厚沢部町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日
平成30年国民健康保険制度の運営主体の移行における本町への影響と懸念について
2017年3月7日、厚沢部町議会の一般質問で、山崎孝議員が「平成30年国民健康保険制度の運営主体の移行における本町への影響と懸念について」質問し、町長、税務財政課長、副町長が答えました。
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 町長、税務財政課長、副町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
4番目の質問に入ります。平成30年国民健康保険制度の運営主体の移行における本町への影響と懸念について質問をいたします。国保の加入者は、自営業者、無職の人74歳以下の人であり、構造的な赤字体質であり、今後は、医療費のかさむ高齢者の割合が高く、構造的にも国保は赤字財政になりやすい現況であります。そこで、運営主体の規模拡大をすることで財政基盤を安定させ、市町村間の保険料格差を平準化させることを狙いとされ、制度改正がされました。しかし、本町においては、2016年度保険額に対し、仮試算ではありますが7.9パーセントの増との報道がされました。平成30年から35年の6年間の激変緩和措置がされますが、保険料は上がると思われます。保険料の滞納もあることから、制度改正による本町への影響、そして懸念について町長の所見を伺います。
町の答え 町長
平成30年からのこの国民健康保険制度の運営主体の移行によります当町への影響がどうなのだと、こういうお話であります。平成30年度からの新たな国民健康保険制度は、都道府県が国保の財政運営の責任主体となります。市町村は、国民健康保険事業費納付金を北海道の方へ納付をすることとなります。現在、異なっている市町村の国保税または国保料を平均化といいましょうか、平均的な水準に近づけていくと、こういうふうなことで、小規模市町村の財政運営の安定化を目指す施策として行うのですよとこういうことであります。北海道では、今まで2回にわたって、各市町村の納付金の仮算定を示しております。一度目は昨年の11月に示されまして、夫婦2人世帯で所得200万円のモデル世帯でのこの保険税は、じゃあ厚沢部町ではどうなのだということで、厚沢部町では35万6,500円となると。平成27年度の国保税として納付すべき33万300円を7.9パーセント上回りましたと。さらに細かい点を考慮した第2回目は、今回の、今年の1月末に示されまして、1人当たりの納付金額は14万2,938円、27年度での必要保険税額対比では11パーセントの増額となります。前年度対比5パーセント増以内に抑える激変緩和措置で13万5,110円と試算されておりますけれども、国保税が上がるこの試算、試し算となった要因につきましては、全道平均と比べた本町の医療費の所得に起因しております。最終的に北海道に納付する金額が算定するのは11月以降に決定することとなっております。厚沢部町は、国保税の滞納額が平成19年度以降どんどん減少してきております。平成27年度では3,730万円ほどで徴収率は97.5パーセントで、全国平均の91.45、北海道の93.04を大幅に上回っております。今後の国保税率については、国保運営協議会等において慎重に今後は検討していきたいと、こういう状況であります。
議員の質問 山崎
町として、保険料率の決定、賦課徴収をして国保の事業費の納付金として町が納付するというそういう仕組みになるわけであります。そのために国保税の滞納額が累積していく懸念も発生をいたします。先ほどの町長の答弁の中にありましたように、厚沢部町は、徴収率は全国的に見てもいいほうでありますが97.5パーセントであります。平成27年度で3,730万円という滞納額が発生をしております。そういうことで、これが累積しますと大変、財政的にも厳しい状態になろうかと思いますので、この滞納額の発生をさせないというような、そういうような方策がとる必要性があると思いますので、町長はこの滞納額の解消という方策について何か御意見ありましたらお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 税務財政課長
滞納額につきましては、確かに平成27年度で3,700万円ほど、ただ、これはピークのときの金額というのは平成19年あたりで7,300万円ほどあったものが徐々に解消されているというような状況で、現段階では半分くらいに減っているという状況でございまして、その分、要するに徴収の方策ということでございますけれども、やはり、その固定された方のその滞納者が結構やはり、もうそのまま数年間続いているという状況になっているのが現状であります。大体人数で言いますと大体80名ほどの方が特定された人たちで占められているということでございます。これらにつきましては催告書を送りまして、要するに納付誓約書をとりまして、毎月決まった額で納めている方もかなりおりますし、そういう面で、今後徴収していかないと、結局、生活の現状を見ると、生活困窮に陥ったり無職になったりして、ほとんど、過去にかかわっているやつは現段階で収入がない状況で、なおかつ生活の苦しい中で負担するというのが現状でありますので、それにしましても、税の公平性から言いますと徴収してほしいということで納付誓約書を交わしたりして、少しずつでも確実に取るというような方策を今現在進めている状況でございます。
町の答え 副町長
国保税については非常に町民の方も重圧感が高いなと、そういうふうに思っている方が非常に多いのかなと思っております。実際、国保税につきましては、医療費のかかった分をみんなで負担するという制度でございますので、余り所得がなくても医療費が多くかかると負担する額が多くなるということ。ただ、国のほうでは、所得の低い人に対して7割軽減なり5割軽減なり2割軽減ということで町村も負担しながらやっているという状況でございます。今までは、国保税というのは所得割と均等割、いわゆる一人ひとりに何人が加入しているか。それと世帯割。プラスアルファ資産割というものがございました。いわゆる、所得がなくても資産を持っているということで、それに対して賦課されるということでございまして、厚沢部町の場合でありますと、償却を除いた分の税額、償却を除いた分の税額の72パーセント分くらいが国保税にかかってくるというような状況にあったわけでございます。全道の中を見ますと、いわゆる所得が全くなくても、いわゆる資産割だけでどんどんかかっていくということで滞納額が膨らむという傾向にあるということで、その資産割を外した中での算定をしているところがだんだんふえてきております。その辺も含めながら、所得があればある程度払えるのでしょうけれども、資産だけ持っている人の滞納というのも出てくると思いますので、新たな国民健康保険制度の中では、その辺も詰めながら、極力納めやすいような方式をとっていきたいなというふうに考えております。
議員の質問 山崎
もっともっといろいろな課題があろうかと思いますので、詰めなきゃならないわけでありますけれども、ちょっと時間がありませんので次に入りますが、保険料率も町が今度決定をするわけでありますから、これ公平にやはり、余り滞納しないような形で、何とか条件緩和とかいろいろな考え方はあろうかと思いますので、そういうような形でとり進めていただきたいなというふうに思っておりまして、よろしくお願いをして次に入りたいと思います。