豊浦町議会 令和4年定例会9月会議 2022年9月16日
安倍元首相の国葬への対応について
2022年9月16日、豊浦町議会の一般質問で、山田秀人議員が「安倍元首相の国葬への対応について」質問し、町長 村井洋一、教育長 吉田朋行が答えました。
- 聞いた人
- 山田秀人 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、教育長 吉田朋行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 山田秀人
次に、3番目、教育長に対してですが、安倍元首相の国葬への対応について伺います。安倍晋三元首相は、参議院選の遊説中に銃撃を受けて亡くなったわけであります。そして、岸田首相は、参議院選の遊説中に銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相の国葬を行うと発表しました。安倍元首相が無法な銃撃で殺害されたことに対して、深い哀悼の気持ちを述べ、暴挙への厳しい糾弾を私も表明するものであります。同時に、安倍元首相に対する政治的評価、そして、政治的批判は、この銃撃とは全く別の問題であります。国民の中でも、無法な暴力で命を落とした安倍氏に対する追悼の気持ちを持っている人々も含めて、安倍元首相の政治的立場や政治姿勢に対する評価は大きく分かれております。このような下で国葬を行うことは、安倍元首相に対する弔意を個々の国民に対して、事実上、強制することにつながることが強く懸念されているものであります。弔意というものは、誰に対するものであっても、弔意を示すかどうかも含めて全て憲法で定める内心の自由に関わる問題であります。国家が弔意を求めたり、弔意を事実上強制したりすることはあってはなりません。このことから、町や町教育委員会が各個人、学校、児童生徒、教職員、団体等に弔旗を掲揚することや黙禱を行うことなど、弔意の強制につながらないよう対応すべきであると考えますが、見解を伺うものであります。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
それでは、3番目でございます安倍元首相の国葬への対応についてお答えいたします。安倍元首相の国葬については、令和4年9月27日に行うことを閣議決定されておりますが、国では、国民に対し弔意を強制するものではないことを表明しております。当然のことながら、町としましては、弔意の強制につながるような対応をすることは一切ございません。また、豊浦町教育委員会としましても、町と同様の考え方であると確認しているところでございます。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
この問題に対しては、法律にないことを閣議決定で決められるのか、なぜ予算が出せるのかなど、多くの批判が沸き起こっていることは皆さんご承知のとおりです。今回の国葬そのものが、数の力で何でもできるという民主主義の破壊にほかならない、まさに良心の自由に反する弔意の押しつけは憲法違反であります。特定の個人の国葬を理由も示さずに行うのは、法の下の平等に反します。教育関係の労働組合や保護者たちは、今月4日に安倍元首相の国葬に反対し、思想信条の自由を守れ、子どもと学校に弔意を押しつけるなと訴える緊急行動を国会前で行いました。主催者挨拶での委員長は、国葬は安倍氏の政治を賛美することになる、内面の自由を侵害し、子どもを戦場に送った痛苦の経験を忘れてはならないと訴えました。さらに、民主教育研究所の桜美林大学の中村教授も、戦争法を強行した人を国葬にしてはいけないと、この集会でも強調したものであります。改めて伺いますが、学校長や教員が、自主的にといえども半旗を掲げることや、児童生徒に対し黙禱の実施を行わないよう、教育委員会が弔意の強制につながらないよう対応するということが肝要かと思いますが、教育長の見解を伺うものであります。
町の答え 教育長 吉田朋行(教育長は2022年9月まで)
先ほどの町長の答弁にもございましたように、町教委としましても、国葬の是非については別ですけれども、子どもたち、学校関係者等に弔意の強制につながらないように十分対応したいと思っております。以上です。
議員の質問 1番 山田秀人
これで、私の一般質問を終わります。質問中、荒々しい言葉などなどがありましたが、おわびを申し上げて私の質問とします。ありがとうございました。