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豊浦町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月7日

バイオガスプラント事業の発想転換について

2025年3月7日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「バイオガスプラント事業の発想転換について」質問し、町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信が答えました。

聞いた人
石澤清司 議員
答えた人
町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 石澤清司

私が勉強をした中で本を読んで受け止めたのは、時代の転換をしなければならないということです。それから、時代の潮目なのだなということで、先ほど言ったように、よそ者、ばか者、若者と言いますが、若者がいないのだから、よそ者、ばか者、シニアだと言っているのです。若者がいないのだから、シニアが頑張らないとできないのです。やっぱり、50代、60代の人たちが礼文華振興にしてもやっていかなければならないと思います。また、地方創生の中で面白いのは、二つの異なる地域に住民票を置ける二重住民票の導入を検討しているというのを新聞報道等で見ました。今、石破総理大臣は、地方創生2.0の中でそういうこともやっているし、一般財団法人地方活性化センターの代表者が言うには、行政力、地域力、人間力、経営力だというのです。経営力の人がいないからなかなかうまくいかないのだという話もしております。もし私も参加させていただけるのなら、そんなところを含めて礼文華振興に寄与していきたいという考え方を持って、町長の考え方もお聞かせいただきましたので、第1点の質問は終わらせていただきます。続きまして、バイオガス事業の発想転換が必要と考えているという考え方から質問させていただきますけれども、継続が望ましいという立場で質問をさせていただきます。今日まで望ましい結果が得られない、実りがないという話をずっと聞いていて、建設的な意見というよりも、不毛な論議が続いてきたのではないかと、私は一議員として責任を感じているところでもございます。やはり、発想の転換で、バイオガスプラント事業の利活用をどう進めていくかということにハンドルを切るべきではないかという考え方でいます。また、この事業を安定したものとして乗り切るためにどうすればいいのかという考え方で進めることも大事ではないかと思います。私も含めて、ネガティブな考え方であるように思えておるものですから、発想の転換をして、これからポジティブな考え方で考えていって、リスク回避論も必要ですけれども、どうしたらこの事業が町民にも理解されて、これを活用している人たちに喜んでいただけるような事業展開に、町長が替わったので、チェンジをしていただきたい、ハンドルを切っていただきたいという考え方で質問をさせていただいております。どうして発想の転換をしなければならないのか、そういう考え方の土壌がないため、そういう考え方はあってもこの話ができないのだと思うのです。所管も含めて、思いつきでもいいだろうし、問題の捉え方、物の考え方を180度ではなくて360度変えて、何があってもいろいろなことに応用できるような考え方を持ってやっていくことが必要だと思います。一つの考え方とすれば、このバイオガスプラントに認識があって、考え方も持っているからやっていきたいという職員がもしいるとすれば、そういう人たちを集めて、少人数でもいいから、プロジェクトを立ち上げて、その中でいろいろと議論をし合うということも必要ではないかと思います。また、議員も悪いという反省も含めて、失敗すると責めるようなところがあるものですから、町長一人の責任ではなくて、チーム全体、役場職員全員で改善していくのだという考え方に立って進めていくことが必要ではないかと思いますし、外部のサポーターの力を借りる、意見を借りるということもしていると思うのですが、その辺のところも考えていかなければならないし、分からないことがあれば、立ち止まって、納得するまで役場の内部で検討して、話をしてやっていく、そのように柔軟に取り組んでいく必要があるのではないかと思っています。ですから、いま一度、原点に返って、この仕事はそもそも何のためにやっているの かというところに返って、いろいろな考え方も含めて、どういうふうにやったらいいの か、この機会に前向きな考え方の提案をしていく必要があると思います。バイオガスプラント事業については、公金である税金を使っているわけで、利用者には恩恵があったはずです。しかし、町民にその負担を負わせているということも決して忘れてはならないと思うのです。そこが欠如しているのではないかと私は思います。そんなことも含めて、議題解決の展望を探るという意味で、私が考えていることを5点ほど提案しますので、ご答弁をいただければと思います。一つは、乾燥に困っているものですから、プラントの熱を利用して、漁業系残渣処理物の乾燥機に使えないのだろうかということです。それから、バイオガス発電の推進として、これは北電に売っているのですけれども、豊浦町として電力会社を設立することはできないのか。それから、液肥を販売しているのですけれども、この液肥を土と混ぜて、土を売るという発想で有機肥料として販売することはどうなのか。それから、投入している原料を、牛と豚のふん尿だけでなくて、いろいろと投入することによって、何か状況が変わらないのかなと、例えば、おがくずだとか、もみ殻だとか、生ごみも含めて、原料に入れることがどうなのか。また、バイオガスプラントについては、職員が一生懸命やっているのですけれども、そこには、経営力のあるマネジャーも含めて、専門家も含めて、そういう人材を登用していく必要があるのではないかと私は考えているのですけれども、それらのことも含めてご答弁をいただければと思います。

町の答え 町長 杉谷佳昭

2点目のバイオガスプラント事業の発想転換についてお答えいたします。多岐にわたる具体的なご提案をいただき、誠にありがとうございます。いただいたご提案につきましては、一つ一つを参考とさせていただきたいと思ってございます。また、今後の方針につきましては、令和7年2月17日開催の全員協議会でもお話ししたとおり、令和7年度のできるだけ早い時期に判断したいと考えております。

議員の質問 7番 石澤清司

一番大事なところを聞きづらいのですが、この事業の原点について考えていきたいと思っているのです。この頃、畜産農家を助けないと駄目なような話を私は聞いているのですが、当初、慈善事業でこの事業をやったわけではないと思うのです。投資的事業として考えて取り組んだのではないかと私は捉えているのですけれども、決して慈善事業ではなくて投資的事業だということなのか、慈善事業として困っているから助けないと駄目だという考え方が強く出ていかなければならないのかも含めて、1点お聞かせいただきたいと思います。

町の答え 農林課長 井上政信

事業当初から関わった職員がここに誰もいませんので、私の思っている感覚としては、前町長が言っておりましたとおり、農家との懇談の中からこの事業がつくられてきたものと思っております。地域に町長が出向いて、若手酪農家などの意見を聞いて、その中で家畜ふん尿処理に困っているというような切実な思いを旧町長は酌み取ったものと思っております。その中で、話すと長くなりますけれども、例えば、養豚で規模拡大を狙う農家がいて、そこのふん尿をこのバイオガスプラントに同時並行で検討した中で、こちらにくださいという話もしたように聞いておりますし、単純にそう言い切れるものではないと思います。現在、このプラントにふん尿を入れている農家もいらっしゃいまして、急ブレーキを踏むと、その方たちが困ってしまうという状況が継続しており、簡単に発言できるような内容ではないのかなというのが担当としての認識でございます。

議員の質問 7番 石澤清司

担当として答えられないことは十分に分かって私は聞いているのですよ。私が言うのは、そういうことで住民が評価してくれる人が半数いるのかということです。事業をやっている人に聞くのも悪くないですよ。だから、町民に聞けばいいのではないですか。今、農家がこうやって困っているのだ。それで、何とか支援してやりたいということで、お金を使って、税金を使ってやっているのだ、それを町民の方々は理解してもらえるかと町民に聞くのが先ではないですか。利用されていて、自分たちは商売をやっているではないですか。なぜその人に聞かないと駄目なのですか。例えば、私も昔、商売をやっていたけれども、商売が困ったからといって行政にお願いします、支援してくださいと言ったって、それは自分の経営だから自分で努力してやってくださいと答えは出てくるのです。それと同じではないですか。なぜ町が税金を出して、その事業に、事業者が赤字でどうにもならないというのなら話は別ですが、税金を払って、利益を出している企業はいるのではないですか。それまで税金を払わなければならないのですか、支援しなければならないのですかというのが、僕の基本的な考え方なのです。そして、住民が、それでもやってやりなさいということであれば、私は理解しますよ。私の考え方では、半分以上の方が、住民がしてやれという言葉ではないと、利用料はもっと高くして、上げてまでもやりなさいという声のほうが多いのではないかと思うのですよ。そして、少しでも赤字を減らせというのが、町民として、半数以上の方はそういう考え方でいるのではないかなと思うのです。ですから、今は収入のことを考えると、原料の収入しかないのですよ、液肥は、満杯になるからということで使ってくれと言って、値段を安くしてやっているわけですよ。収入がないのだから、当然、当たり前なのですよ。ですから、収入をどうやって上げるのだということをやっていかなければならないし、畜産農家の商売でいえば、顧客が少ないのですよ。これから、顧客が増えるのではなくて、減っていくのです。そうしたら、顧客を増やさないと駄目ではないですか。顧客を増やす。売るのも、さっき私が言ったように、土で売るとか、いろいろな収入を上げる考え方に変えていかなければならない。それには、経営だから、経営マネジャー的なものにたけている人を入れて対応していくということもしていかなければならないし、今、農業政策の中でも、緑の食料システムということで、耕地面積に対する有機農業の取組の面積も言われているだろうし、農業と農村政策のグリーン化も言われているだろうし、環境保全型農業にしていきなさい、それから、農薬化学肥料の使用量の低減をしていきなさいという政策になっているのです。ですから、豊浦町が今やっているのは、再生エネルギーなのです。今の時代に合ったものをやっているのに、私は引き続き、みんなで知恵を出して、何とかこれを活用して進めていくのだという考え方にぜひチェンジして、ハンドルを切っていただきたい。その財源は、令和7年度の農業振興で1億1,000万円か2,000万円ですよね。畜産で580万円ですよ。3年間、悪いけれども、その補助金は半分減らすから、バイオガス事業に回してくれと言うことだって可能ではないですか。それは、期限を切ればいいではないですか。その金を使って、バイオガスのために、3年間、どうしたら収入が増えるかということも含めていろいろな実証をしなければならないのです。その金を使えばいいのではないですか。今、農業振興のその金を切ったからといって、農家がすぐ困って、経営が、明日、農家を止めなければならないということであれば別ですが、そういうことではないと予算書を見て感じているものだから、そっちのお金も利用できるのではないかという捉え方でいるのです。そんなことも含めて、私も質問があるもので、これ以上、突っ込んでやりたいのですけれども、杉谷町長には、チェンジとハンドルを切っていただくような考え方で進んでいただけないかと思います。そして、事業に23億2,200万円の投資がされていて、前町長も5年たったらこれを黒字化にするという考え方で進めたのです。投資事業です。慈善事業ではないです。そこを間違えないでいただきたいのです。農家は、自分で自浄努力して経営をすればいいのです。協力してくれないのだったら考え方を変えればいいのではないですか。そういうことをしないから、ずるずるずると農業者の言うことを聞かなければならないという状況になりつつあるという心配をします。そんなことも含めて、所管も含めて、町長、副町長を含めて考えていただけるのか、考えていただけないのか、そのことだけ答弁をいただきたいです。

町の答え 町長 杉谷佳昭

先ほど、議員の熱い思いというか、ご意見とご提案も受けましたので、令和7年度中の早い時期に判断させていただきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。

議員の質問 7番 石澤清司

青森県のつがる市の木村牧場で、飼育するつがる豚の排せつ物にもみ殻などを加えて有機肥料として製造して販売しています。やっているところはあるのです。ですから、議員も悪いかもしれないです。予算に関わることだから、賛成しなかったらできないことでもあるけれども、そのようにやっているところもあるのだから、先進地を視察して、豊浦町としてどういう経営をすればやれるのか、勉強するものは議会でも通してくれると思うものだから、研修も含めて、熊本でもあるものだから、研修に行って、どうすればいいのかということも含めて考えていただきたいです。井上課長ももう3年になるから異動するかもしれないけれども、それはそれとして考えて、研修も深めていかないと新しい考え方にならないと思っているものですから、そのことも含めて、いま一度、答弁をいただければと思います。

町の答え 町長 杉谷佳昭

今のご意見も参考にしながら考えていきたいと思っております。お願いいたします。

議員の質問 7番 石澤清司

2点目の質問を終わらせていただきます。

出典:豊浦町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月7日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる