栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日
(1)国からの補正予算の活用/(2)鹿防護フェンスの維持管理について
2013年3月8日、栗山町議会の一般質問で、大井賢治議員が「国からの補正予算の活用」「鹿防護フェンスの維持管理について」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。
- 質問者
- 大井賢治 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 大井賢治
通告に従って大綱2点を質問させていただきます。まず、1点目、国からの補正予算の活用といたしまして、昨年国の政権がかわり、大きく政策も見直され、本年1月には国より大型補正予算が示され、2月下旬に可決されました。北海道開発予算の4,770億円を初め公共事業の拡充や、また農水省関連事業、そして社会保障、雇用、企業支援など大型補正予算が組まれております。そこで、本町としても第5次総合計画を中心に関連する部署の洗い出しと予算計上ができ得るものがないかを調査し、照らし合わせてみる必要があると思います。町財政も厳しい折、国からの地方予算の活用取り込みに向けて町長の考えを伺います。2点目は、鹿防護フェンスの維持管理についてお尋ねします。昨年度実施されました鹿防護柵事業でありますが、完成したことによるその効果を見てまいりましたが、大変すばらしい実績が出ていると思います。野生鹿が本町を横断するフェンスによって山林と畑地を遮断し、その侵入を防ぎ、畑地の被害を防止しております。今後鹿は山林で繁殖し続け、その数をふやしつつ、野畑への侵入の機会を狙っております。そこで、今後に向け防護フェンスの維持管理について、町としてどのようにお考えしているのかを伺いたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の国からの補正予算の活用をについてのご質問でありますが、本年2月26日に緊急経済対策を柱とする平成24年度補正予算が可決成立したところでもあります。この補正予算は、金融政策、財政政策及び成長戦略の3本の矢でデフレを克服し、国民の雇用や所得の拡大を目指すという新政権下における経済再生対策の1弾として実施されるものであります。本町といたしましても今回の補正予算の概要が示された昨年12月以降、関係省庁等に対し該当事業の確認を行うなど情報収集に努めてきたところであります。本町の該当事業といたしましては、公営住宅整備事業及び道営基盤整備事業、さらに地方の緊急経済対策として措置されました地域の元気臨時交付金事業などを予定しているところであり、総額3億917万7,000円となっております。なお、今回の補正予算の成立が本町の平成25年度予算編成後であったことから、今議会中に平成24年度予算へ組み替えるなどの補正予算を提出する予定となっているところであります。また、地域の元気臨時交付金事業につきましては、一部基金積み立てを予定していることから、新たな基金設置条例とあわせて本年6月議会定例会にご提案させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。今後も随時実施される国の施策等の活用を図りながら、第5次総合計画の推進並びに本町経済の活性化に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。続きまして、2点目の鹿防護フェンスの維持管理についてのご質問でありますが、平成23年度に設置いたしました鹿防護フェンスは総額1億6,530万円、そのうち国費1億928万4,000円、町費4,300万円、JAそらち南及び栗山町農業振興公社農業振興事業1,301万6,000円の経費で延長94.4キロメートル、そのうち電気柵約10キロメートルの防護フェンス、資材を準備し、設置に当たっては重機借り上げ料など設置に必要な経費を栗山町農業振興公社農業振興事業から約4,000万円を充て、農家の皆さんの自力施工で設置いたしました。農家の皆さんが自力で農地を守ることを目の当たりにし、協働とはこういうことだなと改めて感銘を受けたところでもあります。防護フェンス設置後は、鹿被害も激減し、その効果は絶大であります。昨年は、設置間もない防護フェンスが豪雪被害に見舞われ、修繕、補強資材費及び委託費にはJAそらち南から300万円の支援を受け、1,363万1,000円をかけて各地域の農業者で構成するエゾシカ防護柵管理組合の協力のもと終了したところであります。今後の防護フェンスの維持管理についてのお尋ねでありますが、維持管理は各地域のエゾシカ防護柵管理組合が行うもので、その費用については中山間地域等推進協議会より毎年約5,000万円の事業費を栗山町農業振興公社で受け、農業振興事業を展開しており、その事業の中でエゾシカ防護柵維持管理を行う費用2,000万円を計上しております。当面この事業を活用して維持管理を継続することとしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 大井賢治
国からの補正予算の活用ということで、町としても非常に敏感に予算獲得を、動きについて行動されているということであります。本当にありがたいことだなと思っております。まず、北海道開発予算の中でありますけれども、12年度比10.8%増の4,770億円ということでありまして、公共インフラ整備対策または農業基盤整備に向けて大きく2本の柱ができ上がっていると思われます。そのうちでありますけれども、農業基盤整備についてであります。農村整備型という形の中で4本予算が組まれております。その中の土地改良事業でありますけれども、これは今町長が言われたとおり土地改良区が中心となって土地基盤整備事業を大きく展開されている中であります。本当にありがたい話だなと思っております。また、2番目につきまして、2項目めといたしましては、6次産業の支援ということで補正が組まれております。また、3番目には新規就農者に対しての支給事業の拡大ということで、また4番目には燃油高騰に対する施設園芸農家の緊急対策費として、燃料が高騰する中におきまして425億円という大きな予算を組まれておるようであります。その中でですが、6次産業支援についてなのであります。6次産業支援の中で2月に新設されました官民ファンド、農林漁業成長産業化支援機構というものが設けられました。その中のお話でありますけれども、2月1日に発足したこの形の中で、6次産業と申せば1次産業プラス2次産業などと合体しながら地域の特産物を生み出し、そして6次化へ向けて販売戦略をとっていくということになろうかと思いますけれども、この官民ファンド、農林漁業成長産業化支援機構についてでありますけれども、国が300億円、民間が20億円を共同出資し、農林水産業者の6次産業化への推進をするというこの組織を我々も余りわかりませんので、調べていただきたく、またその活用についてのマニュアルなどを取り寄せて農政に反映できないものかと、そう思っている次第でありますけれども、ここら辺の活用方法だとか、検討策についてちょっと調べていただきたく思うのですが、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
大井議員の再質問の中に6次産業支援事業ということで、具体的な内容はまだ私どものほうへはおりてきておりませんので、当然近々に農水省から道経由で我々のもとへ来るだろうと。そのときには、具体的な詳細が明らかになりますので、当然従来もいろんな農水の6次産業に関する事業も活用しておりますので、それと同じような形で我が町で活用でき得るもの、それらを精査、検証しながら、各組織がございますので、団体代表等の組織の中で論議をしながら、振興公社の協力をいただきながら対応に努めてまいりたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 大井賢治
今そのようにお伺いいたしましたので、ぜひ期待しておりますので、また調べていただきたいと思います。また、同じ農水整備事業型の予算の中で新規就農者の今まで2年間就農された方には1人年間150万円の支給を受けられていた形でありますけれども、それが予算どりの中で支給事業拡大という形の中で、最大7年間支給され続けるというお話が出てまいりました。私どもの栗山町にもかなりの新規就農者がたくさんふえてまいりましたので、ここら辺の支給拡大に、事業拡大についてどのように思われているか、またこの予算づけを活用できるかどうかお尋ねしたいのでありますけれども、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
再々質問の中での新規就農につきましてのご質問でございますが、この事業についてはある程度の資料も私どもにも来ておりますし、既に24年度から実施されているものもあるということで、準備型と経営開始型というのがございますので、当然準備型等についてもここ何年かの中で実際には十数名がそういうような新規就農を目指しながら研修をしているという方もおりますので、そういった給付金が今150万円、2年間出ると。さらには、経営開始型が150万円で5年間、そういう意味では議員がおっしゃっていた7年間という数字になるわけでございますけれども、あくまでも本当に今入られて云々という場合は7年間ということでありますけれども、既にもう何人かは入ってきておりますから、1年間、24年度の中でも活用させていただいておりますし、十分初年、24年に活用された方は25年までの2年間これ活用できますし、当然研修の成果が上がれば経営開始ということになると5年間活用できるのかなと、こう思っておりますので、いずれにしてもそれぞれの町外の方々が現在25年度の見込みでは17件というか、17人の方がそういうような研修対象ということで来られてくる予定でございますので、振り分けをしながら活用していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいなと思います。
質問 3番 大井賢治
今の新規就農型の件でありますけれども、やはり新規就農と言われれば最初のスタートというものが研修終わった後、その1年目、2年目というのは非常に苦労すると思われます。なかなか所得に結びつかない基盤整備ですとか流れの中で、運転資金ですとか、本当に苦労はされていくのかなと思いますけれども、やはりそこら辺を何とか手助けして、せっかくやりながらこれだけ苦労するならこたえるなというようなこと、最初ですので、何事も大変だとは思いますけれども、何とか支援できてやっていただきたいなと、このように思われます。また、鹿防護フェンスのことでありますけれども、結構鹿防護フェンスというものは山合いの非常に場所の悪いところを通過しておりますが、夏においては土砂災害だとか、また冬においては町長もおっしゃられていましたように豪雪災害など、いろんな一時的緊急処置をとらなくてはいけない問題が多々発生してくるものと予想されております。その緊急対策的な要素の中でどのようにそのことを助成してもらえるのか、ちょっとお伺いしておきたいなと思っております。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
鹿防護柵の管理関係に関する今のご質問でありますけれども、先ほどお話ししたとおり全体の農政事業の中で展開をしていくということでは、防護柵の維持管理ということで先ほども約2,000万円ほど今確保をしておりますから、それを活用して当面はその範囲内でおさまるのであれば当然それで対応していただく。しかし、自分たちの農産物を守るという考え方で自力施工をしておりますから、通常の管理は当然農業者の組合が管理をしながら、それで補修等々が出てくると、そういった資材等について行政あるいは農業団体が支援をすると。それが本来の形でないかなと思いますので、いずれにしても緊急時にそういったことが起きた場合は、またそれぞれのいろんな道なり国の支援の対策、対象になる可能性もありますので、全体を網羅した中で検証して、できるだけ農家負担を軽減するような形で対応するようなことを考えていきたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 大井賢治
以上で質問を終わらせていただきます。