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豊浦町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月17日

カムチャツカ半島地震による津波を想定した避難施設と避難について

2025年9月17日、豊浦町議会の一般質問で、大髙一敏議員が「カムチャツカ半島地震による津波を想定した避難施設と避難について」質問し、町長 杉谷佳昭、総務課長補佐 武田貴博が答えました。

聞いた人
大髙一敏 議員
答えた人
町長 杉谷佳昭、総務課長補佐 武田貴博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 大髙一敏

大きな3点目は、カムチャツカ半島地震による津波を想定した避難施設と避難についてお伺いをいたします。避難施設と避難行動の課題と対策について、特にペット対応、同伴できる場所の提供などを伺います。また、東日本大震災時に、津波により浮遊物が大量に流れ、避難行動に支障があったと聞きます。浮遊物などの扱いを伺います。以上の2点、よろしくお願い申し上げます。

町の答え 町長 杉谷佳昭

カムチャツカ半島地震による津波を想定した避難施設と避難についてお答えいたします。1点目の避難におけるペット対応及び同伴できる場所についてですが、ペット同伴で避難ができる場所の提供につきましては、豊浦町避難所運営マニュアルにおきまして、避難所では、居住スペースと離れた場所にペット滞在スペースを設ける旨の取決めがありますが、避難所ごとの明確なルールや場所の定めはありませんでした。しかし、多くの町民がペットと生活されており、有事の際にペットを置いて避難することは現実的ではありません。このたびのご意見を踏まえ、ペット同伴で避難が可能な避難所を指定し、ペット同行避難に関する体制整備を早急に進めてまいります。2点目の浮遊物への対策についてですが、東日本大震災の教訓から、津波によって大量の浮遊物が発生し、避難経路を妨げたり、火災や化学物質の流出など、2次的な被害をもたらす可能性があることを認識しております。災害時に災害となり得るような浮遊物がないか、関係機関との連携の中で確認を行い、安全に避難できるよう情報提供と啓発活動を強化してまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 1番 大髙一敏

今回、カムチャツカ半島地震による津波ということで、想定された津波の高さは3メートルで、実際にはそれ以上低かったわけですが、以前、東日本大震災のときも、想定が6メートルぐらいだったのかなというところで、到達した津波の高さはそこまで達していなかったということでした。皆さんご存じのとおり、この豊浦町、または、太平洋、内浦湾、もしくはその海岸線と言えばいいのでしょうか、その辺りが津波の被害の影響を受けるわけです。豊浦町は、見てのとおり、海岸線に大きな人口が集中しているのだろうと、そういった中で、豊浦本町、大岸、礼文華という形で町が大きく3手に分かれて町が構成されています。今回、3メートル想定ということで、恐らく海岸線の部分に避難勧告が出されたのだろうと私は思いますが、先ほどのお2人のいろいろなやり取りや答弁を聞いていますと、一応、今回は1,000人程度の避難を想定されたということで、実態はそれよりも少なかったわけですが、カムチャツカ半島、そして、東日本大震災、波の高さはそれぞれ違いますが、この避難の想定人数、想定場所は、今回、違いがあったのでしょうか。通告にないですけれども、もし分かれば教えてください。

町の答え 総務課長補佐 武田貴博

今回、津波警報のありましたカムチャツカ半島地震と東日本大震災の被害想定の違いということですけれども、防災に関しましては、災害が起きるたびに気象台で推定した被害状況と実際の被害の認識、そこを比較しまして、海底の地形や波の伝わりなどを、その都度、分析しているところでございます。もちろん、東日本大震災から月日もたっておりますので、その間にあります世界各地のほかの地震等の検証も踏まえた上での津波の高さというところで、今回、最新の津波警報の発令であったと捉えているところでございます。

議員の質問 1番 大髙一敏

3メートルと6メートルでは、避難の状況に変化があったと思いまして、例えば、3メートルでしたらここまでの範囲、6メートルでしたらここまでの範囲、何か線引きのようなものがあるのかなと思いながら、自分なりには想像していたのです。ただ、恐らく、避難勧告など、そういう言葉でくくって、3メートル、5メートル、6メートルは関係なく、そういった言葉で避難の人数を想定されるのだろうと想像します。大岸・礼文華の避難の場所に関しましては、一応、国道までの辺りが危険区域となるのだろうと私は思いますが、礼文華小学校、そして、大岸小学校を避難場所ということで指定されて、本町におきましては、スポーツセンターが避難場所ということになっています。そういった中で、トータルで330人ほどが避難されたということです。その中で、礼文華に関しましては、森林公園に行かれたという話がありました。3メートルだから大岸小学校、中学校でいいのでしょうけれども、これが6メートル近くなると、最大の大きさが8.2メートルか8.8メートルか忘れましたが、8メートル以上の最大の津波を豊浦町においては想定しているわけですが、そうなると、小学校では対応できないのです。ですから、多くの方が森林公園に行かれた。これはよく分かります。実は、それ以外、行き場所がないのです。行く場所がないのです。大岸・礼文華に関しましては、災害のとき、津波のときに行く場所がないのです。だから、森林公園に行かれたということは、私はよく理解できます。森林公園には、皆さんご存じのとおり、キャンプ場というのでしょうか、宿泊できる施設がありますから、そこに行って取りあえず一時的に避難するというところで、もしくは、私も礼文華にいたらちょっと小学校にはなかなか避難しづらいなというところがあります。ただ、雨がなかったからまだよかったのかもしれませんが、礼文華の森林公園は小さな川が周りに流れているのです。あれが氾濫してしまうと危ないというところで避難地域になっていない、または、冬場を考えたところで避難地域になっていない、そういったことが考えられます。でも、礼文華の人にとっては、あそこが適切な避難場所ということになるのだろうと思います。もう一つ残念なことが、本当は国道から道路がつながっていれば、あそこは避難場所としては最高の場所だなと思います。国道から入れれば一番いいですが、さっきも申し上げたように、下から上がっていく、そうすると、小川があって、それが洪水とかで氾濫したときにいろいろと厄介になってくるというところです。大岸に関しましては、農業者のイチゴのハウスがありますよね。拠点施設は、あそこが本当はいいだろうと想定します。なぜあそこを避難所として考えていなかったのかなと思います。大岸に関しましても、礼文華と同じように国道までが危険地域になってくるのだろうと思います。あそこも裏に川があるせいなのかなとか、いろいろなことを考えますけれども、やはり川の氾濫、洪水が豊浦に関してはなかなかハードルが高くなってくるのかなと思いながら見ていました。そういった中で、先ほど申し上げた海岸線ですが、ここは1次産業の中でも漁師さんが主体になっているわけですが、浮き玉関係ですか。これが、一時、東日本大震災のときに、避難するのに障害があったと聞いたことがあります。浮き玉も、漁組の前に柵を組んできちんと保管しているのですが、最近、風化の関係で柵も壊れたり、いろいろなことがあったりという様々な経緯で、また、多くの漁師さんがもうやめてしまったということで、管理の部分でいろいろと問題が出ているのかと思います。もちろん、漁師をされている方はその辺はしっかりされていると認識していますが、やめている方も多くいらっしゃるということで、浮き玉の管理が果たしてどうなのか。というのは、浮き玉が結構流れてきたため、避難に支障があったということを伺いました。その方は、いろいろな人に言ったのだけれども、誰もやってくれないということで、私が言わせてもらいます。東日本大震災ですから、もう何年も前の話です。漁師さんに怒られるのを承知しながら言わせていただきます。ただ、漁師さんのほうには、一言、この件に関して言わせてもらいますからという了解をいただいて、今、お話ししています。ということで、その辺の管理をやはりしっかりやっていかないと、大岸も礼文華も同じように海辺に港を構えていますので、浮き玉に限らず、様々な浮遊物があるので、そういったものが避難にいろいろな悪い影響を及ぼしていないかどうか、その辺を一回チェックする必要があるだろうと思います。それは、行政でやるのか、または、その各管理者にお願いをして点検していただくのか、どういった形でやっていくのか、お伺いしたいと思います。

町の答え 総務課長補佐 武田貴博

東日本大震災のときを教訓にさせていただきまして、浮遊物としては、確かに漁具とか流木や倒壊した家屋といったところで、水に沈みにくいものが浮遊物としてありまして、そういったものが避難経路である橋の部分に押し寄せてしまって避難ができなかったという話も聞いてございます。ただ、本日、議員からご指摘を受けるまで、我々も避難経路に浮遊物が障害物として存在するという認識が欠けていた部分は確かにございます。今、漁具ということでございますので、所管は別の課になってくると思いますけれども、防災の視点で、漁具の保管状況とか、実際、漁組さんでどういった形でそういったところの認識があるのかといったところを防災の観点からそういった働きかけを行いまして、その管理を今後どのように進めていくか、把握させていただきたいと考えてございます。

議員の質問 1番 大髙一敏

漁具の関係ですけれども、一遍に来ると、その頃には皆さんは避難されていると思いますが、極端に言えば、今回のような3メートル想定で、実はそんなになかったというときに、仮に50センチから1メートルぐらい津波が来たときに、あふれてしまうのです。これがおっかないのです。大きな津波は、もうその頃になったら、皆さんどこかに避難されていますから、3メートル想定で、何かそうでもないねという感じで、50センチ、1メートルぐらいのものが来ると、今、囲ってあるものの横からはみ出たり、流れたりする可能性があるのです。その50センチ、1メートルのときが逃げるのに一番邪魔くさいのです。車で走っても、何にしても、この辺にうろうろされたら一番邪魔くさい場所なのです。ですから、そういった対策と言えばいいのでしょうか、そういったことは今後はそんなにないだろうと思いますけれども、恐らく漁組のほうも以前囲いをつくったときには、そういったことを想定されたと思うのです。でも、それがいつの間にか風化して、いろいろ単管にしても、板にしても、または、先ほど申し上げたようにやめられた方もいらっしゃるので、様々なところが破れたり、津波が来たらいろいろと迷惑をかけるような状態になっているのだろうと思います。私も、一回、大岸の浜辺を商工会青年部と掃除したことがありますけれども、大体、そこに流れてくるのは、浮き玉であったり、プラスチック製の浮遊物、籠などがほとんどなのです。そういったものがいかに多いかというところで、管理を徹底されて、いざというときに支障のないようにできればいいのかなと私は思っていますので、その辺、各機関と協議していただければ大変ありがたいと思います。ただ、私も11月頃に漁業者と意見交換会をします。もう少ししたら、議長のほうにもその辺を報告しますけれども、意見交換会をしたいという考えもありますので、そういったところでまたお話もできればと思います。私のほうからもそういう感じで言いますけれども、行政のほうから一言あればお願いいたします。

町の答え 町長 杉谷佳昭

漁港周辺の環境整備は、私どもで言うと、建設課、水産商工課の部分と漁協の部分と環境美化等の部分もあります。その辺について、現地に行ってお話をした経緯もありますので、老朽化しているという状況も承知しています。その辺については、今後もそういう形で対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 大髙一敏

これで終わります。

出典:豊浦町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月17日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる