みんなの議会

幕別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日

緑を育てるエコ活動に町の花、芝桜の活用を

2009年6月16日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「緑を育てるエコ活動に町の花、芝桜の活用を」について質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 藤原孟

通告に従いまして質問いたします。緑を育てるエコ活動に町の花、芝桜の活用を。エコアイランド北海道を目指すために、道は環境に配慮した三つの環境スピリッツを挙げた。一つ、地球を守る。二つ、もったいない心。三つ、自然との共生をする。幕別町においては、地球にやさしい行動として、具体的で身近な取組みと緑の育成・保全を示した。このことは、自宅の庭の整備を行い、日常生活において近くの川や緑に目を向けること。また、昨年の洞爺サミット後において、環境意識は50%以下であったのが、関心度71%、实践度67%に達し、CO2排出量削減への高まりを強く感じることであります。特に最新の報道で目につくことは、道民グリーンアクションの中での、手づくりの町推進委員会による花いっぱい運動が簡単にエコ活動ができること。また、うるおい、やすらぎ、ゆとりの真の豊かさを感じられる緑の育成、保全の行動としていることであります。これらをエコ視点で考えるなら、花づくりを家庭CO2排出高度、団体や会社のチームマイナス6%活動に進む段階の第一歩と捉え、国道、道々、町道のメインストリートの植え込みに環境浄化植物である、芝桜やサンパチェンスを他の花々と植え、その活動を継続していくなら、やがて花街道になると考え町長に伺います。1点目、芝桜は旧忠類村、また幕別町の町の花であり、共にスキー場斜面をピンクの絨毯にしたいという時代がありました。その後、「栄枯盛衰の花」として歴史の中に埋もれてしまいました。そこで町の花、芝桜の歴史と行政の過去の支援实績や今後における考え方を伺います。2番目、止若橋町下流の市街地側斜面の美観整備や住宅地隣接のJR沿線の未利用地における雑草防止、防犯対策、ゴミ投棄防止など、これらに役立つ芝桜育成を考えられないか伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。エコ活動に町の花芝桜の活用をとのご質問であります。さわやかな風とともに、北海道・十勝が、最も色彩にあふれた季節になってまいりました。本町におきましても、町民の皆さんの手で植えられた花々によって、美しいまちづくりへの取組みが進められているところであります。はじめに、「町の花・芝桜の歴史、支援实績、今後の考え方」についてであります。かつて忠類村では昭和56年に、幕別町では昭和61年に、丁度この年、開基90年記念事業の一環として、それぞれ村の花、町の花として芝桜が選定されたところであります。幕別町におきましては、明野ケ丘スキー場のゲレンデを花でいっぱいにしようとの機運が盛り上がり、昭和58年に「明野ケ丘公園芝桜一株運動」が始まったところであります。その後、昭和62年までに町民の方が2万5,000株を持ち寄りスキー場ゲレンデに植栽し、昭和62年と63年には、町がさらに西側斜面に3万株を植えたところであります。春先には約2.5ヘクタールの斜面が白やピンクの絨毯を敶き詰めたようになり、その景観をご記憶の方も多いかと思います。また、昭和60年には初めて「明野ケ丘公園芝桜まつり」を開催し、平成9年には「明野ケ丘公園まつり」、平成10年からは、まつりの内容や会場を変え、「まくべつ夏フェスタ」として現在に至っております。このように町民と行政が力を合わせて芝桜の植栽をしてまいりましたが、公園一帯の土質が粘質系礫質土であるため性質が思わしくなかったこと、さらには維持管理に多額の費用と手間を要しましたことなどから、ゲレンデの斜面保護に適した生芝に変更したという経緯があり、こうした事情は、忠類の白銀台スキー場におきましても同様であったというふうに伺っております。このようなことから、今後、町の公共用地に芝桜を広く植栽することについては、難しい面があるものというふうに考えております。なお、協働のまちづくり支援事業により、道路や公共施設周辺での花の植栽が広がりをみせており、この事業の中で芝桜を植栽することも可能ではありますが、現状といたしましては、開花時期の長いサルビアやマリーゴールドなどの希望が多いというのが現状となっているところであります。次に、「斜面の美観や未利用地における雑草防止等に役立つ芝桜の育成について」であります。止若橋上流・下流の斜面につきましては、それぞれが河川敶地であり、下流部分は開発建設部が直接管理を行い、上流部分は町が河川占用を受けパークゴルフ場用地として管理を行っているところであります。特に下流部分については、過去にはノコギリソウを混在させた緑化を行った経緯もありますが、急斜面でありますことから、十分な法面の保護と管理上の観点から、芝桜の植栽は適当ではないと考えているところであります。また、JR沿線の未利用地につきましては、JRが保有する用地はJRが安全のための用地幅を十分に確保し管理しており、現在は事故等の心配もあり、野菜畑等の新たな個人占用を受け付けていないというふうにもお聞きしております。このため、これらの用地を町が借り受けるなどして植栽を行うことは、難しいものと考えております。なお、JR沿線の町道敶地部分においては、これまでも機械刈り、あるいは手刈りにより、町が管理をしているところであり、今後においても、基本的にはこれまで同様に対忚してまいりたいと考えております。しかしながら、地域の方々が花の植栽を希望される場合には、現場の状況等を確認させていただくなどして対忚してまいりたいというふうに考えております。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 4番 藤原孟

ご答弁ありがとうございました。思い起こせば、明野ケ丘の芝桜一坪運動から始まった芝祭り、これは当時は公区単位の花見を盛大でそこで行い、公区の一体感が生まれた、そういうことを思い出すことができます。また、このお祭りがなくなったことで、何となく町内の買い物や行事への参加など、いわゆる愛町運動が休止になったような気もいたします。また、町の入口であります止若橋の斜面、JR用地の整備、この状態が旅人や通勤、通学者にはいの一番に目に入る町の第一印象である美しい、普通、汚い、これを感じさせる重要な場所でないかと思っております。この付近に住んでいる住民にとって、整備が諸々の理由によってできないといわれても、なかなか納得できるものではない、今後、心ある整備に期待して再質問に入りたいと思います。再質問1番目です。最近のエコ活動の中で、取組み易く節約ということや、我慢・苦痛が伴わないということで、緑の育成が花や木を植えるということで、最近は盛大に行われていると。道民一人生涯6.4トンのCO2を排出している、それを吸収するために一人30本の木を植えよう、こういうことが示されております。本町においては、木を植えるよりやはり町の花、芝桜を町民一人当たり30株を育てる、そういう運動を起こして行政は当然ながら、そのリーダー的役割を果たすために、年間芝桜3万株を町民に無償に提供し、約10年くらい長いスパンでその行為を続ければ公共用地を利用することなく、いわゆる個人的用地に緑の育成という基本の花として芝桜を空地に植える、そういうことをできるのではないかと思います。町長の考え方を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

エコ運動いろんな面で環境整備するにあたっての植樹、植栽、あるいは花を植えて大変有効なことだと、意義あることだというふうに思います。ただ、いろんな花があり、いろんな木があるわけですから、一概にに町の花、芝桜を全てに町が用意して無償で植えていくということが、果たして町民の皆さんが本当に理解していただけるかどうか。いろんな課題はあるのだろうというふうに思います。それでなくても今、皆さんとともに協働のまちの支援事業の中で、多くの公区で花壇づくりや環境整備に取組んでいただいているわけでありまして、こういったものも大事にしていかなければならないというふうに思いますし、また町としては、このいろんな団体、あるいは手づくりの町、あるいは白樺大学の園芸、あるいはロータリーの皆さんといろんな方にお願いをしながら、フラワーガーデンの植栽も毎年行っているわけであります。さらにはずっと町が植栽ということで、100年記念ホールの周辺に植栽をずっと行ってまいりました。さらには今、藤原議員なんかも中心になって、金刀比羅神社の下に桜の木の植樹なんかもいただいているわけであります。私どもはやっぱりそうしたいろんな団体の皆さん方の協力をいただきながら、そしてまた町民の皆さんに理解をいただく中で、こうした運動がどんどん広がっていくことが大変望ましいことではないかなというふうに思っております。ご提言いただいたことや、ご趣旨については十分私どもも検討させていただきます。当面、そうした様子を、状況を見守りながらこれからもまたそれらの対忚に当たっていきたいというふうに思います。

質問 4番 藤原孟

それでは2番目に入ります。今、協働のまちづくり支援活動ということで、環境美化に235万円が使われたと最近報道されました。これれは、花が美しい、開花時期が長いという理由だけで植えているという気もしますが、せっかく植物を植えるということですから、その植物の特性、効果を十分に理解をしてもらってエコ活動をしてもらいたい。特に今回提案いたしました、サンパチェンスこれ環境浄化植物としては非常に二酸化炭素の削減の効果は高い、ただし、このCO2削減の取組の中ではまだ評価は低いのであります。しかし、この花は枯れてもそれを堆肥として使えば、この体内に取込まれたCO2は、そのまま土の中に寝かしこむことができます。環境にやさしい町のイメージを示すためにも、JRの用地や止若橋上・下流の斜面に芝桜で周囲を囲みながら、この花を点々と植える。そのことによって、ゴミ対策や美観保持ということを兼ねた行動に繋がるのではないかと思いますので、町長の考え方伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

私も余り花の名前に詳しくないものですから、今ご提言いただいたサンパチェンスと言うのでしょうか、こういった花がどんなような花なのか、今お話をお伺いしました。これらについてはちょっと時間をいただけて、私ども十分研究をさせていただきたいと思いますが、もしどういうとこに行って、どういうふうに調べれば分かるのか、もしご指示をいただければ、ありがたいなというふうに思いますけれども。先ほども言いましたように、そうした美化運動、あるいは花いっぱい運動という的なものは、進めることについては、何ら我々も皆さんと意を同じくするものでありますので、しばしのお時間をいただき、調査を、時間をいただければというふうには思います。

質問 4番 藤原孟

ただいま町長に言われましたので。何のことはありません、園芸通信サカタのタネ、この本に正直言いまして出ております。もちろんインターネットでも調べれば、この花の特徴は十分出ております。非常にサンパチェンス、いわゆる環境対策の植物としては、名高いと言いますか、業界の名があると思っております。それは、さておきまして、次の質問に入りたいと思います。3番目ですが、エコ活動と言えば当然ゴミ対策、これも今重要な行動の一つになって、多くの企業がゴミ拾いということをやっています。ただし、郷土の花と言われるいろんな花がゴミの中で今細々と生き残っている。もう一つ、町の花であります、すずらん、これらも生態系の変化によって、群生地が激減しているそれも事实だと思っております。町長、歴史は眠らないという言葉、これは必ず繰り返すという。最近話題になっております、郷土の花、それから片栗草、延齢草、水芭蕉これらもすずらんと同じ道を歩むのではないかと私は危惧しております。これらの最大の敵は、やはりゴミの放置、これが非常に生態系を狂わしているという、いわゆるゴミ清掃も花いっぱい運動と同じくらいのエコ活動として今定着しておりますので、ぜひ郷土の花の希尐価値植物の生育地点に重点的に一度、その場所を清掃してもらい、その清掃したあと二度とゴミ捨て場にならないために、今は一番効果の高い警告標識板としては、神社の鳥居型の、その形を示すことが非常に、日本人は信仰深いという、それを利用すればかなりゴミは投げられないようになるということもあります。ぜひ、郷土の花であります、すずらん、延齢草、水芭蕉、片栗、これらが将来に向けて生き残れるような計画を町長は取られるか、お考え方を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

いろいろな花の名前が挙がりましたけれども、確かふるさと館かどこかで、そういった町内の動植物の生息分布状況の調べたものがあるのだろうというふうに思います。そういったものも大事にしながら、幕別の貴重な自然、あるいは幕別の花なんかを大事にしていかなければならないという運動は必要かと思います。もう一つ、ゴミの問題、これは本当に根本の町をきれいにする、環境を整備の一番の根本的な問題だろうというふうに思います。おかげさまで多くの企業や町民の皆さんの協力をいただく中で、いろんなゴミの不法投棄に関する取組みが進められております。实は、近々職員も一斉にゴミ拾いに出ようとしている状況であります。まさに町民の皆さんのモラルの問題になるのでしょうけど、なんとかゴミの不法投棄が無いように我々としても願っているところでありますし、啓蒙活動も続けていきたいというふうに思っております。ゴミを投げない、あるいはそうした自然を大切にする、環境を守っていく、当然のことながらこれからの時代では大変行政としての大きな課題だろうというふうに認識をしていますので、またよろしくご提言いただければというふうに思います。

質問 4番 藤原孟

それでは町長に最後に一つ伺います。とりあえず町長の任期は、あと残り2年間という、芝桜をなんとか町長の手で、町の花らしく長い眠りから目覚めさせ、芝桜がどこでも、いつでもとはいいません、あふれるばかり、町にあふれるばかりの見られるような町の花にふさわしい環境をつくっていただけないかと最後に伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芝桜に随分こだわっていらっしゃるようでありますので、私も今ご提言いただいたようなことをこれは今までの経緯もありますけれども、十分内部でも検討させていただきながら今後対忚してまいりたいというふうに思います。

出典:幕別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる