みんなの議会

厚沢部町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日

国営相和農地開発事業費負担金(立替金)について

聞いた人
山崎孝 議員
答えた人
町長、農林課長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 山崎

時間の関係もありますので、2問目に入ります。国営相和農地開発事業費負担金、まあこれは町の立替金でありますが、収入未済額が130,113,080円あります。それが現在未済額となっているわけでありますが、この納付の見通しについて伺いたいと思います。国営相和農地開発事業費負担金(立替金)については、令和4年9月末におきまして先ほど申し上げましたとおり、7戸で130,113,080円の滞納額というふうになっています。その中で大口関係者の2戸は、令和3年度の支払が不納となっています。2戸については、1戸は営農停止しておりますし、また1戸の方は当事者は死亡というような状況下であります。今後、多額の不納額発生をさせる懸念があるというふうに私は見ているところであります。滞納者の7戸の方は、平成9年に制定されたました厚沢部町国営土地改良事業負担金等徴収条例に抵触しているんではないかと私は思っているところでもあります。早期のですね、この方々の理解を得て納付されることを希望するわけであります。130,113,080円立替金、町の立替金でありますが、この納付の今後の見通しについて、所見を伺います。

町の答え 町長

山崎議員の相和農地開発事業の負担金の収入未済額の納付見通しという質問であります。滞納負担金につきましては、平成23年度で、今申し上げられましたように賦課が終了して、それ以降において、納付誓約による納付はもとより、徴収に当たっては、税法に準じて、納付に対して誠実な意思を有する場合には、徴収上の有利に当たる判断のうえ一定期間猶予するなどの措置や農地保有合理化事業を活用しながら専業農家への集積対策の積極的な収納対策も進めておるところであります。一方、計画的な納付を拒むものに対しては、財産の差押えや公売予告などの強制的な手段も用いながら、滞納額の解消に努めてきたところであります。これらにつきましては、過去議員協議会等の中で数回にわたって説明をしてきたところでもあります。平成23年度末では28戸、2億8825万円であった収入未済額は、令和3年度末で7戸の1億3011万円まで減少しております。このご質問のとおり2戸につきましては、令和3年度において納付がされておりません。今後、納付誓約どおり納付している者を除き、納付の見込みがない者や納付を拒む者については、法の範囲内で財産の換価等の強制処分を前提にして対処して、未収金額の解消に取り組みたい、こういうふうに考えております。

議員の質問 山崎

国営相和農地開発事業負担金、まあこれ町の立替金のことでありますが、負担金の納付はですね、先ほど申し上げましたように条例の定められたとおりで、平成23年が負担の最終年であります。滞納者はですね、税法に準じて、納付に対して誠実な意思を有しているというふうに私は思っておりません。滞納者は条例にまた抵触をしているところであります。過去に今までですね、1戸の受益者の方が、滞納されて不納欠損という処理の対応をさせて頂きました。今後も不納額発生の懸念が私はあるというふうにみているところであります。この特に今、この2戸というのは大変大きな滞納残額があるわけでありまして、1戸については4600万ありますし、2人目についても3000万あります。合わせてもう7700万超える大きな滞納あります。そしてこの方の、1人の方はいろんな事情があったと思いますけども、営農を中止して離農しました。そして、もう1戸の方は渡島の方でありまして、1つは時効ということは成立すれば、法律的に時効になるだろうというふうに言われているところでもあります。こういう中で、まず、聞きたいのは、この2戸の令和3年度の滞納額発生からその以後、どういう町の指導しましたか。そして、この納付される見通しというのはどういうふうに捉えているのか、お聞き願いたいと思います。

町の答え 農林課長

この国営相和農地開発事業の滞納者2件の方、かなり高額な方2件がいらっしゃいます。これまでどのような徴収を行ってきたか、ということでありますが、1件の先程の町外の方、これについては、行政不服審査の審査結果をもってですね、その結果をもって今後対応に当たるとしていたところであります。9月の定例議会においてですね、相手の不服審査の訴えを退ける議決も頂いたところであります。この退けたものをですね先方の方には通知しておりまして、それに対する不服申立の期間がまだ期間中でありまして、先方の方の出方を見ているという状況にあります。あちらの方でどのように考えられているかということはまだわかりませんが、町としましてはその方につきましては、時効成立しているという部分もございます。ただですね、延滞金これの徴収ですとか、また議員協議会の中で町内にある未相続の農地、これについての活用を考えてはと言うご意見もいただいております。この辺につきましてはですね、先程不服の申立期間が過ぎた後ですね、滞納者の方に訪問する予定でおります。また、町内のもう1件の高額な方、この方については離農されたあと納付ないという状況であります。この方については、ほぼ換価できる農地、これについては売却を終えております。ただ、それでもなおかつ残っている状況にございます。この方についてはですね、一部農家の方にパートさんのようなかたちで勤められておりまして、年間100万程度の収入はあるのかなと思っております。ただあとは年金が多少ありますが、年金については差押えが困難というところでありますので、年金も高額な年金を貰っている方ではいらっしゃいません。なので、生活をするのがやっとというような実態もあろうかと思っております。ただですね、今後その中でですね、繰り返し議会の方で答弁させて頂いているとおり、徴収の最大化に向け努力してまいると言っているところでもありますので、一部でも納付可能なものがあるのか、再度財産調査をした上でですね進めてまいりたいと思っております。ただですね、この方についても、今後、年度末に向けてですね数度面談を予定しておりますので、その中でですね、協議の経過について令和5年の3月の議員協議会において、報告させて頂ければと思っております。現在2戸の方、今後徴収の最大化に向けてこれから面談強化してまいるというふうに考えております。以上です。

議員の質問 山崎

この、相和農地開発というのは、大変事業費が大きな事業費という中で多くの補助頂いて事業展開しまして、私はある意味では大変厚沢部町の発展のために寄与された事業だなと思っております。それで厚沢部町の農地も増えてきましたし、いろんな効用というか効果が出てきたというふうに思っています。しかし、これは道なりのいろんな約束事で負担金たって個々の負担金でなくて町が一括して立替え払いしてしまったわけでありますが、もしこれは順調に納付できなかったらやっぱし税収の不公平感っていうかそういうものに触れる可能性が十二分にあります。そういうことで、なんとしてもやっぱし理解をしてもらって納付してもらわなきゃ困るわけです。ただ、いままでなんでしからば、記憶では23戸が受益者が、今は7戸残っているわけでありますが、こういう現実、どうしてこういう現実になったんですか、そして1億3000万というようなこういう残額発生させたその要因というのはどういうふうに事務局としては捉えているんでしょうか。私はある意味では怠慢かなと思ったりもしているんですよ。どうですか。

町の答え 町長

今、山崎議員からご指摘ありました、町の立替という言葉でありますけども、これは今の相和地区の農地開発事業を計画する段階で、これは知事との契約の中でやっているものであります。これは北海道知事は事業完了と同時に納めてもらうというふうなそういうことに厚沢部町長との契約の中でやっている事業でありますから、これは否が応でも即、事業段階、区切りがついた段階で納めなきゃいけないと。そして、それについて受益者の方々が逐次年度分かれて納付して埋めていただくと、こういうふうなシステムなっているわけであります。特に、今山崎議員言われているように、2人の大型滞納者、これ確かにそのとおりでありまして、今1人の方は課長が説明したように既に持っている農地・財産は全て処分をして町に納めたけれどもあと残りがこんなにあるというふうな事業費と財産処分のこのギャップが今残っている状態になっております。そういう中で今、仕事しているようでありますから、逐次そういう中でどういうふうな残りの精算をしていくのか、これは担当の方は直接会ってこれから進めていきたい、こういうふうな思いであります。それからもう1人、他町の人間のことにつきましては、前の議会でも説明申し上げました。ただこの中で、私は亡くなった親父さんが町の方に来られて誓約をしているわけです、納付するという誓約。この誓約が今でも有効ですよということになりますと、時効というものは発生しないわけです。全部時効中断になるわけですから。ただこの亡くなっているのに、誓約というのが有効かどうかというのは今、課長が言いましたように、法律家の方に出して判断を仰いでいるところであります。こういうふうな中で経過は前にも説明していますけども、この納付誓約をしている後にも、平成15年から平成21年まで真面目に相続人がずっと分割して払ってきているわけです。こういうふうな状況の中で、所有者もそういうふうな理解のもとで納めているというふうなことで私どもは取り扱ってまいりました。ただ、平成24年ですか、弁護士さんから相続分より払わないと、こういうふうな出てきて、これはどちらが要するにこの処理の仕方としてするべきかということが今、法律専門家の方にお願いをしていると、こういうことですから、これらについてはまだ先になるだろうと、こういうふうに思っております。あと7人のうち5人については、それぞれいろいろな、先ほど申し上げましたけれども、農地保有合理化事業だとかこういうものに乗せて、そしてこのできた農地を処分をして納付するとこういうふうな方もおりますし、相対で今、売買をしながらそしてその売買の額を町に納めると、こういうふうな誓約をしている方もおりますし、7人といいますけれども、だいたいそういうふうな誓約が取れているということであります。先ほどから山崎議員言うように、言われた2件については、これからもかなりの、何と言いましょうか、本人たちとの協議も必要になるであろうとこういうふうに思っております。また、現在こういう該当地につきましても、今厚沢部町では農業生産法人が厚沢部町に入りたいというふうな希望もありますから、その方々と話をしている中では、該当地を受けてもらって処分をしてもらうと、こういうふうなことも今進めているところであります。こういうものが順調に進めば、かなりの大きな前進になるであろうと、このようにも思っております。

議員の質問 山崎

ちょっと確認をしますけども、この事業費負担金というのは税と同じような取扱いしてるわけですから、しからば税の延滞利息というのは何%でしょうか。私の記憶では14%とかというような記憶をしているところであります。本来、この事業の負担金については条例で5%の金利でというようなことを条例で定めてあったっていうんだけども、だけどそれが納付期間期限を切れて、延滞というふうになるとそのくらいの大きな金利体制になるのかと思ったりもしてます。そういうことで、まず確認。それと同時にですね、この町長の方から指導もありましたけども、この事業費負担についてはかつては議員団の方から要望といいますか要請といいましょうか、少し条件を緩和しながら特段の指導をしてやってしてほしいというような議員団の方から要請が出されたという経緯もあるということも聞いております。しかしながら大変もう長い時間経ちましたので、早急にやっぱしこれをできれば解決したいと私は考えております。この次の答弁のあとにももう1回やりたいと思いますが、そういうことでありますので、どうですか副町長、副町長の足元の町内会の対応でありますので、一番事情を承知してると思いますが、できれば副町長からも一つ指導を願えればというふうに思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 副町長

今、山崎議員の方からだいぶ年数経っているよということでございます。事業が昭和48年から平成6年までということで、当初は135戸の農家が参加したといって、それから今30年近く経っているということで、残念ながら滞納者が今7戸あるということでございます。山崎議員が言われたとおりですね、もう代替わりもして亡くなった方もいるよという状況にあります。いつまでもですね、この未納をずっと引き延ばしていくということにはなかなかならないのかなというふうに考えております。できるものは徴収する、それから今後、先ほど課長の方からもありましたけれども納付相談をきちっとしてやっていかなければならない、そしてそれでもなおかつ納付が無理だということであれば現在差押えしている財産、それを基本的には売却というか強制執行をしてですね、それを一部充てると、それでもなおかつまたやはりこの多額の金額、これはかなり難しいかと私自身も思っております。最終的にはですね、もう納付が無理だということ、あるいは換価する財産がないということであればですね法律に則って不納欠損ということも最終的にはなるのかなというふうに思っております。ただ今少しでもですね、町の税金を使って立替えて支払いをしているということでございますので、これからも少しでも多く徴収に努めていきたいというふうに思っております。

町の答え 農林課長

先程延滞金の率の話がございました。これにつきましてはですね、14.6%であろうと思いますが計算方法につきましてはですね、再度調べまして正確にお知らせしたいと思っておりますので、後ほどご報告させて頂きます。

議員の質問 山崎

あのですね、このいろいろ受益者負担金の処理状況等々の資料を見ますと、もう受益者の方々には80を超えた人も中にはおります。そういう方が十何年もかけて償還するとかっていうそういう計画もあります。これはちょっと私は見た時にはどうなのかなって思ったりもしているんですよ。ですからこれはできればやっぱし、土地の換価を進めながらでもですね、きちっとしたかたちで処理をしてほしいなと思っております。この問題については、監査の度にやっぱし、これを処理しなさいというのは意見として申し上げてきたのは議員としても聞いているし、監査委員の立場としてそういう意見を申し上げてきました。だけどなかなか、この問題は進まなかったんですよね。そういうことで是非これは希望でありますが、このまま進んでいきますと必ずまた不納欠損というそういう状況下になる可能性が十分出てきました。そういうことで、是非今残っております1億3000万、できれば年度末目途としまして財産の換価等考慮の上に解消のために最大の指導力、努力をしてほしいというふうに思っておりますので、一つ指導をお願いして、できれば町長の所見をお聞きしたいと思いますが。

町の答え 町長

今山崎議員から過去のことからお話しありました。この間、議員協議会で4回程この中身についての詳細の話を申し上げてきたところでありますけども、先ほど議会からのこういう当時の町長に対して負担金納付軽減に関する請願ということで議員さん全員の特別委員会から町長に出されている、この間完全な強制執行が中断したという格好があります。そんなことも含めて、この事業については過去からいろいろなそういう経緯がありながら現在まで来ているというふうなことも山崎議員は十分ご承知であろうと思いますし、先ほど税と同等の処理をする国税徴収法に準ずるというふうに法律なっております。ですから、先ほどの説明した率で負担金徴収、そして延滞金については収納された後に延滞金は徴収すると、こういうふうな税法になっております。そういうことも含めて、これから今担当課長が申し上げたように、積極的な徴収対策を講じていきながら、残念ながら前に説明しておりますけども、町が滞納整理を、要するに徴収を執行すると専業農家も離農せざるを得ないというふうなこういう方もあるものですから、そういうことも十分地域全体の配慮をしながら町としても収納の対策を考えながら進めていると、こういうことですので十分その辺をご理解を頂きたいとこういうふうに思っております。いずれにしても、ただ放置するだけではなくて、やはり町の全体のこの農業というものの考えの中で、取り組んでいかなければならない問題であるとこのように思っているところです。

出典:厚沢部町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる