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幕別町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月11日

幹線道路整備の遅れによる経済的損失について

2007年12月11日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「幹線道路整備の遅れによる経済的損失について」質問し、町長 岡田和夫、建設部長 高橋政雄が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 岡田和夫、建設部長 高橋政雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 藤原孟

通告に従いまして、質問いたします。幹線道路整備の遅れによる経済的損失について。昭和53年に議会・都市計画審議会・商工会とも合意の上で、国道38号線のバイパス化を都市計画決定し、30年が過ぎようとしております。この間に数々の議論がなされ、特に平成6年には開建との協議で、整備にはバイパスが有効で、高速道の並行線で整備しづらいが、高速道の接続と位置づけを考えればよく、都市計画決定がされている事实があり、これを変更することはできない。また、平成12年には、国の財政から事業展開は難しいが、町内の意思統一など、課題整備が求められているので、今後は商店街、会社、地域の方々の理解を求め、体制づくりに努めたい。平成16年には、国の第13次道路整備5カ年計画、それには含まれていないが、十勝圏活性化促進期成会を通し要請活動をしているので、今後も早期实現するよう活動を進めたいと、着工に向けた姿勢を示してきておると思います。この計画が出て、町内では賛否両論が起き、商工業者や運送業者には、駐車場が広くとれる、集実力が高い、投資効果がある地区との認識でありましたが、いつ着工されるのか、町の強い姿勢も見えないなどと嫌われ、その多くは西帯広地区や芽审町へ進出していきました。同時に町内業者も設備投資のしづらい状況となり、駅前中心街も国道沿線も寂しい町並となりました。また平成5年から6年には、町道幕別札内線の交通量が増加し、道道昇格が語られ、当時の町長から、道道に移管して整備をする考えも持っていると。他の事業との絡みの中で考えていくと示されました。今日、幕別大樹線の跨線橋・札内9号のアンダー化の完成で交通量は増加されると思います。しかし、このルートの欠点は、線形の悪さ、高低差や踏切横断が2カ所と難点が多く、完全安心ルートではない。冬期には事故多発路線のため、抜本的な改修が必要ではないかと考えております。町内企業には、交通事故防衛として、猿別市街から千住東15号まで通勤路使用禁止としたり、幕別本町においては、事業所の閉鎖や人員削減をやっている。これはまさしく地元商店街の購買力減となって、町の経済を縮小されると考えております。今後も、2本の幹線道路整備の放置遅れは、本町の働く場の減尐や人口減につながり、経済的損失の大きな要因となると考えております。これについて、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。「幹線道路整備の遅れによる経済的損失について」であります。ご質問の1点目の「国道38号バイパス計画について」でありますが、ご質問にもありますように、昭和53年に相川20号より明野26号の現道を2車線として止若通とし、中央通については相川20号より明野26号までバイパスよる4車線とする都市計画決定を行い、現在に至っております。整備促進にあたりましては、商工会をはじめ町内関係各位のご理解をいただきながら、関係機関に町の主要懸案事頄として十勝活性化促進期成会なども通し、要請活動を行ってきたところであります。しかしながら、現在、国としては横断自動車道や高規格幹線道路など高速道路の整備を重点的に進めており、横断自動車道については、平成23年度にトマム夕張間が開通、本別釧路間についても平成20年代後半の開通が予定されております。さらに、本別釧路間については無料区間となることが決定されていることなどが示され、一般国道の整備であるバイパス整備については、現在、大変厳しい状況にあるとものと見込みが示されております。このような状況のなか、現在、北海道では帯広圏総合交通体系調査を实施中でありまして、この調査では、帯広圏の将来交通需要予測(平成37年度)に向けてでありますが、幹線道路体系を再構築するため、一つには、高速道路(横断自動車道)完成を見据えた道路体系、二つ目には、既存整備路線の有効的活用、三つ目には、都市計画道路の見直しなどが検討されており、これらを反映した帯広圏交通マスタープランが平成19年度中に作成される予定となっております。このなかで、本バイパス区間についての交通配分においては、将来交通量の減尐が見込まれており、バイパス4車線、現道2車線の計6車線である現在の計画を、合計4車線の計画に見直すことで検討が進められているというふうに伺っております。町といたしましても、バイパス2車線、現道2車線の計4車線での計画を進めるべきか、バイパスを廃止し、現道4車線で計画を進めるべきか一定の方向性が必要となりますことから、商工会や地元期成会等、あるいは、関係機関との協議を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。2点目の「町道幕別札内線について」でありますが、本路線は、国道38号に平行して札内と本町地区を結ぶ重要な路線であり、幕別大樹線のオーバーパスや猿別橋の架け替え、さらには札内における南大通のアンダーパス事業が近年中に開通いたしますことから、今後はこれまで以上に安全性が向上するものと考えております。また、当該路線は、平成10年度より札内春日町の大津街道踏切から稲士別橋にかけての2次改良を手掛け、稲士別より猿別市街までの区間につきましては、舗装面のわだちによる事故等が発生している状況もありましたことから、平成17年度からはオーバーレイによる舗装強化ならびに滑り止め舗装などを項次進めるなど、安全で快適な道路環境を確保できるよう努めているところであります。また、道道昇格による整備につきましては、北海道へ要望した経緯もあるわけでありますが、新規路線の採択は大変厳しい状況にあり、今後もさまざまな角度から道道昇格ならびに整備について検討し要望してまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、安全で快適な道路網の確保は地域経済を支える重要なインフラ整備であるという観点から、今後も道路環境の維持に努めてまいりたいと考えております。以上で、藤原議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 4番 藤原孟

それでは、再質問を、まず、国道バイパス化の件で質問したいと思います。国道38号線の整備の遅れに対し、町長の姿勢は、積極的にいろいろな場面で関係機関に要望している。また、遅れの理由として、財源が、高速整備が優先されると示されましたが、私は实態として、過去の中身、幕別町ではさまざまな思惑の中で、賛否の声が出て、国道38号中央通りのバイパス化を望むなら、地元の意見を統一して要望を出さない限り、現道止若通りの整備も積極的には着手しないという考え方が聞こえてきておりました。結果として、三十何年間、整備が進まなかったということですから、時間だけが過ぎ、現況は、新耐震法に至らない橋梁、また、危険な交差点、それに、スタッドレス化にそぐわない勾配が急な跨線橋、そして、スピードを上げて通貨する大型車両の騒音と二酸化炭素が、この付近住民に残されたと思っております。特に、旫町の住民にとって、通勤、通学、通院のときに感じる不安と不満感。そして、過去の事故対忚や緊急搬送時の安心安全を感じられない若者や高齢者。そして、その家族は、この町から去っていったと思っております。人口減、経済活動の減尐に歯止めをかけるため、近々に30年以上もかかった長い論争に決着をつけるべく、町長は過去にも約束したとおり、地域住民や商店主と、最後の協議に入るべきだと考えております。官民の声を一つにまとめて、結論を出し、今、ニュースでは道路財源も余裕があるとかないとか言っている時代であります。この10年間に、強く要望しなければ、また、バイパス化か現道かと、振り出しに戻して住民、関係官庁と協議をしたのでは、30年かかってしまいます。旫町の多くの住民は、そのときは一人もいなくなっているのかもしれません。そのようなことがないように、まさしく道路は文化と産業を運んでくる主流だと、主観だと思っております。町長に、早急にこの問題を解決する気構え、考え方をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありましたように、昭和53年のこのバイパス計画が策定されてから、いろんな論議がありました。議会にも尐なくとも、5本から10本近い陳情書やいろんな要請活動がありました。私どもも、前の前の町長時代からずっと続いているわけでありますけども、实を言いますと、なかなかそのバイパス計画は帯広開発建設部の担当者によっても、その都度いろいろな情報、あるいは、情勢によって、間違いなくやれるのだと。まだまだ長期化なのだと。超長期化が予想される。あるいは、難しいのだ。あるいは、バイパス計画があるから現道整備は難しいのだ。いろいろなことが言われて今日に来ているわけであります。そして、本年2月には、北海道は都市計画決定を打って、すでに30年経って、未着手の路線、あるいは、今後10年間着手の見込みがない路線については、今一度計画を見直しすべきでないかというようなことも現实出されております。私どもそういったことを踏まえながら、つい最近も開発建設部との協議を行ったわけでありますけれども、今、答弁中で申し上げましたように、ちょうど道路の調査、あるいは、管内の、十勝圏域の整備計画が策定が進められておりますことから、これらを待って、まずは今の6車線化を現道2車線のままとバイパスの2車線にするのか。バイパスをあきらめて、現道4車線の整備を進めるような方法を見つけるのかと。これらを、これから今、結論に向けて、判断を下していかなければならない。そのためにもまた、今、関係の皆さん方のご相談もさせていただきたいというふうに思っておりますので、引き続き、取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。確かに難しい面としては、今、お話ありましたように、跨線橋の勾配が今のままではなかなか難しい。そうすると、跨線橋の勾配を下げるとなりますと、足がずっと町の方まで伸びてきて、止若橋との間が非常に短くなるというような問題。止若橋も当然のことながら、永久橋でありますから、なかなかそう簡単に架け替えということにもならない問題もあるわけであります。それらも含めながら、今、橋も耐用年数の問題でいろいろ整備、耐震の調査も入るようであります。そういったいろんな状況を踏まえながら、バイパス計画の今後のあり方について、また、町としての考え方を明らかにしていきたいと。整備促進に向けての方向性を見出していきたいというふうに思っております。

再質問 4番 藤原孟

超長期化という問題ということは、私も考えておりますが、先ほどの午前中の議会の質問にもありましたが、坪何万円だか。宅地も下がるという減尐も、やはり、国道と跨線橋の問題がまだまだこれからも残るとなれば、非常に、旫町の住人としては、簡単にわかりましたという答えにはなかなかならないと思っています。それはさておきまして、次の町道幕別札内線の問題の質問に入りたいと思います。町道幕札線の道道昇格は厳しい状況と答えられましたが、この道路は、特に大型車両の最近の利用増で、負担は増すばかりだと思っております。当然、国道並みの構造が必要であります。町道では、舗装面の維持補修の費用が毎年かかり、町にとっては大きな負担財政となるかと思っております。それに近い将来において、札内市街、幕別市街、また、他の町村、豊頃等へ結ぶ国道へのサブ幹線として、道道の必要性が高まると考えております。そのことも視野に入れて、これから道道の昇格という運動も続けていただきたいと思っております。その中で、幕別札内線と道道幕別帯広交差点、いわゆるアンダー化に伴いまして、札内市街で幕札との交点についてですが、質問したいと思っています。この新しくできた交差点、これは道路工学、交通工学上、現状を見るにあたり、非常に問題のある交差点でないかと感じております。今まで幕札線の車の流れは、幕別の旧国道を利用して、札内市街に、一番利用しやすい道路として、札内を通っていたのですが、今回、札内南9号のアンダー化によりまして、分断されると聞いております。事業主体は北海道といえども、町の中心地区に永久に残る構造物であります。付近住民の方々も複雑な交差点の出現に、事故の心配をしております。町の技術職の良識ある技術力が発揮されないで、上級官庁の北海道との適切な協議ができない体制で、今日なったのではないかと心配しております。このままでは、札内中心街の買い物実を減らす。また、安全性の向上はみられないのではないか。特に、高齢者の運転に対し、安全で快適な道路網をつくるという精神に逆行するのでないかと心配しております。これ以上、札内市街においても、経済活動を縮小される要因をつくらないよう、道との改善に向けて、協議がまだ交通開放されていないわけですから、できるのではないかと思います。町長の考え方を伺います。

答弁 建設部長 高橋政雄(建設部長は2012年3月まで)

札内南通りの完成に伴います町道あるいは道道の交差点の問題でございますけども、今、質問にありますように、整備前の交差点につきましては、春日踏み切りより札内中心に向かっての幕別札内線という斜めの道路がありました。それに、その部分に支所の前を通って札内9号南通りというのがもう1本あります。それと、さらにもう1本、東へ向かいまして、白人小学校に向かっていく街路というかなり複雑な4車の道路で整備がなされておりました。今後、南大通が西側からアンダーをくぐって、その交差点に出てくるということでは、できあがりますと、そこは5差路ということになります。それで、この5差路自体は、交通安全上もかなりよくないということで、事業主体である北海道、あるいは、公安委員会とも協議をさせていただいて、現在、整備、先日にありましたけども、4方の交差点にするということで、傾斜角などの問題もありましたけども、交通安全上の問題で、本来は90度という交差点が一番望ましいのでございますけども、75度までに、公安委員会とも協議をさせていただきながら、4方の交差点に、道道と町道をすると。さらに、そこにつながります町道については、その事前にアクセスするという形の、今、心配されます変則ということではなくて、一番安全な交差点ということに改良になって、供用が開始されるというふうに考えております。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

前段にお話ありました道道昇格についてでありますけども、過去何回も道道昇格についてのお願いをしてまいりました。实は、本年に入りまして、しばらくちょっと間あったのですけども、平成19年からさらに再度、今言った道路整備も進みますことから、道道の昇格に向けて、要請書を出させていただいたと。さらに、要請活動を再開したというような状況にあります。

出典:幕別町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月11日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる