みんなの議会

釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月6日

台風13号による損害について

2016年12月6日、釧路町議会の一般質問で、川田雄一議員が「台風13号による損害について」質問し、町長 佐藤広高、教育長 佐々木喜代孝、経済部長 南孝司、管理課長 佐々木弘二、総務部長 大滝渉、総務課長 三浦伸樹が答弁しました。

質問者
川田雄一 議員
答弁者
町長 佐藤広高、教育長 佐々木喜代孝、経済部長 南孝司、管理課長 佐々木弘二、総務部長 大滝渉、総務課長 三浦伸樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 川田雄一

それで、2件目のほうに移らせていただきますが、この部分につきましては、台風13号によっての被害についての損害についての部分であります。①といたしまして、9月に起きた知方学・老者舞地区の災害状況の今後の対応、さらに2番目として、空き教員住宅を被災者へ開放する考え、3番目として、高見地区の住民の対応は、4番目として、なぜ避難勧告がおくれたのか、という部分でお聞きをさせていただきます。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

2件目の質問で、私と教育長にそれぞれ答弁を求めてございますので、まず、私のほうから御答弁を申し上げたいと思います。9月に起きました、この知方学の、また老者舞地区の災害の今後の対応についてのお尋ねでございますけれども、台風13号関連につきましては、低気圧による大雨が局地的に降り、総雨量では結果的に178ミリと、こういった記録的な雨となり、道路など、大規模な災害となったことは事実であります。道路被害では復旧工事を重視してございまして、まず、老者舞地区では復旧を完了いたしましたが、知方学地区では本年度に完了できない箇所がございまして、次年度に復旧工事を完了する予定となってございます。今回の被害は、国や北海道などの施設からの土砂や流木の流出も多くございましたことから、これは関係機関に対しましての対策について要望を行っているところであります。次に、高見地区の住民対応でございますけれども、当該地区につきましては、土砂崩れなどによりまして、2世帯の方が知方学の小学校の教員住宅に避難生活を送っているわけであります。道路の復旧は一部残し、完成し、交通の開放、これはしてございますが、北海道で管理してございます住宅裏ののり面が崩壊しておりまして、危険な状況になってございます。この本復旧工事は次年度になりますが、北海道においては、現在、仮復旧工事を本年度中に終了させると、こう聞いてございます。町といたしましても、関係機関に要望を行いながら、住民の皆様が早期にそれぞれ自宅へ戻れるよう進めてまいりたいと、こう考えております。次に、避難勧告のおくれについてのお尋ねでございますけれども、当時の状況といたしましては、土砂崩れの第一報が、知方学では15時24分に、老者舞では15時41分に確認され、その後16時10分に土砂災害警戒情報が発令されましたことによりまして、町では16時20分に知方学及び老者舞地区に避難勧告を発令したものでありまして、発令の手順としては、適正に対応したものと考えてございます。ただ、残念なことに、今回の災害は、想像以上の土砂が道路に流出したこともございますので、今後は、発令の目安である土砂災害警戒情報の発令、これに頼らず、避難勧告を発令するということも視野に入れて対応をさせていただきたいと、このように思います。

答弁 教育長 佐々木喜代孝(教育長は2019年3月まで)

6番、川田雄一議員の2問目の、空き家教員住宅を被災者へ開放する考えは、とのお尋ねでございますが、知方学小学校の教員住宅につきましては、台風発生当時あいておりました2戸の住宅を現在まで賃貸しております。教員住宅につきましては、従前より、入居の相談がありました際に、空き住宅がある場合には入居していただいておりますことから、今後も同様の対応を行ってまいりたいと考えております。なお、教員住宅は、学校に勤務する教員が居住することを目的としております。人事異動等の状況により、町民の方が入居できなくなる場合がありますことを御理解願います。

質問 6番 川田雄一

老者舞地区、知方学地区の災害の今後の部分については、次年度も一時あるということでありましたので、あれですけれでも、まず、老者舞はある程度終わったのかなというふうにも、私も現地を確認してきております。しかしながら、知方学の部分での高見地区の場合は、まだ、先ほどの町長の答弁の中でも、次年度の部分というお話だと考えておりますが、知方学地区の復旧工事の部分は今年度で終了をしていくのか、それとも次年度にもまたいでいくのか、確認させていただきます。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

