知内町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月8日
食育事業の推進
2018年3月8日、知内町議会の一般質問で、笠松悦子議員が「食育事業の推進」について質問し、教育長 本間茂裕、町長 大野幸孝が答えました。
- 聞いた人
- 笠松悦子 議員
- 答えた人
- 教育長 本間茂裕、町長 大野幸孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 笠松悦子
笠松です。一般質問をさせていただきます。食育とは、よく食べ、よく生きることとし、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものとされております。我が町においても、これまでに生活福祉課や産業振興課及び教育委員会などで食育に関連する様々な事業が展開実施されているところでありますけれども、また、先日の中学生議会においても、町の特産を活かした食育に関する事業の実施を求めるような意見がありまして、子どもたちのこの知内の産業に関する特産を生かしてほしいという関心が高いものとあることが認められました。そこで、今後、より効果的な食育を推進していくためには、それぞれで事業を今までのように実施している関係者が協議体などを連携し、一体的な事業展開を図りながら、町民が一丸となって取り組む必要があると考えられますけれども、食育事業の推進に対します町長の所見をお伺いしたいと思います。よろしくお願い致します。
町の答え 教育長 本間茂裕(教育長は2022年3月まで)
お答え申し上げます。8番議員さんのご指摘の通り、子どもたちの望ましい生活習慣の確立に食育は極めて大きな課題であります。さて、食育に関しましては、これまでも、8番議員さんから学校給食における地場産品の活用などにつきましてのご意見をいただきまして、産業振興課、また、農業関係者の皆様と連携してきたところであります。学校教育での現在の主な取り組み状況を説明させていただきます。小・中学校の食育につきましては、生活科、家庭科などの事業におきまして、栄養教諭が加わり、食事の重要性、また、地元産品に関する授業を行っております。また、産業団体の協力をいただきまして、地場産品を使った調理実習、また、体験学習なども実施をしているところでございます。高等学校におきましても、農業・漁業・商工会女性部、また、保護者、畑作生産組合等の協力を得ながら、地場産品を活用しました、ふるさと調理実習を実施をしております。更に保育所、幼稚園におきましても、町の管理栄養士が、保護者や園児を対象に料理教室を開催するなど、幅広く事業を展開しているところでございます。知内町における食育の取組み状況の概要は以上でありますけれども、協議体などの連携に関しましては、全町的な取り組みとなりますので、町長から説明していただきます。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
食育事業についての今、協議体ということでのご指摘であります。実は今現在、策定中であります「知内町健康増進計画」においても、生活リズムを整えて、基本的な生活習慣をしっかり身につけることを基本計画に位置付けて、朝食を毎日食べる習慣を身につけることなど、食の大切さを明記しているところであります。また、食育基本法に基づき、食育の効果的な推進を図るために、農業・漁業関係団体をはじめ町民全体で連携しながら、効果的な取り組みが可能となる「食育推進計画」を今、策定中でありますので、きちんと町民全体の中で食育というものを位置づけていければというふうに考えているところでありますので、ご理解いただければというふうに思います。以上です。
議員の質問 8番 笠松悦子
町の取り組みは、私も一緒に協力させていただいておりましたので、重々わかっております。その中で、あえて私は、それぞれ本当にすばらしい取り組みを各課ごと、各団体ごとでやっていることは、本当にすばらしいことなので、それがすごくもったいないと思うんです。平成17年に食育基本法が決まりまして、その中で謳っておりますけれども、地域における食生活の改善のための取り組みの推進ということが謳われております。第21条なんですけれども、食生活の改善を推進し、生活習慣病を予防、その中で、そのために専門的知識を有するものの養成及び資質の向上、そのために地域が後押ししていくような施策を講ずるということが謳われております。それで、私も10年以上前というか、この食育に関わって、微力ながらも、もう20年以上、いろいろな方面に手伝わせていただいて、10数年前から全道の方で、いろいろと手伝わせていただきました。その中で、私は単に生産者の立場として取り組んでいたことに気が付いたんです。それで、全道にいたときにですけれども、漁協女性部の方々との全道組織の交流などを持ったり、また、消費者団体とかの交流を持ちながら、これをもうちょっと進めなくてはいけないんじゃないかということに気が付かされました。そういうことなども踏まえ、これは1団体だけとか、1個人でできるものではなく、やっぱり自治体も一緒になってやっていくべきだと思い、こうやって発言させていただく形になりました。それで、本当に今、やっていることはすばらしいことです。私、去年、たまたま観光協会でやったのか、町がやったのか、前によそのハウスを借りて、トマト体験をやっていましたけれども、たまたま去年、うちが引き受けさせていただいてやったことで、なおさら気が付いたことがあるんです。それは、親、子どもたちはもちろん、すぐ興味は持ちます。その一番感じたことは、子育て世代の方々が来たんですよね。そのあとに、また来てもいいかということで、これは本当に申し訳なかったんですけれども、役場の方に言わないで、赤いのがたくさんあったものですから、私、個人的にその若い方々と話をしていたときに、すごく感じたことがたくさんありまして、この若い方のやっぱり子育てとか、子どもたちに食というものを、私から見たら、そのお母さんは子どもたちみたいなものなので、この子たちは、一体、どうやってつないでいこうとしているのかなと思い、そういうことに関心を持ちながら、いいよと、赤いのがたくさんあったので、勝手に来させていただいて、3度くらい来たんですけれども、その中で、やっぱり町とのつながりが欲しいということが言われました。積極的に入ればということだったんですけれども、そのきっかけをどこかでみていただきたいなと思うことと、そういっている中で、私もいろいろな学校に関わっている中で、やっぱり子どもとそこに関わる団体だけでなく、親御さんも一緒にやっていかないと、この食育教育は途中で断念するのではないかと思うんですよ。それで、やっぱり小学校、中学校とか、高校、高校は今、PTA入ってくれていますけれども、やっぱり小学校、中学校も積極的にPTAの方を取り組むような、何か良い施策とか、考えているのであれば、ちょっと教育長さんの方からでもよろしいので、お話していただければと思います。
町の答え 教育長 本間茂裕(教育長は2022年3月まで)
保護者との連携につきましては、ご指摘の通り、食育に関わらずですね、本当に子どもたちの望ましい生活習慣の確立には、決して避けては通れない喫緊の課題であるというふうに感じております。平成28年度ですので、昨年度の教育行政評価の中で、こういうフレーズが出てきておりました。食の大切さを保護者を含めて広く周知をすることは必要ということで、各学校関係者、教育委員さん、あるいは、給食センターの関係者の評価の中にこういう文言が出てきております。また、ふれあい懇談会では、今、ご指摘のような団体同士の連携の大切さもご指摘があったところでございます。新年度につきましては、学校運営協議会などを通じて、そうした声を届けてまいりたいなというふうに思っているところでございます。健康寿命の延伸、それから、子どもたちの心身の健康のために、バランスの取れた食習慣の定着は全てのライフステージで大切なことであると考えております。ご指摘の通り、食育に関わる事業は、保健、産業、環境、また、そして、私どもの教育と多岐にわたって実施をされております。その中には、大変、優れた実践もございます。町長の答弁にございました食育基本計画、これは北海道では残念ながら実施率はちょっと低いんですよね。先行実施の市町村の例なども参考にしながら、これから策定が進むことと思います。そのことによって、地域全体の食育事業、活動が、全体で情報共有化され、優れた実践のノウハウなどをみんなで共有化していく。また、似た事業などを統合して、効率的に進めていく。また、その地域の課題、あるいは、そのあとの施策の方向性を明らかにする。そのようなことが期待できると考えております。関係部署が連携をして、計画の目指すところ、それから、推進体制、また、評価の在り方などをですね、丁寧に協議をしながら策定していくことが必要かと思っております。私ども教育部局のですね、食育に関わるワンセクションとして、この策定に積極的に参画をしてまいりたいと、そのように考えております。以上です。
議員の質問 8番 笠松悦子
わかりました。先日も町の広報の方で湯ノ里保育所が北海道農政事務所長賞をいただいたということ、やっぱり地場産のものを使って、知内の日を設けているということで評価されておりました。やっぱり先日の中学生議会などでも女の子たちが、確か2人くらいだったと思うんですけれども、女子生徒が言っていましたように、自分、多分あの人たちは農家のお嬢さんだったと思うんです。やっぱり自分の親の職業に誇りを持っているからこそ、ああいう言葉が出たんだなと思って、私、すごく感心したんですけれども、これだけすばらしい食材がある、その中で、何かイベント的なことででも、みんなに紹介できないかという、やっぱり町長さんの答弁の中で、カキニラのときもちゃんとしていますよとか、そういういろいろなことの答弁されていましたけれども、やっぱり中学生にはまだそこまでの理解というか、ちょっと足りなかったのかなと、ものがあったから、議会の中で出たんだと思うんですけれども、やっぱりその自分の町で取れているもののすばらしさ、それを広げたいという、その気持ち、それもやっぱり食育なんですよね。やっぱり自然と備わっていることを大切にずっと持って、この町を育てたいと思っているんですけれども、その中でやっぱり今、これだけ人口も減っている、子どもたちというか、若い人たちが学校おりたらどんどん出ている、その中で、やっぱりここに戻ってきてくれるような、その考えも育てるのもやっぱりここの町は一次産業の町、海のものも山のものもこれだけ豊富なすばらしいものがあるということを理解している子どもたちが多いので、そこのところをもっともっと深く追求して、教育して、育てていければなと思いますし、その中で、さっき、協議体みたいなことを作っていけるようなことを町長さんの考えの中であったように思うんですけれども、できれば、今の町長さんの考えの中にあることを具体的な施策がありましたら、お教えいただきたいと思います。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
先ほど説明させていただきました。今、町民全体の連携の中で、効果的な取り組みが可能かどうかということを今、推進計画を策定中であります。それで、今、8番議員からいただいた貴重なご意見でありますので、そこに組み入れる今、努力をしていきたいというふうに思っていますし、今、議員から紹介をしていただきました。湯ノ里保育所のこれは北海道農政事務所長賞を受賞したという、広報もそうですし、新聞にも載っておりまして、大変、うれしく見たところでありまして、それで、たまたま今、議員がご指摘いただきまして、やっぱり親のつながりもそうですし、やっぱりPTAのつながりもすごく大事なんですね。だから、要するに子どもだけの取り組みじゃなくて、やっぱり家族全体で、そして、ハウスの部分も狙いはそこだったんですよ。トマトを食べる子どもというのは、うちも孫いるけれども、なかなかトマト食べないんです。ただ、やっぱり収穫する喜びというか、それが要するに生産者の皆様方が努力して、こういう要するにトマトができたんですよ、それを食べてみて、おいしいというふうに感じていただければ成功なんですよね。そんなことも含めて、今、何とか全体で、そして、子どもさんたちが本当にきちんと普通の生活の中で朝食を毎日食べられるという、それが要するに将来的に生活習慣病を防げるという考え方もさせていただいていますので、今、食育推進計画の中に議員からいただいたご指摘、きちんと組み入れさせていただければというふうに思いますし、当然、それはどこが今、主体となって、それを進めていくか、要するに教育委員会でもあるし、PTAでもあるし、いろいろとやっぱり協議会をどういう形で進めていければ一番いいのかということも当然、議論出てくるというふうに思っていますので、そんな形で体制を整えさせて、計画を作らせていただければというふうに思っていますので、ご理解いただければと思います。
議員の質問 8番 笠松悦子
すみません。先日、テレビで見てて感じたことなんですけれども、みかんジュース、それから、コンブ、コブといった方がいいのかしら、ちょっと私、どこに行ってもなまっていると言われるのであれなんですけれども、私の中では昆布のつくだ煮の問題、今、何もかにも値上がりの時期なんですけれども、それも値上がりするということがすごく大きく出ていたんですけれども、なぜかと言ったら、生産者が少なくなってきた。そのみかんジュースも、やっぱりそこの地域のものにこだわって作っていたみたいなんですけれども、やっぱりみかんの段々畑の中での作っている人の高齢化がもとで、作ることはできるけれども、作る人がいない、だから、生産量がなくなる。そのためには、メーカーなんですけれどもね、それが上げざる得ない。昆布の方に関してもなんですけれども、確か北海道の釧路でない、根室か、道東の方だったと思うんですけれども、そちらの昆布を原料として使っているメーカーさんだったんですけれども、昆布はある、あるけれども、漁師さんが減ってきたということなんですよ。ということで、やっぱり日本の食をつなぐということ、また、食育基本法の中にも、食文化の継承ということも大事ということも謳っていますので、やっぱり若い人たちとシニアの人たちも、一緒になった中での話とつなげていかなくちゃいけないので、やっぱり世代を超えた、世代間の交流の1つとして、町のまた特徴を出しながら、知内ならではの食育というものに、本当に力を入れて、取り組んでいって、将来のやっぱり知内の一次産業安定ということは、やっぱり町の存続にもつながると常に思っていますので、そこのところに重点も置きながら、考えていただきたいなと思います。ということで、もう一度、町長さん、申し訳ないんですけれども、しっかりと。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
今、先ほども申し上げました。いろいろと大変貴重な意見をいただきましたので、それを踏まえた中で、町民の皆様方に参画していただけるような、そして、自分の子どもだけじゃなくて、町全体で食育をきちんと進めていける、そんな今、計画をつくっていきたいというふうに思っていますので、ご理解いただければと思います。以上です。
議員の質問 8番 笠松悦子
これで、私、終わりたいと思います。ありがとうございました。