みんなの議会

幕別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日

プレーヤーの高齢化、愛好家の減尐、高度化した技術、質の高い競技性への移行、コースの务化による不満、整備体制のあり方

2012年6月13日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「プレーヤーの高齢化、愛好家の減尐、高度化した技術、質の高い競技性への移行、コースの务化による不満、整備体制のあり方」について質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 藤原孟

通告に従いまして、質問をいたします。パークゴルフ生誕 30 年目に当たり。「幕別町はパークゴルフ発祥の地です」。この言葉を使えるようになって、来年で 30 年が来ます。昭和のころ、我が町を紹介するときの決まり文句は、十勝平野の真ん中で、「田園都市帯広とワインの町池田の中間です」と、消極的な紹介が定番でした。そして、平成に入るや、リーマン・ショックが引き金となり、地方経済に不況をもたらし、経済界を筆頭に地域の疲弊を防ぐために、官民一体となって、地域おこし、まちおこし、一村一品、B級グルメ創作など、町の名を高めるべく取り組む時代が続いております。このような状況の中で、幸いにも我が町には、発祥の地という冠を持つことができましたので、道内の他町村より、まちおこしで1歩も2歩も先行することができました。このことからもパークゴルフ振興施策は重要であると多くの町民が認めることでありますが、発祥の地といえども、30 年という月日の経過には、住民間に意識の変化が生じてきています。まず、プレーヤーの高齢化、愛好家の減尐、高度化した技術、質の高い競技性への移行、コースの务化による不満、整備体制のあり方を要因として、地元住民の熱意が沈静化しています。また、その反面として、今でもプレーヤー人口は、法人化した日本パークゴルフ協会の努力があり、国内はもとより世界に向かって拡大基調にあります。そこで、これからのパークゴルフ振興について、町長の考え方をお伺いします。1点目、町によるパークゴルフ振興への取り組み経緯と、その社会的効果について。2点目、パークゴルフがもたらす幕別町への経済的効果。特に観光消費と用品製造販売について。3点目、パークゴルフ効果をより高めるための 30 周年記念事業と今後の事業展開のあり方について。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。「パークゴルフの生誕 30 年について」であります。昭和 57 年に当時の鳥取県泊村で考案された「グラウンドゴルフ」の用具を持ち寄って、運動公園に7ホールを造成し、その意外性や爽快感から新しい遊びの誕生に熱い思いを感じた昭和 58 年から数え、来年は 30 周年の記念すべき年を迎えることとなりました。この間、昭和 61 年3月の「パークゴルフ」への改称、同年9月の幕別町パークゴルフ協会の設立、翌昭和 62 年8月の国際パークゴルフ協会の設立、第1回北海道知事杯パークゴルフ国際大会の開催という黎明期に始まり、平成に入って道外、国外でのコース造成や平成8年のパークゴルフネットワーク会議の開催という成長期を経て、今や愛好者は 120 万人を超えると言われ、「パークゴルフといったら幕別町」と、多くの皆様から親しまれる成熟期に入ったものと認識いたしております。ご質問の1点目、「町によるパークゴルフ振興への取り組み経緯とその社会的効果について」であります。平成元年に「現代用語の基礎知識」にパークゴルフが掲載されたことを皮切りに、平成4年の文部省主催の「生涯スポーツコンベンション 92」での事例発表が大きな反響を示し、平成の時代の訪れとともにパークゴルフへの関心は大きな高まりを見せたことから、誕生 10 年目の平成5年4月に教育委員会にパークゴルフ振興係を新設し、国際パークゴルフ協会へ職員を派遣し、協会と一体となって、普及・振興に向け取り組んでまいりました。同年9月には、10 周年記念事業として 10 周年記念式を開催するとともに、パークゴルフクラブハウス「くまげらハウス」を竣工し、その後においても国際パークゴルフ協会とパークゴルフ振興係が連携し、国際大会を初め各種大会の開催や国内外への普及促進に努めてまいりました。その後、パークゴルフの国内外への広まりを背景に、平成 12 年6月には国際パークゴルフ協会がNPO 法人の認証を受け、組織として自立の道を歩むこととなりましたことから、平成 13 年度からは職員の協会への派遣を取りやめ、翌平成 14 年4月にはパークゴルフ振興係を廃止し、パークゴルフの行政視察等の受け入れを企画审が、町内のパークゴルフの振興関係を生涯学習課が、パークゴルフ場の管理を建設部が所管することとし、パークゴルフ団体の指導、ルール、公認コースの認定業務等は当時の国際パークゴルフ協会が担当し、現在に至っております。次に、社会的な効果についてであります。パークゴルフを生み出し、コミュニティスポーツとして広めていく過程において、地域の各層の住民が協力し合い、連携が図られましたことは、まさしく本来の手づくりのまちづくりの实践であり、この自発的、継続的な取り組みを通じて得られた経験は、何物にもかえがたい価値を生み出したものと考えております。また、地域社会でのつながりが希薄化している中で、誕生当初から三世代交流を初め、世代を超えた人々の交流が広がったことによって、コミュニティが形成されましたことや、パークゴルフ発祥の地としての知名度が増すにつれ、十勝管内のみならず管外からも多くの方々が本町を訪れることとなりましたことから、そこでの交流の機会が生まれ、地域間交流がもたらされましたことは、効果の一つであったと認識いたしております。加えて、高齢者の方々にとっては、家から外へ出て人々と交流を図る機会を得ると同時に、歩くことを通して健康の保持増進にも寄与しており、「パークゴルフのおかげで、友達もふえたし、元気になった」という声も聞かせていただいております。そして、パークゴルフが全国へ、海外へと広がりを増すことによって、「パークゴルフ発祥の地・幕別町」の知名度が増し、町のイメージアップにもつながっていることも大きな効果の一つであろうと考えております。ご質問の2点目、「パークゴルフがもたらす幕別町への経済効果、特に観光消費と用品製造販売について」であります。パークゴルフがもたらす経済効果につきましては、平成9年に当時のたくぎん総合研究所に委託して实施いたしました調査では、平成7年度のパークゴルフ入り込み実、年間 24 万 1,000 人による町内での観光消費額は年間 20 億 7,000 万円、町内にコースが開設されて以来の累計ではおよそ 100 億円であり、パークゴルフ用品の市場規模は総額で6億 4,000 万円と推計され、これにかかわる町内での製造品出荷額は4億 4,000 万円、パークゴルフ用品が市販されて以来の累計で 22 億 6,000 万円の経済効果あったとの推計結果が出ております。現状におきましては特に調査を实施いたしておりませんが、平成 23 年度の町営パークゴルフ場利用者が 30 万 5,000 人と、調査時を約6万人上回る入り込み実がありますことから、消費の落ち込みを割り引いても、飲食や宿泊など 20 億円程度の観光消費が生まれているものと推測いたしております。次に、用品製造出荷額でありますが、町内では2社がクラブの製造に携わっておりますが、販売本数が当時の3分の1程度に減尐しておりますので、価格上昇分を加味いたしましても、平成 23 年度は2億 8,000 万円程度の出荷額にとどまったものと推測いたしているところであります。このように、平成9年の調査時に比べ、用品製造出荷額は減尐しておりますが、入り込み実数は増加しておりますことから、平成 23 年度においては、当時と同程度、25 億円程度の経済効果がもたらされているものと考えております。ご質問の3点目、「30 周年記念事業と今後の事業展開のあり方について」であります。来年は、昭和 58 年にパークゴルフが産声を上げてから 30 年が経過するという、まことに喜ばしい年を迎えます。パークゴルフをこれほどまでに誇れるコミュニティスポーツに育て上げてくださった関係者を初め、愛好者などすべての方々に心から感謝とお礼を申し上げます。さて、これまでの周年記念事業についてでありますが、平成5年の 10 周年の際には、10 年の歩みをビデオで紹介するとともに、愛好者なども交えたパネルディスカッションを内容とした記念式典と歓迎レセプションなどを、平成 15 年の 20 周年の際には、現日本ハムファイターズ監督の栗山英樹氏の基調講演とパネルディスカッションを内容とした記念式典などを開催いたしております。また、パークゴルフは、平成 15 年の「ねんりんピック」からは正式種目に採用され、来年の「ねんりんピックよさこい高知 2013」では、一昨年、本町に視察に見えられパークゴルフ場を整備された中土佐町を会場に開催されるなど、全国津々浦々にまで広がりを見せ、本年4月現在では、全国で 400を超える市町村に 1,213 のコースが整備されるまで隆盛してまいりました。運動公園の芝生に穴を掘り、塩化ビニール管を輪切りにして埋めた誕生の日を思うと、今昔の感にたえません。30 年という大きな節目の年にどのような内容の記念事業を展開していくかにつきましては、現在、内部で検討をしているところでありますが、これまでの歴史をまとめた記念誌の発刊や記念式典を初め、30 年を機にさらなる発展につなげていくことのできるような内容としなくてはならないものと考えております。次に、今後の事業展開についてでありますが、これまでもパークゴルフを町の振興やまちづくりにどう位置づけ、つなげていくのかという命題を常に意識し、国際パークゴルフ大会などへの支援やパークゴルフネットワーク会議など他市町村との交流に取り組んでまいりましたが、幕別町パークゴルフ協会や日本パークゴルフ協会とも一層連携を図り、展開してまいりたいと考えております。また、本年設置することといたしております「魅力発信・観光プロモーション事業实行委員会」の中でも、パークゴルフをどう本町の観光振興につなげていくかを検討することといたしており、多くの方々のご意見をいただき、良策を見出してまいりたいと考えております。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 7番 藤原孟

再質問に入る前に、5月 26 日、新聞に、「道民の声」が書かれております。それは、幕別町のパークゴルフを賛歌する記事でありました。尐し報告いたします。「お山の雪も解け、新緑の薫る季節になって、待ちに待ったパークゴルフができます。これを発案して広めてくれた幕別の人たちに感謝したい気持ちでいっぱいであります」と、小樽市の 73 歳の主婦の方。この記事を読みまして私は、今でも道民の中には、パークゴルフを通して幕別の知名度を高めてくれる、そういう記事を出してくれる方もいるのだということを驚き、また、うれしさを強く感じました。また、この日は、幕別町では第1回町長杯の幕別町民パークゴルフ大会が開催された日であります。88 名の参加の方がおりまして、その開会式の弁で町長もこの記事について簡単に触れておりました。町長は、町の知名度が高まる効果だけでなく、今でも感謝の弁を言ってくれる道民がいることにもっと深く感銘したのではないかと思っておりますが、そのことに一言、町長から感想なりコメントがありましたらお願いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今お話ありましたように、小樽の 73 歳の方がパークゴルフを楽しんでいる、そこにこのパークゴルフを生んだ幕別町の町民の皆さんに感謝したいというようなことが新聞に出されて、大変うれしく思いました。そういう方の期待にこたえるように、なお一層、発祥の地として頑張っていかなければならないなと、そんな思いも強くしたところであります。

再質問 7番 藤原孟

パークゴルフが生誕しまして 25 年、ようやく幕別の町長杯が開催されたと。愛好家にとっては、なぜ今さらこのような大会が設定されたか、一瞬戸惑いがあったと聞いております。終わった後、参加者は帰り道で口々に楽しかったなと、気分がよかったと、満足感を持ったと聞いております。地元では、今、下火になりつつあるパークゴルフでありますが、町長杯という質の高い競技会が開催されたことで、プレーヤーの減尐の歯どめの一つの策になるのではないかと、今後も回数を重ねていただけるかということを、まず伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

町長杯の冠をつけて、ゴルフ大会が早くから開かれておりました。さらに、ゲートボールも、町長杯ゲートボール大会というのが、ずっと開催されています。なぜか、そのパークゴルフだけ町長杯という名の大会がなかったということで、パークゴルフの愛好者の方々から、なぜ発祥の地で町長杯のパークゴルフ大会がないのだというようなことが言われておりまして、それが今回实現したわけですけれども、それ以前には、町長杯という名はつかなかったのですけれども、春、秋に公区対抗のパークゴルフ大会ですとか、町主催あるいは教育委員会主催の大会は、今までも開かれてきたわけですけれども、今回、幕別のパークゴルフ協会の皆さん、あるいはほかの方々の協力をいただく中で第1回の町長杯のパークゴルフ大会が開かれたと、これからも継続して開催されていくものだろうというふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

それでは、再質問の本題に入っていきます。まず、パークゴルフによる社会的効果について、地域のまちづくりと町のイメージアップ、これには本当にパークゴルフというのは、大変な貢献をしたと思っております。全国的にまちづくりの取り組みが進められているとき、いわゆる施設整備や通り一遍のイベント開催に終始しまして、行き詰まりを見せていることが多いと思っております。幕別町におけるパークゴルフ振興、地域の中で独自の発想から生み出され継続的に取り組まれている、全国的にも知らしめたと、幕別町にとって新しい価値を創造した、また、町のイメージアップの効果に本当に役に立った。このことに再度町長からの評価について、一言お願いします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

私からの、あるいは町としての評価については、先ほど申し上げたとおりでありますけれども、そうした私どもの評価以外にも町民の皆さんそれぞれがパークゴルフに対する思いや、パークゴルフがここまで伸びてきた、その成果あるいはパークゴルフを通じてのまちづくりや、パークゴルフが自分たちの生活にどう影響しているのか、そういった効果というのは、皆さんそれぞれが感じていらっしゃるのだろうというふうに思っております。私は、先ほども申し上げましたように、やはりパークゴルフを通じてのまちづくりやコミュニティの造成あるいは健康づくり、そういったいろんな面でパークゴルフがもたらした影響というのは、大きなものがあるのだろうと思いますし、地域間交流あるいは知名度アップ、あるいは観光面にも尐なからず影響を及ぼしている、効果を上げている、いろんなことがパークゴルフを通じて今までのまちづくりの中で培ってきたものだろうというふうに思いますので、引き続きそういったよい面をこれからも伸ばしていくことに努力していかなければならないものと思っております。

再質問 7番 藤原孟

確かに、町の知名度を高めるため、また私たちは、町の食材を生かすために、民間主導でしたが、B級グルメの発見、研究、また農家の主婦の方とスイーツの研究や、そばまつり、ニラ祭り、いろいろ挑戦をしてきました。しかし、やはり継続をするということは非常に難しく、その困難さに今はぶつかっておる停止状態にあります。パークゴルフというのは、まさにこの町にとって、町の名を高める最大の武器であったのではないかと思っております。ただ、我々も民間として、今は静かにしておりますけれども、次なるイベントの企画などを模索しておる最中であります。行政に対して我々がマンパワー等の支援を求めたら、町長は、まず的確に対応していただけるかどうかをまず伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

パークゴルフは、先ほども言いましたように、町のみならず、いろんな方々のご協力を得ながら普及、発展してきたわけですから、民間の皆さんのお力や町民の皆さんの意見も反映した中で、これからもまちづくりの中に反映していくことが大事なのだろうというふうに思いますし、お話ありましたように民間の部分でも食を通じてのいろんなこともなされているわけでありますから、そういったこととタイアップした中で、全般的な町の観光とか町の振興という中で、これからも努力していくことが大切であろうというふうには思っております。

再質問 7番 藤原孟

次、健康福祉という課題でありますが、いわゆる過去に健康と医療についての意識調査を町にしてもらったということがありました。そこには、やはり 65 歳以上の高齢者の方でありましたけれども、パークゴルフを日常的に行えば3割以上の方が健康状態がよく、また「普通である」と答えた人を含めますと、9割近い方が健康だという健康増進効果、そのことは明らかに認めております。また、交流という面で、心理的効果、この方向もいい結果が出たと報告されております。このような調査というのは、やはり高齢者社会にとって、高齢者の自発的な健康管理を進めさせるためにも資料として非常に役に立つのではないかと思っております。5年、10 年置きでよろしいですから、調査をするような、パークゴルフの健康への意識調査というのは、これからも続ける考えがありますかどうか伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

なかなかパークゴルフと健康、あるいはパークゴルフをやることによってどれだけ長寿になったか、いろんなことを現实には調査だけでは難しいものがあるように思います。一時、調査をやって、聞き取りなんかで行くと、いや、おかげさんで今言われたように病院へ行く回数が尐なくなったとかいろんなことが言われまして、幕別町はパークゴルフのおかげで病院へ通院する高齢者の方が尐なくなったと、そういったことも前回の調査の中では出てきたのですけれども、これはなかなか現实的にやることは難しい。お医者さんにお願いして調査してもらうといったって、これはなかなかできるものではないわけですから、最後は職員なりお医者さんのお力をいただく中で、聞き取りをしながらやるということしかないのだろうと思いますけれども、手法はこれから考えていかなければならないし、实施時期ですとか対象だとか、いろんなことがあるのだろうというふうに思いますけれども、過去のやった事例も参考にしながら、今後、考えてまいりたい、検討してまいりたいというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

それでは、2番目のほうの経済効果、これについて質問に入りたいと思います。当然、この町で一度はプレーをしてみたいという、そういう愛好家、その入り込み数の推定数というのは、順調に当時は伸びるという計算ができたのだと思っております。いわゆる金額で言う一時消費といいますか、宿泊だとか飲食、そういうものにかかったお金というのは、年間で1億 5,000 万円とか2億円とかいう数字が出たということが推定できると。いわゆるこの幕別町に、幕別町にといわず十勝に与えた経済的インパクトというのは、非常に効果があったのだと期待されました。しかし、今この 30 年目を迎えますと、なかなか目に見える効果というのは、感じることが今はかなり尐ないのではないかなと思っております。このパークゴルフ愛好家の入り込み数の減尐、その辺の理由について町長としてどういうとらえ方をしているのか、お尋ねいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

経済効果、そういうふうに今お話ありました入り込み実のかかわりとは、もちろん密接な関係があるわけですけれども、入り込み実が、そう大きな減尐だというふうにはとらえては私はおりませんけれども、言うなれば、同じ方がずっと続けてやっていて、新たにパークゴルフに取り組んでおられる方が、特に若い方々が尐なくなってきているのかなと、そんな印象は、ちょっとあるわけですけれども、一つには、昨年来言われております道東道の開通等によって、いわゆる道央あるいは道南の方々のお実さんを呼び込む、そういったこともこれからのパークゴルフの振興と観光面を結びつけた中では、大切なことでないかなというふうに思っておりますし、尐なくともよそから来てパークゴルフを楽しんでいただければ、それなりのやはり効果あるいは経済に波及すべき点というのは出てくるのであろうというふうに思っておりますので、よりよい、いわゆる発祥の地でパークゴルフを楽しんでいただく、そのことによっての入り込み実数の増、あるいは観光実の誘致ということは、考えていかなければならない問題だろうというには思っております。

再質問 7番 藤原孟

特に札内のコースについては、確かに入り込みは減ってはいないと。ただ、全体的に素通りのお実さん、幕別で遊ぶ、だけれどもお金は落としていかないと、素通り実のことが多いのかなという気はしております。続きまして、用品生産に伴います経済効果、このパークゴルフ市場は今は大体6億円ぐらいという数字を聞いておりますが、町内のメーカーは2社と、そんなにうちの町の製造出荷額で言うと 100 分の1ぐらいの数値かなと思っております。しかし、パークゴルフ、この大きさというのは、やはり古くからうちの町にはベニヤ合板をつくる技術とか、そういうものづくりに関しては十勝では優秀な技術力、そういうものがあったのだと思っております。すぐれた知恵とわざが伝えられ、それを担う人材がいる。それが大きな資源として、これからも残っていくと思っております。今後もこの機運といいますか、そういうものが伝承されるべきであると考えますが、町長、その点についてお考えを。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

ニッタクスを初め町内業者の方々で頑張って製品、製造、そして販売をいただける。一時は、ボールの部分も葉山電器さんでつくっていた経緯もあったようですけれども、今はちょっと違うのかなと思いますけれども、そういったことで、やはり町の産業の中でもパークゴルフが大きな影響を及ぼしているのだろうというふうに思いますけれども、ただパークゴルフのクラブも一つ買えば何年ももつわけですから、年々愛好者は増えたといいながらも、クラブの出荷というのは減っていくのは、これは仕方がないことだろうというふうに思いますけれども、これは余談ですけれども、ことしの5月のゴールデンウイークにデンマークからお実さんが見えて、デンマークにパークゴルフ場をつくりたいということで、早速ニッタクスから 10 組ぐらいですか、道具を買っていただきました。そういったところなどにも、これから出荷を伸ばすという一つの方策があるのかなというふうにも思っておりますので、そういったことも含めながら仕事の機運を大切にする中で普及を広げていきたい、そういうふうに思っております。

再質問 7番 藤原孟

パークゴルフの用品には、何点か特許といいますか、そういうものが入っているということを聞いております。我が町にもようやくこの特許を取るとかという、そういう方向に目を向ける機運が出てきたのではないかなと。手続等の協力、支援というものがあれば、もっと発見、発明しやすい状況になるのではないかと思いますが、その点につきまして、町長にお伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

いろんな特許を取って、それを大事にしながら製品を製造し、販売していく、これは企業の努力でもあるのでしょうし、また、それが行政なり経済団体が支援できるものがあれば、当然支援していくということになると思いますけれども、そういった企業の皆さん方の努力についても敬意を表したいと思いますし、さらなる発展につながっていければというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

パークゴルフに関連しまして、関連した業界で、この町に対する経済効果といいますか、そのことが期待される点が私は3点あると思う。1点目は、いわゆるそのコースの維持管理、運営にかかわる資材調達や機械を買って、また、その雇用の創出も生んでいるのではないかと。2点目は、町の知名度向上、いわゆるPR活動に広告、宠伝、これがパークゴルフの発祥の町だということで、いわゆる広告宠伝費が私はかなり節約できたのではないかということを思っております。また3点目は、当然町外から来訪者の増大、いわゆる人的交流の範囲が広がりました。当然、異業種の方との取引、そういう機会が増えたのではないかと思っております。特にPR効果にかかわる広告宠伝費の節約という面で考えますと、テレビスポットの CM で計算しますと、15 秒を1日5回放映しますと、北海道のベースではないですけれども、大体 1,000 万円とか 1,500 万円費用がかかると言われます。また、これをつくるために大体 500 万円とかというお金がかかる。いわゆるテレビのスポットで流すと 2,000 万円ぐらいの経費がかかる。それをパークゴルフ発祥の町というこの一言で、いわゆるテレビ放映もそんなに経費をかけないで削減できたのではないかと。私は、この削減されたと想定できる金額をぜひ幕別町のこれからのさまざまなパークゴルフ振興策に使っていただけないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

おっしゃられるようにテレビコマーシャルを流せば、そのぐらいのお金がかかるのかもしれませんけれども、幕別町、おかげさんで、そういったことのない中で、いろんな場面で幕別の名を知らしめていただけると、大変ありがたいことだというふうに思いますし、きのう、一昨日ぐらいから、盛んにオリンピックの福島選手の名前も幕別町出身、幕別町出身と至るところに出てくるのも、これなんかも大変町の名を知らしめるという意味ではありがたいなというふうに思いますし、もう一つは、残念だったのは、平成8年にパークゴルフネットワーク会議、宮城県、石川県、富山県、神奈川県、五つの町のネットワーク会議が、平成の合併で崩れてしまった、解散してしまった、ちょっと残念な思いをしているのですけれども、こうした交流を深めて、またさらに交流の輪が広がっていく、パークゴルフ普及の輪が広がっていくということが、大きな効果でもあったわけであります。今、最近になってまた神奈川県の開成町あたりからは、もう一度交流をというようなこともあるようですけれども、そういったパークゴルフを通じてつながっていく町がどんどんふえていくことが、また今言う地域間交流や人的交流にもつながっていく、あるいは経済交流にもつながっていく大切なことであろうというふうには思っております。

再質問 7番 藤原孟

それでは、3番目の 30 周年記念事業と今後の事業展開に移りたいと思います。20 周年記念、いわゆる町長の答弁にもありましたが、現日ハムの栗山監督が基調講演をしてくれたと。ことしは2軍の試合も幕別で開催されるということで、何となく縁の深さを感じます。ぜひ 30周年の記念には、野球道を称賛してもらいたく、幕別でまた何とか花形スターを連れながら講演をしてもらえないかと、ぜひ町長のご努力に期待をいたしますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

ことしの3月2日か3日でしたでしょうか、日本ハムファイターズの激励会が札幌のホテルでありまして、私も呼ばれて行ったのですけれども、そのときに私は 20 周年のときに栗山監督が百年記念ホールで講演したそのときの広報を持っていって監督に見せたのです。「あっ、そんなこともありましたね」で終わりましたけれども、それでもやっぱり覚えていてくれたのかなと大変うれしく感動したのですけれども、先ほども言いましたように、これから 30 周年の記念事業については、恐らくこれからずっと検討協議あるいはほかの団体との連携も密にしながら、来年の春ぐらいまでには方向性を見出していきたいというふうに思いますし、もちろん予算づけの関係もありますので、十分今ご提言いただいたようなことも含めながら検討させていただきたいというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

当然、質の高い協議会、これもやはり開催してもらわなければならない。JAL カップの大会だとか、全日本の大会だとか、いわゆる全国規模をやってもらうと 3,000 万円ぐらいの経済効果があると聞いております。ぜひ、その声も強く町民の中から出ているというのが現状でありますので、町長の検討の中に加えていただきたい、そう思っております。そういうことで、次は、今後の事業展開につきまして移りたいと思います。うちの町には、日本パークゴルフ協会という形と、それから幕別町のパークゴルフ協会、この二つがあると思いますが、日本パークゴルフ協会というのは、もうこれからは世界に向かってパークゴルフの振興、普及を進めてもらう、そして幕別町の知名度をより一層高めてもらう、そういう役割分担がこれからは一番大きいかと思っております。町と幕別町のパークゴルフ協会の役割としては、私は地元住民に向かって、より一層の盛り上げが進む環境づくりをやるべきと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

それぞれの担う役割を果たしていくことがパークゴルフの振興につながっていくのだろうというふうに思います。今おっしゃられたように環境づくり、あるいは同じ環境づくりの中でも民間として協会にやっていただくこと、あるいは行政として町がやっていかなければならない担う役割、それぞれを果たしていくことがまちづくり、そしてパークゴルフの普及、発展につながっていくのだろうというふうに思いますので、より密接な連携のもと、それらの施策に当たっていきたいというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

幕別町パークゴルフ協会というのは、体育連盟の一員と位置づけられて、多分助成金は4万 6,800 円であると見ております。この協会は、今後、日本パークゴルフ協会と同額の、あそこには今 50 万円の交付金が出されておりますが、幕別町パークゴルフ協会に同額のお金を出して、コースの芝生管理等、いわゆる本当のゴルフで言うそのグリーンキーパー的な役割をやってもらうと、そのことでコースの务化に対する不満が軽減できるのではないかと考えておりますが、そのような手法をとる考えはないでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今お話ありましたようにグリーンキーパー的な役割を幕別のパークゴルフ協会にお願いできるかどうか、この辺は、ちょっと私も今お話を聞いただけですから何とも言いようがありませんけれども、ただ、ことしも幕別パークゴルフ協会の総会にお招きをいただいて、ごあいさつさせていただきましたけれども、なかなかちょっと言葉に窮するのですけれども、若い方が尐なくて、いつものメンバーの方の集まりになってきていると、そういったことがちょっと憂慮されるのかなと。もっと若い人、新陳代謝が進むことによって、こうした事業もやっていただけるのかなというふうな思いもありますので、この辺は十分相手方もあることですから、相談をさせていただく中で進めていきたいというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

愛好家の高齢化もあります。また、コースの高齢化、いわゆる务化、これも非常に激しいのではないかと思っています。発祥のコースにある本町地区のコース、これは非常に今は人けもなく、かなり利用度が尐なくなっている。そこで、旧陸上グラウンド、あの空き地を、空き地とは言いません、旧グラウンドですから。あそこを活用して、芝生が美しく、そしてサンドグリーン等の排水機能の持つコースを造成して、幕別町にすばらしい美しいコースが一つできたと、いわゆる愛好者の口コミに乗ってパークゴルフの町としてのリーダー役を、これは他町村に絶対譲るわけにはいかないと思います。そのためにも私は、現状維持で、いわゆる公園の延長ということで、パークゴルフが今はもういいとは思っておりません。やはり経済効果ということもねらわなければならないなということで、利用者の尐ないコースを尐し整備、整理しまして、再び愛好家をこの幕別の本町地区に引き戻す、そのために新しいコースづくり、これをいろんな機関とも協議してやるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

パークゴルフ場の新設というお話でありますけれども、私はなかなか今の状況の中でパークゴルフの新設というのは難しいのかなと。逆に今、後段にお話ありましたように整理、統合していくということが、逆に求められてきているのかなという思いも一つあります。それらの中で私は、もう一つパークゴルフに対しての一番憂慮されるのは、余りにも競技性に走って、みんなが上手になるから、上手な人ばかりがパークゴルフへ行く。あるいは、ほかの町村なんかでもゴルフ場に負けないようなすばらしいコースを競い合ってつくっていく、そういったところが本来のパークゴルフの目的からすると、ちょっと離れていくことになっていくのかなという思いはしております。そういった意味では、パークゴルフの甲子園でもいいのですし、パークゴルフの発祥の地でもいい、とにかく古くても発祥の地の幕別でパークゴルフをやってほしいのだ、やりたいのだ、そういう方に多く来てもらえるような体制づくりは、私は必要かなという思いもしております。

再質問 7番 藤原孟

発祥のコースを持ついわゆる本町地区の商店街、この命運を決める、これはやはり私パークゴルフのやり方、そう思っております。今はいろんなことで活性化を考えますが、やはり町長、パークゴルフを抜きにして、この町の活性化は、私はなかなかできないのだと、そう思っております。ぜひ町長の大英断を期待しております。幕別の本町地区、いわゆる町長、3地区の均衡ある発展ということを言っておりますので、ぜひ幕別の本町地区の発展のために愛好家をたくさん呼べるような施策、それを打ってほしいと思っております。そのことについて一言だけ。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

ご提言でありますから、内部で後ほど検討させていただきますし、また関係の団体、関係の方々のご意見も伺いながら対応していきたいというふうに思います。

再質問 7番 藤原孟

「北のくらし大賞」という賞をもらいました。この受賞理由は、人けのない公園を人でいっぱいに変容させた。そのことで受賞されました。今、発祥のコースに新たな対策を打たなければ、人けのないパークゴルフは、ただの緑地帯に戻るのではないかと私は心配しております。町長は、これからいろんな施策を持っているとは思いますが、ぜひそういうことにならない、またこれからも 20 年、30 年ずっとこのパークゴルフが続くことを私は心配をしながら願っておりますので、ぜひそういうことにならないように施策を、いわゆる大英断とは、なかなか町長から大英断の答えは得ることができなかったのですけれども、前向きに、前向きに本当にやってほしいと思って、私の質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる