みんなの議会

訓子府町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日

消防署救急車業務の出動態勢の改善について

2023年3月14日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「消防署救急車業務の出動態勢の改善について」質問し、町長 菊池一春、総務課長 硯見康之が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
町長 菊池一春、総務課長 硯見康之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 余湖龍三

二問目に入りたいと思います。二問目につきましては、消防署救急車業務の出動態勢の改善について、お伺いいたします。町民の生命・財産を守る消防業務の中で、火災による消火活動と並んで重要な救急救命のための救急車の活動は、年々その出動回数が増加し続けています。昨年、東京都では過酷な救急業務のため救急車が居眠り運転を起こし負傷者の出る事故がありました。本町においては、現在までそのような事案は報告されていませんが、昨今の救急出動の増加を見るとそのような事態になる恐れはないのか心配です。お尋ねいたします。一つ、現在の救急車の出動態勢はどのようになっていますか。二つ、現状の出動態勢ならびに業務状況での課題は。三つ、今後の出動態勢の改善の考えは。よろしくお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「消防署救急車業務の出動態勢の改善について」3点のお尋ねがありましたので、お答えいたします。1点目の「現状の救急車の出動態勢は」と2点目の「現状の出動態勢ならびに現状の勤務状況の課題は」には関連性がありますので、合わせてお答えいたします。現在、北見地区消防組合訓子府支署の職員定数は15名で、勤務体制としては、管理職2名と係長職1名で構成する毎日勤務者が3名、その他の12名を交代勤務者として2班に分け、1班6名のうち4名が当直勤務に就く変則2部制勤務体制とされております。平日の勤務は、毎日勤務者3名と交代勤務者4名の原則7名体制で出動等に対応しておりますが、土日祝祭日や毎日勤務者の退庁後は交代勤務者4名で勤務し、出動等に対応しております。救急車の出動に際しましては、平日日中では、基本3名で出勤し、残りの職員は他の災害等があった場合の対応として待機、平日夜間や土日祝祭日については、4名全員での救急出動としております。課題としては、大規模化・複雑多様化する各種災害に迅速に対応し、効果的な消防活動を遂行するためには、常時、消防車と救急車が同時に出動できる警防体制の構築が望ましいとされておりますが、現状、土日・祝祭日、夜間での体制構築は非常に困難であること。また、昨今は特に新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から、全国各地において医療提供体制による搬送困難事例が多く報告されており、訓子府支署でも同様の事例から、救急隊員の疲弊が懸念されております。3点目に「今後の出動体制の改善の考えは」とのお尋ねがございました。消防職員の勤務や出動体制の決定については、北見地区消防組合の権能であり、法令上、町は体制改善の権限は有しておりませんので考え等はお示しできませんが、令和5年2月24日開会の第1回北見地区消防組合議会において、北見地区消防組合職員等定数条例の一部改正が議決され、訓子府支署の職員定数が15名から17名に増やされたところでございます。現在、令和5年4月1日付けで救急救命士資格取得見込み者1名の採用内定がされているところであり、体制を充実させ、全体的な隔日勤務体制を図ってまいりたいとのお話を聞いております。以上、お尋ねのありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 1番 余湖龍三

お答えの中にもありましたように、本当に今の町民にとって災害時に出動していただく火災ならびに救急についての消防署の働きというのは非常に大事です。出動回数の今、報告がございませんでしたけども、火事については、そんなに増えてはいませんが、救急の出動については、前年比でかなりの数が増えてます。昨年度は二百七、八十件の出動があったんじゃないかと思います。これについては、1日多い時でも訓子府の中で大体4件ぐらいの出動、多い時で4件ぐらいがあるのかなと思っていますけども、全国的に見ますと東京の事例を先ほど出しましたが、東京あたりはもっともっとの数があるんで、非常に過酷ですけども、やはり訓子府町の職員にとっても4件の救急があれば、かなりの過酷さがあるんじゃないかと思います。ましてや、4名が当直につくんですけども、この4名については、計測すると十七、八時間の勤務になるんじゃないかと思います。こういう中で、もしか普通みたいに1件、2件の救急があるとか、ないときはいいんですけども、やはりこれから今後については、もっともっと救急の数というのは増えていくんじゃないかと思いますので、その中で救急出動が増えるとやはり町長も懸念しているとおりの今後、そういう体制の中で事故があるとか、何か不都合があるんじゃないかということを感じるところでございます。今後の、どうなんでしょうかね、去年はかなり増えてたんですけども、今後の救急の出動についての見込みというのはどのように考えていますか。

答弁 総務課長 硯見康之

今後の救急の見込みのご質問だったかと思います。昨年、訓子府支署で救急に出たのが215件、令和3年ですね215件。令和4年が救急が274件と。これは支署に確認しましたところ、主にコロナの関係で増えているというような状況だということですので、今後につきましても、コロナの状況がひどくなれば、またさらに増える可能性はあるけれども、今の状況であれば落ち着いていくんではないかというような感じで捉えているとこでございます。

質問 1番 余湖龍三

コロナだからそんだけ増えたのか、もちろんそれは非常にあるんじゃないかと思いますけども、ただ、人口の構成上、今後、高齢者がたくさん増えてきますし、そういう意味での出動回数の増というのは見込まなければいけないんじゃないかと思います。これはコロナだけの話じゃなくて、やはり町民全体の病気の関係での出動というのは、きっと増えていくんだと思います。その中で現在4名が当直で頑張っているんですけども、4名では当然救急に3人乗って、そのときに火事があれば、それに出る人がいないので、北見地区消防でよそから敏速に来るというのが現実的にはあるのが確かです。ただ、救急につきましても基本的には3名乗車ということですけども、もう今は4名乗らなければいろんな仕事が救急車の中ではできないというのも現状として今までの実績として残っていますので、やはり救急車についても今後4名の乗車というのが普通になってくるんじゃないのかなというふうに私は考えていますけども、やはりそんな中で考えますと、やはり町の人口が多少減っていくんでしょうけども、高齢者の割合もだんだん増えていく。そういう意味で救急車の出動が増えていく。そうなったときに、やはり署員の体制というものに関しては、今後もっと考えていかなければいけないんじゃないかと思うんですよね、ましてや当直が、これは全体の人数の関係で現在は15名の定員の中で管理職が二人いますので、宿直は12名で回るというような形になっていると思うんですけども、これはやはりこの段階でまずやはり署員が増えなければ、これをもっと自由に回していくことはできないんじゃないかなということを考えますけども、訓子府町は今年度15名の定員が17名になったという今ご報告もありましたけども、これについては17名でもやはり回すには足りないんじゃないのかな。私としてはやはり最低20名の署員じゃなければ、3交代制をとらなければ、やはり過労の、働き過ぎと言いますか時間的な制約が少ない時間の中で3交代にすることによって、仕事の効率というのは上がって、いろんな事故的なものが少なくなるんじゃないのかなということも考えますので、最終的には訓子府であっても最低20名の体制の中の消防支署というのはあった方がいいんじゃないかなと思っています。そんな中で今年度2名定員が増えるということで、今後の採用については、どのようにお考えなんでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今20名の提案がございました。議員は消防議員も務めておられましたんでよく分かっていると思います。一つは人的な配置はトータルとして北見地区消防組合としての考え方を持っています。この2名が増えた。あるいは14名が15名になったときもそうですけども、北見の消防組合の監査委員の方から指摘があって、基本的な考え方に基づく定数を増やしていくべきではないのかと。北見はかなりその辺に近づけて人員体制をして、うちと置戸町は14名を15名にしたという経緯がございます。しかし、うちは消防庁舎が新しくなるということと女性消防職員を増やすということも含め、さらには、もうちょっと幅を持たした方がいいんではないのかということで17名に今回させていただきました。消防議会でも議決をいただいた。しかし置戸は15名のままだということでございます。全体的なバランス、それから訓子府の救急に事あるときには、何かあったときには置戸から、あるいは北見の方から回ってくるということもございますんで、それらも含めて人的な配置を北見地区消防組合、一部事務組合としてどう判断するかということがこれから当然出てまいりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

組合消防ですので、救急にしろ火事にしろ訓子府が手薄のときにはよそから回ってくる。置戸から留辺蘂から北見の西でしたっけ南でしたっけ、そこら辺から回ってくるというのはもう今までやっていることなんですけども、その代わり訓子府の救急についても北見ですとか置戸ですか、そういう中で協力体制の中で、よそに出てる場面もたくさんあります。これはトータルすると大体同じくらいの数が行ったり来たりしているんですけども、それは現状としてあります。ただですね、今、町長おっしゃったように組合が定員を決めるんだと。それは非常に形的にはそうなっているのはよく分かっております。やはり、しかしですね、やはり訓子府町の現状としまして、いくら組合といいましても、その町の現状というものを把握した中で人数については提案していかなければいけないと。やはりそれは当然、組合の中の一つの町ですので、それは当然できることじゃないかと思います。ですから、今回の17名の2名増というのも訓子府の消防署がきちんとしたものができて、女性消防職員の登用というものを考えて、その中でそれが2名分の、確か2名分の女性専用室があるんじゃなかったかと思いますけども、その関係で2名増やしていただいたのかなということは考えております。それは現実的にそうだと思います。それじゃお聞きします。今、来年度については1名の女性消防職員の採用を考えていらっしゃるんですよね、いかがですか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

4月1日で女性消防職員、1次試験と言いましょうか、訓子府での試験は合格していますけども、救急救命士の試験の発表が間もなくあると思うんですけど、もし、これに合格しなかったら採用できません。条件としては、救急救命士の資格を取るということになっていますんで、順調にいきましたら4月1日から女性消防職員が入ってくるということになります。

質問 1番 余湖龍三

救命士受かってほしいなと私も非常に思っております。今ここで1人駄目になっちゃいますとね、また次の採用はいつになるか分かりませんけども、せっかく定員が増えたんですから、ぜひとも採用していただきたい。しかも女性ですので、女性の登用というのは全国的にも進められてますけども、本当に現実的には女性の職員の数というのは、本当にまだまだ全国的な規模には、いってませんので、ぜひとも訓子府は率先して、その中で入れていただきたいと思いますし、もしか、その方が受かって今年度採用されますと、来年度はもう1人女性を採用するという考えは今のところあるんでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

15名を17名にしたというのは、1名だけの女性職員でいいかどうかという議論ありますから、状況を把握しながらですね、早い時期にもう1名追加するという状況になってくるんじゃないかと。ただ、全体的には、北見地区消防組合でも女性というのは北見に片寄っていますから、今回、公募しましたけども、応募者が出たの1名だけなんです。非常に難しい問題ありますけれども、できれば、そういう形で採用を広めていきたいというふうに思っています。それから、救急の男女比というの私ちょっと今、把握してませんけど、大体トータルでみると1年間に250名の町民の方が救急車で搬送されます。やっぱり女性特有の救急業務というのは私はあると思いますので、男の職員が救急体制の中でも女性がやっぱりそこに参加することによって、気が付かないことやいろんなことでまたプラスになる面が出てくると思いますでの、議員が今、提案のとおり1名が2名にしないのかということですけど、これは令和5年度の状況を見ながら判断していきたいというふうに考えています。

質問 1番 余湖龍三

せっかく定員が増えました。女性も登用します。1名じゃなくて、すぐさまでも2名にしていただきたい。これは男社会の中で女の方が専用の部屋があって、併用の施設があるにしろ、やはり1名では、なかなか難しい場面があると思います。やはり今、町長がおっしゃいましたように女性が必要とされる救急場面というのもたくさんあると思います。私もこの間、近い人が救急車に乗りまして、それで北見の消防署の救急車のお世話になったんですけども、そのときは女性が来ました1人、3名の中の1名が女性が来まして、私と一緒にいったのも女性だったんで、その面については、やはり安心した中で救急活動をしてもらえるということは非常に大事なことだと思いますので、よそがない中でも訓子府が率先した中で女性2名の採用をもって常時、常時とは言いませんけども救急車にも女性が乗っていただいて、そういう形をとれるということは非常に大事なことだと思いますので、ぜひとも次の町長に引き継いでもらって、2人目の採用も早い時期に考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。それで、基本的に先ほどの話に戻るんですけども、いくら組合が定員を考えるんだと言っても、今までの私も消防議員、長くやっていまして、いろいろな流れの中で分かりますけども、もちろん北見の監査の方が物申したから増えたとか、そういうことじゃ現実的にはないんじゃないかと思います。やはり訓子府町の必要な人員というのは訓子府町が求めて組合を動かす。それがやはり理想じゃないかと思います。そのためには各町から消防議員も上がっていますので、そこら辺を利用した中で、やはりそういう必要性をきちんとした中で訴えていくべきだと思うんです。これは消防団員についても同じですし、消防署員についても同じだと思います。やはり地元の考えが優先されるべきだと思いますので、そこら辺の取り組みについて、考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員ご存じだと思いますけれども、全国の消防団員というの減少傾向にあります。なかなか入ってこれない。訓子府も例外ではありませんでした。それは例えば小売り商業にしてみても従業員をとっている職場というのはほとんどありません。ですから、比較的大きな企業の協力をいただいて入ってもらっているという状況があります。もう1点は、農業の後継者もなかなか入っていないという状況でありました。これは前団長からの要請もございまして、私は消防団員の中に役場職員を入れると。これは非常に効果を発揮して若い職員は基本的には30歳までは消防団に入って地域の交流や安心安全の実践的な経験を積んでほしいということで決断しました。私は大変良かったんではないかなと思います。さらにまた女性消防団員が大変増えてきております。これも総務省から総務大臣から直接、訓子府町の消防団の活性化についての表彰を受けたばかりでございますので、これらも見極めながら消防団の必要性な体制をとっていかなきゃならないと思いますけども、やっぱり一部事務組合ということがありますので、組合議会の中でも議論をしていただきたいというふうに思います。もう1点、改革になるかどうかは分かりませんけども、うちの町は消防の支署長が議会に出ていません。これはやっぱり説得力が、総務課長は力ありますから、きちんと答えておりますけども、置戸は消防支署長が出ているようです。これらも含めて、条例改正も含めてですね、消防職員にも町民の代表たる議員の意見を聞いてもらう。こういったことも含めてですね、次期町長には改革を要請してまいりたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

訓子府支署以外に支署長が出ないという話は私もかなり前にそういうお話をさせていただいたことがあります。ぜひとも本当に出ていただきたいなと思っています。まず支署長については、ぜひともそういう規約の改正を次期町長にお願いして、支署長もここに並んでいただく場所たくさん空いていますから、ぜひそうしていただきたいなと思います。それで、やはり消防団については、確かに訓子府も一時よりは減っていますし、女性消防団増えても、それぞれの立場、役割というのはありますから、なかなかそれが一朝有事の際に全てその数がそれに生かされるかということになると、なかなか難しいと思います。やはり私は署員の力だと思います。やはり訓子府町にとって必要な人数の署員の確保というのは、今後の課題だと思います。これは組合を動かすべき、消防組合を動かした中で定員の増というのは図れることだと思いますので、ぜひとも行政として、定員の増を考えていただいて、消防職員がもっともっと、町民の一朝有事の際に職員が十分に働ける体制をとっていただきたいと思いますので、これについては、ぜひとも今後の課題として、町長の引き継ぎもお願いしたいですし、担当の副町長なり総務課長がそこら辺のとこをぜひともつかんでいただきたいと思いますので、最後に町長、そのことについて一言お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

昨年の9月から新しい消防庁舎が完成しました。そして、それから以降も火事も発生し救急車も出ています。職員体制も含めて1名の増を増員をしていかなきゃならないと思います。令和6年度には、私は今、道庁や農協関係の方にも政治的な働きかけをしながら、消防の救急車の更新を令和6年度にやりたいというふうに考えています。ですから、施設と自動車を含めた備品の拡充、そして人的な拡充をトータルのものとして確保することが住民の安心安全、とりわけ消防の住民の命を守るという使命からしても当然のことだと考えていますので、きっちり次の方に引き継いでまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

ぜひとも最後の大仕事だと思って引き継いでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上で私の質問を終わらせていただきます。

出典:訓子府町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる