訓子府町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
自治会資料の重要性について
2023年9月12日、訓子府町議会の一般質問で、大野良弘議員が「自治会資料の重要性について」質問し、教育長 林秀貴、社会教育課長 佐藤貴裕が答弁しました。
- 質問者
- 大野良弘 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、社会教育課長 佐藤貴裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大野良弘
それでは、続きまして、2点目の自治会資料の重要性について、一般質問通告書に基づきまして質問させていただきたいと思います。訓子府町のまちづくり、地域おこしの根幹となる実践会さんや町内会さんの自治会をはじめとする各種団体が、これまでどのような活動をしてきたのかという歴史を調べ、その文書や写真などの資料を保存し、管理することはとても重要なことだと思います。この中で実践会および町内会における資料の保存と自治会史作成に向けた対応の状況についてお伺いします。まず、一つ目が、訓子府町の歴史にとって、必要と判断される自治会資料などを町の重要文書等として取り扱い、町が保存管理するという考え方を検討してはどうかと考えているところでありますが、どうお考えでしょうか。それと2番目に、自治会史の必要性や課題など、学習会やアドバイザー派遣などの方法により、自治会と行政が連携する中で取り組みを深めていくことが重要と思いますが、どう対応すべきと考えるか。2点、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「自治会資料の重要性について」2点のお尋ねがありましたのでお答えをします。町長へのお尋ねもありますが、私の方からお答えをさせていただきます。1点目の「訓子府町の歴史にとって必要と判断される自治会資料などを町の重要文書として取り扱い、町が保存管理と管理するという考え方を検討してはどうか」とのお尋ねがございました。教育委員会の自治会資料の保存管理につきましては、これまでも地域資料など収集方針に基づきながら、訓子府の歴史・文化・生活・自然などの重要かつ貴重と認められる写真・地図・文献などの資料を歴史館や図書館を拠点として、収集・保存・活用を行っています。また、訓子府にとって重要な未収集の資料については、公民館や歴史館の企画展示や各種事業実施の際、参加者に提供を呼びかけ、生涯学習情報誌でも記事掲載などにより町民に提供を呼びかける取り組みを行っております。今後も町にとって重要かつ貴重と思われる地域資料については、町民共有の財産として位置付け、収集・保存・活用を図ってまいりたいと考えております。2点目の「自治会史の必要性や課題など学習会やアドバイザー派遣などの方法により自治会と行政が連携する中で取り組みを深めていくことが重要かと思うが、どう対応すべきと考えるか」とのお尋ねがありました。本町の自治会史のこれまでの発刊状況につきましては、実践会地区のほとんどが発刊済みで、市街地の町内会では一部での町内会史が発刊されている状況であります。町内会や実践会が主体となって発刊される自治会史につきましては、地域における歴史・文化・生活の記録などを後世に伝える重要な役割を担っていることから、発刊する際に教育委員会が相談を受け、編集に必要な写真や地図、文献などを収集・提供などの支援を行っております。また、町からは自治会史の発刊の費用の一部を補助し、昭和49年度から現在まで23冊の町内会史、実践会史の発刊に関わり、完成品については町図書館などで蔵書し、町民共有の財産として誰でも閲覧可能としております。地域における歴史・生活・文化などの貴重な自治会史につきましては、これまでと同様に各町内会や実践会の要請に応えるように、相談・資料の収集・提供の支援を行うとともに、必要であれば専門的な立場でアドバイスのできる人の紹介や講座の実習も含め、自治会と連携を図りながら、自治会史の発刊などの支援に努めてまいりたいと思いますので、ご理解ください。以上、お尋ねのありました2点についてお答えしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 9番 大野良弘
細部にわたりお答えいただきました。ありがとうございます。よく分かりました。それで私ちょっと主張が長くなるかもしれませんけれども、ちょっとご勘弁いただいて、このテーマを何で取り上げたのかという話なんですけれども、要は町内会や各種団体、そこで持っている資料、これは各自治会や各種団体が自主的に保存年限を決めて自主的に管理している。これは当たり前、常識的な話ですね。なので、例えば町の中では町内活動に関しては町民課が窓口ですよとか、実践会は農協が窓口ですよとか、町史の編さんに関することになったら総務課ですよとか、あと今の教育長の説明のとおり町民の歴史・文化・生活に関することは社会教育課ということで、それぞれが分担しあって役割を担っているということで、全然問題ないんですけれども、その中で、やはり各自治会なり団体の自主的な判断だけでと言ったら、ちょっと言い方は悪いのかもしれませんけれども、要は重要な資料というのは原本一つしかないわけですから、コピーがあれば別ですけれども、それが破棄されたらどう調べようと思っても無理ということになります。それで私が今回提案したいというか、検討していただきたいという結論から先に話していきますが、何せ原本一つしかありませんので、自治会資料の重要性に対する認識、これを各課、それと各団体、自治会と連携する中で、重要性の認識と共通理解を図る。そういう連絡会議などの開催って言うんでしょうかね、それの設置が必要ではないかなというふうに感じているところです。それがなぜ必要なのかという話を一つずつしていきたいと思うんですが、訓子府に屯田兵なり、北光の方々が開拓をして、今この4代ぐらいの歴史があって今があるんですけど、これからわれわれが何を未来の子どもたちのために残していくのか。それが文書であったり、絵画であったり、音楽であったり、文芸雑誌であったり、いろんな形があると思うんです。それを主体的にやっているのはそれぞれの団体です。それぞれの個人かもしれません。それをどのように町としてリードしていくっていうのか、座標って言うんですかね、船でいけば進路計って言うんですかね、そういうのを設けてあげるのかというのが僕は重要だと思っていまして、それが何かということをこれからみんなで考えていく必要があるのではないかというのが、今回の提案の趣旨であります。それで具体的な事例に入って、もう少し分かりやすくしていきたいと思うんですけれども、訓子府町から転出したふるさと訓子府人という方々たくさんいます。ふるさと納税もしてくれる。そして訓子府に帰ってきたときにどうするかといったら、学校はどうなんだろうか、役場はどう変わったんだろうか、図書館はどうなんだろうか、そして、社会教育課にどんな資料が残ってるんだろうか、どんなアドバイスをしてくれるのかということがすごく気になると思います。そういうことに対応した事例が具体的にあると思いますので、まずは私が解説する前に社教課長から、実際、ふるさと訓子府人の方が社教に寄ったときにどんな資料がここにありますよということをアドバイスしたか、参考までに教えていただければと思います。
答弁 社会教育課長 佐藤貴裕
ただいま、大野議員からご質問いただきましたので、それについてお答えしたいと思います。町外に出られている方、今は訓子府にお住まいでない方から、そうですね、毎年夏休みですとか、冬休みあたりに、例えば帰郷したとき、それから離れた地で当時のお友達、昔のお友達に会ったときということで、訓子府懐かしいなということでお話くることがあります。例えば、昭和の何年に訓子府小学校を卒業したんだけれど、当時のことが懐かしくて身の回りに見てみたけれども資料がない。ですから、そちらの町で、訓子府のことですけれども、訓子府で当時の私のことに関して、あるいは私の友達のことに関して、先生のことに関して、何か思い出のもの、記録として残っておりませんでしょうかというようなご相談を受けることがあります。その場合は、うちで持っております例えば町史、それで昔、住んでいらっしゃった方の時代背景をちょっと照らし合わせて、これは年表でして、そこでどんな出来事があったのか、それから町の地図ですとか、それからちょっと手は広げなくてはなりませんけれども、卒業アルバムの名簿の中にその方の名前ですとか、お友達の名前を見つけて、あまり今は広く情報というのは公開することはできませんけれども、そういった資料を集めて、うまくいけば卒業写真も出てまいりますので、そういったものを提供することがございます。これ年に2件ぐらい毎年あります。もう少しこう手を広げなくてはということでしたら、うちで所蔵してない資料については図書館へ行って調べたりということをやっております。以上でございます。
質問 9番 大野良弘
そうなんです。そのようにですね。やはり、ふるさと訓子府人は訓子府に対する愛着、これはずっとあるんですよね。そして、その愛着はなぜあるかという話ですけれども、やはり、訓子府に住んでいたときの小さい時の思い出、エネルギーが残っているんです卒業したとしても。だから必ず図書館や学校や社教課へ寄り、そして当時の思い出となるもの。これが残ってたらありがたいなというもの。そしてもし社教によってこういう資料がありますよって提供された、あった。そのときの喜び。これはもう貴重だと思います。そういうところにどのように行政がリードしていくというか資料を豊富にするかというのが僕は大事なことだと思います。その資料を今、課長が話してくれたように、図書館に資料集として、これ自治会史の話で質問してますけれども、自治会史として1冊の本をまとめるということも大事ですけれども、その基礎となる資料、資料だけの資料集。総会だけの資料集。そういうのを図書館に、もし町内会の初代からずっと保管して1冊のファイルにしてくれたら、それを町民が、そしてふるさと訓子府人が読むことができるわけです。それの充実度、価値観、これが僕は大事なんだと思います。そういうところに訓子府はぜひ取り組んでいただきたい。それは一つのアイデア、考え方ですので、こういう方法もあるよ、ああいう町ではこういうやり方もやってるよというのがたくさん事例はございます。置戸は置戸でいろんな資料を公開して、僕も置戸に行ったら貸し出し受けられます。町民アンケートも借りれます。総合計画も借りれます。したら、置戸の町民の方がどんなことを町に要望しているのかというのもすぐ分かります。そういう町民と行政が一体となったというんですか、連携したといいますか、そういう取り組みになるように、各課が連携しながら、あと地域の自治会なり実践会なり各種団体なり、時には個人だと思います。個人でも訓子府の素敵な絵を風景を描いている人もいますし、学校の先生も文化祭のときにいろいろな絵手紙みたいなのを発表してくれている方もいますし、そういうようなもの、ものなんですけども、あくまで個人のもの、団体のものなんですけれども、それを近代の、近代というのか現世のといったらいいのか、時代の中の貴重な文化財として位置付けて歴史資料の重要資料として、もし本人から町に寄贈なりがあったら、それをどう管理していけるのかいうことを考える。文書保存、個人団体の何て言うんですか、重要文化財保存条例みたいなのができれば、すごく未来が開けるのかなというふうに感じております。そして、次に、考え方、事例の2なんですけども、今コンピューターは第5世代ということでAI化、これが進んでおります。一つの事例ですけれども、青いリンゴと赤いリンゴのテストがあります。コンピューターに赤いリンゴと青いリンゴ、どちらがおいしいかという質問をしたら、コンピューターは最初は答えれませんでした。おいしいかおいしくないかという基準がないからです。でも、AIを研究している研究者が青いリンゴはまだ熟してないからまだ食べ頃じゃないよとか、赤いリンゴは熟しておいしそうでにおいもあるしという情報を入れてやってコンピューターがそれを解析することによって、その質問をしたら赤いリンゴを選ぶんです。そういう一つ一つの小さな実験、これの積み重ねで今のすごいAI技術が発達してきているということを考えて、それを僕ら一町民がどれだけ、要は、私の言いたいのはコミュニケーションの話です。一人がいろんな経験をした体験をした貴重な情報を得たとしても独占していたらできないわけですから、その文書として残さなければならない。それが自治会史なり地域史なり文化史なり文芸なりというものの資料になっていくということで、資料の大切さというのが事例の2として分かります。そして・・・
質問 9番 大野良弘
質問ですね、分かりました。そうしたら質問ということですので、そうしたらコミュニケーションの重要性ということで、自治会史なり、地域史なりをまとめる上で必要かどうか、そこら辺の視点でご意見をいただきたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
まず自治会資料に関わって、いろんなお話をいただいたところですけど、先ほど私が答弁したように行政としてどう重要かつ貴重なものかということで、その方針を示しながら教育委員会としてはその中でいろいろなものを収集して保存しているというのが現実だということで、大野議員のお話を聞いていると、個人の価値観がそれぞれ違いますので、それによって重要文書かどうかというのは私は違うんじゃないかって感じ取って、自治会にとっての資料は、それは地域にとって重要なものですし、そこに行政として必要なものは今までも資料を保存しているし、収集しているという状況だということですので、それ以上何かあるということであれば、おっしゃるような形でのことも必要になってくるようなことになると思います。そのような中でコミュニケーションの話もありましたけど、確かにいろいろな文献や資料貴重なものはさまざまあると思います。その中でどうコミュニケーションをとっていくかっていうところも今後に向けては必要ですので、それが町民にとって必要なものであれば、そういうことも含めた文書保存について行政としては考えていきたいというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
なかなかちょっとまだ不慣れで、2回目の質問ということで、なかなかうまくできなくて大変申し訳ありません。それでは、最後になりますけれども、事例の一つで、どこの市町村に行っても、いろいろな絵画なり文芸品なり、いろいろな美術品なりを公共施設に、訓子府の公民館もそうですけれども展示したりしております。それの重要性が僕は認識されているからだと思うんですよね。それで有名な人の作品はもちろんそうなんですけれども、僕が必要としているのは町民、町民の個人なり、各種団体なりの平素の活動記録。これの重要性にポイントを当てていただけないかなと思うところですが、そのためにはいろいろな角度からの検討なり、各種団体との会議なりする中で、これまでどおりの対応でいいのかとか考えていかなきゃならないと思いますけど、そこら辺で何か方向性なり考えるところがありますでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ちょっと確認を含めていいですか。今、自治会資料のことを言ってるのか、文化的な部分の活動の中の平素の活動のことを言っているのか、ちょっと確認したいんですが。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
そういう意味では、後世にそういういろんな活動をされていることを重要な部分だと思ってますし、今もそういう団体やサークル、さらには個人も含めた部分で教育委員会としては記録として残して後世に伝えるような部分もやっていますので、今後そのことが必要となれば充実していくような文書保存について努めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
それでは、あらためまして、僕は行政は行政の中での検討会、それと住民と触れ合う中での検討会が当然必要だと思いますし、そういう検討会を開催してほしいと思いますので、その考えについてお伺いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
今後そういうものを含めて自治会資料という部分も含めた中で必要であるのであれば、行政内部も含めて、自治会の方とも連携を図りながら、そういうところの協議の場を必要とあれば設けながら進めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
以上で終わります。