みんなの議会

釧路町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日

遠矢地区における都市計画の現状と今後の展開について

2016年3月9日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「遠矢地区における都市計画の現状と今後の展開について」質問し、町長 佐藤広高、まちづくり推進課長 木元誠三、住民課長 高橋明、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 及川晃仁、副町長 青木冨士彦が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
町長 佐藤広高、まちづくり推進課長 木元誠三、住民課長 高橋明、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 及川晃仁、副町長 青木冨士彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 川村真一

皆様、お疲れさまでございます。9番議員、川村真一でございます。私からは1件、4項目の質問をさせていただきます。第5次釧路町総合計画や都市計画マスタープランに記載されておりますとおり、自然、触れ合い、居住エリアとして遠矢地区の発展は、当町にとって非常に重要な地域でございます。そこで、遠矢地区における都市計画の現状と今後の展開について質問をさせていただきます。1項目めに、国勢調査の結果も踏まえ、遠矢地区における人口減少の原因をどのように捉えているかをお聞かせください。2項目めとして、「都市計画マスタープラン」地域づくりストーリーの進捗状況をお示しください。そして、3項目めとして、そのストーリーを構築していく上で、地域住民の声を反映させるために行っていると思いますが、地域住民の要望把握と町としての見解をお答えください。1970年に市街化地域として都市計画が決定し、平成18年度と平成20年度に新築された町営住宅遠矢団地、さあ、いよいよ遠矢地区が盛り上がってきたぞとなりましたが、市街地として重要な商業施設の充実に足踏みをしている今段階だと思います。そこで、再三議会でも質問されておりますが、4項目めとして、工業、商業、農業、林業を含め、企業誘致に対しての取り組みをお答えいただきたいと思います。お願いいたします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

9番川村議員の遠矢地区における都市計画の現状と今後の展開についての中で、この地区における人口減少の原因、これをどのようにとらまえているかということでございます。人口減少の要因といたしましては、自然減と社会減の2つの要因がございます。釧路町全体の傾向と同様に、遠矢地区においても、少子高齢化などの影響による、出生数より死亡数が上回る自然減と、転入数より転出数が上回る社会減の傾向が続いてございます。特に詳細の分析調査を行ってはございませんけれども、社会減の主な理由としては、高校卒業を契機に進学、就職等による転出超過、これが主な要因と捉えております。次に、「都市計画マスタープラン」地区づくりストーリーの進捗状況についてのお尋ねでございますが、本プランでは遠矢の地区づくりストーリーとして、周辺の自然環境を生かした地区づくり、快適な居住環境づくり、地区の魅力を高める文化交流拠点づくり、安全性の向上と災害に備えた環境体制づくりを設定し、釧路湿原を臨む自然を守りながら、道路ネットワークの向上や安全対策、下水道などの生活基盤整備の充実を進めているところであります。次に、地区住民の要望把握と町としての見解についてのお尋ねであります。この間、地区住民からは、日常の生活利便施設の立地に係る要望が多く出されているところであります。当町といたしましては、河畔団地の一部町有地におきまして、当該地区住民の生活利便施設の立地が可能となるよう用途地域の見直しを行っており、既にドラッグストアが立地されているところであります。今後も隣接地に食料品小売店舗が早期に立地できるよう、土地貸付者と協議を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、企業誘致に対しての取り組みでございます。本プランにおいて遠矢地区を環境保全型居住エリアとしており、都市計画上も住居系用途地域を指定しているところであります。このことから大規模な工場や事業所等の立地につきましては、想定をいたしていないところであります。以上であります。

再質問 9番 川村真一

それでは、まず1項目めに関して再質問させていただきたいと思います。ここで重要になってくるのは、町としての遠矢地区の位置づけだと思っております。国で言うところの地方創生というのは、各町村の隅々までの発展が必要だと、そういうことを国も訴えております。これは釧路町でいえばセチリ太だけではなく、遠矢、別保、昆布森、そういった隅々までの発展が必要になってくるわけでありまして、この遠矢地区においては、ずっと住みたい、住み続けたい、そして魅力ある地区として注目されているかが必要だと思います。そこで、地方の市町村の多くは、多くの地区が抱えている社会的、構造的問題はさておき、遠矢地区の人口減少防止対策に関しましては、地区の皆様が抱えている暮らしの不安を解消し、安心して住むことができるまちづくりを進めることが、何よりも大切ではないかと思っております。昨日、15番議員からもありました、人口減少防止対策についての一般質問がありました。人口減少防止対策は待ったなしで取り組む必要があると、私も同じように共感しております。特に遠矢地区にあっては、人口減少と言われながらも、今も5,000人以上の方が住まわれております。町内では2番目の人口を要する地区であります。私は今現在、鶴居村よりも、かつての音別町よりも多い人口を有しているこの一つの地区、遠矢地区の人口減少防止対策にもっと力を注ぐべきではないかと思っておりますが、町長は総合戦略の実行も含め、そのあたりの御認識はいかがでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

遠矢地区の現況として、まず申し上げさせていただきます。遠矢地区は地区の周囲を緑で囲まれて、釧路湿原を臨む自然豊かな地域でございます。そうした中、議員のほうからもお話がございました、町のほうでは釧路町都市計画マスタープランを平成24年に策定をしてございます。この策定プランの、マスタープランの中におきまして、この遠矢地区を多くの人々が行き交う豊かな自然の触れ合いと釧路湿原を臨む安心の居住地区と地区づくりのテーマを掲げ、それにつけて、それの整備を進めていくということで、町のほうとしては考えているところでございます。

再質問 9番 川村真一

今、御答弁いただいたとおり、この遠矢地区のテーマはそのようになっております。地域づくりのストーリーにおいては御答弁のとおりでございますが、私はコンパクトな地区づくりの観点からも、地区の顔となる交流拠点ネットワークの軸づくりですとか、快適な居住ゾーンづくりに着目して、今後の質問、3項目めにもリンクしますが、例えば買い物や通院のデマンド交通ですとか商業施設の集積といった分野、移住定住と安心の老後の観点からも、地域の方々が利用できる地域密着型の介護予防施設ですとか、介護老人施設の整備が必要と考えますが、お考えをお聞かせください。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

遠矢地区につきましては、環境保全型居住エリアという形の中で、土地の整備についてのエリア構想を持ってございます。そうした形の中で、川村議員おっしゃったような、そういう施設も含めて必要であるという認識は持っているところでございます。

再質問 9番 川村真一

そういった施設が集まることによって、より安心して暮らせる地域ができるのではないかなと思っております。今の段階でも、特に柏、緑地域というものは地盤もよくて景色もいい。そして子育てでいえばすみれ幼稚園、教育でいえば遠矢小中学校といった部分もそろっております。そして、ああいった高台で景観もいい。札幌でいえば、恐らく円山とか宮の森、そういった高級住宅街にもなり得るような地域だと思っております。また、交通アクセスに関しても、実はそんなに悪いところではないのです。釧路市でいうところのベッドタウン、昭和とか文苑と比べても、例えば駅までの所要時間、昭和からですと6.9キロメートルありまして18分、文苑からですと6キロで16分、柏からですと9.7キロで17分、大して時間は変わらないのです。これはあるソフトで調べたやつで、信号の数なども全部計算されての所要時間が出されるわけでございますけれども、釧路空港においてもそうなのです。昭和からだと20分、文苑からだと33分、柏からだと何と30分で行けるわけです。これ恐らく湿原道路の関係もあると思います。このたび外環状線なども開通することによって、ますますアクセスはよくなってきます。そして、一昨日でしょうか、釧路市議会のほうでも議論されておりました新釧路川の左岸通の整備が17年度以降に始まると。今からでいくと5年以内には道路が開通するのではないかと。また、さらに湿原道路の使いやすさもよくなってくるわけでございます。そういった観点を捉えて、この地区をベッドタウンとしての可能性を追及したことがあるかどうか。ベッドタウンとして、地域外に売り込みをしたような、そういった行動を今までとったことがあるかどうかお聞かせください。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

これまで遠矢地区におきまして、議員おっしゃったようなベッドタウンという形での売り込みを対外的にしたところはございません。

再質問 9番 川村真一

今後はそういった戦略といったものも必要になってくるのではないかなというふうに思っております。次に移りますが、次にどれぐらいの地域住民から意見を把握したかというところでございますけれども、私、このたび独自に数世帯の方から意見を聞きました。遠矢地区に住もうと思った理由、いいところ、土地が安かった、診療所がある、自然が豊か、地震、津波が来ても比較的安全、これはごもっとものとおりで、つくりがそういうようになってます。津波などに関しては、本当に柏とか緑地区の方でございますけれども、逆に不便なところ、悪いところ、まずスーパーがない、中学校が遠い、交番に警察官が常駐していない。小学校前の通りが幅員が狭く、トラックの交通量が多く危険。小学校前のカーブ、山があって見づらい。コーナーミラーが2つあったのに今は1つしかない。龍谷寺の前と南陽台の入り口付近がすぐに冠水する。こういった意見は、町として地域住民から意見として聞いて、しっかりと把握しているかお聞かせください。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

これまで遠矢地区のそういう環境整備等に向けた御意見といたしまして、町政懇談会、あるいは移動町長室、さらには町のほうで実施してございますまちかどインタビュー、まちづくりアンケート等々によりまして、そのような意見をいただいているところでございます。

再質問 9番 川村真一

ではその意見を頂戴した上で、即実行に移せるものもあったかと思います。本当にコーナーミラーが2つあったのに今1つしかないなど、そういった部分は早急に対応できないものだったのでしょうか、お聞かせください。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

2つあったものが1つなくなったというお話なのですが、私のほうで、今現在1つあるのはわかっているのですけれども、なくなった箇所の把握ができておりません。申しわけありません。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

カーブミラーの設置などにつきましては、地元からの要望を受けた場合は、双方で現地確認の上、今後とも対応してまいりたいと考えております。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

まず、柏入り口付近の危険箇所のところでございますが、本年度の予算におきまして、遠矢小学校周辺通学路自然災害防止事業として実施する予定となってございます。また、スーパー等の件でございますが、先ほど町長のほうからも御答弁申し上げてございますが、引き続き土地関係者と協議を進めてまいりたいと考えております。さらに、龍谷寺坂下あたりの冠水の件でございますが、こちらのほう、直接要望という形の中ではお聞きはしていないのですが、状況として大雨のときに、そういうとこが見受けられるというお話を聞いてございます。これにつきましては、時間の経過とともに解消されているというふうに認識しているところでございます。

再質問 9番 川村真一

今、お答えいただきましたけれども、ここで私が言いたいことは、いかに住民の方の声を拾って解決につなげるかということでございます。先ほど答弁いただきましたけれども、アンケートとか町政懇談会等行っていながらも、今のような町民の意見をしっかりと町政のほうに反映、今できてない状態だと思います。そういった部分で、もう少し町民の目になって、町民の視線でそういった意見を拾い上げてほしいなと思ってます。そして、その方々の意見で一番多かったのが、車がないと不便ですとかバス停が遠い、そしてそういった歩くことに関しての老後が不安だということが多くございました。ただ、そういった悪いことばかりでもなくて、私、ネットで調べたところ、東海地方から遠矢に住むのですけれども、遠矢に住む場合のアドバイスをくださいといったような質問に対して、遠矢地区に住まわれてる方がこのように答えておりました。交通網が発展していませんので車は必需品です。やはり北海道はでかいので、何事でも歩いてコンビニへという感覚ではありません。大都会に行きたくなってもなかなか行けません。やはり寒いです。冬だけではなく初夏でもストーブが必要になることがあります。燃料費がかさみます。雪は少ないですが、周り一面、氷の世界です。夏場、霧が多く発生します。本州産よりうまい肉が少ないと思います。釧路市のベッドタウンですので大規模スーパーも多く、下手したら釧路市に住むよりも便利です。ベッドタウンですので割と若い層が多い。幼稚園や小中高も想像より近くにあり便利です。数年前からの町民ですけれども、釧路寄りの場所だと私生活に不自由はないと思いますと。ここにもバス停のすぐそば以外の方は旦那様と奥様、車2台あったほうがいいです。釧路は魚介類が新鮮だし、夕日はとてもきれいです。こういったなかなかよい点を言ってるようには聞こえないのですけれども、逆に返せば、こういった問題点を解決すれば非常に住みやすい、また景観もいいベッドタウンとなり得る地区だということを、これネットで調べても出てきますので、それもまた一つ、町民の言葉として拾い上げるのも必要なのではないかなというふうに思います。そこで、今の遠矢地区の皆さんが、特にスーパーマーケット、生活利便施設の立地とともに、買い物や病院などへの交通アクセスの整備、ここを求められてると思います。そして、住みなれた遠矢地区で安心して老いることができる暮らしの整備を求めているところでございます。昭和50年代の団地開発から40年が経過しようとしております。団地も地区に住む方も高齢化し、65歳以上の方が1,300人を超える状況にあります。老いても安心して暮らすことができるまちづくりを望む方が多くなってきている、これが遠矢地区の現状であります。そこで町長、町民の皆さんが切実に望んでいることをかなえることができるのは、この町政ではないかと思います。地区の民意にどうか敏感になって、そしてこれをより具体化していくことが大事だと思っております。遠矢地区の人口減少防止対策は、安心に支えられた地域づくりの整備が何よりも必要だと思っております。その件につきまして御見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

