みんなの議会

幕別町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月13日

いわゆる「まちのシンボル」が町内各所に残され、そしてそれを

2007年9月13日、幕別町議会の一般質問で、堀川貴庸議員が「いわゆる「まちのシンボル」が町内各所に残され、そしてそれを」について質問し、教育長 金子隆司が答弁しました。

質問者
堀川貴庸 議員
答弁者
教育長 金子隆司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 堀川貴庸

通告に基づき、2点にわたり質問させていただきます。まず、まくべつ遺産の創設であります。我が町も昨年には開基 110 年を迎えました。これまで、数世代にわたり、多くの方々のご協力のもとに、すばらしい町を築いていただきました。さらには、一昨年、忠類村との合併という町史に残る経験もさせてもらいました。そういった先人たちのご努力により、我が町ならではの歴史・風土、風習や景観といった独創性ある事象、いわゆる「まちのシンボル」が町内各所に残され、そしてそれを、町内外のこれからの世代にも広く理解してもらうことは、町の将来にとっては、非常に有意義なものと考えまして、まくべつ遺産の制度創設を提案するものでございます。地域史等の学習や再認識を通して、町民同士の交流や魅力あるまちづくり・ひとづくり・ものづくりに結びつくものと思いますけれども、町の見解を伺うものでございます。続いて、学校施設の環境教育対策に関して。来年度より札内中学校は現在進行中の2次耐震診断及び実施設計に基づき、大規模修繕が行われる予定となっております。今、学び舎である校舎には、学習の場としての機能だけではなく、広い意味で学習の教材として、あるいは素材として、利活用される機能も果たすべきと考えます。まさに地球温暖化が進行していく中で、生徒父兄により一層深く理解してもらうためにも、新しいエネルギーによる施設投資も必要かと思いましたので、町の見解を伺うものでございます。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

堀川議員のご質問にお答えいたします。はじめに、まくべつ遺産の創設についてであります。本町におきましては、幕別町文化財保護条例に基づきまして、幕別町蝦夷文化考古館の収蔵品と糠内獅子舞の2点を幕別町文化財として指定をさせていただいております。この2点につきましては、歴史的な価値があり、なおかつ、学術的、文化的要素の強いものでありますので、堀川議員のイメージされているものとは、多尐異なる部分があるのではないかというふうに感じておりますが、条例の規定の中には、民俗文化財や記念物の頄目もありますことから、いわゆる風俗習慣や名勝地などの指定も可能となっております。しかしながら、これらの指定に当たりましては、所有者の方々や地域の方々のご協力によります保全、維持などの課題もあり、なかなか指定が難しい状況となっておりますことから、指定するまでには至っていないというのが現状であります。また、現在、教育委員会といたしましては、過去の遺跡発掘で出土しました遺物のうち、考古学的に貴重なものにつきましては、文化財としての指定を検討いたしております。さらには、歴史の散歩道として、町内 72 カ所の旧跡地に歴史を紹介する案内板を設置いたしておりますが、忠類地区の追加を検討しているところでもあります。堀川議員のご質問の要旨を考えますと、文化財保護条例では対応できない、より幅の広いご提案のようにも感じておりますので、今後の在り方につきましては、きっかけづくりの観点から、諮問機関であります文化財審議委員会並びに関係機関の方々の声を広くお聞きしながら検討をしてまいりたいと考えております。次に、学校施設の環境教育対策についてであります。21 世紀を生きる子供たちに、環境問題やエネルギー問題について正しい理解を深め、リサイクル活動などを通しての意識付けや、環境を守るための行動と態度を育てていくことは極めて重要であると認識いたしております。環境教育においては、持続可能な社会を目指して、単に知識の習得や理解にとどまらず、自ら責任をもって行動できる人材を育むことが大切でありますことから、学校をあげてのクリーン作戦やくりりんセンターを訪ねての環境学習、環境問題をテーマにした壁新聞づくりなど、積極的に取り組んでいるところであります。ご質問の札内中学校の大規模改造事業についてでありますが、平成 18 年の2月に策定をいたしました幕別町新地域エネルギービジョンにおきまして、二酸化炭素排出量削減の手立ての一つとして、新エネルギーである太陽光発電の導入が想定される施設として、大規模改修に併せて検討し、導入すると位置付けております。教育委員会といたしましては、この位置付けに沿い、導入の検討を行いましたが、次の理由から導入を断念いたした次第であります。はじめに、敷地の有効活用を図る観点から、校舎が陸屋根になっていることを活用いたしまして、校舎屋上にソーラーパネルを設置することが可能か検討いたしました。校舎は、昭和 47 年から 49 年にかけて建設をし、築後 33 年から 35 年を経過しておりますことから、耐震補強工事を施さなくてはならない状況にあります。そこで、現状ではソーラーパネルを屋上に設置するに耐えうるだけの耐力が構造計算上、確保できておりませんので、今回、耐震工事の施工に併せて耐力を確保しようとした場合、設置しない場合に比べて、概算ではありますが、さらに 5,000 万円以上の工事費を要するということであり、屋上等の設置については断念した次第であります。また、校舎の南側の地上に設置することは可能かどうか検討をいたしました。札内中学校は、南北に2棟の教室棟がありますが、いずれも、生徒玄関に面していたり、重油の地下タンクがあったり、白樺の木が生い茂り十分な採光を確保することが困難であったりと、適切な場所をなかなか確保することが困難でありました。加えまして、設置が可能と思われた校地内の限られた緑地につきましては、学校との協議におきまして、生徒の集会や吹奏楽部の練習場所になっていること。あるいは、管理上の問題などから、学校としては緑地として保持し続けたいとの意向が示され、地上に設置することについても断念したものであります。以上の点から、新エネルギー導入の意義を理解しながらも、今回の札内中学校の大規模改造事業におきましては、導入を見送ったところでありますので、ご理解を頂きますよう、お願いを申し上げます。以上で、堀川議員のご質問に対するご答弁とさせていただきます。

再質問 5番 堀川貴庸

それでは、再質問をさせていただきます。幕別遺産にかかわって、先ほどの答弁の中では、教育委員会の所管ということで、文化財の保護について、答弁で触れられておりましたので、まず、そちらからお尋ねしたいと思います。蝦夷文化考古館の収蔵品、それから、糠内の獅子舞の2点を文化財としているという答弁でしたが、指定に当たっては、さらにいろんな事情があって難しい状況だというふうな答弁でした。ただ、指定までいかなくても、かなりの数が候補に挙がっているのではないかなというふうに推察されますので、まず、そもそも候補に挙がっているものはどれくらいあったのか。また、今回、忠類村との合併も終わりまして、歴史の散歩道の方でも追加の検討をしているというふうに答弁されておりましたけれども、こういった文化財の保護について、追加の検討がなされているかどうか。お伺いをしたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

文化財の指定につきましては、この条例ができ上がりましたときに、この二つを指定をさせていただいた経過がございます。その後につきましては、一つも増えていないわけでありますが、先ほど申し上げましたように、指定をするとなれば、その維持保全にかかわっての整理をしなければならない。そんなことから、指定には至っておりませんけども、かなりの年数が経っております。毎年、この文化財の保護の審査会、委員会は、年に1回、委員会として開催されます。その委員会と開催される前に、その委員はいろいろな場所を見て歩いたり、他町村にも勉強に行ってもらったりというようなことが行われておりますが、今のところ、指定に至る具体的なものとしては、出てきていない。比較対象をしている、いろんな条件を確認し合っているというようなことでご理解をいただければと思います。それから、忠類の追加の関係につきましては、ご答弁申し上げましたように、早急に指定すべく精査をしていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 5番 堀川貴庸

審査会の方でも、年に1回現地調査なり、あるいは、研修を重ねられているということでしたので、町の将来にとって、異議のあるものを、いろんな難しい面もあろうかと思いますけれども、生涯学習の見地からも、努力に期待したいというふうに思います。ちょっと視点は変わりますけれども、地域史という観点からちょっと考えたいと思うのですけれども、これは私のあくまで経験なのですけれども。小学校時代に、当時は私は帯広に住んでいたのですが、小学校の中学年のときに、帯広という教材を社会科の授業の中で、1年間びっしりとオベリベリの由来ですとかいろんなことで、産業史であったり風土史であったり、勉強してきたのですけれども、非常に、知らないうちに慣れ親しんできたという経緯があります。今現在、幕別町の教育現場においては、どういった感じになっているか、状況についてお聞かせください。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

帯広市さんで出しております、恐らく社会科における共同副読本ですね。私どもの幕別という副読本になりますけれども、幕別の教育研究所。各学校からそれなりの方に出ていただきまして、これはもう既にでき上がっておりまして、5年くらいでしょうか。一度見直しをしながらつくり変えております。そこの中には、当然、幕別にふさわしい幕別らしさといいますか。そういうものに係る資料、教材として掲載いたしております。

再質問 5番 堀川貴庸

今の教育長の答弁の中に、幕別らしさという言葉が出てきたものですから。これは非常にいい表現だなと。この幕別らしさを存分に教育の現場の中でも発揮していただきたいなというふうに思います。今回、幕別遺産ということで、遺産という言葉を使わせてもらいました。遺産というと、北海道を見渡したときに、ちょうど一昨年、知床地域を中心として、世界遺産として認定された。歩いているひぐまの姿も含めて、その景観の一部として、非常に私としては、道外の友人知人にも興味をそそるような話を聞いています。今回、提案させてもらったのも、隣接の近隣の芽室町が芽室遺産として、たまたまスタートしたものですから、そのときの新聞の記事を見て、非常にサプライズといいますか、先を越されてしまったなという思いもあったのですけれども、今回、たまたま教育委員会の方から答弁なものですから、この話は教育委員会だけにとどまらないことだと思いますけれども、もし検討をしていただけるならば、どういった形で進めることが可能なのか。今、教育長の頭の中にあるストーリー的なものが、お話しできるのであれば、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

今、北海道遺産のお話もございました。北海道遺産の今までの成り立ちといいますか、経緯をみますと、行政指導で、その構想をお持ちになった。民間の方々を入れて、その審議をしていく過程において、行政主導であってはならないと。地域主導でなければならないというようなことから、今の北海道遺産の形がつくられました。私どもがお答えしておりますのは、いわゆるきっかけづくりということで申し上げました。本来ですと、地域の方々からそういう思いが、幕別らしさというものがあがった地域の遺産、そういう形でご提案されるのが、あるいは地域を守っていくと。そういう条件の整ったところから、一つの大きな芽室遺産につながるような議論ができるのではないかというふうに考えておりますけども。今のところは、白紙の状況でもありますし、前段お答えをいたしましたように、文化財の保護条例の中で、競合する部分が出てまいります。それをまず整備すること。それから、町として、教育委員会ばかりでなくて、町としてどういう位置付けにしていくかということの整理、きっかけの場ということで、この審議委員会を活用させていただきたいというふうに思ったところであります。なお、今までの一般的な遺産というイメージにつきましては、いわゆる過去を背負った歴史等々ございますけども、過去のものという、そういうイメージが実は強いわけであります。しかしながら、今、北海道遺産の基本的な考え方につきましては、将来に残すべき遺産という概念。例えば、芽室町でいいますと、ゲートボールでありますとか、それから、南北線の防風林でありますとか、かしわの木だとかですね。将来にも残したいと。そういう思いがあるものという観点に変わっておりますので、文化財の保護条例とは基本的に、基本的なものは同じなのでしょうけども、ちょっと包み込んでいるところが違う。イメージが違うということだろうと思います。しかしながら、そのことの整理も含めて、きっかけづくりにしたい。こんなふうに思っております。

再質問 5番 堀川貴庸

今回の提案について、もう1回重ねて申し上げたいというふうに思いますけれども、そもそもこの、なぜ、提案させてもらったのかというふうになると、今まで幕別町に足りないものというと、話題性だとか、あるいはいろんなところから出てくるであろうとアピール性が、いささか足りないのではないかなと。そんなふうに考えまして、今回の制度の提案で質問させていただいております。将来に残していくものという表現も、ちょっとまた硬い表現になろうかと思いますので、今回、私が考えたのは、有形無形問わず、やはり特に自分だけのものというのでしょうか。味だとか香りだとか、あるいは、夕方の景色だとか。そういったほんのちょっとしたことが、その人その人からいろんな思いで伝わってきて、また別な人、別な人に伝わっていく。そういって情報を共有したり、あるいは共感したりということが次のまちづくりにつながるのではないかなと。そんなふうに考えさせてもらいました。もし、一人一人からアイデアや思いが出てくるのであれば、1年 365 日あるわけですから、今、2万7,000 越える人口の、365 日で割り返しますと、本当に何十年と先まで毎日いろんなものが、我々としては挙がってくるのではないか。その中で、来月で当町は開基 111 年、1が三つ揃って、たまたま三つ揃うのですけれども、あくまでナンバー1を目指すのでなくて、幕別町はオンリー1だという気持ちでもって、何か考えていただきたいなと。検討していただきたいなというふうに思います。その辺で、重ねて質問させてもらったのですが、もう一度、教育長の答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

お気持ちは十分伝わってまいります。今のような観点で、芽室町さんも公募をいたしました。140 件あったそうであります。そのうち選定されましたのは6件ですから、私が先ほど申し上げました、そのらしさ、あるいは思い入れ。それぞれ違うと思います。したがって、140 件も出てきたのだろうというふうに思いますが、そういうものだっていいと思います。そのことを考える、見つけ出そうと。そういう気持ちが、それを機会にして出てきたということが、ある意味では意味を持つわけであります。結果として、どのくらいの数。これはもう別な問題だというふうに思いますので、それをつくり上げていく過程。行政が先導する。きっかけは行政でしょうけれども、やっぱり地域の力。皆さんのこれから維持し、そして保全をしていくということがなければ、その場だけのものになりますので。未来永劫に伝えていけるような、そういう種目。今までの観点とは別に、思いいれのある、そういうものが指定されていくのかなという。指定するとなればですね。それはやっぱり、それなりのバックボーンを持たなければなりませんから。それは条例なり要綱なり、いろんな形があろうと思いますけども、それは審議委員会の方でも検討させていただきたいというふうに思っております。

再質問 5番 堀川貴庸

以上で、幕別遺産のことについては、終わらせていただきます。続きましては、教育施設の関係に移りますけれども。過日、教育の日だったと思います。札内中学校を実際に訪問させていただきました。校長先生をはじめ、非常に熱心な教育指導体制がとられているなというふうに、特にその場では、生徒ですとか父母の方ですか、非常に綿密な情報交換がなされていて、学校という場においての経営というものが伝わってきたような、受け取れたような気持ちでおります。非常にこれからも期待をしたいと思いますし、敬意を表したいというふうにも思っています。この教育問題同様に、今回取り上げましたように、施設の改善充実についても、非常に課題を多く抱えておられました。たまたま今回はこの耐震化工事のために、いろんな準備がなされているというふうなことは知ってはおりますけれども、設備の更新等も含んだ大規模改造になるのだろうというふうに思っていますので。かなりの金額が予算化されると思いますけれども、そもそも、この耐震化工事ではなくて、建て替えという形での議論が、今までも同僚議員が質問されたかと思いますけれども、もう一度改めてお伺いしますけれども、建て替えという検討がなされたかどうかについて、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

今回実施いたしますのは、いわゆる耐震工事並びに大規模改造事業ということであります。およそ4億程度の総事業費を見込んでおります。これは総合計画上でありますから、ローリングによって変わっていく可能性ありますけれども、2カ年の継続事業としての4億程度。そのうち、いわゆる耐震については、およそ1億程度。多くても。5,000 万から1億というような試算で、今現在詰めておりますけども。大半が、額から想像されますように、改造事業が主であります。もっと改造事業早くしたかったのですが、これはやっぱりいろいろな予算の関係がございまして、耐震と併せてやることが一番効率的ではないかというようなことから、現在に至ったという経過であります。札内中学校の改修というよりも、別地に新築するというようなことのお問いかけかと思いますけれども、学校の施設というのは、それぞれ補助金が入り、学校の体力度等含める年数というのがございます。そういうことからいきますと、年数は 33 年から 35 年でありますけども、そこを議論するほどの年数が経っていないということが根本にありましたので、そういった建て替えの議論はいたしておりません。今回の大規模改造につきましても、尐なくとも、10 年以上の耐用年数が延びるという前提がなければいけませんので、そのような前提で、あと 20 年、30 年はという思いで、それなりの額になったのではないかなというふうに思っております。当然として、三十数年も経過いたしますと、ボイラーをはじめ、水道管の腐食、それから、断熱もそのときとは全く違いますので、省エネの関係も含めた事業内容にしていきたいということで、現在詰めていることになっております。いずれにいたしましても、その新築するということには、なかなか。単費でつくるのは別ですけども、そうはなりませんので、しかるべき補助事業でもって実施をしようということになりますと、国の基準からいいますと、それは考える余地もないぐらいの、まだまだというところであります。

再質問 5番 堀川貴庸

耐用年数のことも承知の上で、今、お尋ねさせていただきました。校区の自由化によって、生徒の数もいろいろと推移を見守る必要もあるでしょうし、特別支援学級のこともありましたので、ちょっと教室の数が尐なさそうに見えましたし。耐用年数の上からも、もし 可能であればと思ってお伺いさせていただきました。環境問題に関しても、町としてはエネルギービジョンや何やらでいろんな取組なされていまして、特にこの8月は、本当に暑い日が続いて、道民にとっては短い夏を楽しむどころか、逆に苦しむような暑さ対策までしなくてはならないような状況だったと思います。これも一つの地球温暖化と言っていいのかどうかはわかりませんけれども、いろんな各地、それから、各界で環境対策が打ち出されておりますので、これをどうにか教育の方に取り入れられないかというふうに思いました。来年ですか、洞爺の方でも環境サミットと呼ばれるサミットが開催される予定ですので、これからの国内の環境に対する啓蒙もより一層広がるのかなというふうにも思っています。この問題に関しては、やはり老若男女問わないわけなのですけれども、特にこれからの時代を担う生徒たちを対象に、やっぱり教育を通して認識してもらうということは、重要なのだろうというふうに思います。先ほどの答弁の中には、ソーラーパネルについては断念をされた経緯、触れられていました。ただ、新しいエネルギーというのは、ソーラーパネルだけではないのだろうというふうに思います。エネルギービジョンの中で、新エネルギーの導入の可能性というページを見ると、ソーラーパネル以外に、太陽熱ですとか、立地的ないろんな条件はあろうかと思いますけれど、風力ですとか、それから、地熱を利用したものだとか。あるいは、雪表熱というのですか。いろんな環境に配慮した新しいエネルギーを生み出すようなことが考えられていましたので、もし、取り入れられるようでしたら、これらも検討課題にやはり入れていただいて、生徒父兄に幅広く知ってもらうのも重要かなというふうに思います。この点についてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

前段の学校の規模ですね。あそこは 18 学級で整備したものでありまして、現在、1年生が3学級、2年生が3学級、3年生が4学級、普通学級が 10 学級と特別支援教室が2学級ということですから、12 学級ということになるわけですが、物理的には間に合うと仮に北小の子供たちが全部札中を選択したとしても間に合うというそういう推計のもとで、その自由選択制を選択をしたと。決定をしたという経過もあります。そのことはそれでよろしいのですが、いわゆる温暖化対策にかかわって、非常に今、地球規模的な問題になろうとしておりますし、サミットも開催されるというようなことから、いろんな機運が盛り上がってまいりました。私どもの町は、平成 17 年に、いわゆる省エネビジョンというものを、NEDO の補助金、100%補助でありましたけれども、省エネという概念のビジョンをつくらせていただきました。翌年には、NEDO の方のご理解を頂きまして、新地域エネルギービジョン、新しいエネルギーにかかわる町の施策のありようについて、検討させていただきました。その際には、いろんな今、お答えがありましたけども、風力があり、あるいは、ヒートポンプがあり、あるいは、自家発電等、バイオマス等々あります。それらに今、考える新しいエネルギーを確保するという観点から、具体的にどういうところが、どういう施設が、何に持ってもらうか。それから、どういう手法が効率的であって有効であるのか。こういう観点から、専門家にこれは委託しておりますので。もちろん委員の皆さんにもチェックをしていただきましたけれども。その中で項位を決めて、これから行われる施設整備においては、このことの方が有効だと。いろんな種類はあるけれども。ということですので、私どもとしては、その計画書にあります太陽光についての検討をさせていただいたということでありまして、そういうことからしますと、既に検討が終わっていると。他の新エネにかかわる検討は、当然としてしていないということでございます。

再質問 5番 堀川貴庸

ちょうどチャイムも鳴ったので、これで最後にしたいと思いますけれども。ほかの新しい新エネルギーといいましょうか、ほかの方法についてはアンケートされていないということでしたので、ビジョンに基づいていくと、もう尐ししていただければ、雰囲気の盛り上がりにつながっていくのかなというふうに思うのですけど。それはそれとして、では、ソーラーパネルの導入については、では、札内中学校だけではなくて、ほかの教育施設や何かは、以前にも同僚議員、聞いているかもしれませんけれど、どうなのでしょう。例えば、札内東中学校に行くですとか、あるいは、ほかの社会教育施設の方に導入するとか。たくさんのこれも多額の予算が必要となりますから、非常に慎重に検討していただかなくてはならないとは思うのですけれども、町内的な盛り上がりというものを見せるためには、何か必要かなというふうにも思います。いかがなものでしょうか。あと、ちょっと一言だけ、学級の関係では、これは校長先生言っていましたけれど、一つの教室を二つに割ったそうです。そのときの間仕切りの予算がなかなか出てこなくて、現場の先生たちで対応されたというふうにも言っていましたので。もし、何かの形でまた要望があれば、随時要望に対して検討していただきたいなというふうに思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

意識の高揚にかかわるソーラーの関係で申し上げますと、私どもがちょっとお伺いするのはどうかと思いますが、現状、共通した認識を持っている予算というものがありますので、その中で承知しておりますのは、この地域新エネルギービジョンの中でも明記されておりましたけれども、さかえ保育所に対する同じような観点。したがいまして、今回のさかえ保育所の建設に当たっては、およそ 2,000 万程度かかったかと思いますけども、予算措置がなされて、今現在稼動しているという状況であります。それと同じベースのところに、耐震改修に伴って設置すべしということでありましたが、先ほど申し上げました理由の中から、実施を見送ったということであります。その他、東中も含めて、そういう設備をしているところはありません。しかし、環境教育という観点でいいますと、申し上げましたように、いろんなそのリサイクル運動だとか壁新聞だとか、いろんなことを学校で意識付けをしております。見える形は一番望ましいかもしれませんけども、それは費用対効果というのをこういうところで使っていいのかどうかわかりませんけども、意識付けにおいては、大事なものであろうことは十分承知しながらも、限られた予算の中で、どう効率的に、有効に使っていくかということになれば、私どもとしては、苦しいながらも断念せざるを得なかったということであります。なお、学校の要望につきましては、昔と違いまして、ある程度贅沢に使っているという仕組みがあります。したがって、学校の要望を聞きますと、これもあれもということになりますけども、物理的には間に合う計算になります。恐らく、特別支援教室なんかは、中学校でいくと、およそ1教室 60 平米ぐらいですから、半分にしまして、30 平米程度のスペースを確保しながら実施をしているのが現状だろうと思います。そのことによって、教室は足りませんが、スペース的には、およそ充足されているのではないかと、私はそう思っておりますが、引き続き、学校の要望には、できることとできないことありますけれども、お聞きしながら、学校施設の整備充実に努めていきたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月13日 議事録 PDF(62ページ) 間違いを知らせる