みんなの議会

訓子府町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の問題点

2023年12月12日、訓子府町議会の一般質問で、北川克良議員が「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の問題点」質問し、町長 伊田彰、町民課長 山田英知が答弁しました。

質問者
北川克良 議員
答弁者
町長 伊田彰、町民課長 山田英知

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北川克良

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解増進に関する法律の問題点は。令和5年6月、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律が施行されました。この法律が悪意のある人に利用された場合、女性や子どもの安全が守れないのではないかと思うことから、次の点について伺います。1、最近「心は女性なのに、なぜ女湯に入ってはいけないのか」と主張した女装男性が逮捕されました。町の公衆浴場に、自称女性の女装男性が女湯に入っているのを見かけた場合の町の対応は。2、公共のトイレ、または更衣室で女性を自称する男性を見て、苦情を申し出たとき、理解を進めると、悪意のある人に利用される可能性があります。その場合、女性や子どもに危険が及ぶのではと思うが、町の考えは。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の問題点」について、2点のお尋ねがございましたのでお答えいたします。まずは基本的な考え方をご説明いたしますが、議員が言われるとおり本年6月に「性的指向及びジェンダージェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」いわゆる「LGBT理解増進法」が施行され、多様性に寛容な社会の実現に向けた気運が高まっている中、一方では、同法の施行により、一部の国会議員や女性団体などから「公衆の浴場やトイレにおける女性スペースの安全が守れなくなるのでは」といった不安の声が上がっていることは私も承知しているところでございます。しかしながら、同法では「全ての国民が安心して生活することができるよう留意するもの」と規定されており、当事者のみならず周囲の人も含め、双方の権利を守れるような対応が求められていると考えております。さて、一点目に「町の公衆浴場において自称女性の女装男性が女湯に入っているのを見かけた場合の町の対応は」とのお尋ねがございました。本町の温泉保養センターにつきましては厚生労働省が作成した「公衆浴場における衛生等管理要領」に準じて管理運営を行っています。その要領にある「おおむね7歳以上の男女を混浴をさせないこと」という規定を遵守してきました。この度、LGBT理解増進法が施行されたことを受けまして、厚生労働省から同日付けで、全国の自治体にあてて、公衆浴場ではこれまでどおり「身体的特徴」で男女を判断し、混浴させないことを確認する通知が出されました。それは法律施行の前後で取り扱いに変更が生じないことを改めて周知するものでありました。したがいまして、お尋ねのありましたように、自称女性の女装男性が女湯に入っているのを見かけた場合につきましては、身体的特徴で男女を判断し、退出させる対応をとることとなります。2点目に「公共のトイレまたは更衣室で女性を自称する男性を見て、苦情を申し出たときに、悪意のある人により女性や子どもに危険が及ぶのではと思うが町の考えは」とのお尋ねがございました。この件につきましては、参考となる裁判の判例が出ております。戸籍上は男性であるものの、女性として生活する性同一性障害の経済産業省職員が庁舎内の女性トイレの使用を不当に制限されたとして、国に制限の撤廃を求めた訴訟で最高裁は国の対応を違法だとする判決を言い渡しました。しかしながら最高裁判所判事の1人は「判決は不特定多数が使用する公共施設について触れるものではない」と補足意見を述べておりまして、判決は原告とその職場について論じており、公共的な施設のトイレまで拡大して解釈するべきではないという意見が付されたものと判断できます。また、公共的なトイレや更衣室において、女性を自称する悪意のある男性が女性スペースに侵入することは許されないという考えのもと、女性や子どもに危険が及ばないよう施設の安全管理に努めていきたいと考えております。以上、お尋ねのありました2点につきまして、お答えいたしましたのでご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 11番 北川克良

自分としては満足のいける回答をいただいたと思います。この法律できたことによって、勘違いする人が出てきたというのが現実なんですよね。それでこの犯罪が起きるんじゃないかと思って、自分はこの質問をしたんですけども、その背景というのは、都会では防犯カメラが多くなってて、それによって性犯罪がかなり減ってるという何かそういう情報もあります。それで、その反面、防犯カメラがない地方では増えているという傾向にあると聞いてます。そこで心配したのがこの法律の解釈の間違った人のあれだったので、この回答はとても自分としては満足できました。そこで、前回も谷口議員が防犯カメラの設置を言ったと思うんですけども、やはりこういうような犯罪起きるのは、やはり結構防犯カメラが抑制というか、役立つと聞いているので、増やすような考えはないでしょうか。

答弁 町民課長 山田英知

ただいま、LGBTの関連での犯罪などの抑止のために防犯カメラを増やす考えはないのかというご質問いただきました。防犯カメラの設置につきましては、現在、町内に3か所設置しておりまして、小学生を中心に通学路の見守りを目的に設置しておりまして、今後、中学生や高校生の通学路につきましても、防犯カメラを設置することにより見守るというところを今検討しているところなんですけども、まずは子どもたちの安全を守るという観点で設置計画を考えておりまして、現時点では他の用途での設置というところはまだ検討には入っていないところなんですけども、今後そういった犯罪の状況ですとか、そういったところを注視しながら検討をしてまいりたいと考えております。以上です。

質問 11番 北川克良

これで私の質問を終わらせていただきます。

出典:訓子府町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる