釧路町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日
被災時の二次避難について
2024年3月6日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「被災時の二次避難について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹、管理課長 清水彰が答弁しました。
- 質問者
- 川村真一 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹、管理課長 清水彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 川村真一
それでは、2件目入ります。被災時の二次避難について。1、二次避難計画はあるか。2、集団避難、福祉避難、ペット避難等、当町での受入れ場所、体制はあるか。3、管内・道内各自治体との二次避難協定等はあるか。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
被災時の二次避難ということで、二次避難計画はあるかとの御質問ですが、一次避難所から被災地外の施設に避難する、いわゆる二次避難につきましては、災害の規模や被災状況に応じ柔軟に対応するとともに、平成24年の9月に釧路管内の8市町村と締結をしております釧路管内8市町村防災基本協定、これに基づいて対応してまいりたいと考えております。2点目の集団避難、福祉避難、ペット避難等、当町での受入れ場所、体制はあるのかとのお尋ねですが、町では現在49か所の指定避難場所と10か所の福祉避難所があり、収容可能人数については指定避難所が約2万3,600人、福祉避難所が約280人となっております。災害時の避難において、配慮が必要とされる介護度の高い方や障がいを持つ方は、令和5年11月末時点で450人となっており、町内の福祉避難所において、全ての要配慮者の受入れが困難であると判断しているところであります。また、ペット避難につきましては、地域防災計画において飼い主との同行避難としており、災害発生後の避難施設の状況に応じ、ペットの安全な避難に配慮してまいりたいと考えております。3点目の、管内・道内各自治体との二次避難協定などはあるのかとのお尋ねですが、1問目で御答弁申し上げました、釧路管内8市町村防災基本協定の中で、市町村間の応援内容として、被災者の避難のための敷地、施設などの提供、これが定められているところであります。私からは、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
7番、川村議員の被災時の二次避難についての御質問の中の1つ目、二次避難計画はあるかについてでございますが、教育委員会として二次避難計画はございませんが、釧路町防災計画において災害等による学校施設の被災により、通常の教育に支障を及ぼすときは、対策を講ずることとしております。学校施設の被害状況により、校舎の全部または大部分が使用不能な場合は、他の公共施設の利用や他の建物等の借り上げなどにより、教育活動を確保することとしております。また、学校施設が二次避難所となる場合には、避難生活と教育活動が共存できる体制を整えるなど、学校と連携した取組を進めてまいります。次に、2つ目の集団避難、福祉避難、ペット避難等、当町での受入れ場所、体制はあるかについてでございますが、教育委員会において所管している学校施設や社会教育施設は避難所に指定されており、一定数の避難者の収容を見込むことができる施設であることから、教育活動の確保を図りながら地域や施設の被害の状況に応じ、集団避難の避難の受入れを行ってまいりたいと考えております。次に、3つ目の管内・道内自治体との二次避難協定等はあるかについてでございますが、教育委員会において管内・道内自治体と締結している二次避難協定等はございませんが、町において締結している釧路管内8市町村防災基本協定により、被災者の避難のため、学校施設等の提供を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 7番 川村真一
今回、二次避難についてちょっとお伺いしたわけでございますけれども、これ、やはり能登地震において、新聞、ほぼ毎日出てくるのではないかというこの二次避難での問題というのは、これは大きく課題になっているかというふうに思います。一次避難は、避難場所に大体24時間以内の避難で、備蓄とかもない状態で、安全の確保を目的としたものを一次避難だというふうに思います。二次避難は、これ、避難所と言われるところに一定期間滞在できて、備蓄品もあって、生活の確保を目的としたものだというふうに思います。あと、その後には、それと同時進行もあるでしょうけれども、在宅避難というのもあります。これは、やはりプライバシーの確保ができるということであります。今、計画を聞きました。まず、その中の釧路管内8市町村防災基本協定の中に、先ほど教育長からの答弁がありましたけれども、これ、集団避難に関しての内容は、この中に基本協定に盛り込まれているかどうかというのを確認させていただきたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
釧路管内8市町村防災基本協定の中で定められている、応援の種類として定められているのは、あくまで避難所の各市町村からの提供という表現にとどまってございます。
質問 7番 川村真一
ちょっとまた、協定に関しては後で触れます。ここよりは、後で触れた方がいいと思いますので。避難所に行かない理由というのも結構ありまして、これは2問目につながっていくのですけれども、例えば、夜間にトイレに行くことも周囲に音を立てたりとか気を使うので、その二次避難場所にはいかないのですとか、あとは、ペットを連れて行くと、ペットが鳴くので周りの方に迷惑をかけるから、その避難所にはいけないのですというのがあって、車中泊をしたり、また、倒壊しそうな家に戻って、そこでまた、二次避難に合うとかという形になっているかというふうに思います。そういう問題があって、この2問目の集団避難とかそういった、福祉、ペット避難といった特殊な避難を受け入れる場所が、今、釧路町にあるかということを質問させていただいているわけですけれども、先ほどの答弁で、ペットに関してちょっとありましたけれども、これは、今、ペットを連れていない方とペットを連れてくる方、同じ場所で避難する計画だということでよろしいでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
先ほど、町長の御答弁申し上げましたのは、あくまで地域防災計画上においては、いわゆる同行避難といわれるもので、安全な避難所までの間についてはペットを同行して連れていくと。そこでは、おそらく基本的には屋外においてペットを避難させるということなのですけれども、今、同伴避難といわれる、いわゆる避難所の中で一緒に同伴して逃げるといったようなものについては、地域防災計画上の中には盛り込んでおりませんので、今後の地域防災計画の見直しの1つとして、同伴避難というものも盛り込んでいかなくてはならないといったことは、認識しているところでございます。
質問 7番 川村真一
もう本当、このペットと呼んではあれですけれども、家族と一緒で、なぜ家族と一緒なのに、そこに連れていけないのか、そして、連れていって鳴くから迷惑になるから車中泊をする、小屋で生活をするという、ここでまた事故が起きているわけですから、ぜひ、そこは早急に急いでいただいて、対応していただきたいなというふうに思います。そして、この集団避難の答弁に関して教育長からありましたのは、これは協定は今のところないということで答弁していただきまして、先ほど言った釧路管内8市町村防災基本協定にのっとりという形でしたけれども、これ、ぜひ、今回も能登地震において、中学生の集団避難とかというのを改めて情報を知ることができたのですけれども、実際災害が起きてから、お互いの学校で受入れどうですかというよりも、今の段階で、やはり協定があるほうが、これはスムーズにものは進むのではないかなというふうに思うのですけれども、そういった部分では、今、教育委員会同士でそういった協定をつくる見込みというのは、もともとないのかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 管理課長 清水彰
今、教育委員会同士で、協定の部分について話合いとかということは今のところないのですが、教育委員会の管理課だとか、関係する課が集まって管内で集まって研修だとか、そういう機会もございますので、その場でそういった場合に備えて協力体制の確認だったり、今後の協定の部分だったりも含めて問題提起するなど、協議のほうは進めていきたいと思います。
質問 7番 川村真一
3問目の中なのですけれども、やはりこれは、現在ある釧路管内8市町村防災基本協定を基に、担当課からも先ほど答弁いただきましたけれども、内容の更新というのは常に必要だと思います。どんどん、防災・減災についてのマニュアルというのは、これも完成されたものはないですから、どんどん更新されていって当然かというふうに思います。これ、協定を結ぶためには、当町の受入れの準備ができないと、これ、協定にはならないと思います。ほかのところであったときはうちに来てください、うちで何かあったときはそちらでお願いしますという、これが協定の1つになると思うのですけれども、なにせこの当町は、受入れにはちょっと乏しい町なのではないかなというふうに思います。というのは、宿泊施設がほぼないことです。合宿施設ぐらいしかなくて、これ、釧路管内で見てもほかの市町村は、例えば、ホテルとか旅館があったりするわけです、小さいところにも。これは釧路町にはないので、そういったものもどういうふうにクリアしていくのか。あと、このごみの処理とか水の確保とかいったものも、これ、周辺地域と連携協定とかが必要になってくると思いますけれども、これ、今現在あるこの基本協定の中には、そういったものは、ごみの搬出とか水をほかの地域から、ほかの自治体から受入れできるとか、こちらからもしますよというのは、協定の中にあるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
この協定の中に、救援に係るそういった活動、あるいは物資等の提供についても、お互いの市町村の中で応援し合うということで定めがございます。
質問 7番 川村真一
それと、あとは自治体との連携のほかにも、これ、先日釧路市でも行っていましたキッチンカー協会との災害協定とか、こういったものもあるかと思います。民間企業との協定というのも必要になってくるかと思います。それと、あと、ペットの看護師というのもありますので、このペット避難に関しては、こういった看護師が常に駆けつけられる状態になるというのも必要だと思いますので、こういったものも、今後、連携とか、協定というものを結んでいかないといけないというふうに思いますけれども、そういった認識があったのかどうか。今後、そういった協定を結ぶ予定があるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
まず、川村議員、先ほど御指摘あったように、釧路町には受入施設が乏しいと。本来、やはりこの協定というのは、それぞれの自治体の弱みを、やはり強いところはカバーすると、お互いにそれぞれを持つ弱みをカバーし合うというのが、私はこの協定の本来の姿かなというふうに考えています。現在、北海道のほうが、先日の能登半島地震の結果も受けながら、今、広域避難についての案を取りまとめている最中でございまして、先日、我々のところにも、道の職員来られて説明がございました。来年度ですか、実施する北海道総合防災訓練の中で、釧路町が二次避難先として避難する訓練にも、当然、我々も参加する意向を道のほうにも示しておりまして、そういったところで、具体的に、この釧路圏域の市町村が二次避難先として、どこの市町村がどういった災害のときにどこに避難すべきかというものを、北海道が今、中心となって整理していきますので、その道筋が見えてくれば、我々も、川村議員御指摘の二次避難の詳細な計画というのも、具体的に先ほど御提言のあった様々な民間との協定も含めた形の中で、そういったものを仕上げていきたいなというふうに考えております。