幕別町議会 平成15年第3回定例会 2003年9月9日
母子医療の拡大について
2003年9月9日、幕別町議会の一般質問で、豊島善江議員が「母子医療の拡大について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 豊島善江 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 豊島善江
通告にしたがい、2点について質問いたします。1点目は、母子医療の拡大についてです。訂正があるのですが、「無料」と書いてありますが、初診時一部負担金が、お金がかかるものですから無料ではありませんので、訂正をしたいと思います。母子医療の拡大について質問をいたします。道の事業で母子家庭医療給付事業が実施されています。この制度は町では母子家庭等医療費助成制度として実施され、子供は入院・通院が、初診時一部負担金を除き助成となりますが、母は入院のみとなっています。幕別町の近隣の帯広市、音更町、また広尾町、大樹町では、この道の制度を拡大し、母の通院も助成の対象としています。母子家庭の収入は一般世帯に比べて2分の1という困難さがあり、母本人が具合が悪くなっても我慢をして悪化させてしまうという実態も見られます。生活のすべてが母親にかかっている母子家庭では、母親が健康であるということがとても重要であり、そのための支援が必要です。町が制度の拡大をし、母の通院も助成の対象とすべきではないでしょうか。2点目に、防災対策の強化についてです。8月の台風 10 号は、北海道や十勝に大きな被害をもたらしました。また、今年は 14 万人以上の死者、行方不明者を出した関東大震災から 80 年、阪神淡路大震災からは8年が経ちました。20 世紀の終わりから 21 世紀にかけて大きな地震が相次いでいます。1994年から 2002 年までに、世界で発生したマグニチュード6以上の強い地震は 780 ありますが、その2割を超える 160 が狭い日本列島に集中しています。日本列島は、地震活動期に入ったといわれていますが、災害対策の基本として、地震や豪雨、火山活動などの自然現象による被害を拡大させないようにするという視点が何よりも求められます。国と自治体、住民が協力をして、被害を最小限に抑える対策の強化が必要です。1点目。阪神淡路大震災では、大地震発生による直接の犠牲者の8割から9割以上は、圧死など住宅の倒壊によるものでした。家屋の倒壊による圧死を防止するためには、耐震性を確保することに集中をして取り組む必要があります。公共施設や住宅の耐震化を急ぐべきではないでしょうか。2点目。被害を抑えるために、家庭でできる防災対策。また、地震や台風などのときの避難場所や連絡体制などが書かれた防災マニュアルのようなものを各家庭に配布して、啓蒙すべきではないでしょうか。3点目。災害時にはすばやい非難が命を左右しますが、障害を持った人や高齢者など、自力では非難できない人への対策についてどのようにとられているのでしょうか。4点目。1998 年に阪神大震災をきっかけに、被災者生活再建支援法がつくられました。しかし、所得制限などがあり、支給されたのは被害世帯のおよそ2割程度といわれています。しかも、これは住宅再建などには使えないなどの制限がありました。住宅再建に公的支援をの声が被災地を中心に全国に広がっています。制度の拡充を国に求めるべきではないでしょうか。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
豊島議員のご質問にお答えいたします。最初に、母子医療の拡大についてであります。母子家庭の方々への医療費の助成につきましては、昭和 48 年 10 月に北海道が補助制度を創設したことに伴い、幕別町におきましても「幕別町重度心身障害者及び母子家庭等児童医療費の助成に関する条例」を制定し、その後、改正を重ねて今日に至っているところであります。制度創設時におきましては、母子家庭の児童、義務教育終了前の児童に対して、入院に係る医療費を対象として始まったものでありますが、その後、昭和 54 年1月から児童の通院を対象とし、併せて母の入院も対象に加えたところであります。ご質問いただきました「幕別町独自で母の通院も助成対象に」という拡大策についてでありますが、対象者の医療費負担が軽減されることは、確かに喜ばれることだろうというふうには理解をしておりますが、本制度における北海道の補助率につきましても、従来3分の2であったものが、平成 12 年度から 30 分の1ずつ減少となり、今年度は 30 分の 16、平成 16 年度からは2分の1という、補助率が下がってきております。加えまして母子家庭医療費助成の対象者が年々増加し、医療費が増大している状況を鑑みますと、制度の安定的な運営を図る観点からも、給付対象要件の拡大を図ることには慎重な対応が必要ではなかろうかというふうに考えております。次に、公共施設・住宅の耐震化についてでありますが、阪神淡路大震災後の平成7年 10 月に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が制定されまして、耐震診断、耐震改修の促進が法律化されたところであります。この法律におきましては、昭和 56 年以前に、いわゆる新耐震基準以前に設計、建築された建物のうち、3階建以上かつ 1,000 平方メートル以上の建築物については、その建物の所有者に対し努力規定ではありますが、耐震診断、耐震改修を促進することが規定されております。また、このほかに文部科学省におきましては、構造・規模に関わらず、新耐震基準以前の校舎等の耐震診断、耐震改修を促進する施策が推進されているところであります。本町におきましても、これらに該当する建物としては、役場庁舎をはじめ各学校等がありますが、ご承知のとおり耐震改修を前提とした耐震診断には数百万円を要しますことから、各自治体でも財政的な問題がこれらの推進の大きな障害となっているところであります。しかしながら、安全・安心なまちづくりを推進する上で、大変重要なことであろうというふうには認識をいたしております。実は現在、準備を進めておりますが、庁舎内関係部局に「耐震化推進検討委員会」を今設置いたしまして、耐震化に関して具体的な検討を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。次に、被害を抑えるために家庭でできる対策などについてでありますけれども、災害の拡大防止や軽減を図るためには、常日頃から各家庭においても避難の方法、家族との連絡方法の確認、さらには、食糧・救急用等非常持ち出し用品の備蓄など、平常時からの備えを行うことが大切なことと思っております。町ではこれまでも、防災訓練や洪水時に避難場所などを掲載したハザードマップを配布してきたところでありますし、各公園に避難場所を記載した看板を設置してきたところであります。今後におきましては防災会議等のご意見もありますことから、防災のしおり的なものを作成して、各家庭に配布をしてはどうかというようなことで、今、準備を進めているところであります。次に、障害を持った方や、高齢者など自力で避難できない人の対策でありますが、当然のことながら災害はいつくるかわからないというわけであります。住民の皆さんにおいては、「自らの身の安全は自らが守る」このことが防災の基本であるとされております。また、普段から隣近所との相互協力関係や災害弱者への配慮も必要とされておりますし、災害時においては、これらの人たちはもとより負傷者の方々も救助することになりますことから、公区や地域の方々の助け合いの心により、救助等の協力をお願いしてまいりたいというふうに考えております。次に、被災者に対する生活支援についてでありますが、自然災害で住宅が全壊などの被害を受けることは誠に残念なことであり、大変悲しいことだと思っております。本町では、「災害弔慰金の支給に関する法律」の規定に準拠し、災害により死亡した遺族に対して、また負傷等の場合には災害弔慰金を支給しておりますし、必要があれば災害援護資金の貸付も行っているところであります。また、お話にもありましたように、「被災者生活再建支援法」により、自立した生活を開始するための必要な経費として、最高で 100 万円の支援金が支給されることになっております。このほかにも、日本赤十字等から生活物資が支給されることになっており、町といたしましても被災者に対してはできる限りの意を用いていることが必要であろうというふうに思っております。国に対しては、町民が必要とする要望事項があった場合には、それぞれ適切に対処してまいりたいというふうに考えております。以上で、豊島議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 1番 豊島善江
1点目の母子医療の拡大についてですが、今、慎重にというようなことでご答弁がありました。私は、この母子家庭の実態というものを町長はどんなふうにお考えてなっているのかなということをちょっと聞きたいと思うのですけれども、実際にどんな収入で暮らしているのかというふうになりますと、以前の 80 年代というのは一般の世帯の 45%ぐらいの収入だったそうなのです。ところがずっと不況が続く中で、98 年度には、ついに一般世帯の 35%の収入で暮らしている。そういうデータが出ています。合わせて仕事の仕方にしても、今は 80 年代当時の4倍がパート、臨時職員という不安定な働かされ方をしているという、そういう実態が出てきているのです。そういう中で、実際にお母さんたちから話を聞きますと、なかなか正職が見つからないだとか、あっても時間給で七百何ぼで働いていて、それでもびっしり仕事がないから、朝行って、また夜も行って、それでも追いつかないという、そういう現状に、今母子家庭は、すべてがそうだとは言いませんがあるというのが実体なのです。それで、そういうところをそういう中で母親が病気になると、これは本当にその家庭にとっては子供の行き場所がなくなるということで大変な状況になるのですが、それをやはり何とか支えてあげたいというのが、やはりこの母子医療のこういう制度だと思うのです。道はこういう形で、入院だけの助成をしていますけれども、全道的には通院まで助成しているというところが 70 以上あるのです。そういうことから考えても、今、慎重に考えなくてはいけないというようなこともいわれているのですが、やはり慎重に考えつつも、この生活実態にもっと目を向けるべきではないかと思うのですが、その辺お聞きしたいと思います。それから、2番目の防災対策についてですが、①の公共施設住宅の耐震化を急ぐことが必要だということなのですが、これは、地震の場合ほとんどは、この間の宮城沖の地震のときにも1万棟を超える住宅に被害が出たというふうに報告があったのですけれども、その中で倒れているのが、やはり 1981年以前に立てられた建物なのです。倒れている学校もやはりそうなのです、実際に。だから急ぎなさいということで私も何回も繰り返し質問しているのですけれども、そこで全国的には、例えば静岡県だとか、横浜、それから川崎なんかでは無料の耐震診断制度というのが作られたそうです。どの程度かはちょっと私もわからないのですけれども。そして、県で 1 戸当たり 30 万円の補助金で補強工事をしている。これが静岡県だそうです。それから横浜では 540 万円の補助限度額、上限を決めて補助をしているというようなことも出ていました。だから、一つには国にしっかりと求めることと併せて、やはり道に対しても、そういう制度を創設をしなさいということも併せてつくっていくべきではないかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。それからもう一つ。耐震の検討委員会をつくるということで、今もお話がありましたが、これはもう始められて、例えば学校の耐震のことについても、もう進められるのではないかなと思っているのですが、状況はどうなのかその辺もお聞きしたいと思います。それから2番目の被害を押さえるためにということで、家庭でできる対策などということで質問したのですが、今、町長のご答弁では、防災のしおりなどを計画しているようなご答弁でした。私は、ここで提言になるのですけれども、以前にもハザードマップが配られました。大変大きくて立派で、ちょっと家の中に貼っておくには大きくて使いこなせないというような内容でした。それで、例えば、今もやっていますけれども、ごみの資源回収のときに壁にちょうど貼れるぐらいの大きさで、わかりやすく色分けして書いてありましたけれども、そういうような感じで、避難場所だとか、連絡体制、それからそういう災害を防ぐためには家ではこんなこともできるよというようなことも入れて、いつでも見られるようなところに、常時貼っておけるようなものがやはり一番ふさわしいのじゃないかと思うのです。ある統計が出ていましたけれども、数年間の間で何らかの被害だとか、地震だとかにあった、そういうところの地域は非常にこういう被害を押さえようという意識は高いけれども、しばらく何十年もなかったという地域は、非常にそういう意識が低くなっているのだということもでているのです。この幕別あたりにしてみますと、大雨の被害なんかはそんなには大きくはないですけれども、ありますけれども、地震のというのは比較的少ないと思うのです。だから、そういう点では、やはりそういう啓蒙するものが必要ではないかということをお聞きしたいと思います。それから3番目。これは、公区と地域にお願いしたいという話でしたが、それだけで本当に大丈夫なのかということがちょっと非常に不安なのです。この間台風 10 号のときにも日高の方で、孤立してしまって屋根に置き去りにされたというような人たちもいました。そういうことも考えますと、町が何かあったときに、パトロールカーを出したり様々なことで呼びかけをします。だけれども、それでは対応できない人たち、例えば耳が不自由な方たちだとか、それから一人暮らしの歩けないお年寄りの方だとか、そういう方たちは、公区でももちろんそういう目配せをしながら、やはり町で何らかの組織的な体制を取ることが必要ではないかと思うのですがいかがでしょうか。それから4番目の被災者に対する生活支援。これは、再建の制度がつくられましたが、非常に不十分だということで、今、様々な自治体からも声が上がっていますし、例えば鳥取県などは、独自に国のそういう支援策では再建できないということで、独自に再建の制度をつくって補助をするということも始めています。そういうことから言えば、しっかりと復興できる、生活が成り立つということと併せて、住む場所も確保できるというような制度を、国やはり強く要求するべきだと思うのですがいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
1点目の母子家庭の医療に係ってでありますけれども、いろいろ母子家庭の実態についてのご説明をいただきました。私も大変な状況があるのだろうと思いますけれども、母子家庭といっても一律ではないということも、これまた現実にはあるのだろうというふうに思っております。そして、この母子家庭医療の最初は、先ほども申し上げましたように、まずは母子家庭の子供、児童の医療費を救おうと、これは最初の制度ができた原点でありました。その次に、先ほど言いましたように子供の通院費。それを今度、子供の通院と親の入院に変わってきたと。さらに今言われているのが、親の通院の拡大も認めていくということであろうかと思いますけれども。これはなかなか町村が、ほかがやっているわけですからうちができないということにはならないのかもしれませんけれども、やはり本来であれば、いわゆる国なり道の制度の中で進めていただく、拡大していただくというのが本筋であろうというふうに思っておりますけれども、北海道も大変財政状況が厳しい中で、なかなか私どもも、そこまで医療費を拡大ということもまた、言いづらい部分もあるわけでありますけれども、確かにそういった母子家庭の実態、一面では医療費だけじゃなくて雇用の問題とかいろいろな部分にもあるのだろうというふうに思いますし、また、母子家庭の医療費につきましても、先ほどお話にありましたように全道で 69 町村ぐらいが拡大をしているという実態もありますので、こういったところは果たして道がどういうふうに押さえるのか。町村がやってくれるのだから、そうやって広げてやってもらえばいいのだというのか、逆に町村がそこまでやっているのだから、道として捉えてやっていくというふうになるのか。この辺の判断はなかなか私どもではわからないわけでありますけれども、そういった機会があれば、道に対しても要請なり制度の拡充といったことについての話もするべきかなというふうには思っていますけれども、なかなか町村単独でこれ以上増やしていくというのは難しいのかなというふうにも実は思っております。それから、無料耐震がある。あるいは、1 戸 30 万とか 500 万の助成をしている府県があるということですけれども、これもなかなか今言ったように、災害が発生している箇所、度々災害が発生しているようなところについては、本当に真剣になってといいますか、身に迫られてやってこうやっている部分もあるのだろうと思いますけれども、なかなか先ほども申し上げましたように、この耐震の調査についても、何せ先立つものがお金だものですから、わかっていながらもなかなかやっていないというのはどこの町村も実態だというふうに思います。しかし、そうは言っても、学校ですとか役場という公共施設が、地震のために一番先につぶれているのは、これまた困ったものだということにもありますので、正直言って板ばさみになっているのが状況なのですけれども、何とかこの中でも、国の中で財源的な措置、例えば特別交付税に措置するとか、あるいは学校に関しては文部省の中の何ぼかの補助制度みたいなものが本当につくられることが難しいのかどうかということも、実は何回も言われているわけなのですけれども、一つの調査に何百万かけて、そしてその結果やるとしたら、また何千万、何億という改修をするということになりますと、これはわかっていながらもなかなか調査に踏み切れないという、痛し痒しの面があるのですけれども、そういった財源的な目安も見込みながら、検討委員会の中で何とかということで今スタートをしようとしているところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。それから防災のしおり的なものが、ここにこういう防災のしおり的なものがあるのですけれども、これはちょっと壁には貼れませんけれども、中には避難場所の一覧ですとか、火災だ、台風だ、あるいは地震だといった場合の対応とか、もう一つは災害弱者の安全のために日頃から気を付けておかなければならないことということを、まとめたものをできたら今、各戸に配布したいということで準備を進めているというようなことで、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから、弱者対策。本当に大雨がきたから非難をしてくれですとか、地震がきてどうですかというようなことも、行政でもやれる範囲というのはどうしても限られるというふうに私は思うのです。やっぱり一番近いのが隣の人であり地域の人たちだ。その人が一声、声を掛けていただく、どうなさっているのということがやはり防災、あるいは災害救助にしても大事なことではないかなというふうに思っていますし、現に何カ所かの公区では、そういった防災組織をつくった中で公区で対応されている地域もあるやに聞いておりますけれども、そういったことをこれからも私どもの立場からは、公区長さん何かにもいろいろお願いをするようなことで進めていくことが大事ではないかなというふうに思っております。もちろん、行政がやらなきゃならないことについて行政がやるのは当然なことだろうというふうに思っております。また、被害者の生活支援。これも当然のことながら町村だけではやりきれないわけですから、国なり道なりにそうした要望を機会があるごとに進めていかなければならないものだというふうに思っております。
質問 1番 豊島善江
1番目の母子医療の拡大なのですが、そうですね、1番は是非道に対して強く求めていただくということを、進めていただきたいと思います。それともう一つは、私がなぜ敢えてこれを取り上げたかといいますと、幕別というのは、音更だとか帯広だとかの交流がすごく大きいです。幕別の人が帯広に行っていたり、働きに行っていたり、また帯広から幕別に移ってくるという若い方なんかも結構いらっしゃいます。そういう方たちから、どうして幕別に来たら母子家庭のお母さんの医療費がかかるようになっちゃうのというような素朴な疑問が出されたのです。本当に医療費がかかるようになってからは、具合が悪くても病院にもいけないという、そういう声が非常に出てきたものですから今回も取り上げたのですけれども、やはり、この制度自体は児童の医療、もともとはそれを助成するというそういう出発点だったかもしれませんが、実際にはその児童をきちんと暮らすように見ているのは母親なのです。母親が不在になるとその子供も育っていかないというのもありますから、ここはやっぱり本当に財政的に大変な面がたくさんあると思うのですけれども、実際には所得制限もあるわけですから、この制度には。そういう点ではやはり私は拡大をするべきだということで強く求めたいと思います。それから、2番目の防災対策の強化なのですが、これもすべての項目が私は本当に急がなければいけない中身だと思うのです。というのも、この間、9月1日が防災記念日だったということでいろいろな新聞を読んでみますと、政府の地震調査委員会の長期評価という中で、発生確率の高い自身の中に十勝沖だとか、根室沖だとか、北海道が含まれているのです。こういうこともありますし、また幕別には活断層もあるということが阪神淡路大震災の後に問題になりましたよね。そういうことも考えますと、一日も早くこの耐震診断、そして耐震化というのを財政面も含めて国に強く要望するという、その姿勢を強く貫いていただきたいと思います。これは、答弁いりません。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
母子医療についてであります。お話がありましたように、少子化対策、子育て支援、そういった意味で母子家庭のお母さん方に通院の医療費が助成できるということは、これは大変すばらしいことだと思いますし、私はそのこと自体を決して否定するものではもちろんありません。ただ、これは道に要望する。これも確かにそういう一つの手法だと思いますけれども、先ほども申し上げましたように、道は逆に補助金をだんだん削減をしてきている状況にありますし、道財政も非常に厳しい中にあって、私どももなかなか言いづらい部分もあるわけであります。一方では、今、お話がありましたように、お母さん方の現状を見ると医療費用の助成が子育て支援やいろいろな面に寄与するのだろうというふうにも思って、これも大変私としてはつらい部分もあるわけでもあります。また、お話にありましたように、確かに1市3町帯広圏がいろいろな面で共同していろいろな事業なんかも進めていますから、帯広、音更から転入してきたら今みたいな話しがあるのだろうというふうにも思います。逆に言えば、うちから行ったときに、またうちのいいところもきっとあるのだろうというふうにもやっぱり思っております。決して否定するものではございませんけれども、今の状況の中ではなかなか難しいのであろうと。ちょっと調べて聞いて担当の方に確認しますと、まだ 200 人ぐらい対象がいるのではないかと。これはこれで、国保の関係だけでいいましても、医療費を無料にすれば 700、800 万かかるのだろうというようなことも言われております。これが、高いか、安いかは別にしましても、こうした財政状況の中でありますので、私も十分その思いだけは胸におきますけれども、今すぐなかなか実現はとなりますと難しい面もあるのだろうということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。