訓子府町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
救急出動要請の対応について
2023年9月12日、訓子府町議会の一般質問で、大野良弘議員が「救急出動要請の対応について」質問し、町長 伊田彰、総務課参与 髙橋誠が答弁しました。
- 質問者
- 大野良弘 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、総務課参与 髙橋誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大野良弘
9番、大野良弘でございます。少し緊張しておりますので、うまくしゃべれないと思いますけれども、どうぞご容赦いただきたいなと思います。まず、1点目の質問でございます。救急出動要請の対応についてということで、訓子府町民2人から同時刻に別々の場所への出動要請があった場合の対応などについて、現在の状況と課題をお伺いいたします。一つ目が、救急車が出動し一時不在となる場合における現在の対応状況と課題は。二つ目に、救急車が一時不在する場合、消防車で救急隊員が出動し、救急車が到着するまでの間に救命措置を行うことは想定されるのかどうか。そして3番目に、救急隊員がAEDを使用した件数の実績、町内の各事業所に配備されておりますAEDを町民が直接使用し救急活動を行った令和4年度の件数について教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 伊田彰
ただいま「救急出動要請の対応について」3点のお尋ねがありましたのでお答えいたします。1点目に「救急車が出動し、一時不在となる場合における現在の対応状況と課題は」とのお尋ねがありました。北見地区消防組合では、平成20年3月10日から北見消防署通信指令課に高機能消防指令装置を導入するとともに通信一元化を図り、北見市・置戸町・訓子府町の119番を一括受理、高速回線を通じ、各支署・出張所に出動指令が出されており、訓子府救急・置戸救急が同時出動している場合におきましても、この高機能消防指令装置により出動該当車両が自動的に選定され、北見救急または留辺蘂救急が訓子府町・置戸町へと出動する体制が構築されており、北見地区消防組合内の全ての救急事案に対応できるものと伺っております。2点目に「救急車一時不在等の場合、消防車で救急隊員が出動し、救急車到着までの間に救命措置を行うことは想定されるか」とのお尋ねがございました。そのときの勤務者数にもよりますが、6名以上で勤務している場合には、消防車と救急車の2台運用を行っておりますので、救急出動中の別事案につきましては、1点目のお尋ね同様に出動該当車両が自動的に選定されますので、消防車で救急現場に出動し、処置観察を行い、後着の救急隊に引き継いでいると伺っております。3点目に「救急隊員がAEDを使用した件数、町内各事業所に配備しているAEDの使用により町民が直接救急活動を行った令和4年度の件数は」とのお尋ねがございました。令和4年中の救急出動274件のうち、救急隊員がAEDパッドを装着した事案は20件、うち3件が電気ショックを行っております。また、令和4年中にAED設置事業所のAEDを実際に使用し、救急活動を行った件数は1件であり、関係者から傷病者を引き継ぎ、医療機関へ搬送をしております。以上、お尋ねがありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
質問 9番 大野良弘
それでは、少し細かい話になりますけれども、質問をさせていただきたいと思いますので、お答えできる範囲内で結構ですのでよろしくお願いいたします。まず、私がこの質問を今回させていただいたのには、若干、僕の勉強不足もあったせいもあり、救急車が1台しかない。その中で複数の同時の出動しちゃった場合に到着、希望する救急をすぐ来てほしいと思う人、遅れるんじゃないかという概念があったもんですから、心配になって質問させていただきましたが、今のお答えのとおり対応は十分、現実的に可能だし、消防車も配置、出動する中で対応して応急措置をするというふうなご回答いただきましたので、安心しているところでございます。救急車は歴史的にいけば1890年で東京で運用が始まって1923年の関東大震災で多くの負傷者ができたときに、救急車不足や交通の渋滞などによって、多くの方々が適切な治療を受けられなかったという悲劇を教訓にした法改正で救急車の整備を全国的に進めようということで今の体制にきた。それによって多くの方々が十何分、二十何分という間で電話をしてから到着してくれて病院まで運んでくれて命が助かる。そういう事例が多くある。それとAEDに関してもそんなに多くの事例はないようです。残念ながら北見の4年度の救急統計も見ましても、ほとんどが65歳以上の急病の方、これが67%を占めて、その次に多いのが一般負傷で13%ということで、AEDを利用する回数は北見市においてもそうそう多いわけではない。ただ、このAEDは心臓の再生、微細動の再生ですので、これを受けて助かった人も少なからず北見でも7名から10名ぐらい毎年いるということでいけば、このAEDの普及、そして一般市民の方々が、いざというときに近くにいるわけですから、救急車が到達するまでの間にそのAEDをどのように持ってきて、即対応できるのかというのがすごく課題になっているんだと思います。それで、今年の1月にたまたま広報を見たときに、北見で上級の救急救命講習会があるという。希望者は申し込んでくださいという記事を見ましたので、私も申し込んでみました。そのときはハイヤーの運転手でしたので、ハイヤーの運転手として、そういう上級の救急救命の講習がどういうものかということに興味がありましたので参加したのですが、そのときにほとんど日赤だとか、病院の関係者の看護婦さんなり、男性の方なりがいました。一緒にAEDの使用の仕方、いろいろな応援の求め方、そういうのを一緒に勉強できたわけですけれども、そこで得たことというのがすごく私のいろいろな意味合いで貴重な経験をさせてもらいました。やはり、看護婦さんやなんかは、毎日、毎日、患者さんのたびに、そして救急隊の方々は毎日、毎日、いつ来るか、そして現場に行って、現場の状況はいろんな場面がありますので、その場面に応じた対応をしなきゃならないということで相当苦労しているかと思うんですよね。精神的な苦労、いろいろあると思います。それに対して北見の消防組合が北見市、留辺蘂、置戸、常呂、そして訓子府と連合してやってるということについては、素晴らしいことだと思います。それで若干質問をさせていただきたいと思います。まずは、訓子府消防の出動件数は先ほどの答えで令和4年で274件ということでありましたが、これは訓子府町内における訓子府町民からの要請件数として理解していいか。それとも複数同時要請で北見市の住民の要請に対して北見に出動した、あと置戸に出動した、そういう件数が含まれるのか、それ以外に件数があるのか、そこら辺もし把握していれば教えていただきたいと思いますのでお願いします。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、議員の方から274件のうち、これは訓子府町内の出動かというようなお尋ねがありました。これにつきましては、北見、置戸に出動している分も含めた274件となってございます。
質問 9番 大野良弘
それでは、次に、AEDの関係で各事業所におきまして、AEDを設置している状況があると思いますけれども、どのような設置状況か把握していれば教えていただきたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、議員から各事業所における設置状況のお尋ねがありました。北見地区消防組合では、AED設置事業者数、組合内全体で255件ございまして、うち訓子府町内につきましては、公共施設をはじめ、13事業所に設置している状況となってございます。
質問 9番 大野良弘
それでは、そのAEDを各事業所さんが主体的に設置を決めて置いていると思うんですけれども、そのAEDを備品になりますけれども、本体を購入するときの助成なり、その他、消耗品もあると思うんですが、そこら辺の制度で支援するものはございますでしょうか。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、AEDの購入等にかかる支援制度、ご質問がございました。支援制度でございますが、AED本体に、購入にかかる支援制度はございませんけども、北見地区消防組合では、平成26年9月9日からAEDの使用協力登録制度が施行されてございます。この制度は、一般町民が事業所に設置してあるAEDを活用と応急手当に対してご協力いただける事業所を認定し、標示表を交付しているほか、事業所のAEDを使用した際のAEDパッドの購入費の助成を行っているところでございます。なお、訓子府町内のAED設置13事業所につきましては、全て認定済みとなってございます。
質問 9番 大野良弘
それでは、続きまして、事故現場、あと救急出動の現場、いろいろな対応が必要だということで、いろいろな想定をしなきゃならないと思うんですけれども、それらの訓練だとか対応のマニュアル的なものが消防組合にあるのかどうかを教えていただきたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、議員から要請があった場合、想定した対応のマニュアルや訓練とかあるかというようなお尋ねがございました。訓子府町では、複数傷病者が発生する事案としては、交通事故がもっとも多く、そういう場合につきましては119番を受理した際に複数の傷病者がいる、いるかもしれないという情報があれば、先ほど町長の答弁同様に複数台の救急車が同時に指令を出して対応しているところでございます。また、10名以上の傷病者が発生する災害現場につきましては、先着隊が処置するのではなく、処置の緊急性や症状の重症度から優先順位を決めるトリアージということを実施しております。また、一つとして同じ災害現場はございませんので、毎当務ま い と う むでの訓練や救急のワークステーションでの研修等でさまざまな訓練を想定したシミュレーション訓練を重ねているほか、北見地区消防組合警防活動要綱に基づき、傷病者の処置、観察にあたっているところでございます。
質問 9番 大野良弘
具体的な事例ありがとうございます。それでもう少しちょっと踏み込んで具体的な事例でお聞きしたいんですが、例えば、バス事故が留辺蘂でありました。そしてちょっと複数、傷病者が出ていますとなった場合、当然、救急車で運ばなければならない骨折のある方とか、出血の激しい方。これは当然、救急車で運ばなきゃならないと思うんですけど、軽い打撲だとか、軽い傷だとか、特に救急車に乗らなくてもいいような方、でも、病院には1回診察を受けなければならない方がいた場合、複数いた場合、これは誰がどのような対応をするのか。バス事故ですから、当然、バスの会社が臨時便なりを出して、お客さんを目的地まで運ばなきゃならないから、その後、病院に行ってくださいというような流れになるのかなと勝手に想像してますけども、具体的な事例がありましたら教えていただきたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、複数傷病者、バスが事故したという想定のご質問がありましたけれども、そういった大規模な事案というのがちょっとございませんで、先ほど回答いたしましたトリアージということで、黒・赤・黄色・緑ということで、軽症の方につきましては、緑のタグがつきます。そういった方につきましては、自己受診という形でお願いしているところでございます。
質問 9番 大野良弘
それでは続きまして、インターネットでも調べられるんですけれども、救急統計、北見地区消防組合の令和4年度の救急統計というのがネットでPDFファイルでとれます。これを調べましたところ、訓子府は1台ですよね救急車。置戸も1台、そして北見市は、私、たくさんあるんだと思っていたんですけど、実は少なくて、北見あれだけ広いのに4台なんですよね。端野が1台。常呂が2台、留辺蘂が2台ということで、訓子府は274件でしたけども、北見の総合計、留辺蘂、常呂も含めたら6,332件も救急搬送しているという実態を考えたときに、相対的にもっと北見市内に救急車があったらいいんじゃないかなとは思うんですけども、これは北見地区消防組合が議会もありますし、検討すべきことだと思いますので、今は質問しませんけれども、相当頑張って活動してくれている。努力してくれているというのがこの統計で分かります。そして、私、AEDのことが僕はもっとも一般市民が協力する上で大事だなと認識だったんですけれども、実はこの統計を見ましたら、一番大事なのは、まず現場から人を安全な場所に移動させる。そして出血してたら止血措置をすぐとる。そして心臓がとまっていたら、胸部圧迫で人工蘇生をする。これがほとんどなんですよね。AEDはほんのわずかなんです。ということは、各事業所にAEDの設置を要請してるわけではないと思うんですけれども、もし各事業所に止血対応できる包帯なり三角巾なり消毒薬なり、そういうものをもし常備していたとしたら、自分の会社の従業員がけがしたとき、事故があったとき、けがしたときですね。交通事故があって出動したとき、事業所の近くで交通事故があって、どうしたどうしたっていったときに、まずは包帯があることによって相当その人の人命を助けることができるというふうに理解できますので、今後の参考ということで、包帯の救急用品といったらいいですかね、救急用品の備蓄なり配置というのを各事業所に協力をお願いするということが消防の役割かどうか分からないんですけど、そこら辺もし何かお考えがあれば、教えていただきたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
髙橋参与、ちょっとそこはという顔されましたから、私の方から回答したいと思います。そういった意味では、消防としてではなくて、事業所として、そういった部分、特に町にも実態といったらちょっとさまざまな薬も含めてございますので、ちょっと調べたことはございませんけども、一定レベルのそういったもの、用品的なものは、事業所としてはあるのかなというふうには認識しております。
質問 9番 大野良弘
何せ町民の方々がいざ事故に遭った、けがをした、そういうときにみんなで助けれる体制。それをいろいろな角度から研究調査していただければありがたいと思いますので、1点目の質問については終わりたいと思います。