みんなの議会

幕別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月12日

忠類地域における教育委員会事務局体制について

2013年3月12日、幕別町議会の一般質問で、東口隆弘議員が「忠類地域における教育委員会事務局体制について」質問し、教育長 金子隆司、町長 岡田和夫、副町長 高橋平明、企画室長 伊藤博明、民生部長 菅好弘、農林課長 森範康、経済部長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
東口隆弘 議員
答弁者
教育長 金子隆司、町長 岡田和夫、副町長 高橋平明、企画室長 伊藤博明、民生部長 菅好弘、農林課長 森範康、経済部長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 東口隆弘

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1、忠類地域における教育委員会事務局体制について。大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将であった2年男子生徒が自殺をした問題をきっかけに、全国の学校内での体罰が数多く報道されている。また、いじめによる問題もいまだ減尐することなく、多数発生をしている。本町におけるいじめの実態は、さきの議会で「いじめ緊急調査」の結果報告により明らかにされたところでありますが、尐数とはいえ、いじめの実態はあることであります。現在発生していない学校においても、今後発生しないとは限らない問題であると思われます。いじめや体罰の問題については、学校を初め家庭や教育委員会、そしてそれを取り巻く地域全体で取り組まなければならない重要な問題であります。しかし、現在の教育委員会事務局の忠類総合支所における体制は、小中学校各1校ずつ設置されているにもかかわらず、生涯学習課の機能はあるが、学校教育課の機能はなく、職員の配置は1名のみである。この状態では、忠類地域の住民が学校内での問題に関し忠類総合支所に相談したくても、門戸を開いていない状況と言わざるを得ない。この状態に対しては、忠類住民会議でも議論されているとお聞きをしておりますが、以下の点についてお伺いをいたします。①平成 20 年4月の組織機構の見直しで、学校教育の事務分掌を廃止し、出先を除き正職員2名体制になり、平成 23 年4月の人事異動により係職1名体制となったが、この体制では学校教育課の業務を遂行できないと考えますが、いかがでしょうか。②合併時の調査項目の中で、「総合支所は、忠類村の区域を所管区域とし、本庁において処理する事務を除き、住民サービスの提供をする総合行政機関とする」云々とした理念を踏まえ、今後の組織機構の見直しの中で体制の強化を図るべきと考えるが、いかがでしょうか。2、冬期間における避難所開設の課題と酪農業に対する災害対策について。2月2日深夜に発生した十勝中部を震源とする地震では、浦幌町で震度5強、帯広市や幕別町でも震度5弱を観測しました。平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災から2年が過ぎましたが、改めて地震などによる災害が身近に発生し得ることと認識をしたところであります。今回の地震では、町内では幸い大きな被害は発生しませんでしたが、管内では浦幌町、池田町、清水町で停電が発生し、また豊頃町礼文内地区では配水管から漏水し、37 戸が断水をするという被害が発生をしております。今回の地震では、避難所開設に至ることはありませんでしたが、冬期に大規模な災害により避難所を開設しなければならない事態が発生した場合、多くの課題があると考えますが、以下の点についてお伺いをいたします。①町防災計画の見直しに当たり、課題等を洗い出すこととなっていましたが、冬期間の避難所を開設する場合に、町としてどのような課題があると認識しているか。②冬期間の避難所開設には暖房施設が不可欠であり、停電している事態も考えられ、反尃式の石油ストーブやカセットガスを利用したガスストーブ、あるいは発電機などの機材をあらかじめ用意する必要があると思うが、それぞれの避難所においてどのような用意をしているのかお伺いします。③停電もしくは水道が断水をした場合、一般の町民生活だけでなく、酪農家にも深刻な影響が出ると危惧するところであります。町として、あらかじめ想定している対策はあるか。また、畜産農家の確保があらかじめ備えておく必要のあり、貯水タンクや三相の発電機の購入、あわせて外部電力を接続する工事等も必要になるが、それらに対する補助制度は考えられないか。以上についてお伺いをいたします。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

東口議員のご質問にお答えいたします。「忠類地域における教育委員会事務局体制について」であります。平成 18 年2月に管内で唯一の町村合併を成就し、8年目を迎えたところでありますが、この間、事務事業の効率的な執行を図るための組織機構の見直しが不断に行われてきたところであります。忠類地域の教育委員会事務局体制につきましても、平成 20 年度から学校教育に関する事務分掌が本庁に集約され、現在は、生涯学習係として正職員が1名、嘱託職員が1名、臨時職員1名が配置されているところであります。ご質問にもありますように、いじめや体罰など今日的な問題を初め学力、体力の向上、子供たちの安全・安心の確保など、教育の現場においては、喫緊の課題を数多く抱えておりますことから、家庭、学校、地域がしっかり連携し、それぞれの役割と責任を果たしていくことが、これら課題の解決につながるものと考えているところであります。こうした状況における本町の学校教育課の業務についてでありますが、「学校教育施設の設置、管理、廃止及び整備に関すること」「学校の組織編成、教育課程、生徒指導その他学校教育に関する専門的事項の指導に関すること」「児童生徒の就学奨励及び援助に関すること」などとしており、学校教育推進上の管理業務にかかわる事務が主体となっております。ご質問にあります「いじめや体罰など学校内の問題に関する相談」につきましては、学校教育課において対忚いたしておりますが、その相談件数そのものは決して多い状況ではなく、万が一、問題が発生した場合には、学校教育課の職員が保護者宅や学校に出向いての面談や、必要に忚じて子どもサポーター、スクールカウンセラーを交えての相談などという手順が一般的であり、幕別地区、札内地区、忠類地区の全ての地区で同様の対忚を行っているところであります。ご質問の1点目、「学校教育課の業務遂行について」であります。ただいま申し上げましたように学校教育課が担っております事務分掌は主に管理部門が中心であり、住民の皆さんへの直接的なサービス提供という面でも、極めて限られた業務で件数も多くない状況にありますので、合理的で効率的な組織機構の観点からも、忠類総合支所に学校教育課の事務分掌を担う専任の職員を新たに配置することは難しい面があるものと考えているところであります。次に、ご質問の2点目、「組織機構見直しによる体制の強化について」であります。ただいま申し上げましたように、学校教育課専任の職員の配置については、難しいものとは考えておりますが、忠類地域住民会議の中でも現在ご協議しているところとお聞きをいたしております。今後、それらご意見や幕別町全体の適正な職員配置を見通す中で、町長部局と今後のあり方について検討してまいりたいと考えているところであります。以上で、東口議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

東口議員のご質問にお答えいたします。「冬期間における避難所開設の課題と酪農業に対する災害対策について」であります。ご質問にありますように、2月2日に発生した震度5弱の地震では、町内において幸いにも大きな被害が発生いたしませんでしたが、他町村では停電や断水などの被害が報告されております。また、地震災害以外にも冬期間では、暴風雪による停電や、地吹雪による吹きだまりによる交通の遮断により道路上に車が立ち往生するなどで、今月2日から3日にかけて道内で9名の方がお亡くなりになるなど、冬期間の災害の克服には多くの課題があるものと認識いたしております。ご質問の1点目、「冬期間に避難所を開設する場合の課題について」であります。現在、幕別町地域防災計画の見直し作業において、国の災害対策基本法や北海道防災計画を基に、最大震度の引き上げによる地震対策や新たに津波対策と避難計画、加えて災害対策本部機能と住民への情報伝達手段の確保などの視点をもって課題の整理に取り組んでいるところであります。ご質問にあります「冬期間の災害による避難所開設の課題」につきましては、積雪寒冷という気象条件の中で、高圧送電線事故などによる大規模な停電などライフラインが寸断された場合の対忚策、降雪や家屋の倒壊等により交通網が遮断された場合の避難路の確保、災害弱者の安否確認並びに避難誘導、備蓄品等の充実などが課題であると整理いたしているところであります。また、今回の地震発生時には、地震発生直後から職員が登庁し災害対策に当たりましたが、大雪など災害の要因が重複する場合には、交通事情によっては職員が徒歩での登庁となり、その対策がおくれることも想定されます。その場合には、災害対策本部と現地連絡室を同時に立ち上げるなど、災害の情報収集と避難所開設指示などの指示系統の迅速な立ち上げも課題になると考えております。さらには、現在、備蓄品は幕別地域、札内地域、忠類地域にそれぞれ1カ所、備蓄庫を整備しておりますが、避難所への備蓄品の搬送業務体制の確保も検討課題に掲げ、見直し作業に取り組んでいるところであります。ご質問の2点目、「避難所の暖房設備について」であります。現在、町が進めている備蓄品目と数量につきましては、さきの小川議員のご質問にお答えいたしましたように、地域防災計画に基づき整備を進めておりますが、災害により停電となることも想定されますことから、冬期間の対策として、停電時にも使用可能なポット式石油ストーブ 49 台と発電機 19台を備蓄しております。避難施設の被災状況にもよりますが、100 ボルトの電力で使用できる石油ストーブが設置されている施設においては、備蓄している発電機によって石油ストーブと照明器具の電力を確保してまいりたいと考えております。また、町内の避難所全てに備蓄品を配置することは、避難所となる施設の運営状況や管理上の問題から困難でありますことから、現在は5カ所に集約し備蓄をしておりますが、災害時に避難所の開設を決定した場合には、避難所に備蓄品の搬送を行うとともに、当該避難所担当の職員を派遣して対忚いたしてまいります。加えて、大規模な災害が発生した場合には、町の備蓄品だけでは対忚が困難となりますことから、町内の企業との防災協定に基づき、暖房機や発電機等を優先的に提供いただくこととしており、今後も引き続き、防災備蓄品を初め災害時の対策の充実に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「酪農業に対する災害対策について」であります。初めに、停電時における水道水につきましては、本町の上水道及び簡易水道施設には、自家発電装置を設置しておりますことから、給水は可能と考えておりますが、地震等により大規模な断水が発生した場合の対忚といたしましては、飲料水の確保が優先されますことから、さきに小川議員のご質問にお答えしたとおり、幕別、札内市街地には耐震性貯水槽の整備、忠類地区においては給水車での対忚を考えているところであります。大規模災害の発生に伴う停電又は断水は、農業、とりわけ酪農業にとりまして大きな影響を与えるものであり、搾乳牛は搾乳間隔が 16 時間を超えると、乳量や乳質の低下、乳房炎の発生などが出始めると言われており、また搾乳牛は1日に約 130 リットルから 170 リットルと、大量の水を必要としていることは十分認識いたしているところでありますが、被害の状況・規模、被害地域などによってさまざまなケースがありますことから、状況に忚じて可能な限りの対策を講じているというのが現状であります。次に、貯水タンク、発電機の購入及び受電設備の工事費等に対する補助制度についてでありますが、十勝管内の状況を確認いたしましたところ、受電設備の工事費用の対忚のみであり、町と農協で補助しているのが1町、農協による補助が1町、中山間直接支払交付金事業による共同取り組みが1町の、合計3町であります。本町におきましては、一つの農協管内の全戸で発電機と受電設備の整備が完了しておりますことから、受益者負担公平の原則の観点から、新たに補助制度を立ち上げることは難しいものと考えておりますが、今回ご提言いただきました他の対忚策を含め、ゆとりみらい 21 推進協議会において議論をしていただきたいというふうに考えております。以上で、東口議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 3番 東口隆弘

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、忠類地域における教育委員会事務局体制についてのご答弁を受けまして、私のほうより質問をさせていただきます。学校教育係の職員増員は無理ということですが、学校、家庭、地域の間を結ぶ役割も教育委員会にはあると思われますので、いかなる方法でも結構ですので、ぜひとも教育係の設置を求めたいというふうに思っております。これはご回答は結構でございます。ぜひとも考慮をしていただきたいというふうに思っております。次に、合併論議の中で、総合支所職員が 27 名まで削減することが達成できました。その中で、将来、総合支所が支所となるのではないかというような心配をする住民の声が聞かれます。長年にわたり総合支所機能の担保を最優先に考えていただきたいというふうに思いますが、その点について将来的なお考えをいただきたいと思います。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

合併時の約束事で、総合支所として位置づけをさせていただいておりますので、これを例えば支所ですとか、出張所ですとか、そういった名称に変える予定は全くございません。総合支所という機能をもって忠類地域の行政を担当していただくという考え方は、変わらないというふうに思っております。以上です。

再質問 3番 東口隆弘

総合支所としての機能を担保するための職員数というのは、いろいろな考え方があろうかと思いますが、現状のこの 27 名という正職員数についての推移の考えはいかがでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

昨年の暮れに1名退職したものですから、現状 27 名なのですけれども、当面は28 名体制でいきたいというふうには考えております。それで、総合支所の機能そのものが、まだまだ将来的には、それぞれのその時代時代の事情等に照らし合わせながら変わっていくものだと考えておりますので、今、最低限何人必ず置くというようなお答えはできませんけれども、今の現状に合わせた人数は確保していきたいというふうに考えております。

再質問 3番 東口隆弘

住民の不安を解くような体制の二十七、八名というようなお答えをいただきました。また、今後についても、時代の流れ等によって職員数は変化していくのかなというふうに思いますが、それらについても住民の皆さんに承知をいただけるような方法をとっていただきたいというふうに思います。それでは次に、冬期間における避難所開設の課題と酪農業に対する災害対策について再質問をさせていただきます。各避難所に指定をされている施設の耐震性の確保について、もしおわかりでしたらお知らせをいただきたいと思います。

答弁 企画室長 伊藤博明(企画室長は2014年12月まで)

現在、37 施設を避難所として指定をさせていただいておりますが、そのうちの一つが札内福祉センターとそれから札内の東コミュニティセンターということになりますので、38施設を分母と捉えますと、そのうち 57 年以降が 15、56 年以前が 23 でありますけれども、既に耐震化が確認できたものや耐震化済みのものを入れますと、38 のうち 30 に耐震性があるものと現状では捉えております。ですから、八つについては、現段階では十分な耐震性は確保されていないということでございます。

再質問 3番 東口隆弘

耐震性が確認をされていない施設に、もしかのときに避難をしなければいけないというようなことは、住民としてどうなのかなと思うのですが、それらについての対忚はどのようにお考えでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

現状8施設、耐震性の確認ができていないのですけれども、ただ、これらの施設は平家建ての家屋でありまして、現状では木造ですので、どの程度の耐震力があるかということの評価がなかなかしづらい。図面が残っていない施設がかなりありますので、図面で判定ができないというところがあるのです。そういった問題も、今後、調査をしていきたいとは思っていますけれども、平家木造については、今後建てかえも視野に入れながら考えていきたいというふうに思っています。

再質問 3番 東口隆弘

先ほど来、小川議員よりもこの防災に対しましてはご質問があり、また同じような質問になるわけですが、災害というのはいつ起こるかわからない。もしかしたら、今これから起こるかもしれないというような、かもしれないばかりのような状況にあろうかというふうに思いますので、避難をされる方が安全に避難をできるような対策等を講じていただきたいというふうに思っております。それから、先ほど災害時の職員の災害本部、もしくはその最寄りの対策本部といいますか、対策室に集合する場合に、副町長が、酒に酔っていたり不在、地元の家にいない職員については、本部に集まらなくてもいいようなお話をされておりましたが、これは北海道とか管外に出ているような職員の方々は集合することは当然できないと思いますが、お酒を飲んでいても、歩いてもしくは自転車ででも一度集めて、例えば5分で対策本部に集まることができる職員が何人いるのか、5時間とか6時間かかってでも、どこに集まるかわかりませんが、どういうような状況で職員のみんなが集まることができるのかということを、やっぱり調べてみる必要があるであろうと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

先ほど私の説明が足らずで申しわけないのですけれども、お酒を飲んでいても、近所に同じ職員、例えば本庁舎に勤めている職員がいる場合は同乗して出てきた職員もおりますし、あるいはご家族の方に送っていただいた職員も当日はおりました。私が先ほど申し上げたかったのは、たまたまお酒を飲んでいて車を運転することは当然いけませんので、そういった方もいらっしゃるのだなという思いをもって、その後の説明をしなかったのが先ほどの私ですので、申しわけないと思います。ただ、どういった状況においても、まず対策本部の設置される場所に職員は集合することになっていますけれども、それぞれのところに赴くことができなければ、一番身近な連絡室を設置しますので、そういったところに必ず連絡を入れるなりそこに赴くようにと、こういう指導をしてまいりたいというふうに考えております。

再質問 3番 東口隆弘

よくわかりました。マニュアルをつくって、そのもとで動くということが、やっぱり職員の皆さんも動きやすいだろうと思いますし、非常事態、不安に思わなくても、ましてや不安に思う職員の方々を目の前にする避難をされた方々というのは、もっと不安になると思いますので、マニュアルというものをしっかりとやっぱり検証、検討していただきたいというふうに思います。また、次に移りますが、避難所が 37 カ所ということでしたが、それぞれの避難所に職員の配置というのはするのでしょうか。細かく町民会館だとか、札内だとか、忠類のコミセンだとか、それぞれの公区の会館だとか、いろいろな規模の施設がありますが、代替の職員を配置することがあるのかないのか、もし忠類のコミセンであれば、あの程度の規模で何人が集まるのか、ちょっと集まれるのかわかりませんが、職員というのが配置をされるのかどうなのか、その辺をお伺いいたします。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

避難所には担当職員というのが割り当てをしております。人事異動があれば、かわればかわった都度、新しい職員を配置すると。その職員については、避難所が開設をしなければならない状況になったとき、そういったときには職員が速やかにその避難所のほうに張りつくというような体制になっております。

再質問 3番 東口隆弘

わかりました。それはもうスムーズに、慌てることなく機能していただくことをお願いいたします。それから、避難所で発電機、それから暖房器具、ストーブですか、それらの数がお答えにありましたが、かなり充実しているとは思いますが、37 カ所の避難所から見ますとまだまだ数が尐ないように思えるのですが、今後、これらについて補充を考えることができるのかどうか、お伺いいたします。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

ただいま町のほうで、これまで補充している部分、今答弁の中にもありましたけれども、3カ年で福祉避難所という形の中で、ストーブについては 15 台、そういったような整備を今計画的に進めておりますので、今の保有台数以上のものは確保できるだろうと。それからさらに今見直しの中で、どこら辺までの災害でどの程度の避難が必要かと、そういった想定も今しておりますので、それに基づいて備蓄が足りないものについては備蓄をする考えではおります。計画的に進めたいという考えです。

再質問 3番 東口隆弘

よろしくどうぞお願いをいたします。あえて私が言わなくても、冬の間というのは非常に寒うございます。ましてや、火の気のないところに避難をされる方々が集まります。それから火をたいてもなかなか暖まらない。尐しは我慢をしなければならない。自分の家にいたような状態で避難をするということは当然考えられないわけですが、避難をされる方が不安に思われないよう対処をしていただきたいというふうに思います。また、この備蓄品のそれぞれの避難所へ分配をするというような方法というのは、どのようにお考えなのでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

備蓄品をどのように配分するかということについては、その被害の程度、また町内の中でどの地区でそういった被害が起きて、避難所の開設が必要なのかと、そのような状況を見きわめながら避難をする人たちの規模、そういったものを見定めながら配置については対忚していきたいという考えでおります。

再質問 3番 東口隆弘

わかりました。それぞれ地区の方々が避難をされる避難先というのは、指定をされておるわけでございまして、水害のときには川を越えて避難所に行かなければならないというようなことがないように、また高いところにいる人が低いところにわざわざ行かなければならないというようなことがないように、ぜひともご配慮をいただきたいというふうに思います。それでは次に移りまして、先ほど小川議員の質問にもありましたが、断水対策については、忠類地区は給水車で対忚するということでございました。これらの給水車は、一体何台あって、どこに配備をされているのか、お伺いをいたします。

答弁 農林課長 森範康(農林課長は2013年9月まで)

10 トンタンク車が3台ございます。それぞれ配備されていますのは、幕別消防、札内消防、それから水道課に各1台配備されております。忠類にはタンク車の配置はないというふうに聞いております。

再質問 3番 東口隆弘

給水車、タンク車は忠類地区で動き回るというのに、札内それから本町から忠類に赴いてくるというのは、これ時間的ロスだとか燃料も最近高いですので、どうなのかなと思うのですが、迅速な行動が本当に可能なのかどうかということはいかがなのでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

実際に、タンク車と呼ばれる車両は、先ほど言いましたように3台なのですけれども、そのほかに消防ポンプ車、これも水を積んでおります。十分飲料水に適したものを積める消防用の車両もございますので、そういったものを適宜要請して配置できるように、迅速に行動できるようにしてまいりたいというふうに考えております。

再質問 3番 東口隆弘

消防のタンク車の水をいただけるということで、大変ありがたいことだとは思いますが、その 10 トン車3台、それから消防のタンク車、これらの水については私の職業でもありますが、酪農家は利用することが可能でしょうか。30 トンとか水を入れる、分配するというような作業を考えると、なかなか酪農家までは難しいのかなと思いますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

実際に断水の状態にもよるかとは思うのですけれども、基本的にはやはり人の飲み水、これを第一義的に考えなければいけませんので、酪農分に回る、例えば全体が断水してしまえば、なかなか酪農家さんまでに給水を行うということはかなり難しいかなと考えております。そのためには、またほかの手法、どういった手法がとれるのかとか、そういったことも検討させていただきたいというふうに考えております。

再質問 3番 東口隆弘

副町長のお答えは当然のことだろうと、私も思っております。それで、搾乳農家、搾乳を目的とする乳牛に対しては、川の水、それから、かんがい用水、あの水を与えてはいけないと、これは食品衛生法だとかいろんな法律がホルスタインの搾乳農家を囲っておりますが、酪農経営を災害があっても上手に乗り越える、水に関しましては川の水、きっと飲める、牛が飲んでも影響がないような川というのは限られるかもしれませんが、それらのことも牛を生かしていく、断水の期間ではありますが、それらのことについても柔軟に考えを持つことができるでしょうか、どうでしょうか。

答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)

農業用水としては、畑かんなども実はあります。実際に北見地域で起きた断水においては、そういう本来畑かんの水は牛には使えないのでありますけれども、そういった柔軟な対忚もしたということでありますので、そこはその場その場で柔軟な対忚ができるような、そういう考え方をとってまいりたいというふうに考えております。

再質問 3番 東口隆弘

そのとおりで、生き物を生かすというのは水と食べ物が当然必要で、またホルスタインにおいては搾乳をしてあげないと、答弁書の中にもありますが、病気にかかって我が家というか畜舎を離れなければならないと。酪農経営が進んでいかないというような状況になるのは、もう目に見えておることでございます。また、酪農家においては、停電、断水など災害対忚をマニュアル化する。私、資料ありますが、釧路市、それから稚内、その程度しか私の手元には資料を寄せることができませんが、マニュアルをつくることが大切であろうと。発電機等々の助成を、一般質問でもさせていただきましたが、それらについては農協が中心となり、ゆとりみらい 21 推進協議会が中心となり、いろいろと政策というか、考えていただきたいと。個人の経営ですから、個人の経営努力のもとで発電機も受電施設も、それから貯水槽ですか、それらについても酪農家個人がそろえなければならないというのはわかりますが、それらについてはマニュアルをつくることによって、例えば組合をつくってその中で発電機を購入し、4個とか5個、何個になるかはわかりませんが、必要台数もしくはその半分とか3分の1でもいいです。台数をそろえて各戸を回って歩くというような方法もとれるかというふうに思います。地域産業を守る考えを持つことから、災害対策先進地域にそういうマニュアルをつくるということで、そういうことも一歩と思われます。町として、また各農協が防災意識を持つことが大切と思われます。ゆとりみらい 21 では、その危機管理対策の喚起をぜひともお願いしたいというふうに思います。以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:幕別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月12日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる