八雲町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日
出産祝い金について
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 萬谷俊美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 12番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 12番 三澤公雄
それでは1問目、出産祝い金について。産んでもらいたいなら、出産祝い金という事業ではないのではないか。暮らすことを選んだ町に産む前後の環境が整っているかどうかの問題じゃないのかと思います。ワーク・ライフ・バランスという語句のライフの中には、無償労働という家事ワークが有り、そのほとんどは女性が担っているのが日本社会の現状であり、八雲町の現状でしょう。ここを放っておいて、出産祝い金で解決を目指すのは予算の無駄遣いではないでしょうか。町長の考えているこの重点政策の根拠を伺い、議論したいと思います。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
三澤議員の1つ目の質問にお答えいたします。私は町長選挙の公約に6つの重点政策をあげ、そのうちの1つが出産祝い金の支給です。この出産祝い金制度を公約に掲げる時点で参考としたことは、八雲町の出生数が全国に比べ、どのように推移しているか、また、他の自治体の子育て施策に比べ必要なものが不足していないかということでありました。八雲町での出生数については、平成 20 年には 153 人であったものが、令和6年には 61 人に減少し減少率はマイナス 60%となっており、同時期の全国の出生数の減少率マイナス36%を大きく下回っている状況でありました。他の自治体の子育て施策においても、出産祝い金を支給している自治体が多くあること、また、女性は共働きをしながら出産することも多く、出産後には収入が減少し、ベビー用品、ミルク代などの支出が増えます。男性が育児休業を取得することも増え、それ以前に比べ収入が減少することがほとんどであります。更には、近年の物価上昇や賃金の伸びが物価上昇に追い付いていない実質賃金の減少が継続している状況であったことから、それらを総合的に勘案し、出産祝い金の支給を公約に掲げさせていただきました。しかしながら、若者が地元に残り生活し子育てをするうえでは、働く場所や教育・医療・福祉・住居など生活基盤が安定していることが重要であり、それらの施策とあわせて行うことで、効果がより一層期待できるものと考えております。活気のあるまちづくりを進めるためには、将来の八雲町の主役となる子どもを育てることが必要であり、未来に向けての投資であると考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
議員の質問 12番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 12番 三澤公雄
答弁を聞き、少し安心しております。今回のこの祝い金というのが、一里塚だと、要するにこれだけで解決しようとは思ってないということが答弁の中でよくわかりました。特に後段の、しかしながらで始まる部分は、私がこれから指摘しようと思ったことと重なりますので思いはあるんだということが理解できましたので、用意したもののいくつかは省いて、絞って質問したいと思いますけれども、前にも僕、岩村町長のときに、女性活躍の視点でね、それが職員の雇用難の問題と人口増加政策にもつながるということで質問を組み立てたんですけれども、そういったことで八雲が女性活躍の視点で目標を持って取り組んでいるってことが聞いております。平成 28 年に女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づいて、八雲町も行動計画をつくったという、その進捗状況を当時も通ったんですけれども、今ほとんどの数字が目標に達しているんですけどもね、まだまだその目標というレベルが届いてない部分があります。もう一度、前段の部分から確認していきたいと思いますけれども、出産をする前後の環境ということで問題を提起しました。それで町長は産んだ後にこういったお金がかかる部分があるよと、物価高もあるし、そういうところに役立てるためのお金を用意しました。それ以外にも答弁にありましたように、若者が地元に残る政策だとかそういったものを作っていかなきゃいけないという。日本の今の制度下では出産というのは、結婚しなくては産めないっていう環境が普通になっています。だから、いかに結婚してもらうかという視点では、今日のトップバッターの赤井さんとの議論の中でのお答えなんかも十分に考えられているということがわかりました。それで結婚することに対してのモチベーションを上げていくことが、先ほどの赤井さんとのやりとりでわかったんですけれども、もう1つモチベーションを上げなきゃいけない部分では、結婚に対してネガティブな考えを持っている女性の多くが研究結果では、子どもを産む。そして育てるっていうことが自分の人生設計のキャリアを積んでいく上では、子育て罰っていう言葉があるように、非常にネガティブに捉えられるのがまだ日本の社会に残っている。八雲なんかもまだ残っているんじゃないかという問題提起をして、進めていきたいと思います。つまり出会い、結婚をし、子どもを産みっていうところに行く前の社会生活を始めたときに、女性が将来産むこともできる性として、出産とかそういうことを考えたときに、そこでキャリアが止まってしまう。そのことが男性と同じ職場において社会復帰したとしても、八雲町は社会復帰の場所もちゃんと用意している、その目標にも届いてますから。その時にキャリアを積んでいく上で産んでいる期間、育児の期間がマイナスになっていくっていう評価においてね。そこで、どうしても管理職なる比率が八雲町はまだまだ目標には達していません。それは、十分ね。今お顔の表情にも表れたように、そこが達してないから、そこに三澤はどうやって入ってくるんだろうということでしょうけれども。努力されている自治体がいくつももう出てきています。若い職員を雇用したときに、特に女性に対して、早い段階から政策決定の場の経験をさせる、そのポジションにこだわらず、意見を出せる環境を用意していくだとかそういったところは、僕は女性に限らず、町長の今若者が地元に残りっていうところでは、一番町長の力が発揮できるのは、この役場だと思ってますから。役場の中でまだ経験の浅い職員でも、自分の意見を会議に反映はされなくても、その会議で発言できるっていう。それが、意思や政策を決定する。かなり重要な場面でも、意見が発せられるとかっていう経験を僕は男女に限らず、若いうちに作っていくということをぜひこの八雲町の役場の中でチャレンジしてもらいたい。そして、産休や育休の男性職員での取得率がまだまだ。目標には達してかなり近くなっているんですけれども、女性と比べたときに著しい差がありますから、それを女性並みに上げていく環境も作っていくっていう。それが役場で達成された暁っていうと、ちょっとこう時間がかかりすぎるかもしれませんけど、それを前兆的にも中小企業さんのほうにも広めていく努力を役場が発信していくということ。そういうことで、八雲町がよその町と見たときに若い人たちが自分たちの可能性がチャレンジできるっていう環境として映るような施策をこの後段のしかしながらの部分の考えの中に入れてもらいたいなと思って、この質問を作りました。ちょっとこう稚拙な説明になりましたけども、うなずきながら聞いてもらえたので、萬谷町長にはちょっと通じているのかなと思いましたので、そういった観点で、このしかしながらの部分は考えていたのか。もしくはいなかったとしても、今の質問を聞いてどういうイメージで、この出産祝い金以降の政策を考えていくのかを改めてお聞きいたします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
今の三澤議員のご質問でございますけれども、役場からまずそういった女性をもっと社会活躍する職員として育てていただきたいというお声だというふうに思います。私も、職員上がりでございますので、職員の教育、職員を育てるという観点は非常に町の職員として、スキルを身につけるということは非常に大切なことだというふうに思っています。なんだかんだ言いながら、職員が行政のリーダーとして、町民のために政策をつくっていきゃなきゃいけないという立場でございますので、そういった意味では、研修を積んでスキルを積むということが、やっぱり必要だろうと思います。特に、政策能力を身につけるということは、非常に大事だと思いますので、そういった職員の中で意見を発する議論をする場というものを、日頃から訓練しないとなかなかできないものだというふうに、私自身職員なので思っています。なかなか思ってても、若い人ほど意見を出しにくいっていうのが上下の関係の中で、立場が若い人が特にしゃべりにくいというふうに思います。そういったところを少しでも解決するためにも、議論する場を町内的に例えばテーマを設けて議論していただく、提案していただくような仕組みをしていきたいというふうに思っています。私自身も若い職員、4年ちょっといなかったというのもありますけれども、若い職員を知らないというのもありますので、そういった意見交換する場を今後持ちたいというふうに思ってましたので、そういう観点からも職員を育てる視点で、総務課のほうと研修をひっくるめて考えていければなと思っています。本当に職員が頑張らないと町民を引っ張っていけないので、いろんな政策の提案ということを考えれば、役場がきちっと職員が考えてもらわないといけないというふうに思っていますので、それを束ねるのが私の仕事だというふうに思っています。そこは、なんとか町民から職員が変わったねと言われるようになるように頑張っていければなというふうに思っていますので、今の三澤議員の意見をなんとか形にして、時間はかかるかもしれません。一長一短に職員は育たないので、これから時間をかけて、じっくり職員のそういった能力アップに努めていきたいというふうに思っています。
議員の質問 12番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 12番 三澤公雄
町長のその政策公約を説明する中に、ボトムアップという言葉がありました。前任者の岩村町長のイメージとは全く反対な言葉をあえて使ったんだなと思いますけれども、ボトムアップする上でも、やはり積極的に会議進行だとか意見を発するだというかっていう核になる人がいないと、なかなかボトムアップもできない。そういう中では、ぜひ役場が育てた職員。それは現管理職も含めて、町民の中に入っていって、そういった会議を進行していくっていうことを今、町長の話を聞きながらイメージできたんで、ぜひやってもらいたいと思います。若者が地元に残るっていう言葉の中に忘れちゃならないのは、一回若者って八雲は高校までしかないんで出ていくんですよね。なので、戻ってきた人も含めて、地元に残るっていうイメージはこの言葉の中に入っていると思うんですけども、Uターン率が高くなるためにはっていうことで、都道府県別にいろいろデータを取って研究している機関の発表を見たときに、その地域の寛容さ、許す心っていうんですか。そういうことが大事な指標だと言われているんですね。仕事がないっても、ついつい僕たちも考えてしまうんですけども。例えば、そういったUターン率が全国で飛び抜けて高いのが沖縄なんですよね。69%だかそういう効率で、全国平均が 40%そこそこなんですけれども。なぜ県民所得も低いところで雇用も限られてて、離職率も高い沖縄なのかって言った時に、いろいろ寛容さを数値として出すために、女性の活躍の範囲だとか、そういった項目を1つ1つはちょっと上げられないんですけれども、都道府県別に調べて、寛容さとUターン率の統計、相関性を取ったグラフでは沖縄がずば抜けてた。次が大阪だとか、いわゆる関西圏。僕たちがイメージするように、関西の地域のかまう人たちみたいなイメージがあるんですけれども、そういったところがやっぱり高いんですね。それで、鳥取だとかそういった比較的人口減少に悩んでるっていうところが低くなって、相関で出ている。そういうことを考えた時に、先ほどの話に戻りますけれども、若者を育てるっていう場合には彼らが発した言葉、そして考え方に寄り添って、なぜその言葉が出てきたのかだとか、もちろん会議にふさわしい言葉に直すためのいろいろなレクチャーとかも必要だと思います。僕らいわゆるおじさん、高齢男性としては、よくよく彼らが発しやすい環境、そして、出てきた言葉の裏側を見つめるっていうか、そういったことも大事だと思うので、町長が先ほど時間がかかるといった部分は僕も否定はしませんけれども、人口対策が町長の一丁目一番地の政策だという重点項目から見ますとね。なっている以上、この部分はあまり時間を悠長にかけられないので、本当に言ったことはすぐ実行してもらうということをぜひここでもう一度改めて確認というか、その覚悟を聞きたいんですよね。職員を育てて、その職員が八雲の地域づくりのリーダーとまでならなくても、リーダーシップを発揮していくっていう役割を担わせる、そういった職員づくりをやっていく。その中の1つが女性活躍の部分でもあるっていうところの理解をもう一度、今の段階でどこまでのご覚悟があるか聞きたいと思います。お願いします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
職員を育てる覚悟。女性も含めてどうかということだというふうに思いますけれども、人口減対策というのは、議員おっしゃるとおり、なんとかしなきゃいけないという思いが非常に強いです。そのために若者を残すという言葉も政策の中に入れております。本当に難しい問題だと分かりながら、政策に掲げておりますけれども、やらなきゃない課題には間違いないということでございまして、職員を育てるボトムアップのリーダー育成、そういった意見が反映される職場ということを目指して、女性の活躍を含めて一生懸命やっていきたいと思います。覚悟ということなので、覚悟はあります。そういった前向きな姿勢でやっていきますので、ぜひ見守っていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
議員の質問 12番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 12番 三澤公雄
町長の初めての議会での質疑なもんですから、私も今日はこの問題に関しては、この辺にいたしまして、しっかりと言葉に似合う行動をされることを期待しつつ、また、私も議員として、まちづくりのリーダーシップを発揮しなきゃいけない立場にいますので、なにがしかのお力になれるように努めていく覚悟です。どうぞ萬谷町長、頑張っていただきたいと思います。
議員の質問 12番 三澤公雄
えー。
議員の質問 12番 三澤公雄
そんなにかからないと思うよ。