みんなの議会

せたな町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日

児童発達支援、療育の充実への取り組みについて

聞いた人
大野一男 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 大野一男

議長より質問の許可をいただきましたので、町長に1問質問させていただきます。児童発達支援、療育の充実への取り組みについて所見をお伺いします。第3次せたな町障がい者計画(基本計画)平成29年度から平成32年度第5期せたな町障がい福祉計画、平成30年度から平成32年度が示されております。この計画書から児童発達支援に関し質問をさせていただきます。第5期せたな町障がい福祉計画では、第2部障がい福祉計画において、第1章障がい者の望む地域生活の支援、障がい児支援のニーズの多様化へのきめ細やかな対応、サービスの質の確保、向上に向けた環境整備を掲げ、第2章(4)障がい児支援の提供体制の整備、新たな項目についてでは、国の基本方針として平成32年度末までに児童発達支援センターを各市町村に少なくとも1カ所以上設置すること。すべての市町村において保育所等、訪問支援を利用できる体制を構築すること。主に重症心身障がい児を支援する児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業を各市町村に少なくとも1か所以上設置すること。平成30年度末までに各市町村において、保健、医療、障がい福祉、保育、教育等の関係機関が連携を図るための協議の場を設けること。数値目標として、重症心身障がい児を支援する児童発達支援事業所及び放課後等デイサービスの確保、医療的ケア児が適切な支援を受けられるための体制の確保が付記されており、第4章では(1)障がい児ケア体制についての取り組みについてなどが示されております。近年、療育への理解も深まり、その対象児童も年々増加の傾向にあると思います。児童発達支援の利用者は今後も増加すると予測されています。現在、療育に関わる児童発達支援、放課後デイサービス事業、発達支援センター事業は、せたな町と今金町の共同設置による今金町こども発達支援センターきらきらクラブで行われています。そうした現状も踏まえて、提起されている諸課題に対する取り組みについて質問いたします。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは大野議員の質問にお答えをいたします。せたな町では平成30年度から32年度までの3カ年間を計画期間とする第5期せたな町障がい福祉計画を策定し、障がいのある人の総合的な施策に取り組んでおります。その中で今年度から障害者総合支援法等の一部改正により、障がい児支援ニーズのきめ細やか対応の重要性が掲げられ、国の基本指針が示されたところであります。これらを踏まえて当町における今後の取組みとしましては、障がい児支援サービスの提供体制、ケア体制の整備として新たに重症の心身障がい児のサービスの推進、さらに経管栄養や人工呼吸器などを行っているような、医療的ケア児と言われる障がい児が適切な支援を受けられるための体制確保として、町にコーディネーターを配置したうえで、保健、医療、福祉、保育、教育等の連携協議の場を設置しながら柔軟で重層的な支援を検討してまいります。また町内の発達に遅れがあるお子さんや障がい児は、今金町、せたな町の2町で行う保健福祉共同事業として運営しているこども発達支援センターきらきらクラブを主に利用しております。事業展開については、柔軟なケース対応のできる体制を確保できるよう、日々担当部門での協議を重ね両町連携で歩調をあわせ事業運営を図っております。今後におきましても、支援員の人材確保などに努め利用児や保護者の皆様が安心して利用できますように今金町と連携し、事業の更なる充実に努めて参りたいと考えておりますことで、ご理解願います。

議員の再質問 10番 大野一男

再質問させていただきます。今町長からこの3年間の実施計画に基づくさまざまな施策の執行について答弁をいただきました。そういうことも踏まえて再度質問をさせていただきます。今日まで障がい者施策、政策の幾多の変遷を経て障がい者制度改革が進められ、障がい児支援の強化が図られてきております。こうした施策を踏襲しながらこのたび平成30年度から32年度を計画期間とする第5期せたな町障がい福祉計画が示されたところであります。これは今後3年間当町が実施する計画を示すものです。今、町長の答弁にもありましたが。そのことから児童発達支援、療育の充実について質問させていただいております。その主な視点は国、道、広域行政などが行なってきたさまざまな当該サービス事業をこれからは、なるべくできるだけ各自治体、市町村単位が事業主体者となって取り組んでいく。そういう仕組みを構築し体制を確立していくことにあると思います。そしてこれからは障がい児支援のニーズの多様化を念頭に、今後この実施計画に沿って事業の推進が図られて行くことになると思います。その中で今出ましたせたな町と今金町の共同設置による今金町子ども発達支援センターきらきらクラブの運営について改めて質問させていただきます。この療育の施設は発足当時、旧4町、大成、瀬棚、北檜山、今金で協議の結果、今金町に設置と決まり、当分の間、今金町のはとしべつにありましたが、平成24年度に今金町で新しい施設を改修されて現状今そこで運営がなされております。療育に係わる児童発達支援放課後デイサービス事業、発達支援センター事業の基幹施設、事業主体者として運営されております。今後も共同の設置による事業推進を図っていくことになるだろうと思いますが、その前提となるのは今示されたせたな町における児童発達支援、療育に関する事業推進の取り組みを、この今金町子ども発達支援センターきらきらクラブの事業にも十分反映され、歩調を合わせた事業展開がなされるものでなければならないと思います。改めてきらきらクラブの運営について再度町長に所見をお伺いします。障がい児の乳幼児からの支援として認定こども園、保育園、学童保育所などでは現状必要に応じて支援員を配置し対応しているとお聞きしました。また小中学校においては、特別支援学級を設け対応していただいております。幼児の入学、卒業、就業までの成長過程の中で関係者間の途切れない支援が必要であり、家族だけではなく母子保健、児童福祉、学校保健、医療等との役割分担が必要となります。こうした連携がスムーズに図られていくことが本事業を推進していくうえで必要不可欠であると考えます。そうした体制の整備、構築も念頭に事業の取り組みを推進していただきたいと思います。そして何よりもこうした事業は、人的要員の確保が必須であります。事業に必要な人材、人員の確保はしっかりと将来を見据えて図っていただきたいと考えますし、財源についてもより一層の対応をお願いしたいと思います。共同設置、今金子ども発達支援センターきらきらクラブの運営について事業推進に必要不可欠な連携強化、人材、人員の確保、財源の確保について町長の所見を再度お伺いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず発達に遅れがあるお子さんや障がい児の方につきましては、今金町と共同設置しているきらきらクラブで現実対応しているところでございますが、これらについて今後とも充実できるようにしっかり取り組んでまいりたいと思っております。当然、保健医療、福祉、保育、教育これらの連携というのは議員おっしゃるとおり必要な部分でございまして、これらの連携協議をしっかり図る上でも、町にコーディネーターを配置して体制の確保を図りたいと考えております。これらについても実現、実行してまいりたいと思います。それと財源の確保あるいは人材の確保、当然これは必要な部分であります。特に人員の確保につきましては、これはいつまでもその方がその仕事をされるということには当然ならない、いずれは退職したり、異動があったりということになりますので、それはできないことでありますが、しかしそのことによって業務に支障を来すということであってはならないと思っております。そうしたことのないように今金町ともしっかり協議をしてまいりたいと思います。また財源につきましては当然のことでありますが、これらの事業を推進していく上で必要な財源につきましては、これからも確保してまいりたいと思っているところでございます。

出典:せたな町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる