釧路町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日
各所地区会館の整備・建て替えに向けた考え方について
2023年3月6日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「各所地区会館の整備・建て替えに向けた考え方について」質問し、町長 小松茂、住民課長 松野修治、総合政策課長 江端邦仁、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。
- 質問者
- 高橋幸弘 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、住民課長 松野修治、総合政策課長 江端邦仁、防災安全課長 藤井正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 高橋幸弘
14番、高橋です。私のほうからは、1件3問について質問をいたします。各所地区会館の整備・建て替えに向けた考え方について。1として、町として既存施設老朽化にどのように対応していくのか。2つ目として、高齢化に対応した施設内部改装の考えは。3つ目として、防災組織所在地には非常食料備蓄倉庫新設の検討を求めるが、町の考えはということでございますので、以上、答弁をよろしくお願いします。
答弁 町長 小松茂
14番、高橋議員の一般質問にお答えをさせていただきます。各所地区会館の整備・建て替えに向けた考え方についてということで、1点目は、町として既存施設老朽化にどのように対応していくのかとの質問でございますが、地区会館につきましては、第2次釧路町コミュニティー施設整備基本方針と釧路町公共施設等総合管理計画との整合を図りながら整備しているところであります。老朽化の対応につきましては、同計画におきまして、可能な限り構造補強などにより長寿命化を図りながら、地域に必要な機能などを確保していくこととなっております。また、建て替えに当たっては、利用率や将来の人口動向などを踏まえ、地域の実情を考慮しながら、地域住民との合意形成の下に集約化・複合化による保有総量の抑制に向けた検討を進めると認識をしております。次に、高齢化に対応した施設内部改装の考え方についての御質問ですが、高齢化に対応した施設内部改装につきましては、構造上、バリアフリー化が困難な施設もありますことから、各公共施設は長寿命化改修をする際にバリアフリー化などの検討を進めると認識しております。次に、防災組織所在地には非常食料備蓄倉庫新設の検討を求めるが、町の考えについての御質問でございます。現在、町では別保、東陽、中央、遠矢、セチリ太、昆布森のそれぞれの地域に大型備蓄品などを保管できる既存の施設を拠点施設として、各学校にはそれ以外の備蓄品の配備、収容スペースの狭い会館などには水、携帯トイレなどの必要最小限の備蓄品を配備することを計画とし、必要な備蓄品の輸送を地域内で完結できる仕組みを考えておりますことから、御指摘をいただきました備蓄倉庫新設の考えにつきましては、現時点では持ち合わせておりません。私からは以上であります。
質問 14番 高橋幸弘
それでは、1点目から、今、答弁いただきましたけれども、各地区会館、結構、築年数もたっておりますし、いわゆる30年から40年はもう経過して、老朽化の域に入っているのだろうなと、これまでも部分的な修繕も含めて、都度やりながら来ているというのは十分に承知しているのですけれども、そういうことから行くと、今で行くと、40年以上経過しているような会館というか公共施設はどのぐらいあるのでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
40年以上経過の施設で行きますと、6施設になります。
質問 14番 高橋幸弘
やはり、うちの会館も、もう30年以上経過しているのですけれども、40年以上経過するというふうなことになると、相当、やはり大きく修繕、補強をしていかないとなかなか立ち行かないのかなというふうに思っております。そういう意味で行くと、今、6地区の会館がそういうふうな状況にあると言っていたのですけれども、こういった箇所の大規模改修の計画というのはあるのでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
大規模改修という点では、具体的にはまだ計画は立ってございません。ただ、担当課として持っている整備基本方針の中では、こういった形で進めたいなというような一定の方向性は持ってございます。
質問 14番 高橋幸弘
ということは、今後、そういった部分での傷みの度合いにもよりますけれども、改修の計画はこれから立てるというか、方向性としてはあるという認識でよろしいのでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
そのとおりでございます。
質問 14番 高橋幸弘
部分的な補修で済むことであれば、それはそれでいいのですけれども、やはり40年、50年というふうに経過していると、耐震化も含めて問題がありますから、そういったところについては、早急な改善計画というふうなことについてやっていただかなければ、なかなか、これからいわゆる30年間の中で、もう75%の確率で大きな地震が来るというふうに言われていますから、これはやはり1年とも言われない課題ではあるというふうに思いますので、ぜひとも計画の前倒しというふうなことも含めて検討していただければというふうに考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。今月13日から、マスクの着用については個人の判断に委ねるということが政府の方針として決定されているのですけれども、あとは自治体として、それにどう対応していくかというような問題もありますし、それぞれ個人の考え方もあるので一概には言えませんけれども、そう言いながらも、やはり新型コロナの感染拡大も確実に減少傾向にあるのは事実だというふうに思っております。そういうことから行くと、やはり引き続き、感染防止の努力は続けていく必要はあるとは思いますけれども、今後も規制の緩和がされるということであれば、会館利用についても増加傾向になってくるというふうに考えられるのですけれども、そういう意味で、安心安全に利活用できることが求められるということも一方であると思います。施設整備については急務であるというふうに思っておりますけれども、老朽化などには限らず、高齢者も含めて利用頻度が高くなるとすれば、やはりそういった高齢者にも優しい会館の在り方というのも、当然考えていく必要があると思いますし、先ほどのバリアフリーの話も含めてそうなのですけれども、その辺について、今後、どのようにこの問題に対応していかれるのか、基本的な考え方について聞かせていただければと思います。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
その点につきましては、町長の答弁にもございましたが、どうしても構造的に困難な建物というのが多いです。というのは、当町の地区会館につきましては、平成18年度、いわゆるバリアフリー法の施行以前の建築がほとんどで、なかなかそこを満たし切れていないという状況になってございますけれども、今後、長寿命化計画等の計画をする際にそこも含めて検討したいと考えてございます。
質問 14番 高橋幸弘
大きく改修するときには、バリアフリーのことについても一応、併せて検討していくと、したがって、今は、バリアフリー化だけの問題で対応することについては難しいというふうなことでいいのでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
議員のお見込みのとおりでございます。
質問 14番 高橋幸弘
分かりました。ぜひ、大きく改修する際には、バリアフリーのことについても必ず検討して、いい方向で持っていけられるようによろしく頼みたいと思います。それで、昨年ですけれども、地域の住民に対して、地区会館の在り方について聞き取り調査を実施したというふうに、私も参加した経過もあるのですけれども、その結果を受けて、先ほども地区会館の統廃合の問題も含めてありましたけれども、その地域の皆さんからいろいろ意見を聞いたと思うのですが、そのことを踏まえて、今後、その在り方についてどのように検討されて、また、今後の方向性を示していくのか、お聞かせください。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
今、議員おっしゃいましたとおり、令和2年度に各町内会等を回らせていただきまして、意見交換を実施させていただいております。それを基に、担当課のほうとしまして一定の方向性を持っております。ただ、今後、釧路町公共施設等の総合管理計画との整合を図っていかなければならないという状況になっていますので、現段階ではちょっと具体的にお示しできるものではないことを御理解いただきたいと思います。ただ、その意見交換の中で、町内会等のほうの意見は見えるのだけれども、町自体がどういった方向で考えているのか、それも示してほしいというようなことも言われていますので、今後、公共施設等総合管理計画との進捗と計画の進み具合を見ながら、今後、町内会等のほうと意見合意を図っていきたいと考えてございます。
質問 14番 高橋幸弘
去年……令和2年ですか、聞き取り調査というか地域との懇談もされて一定の方向が示されたのかなというふうには思ったのですけれども、今後の課題だというふうなことだったのですけれども、ただ、それでは先ほどの答弁にもあったように、地域住民との合意形成の下で集約化、複合化による保有総量の抑制に向けた検討を進めるというふうになっているのですけれども、このことについては、具体的にどのようなことを目指しているのか。今の時点で分かるのであれば聞かせていただければと思います。
答弁 総合政策課長 江端邦仁(総合政策課長は2023年3月まで)
今、総合計画、公共施設のマネジメント計画なのですけれども、実は令和5年度に改正の準備を進めております。といいますのは、国の通知に基づきまして、見直しを図るということで通達が出ておりますので、今、住民課のほうからお話がありました地域住民の声等を、その中で反映させていければというふうに考えてございます。
質問 14番 高橋幸弘
あくまでも地域住民との合意形成の下で、そのことはやはり民主的に進めていただきたいと、町ばかりの都合ではなくて、やはり地域には必要性があっていろいろ意見を述べているわけですから、一気に統廃合などというふうな話ではなくて、やはりその地区会館をさらに今後も有効活用できるような、そういう方策のことも含めた、そういった集約にぜひ持っていってもらいたいなというふうに思いますのでよろしくお願いします。2点目の高齢化に対応した施設内部の改装の考えはということで、先ほどバリアフリーの問題について答弁がございましたけれども、なかなか一気にバリアフリー化していくというふうなことについては難しいというのは当然分かります。ただ、やはり今後、あと数年で団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に置き換わってくるということで、一気に高齢者が増えてくる。今、会館などを活用しているのも老人クラブであったり、あるいは町内会もそうなのですけれども、あと趣味の会であったりということです。ただ、みんな高齢化は否めないとすれば、中にはやっぱり体の不自由な人もいたりするわけですから、そういう人方もきちんとそういう会館を活用できるということは、当然町としてもやっぱり考えていく必要があるわけです。そういう意味で行くと、改修と同時にそういったバリアフリー化もというふうなことは当然、これは分かるのですけれども、やっぱりできるところはバリアフリー化も優先しながらやっていくということが、私は必要ではないのかなというふうに思っております。やっぱり、さっき災害のこともあったのですけれども、要するに高齢者がそういったところに避難したときに、やっぱり安心安全に滞在できる。それが1日か2日なのか、あるいは1週間、1か月なのかということはあるにしても、やっぱりそこのところに滞在する間はきちんと設備が整って安心安全に滞在できる、そういう会館というのはやっぱり必要だと思います。そうでなければ、早期にそういう設備の整ったところに移動していくということも当然あると思うのですけれども、1日、2日の短期間であれば、やっぱりそういうところで過ごすというのは当然出てくると思います。そうだとすれば、やっぱり高齢者に優しい会館の在り方というものは、やっぱりバリアフリー化も含めて、トイレの問題もそうですけれども、やっていただきたいなと思います。この点については、先ほどのバリアフリーの答弁で一定程度、理解はしますけれども、再度、聞かせていただきたいと思います。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
議員おっしゃいますとおり、地区会館につきましては、町内会等のコミュニティー活動のための拠点としての整備も必要と考えてございます。そういった点につきましては、担当課で持っております整備基本方針に基づいて整備を進めていきたいと考えてございます。先ほど、構造的なものは厳しいということはお話しさせていただいたのですが、構造的ではない部分、設備的なもの、例えば和式トイレを洋式にするなど、設備的なものについては取り組んでいきたいと考えてございます。例えば、設置されている設備の位置を変えることによって、利用しやすさがアップするというようなことがあれば、そういった視点でも取り組んでいきたいなと考えてございます。ただ、いかんせん利用者の要望としましては、バリアフリーより以前にこうしてほしいというような意見もございますことから、そういったものとの整合も含めながら取り組んでいきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
質問 14番 高橋幸弘
ぜひ、そういう地域の希望を取り入れたものでやっていければというふうに思います。やはり、会館もかまちの段差があって、なかなかそこで靴を脱いで上に上がるというふうになったときに、やはり高齢者の中には結構時間もかかる、あるいは困難というふうな、そういうことがあるから会館には行かないという人もいるわけです。そういう人をなくすというようなことはやはり必要なので、玄関のかまちについても、靴を脱ぐときにそこにベンチみたいのがあって、そこに腰をかけて靴を脱いで上がれるみたいな工夫も私は必要だと思っておりますので、そういう観点からも、ただ単にバリアフリーということではなくて、そういう利便性を発揮できるような工夫も、ぜひ併せて検討していただきたいなと思いますのでよろしくお願いをします。さっき、トイレの話もしたのですけれども、要は高齢者ばかりでなくて、若年者も含めて今、やはり公共施設のトイレの洋式化というのは必要不可欠な問題だというふうに思っております。いつまでも、和式のトイレがあるというのは、私は好ましくないなと思っております。一気にというふうになれば、お金もかかる話ですからそんな無理なことは言いませんけれども、もう少し計画性を持って、前倒ししてやっていただければなというふうに思っております。今回、北都地区会館についても洋式化になって、また男子のトイレも自動で水洗になったりなど、手洗い機も手をかざせば水が出るというふうなことで、利用者からは大変好評をいただいております。ぜひ、ほかの会館についてもそういうふうな設備、トイレもそうなのですけれども、やっていただきたい。したがって、今後、そこのところについてはもっとスピードアップをして、全部の会館がそういうふうになれるようなことを、もうちょっと計画を考えてやっていければと、それもやっぱり会館を安心して使える、あるいはみんながそこの会館でトイレがきれいで水洗で座ってできるからいいというふうに言われるような、そういう会館に、そうでなかったら、なかなかトイレも和式でしゃがまなければならない。だったらちょっと行けないという人も高齢者の中にはいたりする。したがって、その辺はぜひ、今後、計画の前倒しも含めてスピードをアップして、各会館にそういうふうな施設を更新できるようなことを考えていただきたいなと思いますけれども、その辺について、基本的な考え方をちょっとお聞かせください。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
議員おっしゃられますとおり、トイレの洋式化につきましては計画を持って取り進めさせていただいているところでございます。実は、令和3年から、各1施設ずつ実証させていただいておりまして、今後につきましても、来年度以降、6施設という形になりますけれども、計画性を持って取り組んでいきたいと思いますので御理解をお願いしたいと思います。
質問 14番 高橋幸弘
お願いします。最後ですけれども、防災所在地ばかりではないと思うのですけれども、防災組織所在地にいわゆる非常食料の備蓄倉庫、この新設の検討を求めたいということですけれども、町としての先ほどの答弁で行くと、拠点で備蓄品を保管し、そこから配送するというふうなシステムで今やっているので、今はそれでとどめておきたいということでした。けれども、やはりある程度、そういう小規模の会館などにも分散してそういうものがあるほうが時間のロスも少ないし、それが夜中であれば、その備蓄品をどこかの拠点から配送するにしても時間がかかったり等、例えば大きな災害があったときにそのときの道路事情がどうなっているか、だったら配送するのはちょっと二、三日できないなどというふうなことがあるかもしれません。そうだとすれば、やはりある程度の会館に、小規模でもいいですから1日、2日分の非常食料だけでもいいので備蓄できるような、そういう体制というのも片方では必要ではないのかなというふうに思うのです。答弁では分かりましたけれども、そのことについて、担当課も含めて考え方をもう1回、聞かせてもらえればと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
先ほど、町長の御答弁の中で、いわゆるそれぞれの釧路町の御地域の中に1つ、まず拠点となる──拠点というのは、いわゆる備蓄スペースがなかなか狭い施設もございます──大きな建物にまず大型の備蓄を保管できる。それが、各それぞれの地域内で短時間に配送できる仕組みをつくるとすれば、やはりまず、それぞれのエリアの中に1つ、拠点を置く。また、これまでの災害履歴から、避難所を開設するのはやはり、小中学校、学校施設を使うことがほとんどでございますので、まずそういった学校には食料を中心とする様々な備蓄をまず、置けるようにしたい。それと、今、議員おっしゃられた各会館にも、避難所は全てで48か所ございますから、漏れなく当然備蓄はしていくのですけれども、その各会館には最低限必要な水、携帯トイレ、あるいはミルクといったものを備えていきたいといった考えで今、進めているところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
くどくど言いたくはないですけれども、いずれにしても何か災害があったときに避難指定場所として設置されているわけですから、やはり何らかのそういった非常食料の備蓄がある程度あるということが、私は避難施設としての役割ではないのかなと、拠点から運べばいいということで行けば、それはそのとおりかもしれません。けれども、先ほども言ったように、やはり輸送に困難がある、輸送する係の人がいない等、やはり広域に及んだときには職員も含めて方々を走り回って、それではそこの会館にはいつ届けるのだといったようなことが起きてくるのではないかなと私は思う。そうだとすれば、そこのところで1日もつような食料があれば、それはそれで、次の日に運んでくれるのを待ってくれればいいだけの話なので、ぜひそういう観点から、このことについて町としても今後、検討していってもらいたいなというふうに思いますが、それを聞いて終わりにします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
今、議員御指摘のあった、各会館全て含めて食料の備蓄をということなのですけれども、我々も実は面倒であるなどということではないのですけれども、今、17施設の備蓄の施設の更新作業に年に数回、やはりそれぞれの備蓄の消費期限というのがそれぞれ一定ではないものですから、ある程度まとまった時期に更新作業を17施設に対して、何日か数日かけて回るといった作業もございます。ですので、今後、そういった作業の煩雑さの解消、あるいは避難所機能の向上といったところの両面から、どういった方法がいいのかというのを改めて今、御提言のあったことも含めまして、また検討させていただきたいなというふうに考えます。
質問 14番 高橋幸弘
そういう話を返してもらったので、もう1回だけ。そうだとすれば、各地域で年ごとに防災訓練などやったりします。そのときに、やっぱり今言った、ある程度の拠点の会館に備蓄食料を運ぶというふうなことの連携の訓練も、職員としてもやったほうがいいのではないのかなというふうに思ったのですけれども、ぜひそのことについても防災訓練のときには考慮していただければというふうに申し添えて、終わりたいと思います。