豊浦町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月12日
バイオガス事業について
2024年12月12日、豊浦町議会の一般質問で、大髙一敏議員が「バイオガス事業について」質問し、町長 杉谷佳昭が答えました。
- 聞いた人
- 大髙一敏 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 大髙一敏
3番目のバイオガス事業についてです。令和元年以降、バイオガス事業は多額の収支不足、赤字が発生しています。町民の心配と不安は増すばかりです。どうか、町民が将来を見通せる答弁をお願いいたします。一つ目、収支不足、赤字が解決、縮小しているか、または拡大しているか、現状を伺います。二つ目、継続、中止、廃止の決断を町民に問うか伺います。三つ目、継続、中止、廃止も多額の血税投入となります。今までにない対策を伺います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
バイオガス事業についてお答えいたします。これまでの経過や今後の対応についてのご質問についてですが、現在、担当課をはじめ、事業関係者を交えて整理をしている段階です。選挙公約や令和6年定例会11月第2回会議においての所信表明でお示ししたとおり、継続を含めて廃止、休止について再度考えてまいります。また、本事業においては、相手方もおりますので、話をさせていただき、お互いに納得した上で取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 1番 大髙一敏
バイオガスについては、昨日から2名ほどより質疑がありましたが、まだ1か月半ということで、私もその辺に配慮しながらお話をしたいと思います。バイオガス事業は今から8年前の平成28年に可決されて始まりました。この事業の目的としまして、平成27年9月7日から平成28年1月29日までにパシフィックコンサルタンツに業務委託をして、委託料は分かりませんけれども、この事業ができるのだろうかということをやったわけです。目的に関しては、豊浦町で発生するバイオガス資源がエネルギーとして活用できるかという調査と、発電事業を実施することで二酸化炭素排出の削減と発電所周辺の産業、施設、特に防災拠点施設、豊浦町の施設、町役場もしくは道の駅などで公共性の高い施設へ電力を供給し、災害に強く、公共性の高い社会システムを構築するのだという目的の中でこの事業を進めてきたわけです。今、問題になっているのは、赤字云々という全く次元の低い話で、公共性があるのか、ないのかというところでいくと、今の段階では全く公共性がないと私は思っています。先ほど申し上げたように、庁舎であったり、道の駅であったり、とわにーであったり、また、二酸化炭素ですね。これに関しましては目標数値がありますが、1,828トンにはまだまだ到達していません。これには様々な課題があるのだろうと私は思います。いずれにしましても、その発電を通して災害に強い町をつくっていくのだ、これが最大の目標で、公共性のあるところです。そして、今のところ、公共性は生み出せていないのです。僅か6軒、7軒の農家さんでわいわい、がやがややっている状況で、金を出すとか出さないという話に終始しているわけです。そういう状況を踏まえながら、町長も目的をきちんと見据えながら今後のことを進めていただきたいと思っています。そういった中で、私が議員になったときに、シミュレーションをいただきました。私のほかに2名ほどいただいております。担当課長から渡されました。担当課長もまだ2年ほどだと思いますので、2年分の資料という形でいただいております。いただいた資料の中で、私が一つ気になったところがあるのです。というのは、シミュレーションです。廃止、中止、継続ということで、この中に盛り込まれてはまずいだろうと思うものが盛り込まれているわけです。言うなれば、見込みです。これを盛り込んで町民に中止、廃止、継続なんて、これはちょっと話が違うなと思います。あくまでも見込みですからね。それこそ、これから町長が業者と打合せをして、幾らで使用しましょうとお互いに納得する、そういった中で事業を進めましょうという中で、見込みで我々に説明されても困ってしまうのです。実際にこのとおりになっていないわけですからね。分かりやすく言うと、ふん尿の運搬費はいまだに手数料が1,000円、2,000円となっていますね、今年の4月から。それを倍にしましょうという話に今はなっているわけです。その部分を町長がこれから業者と詰めていくのかどうかは分かりません。また、維持管理費に関しましても、6,000万円かかったものが4,000万円とか4,500万円になっているわけです。これは見込みを入れているわけです。まだ決まっていない数字を入れて、継続、中止、廃止なんて資料を出してこられても、これは混乱するのです。これは、担当課長はよく分かると思います。私は、担当課長がこの数字で出してくれて、私もすごくうれしいのです。私も数字で考えることは大好きなのですが、ただ、ここは違うなと思います。そこで、継続、中止、廃止というのはないだろうと思います。やはり、きちんと数字を踏まえて、継続、中止、廃止をしていくのだ、それを町民と町長もしくは業者の中でいろいろな話合いをしていくのだと。今、町長と業者の間でずっと止まっています。これは、町民はそういうふうに思っていないのです。町民も参加したいのです。町長と業者の間で取決めをしてという形ではないです。町民も豊浦町の将来に対してすごく心配になっているわけです。不安を持っているわけです。町民も、ワンチームと言えばいいのでしょうか、豊浦町が一つになって、そういったところにきちんと情報提供をしてどうしましょうかと町民に問うという考えは大事なことだと思 います。まだ町長はそこまでの段階に来ていないということで、私のほうから申し上げておきます。このシミュレーションを我々にいただいても参考になりません。見込みですからね。令和7年度の予算できちんとした数字を出して、どうしましょうかということでしたら我々も検討できますけれども、架空の数字を並べて検討しようといっても、これはできないのです。私は、4年間のブランクがありましたけれども、いろいろ思っていました。同僚議員からPDCAはよく言われています。このPDCAが豊浦町ではなっていないのです。先日、室蘭商工会議所100周年記念で、五十嵐さんという永谷園の会長さんが、記念公演をされました。室蘭市母恋の出身で、議長と同じ高校を卒業されています。この方が言うPDCAは、生産性であったり、能率を上げていくということで、これは100年前から始まったらしいのですが、そういった部分で使われてきたわけです。そして、今、PDCAはマネジメント、経営にも使われています。これをきちんとやっている会社は、後ろにも同僚がいますけれども、そういうところは成長しているのです。それは見てのとおりです。そして、豊浦町はPDCAができていないなと私は感じます。その一つとして、消化液です。農家さんが言うには、消化液はいいのだと言うのです。消化液はいいのだけれども、減肥につながっていないのです。なぜかというと、消化液は当初、農業改良普及所で試験をしたけれども、何を減らしてという部分が出てこないのです。畑については皆さんご存じかと思うのですが、そこそこで違うのです。固い地盤もあれば柔らかい地盤もあり、火山灰もあれば岩盤もあり、斜面もあれば平坦地もあります。ここが一番大事なのです。ここをきちんと踏まえて、その土地に合った消化液を検証しながら農家さんがその利益を出せるようにと。先ほどおっしゃっていましたが、利益が出なければ駄目なのです、もうからないと駄目なのです。やはり、肥料を減肥して少しでも利益を出せる仕組みをつくっていくということです。お金がないのに金を出せと言ってもくれないのです。今はそういう状況なのです。そういった中で大変苦労しているのです。餌代が上がった、肥料代が上がった、この間、新聞に出ていましたけれども、白老の肉牛に対して町で補助金を出すというのは、270万円ぐらいだったでしょうか。他町村はそういう形でやっているわけです。豊浦町はそれということではありませんけれども、もうからなければくれといっても出ないのです。言うなれば、10軒あったところが9軒、8軒という形でだんだん縮小していくわけです。縮小すると、成り立っていかなくなってくるわけです。ですから、そういった仕組みをしっかりとやっていくということです。これは、PDCAをしっかりやらなければ駄目です。担当が変わったばかりで2年生ですけれども、できれば、これからも末永く、本人はやりたくないと言うかもしれないけれども、ぜひやっていただければと思います。ただ、事業をやるには町民の不安を払拭していくということです。ちょっと言い忘れましたけれども、このシミュレーションで5億円ぐらい違っています。この赤字の部分を言うならば、収入を余分に見込んで支出を抑えているわけです。これを普通どおりにやっていくと、その差は1億5,000万円から2億円ぐらいの違いしかないのです。これはおかしな数字を出していて、収入を増やして支出を減らしているわけだから、なぜこんなことをしたのかと思っていました。5億円違うわけです。ところが、これに今までどおりの数字を当てはめると、1億5,000万円か2億円ぐらいしか違わないのです。5億円も違わないのです。計算は簡単ですから、やってみてください。ということで、シミュレーションをつくるのはいいけれども、きちんとしたシミュレーションをつくっていただきたいです。これを町民に出しても説得できませんからね。そういったことをお願いしたいと思います。いずれにしましても、3月に一般会計予算があります。それに向けてこれから取り組んでいくのだろうと思いますし、どういうふうになるのか分かりませんが、もうかる仕組み、そのためには町長の出番しかないと思っています。町長も答弁書に書いてあります。業者ときちんとしっかり話し合ってということです。ここは、町のリーダーとして、しっかりと取り組んでいただきたいですし、豊浦の町民が納得するような、また、業者もまたうなずけるような方向性を探っていただければ、私もああだこうだと言うこともないと思っています。そんなことを要望しながら、終わりたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
1点、議員に勘違いをされたら困るのですけれども、担当課長のほうから資料が行っています。それにつきましては、前町長が9月に方向性を出すということで、圧縮したシミュレーションで議員さんにご説明されたということです。これからについては、先ほど私が答弁したとおり、いろいろな方のお話を聞きながら、当然、来年度予算もこれからですけれども、そのシミュレーションとは違う形になると思っておりますので、その段階で議員さんと協議をさせていただくことを考えております。それはあくまでも前のシミュレーションということで押さえていただければと思います。そして、ある程度の方針が出ましたら、議員さんにもお話をさせていただいて、同じ方向で進みたいという考えでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 1番 大髙一敏
3点目を終わります。