ただいま川村議員から、るる町民の要望に対する町側の対応についての御質問がございました。私も一つ一つ、皆さん方の御意見については、もっともであるというふうに思ってございますけれども、何せ例えばスーパーにしても、それが出てくる店屋にすれば、果たしてそこで商圏として成り立つのか、これは大切な要因であります。来てもらうことは簡単であります。しかし、そこから撤退するということになると、二度とその地域に来るということは、ますます難しくなる。そういう前例をつくることは、私は許されないと思ってございますので、これは今、町をどうのこうのできるわけでございませんけれども、今模索をしている段階で、そういった店屋について、どういった形でそのストアが出ていただけるのかと。こういうことは十分、その出店業者との話し合いが必要であるというふうに思ってございます。それからもう一つは、交通の便ということでございます。これは遠矢地区に限ったわけではございません。これらについて一つ一つ解決するには、膨大な町政の費用を要するということでございます。私は、一つの地域だけがよくなればいいということではございませんけれども、できるところからやってはいきたいですけれども、その財源となるものを何に求めるのか。皆様方の税金に求めるのか。それとも、それをさしおいても、今緊急にしなければならないものに税金をつぎ込まなければならないのかと、こういう選択を常にされております。私はできるものから片づけてまいりたいと、こういう思いでございますので、川村議員の言われることは、私も全く理解はできますけれども、今すぐそういった事情においてでき得ないということを御理解いただきたいと思いますし、すぐやらないから、町政がその耳を傾けてはいないということは決してございませんので、その点、御理解をいただきたいと思います。

再質問 9番 川村真一

今、町長からお言葉いただきました。そして、これに関連します、次の4項目めのほうに移らさせていただきたいと思います。今、町長言われたとおり、生鮮食品の販売店のみならず、高齢者施設ですとかマンションですとか、そういった相乗効果のある施設は、一緒にそこに商業施設をつくることによって相乗効果が生まれる、そのように思っております。また、企業の定義として雇用の創出が必要となった場合、医療系、福祉系、そして介護系の事務所も企業の範疇に入ると考えております。人口減少の防止対策として、釧路町総合戦略にのっとった釧路町版CCRCに取り組むべきではないかと当然考えております。官や公が何でもやる時代というのは、もう終わりを告げました。官民一体、公民一体、そういったまちづくりがまちづくりの様態になってくるのではないかと思っております。そして、この釧路町CCRCは、まさしく民間法人、そして民間企業にインフラ整備を委ねるものでありまして、CCRCの中にあります、特に公共交通でつなぐコンパクトなまちづくりと、これも書かれております。これはまさに早急に取り組むべきことであるかと思います。これは全国的なものなのですが、マイカーなどの個人的な移動手段を持たない世帯、その中でも高齢者、障がい者、学生などのいわゆる交通弱者にとって、地域公共交通機関は買い物、通院、通学など日常生活に必要不可欠なものであります。この交通弱者といった部分では、釧路町としては、そういった方々がいるというのを認識されていますでしょうか、お願いします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

このことにつきましては再三、議会からも御指摘を受けておりますし、我々もそういった認識は十分持っているところでございます。

再質問 9番 川村真一

まさしくですね。遠矢地区にはバスも通ってますし、JRも通ってます。その中でどうして地元の方々がこういった交通の不便があるかというところで、ちょっと調べてみました。まず、JRは本数も少なくて、場所も遠矢駅1カ所、そこに行くまでの距離が長いといった部分で、JRの使用というのも非常に不便な部分にあります。そして幹線バスですが、これ平日は上り9本、下り8本あります。土日においては上り6本で下り便が5本です。三映団地から例えばイオン釧路に行こうと思ったとき、上り線、三映団地からイオン釧路に行くときは、通常25分で行けるのです。これ家から車で行けば、恐らく15分ぐらいの距離ですが、バスだと25分。ただ25分というのは、三映団地からイオン釧路に行くのとイオン釧路から三映団地に来るのは、上りと下りで時間が全然違うわけです。恐らく乗車する人の数とか、バス停に一つ一つ寄らないとならない。そういった部分で下りになると、イオン釧路から三映団地になると42分かかるのです。さらにバス停から家まで5分、10分かかると思います。片道、ドア・ツー・ドアで行くと1時間ぐらいの時間を使ってしまうわけなのです。これを考えると、この地域に住む方には、交通に関しては非常に不便な目に遭ってると。まして、三映団地、河畔から今度、わらびと柏という中のほうを通っていきますので、遠回りしている感じにもなるかと思います。そして、バス停の数も少ない。緑におきましては、本当団地の中にはバス停は一つもなくて、入り口に一つあるだけなのです。端から歩いていくと、恐らく15分ぐらいかかってしまうような、また冬、道の悪いときは、高齢者の方に関しては、本当に歩くのも大変な状況にあると思います。今現在、スーパーなどの商業施設が充実していない中で交通弱者がいれば、これは喫緊の課題だと思っております。今、町長からもお答えいただきましたけれども、そのものがある中で、まち・ひと・しごと創生、釧路町総合戦略の目標4の中に、ずっと住みたい、住み続けたい釧路町をつくる、2番に、現状と課題の内容というものがあります。地域の人口減少、少子高齢化は、地域公共交通利用者の減少へとつながり、公共交通サービスの存続及び継続に大きな影響を与えることが懸念されますと。釧路町においても、高齢者の足の確保や生活路線バスの維持、買い物困難者地域の解消といった課題が上げられており、町の実情に適した公共交通のあり方が求められますとあります。そこで、全国各地で行われておりますデマンドバス、そしてコミュニティバス、乗り合いタクシーといったものの、そういった利用の例を町では把握してるかといった部分をお聞かせ願います。

答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)

昨年、デマンドバスといいますか、地域公共交通セミナーという形の中で、全国でそういう展開をされている講師の方をお招きしまして、町民の方々を対象としたセミナーを実施しておりますことから、そういう部分で全てではないのですが、その辺のことは認識はしております。

再質問 9番 川村真一

デマンドバスを運行させる、そもそもの理由というのは、そういった交通弱者を助けるため、これが基本になってくると思います。赤字路線を廃止してデマンドタクシーを利用することによって、支出を圧縮できた町村も、市町村も実際にあるわけなのです。当町の社会福祉協議会にある福祉バスの有効利用に関してということで、会派自民党として平成28年度予算要望で先日、福祉バスの活用範囲の柔軟な対応を求めると、こういった予算要望させていただきました。その回答で、運行管理を行っている町社協において使用規程を設けており、町社協や町主体の事業ほか、社会福祉活動及び準ずる団体の福祉事業を利用対象としております。こういった回答が戻ってきたわけです。そこで私、質問させていただきたいのですが、ではデマンドバスとしての利用というのはどうなのでしょうかと質問させていただいた中で、デマンドバスとして利用できないかといった質問に対して、規定で決まっているのでできませんという回答受けたのです。そのとき、私、規程を持ってなかったので、規程は非常に厳しいことを書いてるのだなと思ったのですけれども、健康で自立した生活を営む上で交通弱者等の移動手段をどのように確保するかといった課題をもとに、これを町の事業として行えば、規程の中にあるバス使用規程第2条第1項に、町及び本会が行う民生福祉に関する事業に当てはまっては、これ使用できるということになっております、福祉バスがですね。今まであるものを有効活用すれば、そういったデマンドバスの活用だと私、今思っておりますけれども、今までそういったリアクションを起こしたことがあるかどうかお聞かせください。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

福祉バスの有効利用についてということでございますが、釧路町のほうから社会福祉協議会に対しまして、そういう部分で協議したことは、今まではございません。

再質問 9番 川村真一

会派からの要望から、こういった内容もあった上で、町のほうから社協のほうにそういったリアクション起こしていない理由をお聞かせください。

答弁 健康福祉部長 及川晃仁(健康福祉部長は2017年3月まで)

川村議員の御質問で、福祉バスの利用拡大ということなのですけれども、福祉バスは町の社会福祉協議会の所有物であります。それで社会福祉協議会で、先ほど申し上げましたとおり、基準を持って社会福祉事業、社会福祉を行ってる団体の使用を目的にしているところでございます。御質問の利用拡大に当たっては別人格でございますので、道路交通法等の整理も必要でございますので、打診することは可能でございますので、今のところ、申しわけございません。利用拡大に当たっては、町の方向性、道路交通法の関係もありますので、整理して社会福祉協議会のほうに打診してまいりたいと考えますので、御理解いただきたいと思います。

答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)

御質問の件に関して、今、担当部長から答弁申し上げましたけれども、目的を持って運行しているバスでありますし、町が目的に沿ってお願いをしている、管理をお願いしているバスでもあります。デマンドバスという、それに近い利用をするとしても、そういった福祉団体との調整、空き時間に有効に走らせる交通手段があるかどうかについては、全く今のところ考えてもおりませんでしたので、そういう意味で検討の余地はあるという申し方をしたのかもしれませんけれども、今の段階におきましては、福祉施策に限定して利用させてもらうということで、もう一つは行政目的でたまたま使うことがありますけれども、そういうことで限定をして利用させていただきたいと思っております。

再質問 9番 川村真一

本当、私が言いたいのは、前回、予算要望のときに答弁された内容が、使用規程に基づいて使用ができませんという返事をもらって、いざ使用規程を見ると、町の事業として行えば、民生福祉にかかわることであれば使えることになってるのです、使用対象として。そこに対して議会録、昔、見たのですけれども、中田議員も昔、デマンドバスに関して質問されたかと思います。それも3年ぐらい前だと思うのですけれども、今まで再三デマンドバスとかデマンドタクシーといった言葉も出てきてるかと思います。そこが出てきてて、今まで全くリアクションがなかったのも、私は今までどうだったのかなと。実際見ていただければ、町の事業として交通困難者のために、また高齢者のためにという部分であれば、デマンドバスとして利用も可能なのではないかなと。今から町でバスを買って、町で管理して、運行も町で管理しましょうということを私、お話ししてるわけではないのです。今ある設備とか今ある資源を使って、それを有効活用して、町の皆様にお役に立てないかなと、そういった話をさせていただきました。ここの遠矢地区において、本当釧路町自体、待機児童ゼロの町、これ本当優位性を持つ地域になります。この地区に住むに当たって、人生においてマイホームを建てるというのは一生に一度のことだと思います。一生に一度の選択をこの地区にしてくれた人々の、その人々の期待に応えることも、これ町長の仕事だと思っております。そこで町長にお伺いします。人口減少防止対策、そして遠矢地区の振興、活性化策、地域密着型の高齢者設備群の整備を見据えた中で、その取り組みについて、平成28年度の当初から取り組まれてはいかがでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

遠矢地区におけるCCRCを含めての検討を28年度から始めてはどうかと、端的に申し上げてそういうことだと、私は今理解させていただきました。CCRCにつきましては、遠矢も含めて全町的に検討する課題であるというふうに私は捉えてございます。そういうことで、そのことについては、今、川村議員言われるように、そういった形でせっかくのついの住みかとして、またそういう思いで来られた方の思いも大切にしなくてはならないという一方、全町的にそういった機能を果たすところが、そうたくさんつくれるわけではございませんので、28年度からも検討せということでございますので、私も全町的な見地から、それを検討させていただきたいというふうに思います。ただ、どこにという特定の絞り方ではなくて、まずそこから始めさせていただきたいと、このように思います。

再質問 9番 川村真一

ありがとうございます。私は本当、そこに住む方々に希望あるまちづくり、そしてそこに住む方がわくわくするような、そういった政策をしっかりと打ち出して、今後も行っていただきたいと思います。以上で質問終わります。

出典:釧路町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる