幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日
町財政の今後の見通しについて
2003年6月18日、幕別町議会の一般質問で、助川順一議員が「町財政の今後の見通しについて」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 助川順一 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 助川順一
通告に従いまして、次の2点について質問いたします。町財政の今後の見通しについてということで、地方交付税の見直し論、そして国庫補助金の縮減、税源移譲の問題等、国の地方財政に対する方針が定まらない中で、将来を見通すには無理があると考えますが、町村合併に一定の方向を示すということもありますので、町としての将来予測を伺いたいと思います。2点目、個別排水処理事業について。このことについては、16年度より5年間事業を延長、年間30個の設置枠で実施という計画であります。一つ、公共施設と個人住宅の整備割合をどう考えているか。二つ、申込み順にということでありますが、新築住宅をどう取り扱うか。以上、質問いたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
助川議員のご質問にお答えいたします。はじめに、町財政の今後の見通しについてのご質問でありますが、ご質問の要旨にもありますように、国の地方財政に対する方向性が定まらない状況が続いておりまして、町財政の将来方向を的確にお示しすることは、非常に難しいものがありますことを、まずもってご理解をいただきたいというふうに思います。昨年12月2日に開かれました町議会の市町村合併調査研究会において、町財政の将来推計を示させていただいた経緯があります。この将来推計では、現状の住民サービスを維持していくことを前提に、地方交付税が今後30%削減された場合、これらサービスを維持することができるかとのものでありましたが、これらの推計によりますと、平成19年には、町財政は赤字になるとの推計をお示ししたところであります。その後も低迷する経済社会が長引く状況の中で、ご存じのように先日、地方分権改革推進会議が三位一体改革として、国庫補助金の中長期的な廃止・縮減、さらには地方交付税総額の抑制など、地方に厳しい内容のまとめを総理に提出いたしております。これに対し、地方制度調査会が、財源保証と財政調整機能を一体的に果たす必要性を強調した意見書を提出するなど、今月末に最終のまとめがどのようふうに示されるのか、今の段階では見えない部分もありますけれども、いずれにいたしましても、昨今のいろんな状況を踏まえますと、町財政環境は今後より一層厳しさが増すものであろうというふうに私ども認識いたしているところであります。次に、個別排水処理事業についてでありますが、公共施設と個人住宅の整備割合につきましては、平成14年度までに設置した282個の浄化槽の内、平成13年度の3個を除き、毎年度2か所の公共施設に浄化槽を設置し、15か所の公共施設の整備が終了いたしております。本年度は糠内小学校・駒畠少学校の教員住宅の2施設に設置を予定いたしておりますが、16年度以降につきましても、へき地保育所など未整備の公共施設が残っておりますことから、今まで同様に、設置枠30個のうち2個分については公共施設に振り分け、整備を行いたいというふうに思っております。次に、申込み順における新築住宅の取扱い方についてでありますが、受付に当たりましては募集枠内で申し込まれた方を最優先として、募集枠を超えた場合について、幕別町個別排水処理施設設置選考基準によりまして、一つには老人・身障者対策のための個別排水処理施設を設置計画する方を優先すると。二つ目に住宅の新築の際に個別排水処理を設置する方等、浄化槽設置の必要度の高い順に優先順位を付け、キャンセル等がありました場合は優先的に工事が行えるように対応いたしております。なお、今年につきましては、当初予定しておりました募集枠を上回る申込みがありましたことから、今年度、何とか事業枠の拡大について、今関係機関と協議を行ってまいりたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、限られた予算の枠内での執行となりますことから、住民の皆さんにご迷惑をおかけすることもあろうかと思いますけれども、ご理解をいただきながら、これからも地域の生活環境の向上に努めてまいりたいというふうに考えております。以上で、助川議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 6番 助川順一
町長の本当に答弁どおり難しい問題だとは思うのですが、今の国の状況などを見ていますと、どうしてもこの間の町が出した予測の収入範囲では終わらないと、まだまだ歳入は減っていくと、そういう状況は大体間違いないのだろうと思います。そんなことで、歳出の厳しい見直しという試算を、やっぱりされてなくてはいけないと思うのですよね。そのことを検討したことがあるかどうかちょっと伺います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
当然のことながら、財政の効率的な運営を図るためには、歳出についても十分その中身を精査していかなければならない問題だろうというふうに思っております。そうした中でご案内のように、今幕別町は第2次の行政改革大綱に基づきまして、各種の歳出の見直し等を行っております。これからも引き続き住民の皆様の理解をいただく中で、歳出の見直し、さらには縮減にむけて努めてまいりたいというふうに思っております。
質問 6番 助川順一
これ、合併問題にもかかわることですので、やっぱりその厳しさを本当に町民の皆さんにわかる形で知らせて一緒に物事を考えていくということは大切だと思いますので、そういう部分での町の啓蒙活動、これはしていかなければならないと考えています。それと、もう1点、先ほどの個別排水処置事業についてですけれども、地域によってはこの事業の理解がきちっとされていなくて、一つも入っていない地帯もあるということも聞いているわけです。そんなことで、これはアンケート調査だけで今回もやっておられると思うのですけれども、もう少し町民の皆さんにわかるように何か方法がないかどうか、もうちょっと考えていただきたいなと。あと、これアンケートで一応希望が120ということですが、まだまだ地域には未設置が残るはずですので、そんなことで地域の住環境、あと地下水の汚染問題等も絡みますので、そんなことで財政状況は厳しいということは十分わかりますので、時間がかかっても目標としては全戸というのが望ましいと考えているのですが、それはどうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
1点目の財政の状況の対応を住民の皆さんに周知をすると。これは今も予算、決算等におきまして、広報を使いながら幕別の財政状況というようなことで、年に2回くらいですか、周知をしているわけでありますけれども、今後合併問題なんかも絡んできますし、いろんな問題の中で、さらに住民の皆さんに理解をしていただくような方法をとってまいりたいというふうに思っております。それから個別排水。これは一応それぞれの地域といいますか、個人ごとに調査をしているわけでありまして、その辺で地域によって差があるというのは何らかの事情があるのかもしれませんけれども、できれば地域における説明会なんかを開催することによって、なお理解を深めていただけるということにもなるのかもしれませんけれども、その辺も含めてちょっと検討をさせていただきたいというふうに思います。