栗山町議会 平成26年第2回定例会 2014年3月11日
(1)農村道の簡易舗装整備を/(2)河川改修整備と災害被害の予測を
2014年3月11日、栗山町議会の一般質問で、大井賢治議員が「農村道の簡易舗装整備を」「河川改修整備と災害被害の予測を」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。
- 質問者
- 大井賢治 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 大井賢治
通告に従い、大綱2点を質問させていただきます。1点目、農村道の簡易舗装整備をであります。本町においては、町道からのつなぎ目線として舗装で結ぶ経路が未整備の地域もあり、不便さを生じている箇所が残っています。特に本町は南北に長く、また市街地は北の端に位置していることから、南中部からの移動は車に頼らざるを得ません。保育所及び小中学校も民営化や統合などがこれから進んでいく中、現在もまだバス路線によっては砂利道を利用せざるを得ない地域もあり、今後に向けて整備の検討も必要かと思います。正規な舗装にするには、高額な経費も要するので、農村部にあっては道幅が狭くても簡易的な舗装を実施することで毎年砂利を引きならすことや側溝の砂利上げ整備などが減少し、経費節減にもつながるかと考えます。また、簡易舗装については以前から取り組んでおり、徐々に改善されてきていますが、地域によってはまだ不便さを指摘する声もあります。そこで、舗装整備の優先順位を作成し、それを行政が把握した中で計画的に実行できるよう第6次総合計画の中に反映していただければと思いますが、町長の見解を伺います。2点目、河川改修整備と災害被害の予測をであります。最近の気候変化で地盤が緩み、崖崩れなどが多く発生しており、それに伴い各河川にも悪い影響が出ています。上流部では側溝が崩れたり、中流、下流部では土砂の堆積や倒木がひっかかっておかしな侵食になったり、蛇行していきます。このまま放置しておくと木々も大きくなり、倒壊して大きな被害になっては大変ですので、定期的に河川をチェックし、改修整備を行うべきだと考えますが、見解を伺います。また、この2年間にわたり、緑丘、桜山、継立、南角田など山間部での土砂崩れや側溝、道路などに被害が及び行政側にその対応をしていただいております。今後の被害対策の予測もある程度調査しておく必要があるのではないかと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の農村道の簡易舗装整備をについてのご質問でありますが、町が管理する道路は平成24年度末現在で346路線、延長は約29万7,600メートルで、そのうち舗装道は約20万2,000メートル、舗装化率は67.9%となっており、町道の3分の1が未舗装となっている状況であります。町といたしましては、財政状況等を勘案し、これまでも地域からの要望等に応じて町道の舗装化を実施してきておりますが、既設の舗装につきましても老朽化も激しく、ひび割れ、でこぼこ、陥没と対応を実施しているところでもあります。また、砂利道につきましても現地を確認しながら、隔年の砂利敷きやグレーダーによる不陸整正を実施し、快適で安全な、そして安心な道路通行の確保に努めているところであります。今回第6次総合計画の策定に当たり、昨年11月に町内25カ所の地域で開催しましたまちづくり懇談会や各種団体などとの懇談会において、各種要望等をいただいているところであります。さらに、各町内会、自治会の方へ町道等整備要望の調査を実施し、25の町内会、自治会から66件の道路整備に係る要望の提出があったところであります。現在これらの事業費の算出や事業効果など要望内容を精査しております。今後におきましては、優先順位を定め、第6次総合計画の各年次の中で計画として計上し、効率的かつ効果的な道路整備に努めてまいるよう各担当の中で検討しているところであります。2点目の河川改修整備と災害被害の予測をについてのご質問でありますが、町が管理する河川はハサンベツ川を初めとする準用河川が6河川、錦川を初めとする普通河川が30河川、合計36河川、総延長は132キロメートルに及びます。町では、過去に大雨による被害が発生した河川を中心にパトロールを実施し、土砂のしゅんせつや倒木の除去、樹木の伐採など河川環境の改善及び氾濫防止に努めているところであります。今後におきましても河川の点検を定期的に行うとともに、地域の住民生活の安全に支障を来すおそれがある場合や地域からの要望等を踏まえ、適切で効果的な維持管理に努めていくよう担当課の中で検討しているところであります。また、近年の土砂災害の傾向といたしましては、新たな農地造成箇所での発生が多く見受けられます。さらに、局地的な豪雨や急激な融雪により広域にわたって小規模な土砂崩れが幾つも発生し、災害発生期間も春から秋にかけて長期にまたがっているところであります。町といたしましては、国や道から示された地すべりや土砂崩れなどの危険箇所の把握はしておりますが、細やかな災害予測は非常に難しい状況にあるわけであります。今後も巡回や情報収集をしながら、危険箇所の把握に努めるとともに、速やかに災害への対応に当たってまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
再質問 3番 大井賢治
大綱1点目について再質問させていただきます。こんな出来事がありました。今年の1月に天気もよいのに車を側溝に落としてしまったので、引き揚げてほしいと一人の男性が私の家にやってきました。それで、私はショベルで引っ張りに行き、落ちた車を上げてやりました。その後、何日かたってその男性が挨拶にやってこられて、実は私は札幌のテレビ局の者で、札幌市のPRづくりのためにこちらに出向き、自然の調和する場所を探していたとき、こちらの風景に見入ってしまい、つい車を落としてしまいましたと。そこで、ぜひ札幌市のテレビCMをこちらの自然景観のすばらしい場所でつくらせてほしいので、許可してほしいとのことでありました。このように自分たちが住んでいる場所で気づかない景観のよさも栗山の中には存在するので、それらを引き出すためにも簡易舗装は必要ではないかと。また、最近では農村の景観を見ながら自転車でのツーリングやヒッチハイカーなど多く見受けられるようになりました。栗山町は、施行しておられます景観条例で田舎の景観もこんなにきれいな場所もあるのだなと地方の人たちに見てもらって初めて価値のあるものと思いますし、またそれをジョイントさせるのが田舎により多く人々が来てもらうための簡易舗装整備事業であるし、景観条例に役立つ事業の一環ではないかなと考えますが、そこら辺の力の入れ方とでも申しますか、そういう観点から考えていかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
再質問にお答えを申し上げたいと思いますが、恐らく町外から来られた方はなかなか道路網等々きちっとした中での把握をされて来られていないということもあるし、田舎道になれないということもあってそういうことがあったのかなと思いますけれども、基本的には先ほどお話ししたようにまだ未整備のところがございます。まず、生活が優先ということで、先ほどお話ししたとおり全町のそれぞれの各道路、これを把握しながら、舗装の未整備等についても簡易舗装を優先としながら、優先順位をつくってやっているというのが現状であります。ただ、確かにご指摘のあった景観条例等々も設定いたしておりますし、非常に自然に恵まれた栗山町でありますから、できるだけそういったところの把握に努めながら、町外からの方々が利用なり来られる場合については特にそういった点についても情報を把握して、しかるべき対応をできるよう、4月に入ってから町政を預かる方にきちっと引き継ぎをしておきたいなと、こう思います。
再質問 3番 大井賢治
今盛んに行われている改良区のほうの基盤整備事業でありますけれども、いろいろ広域にわたりましてその事業が行われておりますが、その中で取りつけ歩道、新たな新設が開設されている農道整備でございますけれども、そこではとりあえず道路の形状をつくり、そして最終的に砂利道を敷いて終わらせるというような事業体系になっていると思いますけれども、そこら辺でも一応簡易舗装的な要素でかなり農村的にも用途の多い場所についてはやはり簡易舗装をするべきではないのかなと考えております。また、そういう分については道営事業ですとか、そういうような中身でやられていますけれども、持ち出しはいろいろ個々の負担もありますけれども、また改良区もありますし、町の負担もありますけれども、町は大体12.5%くらいの手出しで済むのではないかなと。だから、できれば広域な事業体系の中でもやはり簡易舗装をするべきかなと考えますけれども、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
基本的に基盤整備に伴う道路整備ということでありますけれども、ご存じのとおり国が事業主体でやるもの、道が事業主体でやるもの、そして小規模については町村がと、こういうような3つに分けられるのかなと。国が事業主体でやるものは、今議員がおっしゃったように近い、これは100%はやりませんけれども、そういったものを網羅しながら、事業費も国が支援しているし、ある程度の整備が可能と。しかし、道営整備となりますと限度がありますから、当然ある程度の舗装率というのですか、全体の。それを把握しながら、恐らく舗装するものはするというような形になりますし、町村においてはかなりの持ち出しが伴うということで、できるだけ地域の全体の中での利用頻度、これに合わせて優先順位をつけながら整備をしておりますから、これからも非常に財政上厳しいと思います。そういう意味では、それぞれの地域の要望を聞きながら、できるだけ道、国の事業等を活用しながら、第6計の中でも担当の中できちっと精査をして進めるべく今論議をしているということでありますので、新しい年度に入りまして、恐らく今言われたことも念頭に置きながら事業計画をつくっていただけるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいなと思います。
再質問 3番 大井賢治
大綱2点目に入ります。2点目の再質問であります。最近は、災害について多く語られるようになりました。災害にもいろいろと種類がありますが、栗山を中心に考えますとやはり台風の連動で起きる水害、風害、雪害、地震、竜巻などに分類できると思います。その中でも河川改修については、防災も兼ねるという観点から見て非常に大事だと思います。河川改修は、以前に道の事業によって整備を行ったことがあったと思います。国直轄河川の夕張川は栗山町の南から北まで流れ、それに合流する道管理河川の阿野呂川、ポンアノロ川、雨煙別川、ポンウエンベツ川など河川改修にも推進されておりますけれども、それにのらない河川、築別川、多良津川、流れの沢、伊藤の沢など多く夕張川に流れ込む河川の改修事業について、道、国の補助事業の手だてを考えていただきたいと思いますが、またその中で今後地球温暖化へと進む中、異常気象も多くなり、大洪水も起こらないとは限らないので、改修事業にも積極的に取り組んでいただきたいと思いますが、それが1点でありますけれども、2点目には南角田にある小さな河川がありまして、それは上流は栗山町有地、また下流でも栗山町有地、しかし中間で民有地となっているちょっと変わった場所もあるようであります。もし災害が発生したら、そういうようなところは難しい問題、特に管理になると思いますけれども、上下流まではやはり町有地で一つのラインとして処理して所有地の確認整理もしておかないと問題があるのかなと思ったりはいたします。そういう点少々町長の見解をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
先ほど冒頭お話ししたとおり、普通河川では町費河川ということで管理する、そういう河川が30河川あると。合計36で、延長が132キロとお話ししたとおりで、かなりの数がありますし、距離も相当な距離になります。それと、もう一つは、南角田に上流が町、中間が民地、そして下流が町と。その辺きちっと把握はしておりませんけれども、底地がそれぞれ継続された一つの河川であれば、管理そのものは町がやっているというふうにご理解いただきたいなと思います。それぞれ相当な本数と距離数がありますから、事前にこれ河川の整備というのはしたくてもなかなかできないのが現状なのです。ですから、災害等々あれば農水省なり国交省の事業を活用して、桁の違った整備かかるのです。道路等の簡易舗装どころではないわけでありますから、本来ですと事前にそういった把握をして整備するのが一番望ましいところですけれども、ご存じのとおり今の財政事情ではなかなか難しいのかなと。とはいってもそのためにいろいろ懇談会等々やっておりますから、積極的に議員さんもそれぞれの地域の代表が来られますから、地域住民のお声を聞きながら、行政のほうへ住民とともにお話なり要請なりしていただきますと、それを念頭にしながら、ある程度の計画の中で進めるような形をとれるのかなと、そんな感じもしておりますので、ご理解いただきたいと思います。