知方学の海岸まで行く道路なのですけれども、ここについては、今現在やっております、今、現に発注しているのですけれども、これが一番奥、被災が多かった部分の、道路のり面といいますか、川のほうですね、ここに擁壁を立てる計画で実施しております。そのほか、その川べりについては、現況の道路路盤があるのですけれども、この部分もかなりちょっとやられている部分がありまして、この舗装については、今年度冬期間の工事がなかなかできないということで、次年度やらさせていただくということであります。

質問 6番 川田雄一

それでは、次年度にもまたいでいく可能性はあるという部分で押さえさせていただきます。次年度にまたぐに当たると思うのですが、恐らく、沿岸地区の場合は、6月に棹前昆布など、いろいろトラックが走ったり、いろいろの部分する分、あると思うのですが、その部分で、ある程度6月までの間には、復旧作業は終わるというふうに考えてよろしいでしょうか。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

なかなか道路自体が狭くて、道路の車と重機の交差ができないということもありますので、工期的には若干長くとらさせていただいて、地元と調整をとりながらやっていきたいと思っています。

質問 6番 川田雄一

大体わかりました。それと、1つお聞きをしたいのですけれども、もう一つ、知方学地区に去来牛という部分がございまして、そこの部分の道路の部分はどのように今後はしていくのか、確認させていただきたいと思うのですけれども。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

知方学3号線になります。ここについては、去来牛地区なのですけれども、ここは、かなり、雨が降ったときに、道路が洗掘されたというのもありまして、それについては、砂利等を補給して、車の通行をできるようにしております。説明会を10月13日に地元でしたときに、もう少しブレーダー等かけていただけないだろうかということもありましたので、それは早急にやっております。いずれにしても、この道路自体を全面的に改修するという考え持っておりませんので、現状のままですね、状況に応じた中で道路を補修していきたいというふうに考えております。

質問 6番 川田雄一

その部分については、よろしくお願いをしたいと考えております。あそこの地域の部分も、もとは環境省で……、そうですね、その部分でのアンテナ等いろいろありましたが、気象庁ですね、気象庁のアンテナがありましたが、今はそれが設置されてなく、この段階においてのあれだけの道路ができたという形もありまして、今住んでるのが1軒だけだというふうに聞いてもおりますけれども、車で行くに当たっては、なかなかあれだという部分は聞いておりますので、そこら辺はしっかりと対応をしてお願いをさせていただきます。さらに、知方学の部分に関しましては、先ほどの部分で、来年度にもあれしますけれども、あそこも道路の幅が狭いので、やはりそこら辺は重々承知の上で町も当たっていくということでしたので、今後、そういう形の中で、しっかりした対応をしていただきたいというふうに思います。2番目に行かせていただきますが、先ほどの答弁の中では、十分私もわかってはおります。なぜ、この部分でのお話をさせていただいたのかという部分は、2番目と3番目にまたがっての関連がありますので、お話をさせていただきますが、やはり、結局、今回の空き教員住宅の部分で2件、高見地区が行けなくなったという形の中で、道路が切断した中で、今回その高見地区の住民がここへ避難をしたと。その形の中で、結局は教員住宅を貸していただいて、そういう形になったというお話であります。しかしながら、この部分で、結局、町のほうから住民の方に対して、災害を受けられた方に対して、来年の3月をもって出ていただきたいようなお話があったということで、ちょっとお聞きをさせてもらったのですけれども、教育委員会として、やはりそういう部分、お話はなされていたのかどうか、確認もさせていただきたいと思います。

答弁 管理課長 佐々木弘二(管理課長は2017年3月まで)

入居の際の説明の際に、先ほど教育長からも答弁ございましたけれども、人事異動等によって、教員が住みたいという場合には退去していただく場合があるよということも説明はしたかと考えてございます。

質問 6番 川田雄一

では、それで、やはりこういう場合、災害を受けられた住民の気持ちも少しは考えていただいて、やはりその部分でも、いや、こういう部分がありますから、というふうな形の中で説明をしっかりとしていれば、こんな話にもならなかったのかなというふうにも考えておりました。やはり、結局は家に戻れないということですから、そういう形の中でいきなり、道路もまだ直っていないうちの形の中で、出ていってくださいと言われたら、住民感情としては、ちょっといかがなものかなというふうに思われたので、今回の部分で聞かせていただいたのですが。この部分の形の中で、連絡が地域に入ったということで、この部分は、町側と教育行政側との話し合いはあったのかどうか、確認させていただきます。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

高見地区の住民の、避難者の住民の方々について、3月に出ていかなければならないという期限がついた教員住宅ということで、それ以降の生活が困るのだろうという考えのもとに、漁協に私が行って、状況を説明し、3月までに出なければならないですから、その対応について町として協議させていただいて、窓口を一本にして対応したいという旨の話をしたところです。その後、若干私の対応が遅くて、地域懇談会がおくれましたけれども、地元の方、知方学の町内会長のほうから、早くやってくれということで、町のほうで現地と懇談会を開いたところです。そのときに、災害の復旧が仮復旧でもできれば、高見地区に戻れるのだということで、道のほうにも仮復旧していただいているという状況です。

質問 6番 川田雄一

そうなんですよね。仮復旧は道では終わりました。今の現時点で高見地区の場合は、仮復旧の一件の部分の裏山の部分は、今終わったところでもあります。まず、家に帰るかどうかの部分は、住民側からのお話も聞いてきましたが、今の時点で、もしかまた災害があった部分は、何かあれば困るという形の中で、何とか3月までは教員住宅にいたいという話も聞いております。先ほどの話でありますけれども、部長が一括というお話でしたので、教育委員会のほうと町長側での話し合いという部分は、一本でまとめるという形の話はあったということでよろしいですね。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

はい、そのとおりでございます。

質問 6番 川田雄一

わかりました。それで、最終的に、今回こういうような被害が行われたわけですけれども、4番目に移りますけれども、行われたわけでありますが、昨年の部分でも、ちょうど防災訓練が沿岸地区で行われたわけであります。今回のこの避難の部分などの検証、そして住民対応の部分の検証、前回の昆布森地区における防災訓練、これを生かせたという部分が検証はされていたのかどうか、もうあれから大分たちますので検証はされたと思いますが、確認をさせていただきます。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

今回の避難の検証ということなのですが、私どもとしましては、先ほど1問目で町長答弁しましたように、警報が出た段階で避難勧告ということにはなかなかちょっとならないものですから、どうしても、一つの目安である土砂災害という結果情報が出た段階で避難勧告をするという形でやっておりましたので、そのあたりについては、手順的には間違ってはなかったとは思ってはいますけれども、ただ、町長申しましたように、それぞれの状況によってまた違うこともありますので、今後については、単に土砂災害警報だけを頼るのではなくて、いろいろなことを考えながらやっていかなければならないということで検証しているところであります。また、昨年の避難訓練のものと、今回の災害の状況ということなのですが、私どもとしましても、やはり避難訓練、当然やって、それは、有事のときには生かされるということを想定してやっておりますので、ある程度の、今回については、対応的には生かされていたものだと、そういうふうには考えておりますし、どちらかといいますと、この避難訓練につきましては、住民の皆さん、避難する訓練が主になっておりますけれども、私どもは、これからもそういった住民の皆さんだけではなくて、内部のそういった情報もやっておりますけれども、それもあわせてさらにやっていかなければならないだろうというふうに感じているところであります。

質問 6番 川田雄一

だから、検証はある程度行いつつあると捉えていいのかなというふうに思っておりますが。先ほどの町長の答弁の中でも、時間帯に対して、土砂災害に対しての部分は、今後、早くやっていかなくてはならないというふうに受けとめておりますので、そういう部分では、今後はそれは必要だろうというふうには考えております。だから、結局、今回の部分で言いたいことは、なぜか、という部分は、やはり、この部分の状況なのですよね。ちょうどこのときに、9月定例会の特別委員会決算認定が行われてた状況でもあります。恐らく、都市建設課のほうに土砂崩れの一報が入ってると思います。その形の中から、いろいろな部分が見えてきたのかなというふうにも思っておりますが、ただ、知方学地区の住民が、あれだけ雨が降って土砂崩れもなった。業者を送ったのも、私も確認はしております。そうしたときに、今度逆に、老者舞と汐見地区の間の丸山で土砂崩れの災害が起きたという形の中で、再度44号線を回って、仙鳳趾を回って知方学地区に入った。1時間の再度ずれができてしまった。その形の中から、逆に言えば、あれだけの、逆におくれが生じたことによって、水が多かったと。たまたま知方学地区に、70代以上のお年寄りの方が今回はいなかったということが幸いだったなというふうにも感じております。職員の方々からも聞いたときにも、車に移動するときにも、約腰の高さまで水があって、それを避難させたというお話も聞いております。ここで何があるのかという部分で、町長にもお聞きもしたいのですけれども、やはりこの部分、議会があったとしても、もしかそういう部分があったとしても、やはり、議会、特別委員会でありますので、そういう部分でもやはりすぐ対応する形の中で、議長でもいいと思いますよ。私は、住民から選ばれた議員でありますので、そんなことに対して誰も文句は言わないと思います。早くそういう部分ができるようにしていただきたいと考えてもおりますが、今後、そういう形の中で、もしか、何か議会があったときでも、そういう部分の対応をやはり素早くするということをするほうが私はいいと考えますが、町長のお考え、聞かせていただけるでしょうか。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

今議員の言われたことは、私も反省をしなければならないと思ってございます。それ以上にやはり、私は、今回の災害で得た教訓というのは、気象警報だけではなくて、やはり地元の方の情報というのは、これは絶対必要だと。私自身も直接町内会の会長に電話をかけて「このままではだめだから逃げてくれ」と、声をかけて「逃げてくれ」ということを直接電話でその会長にお願いしたところであります。ただ、その前の時点では、まだ、今までそういった事象は起きたことがないと、はっきり、私も言われましたし、事実、そういうことで、自分たちが、役場の職員よりもこの地区のことについては知っているのだという自負があったのではないかなというのがありまして、なかなかその辺の理解は、こちらのほうからの意図するところを酌んでいただけなかったということがございますけれども、今回の教訓は、我々もそうでございますけれども、地元の方も、やはり自分たちのところも起きるという、こういったことを行政も地元の方も共有できたということでは、これから、私どもは、地元の方の情報というのは、より一層多くいただけるし、正確なものもらえると思いますし、また私どもも、それに対する対応をいち早くとってまいりたいと。もちろん議会があったとしても、その辺は御理解をいただきながら、対応させていただきたい、このように思ってございます。

質問 6番 川田雄一

それで、町長にここで一つ提案があるのですけれども、やはり今の時代、携帯だと思うのです。自宅に連絡しても、自宅で皆さんが、そういう部分で、災害に遭ったときに、電話に出られない状況だと思います。町内会、さらには昆布森であれば実行組合もあります。そういう部分から、連絡、携帯電話の部分、やはり押さえておくという部分は、僕は必要と考えますが、そのことについていかがでしょうか。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

住民個人の携帯の番号を押さえるかということもございますけれども、漁協等組合関係、それと町内会と連携をとって、今後は進めていきたいと考えておりますので、御理解願えればと思います。

質問 6番 川田雄一

組合もありますので、そこら辺をしっかりとあれしてほしいとも思います。一つだけ言われておりましたが、組合からもこのことについては、総務課に電話が「組合ですけれども」と言って、「どこの組合ですか」という対応だったという話も聞いておりますので、職員に、組合ぐらい、農協、組合、商工会ぐらいはしっかりと覚えておいてほしいかなというふうにも思います。やはりそういう部分で、避難勧告が早くできるなど、いろいろな対応ができると、私は考えておりますので、今後はさらに、この災害をもとに、ひとつ検証を速やかにしていただいて、今後、災害のないように、避難勧告、いろいろな物事で早目に対応できるように求めて、一般質問を終わらせていただきます。

出典:釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月6日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる