みんなの議会

栗山町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月10日

(1)令和2年度予算について/(2)継立中学校校舎の有効利用について

2019年12月10日、栗山町議会の一般質問で、齊藤義崇議員が「令和2年度予算について」「継立中学校校舎の有効利用について」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
齊藤義崇 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 齊藤義崇

通告に従いまして、大綱2点について質問したいと思います。1、令和2年度予算について。平成30年度栗山町一般会計決算は、実質単年度収支において約5,000万円の赤字であった。このことについて、決算審査特別委員会において監査委員からも指摘があったところであり、私からもその要因等について質疑を行ったところであります。本町を取り巻く状況は、公共施設の老朽化や道路交通網の整備などの課題が山積しており、住民福祉の増進が目的である行政サービスは持続性を欠くことができず、厳しい財政状況の中、難しいかじ取りが迫られる局面であることは周知のことであると思います。そこで、令和2年度の予算編成に当たり、町長についてその要諦を伺いたいということです。2、継立中学校校舎の有効利用について。継立中学校が閉校になって既に5年が経過しています。この間旧校舎やその敷地の利活用について、利活用事業者の募集が行われてきたものの、望ましい結果となっていないのが現状です。最近の旧校舎の周辺を見渡すと、校舎や体育館は老朽化が進み、グラウンドの面影は消え、私も卒業生の一人として見るに忍びない状況にあります。一つの役割を終えた公共施設を有効に利活用するか、それとも取り壊すか、難しい課題ではありますが、いずれ決断しなければならないときが来ると考えます。そこで、旧継立中学校校舎及び敷地の利活用の展望について町長に伺います。

答弁 町長 佐々木学

1点目の令和2年度予算についてのご質問でありますが、本町におきましては人口減少や地域経済の縮小といった時代背景に加え、今後乗り越えていかなければならない5つの大きな町政課題、さらにご指摘にもあります公共施設の老朽化対策や道路交通網を初めとした都市基盤の充実など多くの難問を抱えております。また、財政状況につきましても、これまで数次にわたる行財政改革の推進により一時期の危機的状況を脱したとはいえ、財政調整基金など基金の取り崩しによる予算編成を余儀なくされており、昨年度決算においては議員ご指摘のとおり実質単年度収支が5,000万円を超える赤字となるなど依然として厳しい状況にあります。こうした中で、令和2年度は持続可能なまちづくりに向けての第6次総合計画後期実施計画の2年目、また私の町政1期目の折り返し地点として極めて重要な1年であると考えております。このため、先月8日に予算編成方針を決定いたしましたが、第6次総合計画における重点政策方針、また私が公約として掲げた政策の着実な推進はもとより引き続き一定程度財政調整基金の取り崩しによる予算編成が想定されることから、改めて事業の実施方法や予算規模などの再検証、また国や道などの支援制度の掘り起こしなど、創意工夫を凝らした実効性ある予算要求を指示したところであります。令和2年度における具体的な取り組みにつきましては、要求内容に対しての政策的な判断が必要となりますので、予算査定の中で決定し、後の議会の場でお示しさせていただきたいと考えております。いずれにいたしましても、誰もが笑顔で安心して暮らす町実現のためには町内の経済を好循環させ、教育、福祉、環境などの各政策の実現につなげていくことが重要であり、選択と集中の英断をもって予算編成に当たるとともに、地方財政対策を初め今後の国や道の動向をしっかりと見きわめながら、そごのない予算編成に努めてまいりたいと考えております。2点目の継立中学校校舎の有効活用についてのご質問でありますが、旧継立中学校施設に関しましては、第6次総合計画における南部地域振興策の一環として、貴重な地域財産の有効活用により地域活性化への足がかりとすべく、民間活力による利活用に向け取り組みを進めてまいりました。その利活用に関しましては、第6次総合計画の策定段階におきまして、庁内の検討会議はもとよりまちづくり懇談会や南部地域振興策に関する地域との懇談会などを通じ、さまざまなご意見、ご提言をいただきました。こうした中で、公共施設として利活用、また民間事業者による利活用について、それぞれの可能性を十分に検討した結果、民間事業者による利活用が最も効果的な方策であると判断したものであります。これまでの主な取り組み経過といたしましては、平成28年度に活用事業者の公募を行い、町外事業者1社より応募をいただきましたが、地域の関係者を含めた選考委員会による審査の結果、決定には至りませんでした。また、この公募以降、町内外の民間事業者数社より利活用に関する問い合わせをいただくなど具体的な協議も行ってまいりましたが、周辺環境面や利活用の要件面などの関係から、結果的に現時点まで未利用の状況が続いております。平成26年3月の閉校から5年が経過し、施設の老朽化の問題、さらに地域からも心配の声をいただくなど、町としていたしましても南部地域の活性化に向けては一日も早い利活用が重要であると認識をしているところであります。用途廃止した施設に関しましては、民間譲渡を含めた処分や転用を最優先課題としており、現在問い合わせいただいている民間事業者との協議を進めるとともに、具体的進展が見られない場合については公募要件の見直しを含めた再公募の実施など、令和2年度中に何らかの方向性を見出せるよう取り組んでまいりたいと考えております。

質問 9番 齊藤義崇

それでは、まず1点目の質問から、私のほうでもう一つ二つお聞きしたいなと思います。まず、町長の後半にありましたそごのない予算編成ということでありますけれども、私も議会に来るようになってから予算については十分、なかなか全て細かくまでとはいきませんけれども、見させていただいているところですけれども、流れとしては決算委員会が今年の令和元年の9月に行われますよね。そのときに、要は1年前の決算書をもとに我々も今年見ているわけです。それで、予算編成を行うときには3月の議会に諮られるわけですけれども、令和2年の予算について3月に審議して、実質今年の反省を踏まえて予算を組もうとすると、今年の決算書がなくて予算を編成していくというこの時間差、時間差をそごと僕は言う気はないですけれども、普通一般的な経営であり、もしくは任意の団体であっても、決算書をもとにして来年度の予算というのはどう持っていこうかという大まかな、その大綱なり方針が決まると思うのですけれども、この時間の差異について、町長先ほども大事な1年目と言いましたけれども、僕もそう考えているので、その辺あたりのリーダーとしての予算編成に持っていくときの感度というか、時間差についてどんなふうにお感じになっているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

今ご質問ありました前年度の決算、それからまた新年度の予算への、この時間差というところの関係ではありますけれども、やはり我々自治体の予算執行に当たっては継続性というところが一番重要になってくるわけでございまして、議会のほうにお示しをする決算状況、そしてご審議をいただく決算審査という中で、審議の時期についてはそういった差異はありますけれども、我々が予算編成をしていく上では当然今の12月現在におけるその年度の執行状況、そして3月までの執行見込み、こういったものは当然重視をしなければならないというふうに考えておりますし、またその中でそれぞれ今は総合計画の体系の中で政策、施策、そして計画事業と、この3層構想になっているわけでございまして、その事業、施策について毎年度政策評価というものも実施をしております。役場内部の評価もありますし、また外部委員さんの評価もあるといったようなことで、その年度内における事業のそういった評価結果も踏まえながら、そしてその年度の予算執行状況、そして年度末までの見込み、こういったようなところも踏まえた上で各課は予算要求をしていくと。そして、我々がその査定をし、全体の予算の規模、こういったものを整理をしていくというのが流れということになっておりますので、決して時間の差異があることによって執行状況を踏まえた予算編成になっていないということではなくて、その継続性の中でしっかり前年度の実績踏まえた、そういった予算になっているというようなことでございます。また、そごのない予算編成に努めてまいりたいということで、先ほどの答弁で申し上げましたが、これはこういった予算、決算の継続性のことではなくて、やはり国が今向かっていっている方向性、こういったものもしっかり踏まえなければ地方予算というのは組めないわけでありますし、やっぱりそこを見通していく力が我々には求められているということなわけでありますので、そういった国や道の基本的な流れだとか方向性、こういったものとそごのない町の予算も編成する必要があるだろうということでお答えをしたところでございます

質問 9番 齊藤義崇

僕もそのとおりだなと思うのですが、であれば例えば難しいかじ取りをする局面と、僕も格好いい言葉かなと思って使っているわけではないのですよ。自分がここに出てきて、誤解のない言い方をすると、まだ市民目線というか、なれない部分もあって予算を見たりしているのですけれども、ふだんは家の経営だとかほかの人の相談だとかを受けて財務状態いろいろ見ること多いのですけれども、であればなおのこと、例えば俗に言う貸借対照表がきちっとあると、貯金がある程度腹いっぱいあるなと思っていたら、ちょっと緩い予算の出し方している状況に運営していく責任者としてであればまあ大丈夫だろうだとか、例えば今年は何か思ったより税収があるなと思っていても、使うのも余り減っていかないなと思いながらも貯金がないなと思ったときには、状態としてはいいかもしれないけれども、中長期としてはやっぱり考え直さなければならないかなという部分が出てくると思うのです。そのときに、今言った私が感じる、例えば広報なり我々の議会に上がった後まとめられて町民に示す段階でしか具体的な数字が載らなくて、そのことが時間差で伝わっていくということであればスピーディーに政策を反映する予算を組むだとか、もしくは見直していくということに難しいのではないかなって感じがするところなのですけれども、町長のほうでそういった町民に示す数字、もしくはその途中経過という把握について、どんなふうに具体的にされていて、職員や幹部の方々と例えば四半期に1度財務の状態を見るのだとか、もしくはそれを若干なり、暫定ではあるけれども、町民に示さなければならないのかというところについてお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

