豊浦町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月11日
森林(林野)火災への備えについて
2025年6月11日、豊浦町議会の一般質問で、阿部和之議員が「森林(林野)火災への備えについて」質問し、町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信、総務課長補佐 武田貴博が答えました。
- 聞いた人
- 阿部和之 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信、総務課長補佐 武田貴博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 阿部和之
ぜひ、前向きな形で、一つのLEDだけではなくて、全体のバランスを考えながら進めていただきたいと思いますし、その中にリースという方法もあると思いますので、当時、残念ながら、令和2年では実現できなかったということでございますが、今、いろいろな地域でもやっていらっしゃいますし、いろいろな成功例もあるようですので、そこも含めて検討していただければありがたいと思います。以上で、この件については終わりたいと思います。もう一点は、森林(林野)火災への備えについてお聞きします。2026年、岩手県の大船渡市や、5月4日でございますが、山形県の南陽市で大規模な山林火災が起きました。ただ、日本の山林火災というと、そんなに広く大きくなるものでもなくということですが、少し世界に目を広げれば、今年もフロリダで大火災がありました。フロリダの場合は自然発火と聞いておりますけれども、豊浦町では、豊浦町なのか、西胆振行政事務組合管内なのかというところがありますが、それに関して以下の質問をさせていただきます。1番目、豊浦町内、西胆振行政事務組合管内で発生した森林火災があるのか、お聞きします。2番目、森林火災があったのであれば、その規模、原因をお聞きします。3番目、道内の林野火災の傾向として、その時期、原因をお聞きします。4番目、豊浦町地域防災計画の中に林野火災対策計画の記述部分があります。一般入山者の予防対策としてどのようなことを行っているのか、お聞きします。5番目、火入れ対策として、火入れする場合の指導、火入れに該当しないたき火についての指導がどのようなものか、お聞きします。6番目、消火資機材等の整備について、どのような機材を準備しているのか、お聞きします。7番目、ヘリコプター空中消火をする場合の離着地の適地を選定されていると思いますが、どちらになるのか、お聞きします。8番目、防災無線の整備されていない山間部において、発生状況や避難指示をどのようなツールで住民に知らせるのか、お聞きします。9番目、これは毎年しているということですが、今年の3月13日に室蘭市で開催された林野火災協議会でどのようなことを話し合われているのか、お聞きしたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
森林(林野)火災への備えについてお答えいたします。1点目と2点目は関連がありますので、一括でお答えいたします。豊浦町内、西胆振行政事務組合管内で発生した森林火災についてですが、胆振地区林野火災予消防対策協議会の資料によると、令和6年度までの過去5年間で、本町での発生はございません。伊達市において、令和5年度に1件の林野火災が発生しております。伊達市で発生した火災の規模は、被害面積4.44ヘクタール、原因は、枯れ草焼きを実施中に休耕地の枯れ草に延焼し、拡大したものでございます。3点目の道内の林野火災の傾向についてですが、令和6年度までの5年間において、全道で119件の林野火災が発生しており、うち約半数の53件がごみ焼きに起因するものとなってございます。時期については、4月から5月までの春先に集中しております。4点目の一般入山者に対する予防対策についてですが、火入れやたばこの投げ捨てが原因となる林野火災が多く発生していることから、広報とようら4月号及び5月号で、林野火災予防の周知、啓発を行うとともに、4月から5月まで、役場庁舎前及び森林公園内で山火事注意旗を掲揚、役場庁舎内で山火事注意啓発ポスターを掲示しました。また、例年4月20日から30日まで、10月15日から31日までの春と秋の火災予防期間中には、消防豊浦支署の予防広報車両で注意喚起を実施し、啓発に努めております。5点目の火入れをする場合の指導、火入れに該当しないたき火についての指導についてですが、火入れについては、事前に町に申請をいただき、許可後、実際に火入れを行う直前に消防に連絡を入れていただきます。その際に、町から、周囲6メートル以上の防火帯を設けること、水及びポンプ、バケツ、くわ、鎌、スコップを用意すること、2名以上で従事することの指導をしております。なお、火災警報が発令されるなど、火入れに不適切な状況の場合は、火入れを行わないよう指導する体制となっております。また、火入れに該当しないたき火等については、火災と紛らわしい炎の届出として消防に届け出るように伝えております。6点目の消火資機材等の整備についてですが、豊浦支署では、ジェットシューターと呼ばれる消防隊員が背負って消火活動を行える背負い式ポンプを11台導入しております。7点目のヘリコプターによる空中消火をする場合の離発着の適地の選定についてですが、災害が大規模で対応できない場合に、西胆振行政事務組合が北海道に消防防災ヘリコプターの要請を行うことを想定しており、要請の際に離着陸の所在地を明らかにする必要がありますので、地域防災計画に定める離着陸可能地7か所の中から、発生場所などを考慮して場所を選定することとなります。8点目の防災行政無線の整備されていない山間部において、発生状況や指示をどのようなツールで住民に知らせるかについてですが、該当する自治会への情報提供及び広報車によって周知を行います。9点目の3月13日開催の胆振地区林野火災予消防対策協議会についてですが、この会議には農林課職員が1名参加しております。内容としましては、令和6年度の林野火災発生状況や発生事例が報告され、室蘭地方気象台からは気象概況、陸上自衛隊第7師団からは林野火災に係る災害派遣について説明が行われたほか、令和7年胆振地区林野火災予消防実施方針(案)や林野火災予防に関する作品及び予防啓発の取組について協議が行われたところでございます。
議員の質問 3番 阿部和之
予防のために幾つかの対策を取っているということでございますが、4月、5月というと、私は山のほうに住んでおりますが、山菜を取りに山に入られたりという人が大変多くて、そこら中に車が止まっているような状況です。近隣からふらっと来られてということなので、そういう方々に対して、入山するのが云々と言っているのではないのですが、危険はあると思うので、そこら辺の声かけとか、巡回のパトロールとか、いかがなものかと思います。なぜ言うかというと、今年の山の状況を見ていただくと分かるのですけれども、ササが枯れて、今、大分回復しましたけれども、枯れ草だらけの状況です。まだそんな状況のところもたくさんあるので、いつもよりも回数を多くして回っていただければありがたいというところですが、いかがでしょうか。
町の答え 農林課長 井上政信
森林火災については、国有林、道有林、町有林ということで、全道的、全国的なお話になってきますので、議員の質問にありましたような、胆振地区の取組もありますように、豊浦町だけの問題ではないと思っています。豊浦町として限られた人数でできることは限られておりますが、できることはやっていきたいと思っています。その中でも、身近なところでは広報誌などの活用にとどまっているのが事実でございます。
議員の質問 3番 阿部和之
いろいろな団体がということになると、例えば、消防の訓練とか、林野の訓練とか、分からないですけれども、ヘリコプターで海から水を上げて流したりということが必要になってくると思うのですが、やはり、備えがあるのと何もないのとでは違うと思います。ここの地域ではやっていないけれども、ほかのところでやってい るということがありましたらお知らせください。
町の答え 農林課長 井上政信
豊浦町において、過去5年間はありませんという説明もしましたし、過去10年に遡ってもないのです。ですから、平和な状況の中、遅れているところは反省をしながら、他町村でどういったところをやっているという情報収集をしながら、参考にして取り組んでまいりたいと考えますが、できることからやっていくということでご理解いただければと思います。
議員の質問 3番 阿部和之
そういうことでしたら、進んでいるところという言い方はよくないとは思うのですけれども、火災への対応を検討されているところの例をよく見ていただきながら、必要に応じて整えていただければと思うのですが、それで優先してほしいのが防災無線の件です。ここに、自治会を通じてとか、広報車というと、自治会を通じてというのは、簡単に言うと、多分、自治会長に電話して、そこから電話しろということだと思うのです。あるいは、自治会長が走り回るということですね。そういうようなことを今までもやってきたので、またそれを引き続きやるのかという印象もあるのですけれども、前にお話しした防災無線を置いていても家にいなければ分からないでしょうとか、いろいろなご意見はあるのですが、今、シニアマンションに住んでいる方がいますけれども、随分と高齢化して、すぐに対応するためにも、第一報を知らせていただければ、もう少し対応ができるのかなと思います。自治会の中で防災体制を取るということは聞いているのですけれども、各家庭が確立されているので、家族間での連絡でうちの地域はやっていくということになっているので、その意味でも、個々に連絡のツールがあって、それが携帯なのかは分かりません、スマホを配って緊急時の受信ができるようにするとか、ツールとしたら、その家に行くか、ファクスをするか、朝早く、食事の時間を目がけて電話をするかというぐらいの選択肢しかないので、そういう意味での弱者といいますか、情報弱者に対する整備の補助をしていただければ大変ありがたいのですが、いかがでしょうか。
町の答え 総務課長補佐 武田貴博
議員がおっしゃるように、高齢の方に対する防災時の緊急的な連絡が、現在、当町にとっては課題となっております。特に、山方面、山岳地域につきましては、広い地域に住民が点在している状況でございますので、防災行政無線を整備していくとなると、費用的な部分ももちろん負担となりますし、また、本町地区でもかなり問題となっておりますけれども、家の中にいても聞こえないというところ、どうしても外に対する音の発信というところが問題となっているところでございます。現在、高齢の方にも災害の情報を連絡するツールとしまして、双方向電話システムという、携帯電話を含めて、電話に自動音声で防災の情報を流すというサービスもやってはおりますけれども、我々の周知も足りない中で、利用者がなかなか増えないというところも課題と感じております。テクノロジーの進化というところで、LINEや、電子的なITの機能も使えるものが増えてはきておりますが、それを高齢の方が使いこなすというところでなかなかハードルが高く、浸透が難しいなと感じているところもございます。今年度から、総務課では、防災にDXの機能も付加されまして、そちらも併せて課題として検討してまいりたいと思っておりますので、既存の新しいシステムを活用しつつ、なおかつ、高齢の方にも使いやすい方向性というところで、災害の情報連絡を検討してまいりたいと思います。
議員の質問 3番 阿部和之
災害だけの面から見ても必要だと思うし、お年寄りの見守り、これは防災とは違うのですけれども、そういう意味でも、お年寄りに向けての配慮というか、何を言いたいかというと、火災とは関係ない話をして大変恐縮ですが、知り合いの高齢の80歳の方が1人で住んでいて、突然倒れたか何かして、丸1日ぐらい、誰も訪ねてこないので、連絡さえ 、ツールがあればと言っても、すぐ緊急入院というようなケースも聞くところによるとあるのです。昔で言うと、セコムが何かしていますよとかもありますけれども、そういうものもひっくるめて、お年寄りを守るような、連絡が取れるようなツールをぜひ整えていただければありがたいと思います。
議員の質問 3番 阿部和之
これで質問を終わります。