釧路町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月2日
地域避難階段の今後の取り組みについて
2015年12月2日、釧路町議会の一般質問で、川田雄一議員が「地域避難階段の今後の取り組みについて」質問し、町長 佐藤広高、総務課長 佐藤智昭、総務部長 大滝渉が答弁しました。
- 質問者
- 川田雄一 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、総務課長 佐藤智昭、総務部長 大滝渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 川田雄一
6番川田でございます。今回は2件5項目について質問をさせていただきます。まず1件目のほうから伺いをさせていただきたいと思います。今回は、地域の避難階段という形の取り組みについてお聞きをさしていただきたいと思います。2011年、平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、多くの被害者を出したことはまだ新しい記憶であります。津波の高さが最大で40.1メートル、巨大な津波でもありました。このことから、沿岸地区である昆布森地区でも、災害に対してのいろいろな活動をしながら、町に対して新しい避難階段の位置づけをさしていただいたところでもあります。さらには、今、昆布森小学校が建っているところは、平成17年に今の場所に移転をしたところでもあります。これは、地域の避難場所としても認定されている施設でもあります。この部分に対しては、北海道もその当時は、津波の高さが20メートルと予想をし、その高台に建てた小学校でもあります。しかしながら、23年の東日本大震災が発生されたときの津波、それと学者方々の言葉の中で、今後釧路沿岸地域で地震がした場合、発生する津波は27メートルとのことで予想がされております。このことから、今の昆布森小学校のところでは、海抜25メートルということでありますので、さらに高い高台に避難をしなくてはならない。そのことから、避難場所を高台に移転したところでもあります。それが、小学校の裏の高台に避難場所を設置したところでもあります。小学校裏から避難場所までは階段がことし完成したところでもあります。今回、11月に昆布森西地区連合町内会の自主防災組織主催によります訓練の一環として、この避難階段をはまなす保育所の子供たち、さらには地域の老人の方々、そして町内会の方々とこの避難階段を上がり、避難場所まで上がっていったところでもあります。そのことから、今回いろいろな御意見、さらには考え方が新たに発生したものでありまして、今回質問をさせていただきます。まず1点目として、昆布森小学校裏にある避難階段の途中に、休憩スペースを設けるべきではないかと考えますが、そのことについてお伺いをします。2つ目につきましては、この階段、冬場の除雪はどのようになるのか伺いたいと思います。3点目として、沿岸地区である昆布森は、海抜1メートルの町であります。町として高台に移転は考えているのか。さらに4番目として、今後新たな避難階段の考えはあるのかお伺いをさせていただきます。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
6番議員のまず1点目の御質問でありますが、この地域避難道路階段の今後の取り組みについての中で、昆布森小学校裏側にある避難階段の途中に休憩スペース、これを設けるべきと、こういった御提言でございます。避難階段は、のり面の形状に合わせて設置いたしておりますことから、大きな休憩スペースの確保はできませんけれども、階段途中の踊り場の手すりをあけ、一時休憩できるよう、こういった配慮をなされているところであります。次に、冬場の除雪についての考えでありますが、除雪対策につきましては、地域の方々の自主防災組織の協力、これをいただきながら管理してまいりたいと、このように思ってございます。それから、昆布森市街地の高台移転の御質問でございます。この件につきましては、現在当町としては考えてはございません。次に、新たな避難階段の考えについての御質問であります。旧昆布森小学校グラウンド裏より、ちょうど昔の旧道道でございますけれども、これへ接続する避難階段は、経年劣化により利用が難しい状況でありますことから、改修に向け検討を進めているところでございますので、御理解をお願い申し上げたいと存じます。以上であります。
質問 6番 川田雄一
一つずつお聞きをさしていただきたいと思います。まず、昆布森小学校のスペース部分、このことについて、町長、この避難階段、でき上がってからもう二、三カ月たっておりますけれども、上がられたことはありますか。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私自身、残念ながらまだ完成後にはそこに上ったことはございませんが、やる前の山を登らせていただいた経緯はあります。
質問 6番 川田雄一
そうですか。今回11月に地域主催の部分で上がらせていただきました。はまなす保育所の生徒、階段の下から最終的には避難場所まで約5分間、子供、ちょうど保育所の生徒です、かかりました。私たち40代、若い世代の方々はもう少し早い4分か3分ぐらいで上がりますけれども、ちょうど御老人の方々、約80代の方、70代の方、この部分を上がりました。保育所の生徒よりさすがに遅い。約8分間かかって上まで上がった経過があります。どうしてもあそこの今のスペースの部分、これは階段が上がる形の中で、このような議会と同じですけれども、1段、2段、3段、4段と上まで、5段までありますけれども、その部分の2段目、2段目の部分のとこでちょうど一休みなのです、老人の方々は。そして、今回の避難階段のつくりの形が確かに子供たちにやさしい、そして老人にやさしい。高さも1段低くした形の中での避難階段のつくり方で、確かに若い世代は意外と上がるときにちょっと不便かなという部分はありますけれども、子供たち、老人に対してはかなりやさしい階段とはなっております。しかしながら、急勾配という部分もあります。ちょうど3段目、4段目の部分の付近に休む場の部分のスペースが、少しだけのスペースがあります。この部分に、要は椅子か何かを置いてくれると本当にありがたいんだという御老人の意見でもありました。結局は途中なかで休みたいと。階段のスペースの大きさ、この部分はある程度決まっております。下からどんどんどんどん上げられるとどうしても途中で休みたいという気持ちがあると。こういう部分は町としては考えられないのだろうかと老人からの御意見もいただきました。ここで質問させていただきますけれども、この中間スペースの部分、何かしらの部分での休憩椅子か何か置くことはできないものか、再度お答え願えないでしょうか。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
階段途中のスペースに椅子を置くとの御要望でございますけれども、町長先ほど答弁いたしましたとおり、踊り場のところの手すりをあけて、避難階段なものでございますから、後ろから後ろから次々に上ってくるということで、その通行の妨げにならないようにあけて、そして疲れた方々には横にのいていただいて通行していただくということになります。今、議員御要望のありました部分につきましては、今後、昆布森の連長自主防災組織と協議をさせていただくことになっておりますので、その中でその部分も含めて協議してまいりたいと思います。
質問 6番 川田雄一
この部分については、新たに今後も地域防災組織の中でお話を進めていくということの御答弁でありましたので、いい方向性での物事を期待するところでもあります。それでは、2番目に移らせていただきます。先ほど、冬場の除雪の部分についての考えの形で、地域の自主防災組織の形で考えたいということでありましたけれども、避難階段に行くまでの間、ありますよね、小学校のちょうど左手の体育館の横を通って、冬場恐らくあの階段から上に上がるという形になりますけれども、その部分の小学校の横の部分を通って上に、そこの部分の除雪作業も自主防災でやるという形で考えてよろしいのでしょうか。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
今、議員言われた体育館の左側とおっしゃいましたけれども、避難階段に向かいまして右側を除雪して、それで避難路として使っていただくというようなことを考えてございます。
質問 6番 川田雄一
さすれば、今の避難階段の部分ありますよね、小学校までの避難階段、まず小学校までありますよね、郵便局の横の上のとこ。あそこは使わず、今の小学校入口から裏を通って避難階段に上がるということでよろしいでしょうか。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
そのとおりでございます。
質問 6番 川田雄一
それはわかりました。その部分であれするということはわかりました。では、この避難場所ありますよね、これは冬場を想定した考えであります。避難場所の部分まで除雪をして上に上がりました。津波が27メートルで小学校までの部分が水浸しになった場合、その後、避難場所から抜けられる道は、今道道142号線の林道を使って、そして今の部分の避難場所までの道路がなっておりますけれども、ここの冬場の除雪という部分はどう考えているのかお伺いをさせていただきたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
今議員おっしゃいました林道についてでございますけれども、林道というよりも林道の作業道でございまして、伐採等が済みましたらもう作業道としては使われなくなるという部分でございます。冬場についての除雪ということは今のところ考えてございません。
質問 6番 川田雄一
さすれば、避難したときにそこの想定で誰が、下に水があるわけですから、冬場の想定で1時間も2時間もその場所にはいられないと思うのです、何もないわけですから。まして、山の中腹にあるわけですから。こういう場合はどのような形で避難者を移すなど、そういう部分どのように考えているのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
一時避難場所ということで考えてございますけれども、もしそういうふうにして、状況によりますけれども、水が引かないなどという場合にありましては、自衛隊等の派遣要請等も含めて考えていかなければならないと思ってございます。
質問 6番 川田雄一
今冬場の想定を言ってるわけでありまして、夏場のときにはそれは1時間、2時間、少し気温も暖かいですから、いる部分ではなると思うのです。ただ、今もしか、あす津波が来ました。外に、まして夜、津波が発生したなど、どうのこうのでそこに上がったとした場合、最終的には先ほどの自衛隊というお言葉も出ましたけれども、この確立が本当にできるのかということなのです。最終的には、沿岸地区何十メートルの津波が発生しました。釧路市も同じです。厚岸も同じです。どこにも津波が来ます。その中で、最終的に釧路町のそういう部分にしっかりとして来てくれるという部分の確立はできるのですかということをまず聞きたいのです。もしかできるのであれば、きちんと協定書を結ぶなり何かしたほうがいいかなというふうに考えますけれども、そのことについてお答え願います。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
管内全てがそういう状況になったときに、もし派遣要請をしたときに自衛隊の部隊が来てくれるかという話でございますけれども、自衛隊の部隊はそれぞれ管内の町村ごとに分かれておりまして、当町におきましては本部管理中隊が担当となってございますので、その部分については本部管理中隊が専属で来ていただけるということにはなってございます。それもまた協定もしてございます。
質問 6番 川田雄一
それではその部分、本部管理中隊の部分の形の中で、その方々は最終的にどちらから来るのか。先ほどの道道の林道、最終的にはそういう部分を使って助けに来てくれるのか。それとも、要請をしてヘリコプターか何かで避難住民を移転させてくれるのか。そのことについて、ちょっとお答え願いたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)
本年、昆布森地区で防災訓練も行いましたけれども、国道を通りまして林道から道道に入ってくる、また市街地使えないということになったら、そういうコースが考えられると思います。
質問 6番 川田雄一
最終的に津波が来ているわけですから、そういう場合は市街地は使えないと思います。昆布森の避難階段は、先ほど町長の答弁の中でちょうど4番目の部分でお話もありましたけれども、旧小学校の部分の避難階段と、この避難階段という形で、昆布森地域には2つの避難階段という形になります。川を隔てて右左という形の部分でなっているのは十分承知だと思っておりますけれども、この形の中で町場が使えないのははっきりしますから、そうなれば。そうすれば、確実にその避難の部分は小学校のところ。さらにはもう1つの旧小学校のとこは、これは冬場は必ず除雪をしていただいている経過あります、今、いろは道路は。これは車での補填が可能であります。さすれば、結局は小学校の裏山の部分の確立をしっかりとしなければならないと。だから先ほども申しているとおり、そこら辺の部分を先ほど管理中隊の部分の中でやるということは協定を結んでいるのであれば、今後もしか何らかあったときにはそういう要請を素早くする、さらにはヘリコプターや何かで避難をしてくれると。除雪をして、そこまで行く間にかかると思うのです。あれはちょうど142号線から道道ずっと、私もあそこの中腹歩きました、ずっと、林道。約2.0少しの部分がございます。要請をして1時間も2時間もかかった場合、果たして80、70の御老人の方々が本当にそこで耐えられるのかという部分も思います。そのことで最後にお聞きしますけれども、そういう部分を想定した形の中でしっかりとした形を、物事を、協定を結んでほしいというふうに思いますけれども、そこら辺まで中まで入った形は私はしてないのではないかと考えますけれども、最後にお答えをお願いします。
答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)
確かに一時避難所であって町の指定ということで、救助についても優先されるべきと考えておりますので、自衛隊の要請含めて孤立避難者として最優先の対応をとってまいりたいと考えております。
質問 6番 川田雄一
よろしくお願い申し上げます。それでは、3番目の部分に移らせていただきますけれども、先ほど高台移転の考えはということで、高台移転の考えはないというふうにお答えを受けたところでもありまして、このことについては私もそうではありますけれども、沿岸住民が全て高台に移転することは私も不可能だというふうに考えております。そのことで、最終的に4番目に移らせていただきますけれども、先ほどの高台移転はないという形の中であれば、新たな避難階段の考えはという形の中で旧小学校の部分の、ちょうど今でいう道道のいろは坂の部分、旧国道でありました昆布森の道路でありますけれども、あそこの階段部分を今後は検討していくというお答えでありました。この部分に関しては、私もこれはしていかなくてはならない部分だなというふうには考えておりますが、このことではなく、先ほど町長が高台移転はまずもって難しいだろうと、ないと先ほどはお答えいただいたのであれば、避難階段をさらに違うところに設置する。今は2つの部分の避難階段しかありません。さらには西地区の部分の話でも私も聞いておりますけれども、墓所のとこからの道道に移る路線の部分は今後協議をしていくということですから、まずそのことは置きながら、新たに違う部分の避難階段は設置できないものかと。それは逆にどこが優先されるべきなのかという形であれば、川が隔てて今検討をしている旧小学校裏の階段、さらには墓所の問題、これは川を隔てて左手に、私から見て海から見まして左手に2つある形になります。しかしながら、川から見て川から右側の場合、これは旧小学校の部分しかないのです。さらには考えてみますと、向かいにちょうど山が隔ててあります。今の昆布森の漁業協同組合の無線のアンテナ、さらにはNTTのアンテナが立ってる部分がございます。この部分は道路が併設されております。そこまで道路がついてあり、冬場もその除雪をする形にもなっております。この形の中で、そこまでの中腹までの間の階段が、私は新たに考える避難階段が必要ではないかと私は考えるわけでありますけれども、町長にそこら辺どのように考えているのか、再度お答えをお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、議員のお話を聞いてて、自分で昆布森の市街地を想像させていただきました。今、議員が言われる道路は今は使われてございませんけれども、多分伏古集落につながる道路のことを言ってるのかなというふうに思ったのですが、どうなのでしょうか。ちょっと確認で申しわけございませんが。
質問 6番 川田雄一
そうです。142号線からちょうど東伏古の町に行くまでの道路でありまして、それからちょうど上までの部分、アンテナがある場面も別に、東伏古集落まで行く手前から上に上がっていく形になりますけれども、この部分も道路も併設されておりますし、そこには看板もありますので、ちゃんと道路は設置されている状況でありますので、そういう形の場所だということは町長恐らくそこは上がっていったことはないかなというふうに、そこの部分であります。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、議員が言われているルートというのは、やはりたくさんあればそれだけ近くの人がそれで自分の近くの避難路を使って逃げられるということもございますので、総合的に今すぐというわけにはまいりませんけれども、検討をさせていただきたい。そのルート、やはり必要、優先すべき道路をまず片づけてから、そこら辺のことも整備してまいりたいとこのように思います。
質問 6番 川田雄一
いろいろなことが想定されることでありまして、すぐにという形では私も考えておりません。しかしながら、こういう場合は施設をつくれという形でなく、命を守るという形での部分でもありまして、今後そういう形の部分での検討、さらには考えを示していただきたいというふうに考えてます。そういうことでありますので、4番目は終わらせていただきたいと思います。それでは、次のほうに移らせていただきます。