みんなの議会

豊浦町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月11日

公共施設のLED照明化の計画について

2025年6月11日、豊浦町議会の一般質問で、阿部和之議員が「公共施設のLED照明化の計画について」質問し、町長 杉谷佳昭、企画財政課長 本所淳が答えました。

聞いた人
阿部和之 議員
答えた人
町長 杉谷佳昭、企画財政課長 本所淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 阿部和之

私からは、大きくは2点でございます。先ほどからも、町の財政が厳しい中ということですが、私の指摘するところも財政的なことに大変関わる問題ですので、早期に、今までも粛々と進められてきたことかと思いますが、また、この時期になってということがございますので、ご質問したいなと思います。1点目は、公共施設のLED照明化の計画がどうなっているのかということでございます。ご存じだと思いますけれども、令和5年、水俣条約で締約国の147国の中で批准を受けて、水銀の製造及び蛍光灯の製作が2027年までにストップするという、今年が2025年ですから、もう本当に待ったなしの状況になっているということでございます。これは、どこの行政でも粛々と進めてきて、計画にのっとって進めておるところもありますが、基本的に製造が止まるということは蛍光灯がもうなくなるということですから、今、行政の中には、それをため込んで、集めて、何とか、切れたら取り替えるみたいなことをしようというようなことを進めているわけですけれども、まず、豊浦町の現状はもちろん知っていらっしゃると思いますが、総合計画の中にも載っていることでございますが、どういうような形で、どういうふうにお金を使って、どういう順序で進めていくのかということを計画として提示していただきたいというのが私の質問でございます。では、一つずつ質問いたしますので、よろしくお願いいたします。1番目、豊浦町における公共施設の総数を今後配置される計画のものも含めてお聞きします。2番目、LED照明化が図られた公共施設の総数をお聞きします。3番目、LED照明化が図られていない施設の総数についてお聞きします。4番目、LED照明化が図られた施設はどの施設となりますか、お聞きします。5番目、LED照明化が図られていない施設はどのような施設となりますか、お聞きします。6番目、豊浦町として、LED照明化についてどのような姿勢なのかをお聞きします。7番目、今後のLED照明化についての計画についてお聞きします。8番目、実施するための資金確保のめど、あるいは、自治体への国の補助事業があるのかをお聞きします。関連しますので、お願いいたします。

町の答え 町長 杉谷佳昭

公共施設のLED照明化の計画についてお答えいたします。1点目の公共施設の総数についてですが、豊浦町公共施設等総合管理計画において、242施設となってございます。2点目のLED照明化が図られた公共施設の総数についてですが、一部をLED照明化としている施設を含めて43施設となってございます。3点目のLED照明化が図られていない公共施設の総数についてですが、199施設となってございます。4点目のLED照明化が図られた公共施設名についてですが、東雲多目的集会場、大岸いきいきセンター、礼文華生活館、大和多目的集会所、しおさい、イコリ、いちご分校、バイオガスプラント、旧豊浦中学校、大岸保育所、高齢者コミュニティセンター、大岸漁港公衆トイレ、一部の公営住宅の共用部分となってございます。5点目のLED照明化が図られていない公共施設名についてですが、役場庁舎をはじめとして、各種集会所や体育施設、各学校などとなってございます。6点目と7点目は関連がありますので、一括してお答えいたします。LED照明化についての町の方針及び計画についてですが、現在、公共施設総合計画の個別施設計画で定めている今後の施設の在り方について見直し作業を行っており、その結果によって、どの施設をLED照明化するか、判断することとしております。優先順位としては、長寿命化する施設で、規模が大きく、使用頻度の高い施設から順に整備するものでございます。整備を計画する全施設のLED照明化には年数を要することから、2027年末の蛍光灯製造禁止までに、蛍光灯の予備を相当数確保して対応することを考えております。8点目の資金確保のめどについてですが、LED照明化に特化した補助金はありません。現在、国保病院、やまびこにおいて、自立分散型エネルギー設備等導入事業を活用してLED照明化を行う予定ですが、LED以外にも、太陽光パネル、蓄電池など、自然・再生エネルギーを活用した設備整備を行うことが要件となってございます。補助金以外では、施設種類に応じた過疎対策事業債、緊急防災・減災事業債、脱炭素化推進事業債などの起債事業を活用する以外に現在のところはないと認識しております。

議員の質問 3番 阿部和之

そういう意味で、大変多くの施設についてのLED化を図らなければならない、まず優先順位を決めてやっていくのだということ、ないしは、蛍光灯を買い込んで、それに対応するというお答えで、どこもそういうふうに苦慮しております。この中に一つだけ、既にLED化をした施設の中に旧豊浦中学校があるのですが、実は、そこは某学校法人に貸している施設ですけれども、それは、そこの団体がLED化を図ったわけですね。ですから、そこの部分については、豊浦町が進めたというよりは、民間がやったという認識でいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 企画財政課長 本所淳

貸付け先の学校法人で整備されたものと認識してございます。

議員の質問 3番 阿部和之

その経験からいって、補助を使わないでLED照明化すると、大変お金がかかったということでございますので、本当に備えていかなければならないと思っております。まず、優先順位ということで、施設を民間に譲渡しようということもあると思うのですけれども、そういう計画の中で、先ほど、199施設のLED照明化が図られていないということでしたけれども、言えるのかどうか分かりませんが、そのうち幾つかを他の団体なりに譲渡しながら数を減らしてやっていかないとならないと思いますが、今のところ、どのような計画があるのか、お聞きしたいです。

町の答え 企画財政課長 本所淳

公共施設の在り方につきましては、今年度、全庁で検討会議を開いておりまして、今年中にその方向性についてお示ししたいと考えております。ただ、今回の199施設のうち、実際には、公営住宅、特に入居者が照明器具をそろえるものも入ってございますし、旧教員住宅で、もう普通財産に落ちている、実際に今は使われていないというような施設も全部199施設の中に入ってございますので、簡単にいろいろと差し引きしていきますと、公住で約117施設、それから、旧教員住宅で25施設がありますので、最終的に残るのが約57施設になるかなと思います。その中で、さらに、公共施設の今後の在り方によって、例えば、大規模な改修はせず、使えるところまで使って、あとは廃止とか、もうすぐに廃止とか、そういったものを含めて、この57施設からさらに減っていくものと考えてございます。それから、優先順位ということでしたけれども、一つの想定としては、役場庁舎、豊浦小中学校及び体育館、認定こども園、とわにーから順にやっていく可能性があると思います。その辺については、今後、令和8年度予算に向けて、理事者をはじめ、建設課、各課とも協議した上で考えていきたいと考えております。

議員の質問 3番 阿部和之

しつこいようですが、令和8年度の予算には組み込まれると思ってよろしいでしょうか。

町の答え 企画財政課長 本所淳

あくまで案でございますけれども、理事者と令和8年度の予算に向けて協議をしていきたいと考えてございます。

議員の質問 3番 阿部和之

LED化が進んでいる行政と進んでいない行政はいろいろあるのですけれども、たしか、豊浦町でも、令和2年でしたか、杉谷町長が総合福祉センターの課長のときに、その施設のLED化のことについて議場に提出して、いろいろな検討の中で見送りということになったと聞いておりますが、そのいきさつをお話し願えればありがたいです。

町の答え 企画財政課長 本所淳

当時、令和2年1月、それから、2月の全員協議会で、国保病院、やまびこ、高齢者コミュニティセンター、それから、他の公共施設についても、LED照明化についてリースを主体とした計画をご説明しまして、そのすぐ後の定例会2月会議で、国保病院、やまびこ、それから、高齢者コミュニティセンターに関するリース契約の債務負担行為の議案を提案させていただきましたが、結果、否決ということになりました。他の公共施設につきましても、リース契約によるLED化を計画しておりましたが、リースという部分でなかなか理解が得られず、こちらの説明も不十分だったかもしれませんが、基本的には工事発注の選択肢と理解しました。その後、今回の国保病院、やまびこのLED照明化の工事が一番最初でございます。

議員の質問 3番 阿部和之

過去の計画から学べばいいと思っていますので、その中で何が難しかったのかというところもお伝え願えればと思います。

町の答え 企画財政課長 本所淳

私の理解としては、当時、リースについて何社も町外の業者に提案をしていただきました。あくまでも町外ということで、地元にも工事ができる業者も当然いらっしゃいますし、地元が元請になることが望ましいですが、リースというのはリース料もございますし、リース期間が長ければ長いほど、不具合等が起きたときのリスクも懸念されるということで、現実的には町内業者はリース業を持っておりませんので、そういったことでの難しさがあったのかなと理解してございます。

議員の質問 3番 阿部和之

過去の経過を見て、これからのLED化の進め方は、例えば、契約についてもどのようなことを検討されているのか、お考えになっているのか、お聞かせ願います。

町の答え 企画財政課長 本所淳

今、国保病院ややまびこの自然再生エネルギーを使ったような補助事業というのは、病院、やまびこだから効果があると町としては判断したのですが、それ以外の、大きいものから小さいものまでありますけれども、全施設についてそのような考えではなくて、あくまでも現時点では、基本的に種別に応じた起債を使って行うということです。本当は過疎債や緊急防災・減災事業債を使えれば一番いいのですけれども、LED化だけに特化したような工事ではこの起債が適用できませんので、実際にLED化だけで進めるとなれば、脱炭素化推進事業債が充当率90%で交付税が50%でございますので、これをメインにしつつ、LED化以外に、例えば、過疎債や緊急防災・減災事業債の対象になるような機能向上を併せて行う施設があれば、過疎債等を適用させていきたいという考えでございます。

議員の質問 3番 阿部和之

苫小牧市で、地域脱炭素移行の再生エネルギーの推進計画ということで令和6年度に始められていると聞いておりますが、規模が大きくなると思うのですけれども、そのようなお考えというのはいかがなものでしょうか。

町の答え 企画財政課長 本所淳

私も不勉強でその辺は熟知していないのですが、いろいろな選択肢があるかと思いますので、その辺は研究しながら計画していきたいと思います。

議員の質問 3番 阿部和之

待ったなしというふうに私は思っているのですけれども、かといって、外の業者ばかりを連れてきてやりなさいというのも不本意だと思いますし、やはり地元の業者あっての、役場の仕事はそういうものだと熟知していますので、それをうまくバランスよく配置して提示していただけるのが令和8年の予算ということになるのでしょうか。

町の答え 企画財政課長 本所淳

全施設を令和8年度でできるわけではありませんので、まずは、令和8年度もしくは追加で令和9年度に、蛍光灯のストックの予算を検討しまして、あわせて、令和8年度から、ちょうど病院のLED照明化が終わりますので、改めてほかの施設について順次、予算編成を行っていくことになると考えてございます。

出典:豊浦町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月11日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる