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栗山町議会 令和6年6月会議 2024年6月18日

窓口業務に軟骨伝導イヤホン導入を

2024年6月18日、栗山町議会の一般質問で、佐藤則男議員が「窓口業務に軟骨伝導イヤホン導入を」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
佐藤則男 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 佐藤則男

大綱1点、質問をさせていただきます。窓口業務に軟骨伝導イヤホン導入を。第3の聴覚経路として注目されている軟骨伝導イヤホン、軟骨伝導とは耳の入り口付近にある軟骨を振動させて音を伝える仕組みで、平成16年に奈良県立医科大学の細井裕司学長によって発見されたものであります。現在高齢者の方や難聴者の方が生き生きと活躍できる社会の実現に向けて医学知識や技術を地域経済の発展に生かす取組が進められております。一般社団法人日本補聴器工業会の調査報告、2022年によると日本の難聴者は人口の10%で、人数に換算すると約1,200万人以上に上り、高齢化に伴い今後さらに増えると見込まれております。また、同調査によると医療機器が高額なため補聴器所有率が難聴者の15.2%、約180万人で残り1,020万人以上の方が聞きづらい状態で毎日過ごされていると思われます。軟骨伝導イヤホンは軽く耳に当てるだけで利用できるため装着時の痛みが少なく、通常のイヤホンのように耳穴を塞がない上、左右のイヤホンの音量を個別で調整できるようになっており、片耳だけでも使えます。また、イヤホンは球体で清潔感があり、集音器とセットになっている上、雑音を取り除く機能があり、音漏れもなく小さな声もはっきりと聞くことができるため、大声で話すことによって個人情報を周囲に聞かれるリスクを減らすことができ、難聴者のプライバシーの保護にもつながります。東京都狛江市は、耳が聞こえにくい高齢者や難聴者と円滑にコミュニケーションを取れるようにするため、また価格も3万円と安価で取り扱いやすいため導入を決めたそうです。本町においてもこれまではマスクをしてパーティション越しであるため、いろいろ工夫をしながら大声や筆談で対応していたと思いますが、軟骨伝導イヤホンを導入することにより今までより円滑にコミュニケーションが取れるようになり、プライバシーの保護、また窓口業務の時間短縮も見込まれると考えますが、町長のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。

答弁 町長 佐々木学

窓口業務に軟骨伝導イヤホン導入をについてのご質問でありますが、現在本町の窓口においては耳が聞こえにくい方に対し助聴器を使用していただくようお勧めしており、福祉課窓口の2か所に設置し、必要に応じて他の課へ貸出しを行って対応しております。助聴器は集音器の一種で、電話の受話器のように耳に当て使用することにより音声などを聞き取りやすくする機器でありますが、軽度から中等度の難聴向けのため、高度や重度難聴には効果が現れにくい場合があります。一方、軟骨伝導イヤホンについては、議員ご指摘のとおり耳の軟骨部に振動を与えて聞こえを補う新しいタイプの補聴器具で、一般的な補聴器の使用が難しい外耳道閉鎖症や小耳症の方などに有効との症例があります。現在全国の幾つかの自治体や道内一部の金融機関窓口において導入されているとの報道もされておりますが、今後これらの使用状況や助聴器との効用比較調査を行うなど導入の必要性について検討してまいりたいと考えております。

質問 7番 佐藤則男

ありがとうございます。本日皆様のところに軟骨伝導イヤホンのイメージ図が資料として提出されていると思います。軟骨伝導イヤホン、これは先ほども言われたように奈良県立医科大学の細井裕司学長が2004年に500年ぶりに発見をしたという優れものでございまして、これ第3の聴覚経路って言われているのは、第1は気導による聴覚と第2が骨伝導による聴覚と。これで3番目、第3の聴覚経路ということで500年ぶりに発見をされました。この図面に書いてあるように、骨伝導イヤホンのところに凹凸も穴も何もないのです。本当の球体で、僕もたまたまというか、ちょっとネットで調べたら岩見沢と空知管内の空知信用金庫さんが包括連携協定を結んでいまして、包括連携協定を結んでいるよい仕事おこしネットワークという全国の信金関係のそのグループがございまして、そこの事務局を務める東京の城南信金から空知信金さんのほうに情報提供をされて、それで空知信金さんのほうで全21店舗に各1台ずつ導入を決めたという、そうネットで出ていたものですから、すぐさま信金のほうにお伺いしてこの軟骨伝導イヤホンを装着してまいりました。本当にここの耳の穴に入れなくてもそばのこの軟骨に触れるだけで音が聞こえるという。それもつけているときに周りの音も聞こえるのですけれども、そのイヤホンを通して話しすることによって向こうの話し声が本当にきれいにクリアに聞こえるという、そういう優れものでございまして、また集音器がちゃんとついていまして、指で調整することによって音量を調整することができるという、また片耳でも聞こえるという、そういう優れものでございます。これを信金さんのほうでは、これから高齢化で信金窓口に来られるお金の問題だとか、そういうるる個人情報をほかの人に聞かれないように補聴器を、この軟骨伝導イヤホンを導入したという経緯がございました。そういう説明がございまして、やっぱりうちの本町の役場窓口にもるる様々な高齢者の方が来られると思いますけれども、それでぜひともこの軟骨伝導イヤホンを導入していただければと思いまして、これは先ほど町長の答弁にもございましたように外耳道閉鎖症や小耳症の方にもこの軟骨を通すだけであれですから、本当に有効だということで今後高齢化がどんどん、どんどん進むにつれてそういう方々も役場庁舎内に相談に来られるように窓口に導入され、また役場庁内だけではなく病院の窓口だとか、警察の窓口だとか、そういうところにも導入されてはいかがか再度お伺いいたします。

答弁 町長 佐々木学

冒頭申し上げましたとおり議員ご提案の軟骨伝導イヤホン、この関係については全く新しいタイプの補聴器具ということでございます。それで、今再質問の中でお聞きをいたしますと空知信金であったり、少しずつ広がりが見られるということでございますので、私どもの町にも聴覚に障害のある方が50名程度いらっしゃるということでありますし、またその中でも重度の方についても一定程度いるだろうというふうなところでございます。それで、今町である助聴器については、本当にメリットとして簡易な操作でできるというところはあるのですが、なかなかその重度な方に対応できないということでもあります。そんな中で新しい器具ということでありますので、私どもとしても少しその物自体も研究させていただいて、さらには今進んで入れられているところの話も聞きながら、そして該当する方、利用者の方の声も聞いた上で、やはりそういう方々が役場に来られるということも当然あるわけでありますので、その方々に合った対話をきちっとできる、そういうものが必要かと私も思っておりますので、これについてはこの必要性含めてしっかりと検証した上で入れる場合については早期に入れたいと考えております。

質問 7番 佐藤則男

どうもありがとうございました。できるだけ早めに導入していただければと思います。僕も先ほど受話器型の補聴器をこの役場庁内で1回試しに使わせていただきました。聞こえるのですけれども、雑音がちょっとやっぱり入るというか、そういった部分で、また表に声が漏れてしまう、そういうこともあるかなと思いまして今回この導入をということで、また栗山町にとって、町民にとって優しい、思いやりのあるまちづくりということで提案をして私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和6年6月会議 2024年6月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる