みんなの議会

幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日

白人小学校児童会における取り組み状況と今後の支援策について

2014年6月11日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「白人小学校児童会における取り組み状況と今後の支援策について」質問し、教育長 飯田晴義、教育委員長 沖田道子が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
教育長 飯田晴義、教育委員長 沖田道子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 藤原孟

通告に従いまして、質問をいたします。いじめをノックアウト、行動宣言に「ピンクシャツデー」を。2007 年、カナダの学校で起きたいじめに対し、同級生がピンクのものを身につけて登校し、いじめは絶対に許さないという思いを発信した。このことをきっかけに生徒に対するいじめはなくなった。現在、この運動は、アメリカ、イギリスや日本など世界 75 カ国に広がりを見せており、帯広、十勝でもいじめをなくするための「ピンクシャツデー」の取り組みが広がり始めています。いじめのない社会をつくるため、ピンクのシャツやリボンなど、小物を身につける行動をとることが、言葉で言わなくてもいじめている側に1人でもいじめに反対しているぞという意思を示す行動宣言になると考え、伺います。1点目、白人小学校児童会における取り組み状況と今後の支援策について伺います。2点目、帯広、十勝における取り組みの広がりについて伺います。3点目、テレビ番組の「いじめをノックアウト ~めざせ!100 万人の行動宣言~」と連動した取り組みについて伺います。4点目、2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」と決める考えについて伺います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。「いじめをノックアウト、行動宣言に『ピンクシャツデー』を」についてであります。「いじめをノックアウト」につきましては、NHK の E テレで昨年4月から放送されております小学校高学年以上を対象とした番組名であり、「100 万人の行動宣言」につきましては、「NHK いじめを考えるキャンペーン」と連動して始まり、いじめをなくすために NHK が全国の小中高生とともに取り組んでいるものであります。また、「ピンクシャツデー」につきましては、平成 19 年にカナダの学校で、ピンクのシャツを着て登校した男子生徒が「ホモセクシャル」といじめを受けたことに対し、それを知った同じ学校の生徒がピンクのシャツを 50 枚買い、友人に着て登校するようメールで呼びかけたところ、50 人をはるかに上回るピンクシャツや小物を身につけた生徒であふれたとのことであります。この行動を契機に、カナダでは2月の最終水曜日をいじめ反対の日に掲げ、国を挙げてピンク色のシャツを着ていじめ撲滅を訴える運動を行っており、現在は、カナダ全土のほか世界 75 カ国に広がりを見せる「ピンクシャツデー」運動となっており、こういった子どもたちや地域が自発的に取り組みを始めた運動につきましては、いじめの予防対策として大変意義深いものと認識しているところであります。ご質問の1点目、「白人小学校児童会における取り組み状況と今後の支援策について」であります。白人小学校の平成 24 年度後期児童会は、12 月から毎週木曜日朝にいじめ防止を書いたのぼりを立てて啓発運動を行っておりましたが、その後、ピンクシャツデーに参加することを決め、平成 25 年2月の最終水曜日にピンクのシャツを着るか、シャツがない児童はピンク色のリボンや小物等を身につけて登校し、「いじめのない学校にすること」を呼びかけ合う運動を行ったところであります。引き続き平成 26 年2月にも実施され、白人小学校の教育目標の一つである「思いやりのある子どもの育成」を目標に、現在も児童会役員が継続事業として行っているとのことであります。なお、白人小学校ではこの運動のほかに、児童会三役が企画して、平成 25 年度は毎日、平成 26 年度からは毎週、月・火・木曜日の登校時の朝7時 50 分から8時5分の間、児童玄関前で児童みずからがデザインした手づくりの旗を掲げながら、あいさつ・いじめ防止運動に取り組み、登校してくる児童一人一人に「世界一のあいさつ」と「いじめ防止」を訴えているとのことであります。このように「子どもたちの自主的な活動」につきましては、特色ある学校運営の一つとして見守ってまいりたいと考えているところであります。ご質問の2点目、「帯広、十勝における取り組みの広がりについて」であります。「ピンクシャツデー」を十勝から北海道に広めようと、帯広市内の高校生、父母、教師など、当該運動の賛同者が中心となり実行委員会を立ち上げ、あわせて帯広市 PTA 連合会などの後援を得ながら、昨年2月 27 日に帯広市とかちプラザにおいて、道内初となる「ピンクシャツデーとかち」が約 200人の参加を得て開催されました。その後、同年 10 月 27 日には「ピンクシャツデーとかち in しかおい」が、本年2月 16 日には、「ピンクシャツデーとかち in めむろ」が開催されたとの新聞報道がなされているところであります。ご質問の3点目、「TV 番組のいじめをノックアウト、めざせ!100 万人宣言と連動した取り組みについて」とご質問の4点目、「2月の最終水曜日を『ピンクシャツデー』と決める考えについて」は、関連がありますので、あわせて答弁をさせていただきます。「いじめをノックアウト」では、「いじめはダメ」というメッセージを明確に伝えるとともに、「いじめはあって当然」という風潮を打開するために、実際に起きた事例からいじめの卑劣さをストレートに伝えるものとなっております。また、同番組の「100 万人の行動宣言」につきましては、NHK の専用サイトにいじめを減らすために何ができるかを一人一人が考えた宣言を書き込んでいくというものであり、この取り組みが現在、全国の小中高校、特別支援学校に広がりを見せているとのことであります。「いじめをノックアウト」や「100 万人の行動宣言」と連動した取り組み及び「ピンクシャツデー」につきましては、白人小学校において児童みずからの意思により運動を行っているように、学校や地域の特徴を反映したさまざまな取り組みの態様があるものと認識しておりますことから、町といたしましては、学校独自の取り組みとして尊重してまいりたいと考えているところであります。なお、本町におきましては、「いじめは絶対にしない」という認識のもと、町児童生徒健全育成協議会が「いじめ防止啓発標語」を募集し、その優秀作品をポスターにより、公共施設等に掲示し啓発を図っているほか、昨年9月に施行されました「いじめ防止対策基本法」に基づき、各小中学校では、「学校いじめ防止基本方針」を策定するとともに、「いじめの防止等の対策のための組織」を設置し、地域、関係機関等との連携のもと、いじめ根絶に向けた取り組みを実践しているところであります。こうした各学校における取り組みを全町的な取り組みとするため、本年度上半期を目途に「幕別町いじめ防止基本方針」を策定するとともに、現在の「幕別町いじめ問題等対策委員会」を発展的に解消し、「基本方針に基づくいじめ防止等の対策を実効的に行うための組織」を新設することといたしているところであります。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 7番 藤原孟

再質問の前に、私もピンクのシャツを着てきましたので、上着を脱がさせていただきたいと思います。それでは、再質問を始めます。ことしの4月、北海道は、いじめ防止等に関する条例に基づき、新設された知事の附属機関であります北海道いじめ調査委員会、その初会合を開きました。その場で高橋知事は、冒頭、北海道の子どもたちをいじめから守る盾の役割を果たしてもらいたいと協力を求めました。いじめから子どもを守る盾となる、今、この行動をとることが本当に重要なことだということは、このことからも察せられると思います。また、いじめは子どもの世界だけでなく、2013 年度に国の労働局の個別労働紛争解決制度に寄せられた相談のうち、いじめ、嫌がらせが前年比 14.6 パーセント、約5万 9,000 件の相談が来ているそうであります。厚生労働省の集計が示されたように、いじめ、嫌がらせ、その相談は、制度ができてから毎年伸びており、2年連続ふえ続けているということである。そのことを踏まえまして質問に入っていきたいと思います。1点目の白人小学校の取り組みの支援についてです。まず、昨年2月、北海道では初めての取り組みが帯広市で開催され、この開催に合わせて白人小児童会では、全児童にピンクのシャツ、小物を身につける、そういう運動を呼びかけたと聞いております。世界的には、いじめ反対が活発になっておりますが、残念なことに日本はおくれぎみとのことです。しかし、白人小児童会の取り組みのこの早さといいますか、その行動のすばらしさ、取り組み自体の行動の早さに私は絶賛をするものであります。しかし、答弁では残念ながら教育委員会の対策が、決して積極的な姿勢であるとは私には思えません。「いじめをゼロに、友達と仲よく」というスローガンの旗を立て呼びかけている白人小の子どもたちの姿は、けなげで勇気のある行動と思います。その子どもたちの応援団に積極的になれないということは、まことに残念だなと私は思います。もう一度伺います。答弁では、特色ある学校運営の一つとして見守っていくという言葉でしたが、この程度の言葉でよろしいのでしょうか。いじめられている子どもは、もっともっと深刻な立場で悩んでいるのではないかと思います。そのことを考えて、教育長、再度答弁をお願いいたします。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

私どもいじめは絶対あってはならない、根絶しなければならないという思いは一緒であります。ただ、学校の置かれている環境、あるいは保護者の就業状況など、やっぱり学校によってかなり違っているのも事実であります。過去を調べてみますと、やはりへき地校においては、いじめはこの何年もないわけでありますし、実は白人小学校においても、平成 20 年度以降、いじめというのはゼロで推移している中で、平成 24 年にこういった運動に取りかかったということでありまして、もとからと言ったらおかしいですが、白人小においては、やはり早くからいじめはだめだという気持ちが運動の前からあって、さらにそれを徹底的に根絶しようという思いが、私はこういう形になったのだろうなというふうに思っております。やっていることは非常にすばらしい、尊敬すべきものだというふうに思っております。ただ、前段申し上げましたように、それをでは全部の学校に広めていくかというのは、学校のいろんな状況がありますので、それも無理でありますし、こういった取り組みをやっていますというのは紹介することはできますし、白人小学校において、さらにまた違った活動というのもひょっとするとあるのかもしれませんので、そこはやはり学校の伝統から来た今の取り組みにつながっていると思いますので、それについては見守っていきたいというふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

そういう油断が、必ずいじめははびこってくるのですよ。いわゆる見守るとかいう、そういう教育長の答弁だと、いじめている、いじめ側の子どもにとっては、非常に優しい言葉に映るのです。やはり、今こういう運動が盛り上がったとき、当然、教育委員会としては取り上げて、そしていじめを根絶するのだという、そういう運動を積極的に各学校に先導的にやっていく、そういう姿勢がなければ、やはりいじめ側の子どもにとって、ある意味住みやすいといいますか、そういう環境になっていくのではないかということを私は危惧して、今回こういう質問をしているのですよね。もう少しその辺の捉え方について考え方を伺います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

前段申し上げましたように、いじめは絶対あってはならない。ただ、その取り組みについては、各学校において、学校の置かれた環境によって、いろんな活動があっていいのだろうというふうに思っています。ですから、白人小学校でやられていることはもちろんすばらしいことでありますけれども、それがほかのところに行ってぴったり合うのかということもあるのだと思います。例えば、子どもたちの自主的な運動、あるいは標語をつくったりするということも今やっていますけれども、そういうことはもちろん正しい。子どもたちが何といってもいじめはだめなのだと思うことが一番いじめの根絶につながることでもあります。そういう意味で、子どもたちの自主的な運動ももちろん大切でありますし、もう一方では、学校における指導というものもこれはあるわけでありまして、これはやはり一番は道徳的価値観を養って、子どもたちが一人一人道徳性を持っていくのだということが、根絶の一番の近道だというふうに思っているところであります。そういう意味から、たった 35 時間の道徳の授業ではいかんともできませんので、道徳というのは、教育課程全般を通じて道徳心を養っていくということは、各学校においてやっておりますし、またことしから新たな取り組みでありますけれども、hyper-QU という早稲田大学の先生が開発しました学級運営のための客観的なテスト、これらを用いていじめだとかあるいは不登校を考えていないかといったことも観察をしていきたい、そういう試験的な取り組みもことしから始めましたし、また指導という面では、私どもの町は、ほかの町に誇れる唯一と言ったら怒られますね、誇れる点として、支援員を非常に設置しております。そういったやはり先生方が日ごろから子どもたちのちょっとした変化を見取っていくということもこれは非常に大切でありますので、そういういろんな対策の中でいじめ防止を図っていきたいというふうに思っているところであります。

再質問 7番 藤原孟

それでは、十勝における広がりについて、続きまして質問いたします。答弁にもありましたとおり鹿追町、芽室町、この地域でも広がっていると思います。我が幕別町白人児童会が帯広市と同時的に開催といいながらも、やっぱり十勝初、北海道初といえる行動をとったのだと思っております。十勝のみならず北海道へ広げるという策、教育委員会としては持っていないのか。他の町に広まりを働き、地域住民や町民が頑張っている、子どもたちが頑張っている、そういう行動を応援して他町村にも広めていく、そういう考えは持っていないのか伺います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

十勝における運動というのは、もともとは高校生であったり、その父母あるいは教師の中から自主的に発生した運動だというふうに捉えておりまして、このことは先ほど申し上げましたように、やはり非常に大切なことではあります。しかしながら、そこに公的な機関が入り込んでいくことが、果たしてさらに広がりを見せることになるのかという疑問もあります。逆に、その自由な自主的な運動を阻害するようなことになりはしないかという懸念もあるわけでありまして、私どもとしましては、各学校に対して、こういう取り組みがありますよという紹介はできるものの、それを号令をかけてこの運動に参加しましょうというのは、ちょっと違うのかなというふうな思いでいるところであります。

再質問 7番 藤原孟

私は、そういう考えは、ちょっと保守的過ぎるのではないかなと思うのです。積極的に取り組んでいる人を応援するというその姿勢が、やはり子ども、特にいじめているいじめ側の子どもにとって、非常に阻止力といいますか、やはりしてはいけないのだなということが、より強く出てくるのだと思います。ぜひ、パークゴルフが先進であるという町、そしてまたピンクシャツデーのこういうことを決めたことが我が町から発展していく、先進的な事例になっていくのだということは、非常に子どもたちの教育にとって大事だと私は思いますが、その点はいかがでしょう。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

私は、決してこういう運動を否定するつもりは全くありません。それは、あくまでも自主的に自発心を持って取り組むことにこそ価値があるのかなというふうに言っているつもりであります。ですから、こういった運動については、こういう先進的な運動をやられていますよということを校長会であるとか教頭会、あるいは日常的に先生がそういうことで道徳なんかの時間の中で、紹介をすることで、子どもたちがそういうふうに向かっていけばいいのではなかろうかというふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

教育長とこの話をしていますと、なかなかかみ合わないので、ぜひ教育委員長の沖田さん、個人的な見解で結構ですから、このピンクシャツデー、またいじめに対するどういう考えを持っているか、一言ぜひ伺います。

答弁 教育委員長 沖田道子

いじめの定義というのは、何年か前に変わっておりまして、いじめられたほうがいじめと感じたら、もうそれはいじめである。いじめる側がどう理由があろうとも、いじめられる側がそう感じたらいじめであるというふうになっております。そのことも幕別町では子どもたちに浸透していますし、そういうふうに先生たちも指導してくださっていると思います。ただ、各学校の活動に関しては、やはりその学校にお任せするというのが本来だと思っておりますので、ご紹介して、各学校がそれに取り組みたいというのであれば、教育委員会といたしましても、支援はいたすと思いますけれども、それを教育委員会が指導してということにはちょっとならないのではないかなというふうに思っております。子どもサポーターとかおりまして、いろいろな面で子どもの不登校だとかに対応しておりますので、ぜひ、ご理解いただきたいなと思っております。

再質問 7番 藤原孟

四角四面な答弁、ただ上着の下にはピンクのシャツを着ておりますので、きっとこの私の考えに非常に賛同して、本当はもっと進めたいのだ、もっとやらせたいのだ、頑張らせたいのだという気持ちもあるのですけれども、いかんせん、上段の席に座ると、なかなか個人的な見解も出ないのではないかなと思います。それでは次に、3番目のテレビで、今、盛んに放映されております「ノックアウト、めざせ!100万人運動」につきまして、ちょっとお伺いいたします。今日まで、テレビでは個人の行動宣言というのが、20 万 1,330 件あるそうです。北海道では 3,835件の行動宣言が申し込みがあるそうです。学校単位では、全国では 623 校、北海道では 18 校、やはり関東では 342 校と非常に多いのであります。この運動に対して、恐らく幕別の子どもたちもそれなりに行動宣言をして、テレビのこういうメールに流している子がいるのだろうとは私は思いますけれども、市町村もまたこの運動に参加しているということを聞いております。ぜひ幕別町として、これに申し込むような考えを持てないのか伺いたいと思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

これは、先ほどからお答えしている基本的な考え方と一致するところでありますけれども、これを町が取り組む、あるいは学校に取り組ませるというのは、果たしてやはりどうなのか。やはり個々の児童生徒の内面から変わっていかないと、いじめは絶対しないのだ、いじめはあってはならないのだということが、いじめの根絶につながるというふうに思っていますので、それを強制的にやらせるというか、強制とまでも行かないまでも、町として取り組むということは、形はできましょうけれども、ではその個々の児童生徒たちの内面がどうなっているのかと。取り組めばいいというものではなくて、子どもたち一人一人がどういうふうに思うかということがやはり一番大事なので、このことは個人が自分の意思を持って宣言に加わることについては、これはすばらしいというふうに思いますし、そのほかに学校という立場で言うと、やはり指導するというところでありますので、道徳心を養う、あるいは道徳以外の中でもこういうことはいけないのだよということを教える。あるいは、ちょっとおかしな行動、問題行動に走っているような者が見受けられれば、それをきちっと見取るということが大事なのかなというふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

この NHK のテレビはいわゆる AKB の高橋みなみ、これがキャスターになって盛んに放映していると。そのキャッチフレーズを見ますと、助けてと言えない人のためにできることは、いじめを考えるキャンペーンということであります。いじめを減らすため、あなたのできることは何ですかと問いております。もしよければ、ひとりじゃないとわかったら、ぜひ行動する勇気でメールをくださいということらしいです。最終的には、一緒に世の中を変えたい、そういうことをこの NHK で放映しているそうです。ぜひ、教育長も一緒に世の中を変えるのだという、この子どもたちの気持ちをより強く打ち出せる、そういう行政をやっていただければと思います。それでは、4番目の最後です。2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」に、私は幕別町としてもいいのではないかと思いますが、答弁では、幕別町いじめ問題等対策委員会を発展的に解消して、基本方針に基づくいじめ防止等の対策を実効的に行うための組織、それを新設するとあります。いじめ防止の対策を実効的に行う、これは私は大人の目線で言っているのではないかなと。今、いじめられている子どもをいじめている側の子どもたちに対して組織をつくったり条例をつくる、これはもちろん大切なことだと思いますが、もっと目に見えることで幕別町の大人たちはいじめを許さないのだよと、そういう日が1年に1回ぐらいあって、このピンクシャツデーを実行していくと、そういうことではないかと思いますが、これもやはり否定的な考えで教育長が答弁するのかを伺います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

決して否定的ではないのですよ。このピンクシャツデーについては、すばらしいことだというふうに思います。ただ、これがやっぱり自主的、自発的に湧き上がってきた運動であってこそ私は価値があるのかなと。本当にそこに参加する人たち、子どもたちが、心の底からいじめはだめなのだという表現としてピンクシャツを着る、あるいはピンクのものを身につけるということはすばらしい、それが真の運動だというふうに思います。いじめ根絶につきましては、そういった自主的な運動と自主的な気持ちにさせるための指導という両面があると思います。そういう意味では、我々は町教委としてできることは、指導の面だというふうに思っておりますので、そういう自主的な活動になるように指導していくのが我々の役割であって、そういう中から自主的な運動が出てくればいいなというふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

この運動は、実に単純明快な活動だと私は思っております。ピンクのシャツ、ピンクの物を持って、そして学校へ行くとか町を歩く。そうすることによっていじめられている子どもは、あの人が私の助け船になるのではないかなと、そういう認識が、いつかはこの町に芽生えてくる、そう思っております。ぜひ、いじめている側の子どもたちがきょうの私のこのやりとりを聞いて、いや、大したことがなくてよかったなと思われるようなそういう町にならないことを願って私の質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる