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栗山町議会 令和6年3月会議 2024年3月12日

帯状疱疹ワクチン接種費用の助成について

2024年3月12日、栗山町議会の一般質問で、佐藤則男議員が「帯状疱疹ワクチン接種費用の助成について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
佐藤則男 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 佐藤則男

おはようございます。議長の許しを得ましたので、大綱1点、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成について一般質問させていただきます。幼少期の頃、水ぼうそうにかかった記憶があると思います。水ぼうそうは一度かかり、治った後も実はウイルスは体の中の神経節に生涯隠れていて、加齢による免疫力の低下や過労やストレスが引き金となり帯状疱疹を発症します。帯状疱疹の原因となるウイルスは日本人成人の90%以上の方の体内に潜んでいると言われ、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われております。夜も寝れないほどの激しい痛みを伴う方もおり、抗ウイルス薬などによる治療を行っても約2割の方が3か月以上痛みが続く帯状疱疹後神経痛、PHNなどの後遺症で日常生活に支障を来すことがあります。帯状疱疹の発症を予防するには、過労やストレスをため込まないようにすることはもちろんですが、50歳を過ぎたら帯状疱疹の発症や重症化を防ぐ上でワクチン接種をすることは有効とされております。現在帯状疱疹を予防するワクチンは生ワクチンと帯状疱疹発生抑制効果の高い不活化ワクチン、2回接種がありますが、高額なため躊躇してしまう方がいるとお聞きします。国内や道内でも接種費用の一部を助成する自治体が増えてきております。健康寿命延伸のために帯状疱疹ワクチン接種費用の半額を助成してはどうか、町長にお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐々木学

帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてのご質問でありますが、本町ではこれまで健康教育や健康相談など、あらゆる機会を通じて感染症の発症や重症化の予防のための普及啓発に取り組んでおります。また、予防接種法に基づいた定期接種を基本として集団予防を主な目的とするA類疾病については全額、また個人の予防を主な目的とするB類疾病については半額をめどに費用の助成を行ってきたところであります。帯状疱疹ワクチン接種につきましては、予防接種法に基づかない任意接種でありますが、現在国の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において定期接種化に向けた検討が進められているところであります。このことから現時点において接種費用の助成は考えておりませんが、引き続き国の動向を注視するとともに、他自治体の助成状況等の把握に努めてまいりたいと考えております。

質問 7番 佐藤則男

ありがとうございます。帯状疱疹の通告文とちょっと若干というか、ダブるところがございますけれども、お許しください。帯状疱疹の発症は、初期症状は皮膚の痛みや違和感やかゆみが伴い、続けて皮膚症状が現れるとぴりぴり刺すような痛みとなり、夜も寝れないほど激しい場合があります。帯状疱疹の合併症としては皮膚症状が治った後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛、PHNの痛みは多様で、焼けるような、締めつけるような持続性の痛み、またはずきんすぎんとうずくような痛みなど混在しております。睡眠や日常生活を来すこともございます。帯状疱疹の発症部位によっては顔面神経麻痺、角膜炎、髄膜炎、ぶどう膜炎などがあり、視力が極端に低下し、失明に至ることもございます。また、50歳以上で新型コロナウイルス感染症と診断された人は免疫機能低下により、診断されなかった人と比較して帯状疱疹の発症リスクが高い可能性があるとの報告もございます。帯状疱疹ワクチンは2016年3月に50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防として効能、効果が追記され、2016年からある水痘生ワクチン、ビケンに加えて新たに2020年に使用開始となった不活化ワクチン、シングリックスは生ワクチンに比べると予防効果が高く、効果が長期間持続し、がんや膠原病などで免疫が低下している人でも接種できる点が優れております。帯状疱疹の予防接種は発症を完全に防ぐものではございませんが、発症しても軽症で済み、後遺症の予防につながるとされております。しかし、帯状疱疹にワクチンがあることを知らない人は多く見受けられております。そこで、町として広報などに周知したことがございますか。ちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木学

佐藤議員の再質問ということでありますが、冒頭申し上げましたとおりこの帯状疱疹ワクチンの関係につきましては、あくまでも予防接種法に基づかない任意接種というような位置づけでございますので、あえて町としてこれのワクチンの存在だとか、その効能について町広報等を使って周知したことはこれまでありませんけれども、今回を契機としてこのような周知についても検討してまいりたいと考えております。

質問 7番 佐藤則男

ありがとうございます。町として広報に載せるということで検討するということで、ありがとうございます。また、高齢化が進む中でシニア世代の皆さんが元気に活躍されていることはとても大切なことであり、また高齢になってからの強い痛みはとても苦痛だと思います。しかし、帯状疱疹ワクチンの接種費用は生ワクチンで1回8,000円から1万円前後、不活化ワクチンは1回2万円程度と高額で、しかも2回接種しなければいけません。予防効果としてはワクチンは約50%発症を抑え、不活化ワクチンは発症を約97%抑える効果があると言われております。しかし、両ワクチンとも全額自己負担のため高齢者、特に年金生活者にとっては出費は大変大きく、接種をためらう高齢者も多いと聞いております。先日担当課のほうから頂いた資料によりますと、この中に年間、50代で1,000人に大体9.2人で、PHNの発症率は年間に1,000人で1.4人、60代では年間に9.6人、1,000人に対して。発症率は1.3人と。70代では12.9人で、PHNの発症率は2.6人と。80歳以上では12.6人で、PHNの発症率が80歳以上で4.1人と。また、再感染というか、また再発症することもまれにございまして、それで1,000人に10.9人の方がおります。PHNのほうは2.1人という、こういうデータも厚労省の分科会のほうで出ているデータでございます。そのというか、昨年の2023年8月現在の全国保険医団体連合会、地域医療対策部会の調査では帯状疱疹のワクチン接種費用助成自治体は道内30か所を含め273の自治体が独自に1人1回の助成で生ワクチン、不活化ワクチンの両方、またはどちらか片方半額助成に一部助成をされているという現状でございます。この近辺では由仁町が昨年の8月から、時限的ですけれども、今年の3月いっぱいぐらいまでですか、帯状疱疹のワクチン接種ということを始めまして、この由仁町の場合は向こうの町長さんが地元の病院の院長さんと懇談をする機会をちょこちょこ持っているみたいで、そのときにコロナが5類に移行したけれども、コロナにかかって、そして免疫が落ちて帯状疱疹を患うという、そういうデータも最近は多いということで、そういうデータもあるということを言われまして、それで思い切って帯状疱疹ワクチンの接種に踏み切ったということも言われております。また、3月8日の道新に芦別市で帯状疱疹ワクチン接種の費用の助成を検討するということで、市の市政執行方針の中で市長が発表をいたしまして、こういうふうに道内でも30か所以上の自治体の方々が、方というか、自治体のほうで帯状疱疹のワクチン接種の助成を検討、または実際にやっているという、これからもどんどん、どんどん高齢化が進むにつれて帯状疱疹のワクチン接種の助成が増えていくのではないかと私は思います。また、近年では新聞や、またテレビのコマーシャル等なども帯状疱疹について報道されており関心が高まっているところでございますけれども、先ほど町長のほうからの答弁でも国の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において定期接種に向けた検討は進められているという部分ですけれども、去年の11月9日でこの分科会のあれが第21回というか、21回ももう既に始まっているのですけれども、たしかこれ平成18年ぐらいから始めているのでないかなという、記憶が間違っていれば申し訳ございません。それで、ずっとやってきて今現在こういう形なのですけれども、ほかの全国の自治体の方々も、方々というか、ワクチン接種をされているところでは、国で動かないなら逆に地方から助成をして国を動かすという、そういう考えのところもございまして、私どもも自分のところがというか、政党が中心となってやっているのですけれども、そういった部分でぜひ、国は国民を守ることだし、自治体は町民の生命と財産を守るという観点からも、もう一度町長のそのお考えを聞かせていただきたいなと思います。

答弁 町長 佐々木学

改めてのご質問でありますが、ご質問にありました近隣の状況の中でも私も由仁、また北竜、秩父別、この3町が空知管内の中で帯状疱疹ワクチン接種費用助成に取り組んでいるというところは承知をしているわけでございます。それ以外にも道内でそこを含めて30自治体ほど、全体の17%程度でありますが、そこの自治体が取り組まれていると、そんなようなところでございます。そのような中で佐藤議員おっしゃられるとおり、この町民の皆さんの健康だとか、生命、財産、こういったものを守るということは、私ども行政にとりましても一番重要な責務であるというふうに考えているところであります。その中で冒頭から申し上げておりますとおり、このワクチン接種費用の助成につきましては、他の自治体の事例もありますけれども、栗山町の考え方としてやはり予防接種法に基づくA類疾病、B類疾病、ここの部分についてその助成制度を設けているということでありますので、そこについてはその基本的な考え方を変えるつもりはありません。もしここのたがを外してしまうと、もう際限がなくなってしまうということがございます。そのような中で、やはり第一義的には、この町民の皆さんの健康を守っていく上では、私どもが一番力を入れて進めておりますのが生活習慣病の改善、重症化予防、ここの取組について今しっかりと進めていこうということで、健康寿命延伸のまちづくり宣言をしながらその健康増進計画も策定し、今進めてきているところであります。そこの部分についてしっかりと実施をした上で、後のさらにその予防の部分については今の段階ではそれぞれご自身が高額だというところはありますけれども、何とかご理解をいただきながら、そのような対応を取らせていただきたいなというふうに考えております。町議会のほうも以前にこの予防接種法に基づく定期接種化の部分については意見書等々も出しているということでありますので、私としても全道、全国の町村会と足並みをそろえて、しっかりそこについては要望活動を行っていきたいというふうに考えておりますので、佐藤議員さんの力強いご支援もお願いできればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤則男

ありがとうございます。栗山でも、本町でも町長の考えとしては曲げる気はないと。曲げる気がないというか、町民の健康と財産をしっかりと守っていくということで回答をいただきましたので、僕もそれ以上あまり強く言うというか、皆さんと、ほかの自治体と足並みをそろえるということで町長の考えもお聞きしました。ありがとうございます。ただ、今回の一般質問に当たって私の知り合いの方も、またそれからたまたま床屋に行ったときに、今そこの方というか、店主が言うにはお客さんで、まれなのですけれども、帯状疱疹にかかってまれに歩けなくなったといって、普通は、大概は上半身という部分来るのですけれども、まれに下半身に入って歩けなくなったという、そういうお話も聞いたものですから、それで今回はこのような帯状疱疹のワクチン接種という部分で一般質問をさせていただきました。また、誰もが幸せに暮らすために健康であることはとても大きな要因であり、健康寿命の延伸と不健康な期間の短縮や予防は極めて重要な課題であります。ただ長生きするだけではなく、生涯を通して元気で充実した生活を送れるようにと願われているのではないかという、そういうその帯状疱疹を患った方の話やら、そういう今言った思いを今回の私の一般質問にしようということで質問をさせていただきました。それでは、これで私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和6年3月会議 2024年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる