みんなの議会

幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日

市町村に対して助成をしている老人医療費助成制度について

2003年6月18日、幕別町議会の一般質問で、伊東昭雄議員が「市町村に対して助成をしている老人医療費助成制度について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
伊東昭雄 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 18番 伊東昭雄

通告順に基づきまして、質問いたします。老人医療費助成制度について。市町村に対して助成をしている老人医療費助成制度についてお伺いいたします。本町において、道の老人医療費助成を受けて、65歳から69歳までを対象に医療費の助成を行っているとこですが、次の点についてお伺いいたします。一つ、この制度はいつから制度化されたのか。そして町はいつの時点で運用してきたのか。補助の割合と対象者の負担はどのような割合なのか。この制度を町民に対して、どのような方法で周知しているのか。町として、この助成制度を今後も運用していくのか。この医療費に助成制度については、町の広報お知らせで掲載しているとのことですが、残念ながら、この制度を全く知らないでいる人がたくさんいるのが実情であります。したがって、この制度について広く町民に周知するように手立てを講じていただき、対象になる人の医療費の軽減になるようにしていただきたいと考えます。次に、老人福祉センター入浴施設の改善について。老人福祉センターの入浴施設は町内65歳以上の方が多く利用しており、健康増進、健康管理に有効であり、かつコミュニケーションの場として大変喜ばれております。年々利用人数も増え、現在では1日平均100人から120人が入浴に来られると聞いております。また、今年から午後6時までの2時間延長や土曜日の利用も可能となり大変好評であります。しかし、利用者の中には脱衣所の改善や施設に対する改善を望んでいる声を多く聞きます。したがって、次の点について是非改善を要望いたしますので善処いただきたい。一つ、脱衣所の部屋を広く使用できるように、ドアを引き戸に取り替えていただきたい。脱衣した衣服を入れる箱を壁側に移動し、移動した後に椅子を設置する。西日で浴室の温度が異常に上がりめまいを起こす人がいるので、窓にブラインドを設置してほしい。男湯と女湯双方の浴場を見えないように壁を高くする。天井から15センチメートルくらい。男湯の換気扇を設置する。以上、入浴をより快適にできるように施設の改善を強く要望いたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

伊東議員のご質問にお答えいたします。最初に、老人医療費助成制度がいつから制度化されたかについてでありますが、昭和40年代に入りまして東京都などで実施され始めました、いわゆる老人医療費支給制度が、全国的な広がりを見せました。幕別町におきましても、昭和46年9月に幕別町老人医療費助成条例を制定し、同年10月から制度を開始したところであります。助成内容は、一定の要件のもと、70歳以上の高齢者に対しまして医療費を助成するものでありました。その後、昭和48年に老人福祉法が改正され、国の制度として老人医療費の無料化が図られたところでありますが、昭和57年8月には老人保健法が公布され、翌58年2月から、現在の老人保健制度が実施されることとなり、高齢者の自己負担が導入されたところであります。これら、国の制度改正に伴い、幕別町の助成制度も変遷をいたしてきたところであります。一方、市町村に対する北海道の助成は、昭和53年2月に老人医療給付特別対策事業として制度化され、幾多の改正を経て今日に至っているところであります。次に補助割合についてでありますが、いわゆる道老は、北海道が定めました補助要綱に合致する内容により助成した額に対しまして、北海道が市町村に補助するものでありますが、従来は補助率が3分の2でありましたけれども、平成12年度から30分の1ずつ補助率が逓減され、今年度は30分の16、平成16年度から2分の1の補助率となるものであります。対象者の負担につきましては、昨年の医療制度改革によりまして、老人保健の医療受給者の負担が定率1割あるいは2割となったことに伴いまして、同様の負担となっております。道老は、65歳から69歳の方が一定の要件のもとに該当となるものではありますが、受給対象者の方は、本来であれば、医療機関の窓口で3割を負担するところを1割あるいは2割の負担で医療を受けられるこということになるものであります。次に、どのような方法で町民の皆様へお知らせをしているかについてでありますが、道老は、対象者の世帯要件や所得要件を確認の上で、1年間の有効期間が設定しておりますことから、年に一度の更新時期に合わせまして、広報紙に要件や助成内容を詳細に紹介してご案内をしているところであります。加えまして、この制度は社会的に弱い立場にある高齢者の方々を対象としており、受給資格要件として配偶者や子供の世帯条件や所得状況を考慮しておりますことから、地域の事情に明るい民生委員の方々とも連携を図るべく、民生委員協議会におきましても制度の概要を説明するとともに、老人クラブに出向いて医療制度の概要説明の際などにもご紹介しているところでありますが、今後とも、これらの制度について、あらゆる機会をとらえて周知徹底を図り、対象者が軽減措置について十分活用ができるよう努めてまいりたいというふうに考えております。次に、今後も老人医療費助成制度を運用していくのかとのご質問でありますが、医療保険制度は、昨年、70歳以上の方々を中心として大きく改正されたところでありますが、現在も、国におきましては、さらなる抜本的な改革に向け、今後の老人医療の在り方について検討がなされているところでありますので、これら老人医療制度の行方や他町村の動向などを踏まえ、対応してまいりたいと考えております。次に、老人福祉センターの入浴施設の改善についてでありますが、同施設につきましては、本年4月から、土曜日の開館と入浴時間の延長に伴い、利用者も順調に伸び、大変、喜ばれているところであります。4月から5月までの2か月間の利用者数は6,011人となり、前年同期に比べて増加率は33.8%となり、1日当たりの利用者数も113.4人となっております。この施設の浴室につきましては、平成9年度に大規模改修した経緯があり、その際には、多くの方のご意見を頂くために、老人クラブ連合会の役員あるいは施設利用者とも十分相談をさせていただき、現場を見ていただきながら要望をお聞きし、改修そして充実を図ったところでもあります。これからも、より利用者の立場に立った施設づくりはもちろんのこと、施設の改善におきましても、利用者の声を聞きながら、改善を図るべきところについては、早急に対応してまいりたいと考えております。以上で、伊東議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 18番 伊東昭雄

今の説明でございますが、いろんな方法で知らせるといっておりますけれども、私はいろんな方法というけれども、広報で知らせるということについて、私は若干不満があるわけですけれども。本当は見ていただければいいのですけれども、なかなか見なくて知らない人がいるということでございますので、できることならば、所得の関係で個人の調べをするということはいかがと思いますけれども、該当する年齢くらいは事務的に調べて、そして該当者にこういう制度がありますよと。だから規定に沿えば該当になりますよというような、そういう個人個人に連絡をすることが一番徹底するのではないかと。例えば、単身老人、あるいは夫婦老人等に全戸に医療費のお知らせをしております。その中に詳しく年齢は該当しますよという、こういう事業ありますよというようなことをやっぱり書いてあげれば徹底するのではないかなと。いわゆる今の姿勢であると、お知らせに知らせてあるから申告を待っているというか、申告のないものは該当にしていないと。知らないのですから。やっぱり全戸に知らせるという方法を是非考えるべきでないかと。ある町村では、年齢的にこの人はだいたい該当するなと、そういう方にはがきで毎月連絡をしている町村もあるかのように聞いております。また、いろんな形の違う方法で連絡もしておりますということもあるようです。私は、民生委員に連絡をして、地域内を徹底してくだいという指導はもちろん大切だと思いますけれども、民生委員はやはり地域も広いということから、できることならご苦労であるかもしれませんけれども、公区長にそういうお話をしてお願いするといえば、公区長はやはり自分の公区内は全責任を持っておりますし、その公区委員はその土地に絶対責任を信頼して公区長を選んでおりますから、私は公区長にそういうことをお願いしたら徹底するのではないかなと、こんなふうに思いますので、ひとつ検討をしていただきたいと思います。次に、浴槽のことでございますけれども、先ほど3年ほど前に改善をされたと言いますけれども、非常にご承知のとおり脱衣場が狭いわけで、大体3坪くらいしかありません。それで今、出入りする戸が押すんですね。押すたびに中にいる人がやはりぶつかる場合もあって非常に迷惑がかかると。それで引いてはどうかということを考えたときに、引いたときには女性の方から来る人たちに中からわからないのでぶつかる恐れがあるということがあって、やはり安全で広く使うためには横引きに改善していただければ非常に広く使えるということが考えられるわけであります。それから、その浴室が約6.5坪くらいしかございませんので、非常に気温の高い時には温度が上がって、めまいをするという方も何人かおられるというので、今の時代ですから、できることならブラインドを下げるようにしていただいたら非常に助かると。また、外で仕事をしている人がやはり気を使いながらテントを張ったりしてやって、風も吹いたりして非常に苦労しているということで、そういう時にはブラインドを下げれば気も使わずに作業もできるのではないかと。こういうこともありますので、是非温度調整をしていただくためにブラインドを付けていただきたい。それから、男湯と女湯との間で、浴槽の上に上がると女性の方が見えるということで、非常識なのですけれども、見るなという話も出ているそうですけれども、やはり老人でありますので、非常に醜いということからして、上から15センチくらいあければ見えないから、そういう見えないようにすることもひとつの方法でないだろうかと。お金もかかることですから、かからないような方法でできることならそうすることもいいのではないかなと、こんなふうにも考えております。それから、浴槽に換気口がないわけなのですね。女性の方には付いているわけです。それで、中の構造上できなかったのかなと思いますけれども、仕切りがあるために、女性の換気口から男性湯の換気を引っ張るということは現実に私は無理でないのかなと。だから非常にむんむんしていると。そういうことからして、今の時代ですから考えて、男の方にも換気扇を付けるように改善をしていただきたいものだと思っております。それで申し遅れましたけれども、お年寄りになると非常に脱いだり履いたりするのに、体の不自由な人、又は足の痛い人は片足で着るということはなかなか不便になっておるわけです。これは歳がきたらそれぞれわかるわけですけども、今、座るところが3人くらいしか座れないのですね。そうするとやはり大勢下に座ってやるわけですけども、戸を先ほど申し上げたように引き戸にすると、今のある物を入れる箱を壁側に移動して、そして女湯と男湯に行く、出入りする入り口は必要ないと。それでそこを塞いで、その箱のあった所に椅子を置けば、同じ面積で大体4人から5人は椅子が置けるよということで、非常に希望していると。そんな話をしているうちに、管理人さんが気を利かして椅子を二つほど、女性にも一つ、男性の方にも二つ、気を利いて持ってきてくれました。その出入りする入り口の所へ。そうすると次の日から、いや助かると言って座って、入れたりはいたり穿いたりしているわけです。そんなことで、先ほども改善するところは改善をすると言われましたので、是非今申し上げた点を、一遍にはできないかもしれませんけれども、できるところからやっていただきたいと思います。それから、これは男性のところしかできません。女性のところについては狭いのと、中の入り口、その他の関係上、女性のところが残念ながら先ほど申し上げたようなことはできませんので、ブラインドだけは下げるように女性の方もしていただきたいと、こんなふうに思っておりますので、答弁をお願いいたしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

1点目の道老にかかわっての周知の方法でありますけれども、お話ししありましたように管内の町村で個人通知をしているところもあるというようなことも伺いました。ただ、今私どもの町ぐらいの規模になってきますと、大体65歳から69歳の対象者といったら千五、六百人になろうかというふうに思っております。果たしてそういうますます高齢者が増えていく中にあって、もちろん一人一人に通知をして、あなたは該当になるかどうか一度来ていただきたいというような通知をすることがサービスとしてはいいことなのかもしれませんけれども、なかなかそこまでやるというのは現実に、事務的には難しいものがあるのだろうと。ただ、この道老のことだけ限って言えば、それで済むのかもしれませんけれども、こういうような福祉ですとか医療にかかわる制度というのは、たくさんあるわけでありますから、そういった制度それぞれの年齢がきたからどうですかっていうようなことを、その都度町が通知してあげるというのは事務的には大変な作業でもあるのだろうというふうに思っております。よりきめ細かな周知の方法、あるいはお知らせでもかなりのスペースをとって今も周知をしているわけでありますけれども、これからも見ていただくということでご理解をいただければというふうに思っております。それから、老人福祉センターにかかわってでありますけれども、ご承知のように老人福祉センターも昭和57年の建設であります。もう20年余りを超えまして、いろいろ老朽化に伴っての不便、あるいはご迷惑をかけている部分もあるのだろうというふうに思いますけれども、先ほど答弁させていただきましたように、今伊東議員から言われました何点か指摘されたようなことにつきましても、できる限り現場を見ながら、また現場の意見を聞きながら対応してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を頂きたいというふうに思います。

質問 18番 伊東昭雄

入浴につきましてはわかりました。最初の道老についてですけれども、今町長は1件1件に知らせるのは千何百もあるのでいかがなものかということでございましたので、それもわかります。ただ、私は先ほど申し上げましたように、公区長さんにお願いすることは、これは一戸一戸でないので、その大体こういう事業ありますよと。これ該当者にしてみれば、3割負担が1割負担でできるよということが知らずに、後で知った時には非常に何ていうのか残念だという声もでておりますので。もちろん民生委員も必要ですけれども、今回周知徹底するのには、公区長さんにお願いすることによってこういう制度がありますよということを徹底ができるのではないかと思いますので、その点についていかがでございましょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

周知徹底に公区長さんにお願いしてはというご質問でありますけれども、なかなか公区長さんの仕事も大変でありまして、こうした道老、あるいは医療費にかかわるものについては、かえって専門的な見識もある民生委員さんの方がよりよい周知の仕方ができるのではないかと。ただ、65歳から69歳の方が対象ですけれども、当然のことながら家族構成ですとか、所得ですか、いろんなものが絡んでくるわけでありますから、なかなか公区長さんがその家庭の実態を把握した中で是非こう進めていく、役場へ行きなさいとか、あなたは該当になるのではないかということはなかなか言いづらい部分もきっとあるのだろうと思いますし、それ以上には家庭の内部を知っていらっしゃる民生委員さんの方がよりよい指導といいますいか、周知の方法としてはできるのではないだろうかというふうには思っておりますが、公区長会議もありますから、また公区長さんのご意見がどんなことかわかりませんけれども、そういう機会がありましたらまた聞いてみたいというふうにも思っております。

出典:幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる