七飯町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
大沼の環境や生物等に関する研究論文等を収集することについて
- 聞いた人
- 若山雅行 議員
- 答えた人
- 環境生活課長 福川晃也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 若山雅行
それでは3問目、大沼の環境や生物等に関する研究論文等を収集することについて。平成24年に大沼がラムサール条約登録湿地となり10年が経過し、令和3年には七飯町大沼 ネ イ チ ャ ー セ ン タ ー も 設 置 さ れ た 。 つ い ては、大沼の環境や生物等に関する研究を奨励するため、また大沼の環境や生物等に関する論文等に関する情報集約等のための活動について伺いたい。1点目として、大沼の環境や生物等に関する研究を奨励するため、当該研究に対する報奨金等の制度設計は考えられないか。2点目として、大沼の環境や生物等に関する研究論文等に関する情報収集・集約等のため、大学等の研究機関に論文等の情報提供を呼びかける等は考えられないか。3点目として、大沼の貴重な動植物等をビデオ等に収め保存するとともに、大沼ネイチャーセンターで当該ビデオを鑑賞できるようにすること等は考えられないか。以上です。
町の答え 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
まず1点目ですが、大沼の環境や生物などの各種研究等につきましては、従前より北海道大学水産学部などにおいて取り組まれているところでありますが、関係機関相互に連携・協力しながら、大沼の環境保全に活用されているところであります。このほか大沼ラムサール協議会の各種事業での講演、ワークショップなどで発表、共有など、環境教育においても活用されているところであります。現在のところ、研究奨励への報奨金等の検討はしておりませんが、必要に応じて人的支援など様々な方法で支援をしてまいりたいと考えて- 37 -ございます。2点目ですが、研究論文の著作権は一般的に所属学会のものであることから、公開、非公開の 判 断 は 所 属 学 会 に よ る も の と 考 え て お り ます。しかしながら、著作権や著作者所属学会の配慮でインターネット上の検索システムなどで検索できるようにされている論文もあることから、これらをうまく活用していくことが非常に有益であると考えております。また、大沼をフィールドとして活動している北海道大学、東京大学、大阪大学大学院などにつきましては、研究内容等の情報提供を働きかけてまいります。3点目ですが、貴重な動植物等をデータとして保存していくことにつきましては、継続して保存、管理していくための体制や費用面等において、新たに整備を進めることは難しいと考えておりますが、大沼国際交流プラザや大沼国際セミナーハウスでの写真展や映像鑑賞、大沼ラムサール協議会での学習会などで写真や映像に触 れ る 機 会 も 多 く な っ て お り ま す 。 大 沼 ネ イチャーセンターはプロジェクター用のスクリーンが設置されており、環境学習会などで使用されておりますが、プロジェクター機器が占有する面積などの制約により、プロジェクターの常設 は し て ご ざ い ま せ ん 。 大 沼 ネ イ チ ャ ー セ ンターでは、野鳥観察のための水場や営巣の様子を観察できる巣箱、大沼を中心としたジオラマなどを設置、季節に合わせた展示物の追加や入替えなどに取り組んでいるほか、SNSを活用し継続的に日々の自然の一端を配信してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 15番 若山雅行
前向きな、非常に前向きな答弁を頂いた感じを受けまして、ありがとうございます。ちょっと思いつきのような質問に対して、丁寧に答弁いただきまして感謝したいなとまず思います。これはある勉強会で大沼にこんな、蓴菜沼のほうにこんなきれいな場所があるとか、こういう何とかがあるという話を聞いて、そういうのを映像に残す必要があるのではないかなというふうに思いついたのと、函館の大学の学生が卒論 か 博 士 論 文 か よ く 分 か ら な い の で す け れ ども、沼が幾つか、カラスガイというのですか、大沼に昔たくさんいた貝が今もいるかどうかの調査をしたという研究論文の報告を、ある先生から聞きまして、そうしたらいたらしいのですね、どこかある場所にちょこっと稚貝がいたらしいのです、全体的には減っているのですけれども。それが大沼を再生する鍵になるかもしれないという話を聞いて、そういう論文とかそういう話はどんどん集めて、何か広く何かしたらどうなのかなという発想からちょっと質問を組立てさせてもらって、ちょっと思いつきのようなところがあるので、ちょっと煮詰まってはいなかったのですけれども、前向きにそういうふうにそういうことも視野に入れながら政策を進めていくということでございましたので、非常にありがたいなと思いました。先ほど北海道大学が何かという話が出たのですけれども、これはどうなのでしょうか。町民とか僕らがアクセスできるような、そういう仕組みになっているのでしょうか。その辺のところをちょっと教えていただければと思います。
町の答え 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
ただいまの御質問なのですが、実は大沼をフィールドとしていろいろ調査・研究されている方々は意外と数多くありまして、実はそれら全てを網羅する手だて が ご ざ い ま せ ん 。 た ま た ま こ ち ら の ネ イチャーセンター等に御協力とか支援の依頼があれば御一緒にさせていただいて、調査の内容とかが分かるといった形です。そして、先ほども御答弁申し上げましたとおり、大沼のラムサール協議会、ちょっとコロナでいろいろ事業に制約が出てきているのですけれども、毎年学習会という形でそういった研究成果を講師の方に発表していただく場とか、そういったものを設けている部分がありまして、そういったちょっと規模は小さくなりますけれども、そういったところで少なからず研究成果に触れる機会を御用意させていただいています。- 38 -また、今年、今年度につきましても、昨年ラムサール協議会10周年で記念事業で、これも東京大学、大阪大学の先生等いらっしゃって、自らの研究の成果の一端を基調講演されたりということもありますので、こういったことも含めて、できる限り、大沼で行われている自然に対する研究成果というものを地元の方々に還元できるように取り組んでまいりたいと思いますの で 、 御 理 解 の ほ ど よ ろ し く お 願 い い た し ます。
議員の質問 15番 若山雅行
非 常 に 積 極 的 な 答 弁だったのでありがたいと思います。一緒にそういう工夫を何かできないかどうかを考えていっていけたらなと思いますので、よろしくお願いします。3点目はそれで終わります。次、行きます。