栗山町議会 平成24年第6回定例会 2012年9月11日
(1)道道1008号夕張長沼線の早期完成を/(2)今後の広域連携の枠組みは
2012年9月11日、栗山町議会の一般質問で、大井賢治議員が「道道1008号夕張長沼線の早期完成を」「今後の広域連携の枠組みは」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。
- 質問者
- 大井賢治 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 大井賢治
通告に従い、大綱2点を質問させていただきます。1点目、道道1008号夕張長沼線の早期完成を。栗山の経済活性化として提案したいのが道路の開発で、現在工事が中断している不動の滝から夕張清水沢へ抜ける道道1008号夕張長沼線約7キロメートル区間の早期着工であります。清水沢、南部、沼の沢、紅葉山地区を合わせますと人口7,300人となり、夕張の人口の約7割を占めます。平成27年度には夕張シューパロダムが完成予定で、全国では湛水面積第2位、貯水容量第4位となり巨大なダム湖が誕生し、観光地としても期待されます。それに伴い、ダム横の国道452号は補修整備工事も進んでおります。また、清水沢から道東自動車道インター入り口であります紅葉山までも近く、道道1008号夕張長沼線が開通しますと、清水沢から栗山までの近距離道路として買い物客や通院者など、より多くの経済的効果が見込まれます。さらに、栗山以北からは道東自動車道インター入り口が近くなり、国道452号を通る富良野方面への観光ルートにも役立つものと思われます。そこで、道道1008号夕張長沼線の工事が中断している理由と早期完成に向けて道に強く働きかけていただきたく町の考えを伺います。2点目、今後の広域連携の枠組みは。昨今、各市町村における諸問題について個々の町村では解決できない難題が数多く存在しております。それらのトータルな解決策として考えられるのが新たな広域連携によって生まれるメリットや省力化であり、このことが今後の経済の活性化と地域大合併への進むべき道と考えます。今までの南空知4町広域連携に向けた計画に夕張市が加わることにより、本町が1市4町の中心に位置することで今後の連携プロジェクトを立案する上でも重要な要素になると思います。また、今後夕張市との経済的連携について町長の考えと、南空知4町との広域連携進展状況について伺います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の道道1008号夕張長沼線の早期完成をについてのご質問でありますが、本路線は夕張市清水沢を起点とし、本町の南部地区を経由して長沼町までを結ぶ一般道道で、総延長は24.8キロメートルであります。町といたしましても、本町の基幹産業である農業生産の中心地である南部地区に点在するさまざまな農業資源や新たな観光資源を活用するための主要幹線道路と位置づけており、その早期完成に向けて従前より道などの関係機関へ要望を行ってきているところであります。現在工事が中断している理由につきましては、道のほうに確認をいたしましたけれども、昨今の公共事業予算の縮小が最大の要因となっているところであります。道といたしましても、約900本の道道を管理する中で、その費用対効果と緊急性を考慮しながら限られた予算の中で事業を採択しているという考え方から、工事のほうも中断をせざるを得ないというような状況で今日まできているわけでありますが、このような厳しい状況でありますけれども、本路線の整備やここ南々空知の経済的発展に大きく寄与する可能性があると考えております。引き続き粘り強く要望を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。2点目の今後の広域連携の枠組みについてのご質問でありますが、本町はこれまでの2度の合併破綻を経験し、現在は地域の再生と活性化に向けた自立への取り組みを推進しているところであります。しかしながら、かつて経験したことのない少子高齢、人口減少の進行や社会経済情勢の悪化などにより、私ども自治体を取り巻く環境はさらに厳しさを増してきているところでもあります。このような情勢の中、限られた人員や財源の効率的な活用、さらには地域主権時代における多様な住民ニーズに対応することが求められており、その実現のためには関係自治体との広域連携は不可欠であると考えているところであります。大井議員ご質問の夕張市との経済的連携でありますが、ご承知のとおり現在夕張市は財政再生団体に指定され、さまざまな行政運営の制約を受けながら財政再建に取り組まれており、現時点における夕張市との経済的連携は私自身非常に難しさを感じているところでもあります。今後における夕張市の再建状況をしっかり見定めながら、南空知4町広域連携検討会議への将来的な夕張市の参加について他の3町とも協議を行い、ぜひ働きかけを行ってまいりたいと思っております。また、現在の南空知4町における広域連携の進展状況につきましては、これまでご説明してまいりましたとおり、教育、福祉、医療、産業など行政全般にわたりまして連携可能な事業の抽出あるいは連携手法について4つの部会を設置し、具体的な検討を進めているところであります。本年度の事業としては、4町連携による職員研修を職員研修部会で進め、今月26日及び27日の2日間にわたりまして自治体再建の管理、徴収研修を実施することにしております。そのほか学校給食部会、社会教育部会、観光連携部会でも検討を行っており、具体的な連携事業がまとまり次第議会のほうにもご説明をさせていただきたいと思っているところであります。いずれにいたしましても、今後さらに少子高齢、人口減少が進行する極めて厳しい時代を生き抜いていくためには、関係自治体との広域連携の重要性は明白であります。さらに推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
質問 3番 大井賢治
今夕張山系から流れ出る夕張川の本系は昔から変わることなく続くもの。今年は、栗山町も干ばつに見舞われ、早くシューパロダムが完成し、このような年でも農業用水制限を受けなくてもよくなるよう水田、畑作地域の皆さんも願っているところではありますけれども、8月1日付の北海道新聞に地元選出の国会議員による記事が書かれておりまして、その中で無駄な公共事業として事業費を大幅削減したと。そして、改良区と農林水産省と業者が結託して無駄なダムなどをつくってきたことは批判されるべきと書かれているのであります。これは、道の改良区としては結託した覚えもなく、また北海道開発に対して公共事業を削減し、開発をも鈍化させる記事でもございます。我が北海道の歴史は、開拓されてから150年にも至っていない中で本州開発と同等に思われては大迷惑でありまして、まだまだ開発途上の中にあるのだということを代議士たちにも忘れてもらっては困ることであります。人口の多い大都市政策を優先し、地方を後手に回すことのないよう町として代議士たちにも地方の難題をしっかりと理解するよう語っていただきたいと思いますし、道道1008号問題にしても地元代議士たちが率先して道や国に働きかけることが筋ではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
大井議員の再質問にお答えを申し上げたいと思いますが、冒頭シューパロダムのお話が出ておりました。これは、ご存じのとおり今粛々とその事業の推進を図っているところでありますし、当然その事業進捗につきましては空知の期成会の中で7月にも国、そして道、関係団体ということで陳情を展開しているところでありまして、一年でも早く完成することが基幹産業である農業の用水の確保、これが安定的に確保されるという意味では、今後とも空知地域として一丸となってまた要請に向けていきたい。ただ、先ほど触れておりました代表する国会議員さんとのお話でありますけれども、私どもとしても各、当然地元選出議員さんにも陳情しているところでありますが、私があえてその考え方についてお話しすることもないのかなと思いますけれども、それぞれの党の考え方もあろうかと思いますけれども、いずれにしても私は当然積極的に陳情してまいりたいと、こう考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それと、道道1008号線、これがちょうど20年ほど前でないかなと思いますが、実は今不動の滝で工事がとまっておりますけれども、当初の計画はまだ夕張寄りの路線で事業の概要というか、そういったことを論議した経過があります。ぜひ南部地区の不動の滝、この環境を生かすべきだということで、当時地元選出の町会議員さんもそれぞれいろんな面で陳情展開もしていただいたりして、地元には道会議員さんもいたということで、何とか不動の滝まで若干並行させてもらって、ちょうど時期的には予算化も割とつくような時代でもありました。それで、何とか不動の滝までは延ばしていただきましたが、その後の図面上で雨霧山という一番高い栗山のありますね。あの周辺を通過して夕張に抜けることが地元の観光資源等も生かせるのかなという経過がありましたので、当然毎年私どもとしてもこの道道1008号線、これを単体事業として陳情しているところでありますが、先ほどお話ししたとおりなかなか国も道も、市町村もそうでありますけれども、今財政上の課題が多いということで、陳情を展開しておりますけれども、なかなか予算がつかないというような状況でありますけれども、今後ともまた、特に道道ですから、道の関係団体等々に要請をしてまいりたいと思いますし、当然農業団体の方々にも事前にお話もお聞きしながら展開をしているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 大井賢治
当然栗山の経済効果も非常に大きいものがあると思われます。また、現在夕張市側としても1008号線工事着工に対して重視していまして、請願中とのことで、この道道ができれば近隣町村との地域連携に向けてより弾みがつくそうで、栗山としても由仁、長沼を含んだ合同請願をとり、道に対してなお一層のインパクトをつけるのもできるのかなと思いますが、いかがなものでしょう。合同請願ということに対して。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
先ほどもお話ししたとおり、これは空知期成会の中でそれぞれ会議の中で各事業精査をしていただいて、夕張市にも当然同時に行動していただいておりますので、今後とも地域と連携をとりながら各市町村請願に向けて頑張っていきたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 大井賢治
夕張方面や、また岩見沢方面、また三笠方面から栗山町への入り口の看板についてはモニュメントもついて立派で目立ちますけれども、夕張方面からの特に274号線上、川端手前、栗山への誘導看板についてはすごく小さく、またカーブ上と重なりまして、栗山側に奥まっているために非常に見えづらく、もっと見やすい場所を選んで、せめてもの大きい栗山町の誘導看板につくっていただきたく、また道東方面からの利用者もふえつつあるので、考えていただきたいなと思いますが、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
町のPRを兼ねたモニュメント看板ということで、今から約二十二、三年ほど前、平成に入りまして竹下内閣のときにふるさと創生ということで一斉に事業展開するときも補助金から起債へということで随分起債を借りながら展開したわけですが、そのときの1億円、あの時代に全町の住民のアンケート調査等々もやりまして、現在いろんな施設ができ上がっておりますけれども、そういった教育も含めて実施してきた。当初それぞれの国道、道道等の他町村との境界のところにはそういったモニュメントを6カ所、予定で川端ダムもそれなりの計画は立てていたのですが、年次である程度進めるということで、後半の2カ所、これが実施に至ることができなかったということがありました。その後、やはりその看板等についてもいろいろ議会の中でも論議がされました。当初は非常にユニークな看板モニュメントということで紹介もしていただいたのですが、その後いろんなお話も出ておりましたので、一旦事業費の関係もありますけれども、中止をさせていただいて今日に至っているわけで、ただ、今現状ある看板は確かにあることはあるけれども、小さい看板だということですから、ただすぐその対応ということになると今難しいのかなと思います。ということは、それなりの看板となると事業費が相当の額を要するのでないかなと思いますので、今後の総合計画等々の第6期になろうかと思いますけれども、それらの中でまた論議するか、あるいは国のほうの経済対策、これが緊急的なものの中でおりてくるようになればまた論議はできるのかなと思いますけれども、ただこれが早い時期にある程度の事業計画を立てるということは、推進するということは難しいのかなと思いますけれども、ただ計画としては継続しておりますので、今後また論議をさせていただきながら、その対応について検討してまいりたいなと思います。
質問 3番 大井賢治
また、今後の広域連携のあり方については、議会側としても協議していただいて、また近隣の議員さんにも働きかけ、連携について模索、検討を重ねていきたいと思います。以上で質問を終わらせていただきます。