七飯町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日
熊の目撃情報等について
2020年12月9日、七飯町議会の一般質問で、若山雅行議員が「熊の目撃情報等について」質問し、環境生活課長 磯場嘉和が答えました。
- 聞いた人
- 若山雅行 議員
- 答えた人
- 環境生活課長 磯場嘉和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 若山雅行
それでは、1問目から質問させていただきます。熊の目撃情報等について。今年は、道内も本州も熊出没のニュースが頻繁に流れた年であったが、本町の状況及び対策等について伺いたい。1点目、今年度の町内での熊の目撃情報や被害情報は何件あったか。また、目撃された場所や被害を受けた場所はどこか。2点目、そういった目撃情報等は通常どのように伝達されるのか。また、そういった目撃情報があった場合の役場の対応はどのように行われるのか。町民への注意喚起はどのように行われるのか。マニュアルのようなものはあるのか。3点目、近隣市町村での目撃情報については、当町にも伝えられる仕組みになっているのか。情報交換等は行われているのか。最後4点目、いざというときの猟友会との連携はどうなっているか。以上です。
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
1点目についてですが、今年度の目撃情報は8件で、場所は西大沼が3件、東大沼が2件、桜町、仁山、大沼町がそれぞれ1件となっています。また、農作物被害情報が13件で、上軍川と軍川がそれぞれ4件、大川が3件、東大沼が2件です。被害の内容としては、ニンジンやデントコーンの食害となっております。次に、2点目についてですが、平成31年から令和3年度までの七飯町鳥獣被害防止計画を策定しておりまして、その中で、食害被害防止や人身被害防止について取組方針を定めております。具体的には、目撃情報が役場や警察等から目撃者から通報があってから鳥獣被害対策実施隊員、警察、町内会、その他関係機関に連絡を取り、関係機関同士の連絡体制を共有しております。また、一般住民への周知としては、町内会等への回覧板や熊出没注意看板の設置、町ホームページ等での周知を行っております。さらに警察からは、新聞社など報道機関にも情報提供がされています。3点目についてですが、町境での目撃情報は互いに役場へ連絡を入れることにしており、情報を共有しています。また、北海道立総合研究機構エネルギー環境地質研究所が運用している全道の熊出没情報・状況を地図上に表示した「ひぐまっぷ」とリンクしており、町ホームページの熊の出没情報と併せて閲覧できるようになっております。また、北海道が主催する研修会に参加し、渡島・檜山管内の担当者との情報交換も行っております。4点目についてですが、町では七飯町鳥獣被害対策実施隊の運用に関する規則に基づき、現在26名を鳥獣被害対策実施隊として委嘱しています。実施隊の事務局も自然環境係で所管しており、年4回の会議を開催するなど、日頃から連携を密に取っております。ヒグマ出没などの緊急時には緊急出動を要請して、現場への出動について- 4 -も迅速に対応しておりますので御理解願います。以上です。
議員の質問 15番 若山雅行
ありがとうございます。軍川小学校の子どもたちが熊よけの鈴を鳴らしながら通学しているのを見たり、また、軍川振興会の集まりで、町の職員から熊追いの爆竹を鳴らす手伝いを求められたり、のどかな田舎に帰ってきたのだなと思っていたのが懐かしい状況です。本州はツキノワグマですが、北海道はヒグマですので、のんきに構えていられません。今回このテーマを取り上げたのは、近隣市町村との連携がうまくいっているのだろうかと思ったのが、その一つです。それでは、一つずつ確認していきたいと思います。目撃情報は、先ほど件数を上げておりましたけれども、北海道なので、毎年珍しいことではないと思っております。七飯町の場合、例年と比べて今回の先ほど答弁していただいた件数は、多いのか少ないのか、その辺のところをちょっと見ていただきたいと思います。それと、先ほど道で運用しているような「ひぐまっぷ」でしたか、それについてあれですけれども、広報ななえの11月号に「ヒグマにご注意ください!!」ということで、ヒグマ出没情報マップを掲載しています。ということで、クリックしたら「ひぐまっぷ」と出ていたのですけれども、それは同じものかということと。このマップの運用というか、どこで出たか、星がぽちっとあって、いろいろ情報があるのですけれども、これについては、七飯町がアクセスして直すのか、それとも情報を出した道のほうの運用しているところがそれを直すのかどうか、そこのところを教えていただきたいというのと。広報ななえを、ぺらぺら過去のものを見たら、令和元年8月にも「ヒグマにご注意ください」という記載が載ってて、そこに載っている注意事項は、今年載っている注意事項と全く同じ文言なのですよね。熊との遭遇に対する注意事項については、特に進化ないとか、工夫をしろとか、新しい変化がないのかどうかというところも、ちょっと教えていただきたいと思います。それと、ただいま答弁いただいた民生部環境生活課でよろしいのですか、自然環境係が連絡先というふうになっているのですけれども、ほかの課との連携というか、農業関係だとか、そういうところとの連携だとか、そういうのはどうなっているのかというのもちょっと教えていただきたいなと思います。それと、先ほど言いました七飯町鳥獣被害防止計画、僕もこれを見ましたけれども、七飯町鳥獣被害対策実施隊の運用に関する規則というのがあって、初めて見ました。この中で緊急体制として書かれている内容として、実施隊による緊急のパトロール、出没場所への轟音玉実施、警察による緊急パトロール、町内会回覧板による住民への注意喚起、報道関係者へ情報提供及び対応、教育委員会による学校等への注意喚起などが行動計画として載っているわけですけれども、今年は、要請というか実施というのはどのぐらいあったのか。先ほどの件数が、そんなに多いあれではないと思うのですけれども、その中についてお願いしたいなと思います。それと、今年の予算で、熊よけに特定できるのかどうか分からないのですけれども、ドローンを購入して注意するという、そういう予算を取っていたと思うのですけれども、ドローンがどれだけ活躍したのか、その辺のところももし分かれば教えていただきたいなというふうに思います。ホームページなんかを見ると「12月1日に日暮山にヒグマがいないことが確認されたので、日暮山の閉鎖は解除されました」とか、非常に小まめに載せてはいるのですけれども、ホームページを見ない人については、どのように警告するのか。本州でよく山に登っていたところには、登山口に熊出没注意とかと書いているのがあったりして、よくよく聞くと、その出没は10年前ですよとかと、あまり当てにならない看板もあるのですけれども、そういう看板の設置とか、そういう対策とか、そういうものも行われているのかどうか、その辺について、併せて回答いただければと思います。- 5 -
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
それでは、順次、答弁させていただきます。まず初めに、ひぐまっぷの関係でございますけれども、町のほうでそのポイントだとかは入れるということで、ポイントですとかは町のほうで全部やっているところでございます。ヒグマの出没状況というか目撃情報なのですけれども、過去5年ぐらいでいきますと、目撃情報でいくと令和2年度が8件、令和元年が5件、平成30年が9件、平成29年が4件、平成28年が2件とか。被害については、令和2年が13件、令和元年が5件、平成30年が7件、平成29年が15件、平成28年が17件とか。あと捕獲の頭数ですけれども、令和2年が7頭、令和元年が8頭、平成30年が5頭、平成29年が4頭、平成28年が1頭ということで、過去5年を比べると増加傾向にあるのかなというような感じでは押さえております。それから、他の関係機関との連携というところなのですけれども、当然、農業被害とかあれば、農水のほうと連携して情報共有というか情報提供したりしてやっていますし、あと、先ほど子どもたちが通学のときにとかという話も、通常は教育委員会を通じて、ミルクロードのところを通るときは気をつけましょうとかというような形の情報共有はさせていただいています。あと看板についても、入り口の辺りに熊出没注意の看板を立てたりとかして、現地にはそういう看板を立てているところでございます。それから、ドローンの関係ですね。ドローンは今年は大体20回ぐらい飛ばしました。デントコーンが伸びてくると、ちょっとうかつには入れない状況なものですから、そこは飛ばして、上から見て、踏まれたような跡があるとか、そういうのをちょっと確認しながら、現地を見ているような形です。あと最近ですけれども、日暮山の目撃情報をたまたま観光客の方が目撃したということで情報が入りまして、すぐ入り口は封鎖、警察の本部でも封鎖して、うちの実施隊も中に入って、実際に熊も見たそうですけれども、いろいろな判断があるのでしょうけれども、撃てる状況ではなくて、そのまま藪の中に隠れてしまったというような状況で、その後、雪が降ったときに足跡を確認しようということで、そのときもドローンを飛ばして頂上から飛ばしたのですけれども、そのときはいなかったということで、封鎖も解除したという形で、周知としては、ホームページのほかにも現地に規制線というのですか張って、入れないように看板を設置したりだとか、来たときにすぐ分かるような形では対応しています。それから、広報のほうですけれども、熊に対応する対処方法というのですか、それは特段変わらないというような形で、あと時期ですね、秋口とか熊が出るときに、そのタイミングで広報に周知するような形を取っているところです。それから、内容については、対応方法が変わらないということで特に内容は変えていませんけれども、今後、何か新しいそういう対応方法があれば、そこはまた検討して、直していくのはもちろん直していきたいと考えてございます。看板については、出没情報があったときに、そこには設置しますけれども、駆除が終わったとなれば、当然取り外して、保管して、またそのときに別なところにつけるというような形で対応しているところでございます。以上でございます。何か答弁漏れありましたら言ってください。
議員の質問 15番 若山雅行
ありがとうございます。ドローンも活躍しているのだなということであれですけれども、先ほど質問で言った実施計画にある緊急時の連絡体制とか何とかで、今年は教育委員会に注意喚起したとか、いろいろな項目があるものが発令されていないということで、特にそういうところまでは発令されていないということかどうかというのをもう1点確認と。我々目撃した場合は、役場に連絡すればいいのか、警察に連絡すればいいのか、消防に連絡すればいいのか。まず、広報ななえを見ると、自然環境係に何かあれば連絡というような形になっているのですけれども、どう行動するのが一番良いやり方なのか、ちょっとそこだけ最後に教えていた- 6 -だければなと思います。
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
発令については、今年度は大きいものはなかったので、学校の生徒の通学だとかというものに関してどうのこうのというのはなかったです。あと、連絡については、役場のほうに一報いただけると非常に助かります。守衛のところにもそういうマニュアルの連絡票というのを設置していまして、何時何分に誰から連絡があってとかという、引き継げるような形のものを設置していますので、夜間でも携帯を持っていまして、担当のほうには連絡を取れるようになっていますので、そこからすぐに出動するというような形を取れますので、役場のほうに連絡いただけるのが一番かと思ってございます。以上です。
議員の質問 15番 若山雅行
最後と言ったのですけれども、これから議案として上がってくる補正予算なんかで、実施隊の経費で報償費とか若干出ているので、場合によってはパトロールとか臨時にあって、それがあるのかなと。そのときに聞けばあれなのですけれども、それであれなのかなと思ったので、緊急パトロールとか、そういうのが特にあったのかなと思ったのですけれども、その辺はどうなのでしょう。
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
今回補正させていただいたのは、今回、熊の出没情報が多かったものですから、それで実施隊員が出て駆除に当たっていたという形で、そこの部分の予算が先に出てしまったので。今後、冬はもう熊は大体終わりなのですけれども、キツネだとかの駆除の対応が出るものですから、そういう意味で予算不足が生じるということから、補正させていただきたいということで上程させていただいています。以上です。
議員の質問 15番 若山雅行
1問目は、それで終わります。