いろいろと難しいご質問でありますが、我々は今町民の皆さんとともにつくり上げた町の基本方針であります第6次総合計画、これに基づいて事業を執行させていただいております。その中で財政計画との整合性もきちっととった上で栗山町の総合計画というのは組み立てられているわけですから、そのような意味では、私の進め方としては、やはり基本的には今申し上げましたとおり町の中長期的な財政計画を踏まえた総合計画、これの着実な推進を図っていくというのが私の町政執行の基本的な考え方でございます。そんなような中でスピーディーな予算執行とかというようなお話もありましたが、その年度の中で、当然前期後期8年間という長期間の計画になっているわけですから、計画どおりに進めていく事業もありますでしょうし、また突発的に起きた諸課題に対応していく場面も当然あります。また、将来を見据えて先行投資的に時代の要請に応えていくというような、そんなような場面も当然出てくるわけであります。そういった中で、そのときには当然総合計画の見直しについて議会のご審議を得た中で、そしてスピーディーになるべく進めていくと、そんなような一連の流れがあるわけであります。そんな中で、町民の皆さんには当然総合計画ができたときにきちっとその事業内容、そして財源的な裏づけ、こういったものもしっかり説明をしているわけでございます。そのとおりに進めていく部分については問題はないかなというふうに思いますけれども、今申し上げたいろんな突発的要因の諸課題への対応等々が出てきたときにはしっかり議会の皆さんとも議論をして、その結果というのは町民のほうにも当然示されていくわけでありますから、そこの理解をいただいた中で予算事業の執行をしていくと、そんなようなことかなというふうに思っているところでございます。あとは中間地点のいろんなお話もありましたが、先ほど申し上げたとおり栗山町は政策評価制度というのを実施しているわけでございます。その中で、庁舎内のことについては庁舎内のまず第1次評価というものをきちっとやった上で、そして先ほど申し上げましたとおり次の年度の事業につなげていくと、評価をした上で次の政策に結びつけていくと、そんなような流れでございます。その評価結果については、当然その事業の執行状況、予算の状況含めて町民のほうにも町のホームページを通じて公表もしているというような状況でございますので、町民の皆さんのほうにはしっかり予算、決算、そしてその中間、そういったものはきちっと伝わっているというか、伝える努力は私どもはしながら進めさせていただいていると、そんなようなところでございます。

質問 9番 齊藤義崇

それで、当然ですけれども、前半も後半も計画的であるし、総合計画きちっとなっているというのですけれども、例えば、過ぎた話になりますけれども、スキー場の案件なんかがあって、もし議会が可決したり否決したりということで予算の編成が大まかに狂ったりすることもあるし、先ほど町長が言った選択と集中、英断もするということであれば、その段階は、例えば6次総合計画のときにきちっとそういった気持ちが盛り込まれて、時期についてもしくは次年度の予算についてもそういったものがうたわれた形に、ではなっているということでよいですか。例えば僕が言う途中経過はどうにか、何かこうだな、こんなのはもみ直さなければならないかなということは結構僕はあるような気がしているのです、今の状況でいけば。財政がきついということから、慎重審議しなければならない話題が多いと思っているのですけれども、もし6次計画や中長期、いろいろ計画を立てたときにそれらが現段階での財務状態やいろんなことも判断して、選択と集中されたものであるかどうか確認をしたいです。

答弁 町長 佐々木学

今ご質問のありました、例えばスキー場の関係だとかいろんな、本当に慎重審議を要するような案件もあるわけでございます。そういった部分の計画事業の表現としては、継続というものもありますけれども、中には存廃についてこれから検討をしていくというような表現のものもございますので、そういったような中で、財政的な部分については一応継続したという形の中で財政推計、財政計画を立ててはおりますが、計画事業の中ではきちっと慎重審議をしていくというような表現にしながら4年間の期間の中で整理をしていくと、そんなような組み立て方になっておりまして、このスキー場の関係についてもその一つであるというふうに考えております。

質問 9番 齊藤義崇

では、今の話であれば、私も思っているのですけれども、財政をよくしていこう、財政をよくする目的ではないと思っています。何か言うと、財政、財政と言っているように、最近聞かれているから、けちなのか、あいつはとか、お金だけ残したいのかというように捉えがちですが、そうではなくて、やっぱり税金がやらなければならない仕事というのは住民の福祉と健康の増進という命題があって、赤字であろうがどこかからお金借りてきてでも続けなければならないもの続けなければならないと思っているのですけれども、町長が言う選択と集中というのが期中にも訪れたり、来期突然訪れたり、災害、いろんなことに見舞われて余儀なくされるときに、若干の1年間の計画である収入と支出というもくろみが外れたり、もしくは思いのほかうまくいったりということは起きるのではなかろうかなというところで、もう一度確認した意味でお話をしたわけです。若干この質問について角度を変えたいと思います。私前に農家やる前は職員で勤めていたと言ったのですけれども、僕が職員に採用されたのは平成8年で、その翌年から道は財政健全化計画というのを立てました。何を立てたかというと、そのときは何もわからないままなったのですが、不正があっただの何だのといろいろ騒がれて、最終的にその翌年から職員並びに管理職の給料の削減ということを実行しています。その前から、他方では僕もまだ学生だったし、勉強不足だったのかもしれませんけれども、道の財政は赤字になる、もしくはあのイベントが失敗したなんて言われていたのですけれども、何年か放置したままあって、採用されたその翌年から健全化計画を立てて、その間十何年にわたって1.7%、7.5%、10%、管理職に至っては、多分高橋はるみ元知事は満足に給料もらわなかったのではないかなと思うのです。そのときに行政と政治の責任をとるという行動は、現職員の人間たちからそれを集めて、幾ばくかでもその負債の補填をしようということを行って、私はそんなに組合は熱心ではなかったですけれども、やめていった知事だとかやめていった職員の方々が、その責任において少し負担してもらうべきではなかろうか、もしくは議会にもきちっと諮るべきではなかろうかということが何回も議論されても、結果的に現職の給料、現職の管理職、そういった人間の給料を減らして、何とかその財政健全化計画を国に認めてもらってやってきたという経過があります。ただ、その間、先ほど町長申し上げたとおり、道だって財政が悪いからといって道の政策をやめるわけにいかなかったですから、国と協議したり市町村で負担してもらう部分の割合をふやして道の事業というのを実施した経過があります。その点について、もし今後この財政が、仮に破綻をするとは言わないまでも苦しくなった場合、これは想定問答になるので、余り具体的にならなくても構わないですが、町長のほうでもし苦しくなった場合、どのような手だてを考えるべきかというところを質問したいと思います。

答弁 町長 佐々木学

行財政改革の関係も含めてのご質問でありますが、議員もご承知のとおり栗山町も平成11年から数次にわたる行革に取り組んできておりまして、今が第4次の行財政改革に取り組んでいるというようなところでございます。ちょっと当時のお話ししますと、栗山町も財政運営に失敗をしたというか、かなりそういうときもあったわけでございます。その要因としては、やはり平成のバブルの時代に、他市町村と同様に集中的に公共投資をしたというのが一番の原因でございまして、借りたお金の償還が一時期に非常に集中をしたというようなところが一番の財政が悪化した原因というふうな中で、そのときに集中的に栗山町のほうも行革に取り組んだというようなことでございます。議員おっしゃられたとおり北海道職員もそうだったかもしれませんが、栗山町職員のほうも給与の削減から事務事業の見直し、歳入の確保、こういった一連の行財政改革に取り組んできたと、そんなようなところでございます。そのような中で、その当時というか、そのときに在籍をする職員がそこの給与面だとかそういったところを削減をしながら財源をまずつくっていくというのは行財政改革の一つの手法であるというふうに押さえておりますが、そのときに今言われたようなその時代の政策決定にかかわったOBの職員の責任だとか、いろんなお話も出たわけです。ただ、そこまでは栗山町の場合は踏み切ったわけではありませんで、現役世代というのでしょうか、今の責任世代の中でそれぞれが役割を果たしていくということでこの行財政改革に取り組んできたということで、当然町民の皆さんにも税の負担の部分だとかいろんな、公共料金の関係だとかの値上げというところもありましたので、かなりのご負担をいただいたというか、行財政改革に協力をしていただいたというようなこともございまして、何とかやっぱり議会、行政、町民挙げて、一番厳しかったこの時期を乗り切って現在に至っているというような状況でございます。その中で、当然齊藤議員のご質問にありますとおり実質単年度収支等々の中で赤字が生じているということは、まだまだ財政状況というのは完全に回復したわけではないというふうに捉えているところでございます。そんな中で、これからいろいろと、私も大きな町政課題と掲げているいろんな諸問題がありますから、そういったものを実施をしていった段階で将来的に財政状況もさらに厳しい状況になってくるということも想定されていくわけでありますから、そのときの財源の確保、こういったものもきちっと計画立てをしながらつくっていく必要があるのだなというふうに思っております。ですから、私の考えでありますけれども、そのときになってお金がないからといって急に人件費を削減するだとか、町民負担を求めていくだとか、そんなような考え方は一切ございません。ですから、それが後の段階ではなくて、そこの事業を実施する計画の段階でしっかりと、それからの中長期的な財政計画をつくった上でどういうふうな財源の調達方法があるか、そんなようなところもしっかり議論いたしますので、当然事業実施していく上ではそのときに将来の財政見通しも町民の皆さんに示した上で、そしてそのときに負担ももしかしたら出てくるかもしれませんし、きちっと大型事業を実施する場合、将来が想定されている場合についてはその時点で財政調達の方法までしっかり組み立てた上で事業をやっていきますので、将来その時点になって慌てて財源措置をすると、そんなような考え方は一切ありませんので、そういう計画的な、着実な事業の実施に当たっていきたいと考えております。具体的なその財源調達の方法についてはこれから、その規模にもよりますけれども、これあわせて検討していかなければならないかなというふうに思っております。その中には基金の取り崩しだとか、あとは国、道の支援制度の新たな掘り起こしだとか、あるいは地方債の活用、こんなようなところも当然別途ありますので、その辺を総合的に組み立てながら事業を推進していきたいと考えております。

質問 9番 齊藤義崇

大変不吉な質問して申しわけなかったかなと思いながらも、改めて僕がこだわっている単年度の決算なり計画なり、いろんな方向を出すときの町長の構えが少し聞けたなと思っております。これで最後にしますから、もう一つだけご質問、この予算編成についてしたいと思います。決算審査特別委員会でもまれた資料をまた改めて、たまに眺めるときがあって見ているのですけれども、今の給与削減だとか職員のことに関係することなのですが、期末、勤勉手当の次にやっぱり超過勤務が多く発生していると、比率がどうなのか、割合がどうなのかは別にしても、一般的な経営や会社から考えると、金額は申し上げませんけれども、かなり多い金額ではないかなと思っています。以前の何かの補正のときに、たしか超過勤務も補正の予算の中に入って質問した経緯があったと思うのですよ。恒常的に超過勤務が続くのであれば、別に役場の人にみんな残業してくれなんて思っていないので、家帰ったり、趣味もあるだろうし、僕自身も極めて最低限の必要以上なことは、農業といっても時間を超えてやらないようにしているのです。自分のことを言う場面ではないでしょうけれども、牛を飼っていればいろんなこと24時間起こりますからね。だから、ふだんはなるべくきちっとルーチンを守るということをしているのですけれども、そういったことを考えてみると決算特別委員会での超過勤務の金額、それを推定時間に直してみるとかなり膨大な金額なので、恒常的に続くのであれば、そのことがさっきの単年度の決算は赤字を生んだと思っていないけれども、人を雇って、きちっと定数をふやすだとかして試みるほうが健全で、予算の執行としてもいいのではないかなと考えるのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

時間外の関係も含めての今後の方策ということでございますけれども、確かにここずっと超過勤務、当初予算からまた補正予算を組んで執行させていただいているというような状況でございます。これも先ほどの流れの中で関連はしてまいりますが、これまでの行革推進の中で職員に関することの改革として給与面の削減と人員の削減ということで取り組んできたというのが実態でございます。そのような中で、かれこれ十四、五年前になりますけれども、一番厳しかったときから10年ぐらい職員を採用していない時代があったということで職員の年齢構成だとかそういった中でかなりひずみが出てきているというようなことで、今全体の業務量の把握もしながら、適正なといいましょうか、そういった職員の確保については随時進めてきているところでございます。そういった中で、今時間外の問題、それに付随する、全国的な問題ではありますけれども、働き方改革だとか、やはりきちっと休めるときは休んで、次の仕事を意欲的にやっていただけるような環境づくり、こういったものがどこの職場でも求められておりますので、そんな中ではありますが、そうはいってもすぐに職員の数をどんどんふやしていくということにもなりませんので、ただ今の残業の実態、各課の実態だとか踏まえながら適切な人員の確保に努めて、もし過度な時間外が生じているようなところがあれば、そこの部分の職員のプラス採用については今検討しているところでございますので、それが職員の働き方、健康面、時間外の縮減、こういったようなところにつながっていくのであれば、今その取り組みもあわせて職員採用の関係も進めているところでございますので、来年度に向けては退職の数よりも少し多く職員を採用していくような計画をしておりますので、そんなような中で時間外職員の人数、こういったところについては取り組んでいきたいと考えております。

質問 9番 齊藤義崇

今そういう町長からの回答もありましたけれども、決してさっき言った給与の削減だとか、超過勤務についてだとか、それを何かしろとか進めるとかという考えを持っているわけではなくて、そういったことを行うようになっていった場合、だんだん、だんだん、前向きではなかろうけれども、例えば公共施設の見直しをしようだとか町で新たな取り組みを進めようといったときに、そういう町政として湧き出てくる脳みそをつくっていけるかな、要は考えを持っていけるかなというのが心配だからご質問申し上げていて、ふだんからの予算編成、予算執行、それから決算の状況というのが人の働こうとする気持ちに左右するし、それ自身が町全体の経済なり、それぞれ住まわれている人に影響及ぼすなというふうに心配があるから、ご質問申し上げたところです。この件については私のほうからは質問を閉じようと思うのですが、よろしいですね。それで、2番目の質問に入っていきたいというふうに思います。一般質問の2つ目ですけれども、継立中学校の有効利用についてということですが、先ほど町長の答弁にもありましたとおり5年以上経過してきたわけです。それで、まずこの中学校の活用、先ほども町長も経過としてはいろいろもんだということでありましたけれども、もう少し具体的に、その5年間の経過、それからここ近々の、私が先ほど申し上げた見ているとかなり本当に心が切なくなってくるなという状況なのですけれども、最近どんなふうに眺めて、どんなふうに例えば考えを持たれたかということについてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

継立中学校校舎の活用につきまして再質問ということでございますが、今ご質問にありましたとおり平成26年3月の閉校以来5年が経過をしたところでございますけれども、私も現地を見た中で、建物の老朽化だとか、そんなのもかなり進んできているのだなというふうに感じているところでございます。このような中で、これまでもただ手をこまねいていただけだということではなくて、さまざまな企業さんへのアプローチ、そしてさらには企業さんからのいろんな活用の相談について、町のほうも一緒になって進めてきているというようなところでもございます。そんな中で、少し経過についてお話をさせていただきますと、平成28年に、冒頭答弁で申し上げましたとおり一回公募させていただいて、1つの企業さんから応募があったのですけれども、地域の町民の皆さんを含めた選考委員会の中で残念ながら採択にはならなかったと、そんなような状況でございます。そんな中で、採択にならなかった一番の要因として私が考えているのは、あそこに入っていただく企業さん、利活用の部分も含めてでありますが、南部地域、特に継立地域の振興、発展につながるような、そういった職種、あるいは利活用を地域は求めているというような中で、そこに28年当時応募していただいた企業さんの企業理念だとか事業内容だとか、そういったものがマッチングしなかったのだなというふうに考えているところでございます。そんなような中で、その翌年度以降もいろいろと町のほうもホームページ等で周知をしながら進めてきたというようなことでありますが、4件ほど企業さんからのご相談はありました。1つは、この議会にも水質検査等々の予算をお願いをした漬物の加工施設、おばねやさんという会社でありましたが、そんなようなところも進出の意向を示されていたというところもありましたし、そのほかには、企業名を出してはどうかと思いますが、夕張のツムラさん、こういったところが倉庫として活用できないかだとか、小樽市のほうのところてん加工施設の会社のほうからの問い合わせだとか四、五件あったわけでございまして、その都度町として、そこの企業さんの状況だとか内容を確認させていただきながら協議を進めてきたというようなところがありましたけれども、なかなか今の公募要件の中に当てはまらないというか、双方の希望がそろっていないというような中で実現には至っていないと。そんなようなことがこれまでの経過でございます。そして、今冒頭答弁でも申し上げましたけれども、数社との企業との協議中ということでありますけれども、1つはリサイクル事業者さん、もう一つは運送業さん、こういったようなところからも問い合わせがあって、いろいろと利活用について協議を重ねているところではありますけれども、あそこの施設の要件面、例えば近くに小学校があるだとか、そういった児童生徒への危険性だとか安全性の部分のいろんな協議だとか、あるいは一番の課題がやっぱり要件面、町としては校舎と体育館と一緒に2つの財産を引き継いでいただけるようなところを今公募要件として挙げておりますので、そこまでは必要ないというか、要らないというような、そんな企業さんのそういうお考えもありますので、その辺でうまくマッチしていっていないというのが現状でございます。そんなようなこれまでの経過ではありますが、冒頭申し上げましたとおり何とか利活用に向けて協議を進めて、来年度中には一定の方向づけをしてまいりたいと考えております。

再質問 9番 齊藤義崇

では、この点について大まかに2つに分けて再質問したいと思うのですけれども、まずもし公共施設が次に即刻新たな活用が見つからない場合、もしくは今回みたいに、5年といえばやっぱり長期だなと僕は思うのですけれども、町の企業の方に、ありがたいことにやっていただいている福祉事業を使って、今運行している施設は手入れしていただいているのですけれども、運行しなくなったものも保安や保持の観点からそういったことをお願いできないかどうかについて町長の考えをお聞きしたいと思います。今例えば小学校も中学校も、十分使われているところについてはですよ、いろんな企業の方が来て伐採をしてくれたり、何日か出ますよということをやっていただいているのですよね。これは町が特に主体的に進めてやっているわけではないけれども、話としてわかっていると思うのです。これは町政に聞くわけではないですけれども、ああいったところにきちっと町でお願いして、有料か無料かは別にしても、ああいったいい取り組みがありますから、ああいうものを拡充して、使わなくなった廃屋にどんどん、どんどん、手入れしないで乱れていくようなところを防止して、まだ活用が見出せない間上手に維持していくというのか、見ていくということは必要ではないかなと僕は思うので、それについての町長に何か考えというか、考えられるかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

小中学校の木の伐採だとか維持管理面の中で、いろんな地域の方だとか企業さんのほうでご協力をいただいているというようなところも今お聞きをしたところでありますが、やはり今回公募をしていく中で、あれは一つの商品でありますから、そこの価値をなるべく下げないように努力していくということも我々の役目かなというふうに思いますので、構造自体の老朽化については、それはもうしようがない部分はありますが、見た目というのでしょうか、その機能、周辺の環境整備については、最低限の整備というか、そういうものはやっていきたいなというふうに私は思っております。

再質問 9番 齊藤義崇

であれば、当然町の持ち物ですから、我々も当然協力、地元という意味と私が卒業生であるという意味もありますけれども、何とか協力して、何らかの目安をつくっていただいて、公共施設が今後停止して何らかの話し合い持っている期間の間に、例えば1年に1度は掃除清掃するだとか、例えば道路愛護を我々も町内会でやっておりますけれども、そういったものを通じたときに、若干のボランティアなりいろんなことを使って保安をかけていくということをぜひに僕はお願いしたいところだなというふうに思っています。それから、もう一つ利活用の件のほうでもう一度再質問したいと思うのですけれども、やっぱり見ていると学校は学校だなと。それもすごく古い木材の学校であれば町内でも利活用、再利活用できたケースありますけれども、現在に至ってはクオリティーというか、完成度というか、そういうのを見ても、我々の小さいころにつくった鉄骨であるのだけれども、あのころはすごくよくなったなと感じて僕は入校したつもりだったのですけれども、そんな気がしています。それで、各施設にグラウンド、体育館、音楽室、技術工作室、自分が通っていたので、中身は大体想像つきますから、あと教室、分かれていますけれども、一つまとめて何かに使ってくださいねというところを探すと、なかなか困難があるなと僕自身は感じているところですけれども、町長は、先ほど言った活用してくれる業者の探すとか選定に当たって、施設の今の現況とかもともとのつくりを感じたときに、どんなところが例えば狙いどころかなというのがあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

利活用の関係について、全国でやっぱり統廃合等々に伴って廃校がどんどんふえてきているわけでございます。今直近のあれでいきますと全国的には約8,000校近い廃校舎があって、そのうちの7割ぐらいは既に活用されているというようなことで、栗山町の旧継立中学校を含めて残り25%、20%程度が利活用もまだ決まっていない、そんなようなところなのです。ですから、今の時代鉄骨づくり、木造づくりいろいろありますけれども、いろんな校舎の再活用、再利用をしていく、そういう時代でもあると思いますので、全国的な事例を見ますと本当に多種多様なもので使われているというようなことがございます。私としては、これといった特定のものというふうな考えはございませんけれども、なるべく南部地域の振興につながるような、また雇用も生まれるような、そういったところの業者さんに、民間に入っていただくのが一番行政にとっても地域にとっても望ましいところなのかなというふうに考えているところでございます。そういった中で、いろんな、5年間の経過の中で、先ほどお話をいたしましたが、なかなかマッチングがうまくいっていないという部分の中で、結果として採用が決まっていないというようなことでありますので、これからまたさらに公募要件の見直し、土地の分割だとか、あとは土地の賃貸だとか、そんなようなところも含めて総合的に公募要件の見直しを図りながら、改めて再公募をしていくというのも一つであると思っておりますので、そういった条件を緩和するといいましょうか、見直していくことによってまだまだ問い合わせをしていただける、進出を検討していただける企業というのは幅が広がってまいりますので、そういったような状況も見てまいりたいというふうに考えております。進出される企業、民間のほうについては、先ほど申し上げましたとおり地域の振興発展と雇用、こういったものにつながるところが一番望ましいというふうに考えております。

再質問 9番 齊藤義崇

であれば、私2番目の質問の2つ分けて聞こうと思った利活用の点なのですけれども、例えば今栗山中学校の体育館というのは全面でバスケットできないのですよ、形がいびつなので。だけど、継立中学校はできるのです。例えばスクールバスだとかを、もしくはコミュニティーバスも、田舎から町に出すという考えばかりがどうしても思いがちだったけれども、都会から田舎に出ていくということもいいかなと思ったり、これ今アイデアを出し続ける気はさらさらないのですけれども、よくよく聞くと、中学校合併したときに部活も困らないようにとバスを出していただいていますけれども、実際にバスケットが両方出して満開にやれるという施設になっていなくて、その間バレー部だとか、冬になれば外の部活も含めて中で練習しなければならないですから、時間が押す。スポーツセンターの活用も部活の先生の方針や町の利用の方針でかぶってくるという部分もあって、実際にはまだ教育施設のサブとして使うだけ、いろんなものが財産として僕は残っているのではないかなというのが1つ。それから、今言ったとおり体育館を例えばスポーツセンターにしろ南部公民館にせよ角田の改善センターにせよ、バスケットをやるときはバスケットを出さなければならない、バレーをやるときはしまって出さなければならない。これも使う側や町民にとってもなかなか難儀するところなので、もし今後そういう施設があいてきたら、ここは野球だけのグラウンドにしようかなとか、ここはバレーだけの体育館にしようかなということも、数があるものだから、どうやってやったらいいかというのをただとめておくだけではなくて、暖房や補助のことという維持費はさっきの財政の問題と反対に行くのかもしれないですけれども、そういった町民のサービス向上するには幾つか手だてがあるのだと、まだまだアイデアというか、そういう案があるのだなと思ってはいるのです。それで、こういったことを活用するときに、私たち議員とか、それから町の職員だけではなくて、例えば不動産とかそういういろんなことに精通した職員を例えば一時的にそういった時期おかりするとか、おかりしたところに町の職員を派遣して、少しそういったアイデアの豊富な運行の方法というのをとれないかということについて、町長が外部の人間をうまくこういったことに活用して、施設の活用できないかということについてどんな考えを持っているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

廃校の利活用についてでありますが、基本的な考え方は先ほどから申していますとおり民間等々による利活用ということで考えておりますので、まずはそこに向けてしっかりとその要件の見直しを含めてこれからやっていくというのがまずやらなければならないことだなというふうに思っております。そのような中でも、これまでと同様に相手方が決まらないケースも想定されるわけでありますから、その時点につきましては、今いろいろとアイデアを出していただきましたが、そんなようなところも含めて町の何らかの施設として、振興対策の施設として活用できないかということもあわせて検討していかなければならないのかなというふうに考えております。そんな中で、私にとってはあくまでも、ああいった歴史ある貴重な財産、地域財産についてはやっぱり解体ということは考えておりません。何とか活用していきたいというのが基本的な考え方でありますので、今申し上げたような中で民間の利活用、そしてそれがかなわなかった場合のその後の対策等についてもいろいろと検討してまいりたいと考えております。

再質問 9番 齊藤義崇

当然今日の話の中で何か結論を出すとかアイデアを出すという中身ではなかったので、町長の方針は聞けたので、私はよかったなと思っているのですけれども、再確認して質問を終えますが、まず公共施設を閉じる、もしくは利活用、もしくは前に僕も質問した教員住宅もそうですけれども、何か運行が鈍くなったり停止しなければならなかった場合、それから再活用や何かを見出すときに、きちっとした維持、保安のための目安、ルールブック、これについては早急に、政策というか、きちっと出すべきだなと思っています。それが、この継立中学校が老朽化していて、私がたまたまPTAをやっていれば、新しく小学校の先生の建った家に用事があって行くときに真向かいに見えるものだから、あら、これはまずいなだとか通るときに気をつけて見るようになって、その老朽化の状態というのを把握したから、やっぱりこのままではいけないというふうに感じて質問したわけです。それから、もう一つは利活用に当たってですけれども、僕が話を出したのはその一部というか、何となく今町民やいろんな部活やっている生徒から聞いて、どうなっているとかといった話の一部でしかないのですけれども、先ほど言った外部の人を入れるとか、町の中でももう一回教育委員会で話をしてみるとかして、今現状使われている施設で不十分な部分を補完する施設の利用も含めて私は考えてもいいのではないかなと感じているわけです。以上、今日2つ私質問しましたが、以上で質問を終えたいと思います。

出典:栗山町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる