豊浦町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月15日
ホタテ貝残渣水処理について
2022年12月15日、豊浦町議会の一般質問で、山田秀人議員が「ホタテ貝残渣水処理について」質問し、町長 村井洋一、水産商工観光課長 長谷部晋、副町長 須田歩が答えました。
- 聞いた人
- 山田秀人 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、水産商工観光課長 長谷部晋、副町長 須田歩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 山田秀人
最後の5番目は、ホタテ貝の残渣水の処理です。4月以降の残渣水処理とその処理に係る費用はどのぐらいになっているのか。そして、排出者費用負担割合も含めて解決しているのか、伺うものです。それから、今回の教訓を念頭に置いた雑物処理について、12月から3月までのホタテ貝水揚げ時期の雑物の処理方法は確立されているということですが、再度伺うものであります。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
5番目、ホタテ貝残渣水処理についてお答えをいたします。1点目の4月以降の残渣水処理と処理に係る費用は、排出者費用負担割合も含めて解決しているのかについてですが、まず、残渣水及び水産残渣物の処理につきましては、3月から9月まで実施しており、これにかかる費用につきましては、合計で1億3,515万6,185円であります。また、4月から9月までにかかった処理費用につきましては、12月12日にいぶり噴火湾漁業協同組合と負担割合を協議したところでございます。ざっくりですけれども、その表についてでございます。横軸の残渣水につきましては、3月から6月までの4か月間で合計7,108万6,685円でございます。その右隣、水産残渣物につきましては、7月から9月までの3か月間で6,406万9,500円でございます。その右隣の合計としまして、3月から9月までということでございまして、先ほども言いましたように、1億3,515万6,185円となってございます。2点目の今季12月から3月までのホタテ貝水揚げ時期の雑物の処理方針は確立されているのかについてですが、本年10月5日付で策定しました廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反再発防止対策により、処理方針に基づき対応してまいります。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
1億3,500万円という金額ですが、これは全て町が負担するという考え方ですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
先ほど町長が答弁しました1億3,500万円というのは、3月分が入ってございまして、それは既に令和3年度でお支払いしていますので、それを除いた1億100万円について12月12日に負担割合をどうするかという協議をしたところですが、町の考え方としては、2割負担でということでお願いをしてございます。その協議の結果、一度持ち帰るということで、漁組さんのほうでは部会に諮って、その結果を1月には再度協議したいと考えてございます。
議員の質問 1番 山田秀人
協議しての後がちょっと聞こえなかったのですが、何割負担にしたいということでしたか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
漁組が2割で、豊浦町が8割という希望でお話しさせていただきました。
議員の質問 1番 山田秀人
これは、想定外のことだから、新たな協議ということかもしれないけれども、ホタテ生産部会に諮って、それで納得をしてもらうという格好でいると思うのですが、折り合いはつきそうなのですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
12日の協議のときに、漁組さん側からは1割程度の負担でお願いしたいという要望がありました。ですから、部会にも諮ってどうなるかということですけれども、今のところ、そこは分かりかねます。
議員の質問 1番 山田秀人
今、ホタテの生産も大変ということであります。町として、自治体として、一般処理の廃棄物をどうするかということですから、十分慎重に答えて対処して、産業廃棄物ではありませんけれども、排出者負担ということを表に出すと、一般廃棄物の考え方が産廃と同じだとなりますから、そこら辺は十分理論的に考えて対応していただきたいと思います。それで、2点目の今後の処理方針ということで資料要求して、10月26日に全員協議会でこの書類をいただきました。不法投棄された経過表というものを9月22日の全員協議会で提出されましたけれども、これはかなり生々しく、何百回も投げたというふうになっています。すごいなと改めて思ったのですけれども、令和3年1月から4月1日までに礼文華漁協において処理した、これが484回あったとここに書いています。そんなようなことです。そして、最近見かけたのですが、残渣水をトレーラーに積載したものが何個もあって、コンビニに止まっていたのです。最近見かけたのですけれども、これは何か処理をしているのですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
残渣水については、今のところ、どこにも運んでもいませんし、処理もしてございません。施設内でレーンにかけて処理をしている状況です。
議員の質問 1番 山田秀人
そうすると、あれは、全然関係ないものだったのかもしれないし、バイオガスの液肥だったのかもしれないし、そこは定かではないけれども、四角い立方体のものです。五つぐらいが2列にトレーラーに積まれていた状況でした。それで、あそこのことかなというふうに推測したということです。あとは、今のところは発酵レーンでかけて、発酵を促して処理するという格好で残渣水は収まっているということですか。あふれるということはもうないのですか。今のところはどうですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
レーンのところに地下タンクが二つあって、合計で約300トンですけれども、そこを今のところ半分、両サイドですけれども、高さが2メートルありますけれども、約半分1メートルぐらいの高さで終わっているという状況です。まだまだ余裕がありますし、雑物に関しましても、それほど多くないというか、ADMの保管庫内もかなり余裕がありまして、そこから雑物は何日かに1回運んでいますけれども、それほど水も出ていない状況ですので、今のところは心配ないと考えております。
議員の質問 1番 山田秀人
それで、発酵させたものを半製品、それから製品という、道の駅に行ったら製品が置いていないのですけれども、今はつくっていないのですか、どうなのですか。売っていないのですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
正直なところ、つくれていなくて、いつでしたか、実は私もつくるのを習いに行きまして、私と副町長2人で、副町長も自ら手伝うよと言ってくれまして、30袋ぐらいつくりました。それは道の駅にはまだ置けていないのですけれども、今後またつくる予定ですので、ある程度、数がそろったら道の駅のほうにも置きたいという考えでいます。
議員の質問 1番 山田秀人
ちゃんと発酵して、きちんとそのレーンからまた1か月後、きちんと計画どおりに運ばれているのでしょう。それは発酵しているということになっているのでしょう。どうなのですか、していないのですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
レーンで25日間かけて発酵させて、製品になるのですけれども、ただやはり、まだちょっと水分が多いので、製品保管庫のほうに保管して、日数的には分からないのですけれども、ある程度水が切れるぐらいまで、表面が乾いている状態になるまで置いて、それを本来はすぐ製品にするべきなのでしょうけれども、現場のほうもなかなかできていなくて、私どものほうでつくりに行ったという状況です。
議員の質問 1番 山田秀人
ということは、あそこで作業する人がいなくて、結局、うまく雑物が堆肥化できないということになってしまうおそれがあるのではないですか。そうであれば、人をもっと入れていろいろなことをするなどしないとまずいのではないですか。どうですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
人的なところで言うと、現場はぎりぎりのところで動いていただいています。予算のこともありますので、私たち職員も一応、現場のほうに行って手伝いたいなとは考えています。
議員の質問 1番 山田秀人
それはちょっとまずいのではないですか。もう早急に手を打ってきちんと処理しないと、またどこかに不法投棄するとか、何だかんだといろいろなことが出てくるから、少し人を雇って、人件費を投入してでもいいからある程度しないと、またおかしくなるのではないかという気がするのですよ。だから、きちんと再発防止対策ということでつくったのでしょう。そういうこともいろいろ言われているわけですから、これをきちんと遵守するということにしなければいけません。副町長はこの処理対策の関係ですから、そこら辺はどういうふうな考え方といいますか、 捉まえ方をしているのですか。
町の答え 副町長 須田歩(副町長は2024年3月まで)
ただいまの再発防止対策についてでございますけれども、10月上旬にご存じのとおり、再発防止対策のほうを整理させていただいております。これをもって、二度と同じようなことを繰り返さないようにということで整理したものでございますので、これはきっちり対応していきたいというふうに考えているところでございます。やはり私どもも漁組さんとは委託者、受託者の関係でありますから、情報交換というか、コミュニケーションも大事にしながら施設運営をしていくというところを念頭に置きながら、業務を進めていきたいというふうに考えております。また、製品の製造といいましょうか、肥料づくりについても、人を雇って作業するということも考え方としては当然ありますし、今まさしく肥料をつくる方策について検討、頭を悩ませているところでございますので、これは本当に出口議論になりますので、肥料をきっちりつくっていかないと、また施設内であふれてしまうということにもつながりかねますので、そこもきちんと整理して取り組んでいきたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
出口をちゃんとしないと、いつまでもふん詰まりしてしまって、またあそこで滞留してとんでもない話になります。それで、リサイクルセンターの管理運営ですけれども、現状は今、受託者は漁業協同組合でありますけれども、一方では排出者でもあるわけです。その排出者がリサイクルセンターを管理するということですから、どうもなあなあになってしまうケースが多いということです。明日から替えろと言うわけにもいきませんし、新年度といってもどうなるか分かりませんけれども、どういう方針でおられるのか分かりません。ですから、委託契約する相手、受託者は漁業協同組合というわけにはいかないのではないかという気がするのです。一般廃棄物ですから、廃棄物処理法に基づいて、きちんと法律を守れる、そして、それに詳しい人、詳しい会社、法人、そういう人たちがリサイクルセンターを担わなければならないというのが基本的な管理体制ではなかろうかと私は思うのですが、いかが考えますか。今日、明日中の問題ではないですけれども、中期的、長期的にそういうことを考えるということで、なおかつ、1市2町、豊浦を含めての協議会というか、これは長期的な話ですから、どうするかということで処理センターの検討に入っているわけです。それまでにもリサイクルセンターは常に動かしていかなければならないということですから、委託関係の受託者は慎重に選定しなければならないということになると思うのですが、どのように考えているか、見解を伺います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
委託者と受託者、一方では産出するところでもあるということで、やはり、できるだけ法律に明るい専門業者といいますか、そういう業者が望まれる と思っております。特に、搬入、搬出については、非常に細かな神経が要るものですから、それらを含めてそういうような考え方でいきたいと思っていますけれども、何せ相手もいることですので、どこにどういう方ということも頭にはありますが、準備段階のこともあることを含めながら、できるだけ速やかに行えるように取り扱っていきたいと考えてございます。いずれにしても、今後二度とこのようなことがないように、しっかりと取り組んでいくということを申し添えておきたいというふうに思ってございます。以上でございます。