釧路町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月3日
食をキーワードとした地域活性化について
2013年12月3日、釧路町議会の一般質問で、倉井俊勝議員が「食をキーワードとした地域活性化について」質問し、町長 佐藤広高、産業経済課長 藤川幸司、経済部長 佐々木喜代孝が答弁しました。
- 質問者
- 倉井俊勝 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、産業経済課長 藤川幸司、経済部長 佐々木喜代孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 倉井俊勝
9番倉井でございます。今回は、議案が少ないということで、一応2問の質問をさせていただこうかなと思って準備をさせていただきました。それで、まず始めに、食をキーワードとした地域活性化についてということでお伺いをいたしたいと思います。食をキーワードというふうになっておりますけれども、食を中心に据えたとか、あるいは食産業をテーマにしたとか、捉え方はどちらでもいいのですけれども、いわゆる食を中心にして、まちづくりはどうだということでございます。これにつきましては、十数年前からそういうお話を時折してきていますし、さまざまな形の中でお話もしてきているのですけれども、近年、高級料理店での食材の偽装とか、あるいはO-157とかBSEとか、食中毒やアレルギー問題、さらには、最近ではエビとか牛肉の偽装表示など、本当に食にかかわる安心・安全の問題、あるいは偏食とか不規則な食事、食の海外依存、あるいは伝統的な食文化の危機など、食育にかかわる課題などがクローズアップ視されてきておりますし、また、生産する観点から見ますと、TPP交渉問題や農政改革の問題、あるいは後継者問題、燃油や飼料等の高等など、なかなか自己解決できないような大変難しい課題にも直面をしております。しかし、一方で、美食だとか、あるいは健康美だとか、グルメだとか、自然食だとか、B級グランプリだとか、スローフードとか地産地消だとか有機農業とか、とにかくいろいろな形で食に対する考え方の見直しが出てきておりますし、また、最近では、中国料理だとかフランス料理、あるいはイタリア料理やトルコ料理、そういった世界の三大料理とか、四天王と言われるような料理に加えて、日本食文化、和食の、ユネスコの無形文化遺産に決まると思うのですけれども、今月だという話を聞いておりますけれども、いずれにいたしましても、生きとし生けるもの全てが何かを食べなければ生きていけないと。命のある限り食を求めていかなければなりません。私たちは、特に弱い動物でございますので、食を運ぶためにはそれなりのものをきちんと選んでいかなければなりませんし、地球規模でさまざまな関係、つながりを持っているというのが現状であります。日本の自給率はなかなか上昇しておりません。若干は上がり下がりはありますけれども。しかし、中国とかインドを含めて、アジアでは人口増が進んでまいりまして、飢餓の問題、あるいは食糧難の問題も考えられておりますし、ある資料を見ましたら、東京オリンピックが行われます2020年までには、食の市場規模は大体3倍近くに膨らむというふうに言われております。また、農山漁村につきましては、農林水産物を初めとしまして、バイオマス、土地、水などのさまざまな地域資源を豊富にしておりますし、経済成長に向けて貴重な資源を持っているというふうに言われております。1次産業と2次・3次産業の結合が弱いところは発展の可能性が十分にあるというふうに思っています。そして、農林漁業と他の産業が新たな組み合わせを、そして連携をすることによって、生産、加工、販売、観光が一体とした、新たな展開や新産業の育成、再生可能エネルギーの導入などによって、新たな事業や産業を起こしまして、第1次産業を核とした成長産業を育てていけること、それがイコール釧路を元気にすること、そういった底力、潜在能力を持っているというふうに思っております。食は、生産加工商品に至るまで、さまざまな展開、経路を経て流通され、その一つ一つか産業として成り立ち、同時に安全で安心なおいしいものを生産するとなりますと、自然や環境を考慮し、その環境整備をしなければなりません。消費に至っても、ただおいしいものをそのまま食べるのではなくして、さまざまな工夫を凝らして付加価値を高め、生産、加工、流通、販売、観光など、さまざまな分野に波及し、地域内活性化を考えていかなければならないと思っています。いずれにしましても、TPP交渉のいかんに関係なく、今、政府では責めの農林水産業の展開を進めております。同時に、北海道でも、国家戦略特区案でも、食、観光、エネルギーに加えて、農業分野でも追加指定を目指しておりますし、新生北海道戦略プランでは、食産業立国北海道戦略を展開しております。また、過日の新聞では、道商連では安全・安心な食を一年中全国に届けるなど北海道の売り込みを行ったり、例えば地元にあります大地みらい信金では、道が実施しております戦略産業雇用創造プロジェクト、あるいは食とものづくりに関する企業向けの助成制度の指定金融機関になったり、あるいは根釧創造ネットワークの参画連携組織を持ったりしております。地産地消釧路ネットワーク、あるいは管内町村会の地域づくりプロジェクトでの活動。きょうも報告がありましたけれども、釧路地域活性化協議会の観光物産プロモーションにも参加されたというお話も出ておりまして、地元の食を売り出す環境は、本当に今、刻々と好転をしてきているというふうに思っています。当町では、コミュニティマーケットを基本的に見直して、地産地消センターとして今春リニューアルオープンいたしました。長年の努力によりまして、その成果として野菜や魚介類などもそれなりの販売実績も伸びてまいりました。しかし、少しずつですけれども前進はしておりますけれども、まだまだ物足りない感じをいたしているのは私だけではないというふうに思っております。そこで、原稿をつくっておりましたので少し前置きが長くなりましたけれども、我が町は昨年4月、第5次総合計画「みんなの笑顔が輝く安心のまち~あなたの郷くしろ町~」がスタートし、第2章として、豊かさと活力みなぎる産業のまちとして登載をいたしておりますが、それぞれほかの章とも関連を持たせ、いわゆる食を核として、そこに関連づけを行って、産業連携はもとより、都市設計や福祉や医療や教育や健康・体力づくり、人材育成、そしてまた、さらには定着化ということでIターン政策、人口増加策ですけれども、そういったものを展開しましたら、まちづくりの方向性が明確になってきまして、町民の意思の疎通とか連携が高まって、力強いまちづくりになっていくのではないかなと考えております。そこで、当町の食料生産状況はどうなっているのかという視点で、まず、①としまして、当町における食にかかわる産業の実態は。一つとして、生産量、額、従事者人口、全産業での割合、そして、イとして生産品の品目状況はどうなっているのか、ウとして、それらの消費に至る流通状況はどうなっているのか。エとしまして、消費先の分布状況はどうなっているのか。さらには、②としまして、地産地消センター「ロ・バザール」の活用計画は。③として、和食が世界文化遺産に登録予定でありますけれども、その対応はどうされるのか。あるいは、④として、食産業の活性化による効果をどのように捉えておられるのか。最後に、⑤としまして、条例化も含めまして、体系的な施策をつくって活性化を求めていくべきではないかなというふうに思っております。1件目としてお伺いをいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
9番倉井議員の、食をキーワードとした地域活性化策についてのお尋ねで、まず、当町における食にかかわる産業の実態についてのお尋ねでございます。その中で、生産量、額、従事者人口、全産業比の割合というお尋ねでございますが、農業のうち農作物につきましては、標茶町、釧路太田農業協同組合からの資料では、平成23年度で生産量は4,341トン、生産額で3億6,242万5,000円、酪農につきましては、3,552トン、生産額は2億7,395万9,000円となってございます。また、従業者人口は、平成22年度の国勢調査でお答え申し上げたいと存じますが、138人、全産業比割合は1.35%と、このようになってございます。また、漁業につきましては、昆布森漁業協同組合からの資料により、平成23年度で生産量は5,232トン、生産額は29億1,815万1,000円。そして、従業者人口は、平成22年度国政調査では698人、全産業比割合は6.83%と、このようになってございます。次に、イといたしまして、生産品の品目状況についてのお尋ねでございます。当町の代表的な農作物といたしましては、釧路北限大根、白カブ、そしてトマトがございます。また、代表的な海産物といたしましては、昆布、サケ・マス及びカキがございます。ウといたしまして、それらの消費に係る流通状況、これについてのお尋ねでございますが、主に大根につきましては、釧路市、東京、大阪、京都、名古屋の市場に出荷、流通している状況でございます。また、一部は地元大型店等に直接出荷をいたし、各農家個人でも野菜直売店で販売してございます。昆布は、全て北海道漁業協同組合連合会を通じて卸問屋に出荷し、サケ・マスは、ほとんどが釧路市内の仲買人に卸して出荷をしてございます。また、カキにつきましては、地元を初めといたしまして、主に札幌、東京、大阪などへの市場に出荷流通しているという状況にございます。次に、消費先分布状況でございますが、先ほどア、イ、ウでお答えしたとおりの地域で消費されていると、こう思ってございます。また、今後の消費先につきましては、主に関西、北陸方面及び沖縄となってございます。次に、地産地消センター「ロ・バザール」の活用計画についてのお尋ねでありますが、ロ・バザールは、地産地消を提供する施設といたしまして、飲食等におきましては地場産の食材を取り入れたメニューの提供、物販等におきましては、地場産品を中心に取りそろえてございます。今後におきましても、飲食等におきましては新規メニューの開発、物販等におきましては魅力ある新たな地場産品の発掘に努めながら、体験ツアーや情報発信などを通じまして、産業振興及び地域活性化のための拠点施設として活用してまいりたいと、このように考えてございます。次に、和食が世界無形文化遺産に登録予定だか、その対応についてのお尋ねでございます。日本の食文化は、世界から高い評価を受けてございまして、和食、日本人の伝統的食文化を広く世界に知らしめるため、世界無形文化遺産に登録申請されていることは承知をいたしてございます。町におきましては、現在のところ、独自の対応ということにつきましては考えてございませんが、町内には日本の食文化に欠かすことのできないすぐれた良質の農水産物がございますので、今後とも消費拡大に努めてまいりたいと考えております。次に、食産業の活性化による効果、これをどう捉えるかという御質問でございます。地元でとれる食材を地場産品として活用し、生産者と関連産業が連携しながら地域の活性化を図っていくということは、生産者の販売拡大、地域の雇用創出、観光客誘因につながることなど、地域経済に効果があるものと認識をいたしてございます。次に、条例化も含め、体系的施策で活性化を求めたいという御質問でございますが、現在、町では具体的な体系的施策や関係条例整備につきましては考えてございません。今後とも、地元でとれる食材を活用した付加価値の向上や新たな商品の開発などにつきましても、関係機関との連携を図らせていただきながら地域振興を進めてまいりたいと、このように考えているところでございますので、御理解をお願い申し上げます。以上です。
質問 9番 倉井俊勝
ありがとうございました。食をキーワードとした地域活性化ということで5点ほど質問をさせていただいているのですけれども、①番目の産業の実態はということなのですけれども、当町の基幹産業は何ですかと言われたときに、これだけを見ると基幹産業は見えないのですけれども、町長、当町の基幹産業は何と認識したらよろしいでしょうか、お伺いします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私は、基幹産業は1点に絞るものではないと。当町の産業としては、商業があり、そして工業があり、そして、1次産業でございます農業、水産業、こういったものが当町の基幹産業であると、このように思ってございます。
質問 9番 倉井俊勝
今まではよく、この場でも1次産業を基幹産業という呼び方をしている機会があったというふうに私は認識しているのですけれども、ただ、これだけで見ると、今言われたように、基幹産業とまではいかないのではないかなと。しかし、第1次産業かしっかりしていなければ、大都会は別ですけれども、まちづくりがなかなか前に進んでいかないというのが私は常ではないかなというふうに思っています。いずれにしましても、生産量、額等々、あるいは就業者人口を見ますと、全体から見ると本当に極めて少ない割合になっているのですけれども、これに付加価値をつけることによっていろいろな形ができてくるというのは、潜在能力があるというのは皆さん承知のことだというふうに思っています。再度お伺いしますけれども、今後の第1次産業の伸びしろというのですか、発展の余地という予測はどのように、総合計画等を見ると、伸びはほとんど見られないような感じ、微々たるものなのですけれども、その辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、いみじくも倉井議員が述べられたおり、1次産業についての人口の伸びという部分については、そう大きく期待はできないものと、私もそのように思ってございますし、ただ、この人口をどう次の世代につなげるかということにつきましては、これは当町の大きな政策課題ではないかなと、このように思ってございます。
質問 9番 倉井俊勝
まさしくそこだと思います。それで、つなぐというよりも、増加してつなげたいという、これは町長もそう思っておられると思います。それで、新規参入と廃業する割合は、今の話でいくとプラ・マイ・ゼロなのか、あるいはプラス傾向なのか、マイナス傾向なのか、総体で見たときにどうなのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
大変申しわけございませんが、このことについては、私は資料を持ち合わせてございませんので、担当課長なり部長から答弁をさせていただきます。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
済みません、現在資料を持ち合わせておりません。
質問 9番 倉井俊勝
新規就農、農業で盛んに言われていますけれども、企業・法人化を含めて、今、政府等では進めていますけれども、なかなかうまくいっていないなというような感じでおります。私は、今はプラ・マイ・ゼロかなと、もしくはちょっと微減かなと。これを何とかプラスにしていかなければならないのではないかなというのを根底にして進めていきたいと思うのですけれども、企業割合等はわかりました。それで、イの生産品目の状況ということなのですけれども、これも、まだまだ細かく分析していけばたくさんあると思うのですけれども、釧路町でとれる第1次産品、農水産、林含めていいのですけれども、これというのは、担当課になってくると思うのですけれども、データをとっていると思うのですけれども、それらは、釧路町の地域特性、気候に合っているものの伸びは当然出てきているものもあるし、嗜好によって、ニーズによってマイナスになってくるものもあるだろうし、いろいろなものがあると思うのですけれども、そういったものはデータをとっているのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
データはとっております。現在、手元には書類はありませんけれども、野菜につきましては、大根がうちの生産量の9割ぐらいを占めておりますし、最近は白カブが人気という形で、生産量が向上してきている状況にあります。
質問 9番 倉井俊勝
ここでは、とりあえずそれだけお伺いします。それで、ウなのですけれども、それらの消費に至る流通状況はということで、生産地から消費地に至るに当たって、やはり地域内での加工とか、地域内で、よく6次産業とかと言われていますけれども、そういった部分での流通状況はどうなのかなと。要するに、地元で単純に、例えば野菜だったら生鮮食品等を消費するのではなくて、それを活用して、2次的に加工して流れていくとか、そういった流通については釧路町の実態はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
一例でございますけれども、昆布森女性部によりまして、刻み昆布も、今、順調に販売をロ・バザールを通じておりますし、このデータについては、今、きちんと整理している段階で、確実な数字については今、整理をしていませんけれども、年度末には数字を整理する形では進めております。そういう意味でも、そういう6次化を踏まえまして、こういう展開性、加工的な品物に置きかえたものについても、これも順次整理しながら情報もデータも整理していきたいということで御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
例えばとしての説明がありましたけれども、これは、次のAの消費分布とのかかわりも出てくると思うのですけれども、やはり我が町で生産しているものが、どのような形でどこに流れていっているのかというのは、これは食品についての安心・安全でいけば、当然、消費地とのつながりというのは出てくるのですけれども、いずれにしても、自分たちのつくったもの、我が町のものがどのような形でどこに流れていって、どのように食されているのかということをやっぱり知ることが、生産者の話だよと言ってしまえばそれかもしれませんけれども、今はそうではないと思うのです。行政も含めた中で、一体となってやっぱり取り組んでいかなければならない。それがイコール安心につながったり売り上げ増につながっていくと思うのです。そういった意味では、ウとエをしっかりとやっぱり押さえていく必要があると思うのですけれども、その辺についてのお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
今、御質問ありましたように、その点についても私たちも、きっちりとその辺を押さえなければならないということも理解します。この辺も、一例ですけれども昆布森協同組合、農協とも、流通先でどのような形で売れて、細かくデータとりをしようということで、今進めておりますので、この辺についても、時間はちょっとかかりますけれども、今後ともそれに向けて検討してまいりたいと思いますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
とりあえず、我が町の食産業ということで、まだ聞きたいことはあるのですけれども、最後に一つだけ聞きますけれども、実際に第1次産品を加工して食品関係をつくっている割合というのでしょうか、くどくなりますけれども、その中で、では、果たして釧路町の食材をどこか違うところから持ってきて加工している、町内でとれたものを加工するという、大きく分けて二通りあると思うのです。そういった実態がどうなっているかということを掌握しているのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
町内には大きな食品会社がございます。これにつきましては、町内ではなく隣の町のものを使って販売しているということは押さえています。また、地元でとれたものを使っている、それを加工している、家内漁業的なものについては、何軒かは聞いておりますけれども、これについても正確にきちんと把握はしておりません。
質問 9番 倉井俊勝
零細的な、家内工場的なものでも、実際に我が釧路町でとれたものを加工してやっておられる方は、数量は別にして、どれぐらいの世帯というか件数があるのかわかりますか。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
手元に資料はちょっとございませんし、正確な数字は押さえておりませんので、当然、カキとか、いろいろ扱っている方もいますし、昆布を使っている方もいますし、これもやはり課題だと思っていますので、今後、その辺についても整理していきたいと思いますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
やっぱり、闘うためには我を知るということで、きちんとしたデータ分析、状況をやっぱりきちんと押さえなければならないと思うのですけれども、それに至らないような①番目の質疑でございましたけれども、次に展開したいと思います。それで、2番目の地産地消センター「ロ・バザール」の件なのですけれども、同僚議員も質疑をしておりましたので、それなりに努力をされているのだなという感じは受けとめましたし、先ほどの私に対する答弁も、前向きにやるのだという思いは伝わってまいりました。それで、ちょっと高橋議員と同じようなことになってしまうのかもしれないのですけれども、オープンする前の考えと、その前には、前段ではコミュニティマーケットがあったわけなのです。そして、今回はそういった、食事をするところもつけてトータル的にどうしていこうかということで考えてつくられた。1年はたたないけれども、繁忙期が大体終わって、そして、これからちょっと客入りが少なくなるなということで、多分、夜間とか団体とか、営業時間の延長、月曜日は休みだったけれども月曜日もやりますよということで方針転換されたと思うのです。そこには一つの何か考えがあって、そういう展開になったと思うのです。単なる来客数が少なくて、売り上げが少なくて、もうからないから考えましょうだけだったのか。そうではなくて、もっともっと展開をしていきたいのだと、収益だけではなくて。そのような思いを行政と公社と話をしながら、熱くなってそういうふうに向かっていっているのか、そこら辺はどうなのか、お伺いしたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
ロ・バザールにつきましては、全員の方、あそこは別保公園でございますので、公園をたくさん利用してもらいまして、また、ロ・バザールも利用してもらって、地場産品、あと、そういう海産物、野菜も含めまして、いろいろ全員の方がたくさん利用していただけるという思いがありました。それで公社と協議をしまして、そういう形で公社もしたいという形で回答を得ていますので、そういう気持ちで今は取り組んでいます。
質問 9番 倉井俊勝
前向きに取り組んだということで私は押さえておきたいと思います。それで、地元を売り出すために地産地消センターという名前がついているのですか、地元、名前と物を売り出す、情報を発信するということもつながると思うのですけれども、そのためにどういうことをやっているのかということの検証、どういうふうに持っていきたいのだという、その考え、検討、そういったものは十分なされているのかということなのです。もっと具体的に言うと、あそこに置いている、例えば物販コーナーで売っているもの、これは釧路町で純粋に加工された製品の割合がどの程度あるのだと。それがどの程度、客筋として売れているのだと。あるいは、レストランでどの程度の食材の、利用率というのでしょうか、目方だけではわからないです、昆布だったら軽いわけですし。だから、総体的に見て、釧路町の食材がどの程度の割合で使われて、それによってメニューがバラエティーにつくられているのかとか、そういったものの検証はされているのかどうか、そういったことをお伺いしたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
ロ・バザールの取り扱いの関係です。現在のところ、全部で……(倉井議員「数字はいらない」と呼ぶ)数字はいらないですか。(発言する者あり)取扱商品の半分以上は地元となっております。(倉井議員「メニューは」と呼ぶ)メニューですか。メニューの関係につきましても、できるだけ使うような形をしております。これにつきましても、細かい数字は押さえていませんけれども、メニュー的に見ますと、半分は地場産品を使うような形をとっています。
質問 9番 倉井俊勝
半分以上という答えをいただきましたので、とりあえず合格ラインに入ってくるのかなと思いますけれども、あとはメニューをどういうふうにして工夫するかなのです。それで、先ほど言っておりました、釧路町でとれたもの、釧路町でつくったものを数多く売ることによって、生産者も利益が上がりますし、意欲も出てきますし、そして、ここはあくまでも地産地消センターというだけあって、町民や地域の方々も釧路町の産業や食産業、そういったものを理解していただけると。そして、本当に自分たちのまちでつくっているわけですから、本当に安心して、おいしくいただけるということを考えた場合に、ここにどれだけのものを注ぎ込んでいくかということが、このセンターの私は大きな課題だと思っているのです。そのためには、先ほど言いましたような地元のありようというものをしっかりと押さえていくというのが大事だと私は思っているのです。それは、役所だけで押さえたって、これはだめな話で、産業団体と、そして、今、振興公社にお願いしているのですけれども、振興公社、受託業者が、やっぱり一つになって、それを理解してもらわなければならないと思うのですけれども、その点はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
先ほどもちょっとお答えしたところがありますけれども、まず、基本的に、その団体がどのぐらい加工して売ったかと。これについては私どもも、組合を通じて、女性部の例を挙げますけれども、月どのぐらい上がっているかをきっちり押さえようという形で進めて、指導もしております。また、全体的なものについては、公社側のほうで経営会議を開きながら、いろいろな問題をクリアしたり、課題もあり、それを整理しながらやっておりますので、もう少しその辺を見守っていただきたいと思いますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
質問的には今後の話になりました。それで、今度は逆に、道の駅等々あちこちに行きますと、地元の生産者の方が直接持ち込んで、契約はしているのでしょうけれども、いろいろと物販しておりますけれども、当町ではそういう仕組みをとっているのか、その辺、確認をしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
条例上は基本的には、野菜を使っている場所については、そこの使用料を取って、管理者が収入として展開します。ただ、室内に展示スペースがありますので、これについては指定管理者とともに、展示するという形については可能だなというふうに考えております。
質問 9番 倉井俊勝
展示はしている、野菜はやっているということなのですけれども、例えば、あそこの野菜を売っているのは、限られた農家のものかどうかわからないのですけれども、それ以外にも品種の違うものをつくって売りたいとか、そういったものはあると思うのです、時期的には限られるのでしょうけれども。そういったものの取り扱いとか、あるいは加工品、食中毒とか何かも関係があるから、その手続とか何かはいろいろいるのでしょうけれども、そういったものはほかには、完全に黙って持ってきて置くというのではなくて、みんながこれを売ってくださいという感じはできていないということで確認してよろしいのかどうか、お伺いします。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
まず、当然、指定管理者がございますので、特にそのものにつきましては当然、公社と調整をとりながら、一時的な販売もありますので、そういう形で進めていますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
それで、ちょっと今、部長の答えられたのは、そういう方法だということなのですけれども、問題は、コミュニティマーケットのときもそうだったのですけれども、町民がある程度自由に持ち込んで展示をしたりとかという、今回も私は、公社が管理しているので、公社の理解は得なければならないのでしょうけれども、ある程度自由に持ち込んで売れるのかなと。あるいは、それだけのスペースを若干とってもらえば済む話なのですけれども、そういったものがいろいろな方々の生産意欲につながるし、釧路町にはこのようなものがとれるのかということにもつながっていくと思うのです。そういった部分で、今はそういう形になっているのかなということを含めて聞いたところなのですけれども、再度お伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
この施設が条例化したときに御説明しましたけれども、展示スペースというのを設けてございます。それは、ちょっと野菜だとかを置きまして、いろいろなものとして対象として考えていただいた場合、そこに展示して、管理者と調整した中で、私、こういうものをつくりましたので、こういうものを展開していきたいとなれば可能だという話を、前回の条例のときも説明させていただきました。ただし、趣味的なものについてはちょっと御配慮いただきながら、あくまで産業振興につながっていくものについては、公社と調整した中で、展示コーナーで置いていくことは可能かなというふうに思っています。
質問 9番 倉井俊勝
それで、それは管理する側とかの話なのですけれども、では、お客さんが来て、わあ、いろいろなものがあるねと。このようなものもあるのだと、これも欲しいねというふうにならなければ、私はだめだと思うのです。それをさせるのが町の指導であったり、あるいは公社が積極的な販売意欲とかPR推進に力を入れるということになってくると思うのです。そこら辺に私は考えが行かなければならないと思うのですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
考え方は同じだと思うのです。ただ、手法としては、先ほども言いましたように、展示コーナーというのはきちんと用意してありますので、それについては指定管理者と調整をとれば置けますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
部長の考えは、それでわかるのです。それではだめではないですかということを言っているのです。それは町民も、知っている人もいるし、知らない人もいると思うのです。そして、遠慮している人もいるかもしれないし。ただ、問題は、あそこはにぎやかな売店や食堂にしなければだめだと。そのためには、決まりは決まっているけれども、それでは物が足りているのですかと。物が足りないと思ったら、何とかしなけれはならないと思うのです。それで聞きますけれども、部長は今までも、わあ、たくさんあるなと、どれ買おうかと迷うぐらい、お客さんが喜んで帰っておられると思いますか、お伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
これまでも質問もございましたけれども、品ぞろえについては、これは私たちも指定管理者にお願いをしていますし、お互いに指定管理者とも調整しながら、徐々にふやしていくという形は考えていますので、私が今あえて物が少ないとか言える立場ではございませんので、あくまで、それはこれから充実したものにそろえていくように、指定管理者、いわゆる振興公社ともに発展的な形で進めてまいりたいと思いますので、御理解願いたいと思います。
質問 9番 倉井俊勝
今の話をしてしまうと、先ほど言った、これから売り出しをどうかけていくのですかといったときに、これから十分検討していきたいといった話が、何の話をするのですかとなってしまうのではないかなと矛盾を感じるのですけれども。だから、要するに、釧路町の思いはこうですよと、町民や来客者のニーズはこうですよと。そして、釧路町の産業生産者はこうですよと、そういったものを最大公約数で拾い上げて、それで活気のあるロ・バザールに私はすべきだと思うのです。そのためにはどういう議論をするかというのは、公社がどうであろうと、もっとうまく、スペースを考えて売ってくださいよと。足りなかったら町で予算をつけますから、テーブルをもう一つ加えますよとか、そういう議論をしていかなければならないのではないですか。そういう姿勢だから私はだめではないかと思うのです。その点、もう一度お伺いします。