真狩村議会 令和8年第1回定例会 2026年3月10日
真狩温泉施設及び世界のユリ園コテージのこれからの村民の利用について
2026年3月10日、真狩村議会の一般質問で、安藤義明議員が「真狩温泉施設及び世界のユリ園コテージのこれからの村民の利用について」質問し、村長 岩原清一が答弁しました。
- 質問者
- 安藤義明 議員
- 答弁者
- 村長 岩原清一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 安藤義明
通告に従い、御質問させていただきます。真狩温泉施設及び世界のユリ園コテージのこれからの村民の利用について、村長にお伺いいたします。先に、村長の村政執行方針でも述べられていた中で、真狩村を旅行・観光の目的地となる環境づくりの一環として、まっかり温泉のサウナ棟増設と、コテージ2棟の新たなる建設がありました。また、そのことにより、観光消費の拡大と村内経済波及効果を広げたいとのことでしたが、その一方で、冬場は海外の方々を含め多くの方が利用され、混み合っていることなどから、村民からはなかなか行きづらいという声も度々聞くことがあります。そのことを踏まえて、今後の村民の利用促進などの考え方をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 村長 岩原清一
それではただいまの安藤議員の御質問でございますが、真狩村温泉保養センターは、活力と憩い、そして地域の総合的な発展を図るための振興策として、平成6年にオープンし、世界のユリ園宿泊施設については、村民及び都市住民に自然に親しむ機会の創出と休養などを行い地域産業の振興に寄与することを目的に平成9年にオープンいたしました。両施設とも、雄大な羊蹄山を背景に、保養と観光機能を併せもった施設で、オープン以来、令和6年度でまっかり温泉では延べ約284万人、コテージでは延べ約7万人の利用者を数える真狩村の中心的な観光施設となっております。近年は、特にまっかり温泉について、冬期間、ニセコエリアを訪れる村外の方々にも多く利用をいただいている状況であります。一方で、議員の御指摘のとおり、冬場の一時的な混雑があることについては真摯に受け止めなければならないと考えております。もともと温泉施設は、村民の皆様の健康増進と憩いの場としての役割が原点であり、また観光振興と村民の利便性の両立は、運営上重要な課題であると認識しております。今後についても、引き続き、指定管理者である商工会と協議をしながら、適切な施設の改修や維持管理を行い、村民に安心して利用できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。
議員の質問 3番 安藤義明
先ほどの答弁では、適切な維持管理を行う中で、村民の施設利用の促進を図りたいとありました。それについてですが、先ほども申し上げたとおり、令和8年度では、コテージの新設、サウナ棟の増設や温泉施設の改修を行う予定になっております。また、そのことにより多くの入館者が見込まれています。それで気になるのは、600円という入浴料です。羊蹄山麓の周辺町村の温泉施設では、町内・町外の2段階で利用料を設定する町村が多くなってきております。このことから、温泉やコテージについて、今後も維持管理の経費の増加も見込まれることから、まっかり温泉やコテージの利用料を村内・村外の2段階料金にして、村民が利用しやすくできないかということについて、お答え願いたいと思います。
答弁 村長 岩原清一
ただいま、安藤議員のほうから、村民の利用を促進するために、2段階の料金設定はいかがなものかという御提案をいただきました。まっかり温泉につきましては、もともと先ほども言いましたように、住民の保養施設の目的、それからやはり真狩村の中でも有数の観光施設ということで、村内の方の利用率と、村外の方の利用率は、村内の方が2割、村外の方が8割ということでございます。そういった中で2段階の部分にして、それは多分村外の方の利用を制限することなのか、それか料金を多く取るという意味なのか、二つの意味合いがあるのかというふうに思っております。まず1点目、もう一つ、村民の方が利用しやすいということも含めましてお答えいたしますと、今まっかり温泉では、月間券、年間券、それから回数券というのを発行しております。年間券につきましては、6万円。これは大体19件、今の段階で、今日現在3月の段階で出ている。それから月間券については、延べで年間321件出たということでございます。これを12か月で割りますと、大体月26人の方が利用していると、単純机上の計算でございます。それから回数券については、1,700冊出ているということでございます。これは1,700冊を1年間で使い切ったとしたら、1万5千回分の入浴券になるということでございます。この年間券を村外の方が利用しているのは2人。月間券を利用しているのも2人。それから回数券についてはちょっと分かりません。ですけれども、こういった中で言いますと、お年寄りの場合は年間券2万5千円になります。こういうふうに計算しますと、大体25日月間券があるとしたら、240円で入ることになります。それから回数券については、1回400円で、15回券ですので入ることになります。年間券については、300日の営業、全部来たとしたら200円で入ることになると思います。こういった意味で言いますと、この回数券・月間券が出来た当初、村民の方に安く入っていただくという、利用促進もするということで、村外の方より村内の方に利用促進をするという意味で、この月間券・年間券・回数券というのが出来たということでございます。回数券につきましては、ちょっと時期は忘れましたが、2,3年前だと思います。私がなってから15回券になったと思います。それは、村政懇談会の中で、他の町村と比べて少し割高になっているのではないかということで、11回券を15回券に変えたということでございます。そういった意味で言いますと、住民に対しては非常に安い料金で、70歳以上になるともっと安くて、70歳以上の方は2万5千円で年間券、月間券も2,500円。それから回数券も2,500円といいますと、年間券300日、もし来たとしたら83円で1回入るということになります。月間券につきましては、25日の営業ですから100円ということで、非常に安く今やる工夫は十分されているのだというふうに思います。あと、混み合っているということにつきまして、制限をするということでございますが、今のところトラブルは聞いていないのです。私もよく行ったりするのですが、混んでるなという感覚はございます。そして今3月に入ると、もうがっくり人がいなくなりまして、12月から2月、3月までの間には確かに多くの方が来られる。コテージの利用も多いということで、そういうような感じは受けますけれども、入れないとか、行きづらいということもあまり聞いたこともないものですから、ちょっと確認は取れていないのですが、一応運営している商工会に確認しましたら、今のところ混雑で大きなトラブルはないということで理解しておりますので、入る方々も時間をずらしたとかそういう方はたくさんいらっしゃると思いますが、いろいろ多くの方に使っていただければというふうに思っているところでございます。以上でございます。
議員の質問 3番 安藤義明
冬場の温泉に入る皆様の人数が増えても特にトラブルはないということで、その辺は今のところいいかなと思います。また、月間券とか年間券とかを利用していただくと、非常に安く村民の方や村外の方も入っていただいているのかなと思います。しかしながら、やっぱり村内・村外の人の今のところ入館数といったら2割・8割ということですから、8割の方が村外の方が使っていらっしゃいます。今後やっぱり新設して、経費も掛かりますし、今後の燃料代とかいろんなことで修復もありますし、その面でいろいろコストも掛かってくると思います。他の町村がそういう2段階料金にして、値上げこそはしているところも、何年か前に値上げしたところもありますけれども、その辺の他町村との価格差ということで真狩がまだ安いということで、これだけの人数の方が利用されてくれているのだと思います。また、そのことに関しまして、料金600円という料金から値上げというのはやっぱりこの地域皆さんのためにも今すぐ上げるということはできないかもしれませんけれども、今先ほど言っていた回数券を、地元の人はやっぱり15回というそのお安い400円で入れるというメリットは残したまま、やっぱり村外から来てくれる自動販売機のあそこで券を買う場合は、また11回にして、600円という値段は変わりませんけれども、そこで400円という値段を村外の方、旅行の方が入られた人から少しでも収入を上げるために、600円という値段は変わらないので、見えないステルス値上げといいますか、回数を減らしてちょっと値上げできるのじゃないかということ。それによって経費その他収益が増えることになりましたら、将来的には経営の安定にもつながりますし、また高齢者、年齢は言いませんけれども高齢者の方、あるいは小学生とかにはただで入っていただくとか、そういう施策もあっていいのじゃないかと思います。そういうことも考えますと、どこかで今回整備もできた上で、どこかで値上げのタイミングというのも考える時期が来るかもしれませんが、そのときには村民の皆さんには今までの金額でお安く入ってもらって、一般に村外から来てくれる方にはそういうような値上げ、2段階料金にしていって、そういう村民が利用しやすいような工夫ができないかということを再度村長にお伺いしたいと思います。
答弁 村長 岩原清一
ただいま安藤議員のほうから、住民の利用しやすくすることについての提言ということでいただきました。村外の方につきましては、15回券から11回券に減らしてはどうかというような提言でございましたが、その経費の部分で言いますと、先ほど言いましたけれども、1万5千回分回数券が出ている。1万5千回全員が村外の方ということはちょっと考えられないのですけれども、回数券を買う方も、よっぽど毎回来る方でないと回数券を買わないと思うのです。スキーのシーズンだけ来ている方で回数券を買う方というのはめったにいないのかなという気もしますが、この1万5千回の部分を11回券にしますと、1回145円高くなるということになります。400円が高くなるということになりますが、145回を1万5千人全員がよそから来た方だということで計算しますと、217万5千円ということになります。それを人数で600円で割りますと、3,625人分の方の分だということになります。その方法も確かに有効な方法なのかもしれませんが、今令和6年でいいますと、ニセコの綺羅の湯で16万2千人、それから蘭越で12万人、それから京極で15万1千人の方が来ております。真狩につきましては、7万3千人ということでございまして、コロナ前の平成30年につきましては、一時期8万人まで来ました。それまでは7万人、ほとんど6万人に近い7万人で推移していたのですが、今回だんだん上がってきまして、7万3千人になったということでございます。そうやって考えると、この7万3千人を少しでも多くの方が利用して、お金を払って入ってもらう。よそから来る方のほうが600円で入りますからあれだと。そしてうちの施設の規模が他とちょっと違うというのは確かにございますけれども、私としましては、一時期まっかり温泉が出来たときには10万人来ました。1年間で。ですから、そういうふうに考えますと、まだまだ余裕がある施設かなというふうに思いますので、できるだけ多くの方が利用するということに神経を使うといいますか、多くの方を呼び込む。そして、そのよそから来た方でもなんでもあそこでラーメンを食べてもらう、フラワーセンターで何か買ってもらう。それからどこかの商店でジュースの1本でも買ってもらうと、そういった集客する施設にしたほうがいいのかなと。今混み合っているのは確かにそういうお話もありますが、まだまだ呼び込める施設だというふうに理解をしておりますので、そういうようなイメージでやっていきたいと思います。それから、将来の収益が出たときに、子どもやらお年寄りに還元したらいいのでないかというようなお話もございました。確かに今、銭湯が500円なんですよね。北海道の銭湯が。それで今、先ほども言いましたように、お年寄りにつきましてはかなり安い値段で、250円が1回ですから、240円だとかそのぐらいで、167円ぐらいで回数券だったら入っているといったようなことになりますので、そういった意味で言うと、それをただにすることがあれなのかと。お年寄り、70歳になったら家で入るよりずっとこっちに来た方がいいというお話のほうがたくさんありますし、子どもも無料にした方がいいのかというのは確かにありますけれども、現段階ではこれから1,300万の指定管理料もまだ払っておりますし、ポンプの清掃だとか何だかでもかなりの高額な部分が払っているということで、ゆくゆくそういうのが解消されるまでということになってから、ちょっと今の段階でなくて検討させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。(安藤議員「終わります。」)