプラントの建設等を含め地域の実情に応じた家畜排せつ物の適正な管理に努めてまいります。以上で、東口議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 10番 東口隆弘
それでは、日本人の死亡原因の3位が肺炎であるということを受けまして、再質問をさせていただきます。まず、(1)のワクチン接種者が平成 26 年が 42.6%、27 年、28 年がおおよそ 36%台、そして 29年がまた減少しまして 34.6%という答弁でございました。このうち接種した方のうちで、生活保護者の方の人数を教えてください。
答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)
接種した人数における生活保護者の人数ということでありますけれども、平成 26 年度が 19 名、27 年度が 12 名、28 年度が8名、29 年度が 12 名となっております。
質問 10番 東口隆弘
この数字も、もしかしたら低いのではないのかなという理解をするわけでございます。高齢者が一生に一度このワクチンを接種することで安心をして生活をしていけるわけですが、今年度もそれぞれの適用年齢の方々に案内が来ました。実は、私の母親も 85 歳で案内が来まして、ちょうどこの質問書をつくっているときでございます。このように赤いといいますか、その中で生活をしていく中で肺炎球菌感染症の予防接種は全ての肺炎を防ぐものではないとはっきり書いてあります。確かにそうであろうと、肺炎にはいろいろな原因があろうと思います。しかし、みずからの意思と責任を持って接種を受ける予防接種ですとも書いています。予防接種法に基づき定期接種を町として促しているということで認識をしてよろしいのでしょうか。つまり、強制力はありません。だけど、国から町に定期接種をするように呼びかけてくださいということを受けて、町が定期接種を勧奨しているという理解でよろしいでしょうか。
答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)
こちらの肺炎球菌ワクチンにつきましては、予防接種法におけます B 類の疾病ということなので、集団予防というよりは、基本的には個人予防ということとなっております。この個人予防につきましては、国としましても個人的に勧奨するような必要は特にはございませんというものでありまして、あくまでも自分の意思に基づいて打っていただいてというようなものであるということですので、私どもとしましても定期接種ではありますので周知については当然しなければいけないということもありまして、それにつきましてはよりわかりやすいような形ということで個別に通知をさせていただいているところでありますけれども、あくまでも個人の意思に基づいてという部分ではありますので、全員に、皆さんに打ってくださいと言って、そこまで強制的なものではないのですけれども、当然その副反応ですとか、そういったものもありますので、個人個人で判断をしていただいてということで、私どもとしては考えているところであります。
質問 10番 東口隆弘
行政としての、町役場ですね、幕別町としての立場というのも、居間、課長からお話あったのは、理解はできます。がしかし、近年、私の身近な方の死亡原因の中でも、かなりの数の肺炎が原因で亡くなる方が非常に多いということをやっぱり考えたときに、決して全ての肺炎を予防する予防接種ではないとは言いながらも、この肺炎球菌ワクチンが有効であるということは国が認めていることであると。それで、幕別町としても子供に優しい町ばかりではなくて、高齢者にも優しい町になるべきであると。つまり、その一つには肺炎球菌の予防ワクチンの助成拡大、後ほど話もしますけれどもそういう考えは町長はどうですか。つまり、高齢者にも優しいまちづくりの一つにという考えは、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
私はもちろん、高齢者に優しいまちづくりを実践しているという思いはあるわけでありまして、それはいろんな施策がある中でそういった思いがそこに入っているということでありまして、ただ、この肺炎球菌に関してい言いますと、一番聞いて理解しやすいのが高齢者に対するインフルエンザと同じ枠の中に入っている、先ほど課長が申し上げました B 類疾病なのであります。そうすると、インフルエンザも外れるかもしれない、当たるかもしれないという、そういう中で個人が打っているわけであります。この肺炎球菌は同じ枠内にあるわけであります。ですから、特にこの肺炎球菌をやることが優しいというふうに言えるかどうかということであります。インフルエンザも、では、やりなさいということにもなりましょうし、そこはおのずと私は、限度というのがどこまでやることがいいのかなということはあるのだろうと。そういう判断の中で、任意にやっていただくという考えでいるところであります。
質問 10番 東口隆弘
インフルエンザとは、肺炎球菌ワクチンはかなり違うのではないかなというふうに認識をするわけですよ。インフルエンザには、香港型だとかいろんなインフルエンザの菌があるわけじゃないですか。肺炎球菌はもちろんいろんな菌があるわけですけれども、そのワクチンを打つことによって予防することができるということを国がもう既に言っているわけですよね。だから、全ての人にこの5年間、過去5年間かけて 65 歳の方から始って、64 歳、65 歳。この5年間年がたつことによって、全ての 65 歳までの、来年 65 歳までの高齢者と言われる人たち全てが任意で、自分の考えでワクチンを打つ、打たないは別として、全ての方が網羅されたわけですよ、この5年間、ことしも入りますけども。31 年度から、当該年齢 65 歳の方しか補助対象にしないということになりますよね。それで、その過去5年間、ことしも入れて5年間の間にどうしても接種をしたいのだけど、接種ができなかった方というのは当然いらっしゃるだろう。だから、ことしのうちに接種をしてくださいという話になろうかとは思います。がしかし、自分の意思と環境が違う場合があるわけですよね。環境というのは、つまり接種をこの時期にしてはいけないとかという人も当然いるだろうと思うわけです。だから、そういう人たちを、つまり 3,000 円の実費負担によってワクチン接種ができるような考えを持つことが町としてできないのかどうかをお伺いします。
答弁 町長 飯田晴義
これまで、全く対象にしていなかったというわけではないわけですね。受けるチャンスは皆さんあったわけですから、それに加えて対象にしなさいということであります。それで、この病気が、要は、この A 類、B 類というのは重篤な病気になるかどうかということで分けているわけでありますので、そこは重篤性からすると個人で必要があると思う方は任意接種をしていただくということ、そういう選択、考え方をとったということであります。
質問 10番 東口隆弘
わかりました。高齢者に優しい施策を数々している中の一つに、そんなに突っ込むなということも聞こえるような気がしますので、次に2番目の普通交付税の任意措置をされている額が把握できないということでございます。25 年と 26 年度での基準財政需要額に大きな差がないのかを伺いたいというふうに思うわけです。ある場合には、その額は幾らなのか。この予防接種に係る、各年度の町の必要経費、必要額は幾らなのですか。当然、接種をされる高齢者の人数にもかなり差があると思いますけれども。
答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)
交付税の措置額ということでありますけれども、今、東口議員がおっしゃいましたように、あくまでも交付税の基準財政需要額に算入されているということでありまして、こちらの肺炎球菌ワクチンと水痘、この二つの定期接種が 26 年度から新たに定期接種として認められたことから交付税措置がされたというものでありますので、今おっしゃいましたように 25 年度と 26 年度の比較をすることぐらいしか、どのぐらい基準財政需要額に措置されているかということについてはわからないので、あくまでも推計値ということになりますけれども、推計値でいきますとこの二つにかかる費用が 26 年から措置されて、措置される前の 25 年度と比較しますと、増額分が全てこの肺炎球菌及び水痘に係る措置額と、算入額とした場合につきましては、それにつきましても肺炎球菌単独の措置額ではないのですけれども、両方で合わせて、毎年大体約 250 万円強が基準財政需要額に算入されているというものであります。実際にうちの町としての負担ということにはなるのですけれども、本町で実際にこの二つの予防接種にかかる経費負担額としましては、水痘、水ぼうそうですね、これだけでも毎年約 300 万円ほど支出しておりますので、普通交付税、こちら特定財源ではないので、一般財源ですので、接種を受けた受けていないということで余る余らないといった話ではないのですけれども、本町では、今、おっしゃいました、推計した 250 万円強の額については実際に負担している額が水痘の額だけでも基準財政需要額よりも多い額を町として負担しているといったような状況であります。
質問 10番 東口隆弘
わかりました。それなりの費用がかかるということは理解をできます。次に、3番目に入ります。31 年度から 65 歳の方が対象になり定期予防接種ができると、そのことはわかったわけです。十勝管内でほかの町村で定期予防接種以外の任意接種の方に対して補助をしている町村はありますか。それを伺います。
答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)
こちら、管内の状況なのですけれども、あくまでも私どものほうで管内の、幕別町以外の市町村に聞き取った形での回答なのですけれども、定期接種以外の任意接種者に対する助成というものが、行っているのは7町村です。内訳としましては、士幌町、新得町、更別村、大樹町、広尾町、浦幌町、本別町の七つというところであります。
質問 10番 東口隆弘
7町村、すばらしい町村だなと。幕別もそれに習う必要があると思うのですが、町長どうですか、この考えは。
答弁 町長 飯田晴義
確かにすばらしいでしょう。ただ、各町村の施策というのはいろいろあるわけで、特徴もあるわけでありまして、それをいいとこ取りだけしていくと大変なことになるわけで、幕別は幕別なりの考え方の中でやっているわけでありますので、そこのところは、ほかが7町やっているからうちもということには、なかなかならないというふうに思っております。
質問 10番 東口隆弘
なかなか、わかりました、そうですかとは言いづらいのですよね。確かに、いいとこ取りを全部全部抱え込んでいくと、町の財政が大変になるというのは十分理解できます。でも、子供に優しい、高齢者にも優しい町を目指すとしたときには、どういった施策をとるべきなのかというのは、もちろんほかにもいろいろあるわけですけれども、その一つとして今回の一般質問でこの肺炎球菌ワクチンの話を取り上げさせていただいたわけです。それを十分ご理解をいただきたいというふうに思うわけです。4番の肺炎は先ほども何回も言っていますけれども、死亡原因が頭の脳血管疾患よりも順位が上がったという驚きの状態ですよね。その中で、高齢者に重篤な影響が出るということはわかっているわけです。それで、高齢者施設、つまり高齢者が多く集まっている施設、集まっているという言い方、表現がよくないですけれども、高齢者施設で感染をするという確率はかなり高いであろう思うのです。ですから、高齢者施設に予防接種の勧奨を強くするべきではないかなというふうに考えるのですが、その辺はいかがでしょうか。
答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)
確かに、肺炎が死亡率第3位ということなので、そういった予防というのは非常に大切かなというふうに思っております。私どもも、今、5歳刻みで勧奨しているわけですけれども、その方たちについては施設入所、入所していない関係なく、通知のほうお送りしているところなのですけれども、今回こういったご質問いただいた中で、各施設のほうにそれぞれ問い合わせをさせていただいたのですけれども、肺炎球菌感染症に係る定期接種というのは個人予防が目的というものでありますけれども、施設入所など集団で生活する場合は、ほとんどの施設、基本的に定期接種の年齢に関係なく、入所の際に予防接種をしているということでありましたので、今、議員がおっしゃったようなご心配も当然あるのかなというふうに思いますけれども、施設のほうでそういった対応はしているということであります。
質問 10番 東口隆弘
わかりました。すばらしい高齢者施設ばかりが幕別に集まっているという認識になります。それでは次に、2番目のバイオガスプラントの建設に向けてということで、再質問をさせていただきます。実は、平成 25 年から毎年のように各議員がこの一般質問でバイオガス、それからバイオマスに対しての質問がされております。それで、私も今回で2回目の質問をさせていただくわけですけれども、私が前回、28 年6月に、ちょうど2年前ですけれども、質問をさせていただいてから 10 町、10 個の町がこのバイオガスプラントについて動きがございます。既にご承知かとは思いますけれども、足寄町、新得町、上士幌町、陸別町、豊頃町、帯広市、清水町、芽室町、音更町、浦幌町と、この 10 町がバイオガスプラント建設に向けた協議会を立ち上げたり、またプラントが稼働したり、行政主導型のプラントであったりと、いろいろな動きがございました。10 町がやっているから、では幕別もやらないのかという話ではございません。実は、2年前の私の一般質問のときの町長の答弁、一番最後だったのですけれども、今、直面する課題が何であって、将来どういった課題も考えられるか。それを解決するための手法として、バイオガスプラントを取り入れるのだという、そういう視点が、私は必要であろうということ、いいからやるというのでは、ちょっと逆なのかなと。課題を解消するために、これを取り組んでいくのだということを十分肝に銘じながら、この調査について進めてまいりたいと、私、答弁をいただきました。今さら、バイオガスプラントのいいところなんていうのを、話をすることはしません。もう既にご承知のことだと思いますし、現実に消化液をにおいをかいだり、散布状況などもごらんになったかなというふうに想像をしてお話をさせていただきます。それで、1点、2点と質問を書きましたけれども、この問題については私は、それぞれの質問項目ではなくて、全てにおいてバイオガスプラント建設に向けた質問を一括してさせていただきます。先ほども言いましたけれど、いいことは絶対わかっていると。これで 26 年に行われたバイオガスプラント建設に向けた調査、五百数十万円、ほぼ 600 万円ですけれども、この報告書を受けて、町長はどのように感じたのか、問題点は何なのか。私、るる質問書には書きましたけれども、その認識が町長のどこら辺にあるのか、まずお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 町長 飯田晴義
調査が終わりましたので、あとは実施に向けた段階に今入っているのだというふうに、そういう認識をしているわけであります。そうした中でどういったことが課題になっていくのかなというふうに実際面、事業を動かしていく中で考えたときには、やはり組み合わせ、単独処理ではなくて共同処理という形になろうというふうに思いますので、それをどういった人たちがその共同処理のグループに入るのだということがまず決まらないと全く進まないわけで、そうした場合に、規模が幾らぐらいになると。ですから、事業費もこのぐらいになりますよという形になる。そうしたときに、では、その費用負担についてはどういった形をとるのだというところがやはり一番の課題だろうと。そこに農協なり町なりがどうかかわっていくかということでないと、なかなか事業は進まないであろうと。そんな認識を、今しているわけでありますので、まずはどういったグループで、どこにそういった施設を建てるのかというところを、やはり実際に農業者、あるいは農協の方々と膝を突き合わせて議論をしていく中でそういったことが決まっていくのかなというふうに思っているところであります。
質問 10番 東口隆弘
私が 26 年にいただいた答弁よりも、一歩も二歩も考え方は進んでいただいたのかなというふうに思っております。それで、幕別町3農協の農業生産額のほぼ 49%が酪農、畜産収入であるということを、やはり十分認識を、もちろんしているとは思いますけれども、認識をしていただいて、それから平成 11 年から17 年、もう随分昔の話ですが、そのころにリース事業、もしくはいろいろな資金を使いながらそれぞれ酪農家で堆肥場を整備をしたと。そのころの成牛換算頭数と今の成牛換算頭数はかなり増えている、ほぼ倍近くにもなっているのではないかなというふうに思うわけです。ですから、そのときは、堆肥場をつくったときには、堆肥を入れて切り返して、完熟までいかないにしても半完熟ぐらいの堆肥を畑に還元することができました。でも今は、頭数が多くなって既存の堆肥舎の中ではただただ入れておくだけ。それで、季節になれば散布をする。私の口から言いたくはありませんが、生堆肥を畑に入れているというような状況なわけです。ですから、全ての方を網羅するというためにバイオガスプラントをつくってくださいと、やってくださいと言っているわけではありません。何万頭もいるような牛の牛ふんを1か所に集めてバイオガスプラントなんていうのはもちろんできないわけです。何か所もつくることは、それは1基が順調に進んで、償還も上手にできてという状況が見えてくれば、2基、3基、4基目というふうにつくっていけるのかなというふうに思っております。今の現状、酪農、畜産というものを、やはりこれから未来永劫、もちろんふん尿も未来永劫、牛がいる限り出てきます。それから、経営も未来永劫、農家戸数は減るにしても牛の頭数は増えている現状を踏まえた中では、酪農、畜産が、これが未来永劫続いていくわけです。それで、ひとつお伺いをしたのが幕別町の中で、町の中で、酪農基盤整備だとか、そういう将来の酪農に向けた計画構想というものはあるのでしょうか。教えてください。
答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)
本町の酪農基盤整備事業にかかわる計画は、現在のところはございません。
質問 10番 東口隆弘
残念なことだなというふうに思っております。酪農経営をこれからどうしていくか、またこの中に入るのは町営牧場のあり方だとかというのも、もちろん基盤整備構想の中には入っていくだろうというふうに、入れてほしいとは思うし、もちろんふん尿処理、バイオガスプラントのこれからの取組だとかというのも十分考えた中で進めていっていただきたいためにも、その酪農基盤整備構想、名称は別といたしましても、立てていただきたいと思うのですが、その辺はいかがですか。
答弁 経済部長 萬谷司(経済部長は2018年12月まで)
酪農基盤整備構想、計画の関係でございますけれども、ことし、幕別町の農業振興計画、以前は平成 21 年に策定したものを改定しようということで予算も計上させていただいておりますけれども、その中で酪農に特化したものではございませんけれども、農業全体の中でそういった畜産に関する計画等も盛り込んでいきたいというふうに考えております。
質問 10番 東口隆弘
ぜひとも立派なものを、立派な計画を立てていただきたいなというふうに思います。それで、私の一般質問は、バイオガスプラントの建設に向けた方向性についての一般質問でございます。先ほど町長からも、一歩、二歩進んだようなお考えを伺いました。それで、それ以上のものはきっと、町長にはないと思うのですが、がしかし、どのような方法ならばバイオガスプラントを建設をしていけるのか。それは集中型でも個別型でもですよ。もしかすると、FIT によると、個別型の小さなバイオガスプラントだと、そのまま売電をするというか、施設整備費をかけなくてもできるような状況にあるような気もするのですが、その辺の認識はどうでしょうか。私は違うのでしょうか。つまり個別型の、例えば 100 頭、成牛換算 100 頭程度の処理をできるようなバイオガスプラントを、個別のバイオガスプラントをつくった場合に、売電をする場合、新たな変電所までの電線を引かなくてもできるという認識は、私の認識は違うのでしょうか。
答弁 経済部長 萬谷司(経済部長は2018年12月まで)
FIT の関係が大きく影響してくるのですが、変電所、これが町内関係しますと幕別、札内、それと川西、大樹、この 4 か所が変電所該当してきますが、ここが以前北電さんと協議した中では容量がもうないということがございまして、もし FIT をやるのであれば、そういった改修費、変電所の容量を増やす改修費も多額の費用がかかるということでお聞きしております。ですので、個別、小さいところでも恐らく容量が足りなくなってくればそういった費用も大きくかかってしまうということで、採算がとれない可能性もあるというふうに認識しております。
質問 10番 東口隆弘
わかりました。最後にいたします。調査結果を受けたお話も聞けました。それで、町として先ほど町長からもお話ございました。調査チーム、つまり実施に向けたチームを立ち上げ、実際に真剣に取り組むような考えはあるのかどうか、その答えを受けて私の質問は終わりたいというふうに思っておりますが、よろしくどうぞ。
答弁 町長 飯田晴義
チームということがいいのかどうかはわかりませんけれども、先ほど申し上げたのは町と農協とそれと該当する農家と、やはり実現に向けて真剣に話し合うということであり、規模なり想定できないことには全く進みませんので、どこが参加して、どれだけの容量になって、どれだけの事業費になって、それをどう負担するかというところにいってはじめて、町の支援といいますか、農協の支援というものが出てくるわけでありますので、そこがどこまで負担できるかということももちろんあります。ただ、今の段階で町が何も支援をしないということになると、なかなか膠着状態というのが脱することができないのだろうなと。当然、町だけではなくて農協ということも出てきましょうし、もちろん受益者の負担も必要でありますから、その辺の負担割合というのが今後の協議の中で出てくる話かなというふうに思います。