せたな町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
住民ボランティアによるサロン活動の施設確保・整備について
2019年3月11日、せたな町議会の一般質問で、大野一男議員が「住民ボランティアによるサロン活動の施設確保・整備について」質問し、町長 高橋貞光が答えました。
- 聞いた人
- 大野一男 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 大野一男
ただいま議長より発言の許可が出ましたので町長に1問質問をさせていただきます。住民ボランティアによるサロン活動の施設確保・整備について、町長は、執行方針で平成29年度から実施の住民ボランティアによるサロン活動が、以下省略します。できるよう引き続き取り組んでまいりますと述べておられます。平成29年度から新たな介護予防、日常生活支援総合事業に移行することを受け、各自治体による自主的運営による受け皿づくりが求められ、せたな町においては各区においてそれぞれの対応がなされ事業の推進が図られているところであります。本事業推進の大きな要因として、人的要因の確保と事業を実施する場所、施設確保、整備が必須要件であると考えます。平成28年度の定例会一般質問で大成区においては、大成町民センターで4月から社会福祉協議会大成支所が事務を行うことから、当センターを大成区の通所サービスBの実施場所として日常提供できる、活用できる仕組みを考えていただくよう質問をしました。現状、大成区では各町内会に出向いてサロン活動は行われていますが、常設の施設整備が不十分ではないのかと考えます。いつでも、誰でも日常気軽に立ち寄り歓談するなど、地域の皆さんが利用できる常設の施設整備を、今一歩踏み込んで受け入れ体制の充実を図っていただきたいと考えます。町長の所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
大野議員の質問にお答えいたします。地域全体で高齢者を支える仕組みづくりの一つとして、平成29年4月から住民主体サービスである通所型サービスB、訪問型サービスBの取り組みを開始しております。このサービスは住民の支え合いを基盤とし、元気な高齢者も担い手となるものです。これにより要支援高齢者の生活支援と社会参加の両立、サービスの持続可能性を高め、住み慣れた地域で安心した生活ができるものと考えております。通所型サービスB、いわゆるサロンにつきましては、大成区での実績はありませんが、北檜山区1カ所、瀬棚区1カ所を実施しており、平成29年度は232人、平成30年度は延340人を見込んでおります。大成区におけるサロンにおいては、平成30年11月からサロン実施に向けて継続的に話し合いを進めている町内会があり、地域包括支援センター職員も参加し、平成31年度実施に向けて取り組んでいるところでございます。今後もサロン実施を進めていく町内会等がございましたら、適宜支援を行う必要があると考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の再質問 10番 大野一男
再質問させていただきます。平成25年に住民参加型高齢者生活支援推進事業として、各方に出向いてこの仕組みづくりのためにいろいろ北檜山、瀬棚、大成で集会を開きながら包括支援のほうで理解をいただきながら、29年からの対応を考えていたということで、最終的には今言ったようにサロンB型で進めるんだという方針が出されました。大成区に限定して今お話していますが、先般、社協の方ともちょっとお話しましたが、今8地域、大成区出前で行って現地の生活館等々で事業展開している。この間も本陣西部地区が旧商工会館で行ったと、今日も上浦地区の方でそういう予定があるという話も聞いてますが、それは大変動きとして私は歓迎すべきですし、地域の中でもそういうことが少しずつ認識をされて醸成されて動きがあるということは評価したいと思うんです。ただ私ここで言いたいのは、先ほど言いましたように常設して、いつでも、どこでも、誰でもが気軽に通えるような施設がないんだと。旧大成町民センターは、社協が1階に事務所を構えるまでは日常管理の問題もあって施錠をしていた状況にあります。ですから大成区においては1カ所も公共の施設、生活館でもあるいはそういう地域にあるところで日常気軽に出入りできる場所がないんです。全部施錠して管理しなきゃならんという状況でした。たまたまという言い方は変ですが、平成29年度から社協が大成の総合支所の2階に事務所を構えてましたが、さまざまな事情で町民センターの1階に事務所を構えるということになりましたので、ここを一つのチャンスと言いますか、利用を捉えてここに今のB型の運営の主体を持っていくと、そして常設の施錠が営業時間と言いますか、事業を展開している間は開いているわけですから、それもうまく利活用しながらそういうサロンをそこに常設して地域の方が立ち寄れるそういった環境整備をしていただきたいという話を前回もさせていただいてます。今、社協3人スタッフで目いっぱいでいろいろな事業抱えながら動いてます。29年から走ったとはいえ、まだ事業が成熟しているわけでありませんし、民間のボランティアが主体事業でありますけれども、やはりそこは行政も包括も一緒になっていろいろな人的支援、それから財政的な支援ということも含めて、この仕組みが前に進むようなそういう状況、ぜひ町としても考えいただきたいということで、今日再度質問させていただいています。仕組みとしていろいろあるでしょうけども、今、社協が一生懸命動いているのを町が全面的にサポートして、そして町民センター施設、空き部屋も結構ありますので、そこをもう少し利活用して、そういった先ほどから言ってるような、いつでも、誰でもお茶を飲みながら、高齢者の方が集会施設として、憩いの場として利用できるような、そういう環境整備をぜひ進めるような形で、今町長、話合いをしているとおっしゃいましたけれども、そういった方向性でしっかりと事業を前に進めていただきたいと思います。町長の答弁を求めます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは2回目の質問にお答えをいたします。平成28年度から社会福祉協議会大成支所が大成町民センター内に事務所を構えてから、老人クラブやサークル活動等の利用の場となっております。また地域包括支援センターが実施している高齢者の介護予防を目的とした介護予防教室や研修会等での活用もございますが、議員おっしゃるいつでも、誰でも日常気軽に立ち寄れる開放型のサロンの設置はされていないという状況でございます。高齢化率の1番高い大成区にありましてはニーズは高いものと考えているところでございますが、この通所型サービスBにつきましては、先ほどもお答えいたしましたとおり、元気な高齢者やボランティアなどを中心とした住民支え合いが基盤ということになります。したがいまして、まずはボランティア意識の醸成が必要であるということ。町内の先進事例としましては、北檜山区、瀬棚区にそれぞれ活動をしている団体がありますので、そうしたものを参考にされて、まずはやれる範囲で無理をせず、取り組んでいただきたいと考えております。町としましても、そうした取り組みにつきましては支援をしてまいりたいと考えているところでございます。
議員の再々質問 10番 大野一男
再々質問をさせていただきます。町長おっしゃるように地域支え合い事業というのは確かに、国の方針転換で介護というものも、地域の方々のいわゆるボランティアを主体事業としてやりましょうと。国の方向転換によって各自治体がそういう対応を余儀なくされたという背景があります。せたな町はいち早くそういうのを見て平成25年から地域に出向いて理解を求めながら、こういう支え合い事業の主体的な受け皿を作っていうことで今日を向かえているという流れも私なりに理解していますが、いわゆる民間がその施設を造って、いつでも、どこでも、誰でも立ち寄れるサロンをやりなさいということでありますが、これは変な言い方ですけれどもある意味、営利を目的としたものでないというような気がするんです。いわゆるボランティアですから。そういったところに町の公的支援があっても私は何ら支障はないんだろうと思うんです。仕組みとして今大成では社協の事務3人の方が主体的な役割を担って、この事業推進に随分一生懸命されているという実態があります。しかし本来業務もあるわけですから、かなり忙しく窮屈にマンパワーいっぱいいっぱいで動いているという実情見えるわけで、その辺はいろいろな仕組みの中で、町として財政的な支援、あるいは人的な支援をして、この事業が前に進むように、同じような繰り返しになりますが、ぜひしていただきたいというのは切なる私の願いでもあるし、地域の要望だろうというふうに思います。町長言うようにその無理せずに徐々にということです。当然、徐々に先ほど言ったように8地域出前サロンをやりながらやっています。地域の方はやはり近場での生活館でそういう事業があると参加がしやすいということで、だんだん地域の中でもこういう活動は認知され認識され、期待感も高まってるということは私もよく理解できます。よく商店街で空き店舗を利用して、そこにこういう形の施設を作って活性化を図るといったようなことを聞いたことがありますが、私のイメージとしては、そういった施設をきちんと完備して、常任している社協の職員がいるわけですから、そこをうまく利活用しながらあとの仕組みを作っていただきたいと。今マンパワーでどうしても社協だけでは立ち回らない部分については、何らかの町の支援を入れながら、まずそちらのほうもしっかり前に進めていただきたいということなんです。大成にも輪というボランティア団体もあります。あるいはいろいろ女性会であるとか、そういったボランティアを標榜しながら活動している団体もあるわけですから、そういった方々と協議しながら常設した中で日常どうやって対応していくかということは、これからの協議になるんでしょうけれども、まず走って、常設して皆さんに来ていただけますよという形を、いち早くしっかり町も協議をして示していただきたい。このことを再度要望して質問を終わります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。この住民主体サービスにつきましては、通所型サービスBとそれから訪問型サービスBと、もう一つございます。訪問型サービスBにつきましても参考までにお話をさせていただきますが、現在、北檜山、大成区で3団体がこの活動をしております。残念ながら大成区ではまだございません。これらのサービスにつきましては、行政サービスでできない部分を民間主体のサービスとして取り組まれている事業であるということは、これ議員もご理解されていると思っておりますが、こうしたことを前提に町としても取り組んでいるところでございます。そのためには住民が地域のそうした高齢者を自らの手で支えていくという、そういう意識の醸成がなければこの事業なかなか続かないというふうに思っているところでございます。そうした意味におきまして大成区まだ取り組まれておりませんが、これはそれぞれの町内会、あるいは各種会合の中で住民の皆さん方自らこういった部分での話合いを積極的にしていただいて、町もそうした動きにはしっかりと支援をして、できるだけ早くこうした状況が通所型サービスB、あるいは訪問型サービスBという事業が大成区におきましても取り組まれるよう、我々としても努力してまいりたいと。議員のほうからも一つ取り組みに対するご理解をよろしくお願いしたいと思います。