みんなの議会

八雲町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日

「一問目も二問目もそこに流れる狙いは一つなんです」

2022年6月7日、八雲町議会の一般質問で、三澤公雄議員が質問し、町長 岩村克詔が答えました。

聞いた人
三澤公雄 議員
答えた人
町長 岩村克詔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 三澤公雄

二問目行きます。一問目も二問目もそこに流れる狙いは一つなんです。八雲町のイメージをどうアップするか。そういうことを分かってお聞きください。差別意識からの決別宣言をしてみよう!今回のウクライナからの避難民の受け入れ政策並びに日本語学校の展開方法には、うなりました。お見事の一語に尽きます。まだ国の動向が定まらないので、八雲町で受け入れになるのかどうかが判らない状況の今だからこそ、もう一歩前進する提案をさせていただきます。表明したようにウクライナの方々だけでなく、広く外国籍の方々が八雲町で暮らしていくためには、町民の中に無意識の中にある差別意識を無くす取組みを“町”が先頭に立ってやるべきだと私は思います。例えば○○人とかの発言には、僕は何がしかの蔑視が含まれていると僕は感じています。「八雲町はあらゆる差別意識から決別します!」というような宣言をして、課題解決の施策へと進むのも一手ではないだろうかと私は思います。町長の考えをお伺いします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員の、2つ目のご質問にお答えいたします。現在、北海道で暮らす外国人は約3万8千人で、4年前に比べ約1.3倍に増加し、このうち八雲町では、200 人以上が暮らしております。日本人と外国人が共に暮らしやすい地域社会を形成するためには、町内で暮らす外国人も同じ地域の一員として迎え入れる開かれたまちづくりを進め、町民一人一人が、人権や人格を尊重し、異なる文化や考え方を認め合う多文化共生意識の醸成が重要であると考えております。人権は、いつの時代においても最大限尊重されなければならない人類共通の普遍的理念でありますが、残念ながら、依然として、女性や子ども、障がいのある方などに対する暴力や虐待、外国人などに対する人権の侵害が問題となっているほか、インターネットによる人権侵害や性的マイノリティへの社会の関心の高まり、新たな感染症に対する差別や誹謗中傷など、時代とともに人権を取り巻く環境は大きく変化しております。こうした社会情勢を踏まえ、北海道では、平成 15 年に策定した「北海道人権施策基本方針」を昨年度改定しており、八雲町においてもこの基本方針に従い、人権が尊重される地域社会づくりに向けた施策を進めていく必要があります。現在、町では、法務局八雲支局や八雲人権擁護委員協議会と連携しながら、小中学生に対する人権啓発活動に取り組んでいるところでありますが、人権の問題は一定の時期をもって完結されるものではなく、家庭や学校、地域社会、職場などあらゆる場面で人権に対する教育や啓発を継続して行っていくことが重要であると考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

これまでも八雲町がですね、差別意識のある町だとかということではないんですね。これまでも今述べられたように、教育の場ではポスター作りや図書館でも年に一回は人権擁護委員のポスター展、標語展をやっていますし、それはそれとして僕は今回の是非国に認めてもらいたいと思いますが、ウクライナの方々の受入れの政策、そしてその後の日本語学校の展開は、町長の答弁にあったように、いま日本の社会に全く差別がないのかといったら決してそうではないわけで、少なくとも八雲町は違うんだよとアピールすることは僕は大事なのかなと思うんです。先週末ですね、木彫り熊のお祭りがありまして、そのときに学芸員さんから、いろんな資料を見せてもらったんです。知っている人は知っていますよね。僕、改めてびっくりしたんですけれども、八雲開拓の礎を築いた徳川さんが、お祭りの中で、今でいうスタッフにアイヌ文様の入った浴衣を着てもらって、ご自身もアイヌ文様の入ったものを着て、いわゆる和人とアイヌって、しっかりと差別があった社会です。あの当時は。八雲の中にはないという人もいるけれども、特別の場合を除いては少なからずあったと思います。リーダーが率先してやってたんです。意識的にいろんなところに行くときもアイヌ文様のものを徳川さんは付けられて活動していたというふうに写真も残っていますし、僕はそれを見てやはり差別に関しても、町として僕は宣言をする。具体的な政策は、まだまだこれから考えなければならないと思います。具体的にどうしようかって。でも、とりあえずまずは宣言しましょうよ。そしていろんな政策をそれに追いつかせていくということは僕できるのかなって。これまでも八雲町いくつか、僕ちょっと不勉強ですが、企画都市宣言や平和都市宣言っていくつか宣言しますよね。それは各自治体の流れの中で一緒にやっていったというのがあると思うんですけれども、僕はウクライナの方々に対しての政策を発動するのであれば、もしくは日本語学校にこれから本当に取り組んでいくのであれば、先ず、このいわゆる人種差別、もしくはいろんな意味での差別に関して、八雲町は毅然とした態度で、政策を推進していく町民としっかりとそれを歩んでいくってかたちでなにか宣言をされるべきだと思うんですね。もう一度町長の答弁をお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員ですね、先ほど徳川家の話をしましたが、私も徳川家のアイヌの人たちとの関わり方は素晴らしいなと思っている一人で、私も町長になったときにこのアイヌ文様が椎久さんの椎久文様、徳川家のアイヌ文様があって、私も作ってほしくて徳川家のアイヌ文様かっこいいからそれを作ってくれといったら駄目といわれて、私は私のアイヌ文様を作っていただいたんですけれども、本当に差別なくアイヌのみなさんと開拓をこの地はやってきたということは差別意識との決別という言葉がいいかは分かりませんがそういうことをしっかりとこの町を打ち出して進むのはありだと思っています。今回ですね、特に私は、先ほど三澤議員からもまだウクライナの方々が来るか来ないか分からないということで本当に私もそう思いますが、八雲の町民や子ども達に、八雲町は困っている人に手を差し伸べるんだと。これから私たちもそうですが、それはウクライナの人でもどこの人でも困っている人には助けるという心を意識するということと、やはり戦争を絶対にしてはならないということと、やはり平和を皆さんが守っていかなければならないということも伝えられる一つだと思って、このウクライナの難民、さらに先ほど赤井さんや佐藤さんからもいろんな質問がありましたが、このウクライナ避難民を受け入れて日本語学校にしていく。この日本語学校の中にそんなことを、日本語教育なのか、日本語学校なのかはっきりしませんが、その辺もウクライナの人や外国人以外にも日本の方々の障がい者やいろんな方のそういう学べる場所を想定しようとちょっとずつ話し合いをしていますので、どんな人も差別という言葉がどうか分かりませんが、ここで八雲町で暮らしていけるようなことを目指すのは当たり前なので、言葉を選びながらでも何か宣言してみたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

最後、言葉の最後どうなるかと思って聞いてたんですけれども、確認しますよ。いわゆる差別に関して、それをしないということが盛り込まれた宣言をするということはここで確認したと考えていいのでしょうか。今の答弁をもう一度。宣言に関して。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

宣言を差別に決別するという宣言の言葉がいいのか、違う言葉がいいのかはまだちょっと研究するというか、どういう宣言をすればこの地域が平等で暮らしていけるかということを、さっきいった差別というのは外国人につながるのか、またアイヌの人か別にして、さっき言った障がい者や弱い方々のそういう人達をしっかりとこの地域で暮らしていける宣言をしたいと思っています。だからこの差別だけで特化するのかといったら、ちょっと研究してみたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

実質的にと思ったりするんですけれども、差別って言えば広い意味で障がい者差別禁止法という法律は遵守する八雲町ですし、実際に雇用も進んでいてもっともっと雇用を作りたいとかって、これからの政策。そして外国人も日本語を学んで、八雲町もしくは国内で働ける、応援をするという政策。だから政策とあわせてまちづくり進んでいくんですけれども、政策の結果が出る前にそういった差別はしないという意味が含まれた宣言をするんだなと僕は今理解しましたけれども、それでいいんですね。差別は決別という言葉を使わなくても別に構いません。差別をしない町だということの意味が含まれる宣言をするというふうに受け止めていいんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

その宣言については私もしたいということで、三澤議員さんがおっしゃっているとおりやりたいという思いですので、ただもう一回持ち帰って、時期などを煮詰めたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

普通の日本語の解釈として、今のご答弁を聞く限り、宣言は差別をしないという意味が含まれた宣言をされるというふうに理解して、今日のところは終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:八雲町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる